JP2000270825A - キャベツ調製装置 - Google Patents

キャベツ調製装置

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JP2000270825A
JP2000270825A JP11077826A JP7782699A JP2000270825A JP 2000270825 A JP2000270825 A JP 2000270825A JP 11077826 A JP11077826 A JP 11077826A JP 7782699 A JP7782699 A JP 7782699A JP 2000270825 A JP2000270825 A JP 2000270825A
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JP
Japan
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cabbage
carrying
outer leaves
cabbages
transport mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP11077826A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Zushi
宏明 頭司
Toshiyuki Kobuchi
敏之 小渕
Shinya Ino
真也 伊野
Toyonori Sato
豊典 佐藤
Masatoshi Fujiwara
政利 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobashi Industries Co Ltd
Original Assignee
Kobashi Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kobashi Industries Co Ltd filed Critical Kobashi Industries Co Ltd
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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圃場から収穫された外葉の付着しているキャ
ベツを載置して搬送する過程で、外葉を自動的に切除す
る。 【解決手段】 圃場から収穫されて外葉が付着している
キャベツCを載置して連続的に搬送する搬送機構2と、
この搬送機構2の搬送経路の途中に設けられ、キャベツ
Cの外葉を任意位置で切断して除去する切断機構3を備
えたキャベツ調製装置1であって、.搬送機構2の搬
送経路を、水平方向に移動する無端ループ状に形成し
た。.キャベツ調製装置1を移動台車5上に設けた。
そして、搬送経路に調製すべきキャベツCを供給し、あ
るいは調製が終わったキャベツCAを排出するスペース
が広く取れる。搬送経路に供給したキャベツCは、排出
しない限り何度でも調製され、再供給する必要がない。
作業者は切断機構3から離れた位置で安全に作業が行え
る。キャベツ調製装置1を所望の場所に移動させて調製
作業が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場から収穫され
た外葉の付着しているキャベツを載置して搬送する過程
で、外葉を自動的に切除するキャベツ調製装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、圃場に植生しているキャベツを収
穫するキャベツ収穫機として、圃場に植生しているキャ
ベツを収穫し、この収穫したキャベツを機体の後方に向
け搬送する収穫・搬送装置と、この収穫・搬送装置によ
り搬送される過程で不要な根茎部や外葉などを切除して
調製する調製装置と、この調製装置により調製されたキ
ャベツを収容装置(コンテナ)に向け搬出する無端コン
ベアからなる搬出装置とを備えたものが提案されてい
る。また、収穫機により、あるいは人力によって、圃場
に植生しているキャベツを、外葉を残した状態で根茎部
から切断して収穫する収穫手段が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者のキャベツ収
穫機においては、調製装置により不要な根茎部や外葉な
どを切除する作業精度が必ずしも良くなく、外葉が残っ
ていて出荷時に人力により再度調製作業を行う必要があ
るものがあった。また、後者の場合には、人力により調
製作業を行っていた。このため、多くの時間と労力を必
要とする、という問題点があった。本発明は、上記の問
題点を解決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 A.圃場から収穫されて外葉が付着しているキャベツを
載置して連続的に搬送する搬送機構と、この搬送機構の
搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外葉を任意位置
で切断して除去する切断機構を備えたキャベツ調製装置
において、上記搬送機構の搬送経路を、水平方向に移動
する無端ループ状に形成したことを特徴としている。
【0005】B.上記キャベツ調製装置を移動台車上に
設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記の構成によって本発明のキャベツ調製装置
