JP2000278304A - ループ型伝送装置 - Google Patents

ループ型伝送装置

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JP2000278304A
JP2000278304A JP11079939A JP7993999A JP2000278304A JP 2000278304 A JP2000278304 A JP 2000278304A JP 11079939 A JP11079939 A JP 11079939A JP 7993999 A JP7993999 A JP 7993999A JP 2000278304 A JP2000278304 A JP 2000278304A
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沼 正 博 柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路が1箇所で断線したことの検出を可能
にすると共に、伝送路が2箇所以上で断線した異常と、
子局又はその引込み部の異常とを識別が可能なループ型
伝送装置を提供する。 【解決手段】 互いに送受信可能な多数の伝送制御装置
(1〜n)が伝送路(10)によって順次ループ状に接
続されているとき、伝送制御装置(1〜n)の少なくと
も一つ(1)を親局として他を子局とし、親局が接続さ
れる伝送路(10)を分断し、それぞれ単独に動作させ
ることが可能な二つのリレー接点(17,18)を介し
て、親局の送受信部(14)と分断された各伝送路とを
接続し、送受信部と分断された伝送路との接続状態を切
替える切替装置(16)と、切替装置を構成するリレー
接点のオン、オフ状態を制御すると共に、そのオン、オ
フ状態と、親局からの送信に対する子局からの応答の有
無とに基づいて、伝送路の断線箇所及び子局の故障又は
その引込伝送路の断線の少なくとも一つを検出する制御
手段(11)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車の各車両に搭
載された伝送制御装置が伝送路によってループ状に接続
され、これらの伝送制御装置の少なくとも一つを親局と
し、他を子局として、列車の走行状態や搭載機器の状態
を乗務員に報知したり、乗務員の指令を搭載機器に与え
たりするループ型伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14はこの種の従来のループ型伝送装
置の構成を示すブロック図である。同図において、多数
の伝送制御装置1Z,2,3,4,…,n−1,nが伝
送路10によってループ状に接続されている。このう
ち、伝送制御装置1Zを親局、伝送制御装置2,3,
4,…,n−1,nを子局と略称することとする。親局
1ZはCPU、ROM及びRAMを含む制御部11を有
する。このうちROMはCPUの演算処理に必要な制御
手順及び固定データを予め書込み、必要に応じてCPU
に提供するもので、RAMはCPUの演算処理のワーキ
ングエリア又は入出力のバッファとして用いられるもの
である。制御部11には、例えば、ICカード等でなる
記憶媒体12と、送信と受信を行うトランシーバーとも
称される送受信部14と、液晶表示部を用いた表示器1
3とが接続されている。このうち、送受信部14は伝送
路10に接続され、その接続経路にインピーダンス整合
のための終端抵抗15が接続されている。
【0003】一方、子局2,3,4,…,n−1,n
は、それぞれCPU、ROM及びRAMを含む制御部2
1と送受信部22とを備え、このうち、送受信部22が
伝送路10に接続されている。
【0004】これら、親局1Z及び子局2,3,4,
…,n−1,nを伝送路10によつてループ状に接続す
ることによって、伝送路10がいずれか1箇所で断線し
たとしても、列車の走行状態や搭載機器の状態を乗務員
に報知したり、乗務員の指令を搭載機器に与えたりする
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のループ
型伝送装置にあっては、伝送路10が断線しても1箇所
であれば情報の伝達に支障をきたさない反面、その検出
ができないという問題があった。
【0006】また、伝送路10が2箇所以上で断線した
場合と、子局2,3,4,…,n−1,nの伝送路10
からの引込み部の断線又は子局自体が故障した場合との
識別ができないという問題もあった。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、第1の目的は伝送路が1箇所で断線した
ことの検出を可能にするループ型伝送装置を提供するに
ある。本発明の第2の目的は伝送路が2箇所以上で断線
した異常と、子局又はその引込み部の異常との識別が可
能なループ型伝送装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
それぞれ送受信部を有し、互いに送受信が可能な多数の
伝送制御装置が伝送路によって順次ループ状に接続され
たループ型伝送装置において、伝送制御装置の少なくと
も一つを親局として他を子局とし、親局が接続される伝
