JP4249839B2 - 包装体用フィルム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、可視光線および紫外線を遮断して食品等の内容物の変質を防ぐ必要のある包装体に使用される包装体用フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
調理済み冷凍食品、例えばシューマイは、プラスチック製トレーにそれぞれ個装され、さらにそれらの個装物が、合成樹脂材で形成されたフィルムを使用して製造された包装体に外装されている。また、ピラフ等の米飯類は、1食分または数食分を、合成樹脂材で形成されアルミニウム蒸着(アルミ蒸着)されたフィルムを使用して製造された包装体に密封した形態で多く流通している。
【0003】
ところで、食品中に含まれている油脂は酸化されやすく、冷凍食品は、店頭での陳列時にショーケースの螢光灯からの光線によっても油脂の酸化が著しく増進される。食品に含まれる油脂が酸化すると、食品が変色し、また風味が悪化するばかりでなく、栄養価も低減する。さらに、過度に酸化を起こした油脂を摂取すると、下痢や嘔吐等を引き起こすこともある。この油脂の酸化は、500nm以下の波長の光線による影響を大きく受ける。また、一般に油脂は、波長550nm前後の黄色帯域に可視光線の吸収極大を持っているので、この波長領域の可視光線は、油脂の酸化に対して強い影響力を持つ。このため、冷凍食品では、包装体により、内容物の油脂の酸化を引き起こす原因となる光線、特に550nm以下の波長の可視光線および紫外線を遮断することが必要である。
【0004】
そこで、二酸化チタン等を主成分とする白色顔料で着色されたポリエチレン層等のシーラント層を有するフィルムを使用して包装体を製造することが行われている。また、図7に部分断面を拡大して示すように、基材フィルム10に、白色顔料で着色された白色樹脂層、例えば白色ポリエチレン層12と灰色の顔料で着色された樹脂層、例えば灰色ポリエチレン層13とを積層したシーラントフィルム11を、ドライラミネート法または押出しラミネート法により貼り合わせて形成されたフィルムを使用して、包装体を製造することが行われている。また、上記したように米飯類の冷凍食品の包装には、図8に部分拡大断面図を示すように、基材フィルム15にアルミニウム16を蒸着してシーラント層17を積層した積層構造の包装体用フィルムが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば二酸化チタンを主成分とする白色顔料をポリエチレンに添加してシーラント層が形成された包装体用フィルムは、二酸化チタンが紫外線の遮断性を有しているものの、包装材として使用したときに内容物が透けて見えるなど、可視領域の光線の遮断性が乏しい。一方、図7に示したように、白色樹脂層と灰色(または黒色)樹脂層とを積層したシーラント層を有する包装体用フィルムでは、白色樹脂層により紫外線を遮断し、灰色樹脂層により可視光線を遮断するが、それを使用して製造された包装体は、外観が灰色を帯びて白色度が低くなる。このため、このフィルムを包装材として使用した場合に、商品銘柄などを包装体に印刷すると、印刷が灰色がかって見えてしまい、商品に対し外観的に悪い印象を与える恐れがある。
【0006】
また、図8に示したようにアルミ蒸着フィルムは、遮光性の点では可視光線および紫外線共に優れているが、それを包装材として用いた商品について金属検知器を使用して異物混入検査を行おうとした場合に、アルミ蒸着フィルム自体が検知器に反応してしまうので、そのような金属検知器による異物混入検査を行うことが不可能である。また、アルミ蒸着フィルムを包装材とした冷凍食品は、包装形態のまま電子レンジで加熱調理しようとすると、アルミ蒸着フィルムによりマイクロ波が遮断されて内容物を充分に加熱することができないばかりでなく、アルミニウムがマイクロ波を吸収して急激に発熱し、場合によっては火花を生じて危険である。このため、アルミ蒸着フィルムは、包装体としての用途が限られる。
【0007】
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、可視光線および紫外線の遮断性に優れ、白色度も良好であり、アルミ蒸着フィルムのように金属検知器による異物混入検査を行うことができない、といった欠点も無く、電子レンジによる食品の加熱調理も可能であるような包装体用フィルムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、包装体の外面側となる基材フィルムに、少なくとも390nm〜550nmの波長領域の光線を遮断する着色料を含有した可視光遮断樹脂層、および、少なくとも240nm〜390nmの波長領域の光線を遮断する着色料を含有した白色樹脂層を有するシーラント層を積層して形成された包装体用フィルムにおいて、前記シーラント層の、可視光遮断樹脂層と白色樹脂層との間、または、2つの可視光遮断樹脂層の間、もしくは、2つの白色樹脂層の間に、さらに透明または半透明の樹脂層を備え、少なくとも1つの白色樹脂層が可視光遮断樹脂層より基材フィルム側となるように各樹脂層を積層したことを特徴とする。
