JP2000270826A - キャベツ調製装置 - Google Patents
キャベツ調製装置Info
- Publication number
- JP2000270826A JP2000270826A JP11080310A JP8031099A JP2000270826A JP 2000270826 A JP2000270826 A JP 2000270826A JP 11080310 A JP11080310 A JP 11080310A JP 8031099 A JP8031099 A JP 8031099A JP 2000270826 A JP2000270826 A JP 2000270826A
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- cabbage
- height
- measuring wheel
- cutting
- cutting blade
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圃場から収穫された外葉の付着しているキャ
ベツを載置して搬送する過程で、外葉を自動的に切除す
る。 【解決手段】 圃場から収穫されて外葉が付着している
キャベツＣを載置して連続的に搬送する搬送機構２と、
この搬送機構２の搬送経路の途中に設けられ、キャベツ
Ｃの外葉を任意位置で切断して除去する切断機構３を備
え、．切断機構３は、搬送機構２に載置されて移動し
て来るキャベツの上面に駆動回転して接し、キャベツの
高さを測定するキャベツ高さ測定車輪９と、この高さ測
定車輪とリンクにより連繋されて該高さ測定車輪の上下
移動と連動して上下移動し、キャベツの根茎部及び下葉
を切断する切断刃１０とを備えた。．キャベツ高さ測
定車輪９と切断刃１０の上下間隔を調節可能とした。
．キャベツ高さ測定車輪９は、平行リンクにより連繋
されて独自に上下移動可能の左右一対の車輪からなる。
ベツを載置して搬送する過程で、外葉を自動的に切除す
る。 【解決手段】 圃場から収穫されて外葉が付着している
キャベツＣを載置して連続的に搬送する搬送機構２と、
この搬送機構２の搬送経路の途中に設けられ、キャベツ
Ｃの外葉を任意位置で切断して除去する切断機構３を備
え、．切断機構３は、搬送機構２に載置されて移動し
て来るキャベツの上面に駆動回転して接し、キャベツの
高さを測定するキャベツ高さ測定車輪９と、この高さ測
定車輪とリンクにより連繋されて該高さ測定車輪の上下
移動と連動して上下移動し、キャベツの根茎部及び下葉
を切断する切断刃１０とを備えた。．キャベツ高さ測
定車輪９と切断刃１０の上下間隔を調節可能とした。
．キャベツ高さ測定車輪９は、平行リンクにより連繋
されて独自に上下移動可能の左右一対の車輪からなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場から収穫され
た外葉の付着しているキャベツを載置して搬送する過程
で、外葉を自動的に切除するキャベツ調製装置に関す
る。
た外葉の付着しているキャベツを載置して搬送する過程
で、外葉を自動的に切除するキャベツ調製装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、圃場に植生しているキャベツを収
穫するキャベツ収穫機として、圃場に植生しているキャ
ベツを収穫し、この収穫したキャベツを機体の後方に向
け搬送する収穫・搬送装置と、この収穫・搬送装置によ
り搬送される過程で不要な根茎部や外葉などを切除して
調製する調製装置と、この調製装置により調製されたキ
ャベツを収容装置（コンテナ）に向け搬出する無端コン
ベアからなる搬出装置とを備えたものが提案されてい
る。また、収穫機により、あるいは人力によって、圃場
に植生しているキャベツを、外葉を残した状態で根茎部
から切断して収穫する収穫手段が知られている。
穫するキャベツ収穫機として、圃場に植生しているキャ
ベツを収穫し、この収穫したキャベツを機体の後方に向
け搬送する収穫・搬送装置と、この収穫・搬送装置によ
り搬送される過程で不要な根茎部や外葉などを切除して