送路を分断すると共に、それぞれ単独に動作させること
が可能な二つのリレー接点を介して、親局の送受信部と
分断された各伝送路とを接続し、送受信部と分断された
伝送路との接続状態を切替える切替手段と、切替手段を
構成するリレー接点のオン、オフ状態を制御すると共
に、そのオン、オフ状態と、親局からの送信に対する子
局からの応答の有無とに基づいて、伝送路の断線箇所及
び子局の故障又はその引込伝送路の断線の少なくとも一
つを検出する制御手段と、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
ループ型伝送装置において、制御手段は、子局の数を示
す局数情報と、子局の接続順序を示す接続情報とを記憶
する記憶手段を有し、制御手段は、リレー接点のオン、
オフ状態と局数情報及び接続情報とに基づいて、伝送路
の断線箇所を特定することを特徴とするものである。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
ループ型伝送装置において、制御手段は、リレー接点の
一方をオン状態に、他方をオフ状態にして検出された子
局の応答数と、リレー接点の一方をオフ状態に、他方を
オン状態にして検出された子局の応答数とに基づいて、
伝送路の断線箇所及びその位置を特定することを特徴と
するものである。
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
ループ型伝送装置において、制御手段は、子局の数を示
す局数情報を記憶した記憶手段を有し、リレー接点の一
方をオン状態に、他方をオフ状態にして検出された子局
の応答数と、リレー接点の一方をオフ状態に、他方をオ
ン状態にして検出された子局の応答数とが等しく、か
つ、子局の応答数が子局の総局数より少ないとき、子局
の故障又はその引込伝送路の断線と判定することを特徴
とするものである。
【0012】請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のループ型伝送装置において、制御手段
は、電源投入時に、伝送路の断線箇所及び故障の子局又
はその引込伝送路の断線の少なくとも一つを検出するも
のである。
【0013】請求項6に係る発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のループ型伝送装置において、制御手段
は、外部から伝送状態確認の指令が与えられたとき、伝
送路の断線箇所及び故障の子局又はその引込伝送路の断
線の少なくとも一つを検出するものである。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のループ型伝送装置において、制御手段
は、一定の周期で、伝送路の断線箇所及び故障の子局又
はその引込伝送路の断線の少なくとも一つを検出するも
のである。
【0015】請求項8に係る発明は、請求項1乃至7の
いずれかに記載のループ型伝送装置において、制御手段
は、伝送路の断線箇所及び故障の子局又はその引込伝送
路の断線を検出した情報を記録媒体に記録することを特
徴とするものである。
【0016】請求項9に係る発明は、請求1乃至8のい
ずれかに記載のループ型伝送装置において、親局は表示
装置を備え、制御手段は、伝送路の断線箇所及び故障の
子局又はその引込伝送路の断線を検出した情報を表示装
置に表示することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
るループ型伝送装置の一実施形態を構成する親局の詳細
な構成を示すブロック回路図であり、図中、従来装置を
示す図14と同一の要素には同一の符号を付してその説
明を省略する。ここで、親局1は終端抵抗15を含んで
なる切替装置16を付加した点が従来装置と構成を異に
している。切替装置16は制御部11によって励磁、非
励磁の制御が行われる図示省略の二つのリレーをも含
み、一方のリレー接点17がループ状の伝送路10を切
り分けた一端と送受信部14との間に接続され、他方の
リレー接点18がループ状の伝送路10を切り分けた他
端と送受信部14との間に接続されている。
【0018】図2は本発明に係るループ型伝送装置の一
実施形態を構成する子局2の詳細な構成を示すブロック
図であり、CPU、ROM及びRAMでなる制御部21
と送受信部22とで構成されている。なお、これ以外の
子局3,4.…,n−1,nも子局2と全く同様に構成
されているのでその説明を省略する。
【0019】図3は本発明に係るループ型伝送装置の一
実施形態の全体構成を示す系統図である。同図から明ら
かなように、伝送路10が親局1を接続する部位で切り
分けられており、その一端がリレー接点17を介して送
受信部14に接続され、その他端がリレー接点18を介
して送受信部14に接続されている。従って、切替装置
16において、リレー接点17(以下、理解を容易にす
るためリレー接点Xという)及びリレー接点18(以
下、理解を容易にするためにリレー接点Yという)の両
方をオン状態にしておけば、従来装置と全く同様に動作
することは明らかである。
【0020】上記のように構成された本実施形態の動作