【0010】
請求項1に係る発明の包装体用フィルムを使用して包装体を製造すると、その包装体では、390nm〜550nmの波長領域の光線を遮断する着色料を含有した可視光遮断樹脂層により可視光線が遮断され、240nm〜390nmの波長領域の光線を遮断する着色料を含有した白色樹脂層により一部の紫外線が遮断される。このため、包装体に収容された内容物が、それに含まれる油脂の酸化を引き起こす原因となるような波長領域の光線を吸収する、といったことが防止される。一方、フィルムのシーラント層に透明または半透明の樹脂層が含まれていることにより、フィルムの表面(包装体の外表面)における白色度が向上する。これは、着色料を含有した樹脂層と透明または半透明の樹脂層とでの屈折率の差、および、透明または半透明の樹脂層との層境界面での光の全反射により、層境界面で光の散乱が起こるためであると考えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態について図1ないし図6を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、この発明の1実施形態を示し、包装体用フィルムの部分拡大断面図である。このフィルムは、基材フィルム1の片面にアンカーコート剤2を塗布し、共押出しラミネータを使用してアンカーコート剤2の塗布面にシーラント層3を積層することにより形成されている。そして、シーラント層3が、第1の白色樹脂層4、第1の透明樹脂層5、黒色(または灰色)樹脂層6、第2の透明樹脂層7および第2の白色樹脂層8を、基材フィルム1側から順に積層して形成されている。
【0014】
基材フィルム1は、例えば二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)で形成され、また、シーラント層3の各樹脂層4〜8は、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)でそれぞれ形成される。そして、透明樹脂層5、7は、LDPEに何も添加せず、白色樹脂層4、8は、LDPEに少なくとも240nm〜390nmの波長領域の紫外線を吸収して遮断する白色顔料、例えば二酸化チタンを主成分とする顔料を添加し、黒色(または灰色)樹脂層6は、LDPEに少なくとも390nm〜550nmの波長領域の可視光線を吸収して遮断する黒色顔料、例えばカーボンブラックを主成分とする顔料を添加して、それぞれ形成される。白色および黒色(または灰色)の各着色顔料は、例えば各樹脂層4、8、6に対し0.5%以上の割合で添加する。基材フィルム1の厚みは、例えば10μm〜30μm程度であり、シーラント層3の総厚みは、例えば40μm〜60μm程度である。
【0015】
このフィルムを使用して、包装袋等の包装体が製造される。例えば、それぞれ基材フィルム1側が外面となるようにして表裏2枚のフィルムを互いに重ね合わせ、両フィルムの周縁部同士を熱接着することにより袋形態の包装体が製造される。また、基材フィルム1側が外面となるようにして1枚のフィルムを折り重ね、フィルムの端縁部同士およびそれぞれの側縁部同士を熱接着することにより合掌袋形態の包装体が製造される。そして、それらの包装体の内部に内容物が収容される。あるいは、このフィルムは、容器形態の包装体の覆蓋シートとしても使用することが可能である。すなわち、上面が開口した容器本体の上部開口面全体を、基材フィルム1側が上面(外面)となるようにしてフィルムで完全に覆い、容器本体の上部開口面の周縁部とフィルムの周縁部とを熱接着することにより容器形態の包装体が製造される。そして、容器内部に内容物が収容される。
【0016】
図1に示したフィルムを使用して製造された包装体では、フィルムの白色樹脂層4、8により240nm〜390nmの波長領域の紫外線が遮断されるとともに、黒色(または灰色)樹脂層6により390nm〜550nmの波長領域の可視光線が遮断される。したがって、油脂の酸化を引き起こす原因となるような波長領域の光線が包装体の内部まで到達することが無くなり、このため、包装体の内部に収容された内容物に含まれる油脂の酸化が光線によって増進される、といったことが防止される。一方、白色樹脂層4、8と透明樹脂層5、7とでの屈折率の差、および、白色樹脂層4、8と透明樹脂層5、7との層境界面での光の全反射により、層境界面で光の散乱が起こり、この結果、フィルムの表面(包装体の外表面)における白色度が向上することになる。このため、包装体に商品銘柄等を印刷しても、その印刷が灰色がかって見えることはなく、外観面での商品のイメージアップが図られる。
