JP2728375B2 - カニ親爪の外皮切断装置 - Google Patents

カニ親爪の外皮切断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カニ親爪の外皮
に、リング状の切り込みを自動的に形成するカニ親爪の
外皮切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に示すように、食用カニの親爪
(以下、カニ親爪20という)は、胴部20aと爪部2
0bとからなり、周知のように、胴部20aは、硬い外
皮20cで覆われており、この胴部20aの内部には、
可食肉(胴肉20dという)が充満されている。このカ
ニ親爪20は、その胴部20aの外皮20cの全周に、
リング状の切れ目20eを入れることで、この切れ目2
0e以降の胴部20aの外皮20cを引き抜くことが可
能となり、これにより、爪部20bの付いたままの胴肉
20dを製品として提供できる。
【0003】従来、このカニ親爪20の外皮20cに、
リング状の切れ目20eを入れる作業は、カニ親爪リン
グカッターと呼称されるカニ親爪の外皮切断装置により
行なわれている。この従来の装置は、作業テーブルの一
端に配置されていて、該作業テーブル面の裏側の回転軸
に設けられた高速回転する円盤型のカッターの一部を、
該作業テーブル面上に露呈させた構造を有しており、作
業員は、両手を使ってカニ親爪20の両端を持ち、作業
テーブル上面上に露呈しているカッターの上に、このカ
ニ親爪20の被切断部をあてがった状態で、カニ親爪2
0を回転させながら、このカニ親爪20の外皮20cの
全周に切れ目20eを入れる作業を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
カニ親爪の外皮切断装置では、カニ親爪20の外皮20
cの全周に切れ目20eを入れる作業が、高速回転する
カッター上で、手作業により行なわれるため、非常に危
険性が高く、また、カニ親爪を手作業で回転させる必要
があるため、その生産性が低い等の問題があった。この
発明は、上述の点に鑑みてなされたものであって、その
目的は、安全性及び生産性の高いカニ親爪の外皮切断装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、カニ親爪の胴部の進路を挾んで、互い
に対向する側に配置され、該進路に対し進退自在に支持
されて回転する円盤状の一対のカッターを具備する構成
とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。本発明によるカニ親爪の外皮切断装置は、図
1乃至図3に示すように、カニ親爪20の爪部20bを
挾持してカニ親爪20を直線的に搬送するカニ親爪搬送
手段200と、このカニ親爪20の胴部20aの進路a
を挾んで互いに対向する側に配置された円盤状の一対の
カッター301,401と、これらの各カッター30
1,401を進路aに対して進退自在に支持するカッタ
ー支持手段300,400と、各カッター301,40
1をそれぞれ回転駆動するカッター回転駆動手段500
とを具備している。
【0007】図1乃至図3において、カッター回転駆動
手段500により、各カッター301,401が、それ
ぞれ矢印方向に回転され、この状態で、カニ親爪搬送手
段200により、カニ親爪20が、その胴部20aの進
路aに沿って搬送されると、図4に示すように、先ず、
進路aの下方に配置されている第1のカッター301
が、カニ親爪20の下方の胴部20aに当接し、この胴
部20aの外皮20cに押されて、胴部20aの外周形
状に沿うように、胴部20aの進路aに対して後退・進
出して、カニ親爪20の胴部20aの下方の外皮20c
に、切れ目20eが入れられる。次いで、このカニ親爪
20がカニ親爪搬送手段200により更に搬送される
と、進路aの上方に配置されている第2のカッター40
1が、カニ親爪20の上方の胴部20aに当接し、この
胴部20aの外皮20cに押されて、胴部20aの外周
形状に沿うように、胴部20aの進路aに対して後退・
進出して、カニ親爪20の胴部20aの上方の外皮20
cに、切れ目20eが入れられる。このように、本発明
によれば、カニ親爪20の外皮20cに、リング状の切
れ目20eを入れる作業を、危険性が高く生産性の低い
