JP2000281207A - 物品処理装置 - Google Patents

物品処理装置

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JP2000281207A
JP2000281207A JP11089893A JP8989399A JP2000281207A JP 2000281207 A JP2000281207 A JP 2000281207A JP 11089893 A JP11089893 A JP 11089893A JP 8989399 A JP8989399 A JP 8989399A JP 2000281207 A JP2000281207 A JP 2000281207A
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JP
Japan
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conveyor
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articles
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Application number
JP11089893A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ikedo
満 池戸
Yoshihiro Shirakawa
義広 白川
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送物処理装置において、コンベヤから低位
の配送物受部に配送物を安定的に移載すること。 【解決手段】 配送物処理装置10において、コンベヤ
11の搬送方向に間隔をおく複数位置のそれぞれに送り
板20を設け、配送物1の下面1Aを送り板20によっ
て担持しながら該配送物1を下降させるとともに、送り
板20が配送物1の下面1Aから抜け出て該配送物1を
配送物受部12に移載可能とするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品処理装置に関
し、特に封書等の郵便物や宅配物等の配送物に用いて好
適な物品処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示す如く、スタックされた
配送物1をコンベヤ2により搬送するとともに、コンベ
ヤ2の出側で該コンベヤ2の搬送面レベルより低位の配
送物受部3に落下して移載することにより、配送物を連
続的に供給するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、配送物1をコンベヤ2の出側で自由落下させる
ものであるため、配送物1の落下姿勢に乱れを生じ、配
送物受部3において整然とした移載姿勢を形成できな
い。
【0004】本発明の課題は、物品処理装置において、
コンベヤから低位の受部に物品を安定的に移載すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、物品をコンベヤにより搬送するとともに、コンベヤ
の出側で該コンベヤの搬送面レベルより低位の受部に移
載する物品処理装置において、コンベヤに送り板を設
け、該送り板が該コンベヤの出側で該コンベヤの上の物
品の搬送方向前方側の面を担持しながら該物品を下降さ
せるとともに、該物品の搬送方向前方側の面から抜け出
て該物品を受部に移載可能としてなるようにしたもので
ある。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記送り板が、コンベヤに連
結ピンにより結合されるとともに、コンベヤに沿って延
在されているカムにガイドされるカムフォロアを備え、
カムのガイドにより連結ピンを中心として回動されて姿
勢制御可能とされ、前記物品の搬送方向前方側の面から
抜け出るタイミングでの姿勢を略水平状態とするように
したものである。
【0007】
【作用】請求項1の本発明によれば下記の作用があ
る。 コンベヤの出側で、より低位の受部に移載される物品
は、コンベヤが備える送り板にその搬送方向前方側の面
(受部に移載されるときには下面になる面)を担持され
て下降せしめられるものとなり、自由落下せしめられる
ことがない。そして、送り板は、物品を受部に移載する
ときに、その下面から初めて抜け出るものであり、物品
をコンベヤの搬送面から受部に対し安定的に移載して供
給する。これにより、物品は受部において整然とした移
載姿勢を形成できる。
【0008】請求項2の本発明によれば下記の作用が
ある。 送り板が、コンベヤに連結ピンにより結合されるとと
もに、コンベヤに沿って延在されているカムにガイドさ
れるカムフォロアを備えるものとし、物品の下面から抜
け出るタイミングで略水平をなすようにした。従って、
送り板は物品を略水平に担持した状態で、物品の下面か
ら抜け出ることにより、この物品をその下の受部により
安定的に移載して供給できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は配送物処理装置を示す模式
図、図2は図1の要部拡大図である。
【0010】配送物処理装置10は、図1に示す如く、
スタックされた配送物1をコンベヤ11の搬送面11A
に載せて搬送するとともに、コンベヤ11の出側で該コ
ンベヤ11の搬送面11Aのレベルより低位の配送物受
部12に移載することにより、配送物1を配送物受部1
2に対して連続的に供給するものである。配送物受部1
2としては、間欠駆動のコンベヤを用いることができる
が、これはリフト等であっても良い。
【0011】このとき、配送物処理装置10は、コンベ
ヤ11の搬送方向に間隔を置く複数位置のそれぞれに送
り板20を設け、送り板20がコンベヤ11の出側周回
部で該コンベヤ11の上の配送物1の搬送方向前方側の
面1A(配送物受部12に移載されるときには下面にな
る面)を担持しながら配送物1を下降させることを可能
としている(図1(A))。そして、送り板20は、配
送物1の下降端側で、配送物1の上述の下面1Aから横
方向に抜け出て、配送物1を配送物受部12に静かに移
載可能とする(図1(A)、(B))。
【0012】送り板20が配送物1の上述の下面1Aか
ら抜け出るタイミングは、配送物1の下面1Aの一部
(もしくは送り板20の裏面の一部)が配送物受部12
に接触する前後のいずれでも良い。但し、配送物1の下
面1Aが未だ配送物受部12に接触していないタイミン
グで、送り板20を配送物1の下面1Aから抜き出すと
