JP2000280394A - 遮光性包装材 - Google Patents

遮光性包装材

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JP2000280394A JP11276149A JP27614999A JP2000280394A JP 2000280394 A JP2000280394 A JP 2000280394A JP 11276149 A JP11276149 A JP 11276149A JP 27614999 A JP27614999 A JP 27614999A JP 2000280394 A JP2000280394 A JP 2000280394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミニウム包装材に見られる廃棄物に係わる
環境負荷が少なく、かつガスバリアー性と遮光性を有
し、さらにデザイン効果を付与する遮光性包装材の提供
にある。 【解決手段】ガスバリアー性を有する透明バリアーフィ
ルム30と熱融着樹脂層20の間に、1層以上の印刷イ
ンキ層10を形成した遮光性包装材1であって、前記印
刷インキ層10が300〜400nmの波長域および6
00〜700nmの波長域もしくは300〜500nm
もしくは300〜800nmの波長域の光を遮断する遮
光性包装材としたもので、またナイロンフィルムを前記
印刷インキ層10と熱融着樹脂層の間に積層し、前記印
刷インキ層10が2層以上でなるレトルト用の遮光性包
装材とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般食品、医薬
品、トイレタリー商品その他の生活資材や各種産業資材
等またはレトルト食品の包装材料に関するものであり、
さらに詳しくは、包装材料の脱アルミニウムによる環境
負荷を減らし、かつガスバリアー性や遮光性を高めるこ
とによって内容物の保存性を高める遮光性包装材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素や水分等の影響を受けて食品
その他の内容物の品質が低下することを防ぐため、包装
材料にガスバリアー性を持たせた包装材が利用されてい
る。このガスバリアー性包装材としては、ポリビニルア
ルコールとエチレンビニルアルコールとの共重合体やポ
リ塩化ビニリデン系の樹脂からなるフィルム、あるいは
これらの樹脂をコーティングしたフィルム等があるが、
焼却処理での塩素ガス発生やダイオキシン発生の問題か
ら使用されなくなった。
【0003】これに対し、ガスバリアー性の点で最も優
れているのはプラスチックフィルムにアルミ箔をラミネ
ートしたものやアルミ蒸着層を設けた積層フィルムを利
用したいわゆるアルミ包装材があった。
【0004】ところが、上記アルミ包装材では、昨今の
廃棄物に係わる環境問題即ち廃棄物の焼却処理におい
て、アルミニウムインゴットが焼却炉を傷めたり焼却効
率の低下をもたらしたり、あるいはその焼却灰の埋め立
て処分時に、雨等と反応し有害ガスが発生するなどの問
題から、包装材の脱アルミ化への要求が高まってきてお
り、その代わりに酸化珪素等の金属化合物の薄膜層を有
するフィルムを利用した透明ガスバリアフィルムが利用
され始めている。これは従来の透明バリアーフィルムで
あるポリビニルアルコールや塩化ビニリデン系のフィル
ムよりガスバリアー性に優れ、しかも上記アルミ系の包
装材に近いガスバリア性を実現しているものである。
【0005】また、従来レトルト用のパウチ包装材とし
ても、アルミニウム箔を含む構成の包装材が使用されて
いる。それは、レトルト食品が6ヶ月から1年という長
期間保存されることから、酸素による酸化を防止するた
め脱気包装されるので、包装材にガスバリア性が要求さ
れるからである。また、光による劣化を防止するための
遮光性の要求をも満足するアルミニウム箔を含む包装材
が広く使用されていた。しかし前述のように、廃棄物に
係わる環境問題発生の理由と、さらにレトルトパウチご
と電子レンジに入れたいという要求と、内容物充填時に
金属探知機による検査を可能にするものとして、脱アル
ミ化の要求が高まっており、上記の金属化合物の薄膜層
を有する透明ガスバリアフィルムが利用され始めてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の金属酸化物の薄膜層を有する透明バリアー包装材は遮
光性がないため、アルミ系の包装材に比べて内容物が光
