JP2000277997A - 電子部品装着装置 - Google Patents

電子部品装着装置

Info

Publication number
JP2000277997A
JP2000277997A JP11077030A JP7703099A JP2000277997A JP 2000277997 A JP2000277997 A JP 2000277997A JP 11077030 A JP11077030 A JP 11077030A JP 7703099 A JP7703099 A JP 7703099A JP 2000277997 A JP2000277997 A JP 2000277997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
component mounting
data
bar code
worker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11077030A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Kiuchi
純 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11077030A priority Critical patent/JP2000277997A/ja
Publication of JP2000277997A publication Critical patent/JP2000277997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の操作を容易にする。 【解決手段】 携帯操作盤1100より入力したバーコ
ードデータ及び操作指令は、専用の通信回線を介してヒ
ューマンインタフェース用コンピュータ1210に入力
する。ヒューマンインタフェース用コンピュータ121
0は、入力情報と、ハードディスク1230に保持され
た電子部品装着動作を行うためのデータを参照して、制
御用コンピュータ1220に指令を伝える。また、認証
や検査などもここで処理される。携帯操作盤1100か
ら入力する緊急停止指令は、直接制御用コンピュータ1
220に送信される。このような指令を受けた制御用コ
ンピュータ1220は、指令に応じて電子部品装着処理
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品装着装置に
関し、特に作業者の指示に従って電子部品の装着を自動
運転する電子部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を回路基板に装着する電
子部品装着装置では、電子部品の装着を行う電子部品装
着装置本体のほかに、作業者が携帯し操作を行う携帯操
作盤を備えたものが多い。また、作業者の電子部品供給
誤り等防止のため、バーコード読み取り器とチェック用
の外部コンピュータが設置されているものもある。
【0003】このような従来の電子部品装着装置につい
て説明する。第1に、電子部品装着装置の携帯操作盤に
ついて説明する。図13は、従来の電子部品装着装置の
携帯操作盤の一例である。(a)は、全体を示した図で
あり、(b)は、操作部の他の例である。従来の携帯操
作盤2100は、操作キー2110と、液晶表示部21
20と、から構成されている。作業者は、操作キー21
10によって操作の内容を設定し、その内容は液晶表示
部2120に表示されるとともに、電子部品装着装置本
体に入力する。操作キー2110は、タッチパネルの場
合もある。携帯操作盤2100の大きさは、携帯操作盤
2100で行う機能の種類に関係しており、操作機能を
増やすと図(a)のように操作盤が大きくなる。また、
機能を限定すると図(b)のように操作盤は小さくな
る。
【0004】第2に、バーコード読み取り器とチェック
用の外部コンピュータが設置されている例について説明
する。図14は、従来のバーコード読み取り器とチェッ
ク用の外部コンピュータを設けた電子部品装着装置の構
成図である。電子部品装着装置2000は、操作を行う
固定操作盤2300と、電子部品を供給する部品供給部
2500と、ホストコンピュータ2600と、バーコー
ド読み取り器2700と、通信回線2900と、を有す
る。ホストコンピュータ2600及びバーコード読み取
り器2700は通信回線2900によって接続されてい
る。また、部品供給部2500には、所望の部品がセッ
トされた部品供給用カセットリール2510が配置され
ている。
【0005】このような構成の電子部品装着装置の電子
部品供給誤り防止について説明する。部品を交換する場
合、作業者は部品交換の指示を固定操作盤2300で行
う。そして、部品供給用カセットリール2510に貼付
されているバーコード4000をバーコード読み取り器
2700によって読み取る。読み取られたバーコード情
報は、通信回線2900によってホストコンピュータ2
600へ送られ、ここで電子部品の供給誤りがないか照
合される。結果は、通信回線2900によって電子部品
装着装置2000の制御部に送られる。
【0006】また、作業者の資格の認証をバーコード読
み取り器と外部コンピュータで行う場合もある。作業者
3000の作業者用ID3100をバーコード読み取り