調製する調製装置と、この調製装置により調製されたキ
ャベツを収容装置（コンテナ）に向け搬出する無端コン
ベアからなる搬出装置とを備えたものが提案されてい
る。また、収穫機により、あるいは人力によって、圃場
に植生しているキャベツを、外葉を残した状態で根茎部
から切断して収穫する収穫手段が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記前者のキャベツ収
穫機においては、調製装置により不要な根茎部や外葉な
どを切除する作業精度が必ずしも良くなく、外葉が残っ
ていて出荷時に人力により再度調製作業を行う必要があ
るものがあった。また、後者の場合には、人力により調
製作業を行っていた。このため、多くの時間と労力を必
要とする、という問題点があった。本発明は、上記の問
題点を解決することを目的になされたものである。
穫機においては、調製装置により不要な根茎部や外葉な
どを切除する作業精度が必ずしも良くなく、外葉が残っ
ていて出荷時に人力により再度調製作業を行う必要があ
るものがあった。また、後者の場合には、人力により調
製作業を行っていた。このため、多くの時間と労力を必
要とする、という問題点があった。本発明は、上記の問
題点を解決することを目的になされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 Ａ．圃場から収穫されて外葉が付着しているキャベツを
載置して連続的に搬送する搬送機構と、この搬送機構の
搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外葉を任意位置
で切断して除去する切断機構を備えたキャベツ調製装置
において、上記切断機構は、搬送機構に載置されて移動
して来るキャベツの上面に駆動回転して接し、キャベツ
の高さを測定するキャベツ高さ測定車輪と、この高さ測
定車輪とリンクにより連繋されて該高さ測定車輪の上下
移動と連動して上下移動し、キャベツの根茎部及び下葉
を切断する切断刃とを備えたことを特徴としている。
めに本発明は、 Ａ．圃場から収穫されて外葉が付着しているキャベツを
載置して連続的に搬送する搬送機構と、この搬送機構の
搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外葉を任意位置
で切断して除去する切断機構を備えたキャベツ調製装置
において、上記切断機構は、搬送機構に載置されて移動
して来るキャベツの上面に駆動回転して接し、キャベツ
の高さを測定するキャベツ高さ測定車輪と、この高さ測
定車輪とリンクにより連繋されて該高さ測定車輪の上下
移動と連動して上下移動し、キャベツの根茎部及び下葉
を切断する切断刃とを備えたことを特徴としている。
【０００５】Ｂ．上記キャベツ高さ測定車輪と切断刃の
上下間隔を調節可能としたことを特徴としている。
上下間隔を調節可能としたことを特徴としている。
【０００６】Ｃ．上記キャベツ高さ測定車輪は、平行リ
ンクにより連繋されて独自に上下移動可能の左右一対の
車輪からなることを特徴としている。
ンクにより連繋されて独自に上下移動可能の左右一対の
車輪からなることを特徴としている。
【０００７】
【作用】上記の構成によって本発明のキャベツ調製装置
は、以下の作用をする。 ．上記Ａ．の構成により、キャベツ高さ測定車輪が駆
動回転することで、キャベツ高さ測定車輪はキャベツの
上面に上りやすくなり、精度のよいキャベツの高さ測定
を行う。
は、以下の作用をする。 ．上記Ａ．の構成により、キャベツ高さ測定車輪が駆
動回転することで、キャベツ高さ測定車輪はキャベツの
上面に上りやすくなり、精度のよいキャベツの高さ測定
を行う。
【０００８】．上記Ｂ．の構成により、キャベツ高さ
測定車輪と切断刃の上下間隔を調節することで、キャベ
ツの高さが異なるものに対して、また、品種の異なるキ
ャベツに対して、適切に対応できる。
測定車輪と切断刃の上下間隔を調節することで、キャベ
ツの高さが異なるものに対して、また、品種の異なるキ
ャベツに対して、適切に対応できる。
【０００９】．上記Ｃ．の構成により、キャベツ高さ
測定車輪は、左右の車輪が平行リンクにより独自に上下
移動可能なので、キャベツの高さの平均値をベースに、
切断刃により適正位置で切断する。
測定車輪は、左右の車輪が平行リンクにより独自に上下
移動可能なので、キャベツの高さの平均値をベースに、
切断刃により適正位置で切断する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して具体的に説明する。図１ないし図３に
おいて、符号１はキャベツ調製装置で、このキャベツ調
製装置１は、圃場から収穫されて外葉が付着しているキ
ャベツＣを載置して水平方向に移動し連続的に搬送する
無端ループ状の搬送機構２と、この搬送機構２の搬送経
路の途中に設けられ、キャベツＣの外葉を任意位置で切
断して除去する切断機構３を備えている。また、キャベ
ツ調製装置１は、左右対をなすクローラ４，４を装備し
た移動台車５上に設けられている。
の図面を参照して具体的に説明する。図１ないし図３に
おいて、符号１はキャベツ調製装置で、このキャベツ調
製装置１は、圃場から収穫されて外葉が付着しているキ
ャベツＣを載置して水平方向に移動し連続的に搬送する
無端ループ状の搬送機構２と、この搬送機構２の搬送経
路の途中に設けられ、キャベツＣの外葉を任意位置で切
断して除去する切断機構３を備えている。また、キャベ
ツ調製装置１は、左右対をなすクローラ４，４を装備し
た移動台車５上に設けられている。
【００１１】上記搬送機構２は、１個の駆動輪２ａと３
個の遊動輪２ｂに無端チェン２ｃを水平矢印方向に移動
するようにループ状に巻回し、この無端チェン２ｃ上に
所定間隔にキャベツＣの頂部を下にして載置するキャベ
ツ載置台２ｄを設けている。キャベツ載置台２ｄには、
図２のＡ位置において作業者により圃場から収穫されて
外葉が付着しているキャベツＣが供給される。また、搬
送機構２により搬送される過程で切断機構３により外葉
が切除された調製済みキャベツＣＡは、図２のＢ位置に
おいて作業者により排出される。
個の遊動輪２ｂに無端チェン２ｃを水平矢印方向に移動
するようにループ状に巻回し、この無端チェン２ｃ上に
所定間隔にキャベツＣの頂部を下にして載置するキャベ
ツ載置台２ｄを設けている。キャベツ載置台２ｄには、
図２のＡ位置において作業者により圃場から収穫されて
外葉が付着しているキャベツＣが供給される。また、搬
送機構２により搬送される過程で切断機構３により外葉
が切除された調製済みキャベツＣＡは、図２のＢ位置に
おいて作業者により排出される。
【００１２】また、搬送機構２は、移動台車５に対して
前後対をなす複数の平行リンク６を介して無段階に上下
移動調節可能に支持されており、その上下の間隔調節
が、車体後部に設けられた搬送機構高さ調節ノブ７の回
動により行われるようになっている。これら平行リンク
６及び高さ調節ノブ７に代えて、搬送機構２と移動台車
５との間に油圧シリンダを配設して、その伸縮作動によ
り搬送機構２の高さを調節するようにしてもよいもので
ある。
前後対をなす複数の平行リンク６を介して無段階に上下
移動調節可能に支持されており、その上下の間隔調節
が、車体後部に設けられた搬送機構高さ調節ノブ７の回
動により行われるようになっている。これら平行リンク
６及び高さ調節ノブ７に代えて、搬送機構２と移動台車
５との間に油圧シリンダを配設して、その伸縮作動によ
り搬送機構２の高さを調節するようにしてもよいもので
ある。
【００１３】切断機構３は、搬送機構２のキャベツ載置
台２ｄに載置されて搬送されて来るキャベツＣを両側か
ら挟持して、搬送機構２の移動速度と同期して移動させ
る左右一対の挟持搬送ベルト８と、図４ないし図６に詳
細に示すように、垂直方向に回転して、移動して来るキ
ャベツの根茎部の両側に転接してキャベツＣの高さを測
定する左右一対のキャベツ高さ測定車輪９と、水平方向
に回転して、キャベツ載置台２ｄに載置され、かつ挟持
搬送ベルト８に左右両側から挟持されて移動して来るキ
ャベツＣの根茎部及び下葉を切断するディスク状の切断
刃１０とを備えている。
