JPWO2018011998A1 - 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材 - Google Patents

携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018011998A1
JPWO2018011998A1 JP2018527375A JP2018527375A JPWO2018011998A1 JP WO2018011998 A1 JPWO2018011998 A1 JP WO2018011998A1 JP 2018527375 A JP2018527375 A JP 2018527375A JP 2018527375 A JP2018527375 A JP 2018527375A JP WO2018011998 A1 JPWO2018011998 A1 JP WO2018011998A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
component supply
instruction
electronic component
portable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018527375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6829256B2 (ja
Inventor
和明 倉
和明 倉
弘規 近藤
弘規 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPWO2018011998A1 publication Critical patent/JPWO2018011998A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6829256B2 publication Critical patent/JP6829256B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

操作対象以外の部品供給部材(40)を誤操作しにくい携帯端末(5)、電子部品実装システム(9)、および部品供給部材(40)を提供することを課題とする。携帯端末(5)は、電子部品実装機(1)に取り付けられる複数の部品供給部材(40)に共用される。携帯端末(5)は、任意の部品供給部材(40)を動かす指示が入力される入力部(52)と、複数の部品供給部材(40)の各々に対して、個別に当該指示を送信可能な送信部(54)と、を備える。

Description

本発明は、複数の部品供給部材に共用される携帯端末、当該携帯端末を備える電子部品実装システム、操作部が着脱可能な部品供給部材に関する。
特許文献1には、操作端末を備える電子部品実装システムが開示されている。同文献記載の電子部品実装システムによると、作業者は、操作端末を介して、無線で、電子部品実装機を操作することができる。引用文献1には、端末を介して実行可能な操作の具体的な内容に関する記載はない。
特開2007−34837号公報
ところで、電子部品実装機のデバイスパレットには、複数のフィーダカセットが並置されている。複数のフィーダカセットは、各々、個別に操作パネルを備えている。このため、作業者が、任意のフィーダカセットの操作パネルを操作したい場合、当該フィーダカセットに隣接する他のフィーダカセットの操作パネルを、誤って操作してしまうおそれがある。そこで、本発明は、操作対象以外の部品供給部材を誤操作しにくい携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の携帯端末は、電子部品実装機に取り付けられる複数の部品供給部材に共用され、任意の前記部品供給部材を動かす指示が入力される入力部と、複数の前記部品供給部材の各々に対して、個別に前記指示を送信可能な送信部と、を備えることを特徴とする。また、上記課題を解決するため、本発明の電子部品実装システムは、上記携帯端末と、部品供給台と、前記部品供給台に着脱可能に配置される複数の前記部品供給部材と、を有する電子部品実装機と、を備えることを特徴とする。また、上記課題を解決するため、本発明の部品供給部材は、電子部品実装機に取り付けられる部品供給部材であって、前記部品供給部材を動かす指示が入力される入力部を有する操作部が着脱可能に配置されることを特徴とする。
携帯端末には、部品供給部材を動かすための入力部が配置されている。このため、部品供給部材に入力部が配置されている場合と比較して、部品供給部材を動かす際、操作対象となる部品供給部材に、作業者が触れる必要がない。したがって、作業者は、操作対象以外の部品供給部材を誤操作しにくい。また、作業者は、携帯端末を介して、部品供給部材を動かすことができる。