は、以下の作用をする。 .上記A.の構成により、調製すべきキャベツを載置
して連続的に搬送する搬送機構の搬送経路が水平方向に
移動する無端ループ状であるため、搬送経路に調製すべ
きキャベツを供給し、あるいは調製が終わったキャベツ
を排出するスペースが広く取れる。搬送経路に供給した
キャベツは、排出しない限り何度でも調製され、再供給
する必要がない。作業者は切断機構から離れた位置で安
全に作業が行える。
【0007】.上記B.の構成により、キャベツ調製
装置が移動台車上に設けられているため、キャベツ調製
装置を所望の場所に移動させて調製作業が行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して具体的に説明する。図1ないし図3に
おいて、符号1はキャベツ調製装置で、このキャベツ調
製装置1は、圃場から収穫されて外葉が付着しているキ
ャベツCを載置して水平方向に移動し連続的に搬送する
無端ループ状の搬送機構2と、この搬送機構2の搬送経
路の途中に設けられ、キャベツCの外葉を任意位置で切
断して除去する切断機構3を備えている。また、キャベ
ツ調製装置1は、左右対をなすクローラ4,4を装備し
た移動台車5上に設けられている。
【0009】上記搬送機構2は、1個の駆動輪2aと3
個の遊動輪2bに無端チェン2cを水平矢印方向に移動
するようにループ状に巻回し、この無端チェン2c上に
所定間隔にキャベツCの頂部を下にして載置するキャベ
ツ載置台2dを設けている。キャベツ載置台2dには、
図2のA位置において作業者により圃場から収穫されて
外葉が付着しているキャベツCが供給される。また、搬
送機構2により搬送される過程で切断機構3により外葉
が切除された調製済みキャベツCAは、図2のB位置に
おいて作業者により排出される。
【0010】また、搬送機構2は、移動台車5に対して
前後対をなす複数の平行リンク6を介して上下移動調節
可能に支持されており、その上下の間隔調節が、車体後
部に設けられた搬送機構高さ調節ノブ7の回動により行
われるようになっている。これら平行リンク6及び高さ
調節ノブ7に代えて、搬送機構2と移動台車5との間に
油圧シリンダを配設して、その伸縮作動により搬送機構
2の高さを調節するようにしてもよいものである。
【0011】切断機構3は、搬送機構2のキャベツ載置
台2dに載置されて搬送されて来るキャベツCを両側か
ら挟持して、搬送機構2の移動速度と同期して移動させ
る左右一対の挟持搬送ベルト8と、垂直方向に回転し
て、移動して来るキャベツの根茎部の両側に転接してキ
ャベツCの高さを測定する左右一対のキャベツ高さ測定
車輪9と、水平方向に回転して、キャベツ載置台2dに
載置され、かつ挟持搬送ベルト8に左右両側から挟持さ
れて移動して来るキャベツCの根茎部及び下葉を切断す
るディスク状の切断刃10とを備えている。
【0012】上記挟持搬送ベルト8は、前後一対のプー
リ8a,8a(一方が駆動プーリ、他方が従動プーリ)
間に矢印方向に回動するように張設され、4個の張りプ
ーリ8bによりキャベツCを挟持する側の張り出し量が
調節可能に押圧されている。この挟持搬送ベルト8の張
り出し量の調節は、ベルト張り出し量調節ハンドル8c
により行われるようになっている。そして、キャベツ載
置台2dに載置されて搬送されて来るキャベツCの大き
さによって、つまり、調製しようとするキャベツCの平
均的大きさに合わせて、挟持搬送ベルト8,8の間隔を
予め、あるいは作業しながら調節するようにしている。
【0013】上記キャベツ高さ測定車輪9は、水平方向
の伝動ケース11から動力を受け、上下揺動可能に支持
されたリンクケース12の下端部に上下回動可能に支持
された揺動ケース13の先端部に軸支され、左右別々に
キャベツの根茎部の両側に転接して、キャベツCの高さ
を測定すると共に、その高さに応じて揺動ケース13を
上下揺動させ、揺動ケース13の基部側に支持された切
断刃10を上下動させて、切断刃10によりキャベツC
の根茎部及び下葉を適切な位置で切断するようにしてい
る。キャベツ高さ測定車輪9の高さは、測定車輪高さ調
節ノブ9aにより行われる。
【0014】上記切断刃10は、水平方向に回転する円
板状のもので、揺動ケース13の基部側に別途設けた伝
動ケースから動力を受け、キャベツ高さ測定車輪9の上
下移動と連動して上下動し、キャベツCの根茎部及び下
葉を適切な位置で切断する。この切断刃10の上下調節
は、切断刃上下調節ノブ10aによって行われる。ま
た、上記搬送機構2の高さを搬送機構高さ調節ノブ7、
あるいは油圧シリンダにより調節すると、キャベツ載置
台2dに載置されて搬送されるキャベツCの高さが変わ
り、挟持搬送ベルト8,8によるキャベツCの挟持高
さ、及び切断刃10による切断高さも変わることにな
る。従って、送機構2の高さ調節は、調製しようとする
キャベツCの品種や高さの平均に合わせて、予め、ある
いは作業を行いながら実施される。
【0015】上記クローラ4,4は、図示しないが、図
2及び図3で挟持搬送ベルト8側の移動台車5に搭載さ
れたエンジンからトランスミッションを介して動力を受
け、スピン旋回を可能にしたものである。また、エンジ
ンの近傍には、油圧ポンプ、トランスミッションと一体
に油圧無段変速装置(HST)等が搭載され、エンジン
からの変速された動力が、上記搬送機構2、キャベツ高
さ測定車輪9、切断刃10等にも伝達される。クローラ
4の後部上方に操縦部及び搬送機構2、キャベツ高さ測
定車輪9、切断刃10等への動力伝達操作を行う操作部
が設けられている。この操作部のオン・オフ操作は、図
