JP4540498B2 - 容器の段積み装置 - Google Patents

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本発明は、搬送コンベヤで搬送される複数の容器を1個ずつ定位置で掛止して上方へ段積みする容器の段積み装置に関する。
従来、バケットの左右の把手に係合自在となり且つ所定方向に開閉自在な一対のハンガアームと、このハンガアームを上下動させるアーム昇降手段と、ハンガアームが所定の高さ位置まで降下したタイミングでハンガアームを開かせるローラ機構と、このローラ機構によるハンガアームの開閉高さ位置を変えるローラタイミング変更手段を備えたバケットの払出し装置がある(特許文献1参照)。
この装置は逆の手順で作動させることで容器を上方へ押し上げて段積みする段積み装置としても使用できる。しかし、この装置ではハンガアームの掛止具が上下に往復動作して段積みするから、ハンガアームが降下する際は段積み作業が中断され、段積みの速度が遅く処理能力が低いという問題があった。
これに対し、コンベヤを挟んで対向させた回動自在のローラチェーンに物品を押し上げるリフティングフックを複数取り付け、同フックで押し上げられた物品を所定高さで下側から支える保持掛止具を出没自在に設け、同保持掛止具に物品を保持させた後、リフティングフックを物品から退避移動させるとともに次の物品の押し上げ位置に復帰移動させることで、物品を連続的に段積みできるようにした積み重ね装置が提案されている(特許文献2参照)。
しかし、この装置は保持掛止具の突出に板バネの反力を用いているから、長期に渡って使用すると板バネのヘタリにより反力が低下して保持掛止具の突出ができなくなることがあった。また、物品が保持掛止具に接触することで保持掛止具を退避させるから、保持掛止具で物品を傷つける恐れがあった。さらに、物品通過後の保持掛止具の戻りで衝撃音が発生し、騒音の問題もあった。
特開平11−59907号公報 特開平11−278668号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、容器を連続的且つ高速に段積みできる低騒音で耐久性に優れる容器の段積み装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 搬送コンベヤで搬送される複数の容器を1個ずつ定位置で掛止して持ち上げ、上方の支持部材で支持された容器を下から押し上げて容器を下方から追加して段数を増やして支持部材でその段積みされた容器を支持する、容器の段積み装置であって、
垂直方向に送る無端チェーン又は無端索体を搬送コンベヤに沿って所定間隔おいて前後一対設け、同前後一対の無端チェーン又は無端索体を搬送コンベヤを挟んで対向させて左右一組設け、左右それぞれの前後一対の無端チェーン又は無端索体間に容器の側部を掛止する掛止部材を容器高さの寸法より長い間隔で複数架設し、容器側に位置する対向する左右の掛止部材が同じ高さで且つ前後方向に傾かないように前後左右の無端チェーン又は無端索体を同期させて回動させる駆動手段を設け、掛止部材が容器側を移動する途中でその掛止部材で搬送コンベヤ上の容器を持ち上げる位置又はその下方位置から掛止部材で持ち上げられた容器が支持部材で支持された段積みされた容器の最下段位置より高くなる位置までの区間において左右の掛止部材の掛止部を容器側に長く突出させて容器の両側部を突き出した左右の掛止部材の掛止部で掛止して容器を持ち上げられるようにする掛止部突出手段を設け、段積みされた容器の最下段を支持する支持部材を垂直方向に移動する掛止部材と当たらない位置に配置するとともに容器方向に進退可能に設け、上記区間上端の手前で掛止部材で掛止されて持ち上げられている容器が支持部材で支持された容器の最下段を押し上げて容器を一段追加して段積み容器を持ち上げた時点で支持部材を容器側とは反対側へ一時後退しその後容器を持ち上げている掛止部材が前記区間の上端まで移動すると支持部材を支持位置まで前進させるように支持部材を制御する支持部材制御手段を設け、又掛止部材が上記区間の上端に移動した後から無端チェーン又は無端索体の上方向送りとともに掛止部材の掛止部を容器側とは反対側へ後退させながら一時的に下方まで下降させた後に上方向に移動させて掛止部で持ち上げられた段積みされた容器を前進した支持部材に受け渡すように掛止部材の掛止部を移動させる掛止部受渡し可動手段を設け、しかも掛止部材は、前後一対の無端チェーン又は無端索体それぞれに容器の高さの寸法より長い間隔で複数の枢支具をその中間で枢支するように取り付け、前後の対向する枢支具の容器側端部に前後方向へ伸びる掛止部となる掛止受材を架設し、容器側とは反対側の枢支具の端部にガイドローラを回転自在に設け、枢支具の枢支軸にローラを取付ける構造とし、前記ガイドローラを嵌入させた無端のガイドレールを無端チェーン又は無端索体に沿ってその内側に設け、前記ローラを嵌入させるローラガイドを無端チェーン又は無端索体の容器側に設けて掛止部材が掛止した容器の横振れを止めるようにし、又ロ−ラとロ−ラガイドとガイドロ−ラとガイドレ−ルで掛止部の姿勢を規制して容器を掛止できるようにし、掛止部突出手段は、前記掛止部材が容器側を移動する途中でその掛止部を容器側に長く突出させる区間でないガイドレール部分においては、ガイドレールと無端チェーン又は無端索体とを所定間隔離して掛止受材を容器側に突出させずに内側に後退させた状態を維持するように枢支具の姿勢を規制するとともに、掛止部を突出させる区間にある枢支具のガイドローラが接触するガイドレール部分においてガイドレールと無端チェーン又は無端索体との間隔を短くして近接させ、ガイドレールの上記の近接した部分で枢支具が枢支軸まわりに回転して掛止受材は起き上がって容器方向へ突出するようにする構造とし、更に掛止部受渡し可動手段は、ガイドレールの近接の部分の上端から上方に従ってガイドレールを無端チェーン又は無端索体から離間して前記の所定間隔の位置になるまで湾曲させることで掛止部材を上方向に送りながら回転させて掛止部となる掛止受材を規制するように運動させるようにしたことを特徴とする、容器の段積み装置
2) 駆動手段は無端チェーン又は無端索体を正逆いずれの送り方向にも駆動できるようにし、掛止部材が段積みする最後の容器を持ち上げる場合、その最後の容器を搬送コンベヤから掛止して持ち上げて突出の区間の上端又はその前後まで移動して最後の容器を支持部材上に支持された段積みされていた容器に下方から追加して掛止部材で全ての容器を段積みした後の時点で、支持部材制御手段は支持部材を後退させるとともにこの後退位置を維持し、且つ駆動手段は上記時点後無端チェ−ン又は無端索体を逆転して下向き方向に送り、掛止部を突出させる区間であって掛止部材が搬送コンベヤ上の容器を持ち上げる位置で掛止部材上の段積み容器を搬送コンベヤに移載して搬送コンベヤで段積み容器を搬出するようにし、段積みされる最後の容器を支持部材で支持させることなく直ちに下降して搬送コンベヤに移載して段積み容器を搬出できるようにした、前記1)記載の容器の段積み装置
にある。
本発明によれば、複数の掛止部材を一定のピッチで循環させる構造としたことで、新規の容器を連続的に持ち上げて既段積みの容器の最下段を支持している支持部材と連動して段積みされ、従来のように往復動作させる装置と比較して高速で処理能力が高い。また、掛止部材が掛止した容器を支持部材の支持面に置いていくように緩やかに動作しながら円滑に受け渡されるから、衝撃や負荷を与えたり容器を傷つけることがなく極めて低騒音で耐久性に優れ、長期に渡って安定的に稼動させることができる。
本発明の掛止部材を取り付ける無端チェーン又は無端索体としては、常用のチェーン部材やベルト,ワイヤー等があり、リンク部分で掛止部材を揺動自在に枢支し易い無端チェーンが望ましい。又、段積みした容器は、段積みされる最後の容器を支持部材で支持させることなく直ちに下降して搬送コンベヤに移載する場合や、最後の容器を支持部材で一旦支持した後に所定のタイミングで下降させて搬送コンベヤに移載する場合がある。更に、段積みした容器は段積み装置で下降して搬出させずに別途フォークリフト等で直接搬出させる場合もある。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は実施例の段積み装置の正面図、図2は実施例の段積み装置の側面図、図3は実施例の支持部材の説明図、図4は図2のA−A断面図、図5は図3のA−A断面図、図6は図3のB−B断面図、図7は実施例の掛止部材の動作の説明図、図8,9は実施例の容器の段積みの工程図、図10は実施例の掛止部材の掛止受材の軌跡を示す説明図、図11は実施例の段積みのフローである。