また、操作部は、部品供給部材に対して、着脱可能である。操作部には、部品供給部材を動かすための入力部が配置されている。このため、部品供給部材に操作部が着脱不能に配置されている場合と比較して、部品供給部材を動かす際、操作対象となる部品供給部材に、作業者が触れる必要がない。したがって、作業者は、操作対象以外の部品供給部材を誤操作しにくい。また、作業者は、操作部を介して、部品供給部材を動かすことができる。
図1は、本発明の一実施形態である電子部品実装システムの前側部分の透過斜視図である。 図2は、同電子部品実装システムの前側部分の透過右面図である。 図3は、同電子部品実装システムのブロック図である。
以下、本発明の携帯端末、電子部品実装システムおよび部品供給部材(以下、これらをまとめて「電子部品実装システム等」と総称する。)の実施の形態について説明する。
<電子部品実装システムの構成>
まず、本実施形態の電子部品実装システムの構成について説明する。図1に、本実施形態の電子部品実装システムの前側部分の透過斜視図を示す。図1においては、モジュールのハウジングを透過して示す。図1に示すように、電子部品実装システム9は、電子部品実装機1と、携帯端末5と、を備えている。携帯端末5は、本発明の「操作部」の概念に含まれる。
[電子部品実装機1]
電子部品実装機1は、ベース2と、モジュール3と、部品供給装置4と、を備えている。モジュール3は、ベース2の上面に着脱可能に配置されている。部品供給装置4は、多数のフィーダカセット40と、デバイスパレット41と、を備えている。フィーダカセット40は、本発明の「部品供給部材」の概念に含まれる。デバイスパレット41は、本発明の「部品供給台」の概念に含まれる。
デバイスパレット41は、モジュール3の前部開口に装着されている。デバイスパレット41は、多数のスロット(フィーダカセット取付部)410を備えている。多数のフィーダカセット40は、各々、スロット410に着脱可能に装着されている。フィーダカセット40がスロット410に取り付けられると、コネクタ(図略)を介して、フィーダカセット40が電子部品実装機1の制御装置(図略)に、電気的に接続される。
図2に、同電子部品実装システムの前側部分の透過右面図を示す。図3に、同電子部品実装システムのブロック図を示す。図2においては、リールおよび本体フレームを透過して示す。図2、図3に示すように、フィーダカセット40は、テープ400と、リール401と、前後一対のスプロケット402と、本体フレーム403と、複数のギア404と、モータ(テープ駆動源)405と、通信部406と、演算部407と、記憶部408と、を備えている。通信部406は、本発明の「受信部」の概念に含まれる。通信部406は、双方向通信可能なコネクタ(入出力インターフェイス)である。演算部407は、CPU(Central Processing Unit)である。記憶部408は、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)である。
本体フレーム403は、箱状を呈している。本体フレーム403の上面の後端(基板搬送ライン側の端)には、部品供給位置Aが配置されている。モジュール3の吸着ノズルNは、部品供給位置Aから電子部品を搬出し、基板(図略)に装着する。図1に示すように、通信部406は、本体フレーム403の前壁(作業エリア(電子部品実装機1に対して作業者が所定の作業(例えば、フィーダカセット40の交換作業など)を行うエリア)側の壁)に配置されている。図2に示すように、一対のスプロケット402、複数のギア404、モータ405は、本体フレーム403の内部に配置されている。また、図3に示す演算部407、記憶部408も、本体フレーム403の内部に配置されている。一対のスプロケット402の上縁は、各々、本体フレーム403の外部に突出している。複数のギア404は、モータ405と一対のスプロケット402との間に介装されている。
図3に示すように、通信部406と、演算部407と、記憶部408と、モータ405と、は電気的に接続されている。演算部407は、モータ405を駆動する。スプロケット402は、演算部407により駆動されるモータ405により、間欠的に回転可能である。
リール401は、本体フレーム403の前側に、着脱可能に配置されている。テープ400は、リール401の軸部に巻装されている。テープ400には、長手方向に沿って、多数の電子部品が収容されている。テープ400は、リール401の上部から、後側に引き出されている。引き出されたテープ400は、本体フレーム403の上面に沿って、前後方向に延在している。テープ400は、一対のスプロケット402により、前後両方向に移動可能である。
[携帯端末5]