2のA位置及びB位置側からも行えるようになってい
る。
【0016】次に、上記のように構成されたキャベツ調
製装置1の動作について説明する。キャベツ調製装置1
は、キャベツ収穫機、あるいは人力により、圃場から収
穫され、下葉の付着しているキャベツCの調製作業を行
うとき、クローラ4により圃場でも、あるいは屋外、屋
内作業場でも任意の場所に移動させて使用する。そし
て、搬送機構2、キャベツ高さ測定車輪9、切断刃10
等を駆動させ、図2のA位置において作業者によりキャ
ベツCの頂部を下にしてキャベツ載置台2dに1個ずつ
載置、供給する。すると、搬送機構2により搬送される
過程で、キャベツCの両側が挟持搬送ベルト8,8によ
り挟持され、キャベツ高さ測定車輪9がキャベツの根茎
部の両側に転接してキャベツCの高さを測定し、その測
定高さに応じて切断刃10を上下動させ、切断刃10に
よりキャベツCの根茎部及び下葉を適切な位置で切断す
る。外葉が切除されたキャベツCAは図2のB位置にお
いて作業者により排出される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のキャベツ調
節装置によれば、以下の作用効果を奏することができ
る。
【0018】.圃場から収穫されて外葉が付着してい
るキャベツを載置して連続的に搬送する搬送機構と、こ
の搬送機構の搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外
葉を任意位置で切断して除去する切断機構を備えたキャ
ベツ調製装置において、上記搬送機構の搬送経路を、水
平方向に移動する無端ループ状に形成したので、調製す
べきキャベツを載置して連続的に搬送する搬送機構の搬
送経路が無端ループ状であるため、搬送経路に調製すべ
きキャベツを供給し、あるいは調製が終わったキャベツ
を排出するスペースを広く取ることができる。また、搬
送経路に供給したキャベツは、排出しない限り何度でも
調製されることになり、再供給する必要がない。さら
に、作業者は切断機構から離れた位置で安全に作業が行
うことができる。
【0019】.キャベツ調製装置を移動台車上に設け
たので、キャベツ調製装置が移動台車上に移動自在に設
けられているため、キャベツ調製装置を所望の場所に移
動させて調製作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキャベツ調製装置の全体側面図で
ある。
【図2】同クローラを省略した平面図である。
【図3】同クローラを含む平面図である。
【符号の説明】
1 キャベツ調製装置 2 搬送機構 2a 駆動輪 2b 遊動輪 2c 無
端チェン 2d キャベツ載置台 3 切断機構 4 クローラ 5 移動台車 6 平行リンク 7 搬送機構高さ調節ノブ 8 挟持搬送ベルト 8a プーリ 8b 張りプーリ
8c ベルト張り出し量調節ハンドル 9 キャベツ高さ測定車輪 9a 測定車輪高さ調節ノ
ブ 10 切断刃 10a 切断刃上下調節ノブ 11 伝動ケース 12 リンクケース 13 揺動ケース C 外葉が付着しているキャベツ CA 調製済みキャベツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B26D 3/26 605 B26D 3/26 605F (72)発明者 伊野 真也 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株式 会社内 (72)発明者 佐藤 豊典 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株式 会社内 (72)発明者 藤原 政利 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株式 会社内 Fターム(参考) 3C027 LL06 MM19 NN02 NN05 4B061 AA02 AA09 BA03 BB13 CB05 CB13 CB16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場から収穫されて外葉が付着している
    キャベツを載置して連続的に搬送する搬送機構と、この
    搬送機構の搬送経路の途中に設けられ、キャベツの外葉
    を任意位置で切断して除去する切断機構を備えたキャベ
    ツ調製装置において、 上記搬送機構の搬送経路を、水平方向に移動する無端ル
    ープ状に形成したことを特徴とするキャベツ調製装置。
  2. 【請求項2】 上記キャベツ調製装置を移動台車上に設
    けたことを特徴とする請求項1記載のキャベツ調製装
    置。
JP11077826A 1999-03-23 1999-03-23 キャベツ調製装置 Pending JP2000270825A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11077826A JP2000270825A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 キャベツ調製装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11077826A JP2000270825A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 キャベツ調製装置

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