台２ｄに載置されて搬送されて来るキャベツＣを両側か
ら挟持して、搬送機構２の移動速度と同期して移動させ
る左右一対の挟持搬送ベルト８と、図４ないし図６に詳
細に示すように、垂直方向に回転して、移動して来るキ
ャベツの根茎部の両側に転接してキャベツＣの高さを測
定する左右一対のキャベツ高さ測定車輪９と、水平方向
に回転して、キャベツ載置台２ｄに載置され、かつ挟持
搬送ベルト８に左右両側から挟持されて移動して来るキ
ャベツＣの根茎部及び下葉を切断するディスク状の切断
刃１０とを備えている。
【００１４】上記挟持搬送ベルト８は、前後一対のプー
リ８ａ，８ａ（一方が駆動プーリ、他方が従動プーリ）
間に矢印方向に回動するように張設され、４個の張りプ
ーリ８ｂによりキャベツＣを挟持する側の張り出し量が
調節可能に押圧されている。この挟持搬送ベルト８の張
り出し量の調節は、ベルト張り出し量調節ハンドル８ｃ
により行われるようになっている。そして、キャベツ載
置台２ｄに載置されて搬送されて来るキャベツＣの大き
さによって、つまり、調製しようとするキャベツＣの平
均的大きさに合わせて、挟持搬送ベルト８，８の間隔を
予め、あるいは作業しながら調節するようにしている。
リ８ａ，８ａ（一方が駆動プーリ、他方が従動プーリ）
間に矢印方向に回動するように張設され、４個の張りプ
ーリ８ｂによりキャベツＣを挟持する側の張り出し量が
調節可能に押圧されている。この挟持搬送ベルト８の張
り出し量の調節は、ベルト張り出し量調節ハンドル８ｃ
により行われるようになっている。そして、キャベツ載
置台２ｄに載置されて搬送されて来るキャベツＣの大き
さによって、つまり、調製しようとするキャベツＣの平
均的大きさに合わせて、挟持搬送ベルト８，８の間隔を
予め、あるいは作業しながら調節するようにしている。
【００１５】上記キャベツ高さ測定車輪９は、水平方向
の伝動ケース１１から動力を受け、上下揺動可能に支持
されたリンクケース１２の下端部に上下回動可能に支持
された揺動ケース１３の先端部分に軸支され、ユニバー
サルジョイント９ｂにより動力を受け、平行リンク９ｃ
により左右別々にキャベツの根茎部の両側に転接して、
キャベツＣの高さを測定すると共に、その高さに応じて
揺動ケース１３を上下揺動させ、揺動ケース１３の基部
側に支持された切断刃１０を上下動させて、切断刃１０
によりキャベツＣの根茎部及び下葉を適切な位置で切断
するようにしている。キャベツ高さ測定車輪９の高さ
は、測定車輪高さ調節ノブ９ａにより行われる。
の伝動ケース１１から動力を受け、上下揺動可能に支持
されたリンクケース１２の下端部に上下回動可能に支持
された揺動ケース１３の先端部分に軸支され、ユニバー
サルジョイント９ｂにより動力を受け、平行リンク９ｃ
により左右別々にキャベツの根茎部の両側に転接して、
キャベツＣの高さを測定すると共に、その高さに応じて
揺動ケース１３を上下揺動させ、揺動ケース１３の基部
側に支持された切断刃１０を上下動させて、切断刃１０
によりキャベツＣの根茎部及び下葉を適切な位置で切断
するようにしている。キャベツ高さ測定車輪９の高さ
は、測定車輪高さ調節ノブ９ａにより行われる。
【００１６】上記切断刃１０は、水平方向に回転する円
板状のもので、揺動ケース１３の基部側に別途設けた伝
動ケースから動力を受け、キャベツ高さ測定車輪９の上
下移動と連動して上下動し、キャベツＣの根茎部及び下
葉を適切な位置で切断する。この切断刃１０の上下調節
は、切断刃上下調節ノブ１０ａによって行われる。ま
た、伸縮可能のリンク１０ｂの伸縮により、キャベツ高
さ測定車輪９に対する切断刃１０の変位量を変えること
ができ、また、切断刃１０のキャベツＣに対する切断角
度が調節可能である。さらに、上記搬送機構２の高さを
搬送機構高さ調節ノブ７、あるいは油圧シリンダにより
調節すると、キャベツ載置台２ｄに載置されて搬送され
るキャベツＣの高さが変わり、挟持搬送ベルト８，８に
よるキャベツＣの挟持高さ、及び切断刃１０による切断
高さも変わることになる。従って、送機構２の高さ調節
は、調製しようとするキャベツＣの品種や高さの平均に
合わせて、予め、あるいは作業を行いながら実施され
