JPH06183348A - 運行管理装置 - Google Patents

運行管理装置

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JPH06183348A
JPH06183348A JP4342620A JP34262092A JPH06183348A JP H06183348 A JPH06183348 A JP H06183348A JP 4342620 A JP4342620 A JP 4342620A JP 34262092 A JP34262092 A JP 34262092A JP H06183348 A JPH06183348 A JP H06183348A
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JP
Japan
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control device
station control
central processing
processing unit
position information
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JP4342620A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Eura
文昭 江浦
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 列車の運行を統括管理する中央処理装置1と
列車の運行を制御する駅制御装置2a〜2cとをループ
伝送回路5で結んだ分散型の運行管理装置において、駅
制御装置2a〜2cの故障時にも統括した運行管理が行
えることを目的とする。 【構成】 駅制御装置2a〜2cの故障検知部である電
文番号監視部103を持つ伝送制御装置4a〜4cと、
常時は、上記駅制御装置2a〜2cを、ループ伝送回路
5を介して上記中央処理装置1に接続すると共に、上記
駅制御装置2a〜2cの故障時は、継電連動装置6a〜
6cを、ループ伝送回路5を介して上記中央処理装置1
に直接接続する回線切替器101a〜101cとを備え
る。 【効果】 駅制御装置2a〜2cが故障しても回線切替
器101a〜101cにより中央処理装置1と継電連動
装置6a〜6cを接続することができ、中央処理装置1
に列車位置情報を伝送できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、列車の分散型の運行
管理装置(システム)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の運行管理装置の構成について図6
を参照しながら説明する。図6は、例えば特開昭60−
107456号公報に示された従来の分散型運行管理シ
ステムを示す図である。
【0003】図6において、中央指令所に全列車の運行
を総括管理する中央処理装置1と、運行表示盤7とが設
置されている。駅制御装置2a、2b、2cは、鉄道の
信号保安設備である継電連動装置6a、6b、6cが設
置される駅10に設置され、継電連動装置6a〜6cか
ら軌道回路13、信号機14、転てつ器15などの情報
を周期的に取り込んで、この情報をもとに列車11a、
11bと一対一に対応した列車追跡情報を持つ。
【0004】これらの情報が伝送制御装置4a、4b、
4c及びループ伝送回路5を経由して中央処理装置1に
伝送され、運行表示盤7に列車在線位置及び運行番号を
表示する。従って、一つの駅制御装置2a〜2cが故障
すると、中央処理装置1には列車追跡情報が伝送されな
いため、運行表示が不可能となり、中央指令所で全列車
の運行を総括管理することができなくなる。
【0005】このため、駅制御装置2a〜2cが故障し
たときには、列車位置情報が伝送されなくなるため、上
記情報を継電連動装置6a〜6cから別のセンサー18
a、18b、18c及び伝送制御装置17a、17b、
17cを介して中央処理装置1へ伝送することにより、
上記伝送制御装置17a〜17cを介しての列車位置情
報は中央処理装置1が受信し、その内容を運行表示盤7
へ表示出力できるようになっている。
【0006】なお、図6において、3は通信制御装置、
8は操作盤、9はキャラクタディスプレーをそれぞれ示
し、また、符号の数字の次に記載されたアルファベット
記号a、b、cは原則として分散単位毎の記号である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
分散型運行管理システムでは、駅制御装置2a〜2cの
故障に対応して中央処理装置1に列車位置情報を伝送す
るのに、二重系を構成する必要があるためにループ伝送
回路5の回路数が2倍必要であり、また、センサー18
a〜18c、伝送制御装置17a〜17c等の複雑な装
置が必要であり、設備数の増大を招き高価なシステムと
ならざるを得ないという問題点があった。
【0008】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、簡単な構成で、駅制御装置が停止