【0017】
なお、基材フィルム1およびシーラント層3の各樹脂層4〜8のそれぞれの形成材料や白色樹脂層4、8および黒色(または灰色)樹脂層6を着色するための着色料は、上記したものに限らないし、着色顔料として、ベース樹脂に合わせて市販されている着色マスターバッチを使用しても構わない。また、シーラント層の層構成も、白色樹脂層と黒色(または灰色)樹脂層と共に透明樹脂層を備えておればよく、図1に示したものに限定されない。さらに、フィルムの加工方法も、共押出しラミネータを使用した共押出しコーティング法に限らない。
【0018】
また、シーラント層3の各樹脂層4〜8を形成する樹脂は、LDPEのような透明な樹脂に限らず、高密度ポリエチレン(HDPE)のような半透明の樹脂であっても構わない。さらに、上記した実施形態のようにシーラント層3の各樹脂層4〜8を同一の樹脂で形成する必要は無く、白色度を向上させるために、屈折率の異なる樹脂をそれぞれ使用して各樹脂層を形成してもよく、また、それぞれの樹脂層を、2種類以上の樹脂をブレンドしたものを使用して形成するようにしてもよい。
【0019】
【実施例】
次に、この発明のより具体的な実施例について実験例および比較例を示しながら説明する。
【0020】
図1に示したように、基材フィルム1にアンカーコート剤2を介し、第1の白色樹脂層4、第1の透明樹脂層5、黒色樹脂層6、第2の透明樹脂層7および第2の白色樹脂層8を順に積層したシーラント層3を貼り合わせて、2種のフィルムを作成し、それぞれのフィルムについて光線透過率およびフィルム表面の白色度を測定した。光線透過率の測定には、日立分光光度計U−4000を使用し、白色度の評価は、ハンター白色度で行い、その測定にはミノルタCM2002を使用した。なお、ハンター白色度は、数値が大きいほど白さが増すことを示す。
【0021】
基材フィルム1としては、それぞれ12μmの厚みの二軸延伸PETフィルムを使用し、シーラント層3の各樹脂層4〜8は、それぞれLDPEで形成し、透明樹脂層5、7には何も添加せず、白色樹脂層4、8には、白色の着色マスターバッチを添加し、黒色樹脂層6には、黒色の着色マスターバッチを添加した。そして、実施例1では、第1の白色樹脂層4の厚みを40μm、第1の透明樹脂層5、黒色樹脂層6、第2の透明樹脂層7および第2の白色樹脂層8のそれぞれの厚みを5μmとし(シーラント層2の総厚み60μm)、実施例2では、第1の白色樹脂層4の厚みを30μmとし、第1の透明樹脂層5、黒色樹脂層6、第2の透明樹脂層7および第2の白色樹脂層8のそれぞれの厚みを5μmとした(シーラント層2の総厚み50μm)。また、比較例1として、12μmの厚みの二軸延伸PETフィルム(基材フィルム)にアンカーコート材を介し、白色の着色マスターバッチをLDPEに添加した40μmの厚みの白色樹脂層、黒色の着色マスターバッチをLDPEに添加した5μmの厚みの黒色樹脂層、および、白色の着色マスターバッチをLDPEに添加した5μmの厚みの白色樹脂層を順に積層した50μmの総厚みのシーラント層を貼り合わせて、従来のフィルムを作成し、そのフィルムについても光線透過率およびフィルム表面の白色度を測定した。なお、実施例1、2および比較例1の各フィルムにおいて、各樹脂層における着色マスターバッチは、白色顔料分が15%、黒色顔料分が2%となるように添加した。
【0022】
実施例1、2および比較例1の各フィルムにおける光線透過率を図2、図3および図4にそれぞれ示す。これらの結果から分かるように、シーラント層が透明樹脂層を備えた実施例1、2の両フィルムの方が、比較例1のフィルムに比べて、特に可視領域での遮光性に優れている。すなわち、実施例1のフィルムは、比較例1のフィルムのシーラント層の構成に5μmの厚みの透明樹脂層を2個所で介挿した層構成を有しているが、これにより遮光性が向上していることが分かる。また、実施例2のフィルムは、比較例1のフィルムのシーラント層と総厚みが同じで、かつ白色樹脂層が10μm薄いのにもかかわらず、遮光性が良好である。
【0023】
また、実施例1、2および比較例1の各フィルムにおける白色度は、順にそれぞれ89、87、85であった。これらの結果から分かるように、実施例1、2のフィルムの方が、比較例1のフィルムに比べて白色度が良好であり、比較例1のフィルムは、明らかに黒ずんで見えた。このように、シーラント層に透明樹脂層を積層した効果の大きいことが確認された。
【0024】
次に、この発明に係るフィルムと実際に市販されている冷凍食品の包装材として使用されているフィルムとについて、上記と同様に光線透過率および白色度をそれぞれ測定し、両者を比較した結果について説明する。
【0025】