による劣化を受けやすいという欠点がある。すなわち内
容物の油脂成分の酸化あるいは色素や香り成分の分解等
のように光による劣化を受けやすいという欠点があり、
内容物によっては、保存性を高めるために、さらに遮光
性を付加したバリア性包装材が要望されていた。さら
に、できれば透明性の維持が可能なことや見た目に黒ず
んでいないデザイン効果を有する遮光性包装材も望まれ
ている。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点および
要望点を解決するものであり、その課題とするところ
は、透明バリアーフィルムに遮光性を付与することによ
って、アルミニウム箔を含む包装材に見られる廃棄物に
係わる環境負荷が軽減され、かつガスバリアー性と遮光
性の両方を有し、さらにデザイン効果を有しできれば透
明性も付与した遮光性包装材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、少なくと
も外側からガスバリアー性を有する透明バリアーフィル
ム、印刷インキ層、熱融着樹脂層が順に積層しているこ
とを特徴とする遮光性包装材としたものである。
【0009】また、請求項2の発明では、前記印刷イン
キ層が1層以上の印刷インキ層であって、該印刷インキ
層を含む包装材が300nm〜400nmの波長域およ
び600nm〜700nmの波長域の光を遮断すること
を特徴とする請求項1記載の遮光性包装材としたもので
ある。
【0010】また、請求項3の発明では、前記印刷イン
キ層が1層以上の印刷インキ層であって、該印刷インキ
層を含む包装材が300nm〜800nmの波長域の光
を遮断することを特徴とする請求項1記載の遮光性包装
材としたものである。
【0011】また、請求項5の発明では、前記印刷イン
キ層が1層以上の印刷インキ層であって、該印刷インキ
層を含む包装材が300nm〜500nmの波長域の光
を遮断することを特徴とする請求項1記載の遮光性包装
材としたものである。
【0012】また、請求項5の発明では、前記熱融着樹
脂層と印刷インキ層の間に、ナイロンフィルムが積層さ
れ、該印刷インキ層が2層以上であることを特徴とする
請求項1記載の遮光性包装材としたものである。
【0013】また、請求項6の発明では、前記印刷イン
キ層を含む包装材が、300nm〜500nmの波長域
の光を遮断することを特徴とする請求項5記載の遮光性
包装材としたものである。
【0014】また、請求項7の発明では、前記印刷イン
キ層を含む包装材が、300nm〜550nmの波長域
の光を遮断することを特徴とする請求項5記載の遮光性
包装材としたものである。
【0015】また、請求項8の発明では、前記印刷イン
キ層を含む包装材が、300nm〜700nmの波長域
の光を遮断することを特徴とする請求項5記載の遮光性
包装材としたものである。
【0016】また、請求項9の発明では、前記ガスバリ
アー性を有する透明バリアーフィルムが金属化合物等の
薄膜を有するフィルムである請求項1乃至8のいずれか
1項に記載の遮光性包装材としたものである。
【0017】さらにまた、請求項10の発明では、前記
ガスバリアー性を有する透明バリアーフィルムが水溶性
高分子と金属アルコキシドまたはその加水分解物を含む
被覆層を有するフィルムである請求項1乃至9のいずれ
か1項に記載の遮光性包装材としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いながら説明する。本発明は、一般食品、医薬品等ま
たはレトルト食品の包装材料、特に脱アルミニウムによ
る環境負荷を減らし、かつガスバリアー性や遮光性を高
めて内容物の保存性を高める遮光性包装材に関するもの
で、その基本構成は、図1の積層側断面図に示すよう
に、少なくとも外側からガスバリアー性を有する透明バ
リアーフィルム(30)、印刷インキ層(10)、熱融
着樹脂層(20)が順に積層している遮光性包装材
(1)である。
【0019】そこで、まず請求項2の発明では、図2の
積層側断面図に示すように、例えば最外層の基材フィル
ム(32)とガスバリア層(34)でなるガスバリアー
性を有する透明バリアーフィルム(30)と最内層のシ
ーラントとなる熱融着樹脂層(20)の間に、1層以上
(一事例である図面では第一印刷インキ層(12)と第
二印刷インキ層(14)からなる)の印刷インキ層(1
0)を形成した遮光性包装材(1)とするものであっ
て、その印刷インキ層(10)を含めた包装材が300
nm〜400nmの波長域および600nm〜700n
