JP4326352B2 - 育苗箱積重ね装置 - Google Patents

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本発明は、播種処理の済んだ育苗箱を多段に積重ねて発芽処理する場合などに利用される育苗箱積重ね装置に関する。
従来、水平に搬送されてきた育苗箱をエアーシリンダで駆動される押上げ板によって持上げて弾性後退可能な係止爪で受け止め支持されている育苗箱に下方から順次積重ね、所定枚数の育苗箱が積重ね支持されると、これを一対のチャックでまとめて把持して持上げ搬送して保管室の収容枠内に一旦積上げ、保管室での積上げ枚数が所定量になると、積上げ収容した育苗箱群を押出し板で水平に押圧移動させてチェーンコンベアの上に移載して搬出するよう構成したものが知られている(特許文献1参照)。
特開平8−12081号公報(〔0009〕〜〔0022〕,図1〜図5)
上記従来構成においては、保管室の収容枠内に積層された育苗箱群を完全に搬出して初期状態に復帰するまでは後続の育苗箱の収容はできないものとなり、この押出し搬出に要する時間が短いほど処理能力が高いものとなる。しかし、収容枠には多数の育苗箱(実施例では30枚)が高く積層されるので、これを押出し板で直接押圧してチェーンコンベアの上に移動させる際には、積層した育苗箱がぐらつかないように低速で押圧移動させる必要があった。
つまり、高く積層した育苗箱群を直接に押圧して移動させる仕様では、育苗箱群を安定良く移動させることのできる押圧速度は低速にならざるを得ず、そのために、装置全体としての処理能力を高めることが難しいものとなっていた。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、高く積層した育苗箱群をすばやく搬出できるように工夫することで、装置全体の処理能力を高めることを目的とする。
第1の発明に係る育苗箱積重ね装置は、搬送装置に載置されて搬送されてきた育苗箱をリフト機構によって持ち上げて下方から順次積み重ねてゆく育苗箱積重ね機構と、積み重ねられた所定枚数の育苗箱群を把持機構でまとめて持上げて、所定の育苗箱積み込み位置に待機している受継ぎ搬送機構の上に搬送して移載する積込み移載機構とを備え、前記受継ぎ搬送機構は、前記積込み移載機構によって搬送移載されてきた育苗箱群を載置しかつ床面に対して固定配備された受け台と、この受け台に載置された育苗箱群を載置支持して移載するフォーク状の移載用支持アームと、前記受け台の載置面よりも下側に下降した下降位置と前記受け台の載置面よりも上方の所定高さに上昇して育苗箱群を載置支持した上昇位置とに前記移載用支持アームを平行に昇降する昇降駆動手段と、前記上昇位置に上昇した前記移載用支持アームを受継ぎ搬送機構の横外側の所定位置に待機している搬送台車上にアーム長手方向に沿って進退移動させるアームせり出し駆動手段とを備え、前記昇降駆動手段による前記移載用支持アームの前記下降位置から前記上昇位置への平行上昇によって前記受け台に載置された育苗箱群を前記移載用支持アームに載置支持させてから、この移載用支持アームに載置支持された育苗箱群を前記アームせり出し駆動手段による前記移載用支持アームのせり出し作動によって前記所定位置に待機している搬送台車上に移載するよう構成してあることを特徴とする。
第2の発明に係る育苗箱積重ね装置は、搬送装置に載置されて搬送されてきた育苗箱をリフト機構によって持ち上げて下方から順次積み重ねてゆく育苗箱積重ね機構と、積み重ねられた所定枚数の育苗箱群を把持機構でまとめて持上げて、所定の育苗箱積み込み位置に待機している受継ぎ搬送機構の上に搬送して移載する積込み移載機構とを備え、前記受継ぎ搬送機構には、前記積込み移載機構によって搬送移載されてきた育苗箱群を載置支持するフォーク状の移載用支持アームと、この移載用支持アームをアーム長手方向に沿って進退移動させるアームせり出し駆動手段と、前記移載用支持アームを平行に昇降する昇降駆動手段とを備え、この受継ぎ搬送機構に載置支持した育苗箱群を、前記移載用支持アームの平行昇降およびせり出し作動によって、所定位置に待機している搬送台車上に移載するよう構成し、カムの水平移動によって昇降フレームを一定ストロークで基台に対して平行昇降するように前記昇降駆動手段を構成するとともに、この昇降フレームに対して前記移載用支持アームをアーム長手方向にのみ水平移動可能に支持し、アーム長手方向に沿って前記基台側に巻回配備したチェーンに前記移載用支持アームの基端側を連動連結し、このチェーンの回動によって前記移載用支持アームをアーム長手方向に進退駆動するように前記アームせり出し駆動手段を構成してあることを特徴とする。
第3の発明に係る育苗箱積重ね装置は、搬送装置に載置されて搬送されてきた育苗箱をリフト機構によって持ち上げて下方から順次積み重ねてゆく育苗箱積重ね機構と、積み重ねられた所定枚数の育苗箱群を把持機構でまとめて持上げて、所定の育苗箱積み込み位置に待機している受継ぎ搬送機構の上に搬送して移載する積込み移載機構とを備え、前記受継ぎ搬送機構には、前記積込み移載機構によって搬送移載されてきた育苗箱群を載置支持するフォーク状の移載用支持アームと、この移載用支持アームをアーム長手方向に沿って進退移動させるアームせり出し駆動手段と、前記移載用支持アームを平行に昇降する昇降駆動手段とを備え、この受継ぎ搬送機構に載置支持した育苗箱群を、前記移載用支持アームの平行昇降およびせり出し作動によって、所定位置に待機している搬送台車上に移載するよう構成し、前記移載用支持アームをアーム長手方向に沿って進退移動させる前記アームせり出し駆動手段と、前記移載用支持アームを平行に昇降する前記昇降駆動手段とを、前記移載用支持アームの育苗箱載置部よりも上方に位置させて配備してあることを特徴とする。