器2700によって読み取る。読み取られたバーコード
情報は、通信回線2900によってホストコンピュータ
2600へ送られ、ここで作業者の確認を行ったり、作
業者の操作記録をデータ管理する。
【0007】第3に、緊急停止操作について説明する。
図15は、従来の電子部品装着装置の構成図である。通
常、電子部品装着装置2000を緊急停止させる緊急停
止スイッチ(以下、緊急停止SWとする)2800は、
バーコード読み取り器27000等の携帯機器には設置
されておらず、電子部品装着装置2000の本体にのみ
設置されている。このため、緊急事態が発生した場合に
は、作業者は緊急停止SW2800のある場所へ移動
し、操作を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記説明の電
子部品装着装置には、作業者にとって操作性が悪いとい
う問題がある。
【0009】第1の携帯操作盤は、操作機能を向上させ
るためには操作キーの数を増やしたり、タッチパネルの
表示を大きくしなければならない。このように携帯操作
盤が大きくなると、持ち運びに不便であるという問題が
発生する。また、操作キーが複数あると操作がわかりに
くくなる。このため、誤操作をしてしまうという問題が
発生する。逆に、小型にするために操作キーを少なくす
ると操作性が悪くなるという問題が発生する。
【0010】第2のバーコード読み取り器と外部コンピ
ュータが設置された電子部品装着装置は、チェック用の
外部コンピュータを別個に設けるため、外部コンピュー
タと電子部品装着装置との通信が煩雑となり、かつ設備
コストも大きくなるという問題がある。また、部品供給
誤り防止の場合、部品交換指示とバーコード読み取りは
別の操作盤で行うため、操作が煩雑になり、作業性が悪
いという問題がある。
【0011】第3の緊急停止SWが設けられた電子部品
装着装置は、通常の操作を行う操作盤と緊急停止SWが
離れているため、緊急時の対応が遅れるなど、操作性が
悪いという問題がある。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、作業者の操作を容易にする電子部品装着装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、作業者の指示に従って電子部品の装着を
自動運転する電子部品装着装置において、作業者の操作
指示を入力する入力手段と、バーコードデータを読み取
るバーコード読み取り手段と、制御部とデータ通信を行
う通信手段と、前記作業者の操作指示及び前記制御部か
ら送信された情報を表示する表示手段と、を備えた携帯
操作盤と、前記携帯操作盤とデータ通信を行う通信手段
と、前記携帯操作盤から送信されるバーコードデータ及
び操作指示に応じて所定の制御を行う制御手段と、を備
えた制御部と、を有することを特徴とする電子部品装着
装置、が提供される。
【0014】このような構成の電子部品装着装置は、携
帯操作盤が入力手段によって作業者の操作指示を入力す
ると、通信手段によってこれを制御部へ送信する。通信
手段によって操作指令を受信した制御部は、制御手段に
よって指示に応じた所定の制御を行い電子部品の装着を
行う。携帯操作盤の表示手段は、前記入力手段による操
作指示及び制御部から送信される動作状態を表示する。
また、携帯操作盤のバーコード読み取り手段によって読
み取られたバーコードデータも同様に、通信手段により
制御部に送られる。通信手段によってバーコードデータ
を入力した制御部は、所定の処理を施し、これに応じた
制御を行う。読み取られたバーコードデータの内容、及
びバーコードデータに施された処理の内容等の情報は、
携帯操作盤の表示手段により表示される。
【0015】また、作業者の指示に従って電子部品の装
着を自動運転する電子部品装着装置の携帯操作盤におい
て、作業者の操作指示を入力する入力手段と、バーコー
ドデータを読み取るバーコード読み取り手段と、電子部
品装着装置を制御する制御部とデータ通信を行う通信手
段と、前記作業者の操作指示及び前記制御部から送信さ
れた情報を表示する表示手段と、を有することを特徴と
する携帯操作盤、が提供される。
【0016】このような構成の携帯操作盤は、入力手段
によって作業者の操作指示を入力すると、通信手段によ
ってこれを制御部へ送信する。同様に、バーコード読み
取り手段によって読み取られたバーコードデータも、通
信手段により制御部に送られる。また、制御部から送信
された情報を通信手段により受信し、前記入力手段によ
る操作指示及び読み取られたバーコードデータの内容と
ともに表示手段を用いて表示する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある電子部品装着装置の構成を示したブロック図であ
る。
【0018】本発明に係る電子部品装着装置は、作業者
が携帯し操作指令や各種情報を入力する携帯操作盤11
00と、前記携帯操作盤1100と通信回線により接続
し所定の制御を行う制御部1200と、電子部品装着装
置に固定された固定操作盤1300と、モーター142
0a、1420b、制御時に指令を仲介するエンコーダ
ー1410a、1410bと、スイッチ(以下、SWと
する)やセンサ1430と、ランプ等の出力部1440
と、から構成される。携帯操作盤1100は、作業者の