携帯端末5は、図1に示す全てのフィーダカセット40に共用されている。電子部品実装システム9の運転に携わる作業者は、全員、専用の携帯端末5を所有している。携帯端末5は、本体50と、接続部51と、入力部52と、演算部53と、通信部54と、表示部55と、記憶部56と、出力部57と、を備えている。通信部54は、本発明の「送信部」の概念に含まれる。通信部54は、双方向通信可能なコネクタ(入出力インターフェイス)である。演算部53は、CPUである。表示部55は、液晶ディスプレイである。記憶部56は、RAMおよびROMである。出力部57は、双方向通信可能なUSB(Universal Serial Bus)ポート(入出力インターフェイス)である。
本体50は、箱状を呈している。表示部55、入力部52は、本体50の上壁(任意の壁)に配置されている。入力部52は、複数のボタン520を備えている。複数のボタン520には、フィーダカセット40の動作に関する指示が割り付けられている。なお、ボタン520に割り付けられている指示としては、例えば、順送指示(図2に示すテープ400を1ピッチ分だけ順送(前側から後側に送る)する指示)、逆送指示(テープ400を1ピッチ分だけ逆送(後側から前側に送る)する指示)、復帰指示(テープ400を所定の原点位置に復帰させる指示)、ピッチ変更指示(テープ400の送りピッチの幅を変更する指示)、速度変更指示(テープ400の送り速度を変更する指示)、情報収集指示(記憶部408から運転履歴を収集する指示)、巻戻し指示(使用後のテープ400をリール401に巻き戻す指示)、テープセット指示(使用前のテープ400を、テープ400の先端が部品供給位置Aに到着するまで、順送する指示)などが挙げられる。
出力部57は、本体50の前壁(作業エリア側の壁)に配置されている。出力部57には、外部から、コンピュータ8などの機器を、接続可能である。演算部53、記憶部56は、本体50の内部に配置されている。接続部51は、本体50の後壁(フィーダカセット40側の壁)に連なっている。図2に示すように、接続部51に対して、本体50は回転可能である。通信部54は、接続部51の後壁に配置されている。
図3に示すように、入力部52と、演算部53と、通信部54と、表示部55と、記憶部56と、出力部57と、は電気的に接続されている。また、携帯端末5の凸状の通信部54は、フィーダカセット40の凹状の通信部406に対して、抜き挿し可能である。
<電子部品実装システムのフィーダカセット操作時の動き>
次に、本実施形態の電子部品実装システムの、フィーダカセット操作時の動きについて説明する。図1に示すように、まず、作業者は、操作対象となるフィーダカセット40の通信部406に、自身専用の携帯端末5の通信部54を、挿し込む。なお、携帯端末5の記憶部56には、作業者ID(作業者識別用の符号)が予め記憶されている。通信部54を通信部406に挿し込むことにより、携帯端末5とフィーダカセット40とは、双方向に通信可能な状態になる。フィーダカセット40の演算部407は、携帯端末5の演算部53に、通信可能状態になったことを返信する。また、演算部407は、演算部53に、自身のフィーダカセットID(フィーダカセット40識別用の符号)を返信する。演算部53は、表示部55に、通信可能メッセージ(通信可能状態になったことを知らせるメッセージ)を表示する。並びに、演算部53は、表示部55に、フィーダカセット40のカセット番号を表示する。
続いて、作業者は、ボタン520を押すことにより、所望の指示(例えば、順送指示)を入力部52に入力する。作業者の順送指示は、演算部53、通信部54、通信部406、演算部407を経由して、入力部52からモータ405に、送信される。図2に示すように、モータ405は、複数のギア404を駆動し、一対のスプロケット402を、所定量だけ所定方向に回転させる。当該回転により、テープ400は、1ピッチ分だけ、順送される。フィーダカセット40の演算部407は、携帯端末5の演算部53に、テープ400の順送が完了したことを返信する。演算部53は、表示部55に、操作完了メッセージ(操作が完了したことを知らせるメッセージ)を表示する。
最後に、作業者は、フィーダカセット40の通信部406から、自身専用の携帯端末5の通信部54を、抜き出す。このようにして、作業者は、携帯端末5を用いてフィーダカセット40を操作する。記憶部56には、作業者の指示に関する情報が記憶される。なお、指示に関する情報としては、例えば、フィーダカセットID、操作開始時刻(通信部54が通信部406に挿し込まれた時刻)、操作終了時刻(通信部54が通信部406から抜き出された時刻)、フィーダカセット40に対する指示の内容(押されたボタン520の種類)が挙げられる。作業者は、出力部57にコンピュータ8を接続する。作業者は、ボタン520を押すことにより、記憶部56の作業者の指示に関する情報を、コンピュータ8の記憶部(図略)に転送する。
<電子部品実装システムの操作履歴追跡時の動き>