第1〜第3発明によると、育苗箱積重ね機構の積重ね位置にまで搬入されてきた育苗箱は、リフト機構によって持上げられて下方から順次積み重ねられ、所定枚数の育苗箱が積み重ねられると、積込み移載機構が作動して育苗箱群は把持機構でまとめて持上げられ、受継ぎ搬送機構上に積み上げられる。受継ぎ搬送機構上に所定枚数の育苗箱が積層されると、移載用支持アームが平行に上昇されるとともにせり出し作動し、所定位置に待機している搬送台車上に至る。次に、移載用支持アームが平行に下降されて積載している育苗箱を搬送台車の上に移載し、その後、移載用支持アームは元の積込み位置に復帰して後続の積み込みに備える。
従って、受継ぎ搬送機構上に積層された育苗箱群を、移載用支持アーム上に載置した状態で搬送台車の上に搬送して移載するので、育苗箱群を直接押圧して、ローラコンベアなどの搬送径路に沿って移動させる形態に比較して、育苗箱群に崩れの原因となる外力や振動が作用することが少なく、その分、移載用支持アームを比較的速く作動させることが可能となって搬出処理時間を短くすることができ、その結果、装置全体としての処理能力を高めることが可能となった。
第2の発明によると、カムを水平移動させて昇降フレームを基台に対して平行昇降させることで、この昇降フレームに支持された移載用支持アームを平行に昇降することができ、また、チェーンを回動することで移載用支持アームを昇降フレームに対してアーム長手方向に進退作動させることができ、これによって、移載用支持アームに載置した育苗箱群をせり出し搬送して搬送台車上に移載することができる。
ここで、前記チェーンは固定の基台側に巻回配備されて駆動回動されるようになっており、チェーン駆動用のモータなどは基台側に固定配備されることになる。そして、チェーンが連動連結された移載用支持アームの上下位置の変化を、連動連結部の上下融通で吸収することができる。
なお、前記チェーンおよびこれの駆動モータなどを昇降フレームに装備して実施することも可能であるが、これによると、昇降作動する構造体の重量が大きくなり、昇降用のカムを駆動する機構を能力の高い大型のものにする必要が生じ、受継ぎ搬送機構の大型化やコストアップを招く原因となるが、チェーンおよびこれの駆動モータなどを基台側に配備することで、昇降作動する構造体の重量が軽減され、その分、昇降用のカムを駆動する機構の能力を低い小型のものですますことができる。
従って、第2の発明によると、積層された育苗箱群を搬送台車上に移載する受継ぎ搬送機構の大型化を抑えて安価に構成することができ、実用上の利便性に優れた育苗箱積重ね装置を提供できる。
第3の発明によると、移載用支持アームに載置支持された育苗箱群から土がこぼれ落ちてもアームせり出し駆動手段や昇降駆動手段に降りかかることはない。
従って、第3の発明によると、こぼれ落ちた土が付着することに起因する誤作動や故障を未然に回避することができ、点検補修による休止を強いられることなく積重ね搬出作業を連続して効率よく行うことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜図32に第1の実施例が示されている。この育苗箱積重ね装置は、播種処理の済んだ育苗箱を多段に積重ねて出芽施設に送り込む行程で利用されるものであり、図1〜図3に示すように、育苗箱wを多段に積重ねる育苗箱積重ね機構1と、積重ねられた所定枚数の育苗箱wをまとめて持上げ搬送する積込み移載機構2と、積込み移載機構2で搬送されてきた育苗箱群Wを受け取って、所定位置に待機している搬送台車D上に移載する受継ぎ搬送機構3とを備えている。
図5〜図7に示すように、育苗箱積重ね機構1は、育苗箱wを載置して箱長手方向に沿って搬入する搬送装置4と、所定の積重ね位置に到達した育苗箱wを水平に持上げるリフト機構5と、所定高さまで持上げられた育苗箱wを下方から受け止め支持する箱支持機構6とから構成されており、以下に各部の構造を詳細に説明する。なお、以後の説明において、育苗箱wの長辺方向を前後方向、短辺方向を左右方向と呼称する。
前記搬送装置4は、モータ7によって駆動される左右一対のチェーン8をレール9に沿って走行させるよう構成されており、播種ライン10の終端から送り出されてきた播種処理済みの育苗箱wを受取り載置して積重ね位置に送り込む。この積重ね位置の前後と左右両脇後には、棒材からなるガイド棒11,12,13,14が一対づつ縦姿勢に配置されて装置フレーム15に取付けられ、積重ね位置において下方から順次に積上げられる多段の育苗箱wを前後および左右から案内する積重ね径路Lが形成されている。