本実施例の段積み装置1は、図1〜7に示すように垂直方向に送る無端チェーン2を搬送コンベヤCに沿って所定間隔をおいて前後一対配置して駆動スプロケット3と従動スプロケット4との間に回動自在に張り渡し、同前後一対の無端チェーン2を搬送コンベヤCを挟んで対向させて左右一組設け、左右それぞれの前後一対の無端チェーン2間に容器Bの凸部Baを掛止する掛止部材6を容器Bの高さの寸法より長い間隔で4体架設し、駆動スプロケット3の駆動軸3aをサーボモータ5の出力軸に減速機5aを介装して接続している。サーボモータ5は、容器B側に位置する対向する左右の掛止部材6が同じ高さで且つ前後方向に傾かないように前後左右の無端チェーン2を同期して上方向又は下方向に回動させるように作動するものである。4aは従動軸である。
掛止部材6は、前後一対の無端チェーン2それぞれのリンク(図示せず)に容器Bの高さの寸法より長い間隔をおいて断面略三角形状の枢支具6bをその中間で枢支し、前後の対向する枢支具6bの容器B側の端部に前後方向へ伸びる掛止部となる掛止受材6aを架設し、容器B側とは反対側の枢支具6bの端部にガイドローラ6cを回転自在に設け、枢支具6bの枢支軸にローラ6dを軸支している。ガイドローラ6cの中心点は掛止受材6aの水平状態において枢支具6bの枢支点より低い位置となるように構成されている。
無端チェーン2の内側位置には、前記ガイドローラ6cを嵌入させる無端のガイドレール7を無端チェーン2に沿って設けている。このガイドレール7は、その大部分でガイドレール7と無端チェーン2とを所定間隔離して掛止受材6aを容器B側に突出させずに内側に後退させた状態を維持するように枢支具6bの姿勢を規制する形状にし、掛止受材6aを突出させる区間にある枢支具6bのガイドローラ6cが接触するガイドレール7の部分において、ガイドレール7と無端チェーン2との間隔を短く近接させて突出区間7aとしている。
また、突出区間7aの下端から下方は、枢支具6bが枢支軸まわりに回転して掛止受材6aが水平に起き上がって容器B方向へ突出させる起き上がり区間7cとしている。また、突出区間7aの上端から上方に従ってガイドレール7を無端チェーン2から離間して前記所定間隔離した位置になるまで湾曲させることで掛止部材6を上方向に送りながら回転させて掛止受材6aを規制するように運動させる受渡し区間7bとしている。この受渡し区間7bの形状は、容器Bの形状,寸法等に応じてS字状,カム形状等の様々な形状が適宜選択される。
また、ローラ6dを嵌入させるローラガイド8を無端チェーン2の容器B側とその反対側それぞれに設け、容器B側のローラガイド8は、掛止部材6が掛止した容器Bの横振れを止めるようにし且つローラ6dとローラガイド8とガイドローラ6bとガイドレール7で掛止受材6aの姿勢を規制して容器Bを掛止できるようにし、容器B側とは反対側のローラガイド8は、ガイドローラ6cを中心に回転して不安定となり易い掛止部材6を保持して安定的に移動できるようにしている。
無端チェーン2の外側近接位置それぞれには、段積みされた複数段の容器Bの最下段を支持する支持部材9を搬送コンベヤC方向へ進退可能に設けている。この支持部材9は、その支持面が突出区間7aの上端に移動した時点の掛止部材6の掛止受材6aの掛止面よりおよそ3mm下方に位置する高さに設けられ、その後方に配設したシリンダ10により容器Bの凸部Baの支持位置と凸部Baと接触しない後方位置との間を進退するようにしている。10aはシリンダロッドである。
以下、図8〜11に基づいて容器Bの段積みを説明する。搬送コンベヤCを駆動して容器Bが搬送され、容器Bが段積み装置1の下方に来て図示しないセンサで探知すると、搬送コンベヤCを減速停止して段積みが開始される。図8(a)に示すように段積み装置1では支持部材9により既に段積みされた数個の容器Bが支持されており、掛止部材6が無端チェーン2の回動により一定の速度で左右同期しながら駆動スプロケット3を反転してガイドレール7の起き上がり区間7cの始端に移動する。