手作業によることなく、自動的に行うことができ、安全
性及び生産性の高いカニ親爪の外皮切断装置を提供でき
る。
【0008】本発明の具体的な実施例を図5及び図6に
示す。本実施例は、ループ状に形成された外周面上に、
カニ親爪20の爪部20bを載置するための一定間隔で
配置された複数個のトレイ201を有し、少なくとも該
外周面の一部が略水平に掛け渡されて回転駆動される無
端状の搬送チェーン202からなるカニ親爪搬送手段2
00と、搬送チェーン202の水平部に位置したトレイ
201の進路の上方に配置されて、該トレイ201上に
載置されたカニ親爪20の爪部20bを上方から押圧す
る習性が付勢された爪部押圧手段600と、カニ親爪搬
送手段200により搬送されて爪部押圧手段600の下
部に位置したカニ親爪20の胴部20aの進路aを挾ん
で、該進路aの下方側及び上方側に配置された上下一対
の円盤状のカッター301,401と、カッター30
1,401を揺動自在に支持し、カニ親爪20の胴部2
0aの進路aに対して該カッター301,401を進出
させる方向への揺動習性の与えられたアーム302,4
02及び支軸303,403からなるカッター支持手段
300,400と、駆動源を含む駆動系700によって
カッター支持手段300,400のアーム302,40
2の支軸303,403を回転駆動させることにより、
該支軸303,403とカッター301,401の回転
軸304,404とを繋ぐ回転伝達手段305,405
を介して、該カッター301,401を回転駆動させる
カッター駆動手段500と、を具備している。
【0009】ここで、カニ親爪搬送手段200の搬送チ
ェーン202は、図5及び図6に示すように、装置本体
100の上部に配設された一対のスプロケット203,
204に掛け渡されており、スプロケット203の支軸
205が、駆動系700により回転されることにより、
図5において、時計方向に回転駆動される。
【0010】すなわち、駆動系700は、その駆動源と
しての原動機701の回転を、プーリ702、ベルト7
03、プーリ704、スプロケット705、チェーン7
06、及び、支軸205に固定されたスプロケット70
7の順に伝達し、カニ親爪搬送手段200の搬送チェー
ン202の駆動側のスプロケット203の支軸205を
回転駆動する。
【0011】また、駆動系700のプーリ704及びス
プロケット705が装着されたカウンター軸708に
は、カッター回転駆動手段500の駆動プーリ501及
び駆動ギヤ502がそれぞれ装着されている。この駆動
プーリ501の回転は、図5及び図6に示すように、ベ
ルト503を介して、カッター支持手段300のアーム
302の支軸303に装着されたプーリ504に伝達さ
れ、該支軸303とカッター301の回転軸304とを
繋ぐ、回転伝達手段305を介して、カッター301を
回転駆動させる。また、駆動ギヤ502の回転は、この
駆動ギヤ502に噛み合うギヤ505、このギヤ505
の取付けられたカウンター軸506、カウンター軸50
6に装着されたプーリ507、及び、プーリ507に掛
け渡されたベルト508を介して、カッター支持手段4
00のアーム402の支軸403に装着されたプーリ5
09に伝達され、該支軸403とカッター401の回転
軸404とを繋ぐ、回転伝達手段405を介して、カッ
ター401を回転駆動させる。
【0012】ここで、回転伝達手段305,405は、
図3に示すように、カッター支持手段300,400の
アーム302,402の支軸303,403に装着され
たスプロケット306,406と、カッター301,4
01の回転軸304,404に装着されたスプロケット
307,407と、スプロケット306,307及び4
06,407に掛け渡されたチェーン308、408と
で構成されており、カッター301及び401を相反す
る方向にそれぞれ回転させる。
【0013】なお、上述の駆動系700におけるベルト
はチェーンに、チェーンはベルトに置き換えてもよい。
【0014】一方、支軸303,403の一端には、図
6に示すように、それぞれの支軸303,403をまた
いで、図示しないベアリングを内蔵したケース309,
409が、それぞれ左右に変位しない関係で取付けられ
ている。すなわち、それぞれのケース309,409