ここで、積重ね径路Lを形成するガイド棒11,12,13,14のうち、搬送上手のガイド棒12の下端は、搬入される育苗箱wの通過を妨げない高さに設定されるとともに、搬送下手のガイド棒11の下端は、搬入されてきた育苗箱wの前端を接当支持するよう箱搬送径路と干渉する高さに設定され、また、左右のガイド棒13,14の下端側やや下広がり状に形成され、搬入時の左右方向での位置ずれを吸収できるようになっている。また、前後のガイド棒11,12は櫓状に組上げられた装置フレーム15に前後位置調節可能に固定されるとともに、左側のガイド棒13も装置フレーム15に左右位置調節可能に固定され、また、図7中に示すように、右側のガイド棒14のみが、装置フレーム15に支持ロッド14aを介して左右に所定範囲でスライド可能に支持されるとともに、バネ16によって積重ね径路L側へ付勢され、育苗箱wの横幅寸法が多少違っていてもその差異を吸収できるよう構成されている。
積重ね位置の奥部下方には、育苗箱wが積重ね位置に搬入されてきたことを感知する箱到着センサ17が配備されており、箱到着の感知に基づいてリフト機構5が起動されるようになっている。この箱到着センサ17は、搬入されてきた育苗箱wの底面との接触によって感知作動するリミットスイッチで構成されており、左右のガイド棒13,14のうちの搬送方向前部のものよりも箱搬送方向下手側に外れた位置に設置されており、育苗箱wが平面姿勢で傾いた状態で搬入されてきて、左右のガイド棒13,14のいずれかに箱前端が引っ掛かって止まってしまったような場合には箱到着の感知がなされず、正しく搬入されない状態で不当にリフト機構5が起動されてしまうような事態が未然に回避されるようになっている。
装置フレーム15の前後には、積重ね径路に突入するようにゴムタレ状の土落とし部材28が設けられており、リフト機構5によって上昇する育苗箱wの前壁および後壁に土落とし部材28が摺接して、ここに付着している泥や土を掻き落とすよう構成されている。なお、播種ラインにおいては育苗箱wの前後壁のみならず左右側壁にも土が付着するが、左右側壁の土は積重ね位置への搬送中にブラシなどで簡単に除去することができるものである。
前記リフト機構5は、積重ね位置の左右に回転式のリフト部材18を配備して構成されている。このリフト部材18は、前後水平に支架された回転支軸19に前後一対のアーム部材20が固着されるとともに、前後のアーム部材20の3つの頂部に亘ってすくい上げ部材21が前後水平に架設固定された構造となっており、左右のリフト部材18はモータ22によって互いに逆向きに同調して一定ピッチ(この例では120°ピッチ)づつ回転駆動されるようになっている。
ここで、図9,図10に示すように、前記すくい上げ部材21は、板金プレス下降された中空体に構成されており、その回転方向先端部位には、育苗箱wの底に接当する小曲率の凸曲面Saが備えられるとともに、この凸曲面Saの回転方向上手側の所定長さに亘って箱滑落用案内面Sbが連設さている。この箱滑落用案内面Sbは、小曲率の前記凸曲面Saに連なる大きい曲率の凸曲面に形成され、もって、箱滑落用案内面Sb全体が、リフト部材18の最大回転軌跡Aに対して徐々に回転中心側に後退してゆくように設定されている。
図7に示すように、前記箱支持機構6は、積重ね径路Lにおける下部の左右両脇で、前記リフト部材18の前後に外れた位置に前後一対づつ配備されており、起立姿勢の揺動アーム23が育苗箱搬入高さよりも低い位置の前後水平支点a周りに横揺動可能に支持されるとともに、この揺動アーム23の上端に、積重ね径路L側に向けて突出する先細り形状の係止爪24が取付けられた構造となっている。そして、この係止爪24は、揺動アーム23に対して前後方向および上下方向に位置調節可能にボルト連結されており、前後方向に適当な幅を有するとともに、その下向きの背面は積重ね径路L側に向けて45°で傾斜された案内面s1に構成され、また、係止爪24の上面は水平の箱係止面s2に構成されている。
揺動アーム23の下方延出端と装置フレーム15に亘ってそれぞれバネ25が架設されて、揺動アーム23の上端側が積重ね径路L側に向けて突入するよう揺動付勢されるとともに、各揺動アーム23の下方延出端が装置フレーム15に備えられた接当ボルト26が接当することで、揺動アーム23の付勢揺動限界が規制されている。そして、この接当ボルト26を進退調節することによって、アーム上端に取付けた前記係止爪24の積重ね径路L側への突入限界位置を調節することが可能となっている。
育苗箱積重ね機構1は以上のように構成されており、次にその積重ね作動を図12〜図15に基づいて、行程順に説明する。
(1)図12に示すように、箱支持機構6に育苗箱wが支持されていない状態で最初の育苗箱wが積重ね位置に搬入されてくると、前部のガイド部材11に接当支持され、前後方向での位置決めがなされる。この時、リフト機構5におけるリフト部材18は、その一つのすくい上げ部材21が箱移動径路の左右下方に入り込んだ位置に待機している。
(2)図13に示すように、積重ね位置への箱搬入が箱到着センサ17で感知確認されるとモータ22が起動され、左右のリフト部材18が互いに逆向きに同調して回転駆動され、積重ね位置の育苗箱wは左右のリフト部材18におけるすくい上げ部材21ですくい上げられるように水平に持上げられてゆく。