mの波長域の光を遮断するものである。
【0020】上記のような印刷インキ層(10)を施す
ことによって、外光の近紫外線と近赤外線が遮断され、
例えば抹茶キャンディのような内容物の色素や香り成分
の劣化のない遮光性包装材(1)とすることができる。
さらにこの効果に加えて、内容物が透けて見えることも
可能な遮光性包装材(1)とすることができる。
【0021】また、請求項3の発明の遮光性包装材で
は、図2に示す構成の印刷インキ層(10)が1層以上
で、その印刷インキ層(10)を含む包装材が、300
nm〜800nmの波長域の光を遮断するものである。
【0022】上記のような印刷インキ層(10)を施す
ことによって、外光全域が遮断され、アルミニウム包装
材の場合と同様に内容物が透けて見える効果はないが、
例えばポテトチップスや粉末海苔をまぶしてあるタイプ
のポテトチップスのような内容物の油脂の酸化のない遮
光性包装材(1)とすることができる。
【0023】また、請求項4の発明の遮光性包装材は、
図2に示す構成の前記印刷インキ層(10)が1層以上
で、その印刷インキ層(10)を含めた包装材が300
nm〜500nmの波長域の光を遮断するものである。
【0024】上記のような印刷インキ層(10)を施す
ことによって、外光の短波長側が遮断され、例えば粉末
海苔をまぶしてあるタイプのポテトチップスのような内
容物の油脂の酸化を防ぐことはできないが、ポテトチッ
プスのような内容物の油脂の酸化のない遮光性包装材
(1)とすることができ、かつ外面から見た目には、黒
ずんで見えず比較的明るいデザイン効果のある遮光性包
装材(1)とすることができる。
【0025】また、請求項5の発明の遮光性包装材で
は、図3の積層側断面図に示すように、熱融着樹脂層
(20)と印刷インキ層(10)との間に、ナイロンフ
ィルム(40)が積層され、その印刷インキ層(10)
が2層以上(図面では第一印刷インキ層(12)と第二
印刷インキ層(14)としてある)でなる遮光性包装材
とするものである。
【0026】上記のように、厚さ50μm程度のナイロ
ンフィルム(40)を積層することによって、加熱滅菌
等に耐性のあるレトルト用の遮光性包装材(1)とする
ことができ、2層以上の印刷インキ層(10)とするこ
とによって遮光性付与に加え、透明バリアーフィルム
(30)のガスバリアー性を補完することができる。
【0027】また、請求項6の発明では、例えば図3に
示す2層でなる印刷インキ層(10)を含む遮光性包装
材(1)が、300nm〜500nmの波長域の光を遮
断するようにしたものである。
【0028】上記のような印刷インキ層(10)を施す
ことによって、外光の短波長側が遮断され、例えばレト
ルト食品であるビーフシチューのような内容物の油脂の
酸化を防ぐことができ、またレトルト食品としてのパン
プキンスープのような内容物の褪色をある程度防ぐ遮光
性包装材(1)とすることができ、かつ外面から見た目
には、黒ずんで見えず比較的明るいデザイン効果のある
レトルト食品用の遮光性包装材(1)とすることができ
る。
【0029】また、請求項7の発明の遮光性包装材で
は、例えば図3に示す2層でなる印刷インキ層(10)
を含めた遮光性包装材(1)が、300nm〜550n
mの波長域の光を遮断するようにしたものである。
【0030】上記のような印刷インキ層(10)を施す
ことによって、外光の短波長側が遮断され、例えばレト
ルト食品であるビーフシチューのような内容物の油脂の
酸化を防ぐことができ、またレトルト食品としてのパン
プキンスープのような内容物の褪色をある程度防ぐ遮光
性包装材(1)とすることができ、かつ外面から見た目
には、黒ずんで見えずやや茶色系であるが比較的明るい
デザイン効果のあるレトルト食品用の遮光性包装材
(1)とすることができる。
【0031】また、請求項8の発明の遮光性包装材で
は、例えば図3に示す2層でなる印刷インキ層(10)
を含めた遮光性包装材(1)が、少なくとも300nm
〜700nmの波長域の光を遮断するようにしたもので
ある。
【0032】上記のような印刷インキ層(10)を施す
ことによって、略外光全域が遮断され、例えばレトルト
食品であるビーフシチューのような内容物の油脂の酸化
を従来のアルミニウム箔と同程度防ぐことができ、また
レトルト食品としてのパンプキンスープのような内容物
の褪色も略完全に防ぐ遮光性包装材(1)とすることが
できるが、外面から見た目には、黒ずんで見え、デザイ
ン効果に少々劣るレトルト食品用の遮光性包装材(1)
が得られる。
【0033】