次に、本実施形態の電子部品実装システムの、操作履歴追跡時の動きについて説明する。例えば、不良基板が発生した場合など、電子部品実装機1の操作履歴を追跡したい場合がある。前述したように、携帯端末5の記憶部56には、作業者の指示に関する情報(例えば、フィーダカセットID、操作開始時刻、操作終了時刻、フィーダカセット40に対する指示の内容など)が記憶されている。追跡者(例えば、指示を出した作業者、指示を出していない作業者、作業者を管理する管理者等)は、ボタン520を押すことにより、これらの情報を、記憶部56から読み出し、表示部55に表示させる。追跡者は、表示部55を視認することにより、作業者がフィーダカセット40に対して行った操作の履歴を、追跡することができる。
また、追跡者は、作業者の指示に関する情報と、フィーダカセット40の運転情報と、を照合することができる。具体的には、まず、追跡者は、所望のフィーダカセット40の通信部406に、作業者の携帯端末5の通信部54を、挿し込む。なお、フィーダカセット40の記憶部408には、フィーダカセット40の運転履歴(例えば、テープ400に収容されている電子部品の種類、運転開始時刻(モータ405通電開始時刻)、運転終了時刻(モータ405通電終了時刻)、テープ400のピッチ、テープ400の送り方向、エラー情報など)が記憶されている。次に、追跡者は、ボタン520を押すことにより、当該運転履歴を、フィーダカセット40の記憶部408から携帯端末5の記憶部56に、転送させる。すなわち、追跡者は、前述の情報収集指示(記憶部408から運転履歴を収集する指示)を出す。それから、追跡者は、ボタン520を押すことにより、携帯端末5の作業者の指示に関する情報と、フィーダカセット40の運転情報と、を携帯端末5の表示部55に表示させる。追跡者は、表示部55を視認することにより、作業者の指示に関する情報と、フィーダカセット40の運転情報と、を照合することができる。
<作用効果>
次に、本実施形態の電子部品実装システム等の作用効果について説明する。図3に示すように、携帯端末5には、フィーダカセット40を動かすための入力部52が配置されている。このため、フィーダカセット40に入力部52が配置されている場合と比較して、フィーダカセット40を動かす際、操作対象となるフィーダカセット40に、作業者が触れる必要がない。したがって、作業者は、操作対象以外のフィーダカセット40を誤操作しにくい。
また、本実施形態の電子部品実装システム等によると、作業者は、図3に示す共用の携帯端末5を用いて、フィーダカセット40を実際に動かすことができる。例えば、図2に示すテープ400を順送、逆送させることができる。このため、携帯端末5の表示部55にメッセージ(例えば、「テープ400を順送して下さい」などのメッセージ)が表示されるに過ぎない場合(実際にテープ400を送る作業は作業者が行う場合)と比較して、作業者の作業負荷を削減することができる。
また、入力部52は、携帯端末5に配置されている。このため、入力部52のサイズ(ボタン520のサイズ、配置数)に関する制約が少ない。したがって、簡単に、携帯端末5に、機能(具体的にはボタン520)を追加することができる。よって、フィーダカセット40の機能拡張や高性能化を促進することができる。また、フィーダカセット40に個別に入力部52を配置する必要がないため、フィーダカセット40の構造を簡単にすることができる。また、フィーダカセット40を小型化することができる。また、フィーダカセット40の製造コストを削減することができる。
また、図3に示すように、携帯端末5は、記憶部56を備えている。記憶部56は、フィーダカセット40を動かす指示に関する情報を記憶可能である。このため、追跡者は、簡単に、電子部品実装機1の操作履歴を追跡することができる。
また、図3に示すように、携帯端末5は、表示部55を備えている。表示部55は、フィーダカセット40を動かす指示に関する情報を表示可能である。このため、追跡者は、簡単に、電子部品実装機1の操作履歴を視認することができる。また、追跡者は、簡単に、携帯端末5の記憶部56の情報と、フィーダカセット40の記憶部408の情報および電子部品実装機1の制御装置の記憶部(図略)の情報のうち少なくとも一方と、を照合することができる。
また、図3に示すように、フィーダカセット40は、通信部406を備えている。フィーダカセット40を動かす指示が入力部52に入力される際、通信部54は、所望のフィーダカセット40の通信部406に、直付けされている。このため、通信部54と通信部406とが無線で接続されている場合と比較して、所望のフィーダカセット40に接続するだけで、操作対象となるフィーダカセット40を特定することができる。したがって、携帯端末5およびフィーダカセット40の電気的な構造が簡単になる。また、通信部54が通信部406に直付けされているため、操作対象となるフィーダカセット40を間違えるおそれが小さい。また、通信部54と通信部406とが有線(ケーブル)で接続されている場合と比較して、携帯端末5と操作対象となるフィーダカセット40との間の距離が短くなる。このため、作業者が、携帯端末5を介して指示を受けたフィーダカセット40の実際の動きを、視認しやすい。