(3)育苗箱wが持上げられると、その左右上辺における外端縁が、積重ね径路Lに突入した位置で待機している箱支持機構6における左右係止爪24の斜め下向きの案内面S1 を接当押圧し、育苗箱wの外端縁が係止爪24の案内面S1に摺接しながら上昇することで、係止爪24はバネ25に抗して横外側方に後退移動される。
(4)持上げられた育苗箱wが係止爪24を通過すると、図14に示すように、係止爪24は揺動アーム23とともに積重ね径路L側へ復帰移動し、係止爪24が育苗箱wの下方に入り込む。その後、リフト部材18は更に回転されて育苗箱wから離脱し、リフト部材18による支持を解除された育苗箱wは左右の係止爪24の箱係止面s2に受け止め支持される。
この場合、上記積重ね作動において、回転する左右のすくい上げ部材21は、小曲率の凸曲面Saに形成された先端部位で育苗箱wを円滑にすくい上げて最高位置まで持上げ、その後、育苗箱wの底面角部が滑落用案内面Sbに乗りかかり、すくい上げ部材21の引き続く回転に伴って育苗箱wは相対的に滑落用案内面Sbに沿って滑り落ち、積重ね径L路側へ復帰移動した係止爪24の箱係止面s2に衝撃少なく受け止め支持される。
(5)育苗箱wが持上げられている間に次の箱搬入が行われ、リフト部材18が1ピッチ(120°)回転した時点で一旦停止し、次の育苗箱wが積重ね位置に搬入されたことが確認されると、リフト部材18は再び回転駆動され、次の箱持上げ作動が上記のように行われる。
(6)2枚目以降の箱持上げにおいては、図15に示すように、上層の育苗箱wを受止め支持している係止爪24が下層の育苗箱wの持上げに伴って後退移動され、上層の育苗箱wの下に下層の育苗箱wが積重ねられることになる。
ここで、図11に示すように、育苗箱wの外側面には補強用に縦リブ27が形成されており、この縦リブ27に対向するよう係止爪24が揺動アーム23に位置設定して取付けられている。従って、図16に示すように、係止爪24が上段の育苗箱wの底から外れても縦リブ27に係止爪24が作用することで、上層の育苗箱wが直ちに落下することはなく、係止爪24の後退移動に連れて上下育苗箱wの間隔が次第に小さくなり、衝撃なく積重ねられるのである。
(8)以後、上記作動を順次行うことで多数枚(この例では10枚)の育苗箱wを下方から順次積重ねてゆくことができ、積重ねられた所定枚数の育苗箱wは、積込み移載機構2によって搬出されてゆく。
図17〜図25に示すように、積込み移載機構2は、育苗箱積重ね機構1で積重ねられた所定枚数の育苗箱wをまとめて持上げる把持機構31と、この把持機構31を、積重ね位置とその横側方に離れた積込み位置との間に亘って左右に往復移動させる積込み搬送機構32とから構成されており、以下に各部の構造を詳細に説明する。なお、この説明においても、先の説明と同様に、育苗箱wの長辺方向を前後方向、短辺方向を左右方向と呼称する。
積込み搬送機構32は、装置フレーム15の上端に取付けられた左右に長い前後一対のレール33、このレール33に沿って左右に走行可能に搭載された搬送台枠34、装置フレーム15の上部に配備された搬送台枠駆動用のモータ35、などから構成されており、一方のレール33と平行に巻回配備したベルト36をモータ35によって正逆に回動させることで、このベルト36に連結した搬送台枠34が左右に往復移動されるようになっている。
搬送台枠34には前後一対のボス37が設けられ、このボス37に上下スライド自在に挿通された一対のガイド軸38の下端に昇降枠39が連結されている。昇降枠39は、搬送台枠34上に配備された大径のスプロケット40に巻き掛けられたチェーン41に吊り下げ連結されており、モータ42によってスプロケット40を正逆駆動することで昇降枠39が大きいストロークで平行に案内昇降されるようになっている。そして、この昇降枠39にも前後一対のボス43が設けられ、各ボス43に一定小範囲で上下スライド自在に挿通されるとともにストッパ44aで落下阻止されたガイド軸44の下端に前記把持機構31が連結されている。
把持機構31は、前記ガイド軸44の下端に連結された支持枠51と、この支持枠51に前後端から下方に延出された支持アーム52、この支持アーム52の左右両側に取付けられた前後一対の把持アーム53、等から構成されており、積重ねられた育苗箱w群を前後の支持アーム52の間に収めた状態で、前後の把持アーム53の下端に取付けられて内向きに突設され支持爪54で育苗箱群Wを下方から受止め支持するようになっている。
前後の支持アーム52は、積重ねられた育苗箱群Wを前後から支持する箱支持部材として機能するものであり、横方向に幅広に構成されている。
前記把持アーム53は支持アーム52の上部に横向き支点bを中心に回動可能に挿通された支軸55に連結固定されるとともに、把持アーム53から上方に操作アーム部53aが延出されている。この操作アーム部53aは、支持枠51上に配備された駆動アーム56の両端にロッド57を介して連動連結されており、駆動アーム56をエアーシリンダ58で正逆に回動することで、把持アーム53が前後に開閉揺動されて、前記支持爪54が出退駆動されるようになっている。
前後の支持アーム52に、上下一対の平行四連リンク59に支持された上下に長い位置合わせ部材60が左右一対づつ装備されるとともに、平行四連リンク59がエアーシリンダ61によって駆動されることで、位置合わせ部材60が、育苗箱群Wの角部を押圧する作用位置と育苗箱群Wの角部から上方外方に離反した退避位置とに亘って平行に開閉動作動さするよう構成されている。
積込み移載機構2は以上のように構成されており、次にその積込み作動を行程順に説明する。
(1)育苗箱積重ね機構1で育苗箱積重ね処理が行われている間、搬送台枠34は育苗箱積重ね機構1の上方に位置し、把持機構31は、支持爪54を開放した状態で所定の高さまで下降されて待機している。この時、支持爪54は最下段に育苗箱wの下方に入り込むことが可能な高さ位置にある。
(2)所定枚数(この例では10枚)の積重ねが完了したことが計数手段で確認されると、開放揺動されていた把持アーム53が閉じ揺動され、育苗箱群Wの前後下方に支持爪54が差し入れられる。
(3)次に、昇降枠39が駆動上昇され、育苗箱群Wを把持した把持機構31は育苗箱積重ね機構1の上方にまで上昇される。この場合、把持機構31における支持枠51の張出しアーム51aの先端部が、可動台枠34に設けられた4箇所の受止め部材45の下端に接当ゴム46を介して当て付け支持され、これによって把持機構31が振らつくことなく安定保持される〔図20,21参照〕。
(4)育苗箱群Wが持上げられると、可動台枠34が所定の積込み位置まで走行移動して停止され、把持機構31が下降される。
(5)積込み位置には前記受継ぎ搬送機構3が配備されており、把持機構31で把持された育苗箱群Wが受継ぎ搬送機構3の受け枠71上に置かれる。この場合、受け枠71上近くで先に位置合わせ部材60を外方上方に退避させることになる。そして、育苗箱群Wが受け枠71上に置かれても昇降枠39の下降はなおも続行され、支持爪54の受け枠71への接当によって下降が不能となった支持枠51に対して昇降枠39が下降する。
ここで、支持枠51には鉄板からなる検出片63が立設されるとともに、昇降枠39には前記検出片63に対する近接スイッチ64が設けられており、支持枠51に対して昇降枠39が接近下降して、両枠51,39の距離が設定以下にまで近づくと、近接スイッチ64が検出片63を感知し、これによって育苗箱群Wの着地を感知して昇降枠39の下降が停止される〔図22参照〕。
(6)次に、把持アーム53が開放駆動されてその下端の支持爪54が育苗箱群Wの下から抜き出され、育苗箱群Wが受け枠71上に移載される。この場合、支持爪54の抜き出しに伴う育苗箱wの引きずり移動が幅広の支持アーム52によって受け止め阻止され、育苗箱群Wは所定の積重ね状態を維持して受け枠71に積込まれる。
(7)受け枠71への育苗箱群Wの積込みが完了すると、把持機構31は移載された育苗箱群Wの上方にまで上昇されるとともに、積重ね位置上方の原点位置へ復帰移動され、把持機構31が最初の持上げ高さにまで下降され、これで1回の積込み移載処理が終了する。
(8)この例では10枚づつの積み込みが3回行われ、都合30枚の育苗箱wが受け枠71に積み込まれる。なお、2回目、および3回目の積み込みにおいては、閉じ姿勢にした位置合わせ部材60を、先に積込んだ育苗箱群W(1) あるいはW(2)の角部に当て付けることで、次に搬送してきた2段目の育苗箱群W(2)、あるいは、3段目の 育苗箱群W(3)を位置ずれなく整然と下段の育苗箱群W(1),W(2)上に積上げることができる。また、2回目、および3回目の積み込みにおいても、把持機構31で把持された育苗箱群Wが下段の育苗箱群W の上に置かれて下降が不能になった後に、昇降枠39が融通範囲で更に設定量だけ下降したことを上記のように近接スイッチ64で検出し、これによって育苗箱群W の着地を感知して昇降枠39の下降を停止し、次の作動に移行するのである。
(9)そして3段(30枚)の育苗箱積込みが、受け枠71上の左右2箇所で完了すると受継ぎ搬送機構3が作動開始し、移載用支持アーム72の平行昇降およびせり出し作動によって、所定位置に待機している搬送台車D上に育苗箱群が移載される。搬送台車Dへの移載は台車位置をずらして2回行われ、搬送台車Dに4ブロックの移載が終了すると、搬送台車Dは移載位置から搬出され、以後、手押し移動によって発芽施設に搬送されてゆく。
次に、受継ぎ搬送機構3の詳細な構造を図26〜図32に基づいて説明する。
受継ぎ搬送機構3は、床面に設置固定された基台70と、その上方の前後3箇所に左右水平に固定配備された前記受け枠71と、基台70に対して平行昇降自在に支持された前後一対の昇降フレーム72と、この昇降フレーム72に対して水平左右方向に移動可能に支持された移載用支持アーム73、等を備えている。
昇降フレーム72の左右には脚部72aが下方に向けて延出され、この脚部72aが、基台側に固設された左右一対のガイド部74に上下スライド自在に挿通支持され、もって、昇降フレーム72が平行に昇降可能に支持されている。また、前記脚部72aの下端にはローラ75が装備されるとともに、左右の前記ローラ75を受止めるカム76が支持板77に連結支持されている。支持板77には左右方向に沿って3個のローラ78が装備されており、これらローラ78が、基台70に左右水平に装着したレール79に沿って転動可能に案内されるようになっている。また、前記支持板77は、基台70に固定されたエアーシリンダ80に連結されており、エアーシリンダ80が伸縮作動して支持板77が左右に水平移動されることで、前記カム76が左右に移動されるようになっている。