操作指示を入力する入力手段、バーコードデータを読み
取るバーコード読み取り手段、非常停止指令入力手段、
及びこれらの情報を制御部1200へ送信する通信手段
を有している。さらに、これらの情報及び制御部120
0から受信する操作画面表示を表示する表示手段を有す
る。制御部1200は、携帯操作盤1100とデータ通
信を行う通信手段と、受信したバーコードデータ及び操
作指示に応じて所定の制御を行う制御手段とを有してい
る。制御手段は、作業者とのインタフェースを行うヒュ
ーマンインタフェース用コンピュータ1210と、電子
部品装着処理を制御する制御用コンピュータ1220と
を有しており、これらは専用バスを介して協調して処理
を行っている。また、ヒューマンインタフェース用コン
ピュータ1210は、データ保持用のハードディスク1
230と接続している。固定操作盤1300は、電子部
品装着装置に固定されている操作入力盤で、カラーモニ
タ1310とキーボード1320を有している。指令
は、ヒューマンインタフェース用コンピュータ1210
に入力する。
【0019】このような構成の電子部品装着装置の動作
について説明する。携帯操作盤1100より入力したバ
ーコードデータ及び操作指令は、専用の通信回線を介し
てヒューマンインタフェース用コンピュータ1210に
入力する。ヒューマンインタフェース用コンピュータ1
210は、入力情報と、ハードディスク1230に保持
された電子部品装着動作を行うためのデータを参照し
て、制御用コンピュータ1220に指令を伝える。ま
た、認証や検査などもここで処理される。携帯操作盤1
100から入力する緊急停止指令は、直接制御用コンピ
ュータ1220に送信される。このような指令を受けた
制御用コンピュータ1220は、電子部品装着処理を制
御し、エンコーダー1410a、1410bを介してモ
ーター1420a、1420bを動作させる。また、必
要に応じて、センサやSW1430から動作状態等を入
力し、ランプ等の出力部1440に警報等の情報を出力
する。固定操作盤1300から入力した操作指令は、上
記説明の携帯操作盤1100と同様に処理される。
【0020】次に、本発明の一実施の形態である携帯操
作盤についてさらに詳しく説明する。図2は、本発明の
一実施の形態である電子部品装着装置の構成図である。
本発明に係る携帯操作盤1100は、入力手段である操
作キー1110と、表示手段である液晶表示部1120
と、バーコード読み取り手段であるバーコード読み取り
部1130と、非常停止指令入力手段である非常停止S
W1140と、から構成される。携帯操作盤1100
は、通信回線により電子部品装着装置1000本体に接
続している。本体には、固体操作盤1300と、タワー
ライト1450が設置されている。操作キー1110
は、作業者が操作指令等を入力するキーである。液晶表
示部1120は、操作キー1110あるいはバーコード
読み取り部1130からの入力情報の表示や、電子部品
装着装置1000本体から送信された表示情報を表示す
る。バーコード読み取り部1130は、バーコードを読
み取り、バーコードデータに変換する。非常停止SW1
140は、非常時に操作することにより、電子部品装着
装置1000の動作を停止させることができる。
【0021】このような、構成の携帯操作盤1100の
動作について説明する。作業者が、操作キー1110に
より操作を入力すると、その内容は液晶表示部1120
に表示し、制御部に送信する。同様に、バーコード読み
取り部1130から読み取られたバーコードデータも、
制御部に送信されると共に、必要に応じて内容が液晶表
示部1120に表示される。非常時、作業者が非常停止
SW1140を操作すると、非常停止指令が電子部品装
着装置1000に送信される。
【0022】次に、電子部品装着装置1000の処理機
能について順次説明する。まず、バーコードデータを用
いて行う電子部品装着装置操作手順について説明する。
本発明に係る電子部品装着装置1000が電子部品を装
着する生産運転を行う際には、その機種を生産するため
の機種データが必要になる。図3は、本発明の一実施の
形態である電子部品装着装置に用いる機種データの構成
図である。機種データ5000は、装着を行う基板デー
タ5100、部品供給5200、ノズル配置データ53
00、パーツデータ5400、パーツライブラリ570
0から読み出したパーツデータ5500、及びDASデ
ータ5600とから構成される。この機種データ500
0に基づいて、その機種に必要な電子部品が正確に装着
されることになる。作業者は、最初に生産に適合する機
種データを選択する。図4は、本発明の一実施の形態で
ある電子部品装着装置における機種データ選択画面であ
る。現行機種の生産が終了した場合、次に準備機種キュ
ーに表示されている機種データ名から所望の機種データ
名を選択する。例えば、HandyCam A、あるい
はHandyCam Bを選択する。機種データ名を選
択することにより、ハードディスクに記録されたデータ
から、所定の機種データの読み出しが行われる。
【0023】機種データ名の設定は、バーコード読み取
り部によって行うこともできる。図5は、本発明の一実
施の形態である電子部品装着装置におけるバーコードを
用いた機種データ選択の構成図である。この場合、機種
データ名をバーコードで表示した機種切り替え用バーコ