について、伝送路が1箇所で断線した場合、2箇所以上
で断線した場合、子局又はその引込み部が異常である場
合に分けて説明する。
【0021】(a)伝送路が1箇所で断線した場合 先ず、図4に示すように、制御部11がリレー接点X及
びYの両方をオン状態に保持し続ければ、たとえ、子局
3と子局4との間のA点で伝送路10が断線したとして
も、親局1の送受信部14は、送受信経路31を経由し
て子局2及び子局3と伝送可能であり、また、送受信経
路32を経由して子局4,…,n−1.nと伝送可能で
あることから、従来装置と全く同様にして、列車の走行
状態や搭載機器の状態を乗務員に報知したり、乗務員の
指令を搭載機器に与えたりすることができる。
【0022】次に、電源の投入時又は一定の周期で伝送
状態を確認するとき、あるいは、外部から伝送状態の確
認指令が与えられたとき、図5に示すように、制御部1
1がリレー接点Xをオン状態に、リレー接点Yをオフ状
態にそれぞれ保持し、送受信部14から試験信号を送信
させると共に、送受信部14に対する子局2,3,4,
…,n−1,nからの応答の有無を検出する。ここで、
伝送路10のA点が断線していた場合、送受信経路31
によって、親局1とは子局2,3のみが伝送可能であ
る。従って、子局2及び3が試験信号に応答して信号を
返送する。制御部11には伝送路10に接続されている
子局の台数に関する情報、すなわち、局数情報と、子局
2,3,4,….n−1,nが親局1から見てどのよう
な順番で伝送路10に接続されているかの情報、すなわ
ち、接続情報とを保持している。よって、リレー接点X
をオン状態に、リレー接点Yをオフ状態に保持して、試
験信号に応答する子局の局数と記録媒体12の情報とを
対比することにより伝送路10がA点で断線している可
能性が検出される。
【0023】次に、図6に示すように、制御部11がリ
レー接点Xをオフ状態に、リレー接点Yをオン状態に保
持し、送受信部14から試験信号を送信させると共に、
送受信部14に対する子局2,3,4,…,n−1,n
からの応答の有無を検出する。ここで、伝送路10のA
点が断線していた場合、送受信経路32によって、親局
1とは子局4,…,n−1,nのみが伝送可能である。
従って、子局4,…,n−1,nが試験信号に応答して
信号を返送する。よって、リレー接点Xをオフ状態に、
リレー接点Yをオン状態に保持して、伝送路10がA点
で断線している可能性が検出される。
【0024】制御部11は、これら二つの試験から伝送
路10がA点で断線していると特定する。この結果、伝
送路が1箇所で断線した場合でも、断線箇所を正確に検
出することができる。
【0025】(b)伝送路が2箇所以上で断線した場
合。 先ず、通常伝送時には、図7に示すように、制御部11
がリレー接点X及びYの両方をオン状態に保持する。そ
して、親局1と子局2,3,4,…,n−1,nとの間
での伝送が行われる。ここで、伝送路10が子局3と子
局4の間のA点と、子局n−1と子局nの間のB点でそ
れぞれ断線していたとすれば、送受信経路31によっ
て、親局1と子局2,3とが伝送可能であり、また、送
受信経路33によって、親局1と子局nとが伝送可能で
ある。しかし、これ以外の子局とは伝送できない状況に
陥る。
【0026】そこで、伝送状態の確認時、すなわち、電
源の投入時又は一定の周期で伝送状態を確認するとき、
あるいは、外部から伝送状態の確認指令が与えられたと
き、図8に示すように、制御部11がリレー接点Xをオ
ン状態に、リレー接点Yをオフ状態にそれぞれ保持して
親局1から子局2,3,4,…,n−1,nへ試験信号
を送信したとすれば、親局1は子局2及び3とは送受信
経路31により伝送を継続できるが、これ以外の子局
4,…,n−1,nとは伝送できない。このとき、制御
部11は応答のあった子局の数を記憶する。
【0027】次に、図9に示すように、制御部11がリ
レー接点Xをオフ状態に、リレー接点Yをオン状態にそ
れぞれ保持して親局1から子局2,3,4,…,n−
1,nへ試験信号を送信したとすると、親局1は子局n
とは送受信経路33により伝送を継続できるが、これ以
外の子局2,3,4,…,n−1とは伝送できない。こ
のとき、制御部11は応答のあった子局の数を記憶す
る。
【0028】制御部11は、リレー接点Xをオン状態
に、リレー接点Yをオフ状態にそれぞれ保持した場合に
応答のあった子局の数と、リレー接点Xをオフ状態に、
リレー接点Yをオン状態にそれぞれ保持した場合に応答
のあった子局の数と、制御部11自体が保持する局数情
報及び接続情報とに基づいて、伝送路10が子局3と子
局4の間のA点と、子局n−1と子局nの間のB点でそ
れぞれ断線していると判定する。これによって、伝送路
が2箇所以上で断線していることの検出ができる。
【0029】(c)子局又はその引込み部が異常である
場合 先ず、通常伝送時には、図10に示すように、制御部1
1がリレー接点X及びYの両方をオン状態に保持する。
そして、親局1と子局2,3,4,…,n−1,nとの
間でループ状の送受信経路41により伝送が行われる。
ここで、子局3自体が故障し、子局n−1の引込み部
(伝送路10から分岐した部分)が断線していたとすれ
ば、親局1は子局2,4,…,nとは伝送できるが、子