しても中央処理装置に列車位置情報を伝送することがで
き、中央処理装置で運行を総括管理することができる運
行管理装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る運行管理装置は、次に掲げる手段を備えたものであ
る。 〔1〕 列車位置情報を取り込む継電連動装置。 〔2〕 前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御
する駅制御装置。 〔3〕 前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理する中央処理装置。 〔4〕 前記駅制御装置から前記中央処理装置への電文
に含まれる電文番号の一定時間内の増加を検出すること
により前記駅制御装置の故障の有無を判断すると共に、
前記駅制御装置が正常の場合は前記中央処理装置と前記
駅制御装置とを回路切替器により接続し、前記駅制御装
置が故障の場合には前記中央処理装置と前記継電連動装
置とを前記回線切替器により接続する伝送制御装置。
【0010】この発明の請求項2に係る運行管理装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 列車位置情報を取り込む継電連動装置。 〔2〕 前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御
する駅制御装置。 〔3〕 前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理すると共に、前記駅制御装置から送られてくる
電文に含まれる電文番号の一定時間内の増加を検出する
ことにより前記駅制御装置の故障の有無を判断し、前記
駅制御装置が故障の場合は切替メッセージを出力する中
央処理装置。 〔4〕 前記切替メッセージを受信しない場合は前記中
央処理装置と前記駅制御装置とを回路切替器により接続
し、前記切替メッセージを受信した場合には前記中央処
理装置と前記継電連動装置とを前記回線切替器により接
続する伝送制御装置。
【0011】この発明の請求項3に係る運行管理装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 列車位置情報を取り込む継電連動装置。 〔2〕 前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御
すると共に、動作状態を示す信号を出力する駅制御装
置。 〔3〕 前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理する中央処理装置。 〔4〕 前記動作状態を示す信号に基づいて前記駅制御
装置の故障の有無を判断し、前記駅制御装置が正常の場
合は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを回路切替器
により接続し、前記駅制御装置が故障の場合には前記中
央処理装置と前記継電連動装置とを前記回線切替器によ
り接続する伝送制御装置。
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係る運行管理装置におい
ては、継電連動装置によって、列車位置情報が取り込ま
れる。また、駅制御装置によって、前記列車位置情報に
基づいて列車の運転が制御される。さらに、中央処理装
置によって、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運
転が統括管理される。そして、伝送制御装置によって、
前記駅制御装置から前記中央処理装置への電文に含まれ
る電文番号の一定時間内の増加が検出されることにより
前記駅制御装置の故障の有無が判断されると共に、前記
駅制御装置が正常の場合は前記中央処理装置と前記駅制
御装置とが回路切替器により接続され、前記駅制御装置
が故障の場合には前記中央処理装置と前記継電連動装置
とが前記回線切替器により接続される。
【0013】この発明の請求項2に係る運行管理装置に
おいては、継電連動装置によって、列車位置情報が取り
込まれる。また、駅制御装置によって、前記列車位置情
報に基づいて列車の運転が制御される。さらに、中央処
理装置によって、前記列車位置情報に基づいて前記列車
の運転が統括管理されると共に、前記駅制御装置から送
られてくる電文に含まれる電文番号の一定時間内の増加
が検出されることにより前記駅制御装置の故障の有無が
判断され、前記駅制御装置が故障の場合は切替メッセー
ジが出力される。そして、伝送制御装置によって、前記
切替メッセージが受信されない場合は前記中央処理装置
と前記駅制御装置とが回路切替器により接続され、前記
切替メッセージが受信された場合には前記中央処理装置
と前記継電連動装置とが前記回線切替器により接続され
る。
【0014】この発明の請求項3に係る運行管理装置に
おいては、継電連動装置によって、列車位置情報が取り
込まれる。また、駅制御装置によって、前記列車位置情
報に基づいて列車の運転が制御されると共に、動作状態