る。
板状のもので、揺動ケース１３の基部側に別途設けた伝
動ケースから動力を受け、キャベツ高さ測定車輪９の上
下移動と連動して上下動し、キャベツＣの根茎部及び下
葉を適切な位置で切断する。この切断刃１０の上下調節
は、切断刃上下調節ノブ１０ａによって行われる。ま
た、伸縮可能のリンク１０ｂの伸縮により、キャベツ高
さ測定車輪９に対する切断刃１０の変位量を変えること
ができ、また、切断刃１０のキャベツＣに対する切断角
度が調節可能である。さらに、上記搬送機構２の高さを
搬送機構高さ調節ノブ７、あるいは油圧シリンダにより
調節すると、キャベツ載置台２ｄに載置されて搬送され
るキャベツＣの高さが変わり、挟持搬送ベルト８，８に
よるキャベツＣの挟持高さ、及び切断刃１０による切断
高さも変わることになる。従って、送機構２の高さ調節
は、調製しようとするキャベツＣの品種や高さの平均に
合わせて、予め、あるいは作業を行いながら実施され
る。
【００１７】上記クローラ４，４は、図示しないが、図
２及び図３で挟持搬送ベルト８側の移動台車５に搭載さ
れたエンジンからトランスミッションを介して動力を受
け、スピン旋回を可能にしたものである。また、エンジ
ンの近傍には、油圧ポンプ、トランスミッションと一体
に油圧無段変速装置（ＨＳＴ）等が搭載され、エンジン
からの変速された動力が、上記搬送機構２、キャベツ高
さ測定車輪９、切断刃１０等にも伝達される。クローラ
４の後部上方に操縦部及び搬送機構２、キャベツ高さ測
定車輪９、切断刃１０等への動力伝達操作を行う操作部
が設けられている。この操作部のオン・オフ操作は、図
２のＡ位置及びＢ位置側からも行えるようになってい
る。
２及び図３で挟持搬送ベルト８側の移動台車５に搭載さ
れたエンジンからトランスミッションを介して動力を受
け、スピン旋回を可能にしたものである。また、エンジ
ンの近傍には、油圧ポンプ、トランスミッションと一体
に油圧無段変速装置（ＨＳＴ）等が搭載され、エンジン
からの変速された動力が、上記搬送機構２、キャベツ高
さ測定車輪９、切断刃１０等にも伝達される。クローラ
４の後部上方に操縦部及び搬送機構２、キャベツ高さ測
定車輪９、切断刃１０等への動力伝達操作を行う操作部
が設けられている。この操作部のオン・オフ操作は、図
２のＡ位置及びＢ位置側からも行えるようになってい
る。
【００１８】次に、上記のように構成されたキャベツ調
製装置１の動作について説明する。キャベツ調製装置１
は、キャベツ収穫機、あるいは人力により、圃場から収
穫され、下葉の付着しているキャベツＣの調製作業を行
うとき、クローラ４により圃場でも、あるいは屋外、屋
内作業場でも任意の場所に移動させて使用する。そし
て、搬送機構２、キャベツ高さ測定車輪９、切断刃１０
等を駆動させ、図２のＡ位置において作業者によりキャ
ベツＣの頂部を下にしてキャベツ載置台２ｄに１個ずつ
載置、供給する。すると、搬送機構２により搬送される
過程で、キャベツＣの両側が挟持搬送ベルト８，８によ
り挟持され、キャベツ高さ測定車輪９がキャベツの根茎
部の両側に転接してキャベツＣの高さを測定し、その測
定高さに応じて切断刃１０を上下動させ、切断刃１０に
よりキャベツＣの根茎部及び下葉を適切な位置で切断す
る。外葉が切除されたキャベツＣＡは図２のＢ位置にお
いて作業者により排出される。
製装置１の動作について説明する。キャベツ調製装置１
は、キャベツ収穫機、あるいは人力により、圃場から収
穫され、下葉の付着しているキャベツＣの調製作業を行
うとき、クローラ４により圃場でも、あるいは屋外、屋
内作業場でも任意の場所に移動させて使用する。そし
て、搬送機構２、キャベツ高さ測定車輪９、切断刃１０
等を駆動させ、図２のＡ位置において作業者によりキャ
ベツＣの頂部を下にしてキャベツ載置台２ｄに１個ずつ
載置、供給する。すると、搬送機構２により搬送される
過程で、キャベツＣの両側が挟持搬送ベルト８，８によ
り挟持され、キャベツ高さ測定車輪９がキャベツの根茎
部の両側に転接してキャベツＣの高さを測定し、その測
定高さに応じて切断刃１０を上下動させ、切断刃１０に