掛止部材6は、図8(b)に示すように起き上がり区間7cにより徐々に起き上がり、水平となった掛止受材6aが容器Bの凸部Baの下方に来て突出区間7aに移行する。掛止受材6aはガイドレール7とローラガイド8で水平に保持された状態で容器Bの凸部Baを下方から掛止して突出区間7aを上昇しながら持ち上げ、その持ち上げられた容器Bが上方の既段積みの最下段の容器Bの底面を押し上げ、既段積みの容器Bが支持部材9から離間する。搬送コンベヤCは離間直後に駆動を再開して次の容器Bを搬送する。
既段積みの容器Bが支持部材9から離間後は、図8(c)に示すように持ち上げられた容器Bの凸部Baを回避するように支持部材9を容器B側とは反対側へ一時的に後退させ、図9(a)に示すように容器Bを持ち上げた掛止部材6が支持部材9よりやや高い位置(ガイドレール7の突出区間7aの上端)まで移動すると、支持部材9を支持位置まで前進させる。
容器Bを持ち上げていた掛止部材6が受渡し区間7bの始端に移動すると、図9(b)に示すようにガイドローラ6cが枢支具6bの枢支点より高い位置に移動するとともに、図10に示すように掛止受材6aの先端位置(図10中白丸記号で示している)がA1,A2・・・Anの順に移行するように掛止部材6が揺動し、掛止受材6aの先端位置A3の位置まで持ち上げられた容器Bがその後直下の支持部材9に置いていくようにして受け渡される。X(図10の黒丸記号で示している)は容器Bの凸部Baと掛止受材6aとの接点である。掛止部材6は図9(c)に示すようにそのまま容器Bに接触しないように掛止受材6aを後退させた状態で上昇し、従動スプロケット4で反転する。
以上、図8(a)〜(c),図9(a)〜(c)に示す工程を繰り返すことで、搬送コンベヤCで搬送された容器Bを連続的に掛止して押し上げながら段積みしていく。最後の容器Bになると、その最後の容器Bを搬送コンベヤCから掛止して持ち上げて突出区間7aの上端まで移動し、最後の容器Bを支持部材9上に支持されている既段積みの容器Bに下方から追加して全ての容器Bを段積みし、最後の容器Bを支持部材9で支持させることなく直ちに支持部材9を後退させて後退位置を維持するとともに、駆動スプロケット3を逆転させて無端チェーン2を下向き方向へ送り、突出区間7aの下端付近で掛止部材6上の段積みされた容器Bを搬送コンベヤCに移載して所定場所へ搬送する。
本発明の容器の段積み装置は、従来と比較してより高速で衝撃の少ない段積みが求められる用途に好ましく利用される。
実施例の段積み装置の正面図である。 実施例の段積み装置の側面図である。 実施例の支持部材の説明図である。 図2のA−A断面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 実施例の掛止部材の動作の説明図である。 実施例の容器の段積みの工程図である。 実施例の容器の段積みの工程図である。 実施例の掛止部材の掛止受材の軌跡を示す説明図である。 実施例の段積みのフローである。
符号の説明
1 段積み装置
2 無端チェーン
3 駆動スプロケット
3a 駆動軸
4 従動スプロケット
4a 従動軸
5 サーボモータ
5a 減速機
6 掛止部材
6a 掛止受材
6b 枢支具
6c ガイドローラ
6d ローラ
7 ガイドレール
7a 突出区間
7b 受渡し区間
7c 起き上がり区間
8 ローラガイド
9 支持部材
10 シリンダ
10a シリンダロッド
B 容器
Ba 凸部
C 搬送コンベヤ

Claims (2)

  1. 搬送コンベヤで搬送される複数の容器を1個ずつ定位置で掛止して持ち上げ、上方の支持部材で支持された容器を下から押し上げて容器を下方から追加して段数を増やして支持部材でその段積みされた容器を支持する、容器の段積み装置であって、