を示す信号が出力される。さらに、中央処理装置によっ
て、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転が統括
管理される。そして、伝送制御装置によって、前記動作
状態を示す信号に基づいて前記駅制御装置の故障の有無
が判断され、前記駅制御装置が正常の場合は前記中央処
理装置と前記駅制御装置とが回路切替器により接続さ
れ、前記駅制御装置が故障の場合には前記中央処理装置
と前記継電連動装置とが前記回線切替器により接続され
る。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1の構成について図
1、図2及び図3を参照しながら説明する。図1は、こ
の発明の実施例1を示す図である。また、図2は、この
発明の実施例1の回線切替器を示す図である。さらに、
図3は、この発明の実施例1の伝送制御装置及び回線切
替器を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又
は相当部分を示す。
【0016】図1において、1は中央処理装置、2a、
2b、2cは駅制御装置、6a、6b、6cは継電連動
装置、4a、4b、4cは伝送制御装置、5は中央処理
装置1と駅制御装置2a〜2cとの間のデータを授受す
るループ伝送回路、101a、101b、101cは回
線切替器をそれぞれ示す。
【0017】図2及び図3は、伝送制御装置4a、回線
切替器101aを図示しているが、伝送制御装置4b、
4c、回線切替器101b、101cも同様の構成であ
る。
【0018】この実施例1に係る列車の運行管理装置
(システム)は、駅制御装置2a〜2cが正常なとき
は、列車位置情報を継電連動装置6a〜6cから駅制御
装置2a〜2cを経由して中央処理装置1に送信し、故
障発生時は継電連動装置6a〜6cから中央処理装置1
に直接、列車位置情報を送信するものである。
【0019】まず、駅制御装置2a〜2cが正常なとき
は、一定周期で列車位置情報を含む電文が中央処理装置
1に送出される。この電文内には送出毎に順次増加する
電文番号が含まれており、伝送制御装置4a〜4c内の
電文番号監視部103では、これが一定時間内に増加す
ることを監視している。正常時は電文番号監視部103
は、信号DOWNをOFFにする。回線切替器101a
〜101cはこの信号DOWNのOFF状態を受けたと
き、ループ伝送回路5と駅制御装置2a〜2cを接続
し、かつ、駅制御装置2a〜2cと継電連動装置6a〜
6cを接続するよう、図2に示すごとく回線切替器10
1aのリレーRYを動作させる。
【0020】回線切替器101a〜101cのリレーR
Yの動作に基づき駅制御装置2a〜2cは、列車位置情
報を要求するメッセージt1を継電連動装置6a〜6c
に送る。継電連動装置6a〜6cは、上記メッセージt
1を受けると、列車位置情報をのせたメッセージr1を
送ることで、駅制御装置2a〜2cは、現在の列車位置
情報を取り込む。
【0021】一方、中央処理装置1は、列車位置情報を
要求するメッセージc1を駅制御装置2a〜2cに送
る。駅制御装置2a〜2cは、メッセージc1の応答メ
ッセージとして列車位置情報をのせたメッセージt2を
送る。
【0022】上述した動作により、列車位置情報は継電
連動装置6a〜6cから駅制御装置2a〜2cを経由し
て中央処理装置1に送られ、統括した列車の運行管理が
実現できる。
【0023】次に、駅制御装置2a〜2cが故障し、動
作不能になったときは、電文番号監視部103は、一定
時間内に電文番号が増加しないことにより駅制御装置2
a〜2cの故障を検知し、信号DOWNをONすること
で回線切替器101a〜101cに伝える。回線切替器
101a〜101cは信号DOWNがONのとき、駅制
御装置2a〜2cを切り離し、伝送制御装置4a〜4c
と継電連動装置6a〜6cとを接続するように、リレー
RYを動作させる。
【0024】一方、中央処理装置1は、列車位置情報を
要求するメッセージc1をループ伝送回路5を経由して
送る。継電連動装置6a〜6cは、このメッセージc1
が駅制御装置2a〜2cからのメッセージt1の内容と
異なるので、不正受信メッセージr2で応答する。中央
処理装置1は、上記継電連動装置6a〜6cからの不正
受信メッセージr2を受けることで駅制御装置2a〜2
cが故障し、かつ、継電連動装置6a〜6cと接続され
たことを認識する。
【0025】そして、中央処理装置1は、継電連動装置
6a〜6cと接続されたことを認識すると、駅制御装置
2a〜2cが継電連動装置6a〜6cへ送るのと同じメ
ッセージt1をループ伝送回路5に流す。このメッセー
ジt1は、回線切替器101a〜101cを介して継電
連動装置6a〜6cに送られる。次に、継電連動装置6
a〜6cは、継電連動装置にとって有効なメッセージt
1であるため、応答として列車位置情報を持つメッセー
ジr1を送信する。
【0026】以後、上述した中央処理装置1と継電連動
装置6a〜6cのメッセージ授受が繰り返され、列車位
置情報が中央処理装置1に送信され、駅制御装置2a〜
2cが故障しても引続き運行を統括管理することができ