ードデータ4100を予め用意する。機種切り替え用バ
ーコードデータ4100には、生産用機種名を示す、機
種バーコード4110が記載されている。また、必要に
応じてマシン操作として、操作の開始指令を示すスター
ト・バーコード4120等が記載されていてもよい。こ
のバーコードデータは、携帯操作盤1100のバーコー
ド読み取り部1130で読み取り、制御部に送信され
る。マシンの動作の開始は、携帯操作盤1100にスタ
ートキー1150を設け、これによって指令を行うとす
ることもできる。
【0024】このようなバーコードを用いた機種切り替
え動作について説明する。作業者は、次に生産を開始す
る機種データ名を示す機種バーコード4110を、バー
コード読み取り部1130によって読み込む。読み込ま
れたバーコードデータは、制御部に送信され、ハードデ
ィスクに記録されたデータから、所定の機種データの読
み出しが行われる。その後、スタート・バーコード41
20をバーコード読み取り部1130で読み取るか、ス
タートキー1150を操作することにより、運転が開始
される。
【0025】次に、生産中に部品供給部の電子部品が不
足した場合について説明する。図6は、本発明の一実施
の形態である電子部品装着装置の構成図である。図2と
同じものには同じ番号を付し、説明を省略する。携帯操
作盤1100は、ここでは、作業者に電子部品が不足し
たことを知らせる内蔵ブザー1160を備えている。
【0026】このような構成の電子部品装着装置の動作
について説明する。生産中に供給部の電子部品が不足し
た場合、電子部品装着装置1000本体のタワーライト
1450あるいはブザー、固定操作盤1300のカラー
モニタの表示、携帯操作盤1100の液晶表示部112
0の表示、内蔵ブザー1160、が警報を発する。作業
者は、これらの警報により電子部品が不足したことを知
る。
【0027】続いて作業者は、どの位置の部品の交換が
必要かを確認する。図7は、本発明の一実施の形態であ
る携帯操作盤の液晶表示部の表示例である。液晶表示部
1120には、部品が不足した位置(部品切れカセット
NO.)が表示され、作業者に部品の交換を要求する。
次に、部品交換作業を行う。図8は、本発明の一実施の
形態である電子部品装着装置の部品交換時の確認手段を
示した図である。部品交換時には、作業者の認証と部品
の整合チェックが行われる。作業者認証は、作業者30
00が自分の作業者用ID3100である作業者IDバ
ーコード4130を携帯操作盤のバーコード読み取り器
で読み込ませ、装置に交換許可者であることを通知す
る。作業者認証の詳細については後述する。部品整合チ
ェックは、部品庫から対象の新部品をとりだし、部品種
別バーコード4140を携帯操作盤のバーコード読み取
り器で読み込ませて行う。電子部品装着装置は、正しい
部品であるかの整合を検査し、間違いがなければ、操作
を開始できる状態となる。
【0028】部品交換手順について説明する。図9は、
本発明の一実施の形態である電子部品装着装置の部品交
換のフローチャートである。部品切れが発生すると運転
が停止し(S101)、部品交換画面が表示される(S
102)。ここで、STARTキーが操作し(S10
3)、運転を開始する(S104)こともできる。続い
て、作業者であるオペレータは、自身の作業者用IDを
示したバーコードを入力する(S105)。ここで、C
ANCELが操作されるか(S106)、交換許可者で
あることが認められない場合、部品交換画面(S10
2)に戻る。この作業者認証は、省略することもでき
る。続いて、部品交換の種類の選択が行われる(S10
7)。選択がカセット交換の場合、ドアロックが解除さ
れ(S108)、オペレータが部品交換のためドアを空
ける(S109)。選択が台車カセット交換、台車一括
交換の場合、台車が下降し(S110)、オペレータは
台車を引き抜く(S111)。いずれの選択の場合も、
続いて、部品交換の種類の選択が行われる(S11
2)。選択がカセット交換、台車カセット交換の場合、
カセット交換を行うカセット番号(NO.)が表示さ
れ、バーコードによる整合チェックが行われる(S11
3)。この時、CANCELすると(S114)、カセ
ット交換を中断し、次の処理(S118)へ進む。すべ
ての カセット交換が完了したかがチェックされ(S1
15)、完了していない場合は再びS113からのカセ
ット交換処理が行われる。完了していれば、次の処理
(S118)へ進む。選択が台車一括交換の場合、オペ
レータは別の台車を押し込み装着する(S116)。台
車の装着が完了したら、完了したことを指示し(S11
7)、次の処理(S118)へ進む。交換が終了または
中断された後、再び部品交換の種類の選択が行われる
(S118)。選択がカセット交換の場合、オペレータ
はドアを閉じ(S119)、ドアロックをオンする(S
120)。選択が台車カセット交換、台車一括交換の場
合、台車が上昇し(S121)、元の状態に戻る。いず
れの場合も、部品交換画面(S102)に戻り、次の部
品の交換を行うか、あるいは、運転を再開する。
【0029】次に、生産運転以外の電子部品装着装置の
設定変更やメンテナンス操作について、及びその時に行
われる作業者認証について説明する。電子部品装着装置
の操作を行うには、操作内容による熟練が必要である。