    垂直方向に送る無端チェーン又は無端索体を搬送コンベヤに沿って所定間隔おいて前後一対設け、同前後一対の無端チェーン又は無端索体を搬送コンベヤを挟んで対向させて左右一組設け、左右それぞれの前後一対の無端チェーン又は無端索体間に容器の側部を掛止する掛止部材を容器高さの寸法より長い間隔で複数架設し、容器側に位置する対向する左右の掛止部材が同じ高さで且つ前後方向に傾かないように前後左右の無端チェーン又は無端索体を同期させて回動させる駆動手段を設け、掛止部材が容器側を移動する途中でその掛止部材で搬送コンベヤ上の容器を持ち上げる位置又はその下方位置から掛止部材で持ち上げられた容器が支持部材で支持された段積みされた容器の最下段位置より高くなる位置までの区間において左右の掛止部材の掛止部を容器側に長く突出させて容器の両側部を突き出した左右の掛止部材の掛止部で掛止して容器を持ち上げられるようにする掛止部突出手段を設け、段積みされた容器の最下段を支持する支持部材を垂直方向に移動する掛止部材と当たらない位置に配置するとともに容器方向に進退可能に設け、上記区間上端の手前で掛止部材で掛止されて持ち上げられている容器が支持部材で支持された容器の最下段を押し上げて容器を一段追加して段積み容器を持ち上げた時点で支持部材を容器側とは反対側へ一時後退しその後容器を持ち上げている掛止部材が前記区間の上端まで移動すると支持部材を支持位置まで前進させるように支持部材を制御する支持部材制御手段を設け、又掛止部材が上記区間の上端に移動した後から無端チェーン又は無端索体の上方向送りとともに掛止部材の掛止部を容器側とは反対側へ後退させながら一時的に下方まで下降させた後に上方向に移動させて掛止部で持ち上げられた段積みされた容器を前進した支持部材に受け渡すように掛止部材の掛止部を移動させる掛止部受渡し可動手段を設け、しかも掛止部材は、前後一対の無端チェーン又は無端索体それぞれに容器の高さの寸法より長い間隔で複数の枢支具をその中間で枢支するように取り付け、前後の対向する枢支具の容器側端部に前後方向へ伸びる掛止部となる掛止受材を架設し、容器側とは反対側の枢支具の端部にガイドローラを回転自在に設け、枢支具の枢支軸にローラを取付ける構造とし、前記ガイドローラを嵌入させた無端のガイドレールを無端チェーン又は無端索体に沿ってその内側に設け、前記ローラを嵌入させるローラガイドを無端チェーン又は無端索体の容器側に設けて掛止部材が掛止した容器の横振れを止めるようにし、又ロ−ラとロ−ラガイドとガイドロ−ラとガイドレ−ルで掛止部の姿勢を規制して容器を掛止できるようにし、掛止部突出手段は、前記掛止部材が容器側を移動する途中でその掛止部を容器側に長く突出させる区間でないガイドレール部分においては、ガイドレールと無端チェーン又は無端索体とを所定間隔離して掛止受材を容器側に突出させずに内側に後退させた状態を維持するように枢支具の姿勢を規制するとともに、掛止部を突出させる区間にある枢支具のガイドローラが接触するガイドレール部分においてガイドレールと無端チェーン又は無端索体との間隔を短くして近接させ、ガイドレールの上記の近接した部分で枢支具が枢支軸まわりに回転して掛止受材は起き上がって容器方向へ突出するようにする構造とし、更に掛止部受渡し可動手段は、ガイドレールの近接の部分の上端から上方に従ってガイドレールを無端チェーン又は無端索体から離間して前記の所定間隔の位置になるまで湾曲させることで掛止部材を上方向に送りながら回転させて掛止部となる掛止受材を規制するように運動させるようにしたことを特徴とする、容器の段積み装置。
  2. 駆動手段は無端チェーン又は無端索体を正逆いずれの送り方向にも駆動できるようにし、掛止部材が段積みする最後の容器を持ち上げる場合、その最後の容器を搬送コンベヤから掛止して持ち上げて突出の区間の上端又はその前後まで移動して最後の容器を支持部材上に支持された段積みされていた容器に下方から追加して掛止部材で全ての容器を段積みした後の時点で、支持部材制御手段は支持部材を後退させるとともにこの後退位置を維持し、且つ駆動手段は上記時点後無端チェ−ン又は無端索体を逆転して下向き方向に送り、掛止部を突出させる区間であって掛止部材が搬送コンベヤ上の容器を持ち上げる位置で掛止部材上の段積み容器を搬送コンベヤに移載して搬送コンベヤで段積み容器を搬出するようにし、段積みされる最後の容器を支持部材で支持させることなく直ちに下降して搬送コンベヤに移載して段積み容器を搬出できるようにした、請求項1記載の容器の段積み装置。
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