【実施例】以下に本発明における遮光性包装材を用い
て、ポテトチップス、粉末海苔をまぶしてあるタイプの
ポテトチップス(以下のり塩ポテトチップスという)、
抹茶キャンディーをそれぞれ包装し、またレトルト食品
としてのビーフシチュー、パンプキンスープをそれぞれ
加熱殺菌後包装し、光照射下で保存したときの内容物品
質低下の度合いを、実施例に示す包装材を用いて、比較
例の包装材と比較しながら具体的に説明する。
【0034】実施例に使用する内容物として油分を含む
ポテトチップスやのり塩ポテトチップス、ビーフシチュ
ーなどは、光の影響で油脂の酸化を受けやすく、また、
抹茶キャンディーなどは特定波長域の光の影響で色素や
香り成分の分解等があり、レトルト食品としてのパンプ
キンスープなどは光の影響で褪色して食品としての付加
価値が劣るものがあり、これが品質劣化の大きな要因と
なっており、これを防ぐため現状ではほとんどアルミニ
ウム系の包装材が用いられている。本発明は廃棄物処理
に係わる環境問題のあるアルミニウムを用いずに、その
アルミニウム系包装材と同等の保存性を持つ遮光性包装
材を提供するものであり、よって本実施例ではアルミ系
包材との比較の試験例を示すが、本発明による遮光性包
材の保存性能がアルミニウム系包装材の保存性と同等で
あれば十分にその目的に達するものである。
【0035】また、本実施例では特定波長域の光の透過
を遮断するのに特定の色のインキ及びその組み合わせを
例示したが、本発明はその目的とする特定波長域の光の
遮断を実現できれば、例示した色のインキおよびその組
み合わせに限定されない。また例示した内容物も限定さ
れるものでなく、それぞれの包材の光遮断波長の範囲に
内容物の劣化に関与する光波長が含まれていれば効果を
発揮する。
【0036】〈実施例1〉図2に示すように、基材フィ
ルム(32)として厚さ12μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムにガスバリアー層(34)として酸化
アルミニウムの薄膜層を蒸着させた透明バリアーフィル
ム(30)とし、これに第一印刷インキ層(12)に白
色グラビアインキを、第二印刷インキ層(14)として
墨グラビアインキを、それぞれベタ(日本印刷学会編:
印刷事典よれば、印刷面に濃淡の差や白く抜けた部分が
なく、印刷インキで完全に覆われている部分)印刷した
印刷インキ層(10)を設け、さらにシーラントとなる
熱融着樹脂層(20)として厚さ30μmの無延伸ポリ
プロピレンフィルムをドライラミネートによって張り合
わせ、遮光性包装材(1)とした。本包装材(1)は3
00nmから800nmの波長域の光の透過は完全に遮
断するものであった。
【0037】〈実施例2〉図2に示す第二印刷インキ層
(14)を朱色グラビアインキとした以外は、実施例1
と同様にして遮光性包装材(1)を得た。本包装材
(1)は300nmから550nmの波長域の光の透過
は完全に遮断するものであった。
【0038】〈実施例3〉図2に示す第二印刷インキ層
(14)を黄色グラビアインキとした以外は、実施例1
と同様にして遮光性包装材(1)を得た。本包装材
(1)は300nmから500nmの波長域の光の透過
は完全に遮断するものであった。
【0039】〈実施例4〉図2に示す基材フィルム(3
2)として、厚さ12μmの延伸ポリプロピレンフィル
ムに、ガスバリアー層(34)として水溶性高分子と金
属アルコキシドまたはその加水分解物を含む層をコーテ
ィングにより形成させた透明バリアーフィルム(30)
とし、これに第一印刷インキ層(12)として有機系の
紫外線吸収インキ(東洋インキ製造社製、NEW−LP
スーパーV白)を、第二印刷インキ層(14)として藍
色グラビアインキをそれぞれベタ印刷した印刷インキ層
(10)を設けた以外は、実施例1と同様にして遮光性
包装材(1)を得た。本包装材は300nmから400
nmおよび580から730の波長域の光の透過は完全
に遮断するものであった。
【0040】〈比較例1〉印刷インキ層(10)を施さ
ない以外は、実施例1と同様にしてバリアー包装材を得
た。本包装材は、300nm以上の波長の光はほとんど
透過するものであった。
【0041】〈比較例2〉ガスバリアー層(34)とし
てアルミニウムの薄膜層を蒸着させた層とした以外は、
比較例1と同様にしてバリアー包装材を得た。本包装材
は、300nmから800nmの波長域の光の透過は完
全に遮断するものであった。
【0042】実施例1〜4および比較例1、2の包装材