通常、一般的な生産時の操作を行う作業者、電子部品装
着装置のメンテナンスを行う作業者、そして装置全体の
システムの管理を行う人に分類される。しかし、これら
全ての人が同一の操作を行うのは不可能であるために、
各作業者毎に操作を制限する必要がある。
【0030】最初に、作業者認証について説明する。図
10は、本発明の一実施の形態である携帯操作盤の作業
者認証における液晶表示部の表示例である。メンテナン
ス等を行う場合、電子部品装着装置は、作業者がメンテ
ナンスを行う許可を持った人物であるかの認証を行う。
この時、携帯操作盤1100の液晶表示部1120に
は、例えば、作業者、すなわちユーザ認証が必要なこ
と、及びIDカードの読み込みを指示する表示がされ
る。メンテナンスオペレータは、自分のIDを示したバ
ーコードを携帯操作盤のバーコード読み取り部により読
み込ませる。電子部品装着装置は、読み込んだバーコー
ドが作業許可者のものであるかを検査する。例えば、I
Dが一般ユーザのものであるか、特別な作業を行うこと
ができる特別ユーザのものであるかを判断する。
【0031】次に、このようにして認証されたユーザ種
別による操作の制限について説明する。電子部品装着装
置内部には、ユーザの種別によって予め可能な作業が決
められている。図11は、本発明の一実施の形態である
電子部品装着装置の作業者の種別による操作可能範囲を
示した図である。IDが一般ユーザであった場合、可能
な操作は一般作業者の操作範囲5100に示したものの
みである。特別ユーザであった場合、一般作業者の操作
範囲5100を含む全操作5200の範囲の操作が可能
である。例えば、携帯操作盤において、IDが一般ユー
ザの場合は、一般作業者の操作範囲5100に含まれる
画面1だけを表示し、IDが特別ユーザの場合は、特別
な権限を持った作業者の操作範囲5200に含まれる画
面1、2、3、4を表示することができる。
【0032】次に、バーコードを用いてメンテナンス操
作を行う方法について説明する。図12は、本発明の一
実施の形態である電子部品装着装置におけるメンテナン
ス操作用のワークシートの例である。ワークシートに
は、操作の指示を示すバーコードが記載されている。例
えば、コンベアの調整を行う場合には、バーコード41
51を携帯操作盤のバーコード読み取り部に読み込ませ
る。電子部品装着装置は、読み込んだバーコードがコン
ベア調整指示であると解釈し、処理を実行する。同様
に、右側コンベア操作をオンするバーコード4152
a、オフするバーコード4152b、左側コンベア操作
をオンするバーコード4153a、オフするバーコード
4153b、基板ストッパー操作をオンするバーコード
4154a、オフするバーコード4154b、基板バッ
クアップ操作をオンするバーコード4155a、オフす
るバーコード4155b、基板はさみ操作をオンするバ
ーコード4156a、オフするバーコード4156b、
センサ読み取りを指示するバーコード4157が用意さ
れており、作業者はバーコードを選択して、所望の操作
を行わせる。
【0033】このように、操作者のための作業用ワーク
シートに必要な機能を選んでおけば、不要な機能を作業
者が使用せず、操作が明快となる。また、マシンの取り
扱い説明書にバーコードを付加すれば、取り扱い説明書
の機能を選択するように設定することも可能である。
【0034】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、電子部品装着
装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み
取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述して
おく。そして、このプログラムをコンピュータで実行す
ることにより、上記処理がコンピュータで実現される。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気
記録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場
合には、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memor
y)やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラ
ムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続
されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネット
ワークを通じて他のコンピュータに転送することもでき
る。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内の
ハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メ
インメモリにロードして実行する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、携帯操
作盤によって入力された作業者の操作指示及びバーコー
ドデータは、制御部に送信される。これを受信した制御
部は、これらの指示及びバーコードデータに従って所定