また、通信部54と通信部406とを接続すると、携帯端末5の表示部55に、接続されたフィーダカセット40のフィーダカセットIDに対応するカセット番号が表示される。このため、作業者は、操作対象となるフィーダカセット40を間違えるおそれが小さい。
また、通信部54と通信部406とを接続すると、携帯端末5の表示部55に、通信可能メッセージが表示される。このため、作業者は、携帯端末5がフィーダカセット40に電気的に接続されたことを、視認することができる。
また、図1に示すように、フィーダカセット40には、フィーダカセット40を動かす携帯端末(操作部)5が、着脱可能に配置されている。このため、フィーダカセット40に操作部(具体的には入力部52)が着脱不能に配置されている場合と比較して、フィーダカセット40を動かす際、操作対象となるフィーダカセット40に、作業者が触れる必要がない。したがって、作業者は、操作対象以外のフィーダカセット40を誤操作しにくい。
ここで、フィーダカセット40を動かす指示に関する情報を、フィーダカセット40の記憶部408に記憶させる形態も考えられる(この形態は従来技術ではない)。しかしながら、この形態の場合、当該情報にアクセスするために、逐一、所望のフィーダカセット40に携帯端末5を接続し、当該情報を記憶部408から吸い出す必要がある。これに対して、本実施形態の電子部品実装システム等によると、フィーダカセット40を動かす指示に関する情報が、携帯端末5の記憶部56に記憶されている。このため、簡単に、当該情報にアクセスすることができる。
また、図2に示すように、接続部51に対して、本体50は回転可能である。このため、接続部51がフィーダカセット40に直付けされている状態において、本体50を所望の向き(例えば、作業者がボタン520を押しやすい向きや、作業者が表示部55を視認しやすい向き)に回転させることができる。
<その他>
以上、本発明の電子部品実装システム等の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、図2に示す携帯端末5は、一体物であってもよい。すなわち、本体50と接続部51とを一体化してよい。また、図1に示す表示部55と入力部52とを一体化してもよい。すなわち、表示部(タッチパネル)55に、ボタン520として、タッチボタン(ソフトボタン)を配置してもよい。こうすると、ボタン520の増減が簡単である。このため、簡単に、携帯端末5に、機能を追加することができる。また、出力部(通信部)57を介して、入力部52、表示部55、記憶部56などを適宜増設してもよい。
携帯端末5とフィーダカセット40とが通信可能状態になった際に表示部55に表示される通信可能メッセージの種類は特に限定しない。例えば、「通信可能です」などの文言であってもよい。また、表示部55に照明を配置し、当該照明を点灯、点滅させてもよい。
作業者が指示した動作をフィーダカセット40が完了した際に表示部55に表示される操作完了メッセージの種類は特に限定しない。例えば、「操作が完了しました」などの文言であってもよい。また、表示部55に照明を配置し、当該照明を点灯、点滅させてもよい。
通信部54と通信部406とを接続した際に、携帯端末5の表示部55に、スロット410のスロット番号を表示してもよい。こうすると、作業者が、操作対象となるフィーダカセット40を間違えるおそれが小さい。
表示部55に表示される情報は特に限定しない。テープ400に収容されている電子部品の種類、フィーダカセット40の状態(例えば、生産可能、エラー発生中など)を表示部55に表示してもよい。
通信部54、通信部406の構造(凹凸関係)は特に限定しない。例えば、凹状の通信部54に凸状の通信部406を挿入してもよい。すなわち、通信部54と通信部406とは、着脱可能であればよい。
携帯端末5は、複数の作業者に共用されていてもよい。この場合、作業者は、携帯端末5にフィーダカセット40を動かす指示を入力する前に、自身の作業者IDを携帯端末5に入力してもよい。作業者IDは、操作開始時刻、操作終了時刻、指示の内容などと共に、記憶部56に記憶される。すなわち、作業者IDは、「指示に関する情報」に含まれる。このため、追跡者は、共用の携帯端末5であるにもかかわらず、作業者と関連付けながら、フィーダカセット40に対して行った操作の履歴を、追跡することができる。
記憶部56に記憶されている情報(指示に関する情報、作業者IDなど)は、所定の条件を充足しない場合、記憶部56から消去不能としてもよい。例えば、管理者IDやパスワードなどの入力を条件に、記憶部56に記憶されている情報を消去可能としてもよい。こうすると、情報の隠蔽や誤消去を抑制することができる。