局3、n−1とは伝送できないことになる。
【0030】そこで、伝送状態の確認時、すなわち、電
源の投入時又は一定の周期で伝送状態を確認するとき、
あるいは、外部から伝送状態の確認指令が与えられたと
き、図11に示すように、制御部11がリレー接点Xを
オン状態に、リレー接点Yをオフ状態にそれぞれ保持し
て親局1から図面の右回りの送受信経路42を介して子
局2,3,4,…,n−1,nへ試験信号を送信したと
すると、前述したと同様に、親局1は子局2,4,…,
nとは伝送できるが、子局3、n−1とは伝送できない
ことになる。このとき、制御部11は応答のあった子局
の数を記憶する。
【0031】次に、図12に示すように、制御部11が
リレー接点Xをオフ状態に、リレー接点Yをオン状態に
それぞれ保持して親局1から図面の左回りの送受信経路
43を介して子局2,3,4,…,n−1,nへ試験信
号を送信したとすると、前述したと同様に、親局1は子
局2,4,…,nとは伝送できるが、子局3、n−1と
は伝送できないことになる。このとき、制御部11は応
答のあった子局の数を記憶する。
【0032】制御部11は、リレー接点Xをオン状態
に、リレー接点Yをオフ状態にそれぞれ保持した場合に
応答のあった子局の数と、リレー接点Xをオフ状態に、
リレー接点Yをオン状態にそれぞれ保持した場合に応答
のあった子局の数とが等しいことから、子局又はその引
込み部が異常であると判断し、さらに、応答のあった局
数と、記録媒体12に記憶されている局数情報とに基づ
いて、子局2,3,4,…,n−1,nのうちのいずれ
か二つの子局が故障したか又はその引込み部が断線した
ことの検出ができる。
【0033】なお、図11及び図12を用いて説明した
確認方法により、一つ、あるいは、三つ以上の子局が故
障したか又はその引込み部が断線したことの検出も可能
となる。
【0034】この場合、故障の状態を記録媒体12に記
録して故障の履歴とする。また、記録媒体12に記録さ
れたは故障内容を表示器13に表示して乗務員に知らせ
るようにする。
【0035】かくして、本実施形態によれば、伝送路が
1箇所で断線したこと、及び2箇所以上で断線したこと
の検出が可能になると共に、伝送路の2箇所以上の断線
と子局又はその引込み部の異常との識別が可能になる。
【0036】なお、上記の実施形態では複数台の伝送制
御装置のうちの1台のみに、記録媒体12、表示器13
及び切替装置16を設けて、これを親局としたが、図1
3に示すように、これと同様な構成の伝送制御装置1
A,1Bを接続することによって、それぞれの設置箇所
で伝送状態を確認することができる。
【0037】なおまた、上記実施形態では故障の状態の
みを記録、表示したが、故障又は確認の時刻、又は、故
障原因の調査に有効な情報等を記録、表示するようにし
ても良く、さらに、記録媒体12として可搬型のものを
用い、故障原因の調査を容易にすることもできる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、伝送路が1箇所で断線したこと、及び2
箇所以上で断線したことの検出が可能になるとと共に、
伝送路の2箇所以上の断線と子局又はその引込み部の異
常との識別も可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るループ型伝送装置の一実施形態を
構成する伝送制御装置(親局)の詳細な構成を示すブロ
ック回路図。
【図2】本発明に係るループ型伝送装置の一実施形態を
構成する伝送制御装置(子局)の詳細な構成を示すブロ
ック図。
【図3】本発明に係るループ型伝送装置の一実施形態の
全体構成を示す系統図。
【図4】伝送路が1箇所で断線した場合の検出動作を説
明するための系統図。
【図5】伝送路が1箇所で断線した場合の検出動作を説
明するための系統図。
【図6】伝送路が1箇所で断線した場合の検出動作を説
明するための系統図。
【図7】伝送路が2箇所で断線した場合の検出動作を説
明するための系統図。
【図8】伝送路が2箇所で断線した場合の検出動作を説
明するための系統図。
【図9】伝送路が2箇所で断線した場合の検出動作を説
明するための系統図。
【図10】伝送制御装置の子局又はその引込み部が異常
である場合の検出動作を説明するための系統図。
【図11】伝送制御装置の子局又はその引込み部が異常
である場合の検出動作を説明するための系統図。
【図12】伝送制御装置の子局又はその引込み部が異常
である場合の検出動作を説明するための系統図。
【図13】本発明に係るループ型伝送装置の他の実施形
態の全体構成を示す系統図。
【図14】従来のループ型伝送装置の全体構成を示す系