よりキャベツＣの根茎部及び下葉を適切な位置で切断す
る。外葉が切除されたキャベツＣＡは図２のＢ位置にお
いて作業者により排出される。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明のキャベツ調
節装置によれば、以下の作用効果を奏することができ
る。
節装置によれば、以下の作用効果を奏することができ
る。
【００２０】．圃場から収穫されて外葉が付着してい
るキャベツを載置して連続的に搬送する搬送機構と、こ
の搬送機構の搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外
葉を任意位置で切断して除去する切断機構を備えたキャ
ベツ調製装置において、上記切断機構は、搬送機構に載
置されて移動して来るキャベツの上面に駆動回転して接
し、キャベツの高さを測定するキャベツ高さ測定車輪
と、この高さ測定車輪とリンクにより連繋されて該高さ
測定車輪の上下移動と連動して上下移動し、キャベツの
根茎部及び下葉を切断する切断刃とを備えたので、キャ
ベツ高さ測定車輪が駆動回転することによって、キャベ
ツ高さ測定車輪がキャベツの上面に上りやすくなり、精
度のよいキャベツの高さ測定を行うことができる。
るキャベツを載置して連続的に搬送する搬送機構と、こ
の搬送機構の搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外
葉を任意位置で切断して除去する切断機構を備えたキャ
ベツ調製装置において、上記切断機構は、搬送機構に載
置されて移動して来るキャベツの上面に駆動回転して接
し、キャベツの高さを測定するキャベツ高さ測定車輪
と、この高さ測定車輪とリンクにより連繋されて該高さ
測定車輪の上下移動と連動して上下移動し、キャベツの
根茎部及び下葉を切断する切断刃とを備えたので、キャ
ベツ高さ測定車輪が駆動回転することによって、キャベ
ツ高さ測定車輪がキャベツの上面に上りやすくなり、精
度のよいキャベツの高さ測定を行うことができる。
【００２１】．上記キャベツ高さ測定車輪と切断刃の
上下間隔を調節可能としたので、キャベツ高さ測定車輪
と切断刃の上下間隔を調節することによって、キャベツ
の高さが異なるものに対して、また、品種の異なるキャ
ベツに対して、適切に対応することができる。
上下間隔を調節可能としたので、キャベツ高さ測定車輪
と切断刃の上下間隔を調節することによって、キャベツ
の高さが異なるものに対して、また、品種の異なるキャ
ベツに対して、適切に対応することができる。
【００２２】．上記キャベツ高さ測定車輪は、平行リ
ンクにより連繋されて独自に上下移動可能の左右一対の
車輪からなるので、キャベツ高さ測定車輪は、左右の車
輪が平行リンクにより独自に上下移動可能であり、キャ
ベツの高さの平均値をベースに、切断刃により適正位置
で切断することができる。
ンクにより連繋されて独自に上下移動可能の左右一対の
車輪からなるので、キャベツ高さ測定車輪は、左右の車
輪が平行リンクにより独自に上下移動可能であり、キャ
ベツの高さの平均値をベースに、切断刃により適正位置
で切断することができる。
【図１】本発明によるキャベツ調製装置の全体側面図で
ある。
ある。
【図２】同クローラを省略した平面図である。
【図３】同クローラを含む平面図である。
【図４】キャベツ高さ測定車輪部分の平面図である。
【図５】キャベツ高さ測定車輪及び切断刃部分の平面図
である。
である。
【図６】キャベツ高さ測定車輪の正面図である。
１ キャベツ調製装置 ２ 搬送機構 ２ａ 駆動輪 ２ｂ 遊動輪 ２ｃ 無
端チェン ２ｄ キャベツ載置台 ３ 切断機構 ４ クローラ ５ 移動台車 ６ 平行リンク ７ 搬送機構高さ調節ノブ ８ 挟持搬送ベルト ８ａ プーリ ８ｂ 張りプーリ
８ｃ ベルト張り出し量調節ハンドル ９ キャベツ高さ測定車輪 ９ａ 測定車輪高さ調節ノ
ブ ９ｂ ユニバーサルジョイント ９ｃ 平行リンク １０ 切断刃 １０ａ 切断刃上下調節ノブ １０ｂ
伸縮可能のリンク １１ 伝動ケース １２ リンクケース １３ 揺動ケース Ｃ 外葉が付着しているキャベツ ＣＡ 調製済みキャベツ