この発明に係るフィルム(実施例3)は、12μmの厚みのPETフィルムを基材フィルムとし、白色の着色マスターバッチをLDPEに添加した20μmの厚みの白色樹脂層、LDPEからなる5μmの厚みの透明樹脂層、黒色の着色マスターバッチをLDPEに添加した7μmの厚みの黒色樹脂層、白色の着色マスターバッチをLDPEに添加した5μmの厚みの白色樹脂層、および、LDPEからなる3μmの厚みの透明樹脂層を順に積層した40μmの総厚みのシーラント層を基材フィルムの片面にアンカーコート剤を介して貼り合わせることにより形成した。また、市販の冷凍食品の包装材として使用されているフィルム(比較例2)は、15μmの厚みの二軸延伸ナイロン(ON)フィルムの片面に白色印刷を行い、そのONフィルムに12μmの厚みのアルミ蒸着PETフィルムと50μmの厚みの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムとをドライラミネート法によりそれぞれ貼り合わせることにより形成されている。なお、実施例3のフィルムでは、実施例1、2のフィルムよりも、シーラント層の白色樹脂層および黒色樹脂層における各着色マスターバッチの添加量を、白色顔料分が20%、黒色顔料分が4%となるようにそれぞれ増やしている。
【0026】
実施例3および比較例2の各フィルムにおける光線透過率を図5および図6にそれぞれ示す。これらの結果から分かるように、実施例3のフィルムは、アルミ蒸着フィルムを用いたものと同等もしくはそれ以上の遮光性を有している。また、実施例3および比較例2の各フィルムにおけるハンター白色度は、共に85であった。このように、この発明に係るフィルムは、アルミ蒸着フィルムを用いたものと同等もしくはそれ以上の遮光性および白色度を持ちながら、それで製造される包装体は、異物混入の検査に金属検知器を使用することを可能にし、また、電子レンジによる加熱調理も可能にする。そして、この発明に係るフィルムは、遮光層としてアルミ蒸着フィルムを使用しなくても、40μm程度の厚みのシーラント層だけで十分な遮光性が得られるので、包装材の薄膜化やコストダウンに寄与し得る。
【0027】
なお、上記した実施例1、2のフィルムの層構成において、白色樹脂層や黒色樹脂層の厚みあるいは着色顔料の添加量を増やすことにより、遮光性や白色度を向上させることができるのは勿論であり、また、透明樹脂層、白色樹脂層および黒色樹脂層をさらに数層組み合わせて積層することにより、遮光性や白色度がより向上した包装体用フィルムを得ることができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の包装体用フィルムを使用すると、内容物の油脂の酸化を引き起こす原因となる可視光線および紫外線の遮断性に優れ、白色度も良好で、商品銘柄等を印刷したときに見栄えが良く、アルミ蒸着フィルムのように金属検知器による異物混入検査を行うことができない、といった欠点も無く、電子レンジによる食品の加熱調理も可能であって、広い用途に適用し得る包装体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態を示し、包装体用フィルムの部分拡大断面図である。
【図2】この発明の実施例1に係る包装体用フィルムにおける光線透過率を示す図である。
【図3】この発明の実施例2に係る包装体用フィルムにおける光線透過率を示す図である。
【図4】比較例1の包装体用フィルムにおける光線透過率を示す図である。
【図5】この発明の実施例3に係る包装体用フィルムにおける光線透過率を示す図である。
【図6】比較例2の包装体用フィルムにおける光線透過率を示す図である。
【図7】従来の包装体用フィルムの1例を示す部分拡大断面図である。
【図8】従来の包装体用フィルムの別の例を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基材フィルム
2 アンカーコート剤
3 シーラント層
4 第1の白色樹脂層
5 第1の透明樹脂層
6 黒色(または灰色)樹脂層
7 第2の透明樹脂層
8 第2の白色樹脂層
Claims (1)
- 包装体の外面側となる基材フィルムに、少なくとも390nm〜550nmの波長領域の光線を遮断する着色料を含有した可視光遮断樹脂層、および、少なくとも240nm〜390nmの波長領域の光線を遮断する着色料を含有した白色樹脂層を有するシーラント層を積層して形成された包装体用フィルムにおいて、
前記シーラント層の、可視光遮断樹脂層と白色樹脂層との間、または、2つの可視光遮断樹脂層の間、もしくは、2つの白色樹脂層の間に、さらに透明または半透明の樹脂層を備え、少なくとも1つの白色樹脂層が可視光遮断樹脂層より基材フィルム側となるように各樹脂層を積層したことを特徴とする包装体用フィルム。
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