通信部54と通信部406との電気的な接続構造は特に限定しない。有線でも無線でもよい。有線の場合、通信部54と通信部406とをケーブルを介して接続してもよい。無線の場合、複数のフィーダカセット40の各々に、一つずつ周波数を割り当ててもよい。また、まず、作業者が、携帯端末5を用いて電子部品実装機1の制御装置に操作対象となるフィーダカセット40のフィーダIDを送信し、次に、電子部品実装機1の制御装置が当該フィーダカセット40を通信可能状態とし、その後、作業者が、携帯端末5を用いてフィーダカセット40に指示を入力してもよい。
1:電子部品実装機、2:ベース、3:モジュール、4:部品供給装置、5:携帯端末(操作部)、8:コンピュータ、9:電子部品実装システム、40:フィーダカセット(部品供給部材)、41:デバイスパレット(部品供給台)、50:本体、51:接続部、52:入力部、53:演算部、54:通信部(送信部)、55:表示部、56:記憶部、57:出力部、400:テープ、401:リール、402:スプロケット、403:本体フレーム、404:ギア、405:モータ、406:通信部(受信部)、407:演算部、408:記憶部、410:スロット、520:ボタン、A:部品供給位置、N:吸着ノズル

Claims (6)

  1. 電子部品実装機に取り付けられる複数の部品供給部材に共用され、
    任意の前記部品供給部材を動かす指示が入力される入力部と、
    複数の前記部品供給部材の各々に対して、個別に前記指示を送信可能な送信部と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記指示に関する情報を記憶可能な記憶部を備える請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記指示に関する情報を表示可能な表示部を備える請求項1または請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記部品供給部材は、受信部を有し、
    前記指示が入力される際、前記送信部は、所望の前記部品供給部材の前記受信部に、直付けされている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の携帯端末。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の携帯端末と、
    部品供給台と、前記部品供給台に着脱可能に配置される複数の前記部品供給部材と、を有する電子部品実装機と、
    を備える電子部品実装システム。
  6. 電子部品実装機に取り付けられる部品供給部材であって、
    前記部品供給部材を動かす指示が入力される入力部を有する操作部が着脱可能に配置されることを特徴とする部品供給部材。
JP2018527375A 2016-07-15 2016-07-15 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材 Active JP6829256B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/071086 WO2018011998A1 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018011998A1 true JPWO2018011998A1 (ja) 2019-05-09
JP6829256B2 JP6829256B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=60952460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018527375A Active JP6829256B2 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6829256B2 (ja)
WO (1) WO2018011998A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115669252A (zh) * 2020-05-29 2023-01-31 松下知识产权经营株式会社 部件供给装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277997A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Sony Corp 電子部品装着装置
JP2004133509A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Fuji Mach Mfg Co Ltd 生産システム,情報端末および情報表示プログラム