る。
【0027】この発明の実施例1は、前述したように、
列車の運行を統括管理する中央処理装置1と列車の運行
を制御する駅制御装置2a〜2cとをループ伝送回路5
で結んだ分散型の運行管理装置において、駅制御装置2
a〜2cの故障時にも統括した運行管理が行える分散型
の運行管理装置を得ることを目的とする。そこで、列車
11a、11bの運行を統括管理する中央処理装置1
と、列車11a、11bの運行を制御する駅制御装置2
a〜2cとをループ伝送回路5で結んだ分散型の運行管
理装置において、上記駅制御装置2a〜2cの故障検知
部である電文番号監視部103を持つ伝送制御装置4a
〜4cと、常時は、上記駅制御装置2a〜2cを、ルー
プ伝送回路5を介して上記中央処理装置1に接続すると
共に、上記駅制御装置2a〜2cの故障時は、継電連動
装置6a〜6cを、ループ伝送回路5を介して上記中央
処理装置1に直接接続する回線切替器101a〜101
cとを備える。その結果、ループ伝送回路5の回線数を
増やす必要がないため、同じループ伝送回路5で、駅制
御装置2a〜2cが故障しても回線切替器101a〜1
01cにより中央処理装置1と継電連動装置6a〜6c
を接続することができ、センサーや別の伝送制御装置等
の複雑な装置を追加することなく、中央処理装置1に列
車位置情報を伝送できる。
【0028】実施例2.上記実施例1では、駅制御装置
2a〜2cからの電文に含まれる電文番号の一定時間内
の増加を、伝送制御装置4a〜4c内の電文番号監視部
103で監視することで、駅制御装置2a〜2cの正常
動作を判定するようにしたが、この判定を実施例2では
中央処理装置1Aで行うようにしたものである。図4
は、この発明の実施例2の伝送制御装置4Aの構成と、
回線切替器101との接続を示すものであり、以下、こ
の実施例2について説明する。
【0029】まず、駅制御装置2が正常なときは、実施
例1と同様の内容を持つ電文を中央処理装置1Aに送出
する。中央処理装置1Aでは、電文中の電文番号が一定
時間内に増加することを監視しており、異常を検知する
と、特定のビットパターンを有する切替メッセージを伝
送制御装置4A宛に送出する。伝送制御装置4A内の切
替メッセージ検出部104では、該切替メッセージを検
出すると、回線切替器101に対する信号DOWNをO
Nとし、回線切替器101のリレーRYの動作により、
伝送制御装置4Aと継電連動装置6とが接続される。
【0030】そして、中央処理装置1Aは、駅制御装置
2が継電連動装置6へ送るのと同じメッセージt1をル
ープ伝送回路5に流す。このメッセージt1は回線切替
器101を介して継電連動装置6に送られる。次に、継
電連動装置6は、継電連動装置6にとって有効なメッセ
ージt1であるため、応答として列車位置情報を持つメ
ッセージr1を送信する。
【0031】以後、上述した中央処理装置1Aと継電連
動装置6のメッセージ授受が繰り返され、列車位置情報
が中央処理装置1Aに送信され、駅制御装置2が故障し
ても引続き運行を統括管理することができる。
【0032】実施例3.上記実施例1及び実施例2で
は、駅制御装置2からの電文の内容により、駅制御装置
2の状態の判定を行ったが、この実施例3では駅制御装
置2Aからその動作状態を示す信号を出力し、この信号
により判定を行うものである。図5は、この発明の実施
例3の伝送制御装置4Bの構成と、回線切替器101、
駅制御装置2Aとの接続を示す図であり、以下、この実
施例3について説明する。
【0033】まず、駅制御装置2Aが正常なときは、一
定時間内に例えば1、0を繰り返す状態を正常状態とす
る動作状態信号106を、伝送制御装置4B内の動作状
態信号監視部105に送出する。駅制御装置2Aに異常
が発生すると、動作状態信号106が一定時間内に変化
しなくなることにより、動作状態信号監視部105でこ
れを検出し、回線切替器101に対する信号DOWNを
ONとし、回線切替器101のリレーRYの動作によ
り、伝送制御装置4Bと継電連動装置6が接続される。
以降の動作は実施例2と同様である。
【0034】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る運行管理装置
は、以上説明したとおり、列車位置情報を取り込む継電
連動装置と、前記列車位置情報に基づいて列車の運転を
制御する駅制御装置と、前記列車位置情報に基づいて前
記列車の運転を統括管理する中央処理装置と、前記駅制
御装置から前記中央処理装置への電文に含まれる電文番
号の一定時間内の増加を検出することにより前記駅制御
装置の故障の有無を判断すると共に、前記駅制御装置が
正常の場合は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを回
路切替器により接続し、前記駅制御装置が故障の場合に
は前記中央処理装置と前記継電連動装置とを前記回線切
替器により接続する伝送制御装置とを備えたので、簡単
な構成で、駅制御装置が停止しても中央処理装置に列車
位置情報を伝送することができ、中央処理装置で運行を
総括管理することができるという効果を奏する。