の操作を行い、電子部品の装着を制御する。このよう
に、バーコード読み取り手段を設けたことにより、携帯
操作盤に多種・多量な情報をバーコードによって入力す
ることができる。このため、指示を入力する操作を簡易
化することができ、作業者の操作を容易にする。さら
に、操作指示等の入力手段を最小限にすることができ、
携帯操作盤を小型化することができる。
【0036】また、本発明の形態操作盤は、作業者の操
作指示を入力する入力手段の他にバーコード読み取り手
段を有しており、多種・多量な情報をバーコードによっ
て設定することができる。このため、指示を入力する操
作を簡易化することができ、作業者の操作を容易にす
る。さらに、バーコードによって表される操作指示や認
証情報等は、バーコードを追加したり変更したりするこ
とによって設定を変えることができる。このため、機能
追加時に操作キーを増やす等、携帯操作盤の変更を行う
必要がなく、容易に機能変更ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
の構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
に用いる機種データの構成図である。
【図4】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
における機種データ選択画面である。
【図5】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
におけるバーコードを用いた機種データ選択の構成図で
ある。
【図6】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
の構成図である。
【図7】本発明の一実施の形態である携帯操作盤の液晶
表示部の表示例である。
【図8】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
の部品交換時の確認手段を示した図である。
【図9】本発明の一実施の形態である電子部品装着装置
の部品交換のフローチャートである。
【図10】本発明の一実施の形態である携帯操作盤の作
業者認証にける液晶表示部の表示例である。
【図11】本発明の一実施の形態である電子部品装着装
置の作業者の種別による操作可能範囲を示した図であ
る。
【図12】本発明の一実施の形態である電子部品装着装
置におけるメンテナンス操作用のワークシートの例であ
る。
【図13】従来の電子部品装着装置の携帯操作盤の一例
である。
【図14】従来のバーコード読み取り器とチェック用の
外部コンピュータを設けた電子部品装着装置の構成図で
ある。
【図15】従来の電子部品装着装置の構成図である。
【符号の説明】
1000…電子部品装着装置、1100…携帯操作盤、
1110…操作キー、1120…液晶表示部、1130
…バーコード読み取り部、1140…非常停止SW、1
200…制御部、1210…ヒューマンインタフェース
用コンピュータ、1220…制御用コンピュータ、12
30…ハードディスク、1300…固定操作盤、131
0…カラーモニタ、1320…キーボード、1410
a、1410b…エンコーダー、1420a、1420
b…モーター、1430…SW、センサ、1440…ラ
ンプ、出力部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者の指示に従って電子部品の装着を
    自動運転する電子部品装着装置において、 作業者の操作指示を入力する入力手段と、 バーコードデータを読み取るバーコード読み取り手段
    と、 制御部とデータ通信を行う通信手段と、 前記作業者の操作指示及び前記制御部から送信された情
    報を表示する表示手段と、 を備えた携帯操作盤と、 前記携帯操作盤とデータ通信を行う通信手段と、 前記携帯操作盤から送信されるバーコードデータ及び操
    作指示に応じて所定の制御を行う制御手段と、 を備えた制御部と、 を有することを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 【請求項2】 前記バーコードデータは、操作手順に従
    った操作指令を示したデータであり、 前記携帯操作盤のバーコード読み取り手段は、前記操作
    指令であるバーコードデータを読み取り、 前記制御部の制御手段は、前記操作指令に従った所定の
    動作を制御することを特徴とする請求項1記載の電子部
    品装着装置。
  3. 【請求項3】 前記バーコードデータは、電子部品供給
    装置の供給する電子部品を識別するデータであり、 前記携帯操作盤のバーコード読み取り手段は、前記供給
    される電子部品を識別するバーコードデータを読み取
    り、 前記制御部の制御手段は、前記電子部品が所望の部品で
    あるかどうかを検査することを特徴とする請求項1記載
    の電子部品装着装置。
  4. 【請求項4】 前記バーコードデータは、作業者を識別
    する作業者のIDを示したデータであり、 前記携帯操作盤のバーコード読み取り手段は、前記作業
    者のIDデータであるバーコードデータを読み取り、 前記制御部の制御手段は、前記作業者のIDデータによ
    る作業者の認証、及び認証結果に応じて操作の許可を行