を用いて、ポテトチップス、のり塩ポテトチップスおよ
び抹茶キャンディーをそれぞれ包装し、1500LX蛍
光灯照射、室温下で保存した時の品質の劣化度合いを、
ポテトチップおよびのり塩ポテトチップスについては油
脂の酸化度(過酸化物価)の分析値で、抹茶キャンディ
ーについては色の変化を外観で評価した。そのポテトチ
ップスでの結果を表1に、のり塩ポテトチップスでの結
果を表2に、抹茶キャンディーでの結果を3に示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】上記表1より、内容物がポテトチップの場
合では、すなわち少なくとも300〜500nmの波長
域の光を遮断する実施例1〜3の遮光性バリアー包装材
(1)を用いることで比較例1の包装材よりも格段に内
容物保存性が向上することがわかる。中でも300〜8
00nmの波長域を遮断する実施例1の遮光性バリアー
包装材(1)では比較例2のアルミニウム系包装材と完
全に同等の内容物保存性(油脂の酸化度の少ない)を示
した。
【0047】また、上記表2より、内容物がのり塩ポテ
トチップの場合では、300〜800nmの波長域を遮
断する実施例1の遮光性バリアー包装材(1)で比較例
2のアルミニウム系包装材と同等の保存性(油脂の酸化
度の少ない)を示した。
【0048】また、内容物が抹茶キャンディーの場合で
は、300〜400nmおよび600〜700nmの波
長域を遮断する実施例4の遮光性バリアー包装材で、3
00〜800nmの波長域を遮断する実施例1の遮光性
バリアー包装材と同様に比較例2のアルミニウム系包装
材とほとんど遜色の無い内容物保存性(色素や香り成分
の分解のない)を示した。さらに実施例4の遮光性バリ
アー包装材では、内容物が透けて見える効果(すなわち
内容物の確認可能な効果)を有するものであった。
【0049】〈実施例5〉図3に示すように、基材フィ
ルム(32)として厚さ12μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムに、ガスバリアー層(34)として酸
化アルミニウムの薄膜層を蒸着させた透明バリアーフィ
ルム(30)とし、これに第一印刷インキ層(12)に
白色グラビアインキを、第二印刷インキ層(14)とし
て黄色グラビアインキを、それぞれベタ印刷した印刷イ
ンキ層(10)を設け、その上に、厚さ60μmのナイ
ロンフィルム(40)を、さらにシーラントとなる熱融
着樹脂層(20)として厚さ30μmの無延伸ポリプロ
ピレンフィルムをドライラミネートによって張り合わ
せ、レトルト用の遮光性包装材(1)とした。本包装材
(1)は300nmから500nmの波長域の光の透過
は完全に遮断するものであった。
【0050】〈実施例6〉図3に示す第二印刷インキ層
(14)を茶色グラビアインキとした以外は、実施例5
と同様にしてレトルト用の遮光性包装材(1)とした。
本包装材(1)は300nmから550nmの波長域の
光の透過は完全に遮断するものであった。
【0051】〈実施例7〉図3に示す第二印刷インキ層
(14)を墨グラビアインキとした以外は、実施例5と
同様にしてレトルト用の遮光性包装材(1)とした。本
包装材(1)は300nmから800nmの波長域の光
の透過は完全に遮断するものであった。
【0052】〈比較例3〉厚さ12μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムに、厚さ60μmのナイロンフ
ィルム、厚さ7μmのアルミニウム箔、厚さ30μmの
無延伸ポリプロピレンフィルムを順にドライラミネート
によって張り合わせ、レトルト用の遮光性包装材とし
た。本包装材(1)は300nmから800nmの波長
域の光の透過は完全に遮断するものであった。
【0053】〈比較例4〉図3に示す第二印刷インキ層
(14)を白色グラビアインキ即ち第一、第二印刷イン
キ層(12,14)とも白色グラビアインキとした以外
は、実施例5と同様にしてレトルト用の遮光性包装材
(1)とした。本包装材(1)は300nmから400
nmの波長域の光の透過は完全に遮断するものであっ
た。
【0054】〈比較例5〉図3に示す印刷インキ層(1
0)を除外した以外は、実施例5と同様にしてレトルト
用の透明な包装材とした。本包装材は320nm以上の
波長の光の透過はほとんど透過するものであった。
【0055】〈比較例6〉厚さ12μmのポリエチレン
テレフタレートフィルムに、厚さ**μmのナイロンフ
ィルム、厚さ30μmの無延伸ポリプロピレンフィルム