【0035】この発明の請求項2に係る運行管理装置
は、以上説明したとおり、列車位置情報を取り込む継電
連動装置と、前記列車位置情報に基づいて列車の運転を
制御する駅制御装置と、前記列車位置情報に基づいて前
記列車の運転を統括管理すると共に、前記駅制御装置か
ら送られてくる電文に含まれる電文番号の一定時間内の
増加を検出することにより前記駅制御装置の故障の有無
を判断し、前記駅制御装置が故障の場合は切替メッセー
ジを出力する中央処理装置と、前記切替メッセージを受
信しない場合は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを
回路切替器により接続し、前記切替メッセージを受信し
た場合には前記中央処理装置と前記継電連動装置とを前
記回線切替器により接続する伝送制御装置とを備えたの
で、簡単な構成で、駅制御装置が停止しても中央処理装
置に列車位置情報を伝送することができ、中央処理装置
で運行を総括管理することができるという効果を奏す
る。
【0036】この発明の請求項3に係る運行管理装置
は、以上説明したとおり、列車位置情報を取り込む継電
連動装置と、前記列車位置情報に基づいて列車の運転を
制御すると共に、動作状態を示す信号を出力する駅制御
装置と、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理する中央処理装置と、前記動作状態を示す信号
に基づいて前記駅制御装置の故障の有無を判断し、前記
駅制御装置が正常の場合は前記中央処理装置と前記駅制
御装置とを回路切替器により接続し、前記駅制御装置が
故障の場合には前記中央処理装置と前記継電連動装置と
を前記回線切替器により接続する伝送制御装置とを備え
たので、簡単な構成で、駅制御装置が停止しても中央処
理装置に列車位置情報を伝送することができ、中央処理
装置で運行を総括管理することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例1の回線切替器を示す図であ
る。
【図3】この発明の実施例1の伝送制御装置と回線切替
器を示す図である。
【図4】この発明の実施例2の伝送制御装置と回線切替
器を示す図である。
【図5】この発明の実施例3の伝送制御装置と回線切替
器と駅制御装置を示す図である。
【図6】従来の運行管理装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2a、2b、2c 駅制御装置 2A 駅制御装置 4a、4b、4c 伝送制御装置 4A、4B 伝送制御装置 5 ループ伝送回路 6a、6b、6c 継電連動装置 101a、101b、101c 回線切替器 103 電文番号監視部 104 切替メッセージ検出部 105 動作状態信号監視部
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る運行管理装置は、次に掲げる手段を備えたものであ
る。 〔1〕 列車位置情報を取り込む継電連動装置。 〔2〕 前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御
する駅制御装置。 〔3〕 前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理する中央処理装置。 〔4〕 前記駅制御装置から前記中央処理装置への電文
に含まれる電文番号の一定時間内の増加を検出すること
により前記駅制御装置の故障の有無を判断すると共に、
前記駅制御装置が正常の場合は前記中央処理装置と前記
駅制御装置とを回切替器により接続し、前記駅制御装
置が故障の場合には前記中央処理装置と前記継電連動装
置とを前記回線切替器により接続する伝送制御装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】この発明の請求項2に係る運行管理装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 列車位置情報を取り込む継電連動装置。 〔2〕 前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御
する駅制御装置。 〔3〕 前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理すると共に、前記駅制御装置から送られてくる
電文に含まれる電文番号の一定時間内の増加を検出する
ことにより前記駅制御装置の故障の有無を判断し、前記
駅制御装置が故障の場合は切替メッセージを出力する中
央処理装置。 〔4〕 前記切替メッセージを受信しない場合は前記中
央処理装置と前記駅制御装置とを回切替器により接続
し、前記切替メッセージを受信した場合には前記中央処
理装置と前記継電連動装置とを前記回線切替器により接
続する伝送制御装置。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この発明の請求項3に係る運行管理装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 列車位置情報を取り込む継電連動装置。 〔2〕 前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御