端チェン ２ｄ キャベツ載置台 ３ 切断機構 ４ クローラ ５ 移動台車 ６ 平行リンク ７ 搬送機構高さ調節ノブ ８ 挟持搬送ベルト ８ａ プーリ ８ｂ 張りプーリ
８ｃ ベルト張り出し量調節ハンドル ９ キャベツ高さ測定車輪 ９ａ 測定車輪高さ調節ノ
ブ ９ｂ ユニバーサルジョイント ９ｃ 平行リンク １０ 切断刃 １０ａ 切断刃上下調節ノブ １０ｂ
伸縮可能のリンク １１ 伝動ケース １２ リンクケース １３ 揺動ケース Ｃ 外葉が付着しているキャベツ ＣＡ 調製済みキャベツ
Claims (3)
- 【請求項１】 圃場から収穫されて外葉が付着している
キャベツを載置して連続的に搬送する搬送機構と、この
搬送機構の搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外葉
を任意位置で切断して除去する切断機構を備えたキャベ
ツ調製装置において、 上記切断機構は、搬送機構に載置されて移動して来るキ
ャベツの上面に駆動回転して接し、キャベツの高さを測
定するキャベツ高さ測定車輪と、この高さ測定車輪とリ
ンクにより連繋されて該高さ測定車輪の上下移動と連動
して上下移動し、キャベツの根茎部及び下葉を切断する
切断刃とを備えたことを特徴とするキャベツ調製装置。 - 【請求項２】 上記キャベツ高さ測定車輪と切断刃の上
下間隔を調節可能としたことを特徴とする請求項１記載
のキャベツ調製装置。 - 【請求項３】 上記キャベツ高さ測定車輪は、平行リン
クにより連繋されて独自に上下移動可能の左右一対の車
輪からなることを特徴とする請求項１又は２記載のキャ
ベツ調製装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11080310A JP2000270826A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | キャベツ調製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11080310A JP2000270826A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | キャベツ調製装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000270826A true JP2000270826A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13714705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11080310A Pending JP2000270826A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | キャベツ調製装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000270826A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160087961A (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-25 | 송낙호 | 감 탈피장치 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11080310A patent/JP2000270826A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160087961A (ko) * | 2015-01-14 | 2016-07-25 | 송낙호 | 감 탈피장치 |
| KR101722452B1 (ko) | 2015-01-14 | 2017-04-04 | 송낙호 | 감 탈피장치 |
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