前記カム76は、外上がりの傾斜カム面cを備えており、支持板77が図中左方向に移動されると、ローラ75が傾斜カム面cの低部に追随移行することで、昇降フレーム72が前記受け枠71よりも低い位置まで平行に下降作動し、逆に、支持板77が図中右方向に移動されると、ローラ75が傾斜カム面cの高部に押し上げられることで、昇降フレーム72が受け枠71よりも高い位置まで平行に上昇するのである。
前記移載用支持アーム73は、コの字形チャンネル材からなる前後一対のアーム本体73aに育苗箱受け部73bを取付けるとともに、アーム本体73aの根元側をステー73c」で連結した片持ちのフォーク状に構成されており、このアーム本体73aの基端側が、昇降フレーム72の横外側近くに左一対づつ配備された上下2組のガイドローラ81に案内支持され、もって、移載用支持アーム73がガイドローラ81群に案内されて水平に左右移動可能となっている。
基台の前後中央部位の左右には、モータ82によって回動駆動される駆動スプロケット83と、これに対応する遊転スプロケット84が軸支されるとともに、これらスプロケット83,84に亘ってチェーン85が縦回し姿勢で巻回装着されている。そして、前記移載用支持アーム73の基端側ステー73cに固着した櫛歯状の連結金具86が、縦回し巻回されたチェーン85の上側部位に、相対上下動可能に係合連結されており、チェーン85が正逆に回動することで、移載用支持アーム73が左右に出退移動するように構成されている。
受継ぎ搬送機構3は、以上のように構成されており、以下に、その作動を説明する。
積込み行程では移載用支持アーム73は受け枠71の下方に後退待機しており、この受け枠71の上に、上記のように所定回数の積込み作動が行われる。
所定枚数(30枚)の育苗箱wが受け枠71上の左右2箇所に積層されると、先ず、エアーシリンダ80によってカム76が水平駆動されて昇降フレーム72が平行に上昇され、後退位置にある移載用支持アーム73が上昇されて受け枠71上の育苗箱群Wを平行に持上げる。
次いで、チェーン85が駆動回動され、移載用支持アーム73は育苗箱群Wを載置した状態で横外方に向けて水平にせり出し移動する。
せり出し移動した移載用支持アーム73が、待機している搬送台車Dにおける前半部位の上に到着すると、エアーシリンダ80によってカム76が逆方向に水平駆動されて昇降フレーム72が平行に下降され、移載用支持アーム73が運搬台車Dの載置面より下方まで下降することで、2ブロックの育苗箱群Wが搬送台車Dに移載される。
その後、チェーン85が逆向きに駆動回動され、移載用支持アーム73は搬送台車Dをすり抜けて水平に後退移動し、受け枠71下方の待機位置に復帰し、次の積込みに備える。
搬送台車Dへの1回目の移載が完了すると、搬送台車Dは所定距離だけ前進移動され、搬送台車Dの後半部位の上に次回に移載が行われ、搬送台車Dには都合4ブロック(120枚)の育苗箱が載置されることになる。
ここで用いられる搬送台車Dは、図2,図3中に示すように、育苗箱wを前後左右の4箇所に載置可能な大きさに構成されるとともに、倒れ防止用の支持枠88とガイド棒89が立設され、また、四隅にキャスタ輪90が備えられており、支持枠88の前後の取付けたハンドル91を持って任意の方向に手押し移動可能となっている。
そして、前記受継ぎ搬送機構3における横外側の床面には、上記搬送台車Dを移載位置に案内する左右のレール93が敷設されるとともに、左右のレール93の間には、案内供給されてきた搬送台車Dを移載位置に送り込むとともに、移載作動に応じて位置調節し、かつ、移載が完了すると前方に送り出す台車搬送機構94が配備されている。
この台車搬送機構94は、前後水平に縦回し巻回したチェーン95をモータ96で駆動するよう構成されたものであり、チェーン95の適所に装着した係止片97を搬送台車Dの前端に備えた受け片98に後方より係合させて前方へ送るよう構成されている。
〔別実施形態〕
上記第1の実施例は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)前記カム76を備えた支持板77を左右水平に駆動する手段としては、上記のようにエアーシリンダ80を用いる他に、電動モータで駆動されるネジ送り機構を利用することもできる。
(2)上記実施例では、上下動される移載用支持アーム73の基端側をチェーン85に連動連結する手段として、移載用支持アーム73の基端側ステー73cとチェーン85の上側部位とを櫛歯状の連結金具86を介して係合連結しているが、基端側ステー73cとチェーン85とを相対上下動不能に連結して、移載用支持アーム73の上下動をチェーン85のたるみで吸収することも可能である。
図33〜図39に第2の実施例が示されている。この育苗箱積重ね装置は、上記第1の実施例と同様に、育苗箱wを多段に積重ねる育苗箱積重ね機構1と、積重ねられた所定枚数の育苗箱wをまとめて持上げ搬送する積込み移載機構2と、積込み移載機構2で搬送されてきた育苗箱群Wを受け取って、所定位置に待機している搬送台車D上に移載する受継ぎ搬送機構3とを備えている。