すると共に、動作状態を示す信号を出力する駅制御装
置。 〔3〕 前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理する中央処理装置。 〔4〕 前記動作状態を示す信号に基づいて前記駅制御
装置の故障の有無を判断し、前記駅制御装置が正常の場
合は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを回切替器
により接続し、前記駅制御装置が故障の場合には前記中
央処理装置と前記継電連動装置とを前記回線切替器によ
り接続する伝送制御装置。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】この発明の請求項1に係る運行管理装置におい
ては、継電連動装置によって、列車位置情報が取り込ま
れる。また、駅制御装置によって、前記列車位置情報に
基づいて列車の運転が制御される。さらに、中央処理装
置によって、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運
転が統括管理される。そして、伝送制御装置によって、
前記駅制御装置から前記中央処理装置への電文に含まれ
る電文番号の一定時間内の増加が検出されることにより
前記駅制御装置の故障の有無が判断されると共に、前記
駅制御装置が正常の場合は前記中央処理装置と前記駅制
御装置とが回切替器により接続され、前記駅制御装置
が故障の場合には前記中央処理装置と前記継電連動装置
とが前記回線切替器により接続される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この発明の請求項2に係る運行管理装置に
おいては、継電連動装置によって、列車位置情報が取り
込まれる。また、駅制御装置によって、前記列車位置情
報に基づいて列車の運転が制御される。さらに、中央処
理装置によって、前記列車位置情報に基づいて前記列車
の運転が統括管理されると共に、前記駅制御装置から送
られてくる電文に含まれる電文番号の一定時間内の増加
が検出されることにより前記駅制御装置の故障の有無が
判断され、前記駅制御装置が故障の場合は切替メッセー
ジが出力される。そして、伝送制御装置によって、前記
切替メッセージが受信されない場合は前記中央処理装置
と前記駅制御装置とが回切替器により接続され、前記
切替メッセージが受信された場合には前記中央処理装置
と前記継電連動装置とが前記回線切替器により接続され
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この発明の請求項3に係る運行管理装置に
おいては、継電連動装置によって、列車位置情報が取り
込まれる。また、駅制御装置によって、前記列車位置情
報に基づいて列車の運転が制御されると共に、動作状態
を示す信号が出力される。さらに、中央処理装置によっ
て、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転が統括
管理される。そして、伝送制御装置によって、前記動作
状態を示す信号に基づいて前記駅制御装置の故障の有無
が判断され、前記駅制御装置が正常の場合は前記中央処
理装置と前記駅制御装置とが回切替器により接続さ
れ、前記駅制御装置が故障の場合には前記中央処理装置
と前記継電連動装置とが前記回線切替器により接続され
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る運行管理装置
は、以上説明したとおり、列車位置情報を取り込む継電
連動装置と、前記列車位置情報に基づいて列車の運転を
制御する駅制御装置と、前記列車位置情報に基づいて前
記列車の運転を統括管理する中央処理装置と、前記駅制
御装置から前記中央処理装置への電文に含まれる電文番
号の一定時間内の増加を検出することにより前記駅制御
装置の故障の有無を判断すると共に、前記駅制御装置が
正常の場合は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを回
切替器により接続し、前記駅制御装置が故障の場合に
は前記中央処理装置と前記継電連動装置とを前記回線切
替器により接続する伝送制御装置とを備えたので、簡単
な構成で、駅制御装置が停止しても中央処理装置に列車
位置情報を伝送することができ、中央処理装置で運行を
総括管理することができるという効果を奏する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】この発明の請求項2に係る運行管理装置
は、以上説明したとおり、列車位置情報を取り込む継電
連動装置と、前記列車位置情報に基づいて列車の運転を
制御する駅制御装置と、前記列車位置情報に基づいて前
記列車の運転を統括管理すると共に、前記駅制御装置か
ら送られてくる電文に含まれる電文番号の一定時間内の
増加を検出することにより前記駅制御装置の故障の有無
を判断し、前記駅制御装置が故障の場合は切替メッセー