    うことを特徴とする請求項1記載の電子部品装着装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯操作盤は、さらに、非常時に電
    子部品装着装置を停止させる非常停止指令入力手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の電子部品装着装
    置。
  6. 【請求項6】 作業者の指示に従って電子部品の装着を
    自動運転する電子部品装着装置の携帯操作盤において、 作業者の操作指示を入力する入力手段と、 バーコードデータを読み取るバーコード読み取り手段
    と、 電子部品装着装置を制御する制御部とデータ通信を行う
    通信手段と、 前記作業者の操作指示及び前記制御部から送信された情
    報を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする携帯操作盤。
JP11077030A 1999-03-23 1999-03-23 電子部品装着装置 Pending JP2000277997A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11077030A JP2000277997A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 電子部品装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11077030A JP2000277997A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 電子部品装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000277997A true JP2000277997A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13622366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11077030A Pending JP2000277997A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 電子部品装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000277997A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003046299A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Fuji Mach Mfg Co Ltd 回路基板作業システムおよび状態設定方法
JP2008311393A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Yamaha Motor Co Ltd 基板処理装置
WO2009040978A1 (ja) * 2007-09-25 2009-04-02 Panasonic Corporation 電子部品実装システムおよび電子部品実装用装置
JP2010087445A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Panasonic Corp 電子部品実装用装置および電子部品実装用装置における操作指示方法
WO2016088266A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 富士機械製造株式会社 作業管理装置
WO2016121020A1 (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 富士機械製造株式会社 部品実装機の表示管理システム
WO2018011998A1 (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 富士機械製造株式会社 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材
WO2018179200A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 株式会社Fuji 対基板作業機
JP2022035925A (ja) * 2020-08-20 2022-03-04 上海姜歌机器人有限公司 仕分け作業員のピッキング情報に対する処理方法及びピッキングロボット

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003046299A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Fuji Mach Mfg Co Ltd 回路基板作業システムおよび状態設定方法
JP2008311393A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Yamaha Motor Co Ltd 基板処理装置