この例における前記育苗箱積重ね機構1と積込み移載機構2は上記した第1の実施例のそれと同様であるため、第1の実施例と同じ部材あるいは同じ機能部位には同じ符号を付してその説明を省略する。
この例における受継ぎ搬送機構3には、図33,34に示すように、床面に設置固定された受け台100、前記把持機構31の左右移動用レール33と平行に配備された前後一対のレール101、このレール101に沿って左右水平移動可能に支持された可動台102、この可動台102に対して昇降自在に支持された昇降フレーム103、この昇降フレーム103に取付け支持された前後一対の移載用支持アーム73、等が備えられている。
図34,37に示すように、前記可動台102は前後方向視で逆L形に構成されており、その上辺部102aに備えた案内ローラ104が、図36に示すように、前記レール101に直交2方向から係合されることで、可動台102が水平左右移動可能にレール101に吊り下げ支持されている。
前記レール33の左右箇所に支持した駆動スプロケット105および従動スプロケット106に亘ってチェーン107が巻き掛けられるとともに、このチェーンが前記可動台102の左右両端に連結されるとともに、レール33の端部に配備したモータ108と駆動スプロケット106とがチェーン連動されており、モータ108を正逆転駆動してチェーン107を正逆に回動することで可動台102を左右に往復駆動するように構成されている。
図36に示すように、前記昇降フレーム103の前後に備えられ上下一対づつの案内ローラ109が可動台102の縦辺部102bに係合支持されることで昇降フレーム103が延長方向に上下移動可能に支持されるとともに、可動台102の縦辺部102bに備えられたステー102cに対して昇降フレーム103が前後一対のチェーン110によって吊り下げ支持されている。
前記ステー102cには、前記チェーン110を巻き掛け連結した前後一対のスプロケット111が軸支されるとともに、これらスプロケット111にチェーン連動したモータ112が装備されており、モータ112を駆動してスプロケット111を正逆回転させることで昇降フレーム103を駆動昇降させるようになっている。なお、モータ112およびその周辺の駆動用機構はカバー113によって保護されている。
図34,37に示すように、前記移載用支持アーム73は、前後方向視でL字形に構成されており、その縦辺部の上端が昇降フレーム103の外側面に前後方向軸心pを中心にして自由揺動可能に枢支連結されるとともに、縦辺部下方に備えた接当ボルト114が昇降フレーム103の外側面に接当されることで移載用支持アーム73が片持ち水平姿勢に保持されている。
この例の受継ぎ搬送機構3は、以上のように構成されており、以下に、その作動を説明する。
積込み行程では移載用支持アーム73は受け台100の上面から没入する待機高さに下降しており、この受け台100の上に、上記のように所定回数の積込み作動が行われる。
所定枚数(30枚)の育苗箱wが受け台100に積層されると、先ず、モータ112が駆動されて昇降フレーム103が平行に上昇され、移載用支持アーム73が待機位置から受け台100よりも少し上方の所定高さまで上昇され、受け台100上の育苗箱群Wを平行に持上げる。
次いで、モータ108が正転駆動されることで可動台102が横外方に向けて移動され、移載用支持アーム73は育苗箱群Wを載置した状態で横外方に向けて水平にせり出し移動する。
せり出し移動した移載用支持アーム73が、待機している搬送台車Dにおける前半部位の上に到着すると、移載用支持アーム73が運搬台車Dの載置面より下方まで下降することで、1ブロックの育苗箱群Wが搬送台車Dに移載される。
その後、可動台102が後退移動することで移載用支持アーム73は搬送台車Dをすり抜けて水平に後退移動し、受け台100内に没入する待機位置に復帰し、その後、受け台100上への次の積込みが行われる。
次の所定枚数(30枚)の育苗箱wが受け台100に積層されると、上記と同様に移載用支持アーム73が上昇された後、搬送台車D上に移動することになるが、2回目の積込み時には可動台102は1回目よりも手前まで移動し、1回目に移載した育苗箱群Wの横に2回目の移載が行われる。
搬送台車Dへの2回の移載が完了すると、搬送台車Dは所定距離だけ前進移動され、搬送台車Dの後半部位の上に2回の移載が行われ、搬送台車Dには都合4ブロック(120枚)の育苗箱群が載置されることになる。
第1例における育苗箱積重ね装置の全体平面図 育苗箱積重ね装置を搬出側から見た側面図 育苗箱積重ね装置の全体正面図 育苗箱の流れを示す斜視図 育苗箱積重ね機構の平面図 育苗箱積重ね機構の側面図 育苗箱積重ね機構の正面図 育苗箱積重ね機構の土落とし手段を示す側面図(イ)と平面図(ロ) リフト部材の正面図 リフト部材の側面図 育苗箱の斜視図 育苗箱積重ね機構の積重ね作動を示す正面図 育苗箱積重ね機構の積重ね作動を示す正面図 育苗箱積重ね機構の積重ね作動を示す正面図 育苗箱積重ね機構の積重ね作動を示す正面図 積重ね作動の要部を示す正面図 積込み搬送機構の側面図 育苗箱把持状態の積込み搬送機構を示す側面図 積込み搬送機構の正面図 育苗箱把持状態の積込み搬送機構を示す正面図 積込み搬送機構の要部を示す平面図 育苗箱積込み作動状態の積込み搬送機構を示す側面図 