統図。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 伝送制御装置(親局) 2,3,4,…,n−1,n 伝送制御装置(子局) 10 伝送路 11 制御部 12 記録媒体 13 表示器 14 送受信部 15 終端抵抗 16 切替装置 17 リレー接点(X) 18 リレー接点(Y) 21 制御部 22 送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳 沼 正 博 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 杉 山 敦 士 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5K031 AA08 AA09 AA14 CB12 DA02 DB10 DB14 EA01 EA10 EA12 EC01 5K042 CA05 CA13 CA16 DA33 DA35 EA01 EA14 FA03 FA04 FA15 HA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ送受信部を有し、互いに送受信が
    可能な多数の伝送制御装置が伝送路によって順次ループ
    状に接続されたループ型伝送装置において、 前記伝送制御装置の少なくとも一つを親局として他を子
    局とし、前記親局が接続される前記伝送路を分断すると
    共に、それぞれ単独に動作させることが可能な二つのリ
    レー接点を介して、前記親局の前記送受信部と分断され
    た前記各伝送路とを接続し、前記送受信部と分断された
    前記伝送路との接続状態を切替える切替手段と、 前記切替手段を構成するリレー接点のオン、オフ状態を
    制御すると共に、そのオン、オフ状態と、前記親局から
    の送信に対する前記子局からの応答の有無とに基づい
    て、前記伝送路の断線箇所及び前記子局の故障又はその
    引込伝送路の断線の少なくとも一つを検出する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするループ型伝送装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記子局の数を示す局数
    情報と、前記子局の接続順序を示す接続情報とを記憶す
    る記憶手段を有し、前記制御手段は、前記リレー接点の
    オン、オフ状態と前記局数情報及び接続情報とに基づい
    て、前記伝送路の断線箇所を特定することを特徴とする
    請求項1に記載のループ型伝送装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記リレー接点の一方を
    オン状態に、他方をオフ状態にして検出された前記子局
    の応答数と、前記リレー接点の一方をオフ状態に、他方
    をオン状態にして検出された前記子局の応答数とに基づ
    いて、前記伝送路の断線箇所及びその位置を特定するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のループ型伝送装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記子局の数を示す局数
    情報を記憶した記憶手段を有し、前記リレー接点の一方
    をオン状態に、他方をオフ状態にして検出された前記子
    局の応答数と、前記リレー接点の一方をオフ状態に、他
    方をオン状態にして検出された前記子局の応答数とが等
    しく、かつ、前記子局の応答数が前記子局の総局数より
    少ないとき、前記子局の故障又はその引込伝送路の断線
    と判定することを特徴とする請求項1に記載のループ型
    伝送装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、電源投入時に、前記伝送
    路の断線箇所及び故障の前記子局又はその引込伝送路の
    断線の少なくとも一つを検出する請求項1乃至4のいず
    れかに記載のループ型伝送装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、外部から伝送状態確認の
    指令が与えられたとき、前記伝送路の断線箇所及び故障
    の前記子局又はその引込伝送路の断線の少なくとも一つ
    を検出する請求項1乃至4のいずれかに記載のループ型
    伝送装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、一定の周期で、前記伝送
    路の断線箇所及び故障の前記子局又はその引込伝送路の
    断線の少なくとも一つを検出する請求項1乃至4のいず
    れかに記載のループ型伝送装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、前記伝送路の断線箇所及
    び故障の前記子局又はその引込伝送路の断線を検出した
    情報を記録媒体に記録することを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載のループ型伝送装置。
  9. 【請求項9】前記親局は表示装置を備え、前記制御手段
    は、前記伝送路の断線箇所及び故障の前記子局又はその
    引込伝送路の断線を検出した情報を前記表示装置に表示
    することを特徴とする請求1乃至8のいずれかに記載の
    ループ型伝送装置。
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