JP2009302184A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Yamaha Motor Co Ltd 携帯式保守装置、表面実装機および部品供給装置
JP2013222738A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Panasonic Corp テープフィーダおよびテープフィーダにおける設定情報の表示方法
WO2014167683A1 (ja) * 2013-04-11 2014-10-16 富士機械製造株式会社 部品実装ライン

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277997A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Sony Corp 電子部品装着装置
JP2004133509A (ja) * 2002-10-08 2004-04-30 Fuji Mach Mfg Co Ltd 生産システム,情報端末および情報表示プログラム
JP2009302184A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Yamaha Motor Co Ltd 携帯式保守装置、表面実装機および部品供給装置
JP2013222738A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Panasonic Corp テープフィーダおよびテープフィーダにおける設定情報の表示方法
WO2014167683A1 (ja) * 2013-04-11 2014-10-16 富士機械製造株式会社 部品実装ライン

Also Published As

Publication number Publication date
JP6829256B2 (ja) 2021-02-10
WO2018011998A1 (ja) 2018-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10427433B2 (en) Mobile printer networking and interfacing
KR920008542Y1 (ko) 휴대형 데이타 입력장치
CN104981304A (zh) 用于冲压机或压力机的显示装置
JP6872007B2 (ja) 部品実装システム
JP2009302184A (ja) 携帯式保守装置、表面実装機および部品供給装置
JP2014011325A (ja) 電子部品の装着方法及びその装着装置
JP6829256B2 (ja) 携帯端末、電子部品実装システム、および部品供給部材
JP2008243890A (ja) 電子部品装着方法及び電子部品装着装置
JPWO2004086839A1 (ja) 部品供給装置関連情報読取装置
JP2005236097A (ja) 部品供給装置
JP2017224721A (ja) スプライシングユニット及び電子部品供給システム
CN105807846A (zh) 电子装置组合
JPWO2016157437A1 (ja) 自動スプライシング装置及び部品実装機
JP2019102511A (ja) 部品実装装置及び部品実装システム
JP3860512B2 (ja) 部品供給フィーダ、部品実装装置、部品実装システム、及び装着確認方法
JP6078557B2 (ja) 部品供給ユニット
JP2011023501A (ja) パーツフィーダ
JP6095274B2 (ja) 電子部品実装ラインの管理装置
EP3691434A1 (en) Mounting accuracy measurement system for component mounting line, and mounting accuracy measurement method
EP3952294B1 (en) Television, television control method, and control apparatus
CN107332579A (zh) 一种sim卡座及移动终端
US7460918B2 (en) Devices and methods for updating the programming of a system for controlling an electric rotary machine
JPH0346696A (ja) 商品価格表示システム
JP5981787B2 (ja) 部品供給ユニット、電子部品装着装置
JP4317581B2 (ja) 電子回路部品装着システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6829256

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250