積込み搬送機構の育苗箱把持部を示す側面図 積込み搬送機構の育苗箱把持部を示す正面図 積込み搬送機構の育苗箱把持部を示す横断平面図 受継ぎ搬送機構の平面図 移載用支持アームが下降した状態の受継ぎ搬送機構の側面図 移載用支持アームが上昇した状態の受継ぎ搬送機構の側面図 移載用支持アームが下降した状態の受継ぎ搬送機構の正面図 移載用支持アームが上昇した状態の受継ぎ搬送機構の正面図 移載用支持アームがせり出し移動した状態の受継ぎ搬送機構の正面図 移載用支持アームがせり出し移動した状態の受継ぎ箇所の側面図 第2例における育苗箱積重ね装置の全体平面図 育苗箱積重ね装置の全体正面図 第2例における育苗箱の流れを示す斜視図 移載用支持アームが下降した状態の受継ぎ搬送機構の側面図 受継ぎ搬送状態の正面図 受継ぎ搬送機構の平面図 アームせり出し駆動手段の側面図
1 育苗箱積重ね機構
2 積込み移載機構
3 受継ぎ搬送機構
4 搬送装置
5 リフト機構
31 把持機構
70 基台
71 受け枠(受け台)
72 昇降フレーム
73 移載用支持アーム
76 カム
85 チェーン
100 受け台
w 育苗箱
W 育苗箱群
D 搬送台車

Claims (3)

  1. 搬送装置に載置されて搬送されてきた育苗箱をリフト機構によって持ち上げて下方から順次積み重ねてゆく育苗箱積重ね機構と、積み重ねられた所定枚数の育苗箱群を把持機構でまとめて持上げて、所定の育苗箱積み込み位置に待機している受継ぎ搬送機構の上に搬送して移載する積込み移載機構とを備え、
    前記受継ぎ搬送機構は、前記積込み移載機構によって搬送移載されてきた育苗箱群を載置しかつ床面に対して固定配備された受け台と、この受け台に載置された育苗箱群を載置支持して移載するフォーク状の移載用支持アームと、前記受け台の載置面よりも下側に下降した下降位置と前記受け台の載置面よりも上方の所定高さに上昇して育苗箱群を載置支持した上昇位置とに前記移載用支持アームを平行に昇降する昇降駆動手段と、前記上昇位置に上昇した前記移載用支持アームを受継ぎ搬送機構の横外側の所定位置に待機している搬送台車上にアーム長手方向に沿って進退移動させるアームせり出し駆動手段とを備え、前記昇降駆動手段による前記移載用支持アームの前記下降位置から前記上昇位置への平行上昇によって前記受け台に載置された育苗箱群を前記移載用支持アームに載置支持させてから、この移載用支持アームに載置支持された育苗箱群を前記アームせり出し駆動手段による前記移載用支持アームのせり出し作動によって前記所定位置に待機している搬送台車上に移載するよう構成してあることを特徴とする育苗箱積重ね装置。
  2. 搬送装置に載置されて搬送されてきた育苗箱をリフト機構によって持ち上げて下方から順次積み重ねてゆく育苗箱積重ね機構と、積み重ねられた所定枚数の育苗箱群を把持機構でまとめて持上げて、所定の育苗箱積み込み位置に待機している受継ぎ搬送機構の上に搬送して移載する積込み移載機構とを備え、
    前記受継ぎ搬送機構には、前記積込み移載機構によって搬送移載されてきた育苗箱群を載置支持するフォーク状の移載用支持アームと、この移載用支持アームをアーム長手方向に沿って進退移動させるアームせり出し駆動手段と、前記移載用支持アームを平行に昇降する昇降駆動手段とを備え、この受継ぎ搬送機構に載置支持した育苗箱群を、前記移載用支持アームの平行昇降およびせり出し作動によって、所定位置に待機している搬送台車上に移載するよう構成し、
    カムの水平移動によって昇降フレームを一定ストロークで基台に対して平行昇降するように前記昇降駆動手段を構成するとともに、この昇降フレームに対して前記移載用支持アームをアーム長手方向にのみ水平移動可能に支持し、ーム長手方向に沿って前記基台側に巻回配備したチェーンに前記移載用支持アームの基端側を連動連結し、このチェーンの回動によって前記移載用支持アームをアーム長手方向に進退駆動するように前記アームせり出し駆動手段を構成してあることを特徴とする育苗箱積重ね装置。
  3. 搬送装置に載置されて搬送されてきた育苗箱をリフト機構によって持ち上げて下方から順次積み重ねてゆく育苗箱積重ね機構と、積み重ねられた所定枚数の育苗箱群を把持機構でまとめて持上げて、所定の育苗箱積み込み位置に待機している受継ぎ搬送機構の上に搬送して移載する積込み移載機構とを備え、
    前記受継ぎ搬送機構には、前記積込み移載機構によって搬送移載されてきた育苗箱群を載置支持するフォーク状の移載用支持アームと、この移載用支持アームをアーム長手方向に沿って進退移動させるアームせり出し駆動手段と、前記移載用支持アームを平行に昇降する昇降駆動手段とを備え、この受継ぎ搬送機構に載置支持した育苗箱群を、前記移載用支持アームの平行昇降およびせり出し作動によって、所定位置に待機している搬送台車上に移載するよう構成し、
    前記移載用支持アームをアーム長手方向に沿って進退移動させる前記アームせり出し駆動手段と、前記移載用支持アームを平行に昇降する前記昇降駆動手段とを、前記移載用支持アームの育苗箱載置部よりも上方に位置させて配備してあることを特徴とする育苗箱積重ね装置。
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