を順にドライラミネートによって張り合わせ、レトルト
用の透明な包装材とした。本包装材は320nm以上の
波長の光はほとんど透過するものであった。
【0056】上記実施例5〜7および比較例3〜6の包
装材を用いて、レトルト食品としてのビーフシチューお
よびパンプキンスープを包装し、125℃、60分の加
熱殺菌後、1500LX蛍光灯下で照射しながら室温下
で保存、6ヵ月後の品質劣化度合いを、ビーフシチュー
については油脂の酸化度(過酸化物価)の分析値で、パ
ンプキンスープについては色の変化を外観で評価し、そ
の結果を表4、5に示した。
【0057】
【表4】
【0058】
【表5】
【0059】表1より、ビーフシチューの酸化度は、実
施例5の白色、黄色インキを施した比較的明るい包装材
でも300nm〜500nmの波長の波長域の光を遮断
することができ、印刷インキ層を施さない包装材よりは
言うまでもなく、白色、白色インキを施した包装材より
も格段に抑えられるものであった。すなわち少なくとも
300nm〜500nmの波長の波長域の光を遮断すれ
ば、従来のアルミニウム箔が積層された遮光性包装材と
比較しても殆ど遜色のない内容物の保存性を示した。
【0060】また、表2より、パンプキンスープの変色
(褪色)度は、300nm〜800nmの波長域を遮断
する白色、墨インキを施した灰色の包装材では従来のア
ルミニウム箔が積層された包装材と同等で、殆ど遜色の
ない内容物の保存性を示した。また、白色、黄色インキ
でなる比較的明るい、あるいは白色、茶色インキでなる
黒ずんでいない印刷インキ層では、印刷インキ層のない
ものに比較すれば変色抑制効果はあるが、大きな効果で
はなかった。
【0061】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、基材フィルムとガスバリア
層でなる透明バリアーフィルムとシーラントとなる熱融
着樹脂層の間に、1層以上の印刷インキ層を形成した遮
光性バリアー包装材であって、該印刷インキ層を含む包
装材が300nm〜400nmの波長域および600n
m〜700nmの波長域の光を遮断する遮光性バリアー
包装材とすることによって、従来のアルミニウム箔が積
層された遮光性包装材と異なり、廃棄物に係わる環境問
題がなく、しかも内容物が透けて見え、例えば抹茶キャ
ンディのような内容物の色素や香り成分の劣化のない遮
光性包装材とすることができる。
【0062】また、前記印刷インキ層を含む包装材が3
00nm〜800nmの波長域の光を遮断する遮光性包
装材とすることによって、外光が遮断され、アルミニウ
ム箔が積層された包装材の場合と同様に内容物が透けて
見える効果はないが、例えばポテトチップスや粉末海苔
をまぶしてあるタイプのポテトチップスのような内容物
の油脂の酸化のない遮光性包装材とすることができる。
【0063】さらに、前記印刷インキ層を含む包装材が
300nm〜500nmの波長域の光を遮断する比較的
明るい色でデザイン効果のある遮光性包装材とすること
によって、外光の短波長側が遮断され、例えば粉末海苔
をまぶしたポテトチップスのような内容物の油脂の酸化
を防ぐことはできないが、ポテトチップスのような内容
物の油脂の酸化のない遮光性包装材とすることができ
る。
【0064】また、前記印刷インキ層と熱融着樹脂層と
の間にナイロンフィルムを積層し、該印刷インキ層が2
層以上の包装材とし、この印刷インキ層を含む包装材が
300nm〜500nmの波長域の光を遮断する比較的
明るい色でデザイン効果のある遮光性包装材とすること
によって、外光の短波長側が遮断され、例えばビーフシ
チューのようなレトルト食品の油脂の酸化を防ぐがで
き、パンプキンスープのようなレトルト食品の変色(褪
色)をある程度防ぐレトルト用の遮光性包装材とするこ
とができる。
【0065】また、前記印刷インキ層を含む包装材が3
00nm〜550nmの波長域の光を遮断するあまり黒
ずんでいない茶系統の色で比較的デザイン効果のある遮
光性包装材とすることによって、外光の短波長側が遮断
され、例えばビーフシチューのようなレトルト食品の油
脂の酸化を防ぐができ、パンプキンスープのようなレト
ルト食品の変色(褪色)をある程度防ぐレトルト用の遮
光性包装材とすることができる。
【0066】また、前記印刷インキ層を含む包装材が少
なくとも300nm〜700nmの波長域の光を遮断す
る灰色でデザイン効果は比較的ない遮光性包装材とする
ことによって、外光がほぼ遮断され、例えばビーフシチ
ューのようなレトルト食品の油脂の酸化やパンプキンス