ジを出力する中央処理装置と、前記切替メッセージを受
信しない場合は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを
切替器により接続し、前記切替メッセージを受信し
た場合には前記中央処理装置と前記継電連動装置とを前
記回線切替器により接続する伝送制御装置とを備えたの
で、簡単な構成で、駅制御装置が停止しても中央処理装
置に列車位置情報を伝送することができ、中央処理装置
で運行を総括管理することができるという効果を奏す
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】この発明の請求項3に係る運行管理装置
は、以上説明したとおり、列車位置情報を取り込む継電
連動装置と、前記列車位置情報に基づいて列車の運転を
制御すると共に、動作状態を示す信号を出力する駅制御
装置と、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
統括管理する中央処理装置と、前記動作状態を示す信号
に基づいて前記駅制御装置の故障の有無を判断し、前記
駅制御装置が正常の場合は前記中央処理装置と前記駅制
御装置とを回切替器により接続し、前記駅制御装置が
故障の場合には前記中央処理装置と前記継電連動装置と
を前記回線切替器により接続する伝送制御装置とを備え
たので、簡単な構成で、駅制御装置が停止しても中央処
理装置に列車位置情報を伝送することができ、中央処理
装置で運行を総括管理することができるという効果を奏
する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車位置情報を取り込む継電連動装置、
    前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御する駅制
    御装置、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
    統括管理する中央処理装置、及び前記駅制御装置から前
    記中央処理装置への電文に含まれる電文番号の一定時間
    内の増加を検出することにより前記駅制御装置の故障の
    有無を判断すると共に、前記駅制御装置が正常の場合は
    前記中央処理装置と前記駅制御装置とを回路切替器によ
    り接続し、前記駅制御装置が故障の場合には前記中央処
    理装置と前記継電連動装置とを前記回線切替器により接
    続する伝送制御装置を備えたことを特徴とする運行管理
    装置。
  2. 【請求項2】 列車位置情報を取り込む継電連動装置、
    前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御する駅制
    御装置、前記列車位置情報に基づいて前記列車の運転を
    統括管理すると共に、前記駅制御装置から送られてくる
    電文に含まれる電文番号の一定時間内の増加を検出する
    ことにより前記駅制御装置の故障の有無を判断し、前記
    駅制御装置が故障の場合は切替メッセージを出力する中
    央処理装置、及び前記切替メッセージを受信しない場合
    は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを回路切替器に
    より接続し、前記切替メッセージを受信した場合には前
    記中央処理装置と前記継電連動装置とを前記回線切替器
    により接続する伝送制御装置を備えたことを特徴とする
    運行管理装置。
  3. 【請求項3】 列車位置情報を取り込む継電連動装置、
    前記列車位置情報に基づいて列車の運転を制御すると共
    に、動作状態を示す信号を出力する駅制御装置、前記列
    車位置情報に基づいて前記列車の運転を統括管理する中
    央処理装置、及び前記動作状態を示す信号に基づいて前
    記駅制御装置の故障の有無を判断し、前記駅制御装置が
    正常の場合は前記中央処理装置と前記駅制御装置とを回
    路切替器により接続し、前記駅制御装置が故障の場合に
    は前記中央処理装置と前記継電連動装置とを前記回線切
    替器により接続する伝送制御装置を備えたことを特徴と
    する運行管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7219067B1 (en) * 1999-09-10 2007-05-15 Ge Harris Railway Electronics Llc Total transportation management system
CN102991536A (zh) * 2012-12-13 2013-03-27 唐山轨道客车有限责任公司 时速250km/h动车组列车网络控制系统
CN105262651A (zh) * 2015-09-06 2016-01-20 长春轨道客车股份有限公司 基于tcn和工业以太网的动车组新型通信网络拓扑结构

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