きには、この送り板20に乗って随伴してくる配送物1
の側面を、コンベヤ11と配送物受部12との間に立て
たフォーク13等により支えとどめる。
【0013】そして、送り板20は、図2に示す如く、
L字状をなし、コンベヤ11の駆動チェーン11Bに連
結ピン21により結合されるとともに、コンベヤ11の
出側周回部に沿って延在されているカム溝14にガイド
されるカムフォロア22を備え、カム溝14のガイドに
より連結ピン21を中心として回動されて姿勢制御可能
とされ、配送物1の下面1Aから抜け出るタイミングで
の姿勢を略水平(水平もしくは緩傾斜)状態とする。
【0014】尚、配送物処理装置10は、コンベヤ11
の出側周回部の前後の水平進入部と水平退出部のそれぞ
れに沿う位置に、カム板15、16のそれぞれを延在し
てある。送り板20は、コンベヤ11の水平方向進入部
ではカム板15にそのカムフォロア22をガイドされて
起立状態を付与され、スタックされた配送物1を起立状
態で搬送可能とする。また、送り板20は、コンベヤ1
1の水平退出部ではカム板16にそのカムフォロア22
をガイドされて水平(もしくは緩傾斜)状態を付与さ
れ、該送り板20が周辺機器に干渉しない移動スペース
を可及的に減縮して設備のコンパクト化を図っている。
【0015】従って、配送物処理装置10は以下の如く
動作する。 (1) 配送物1は、コンベヤ11の水平進入部で、起立状
態にある送り板20に支えられて搬送されてくる。
【0016】(2) 配送物1は、コンベヤ11の出側周回
部で、前方側の面(配送物受部12への移載時には下面
となる面)1Aをコンベヤ11の送り板20に担持され
ながら下降する。
【0017】(3) 配送物1は、上述(2) の下降端側で、
コンベヤ11の送り板20が下面1Aから横方向に抜け
出ることにより、配送物受部12に静かに移載される。
【0018】(4) 配送物受部12は、配送物1の移載を
センサ(不図示)によって検知する等により間欠駆動さ
れ、該配送物1を下工程へと排出する。
【0019】(5) コンベヤ11の送り板20は、コンベ
ヤ11の水平退出部で、水平状態を付与されて新たな配
送物1の搬入側に返るように循環移動する。
【0020】本実施形態によれば以下の作用がある。 コンベヤ11の出側で、より低位の配送物受部12に
移載される配送物1は、コンベヤ11が備える送り板2
0にその搬送方向前方側の面(配送物受部12に移載さ
れるときには下面1Aになる面)を担持されて下降せし
められるものとなり、自由落下せしめられることがな
い。そして、送り板20は、配送物1を配送物受部12
に移載するときに、その下面1Aから初めて抜け出るも
のであり、配送物1をコンベヤ11の搬送面11Aから
配送物受部12に対し安定的に移載して供給する。これ
により、配送物1は配送物受部12において整然とした
移載姿勢を形成できる。
【0021】送り板20が、コンベヤ11に連結ピン
21により結合されるとともに、コンベヤ11に沿って
延在されているカム溝14にガイドされるカムフォロア
22を備えるものとし、配送物1の下面1Aから抜け出
るタイミングで略水平をなすようにした。従って、送り
板20は配送物1を略水平に担持した状態で、配送物1
の下面1Aから抜け出ることにより、この配送物1をそ
の下の配送物受部12により安定的に移載して供給でき
る。
【0022】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、適用される物品は配送物ばかりでなく、コン
ベヤ等にて搬送可能な、例えばカセットケースなどでも
良く、また本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、物品処理
装置において、コンベヤから低位の受部に物品を安定的
に移載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は配送物処理装置を示す模式図である。
【図2】図2は図1の要部拡大図である。
【図3】図3は従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 配送物 10 配送物処理装置 11 コンベヤ 11A 搬送面 12 配送物受部 14 カム溝(カム) 20 送り板 21 連結ピン 22 カムフォロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F034 FA05 FB07 FC07 FC09 QA05 QB02 QB05 QB07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品をコンベヤにより搬送するととも
    に、コンベヤの出側で該コンベヤの搬送面レベルより低
    位の受部に移載する物品処理装置において、 コンベヤに送り板を設け、該送り板が該コンベヤの出側
    で該コンベヤの上の物品の搬送方向前方側の面を担持し
    ながら該物品を下降させるとともに、該物品の搬送方向
    前方側の面から抜け出て該物品を受部に移載可能として
    なることを特徴とする物品処理装置。
  2. 【請求項2】 前記送り板が、コンベヤに連結ピンによ
    り結合されるとともに、コンベヤに沿って延在されてい
    るカムにガイドされるカムフォロアを備え、カムのガイ
    ドにより連結ピンを中心として回動されて姿勢制御可能
    とされ、前記物品の搬送方向前方側の面から抜け出るタ
    イミングでの姿勢を略水平状態とする請求項1記載の物
    品処理装置。
JP11089893A 1999-03-30 1999-03-30 物品処理装置 Withdrawn JP2000281207A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225099A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Seibu Electric & Mach Co Ltd 容器の段積み装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225099A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Seibu Electric & Mach Co Ltd 容器の段積み装置
JP4540498B2 (ja) * 2005-02-17 2010-09-08 西部電機株式会社 容器の段積み装置

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