ープのようなレトルト食品の変色(褪色)を従来のアル
ミニウム箔と同程度に防ぐレトルト用の遮光性包装材と
することができる。
【0067】さらにまた、前記ガスバリアー性を有する
透明バリアーフィルムが、金属酸化物等の薄膜、あるい
は水溶性高分子と金属アルコキシドまたは加水分解物を
含む被覆層を有するので、従来のアルミニウム箔に匹敵
するガスバリアー性を有し、かつ廃棄物に係わる環境負
荷の低減に寄与する遮光性包装材とすることができる。
【0068】従って本発明は、廃棄物に係わる環境負荷
の低減に寄与し、内容物の保存性に合致した遮光性包装
材として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮光性包装材の基本構成の一実施の形
態を側断面で表した説明図である。
【図2】本発明の遮光性包装材の一実施の形態を側断面
で表した説明図である。
【図3】本発明の遮光性包装材のうちのレトルト用の一
実施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥遮光性バリアー包装材 10‥‥印刷インキ層 12‥‥第一印刷インキ層 14‥‥第二印刷インキ層 20‥‥熱融着樹脂層 30‥‥透明バリアーフィルム 32‥‥基材フィルム 34‥‥ガスバリアー層 40‥‥ナイロンフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E086 AD01 BA04 BA15 BA24 BA40 BB01 BB21 BB22 BB23 BB24 BB62 BB87 CA03 CA07 4F100 AA17E AA19 AB33E AK01A AK01C AK07 AK41 AK48E BA03 BA04 BA05 BA07 BA10A BA10C EH66 EH662 GB15 HB31B HB31D HB31E JB09E JB16C JD02 JD02A JN01 JN01A JN02 YY00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも外側からガスバリアー性を有す
    る透明バリアーフィルム、印刷インキ層、熱融着樹脂層
    が順に積層していることを特徴とする遮光性包装材。
  2. 【請求項2】前記印刷インキ層が1層以上の印刷インキ
    層であって、該印刷インキ層を含む包装材が300nm
    〜400nmの波長域および600nm〜700nmの
    波長域の光を遮断することを特徴とする請求項1記載の
    遮光性包装材。
  3. 【請求項3】前記印刷インキ層が1層以上の印刷インキ
    層であって、該印刷インキ層を含む包装材が300nm
    〜800nmの波長域の光を遮断することを特徴とする
    請求項1記載の遮光性包装材。
  4. 【請求項4】前記印刷インキ層が1層以上の印刷インキ
    層であって、該印刷インキ層を含む包装材が300nm
    〜500nmの波長域の光を遮断することを特徴とする
    請求項1記載の遮光性包装材。
  5. 【請求項5】前記熱融着樹脂層と印刷インキ層の間に、
    ナイロンフィルムが積層され、該印刷インキ層が2層以
    上であることを特徴とする請求項1記載の遮光性包装
    材。
  6. 【請求項6】前記印刷インキ層を含む包装材が、300
    nm〜500nmの波長域の光を遮断することを特徴と
    する請求項5記載の遮光性包装材。
  7. 【請求項7】前記印刷インキ層を含む包装材が、300
    nm〜550nmの波長域の光を遮断することを特徴と
    する請求項5記載の遮光性包装材。
  8. 【請求項8】前記印刷インキ層を含む包装材が、少なく
    とも300nm〜700nmの波長域の光を遮断するこ
    とを特徴とする請求項5記載の遮光性包装材。
  9. 【請求項9】前記ガスバリアー性を有する透明バリアー
    フィルムが金属化合物等の薄膜を有するフィルムである
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の遮光性包装材。
  10. 【請求項10】前記ガスバリアー性を有する透明バリア
    ーフィルムが水溶性高分子と金属アルコキシドまたはそ
    の加水分解物を含む被覆層を有するフィルムである請求
    項1乃至9のいずれか1項に記載の遮光性包装材。
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