WO2009040978A1 (ja) * 2007-09-25 2009-04-02 Panasonic Corporation 電子部品実装システムおよび電子部品実装用装置
JP2010087445A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Panasonic Corp 電子部品実装用装置および電子部品実装用装置における操作指示方法
US10591907B2 (en) 2014-12-05 2020-03-17 Fuji Corporation Work management device
WO2016088266A1 (ja) * 2014-12-05 2016-06-09 富士機械製造株式会社 作業管理装置
WO2016121020A1 (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 富士機械製造株式会社 部品実装機の表示管理システム
JPWO2016121020A1 (ja) * 2015-01-28 2017-11-02 富士機械製造株式会社 部品実装機の表示管理システム
WO2018011998A1 (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 富士機械製造株式会社 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材
JPWO2018011998A1 (ja) * 2016-07-15 2019-05-09 株式会社Fuji 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材
WO2018179200A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 株式会社Fuji 対基板作業機
JPWO2018179200A1 (ja) * 2017-03-30 2019-11-07 株式会社Fuji 対基板作業機
CN110463374A (zh) * 2017-03-30 2019-11-15 株式会社富士 对基板作业机
CN110463374B (zh) * 2017-03-30 2021-03-05 株式会社富士 对基板作业机
US11343951B2 (en) 2017-03-30 2022-05-24 Fuji Corporation Substrate processing machine
JP2022035925A (ja) * 2020-08-20 2022-03-04 上海姜歌机器人有限公司 仕分け作業員のピッキング情報に対する処理方法及びピッキングロボット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6085124A (en) Automatic parking system
EP0689114B1 (en) Numerically controlled machine tool management system
US7275257B1 (en) Remote controlled computer system and method of operating the same
JP2000277997A (ja) 電子部品装着装置
NO812463L (no) Fleksibelt fremstillingssystem for automatisk produksjon av maskinerte deler
JPH07247070A (ja) エレベータ制御装置および運転制御プログラム保守装置
CN114114976A (zh) 半导体制造系统、控制装置、控制方法和存储介质
JP2001014017A (ja) Nc工作機械用プログラム制御装置
JP2004106986A (ja) エレベーターの保守システム及び方法
JP2006268584A (ja) 端末装置および情報管理装置、情報管理システム
JPH07306065A (ja) 測定装置システムの制御装置
JP2006134209A (ja) ナースコールシステム
CN220376032U (zh) 用于电梯的读卡器系统
WO2022030105A1 (ja) デバイス管理システム
JP2006048259A (ja) 病院情報システム及びプログラム
WO2019066699A1 (en) CONTROL SYSTEM, METHOD AND COMPUTER PROGRAM FOR AUTOMATIC MILKING MACHINE
JP4693538B2 (ja) コンピュータシステム
JP3617911B2 (ja) 入退場管理システムおよびその制御方法
JP2019096838A (ja) 部品実装用装置における操作管理方法および部品実装用装置
JPS637256A (ja) 作業指示方式
JP2002269598A (ja) システム監視盤用制御装置
JPH059591B2 (ja)
JP2873114B2 (ja) 端末装置の電源切断方式
JP2001014013A (ja) 数値制御装置
JP2591208B2 (ja) Icカードシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060220

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090129