は、それぞれの支軸303,403が回転しても、不回
転の安定状態にあり、且つ、それぞれの支軸303,4
03に対して直角方向には、それぞれ外圧によって、自
在に変動できるように構成されている。
【0015】また、これらのケース309,409に
は、図7に示すように、前述したアーム302,402
がそれぞれ溶着されており、それぞれのアーム302,
402の先端には、同じくベアリングを内蔵したケース
310,410がそれぞれ溶着されている。すなわち、
各カッター301,401は、それぞれのケース31
0,410を貫通する回転軸304,404の一端に固
定されており、これにより、各カッター301,401
は、それぞれの回転伝達手段305,405により回転
されながら、支軸304及び404を中心として、それ
ぞれカニ親爪20の胴部20aの進路aに対して進退す
る方向(ここでは、上下方向)に自在に変動することが
できる。
【0016】また、各アーム302,402には、カニ
親爪20の胴部20aの進路aに対して各カッター30
1,401が必要以上に下がらないように、カニ親爪2
0の胴部20aの進路aに対するカッター301,40
1の進退量を規制するための調節可能なカッター進退量
規制手段800がそれぞれ設けられている。本実施例に
おけるカッター進退量規制手段800は、図7に示すよ
うに、各アーム302,402に溶着された規制アーム
801と、この規制アーム801の揺動(ここでは、下
降)を規制する装置本体側に設けられた規制部材802
と、この規制部材802に対する規制アーム801の係
止位置を変位させる調節ねじ803とで構成されてい
る。
【0017】各カッター301,401は、カッター付
勢手段により、カニ親爪20の胴部20aの進路aに対
して、カッター301,401を進出させる方向にそれ
ぞれ付勢されている。ここで、カッター301のカッタ
ー付勢手段は、図7(a)に示すように、コイルバネ9
00で構成されており、カッター301に対して上昇習
性を付与し、カッター401のカッター付勢手段は、カ
ッター支持手段400の自重により、カッター401に
対して下降習性を付与している。このカッター付勢手段
による付勢力は、図8に示すように、カニ親爪20の胴
部20aの外皮20cに対して、各カッター301,4
01の刃先301a,401aを食い込ませるのに必要
な大きさがあればよく、この付勢力によってカニ親爪2
0の外皮20cを押し潰すことのないような比較的小さ
な値に設定されている。
【0018】また、各カッター301,401は、図8
に示すように、その刃先301a,401aが、少なく
ともカニ親爪20の外皮20cの厚さに相当する分だ
け、カニ親爪20の胴部20aに食い込んだ状態で、カ
ニ親爪20の外皮表面に当接して、この状態以上の刃先
301a,401aの胴部内への食い込みを阻止するた
めの規制板301b,401bを有している。また、各
カッター301,401の刃先301a,401aの形
状は、図9(a)に示すようなフラット形状でもよい
が、図9(b)に示すような鋸歯形状とすることが望ま
しい。これは、カッター301,401により切れ目2
0eの形成されるカニ親爪20が、通常、冷凍状態であ
ることによる。
【0019】一方、搬送チェーン202の水平部に位置
したトレイ201の進路の上方には、図5及び図6に示
すように、トレイ201上に載置されたカニ親爪20の
爪部20bを上方から押圧する習性が付勢された爪部押
圧手段600が配置されている。この爪部押圧手段60
0は、図5、図6、図10及び図11に示すように、カ
ニ親爪20の胴部20aの進路aに対して略平行に配置
されてトレイ201上に載置されたカニ親爪20の爪部
20bを上方から押圧する棒状の爪押圧部材601と、
この爪押圧部材601の上部に略直角に溶着された吊設
部材602と、この吊設部材602を上下動自在に保持
する保持部材603と、吊設部材602に装着されて爪
押圧部材601に下降習性を付与するコイルスプリング
604と、で構成されており、トレイ201上に載置さ
れたカニ親爪20の爪部20bを上方から押圧して、カ
ニ親爪20をトレイ201上に固定保持する。
【0020】図5において、投入位置Aで、トレイ20
1上に、カニ親爪20の爪部20bを手前に向けて載せ
ると、搬送チェーン202の進行に従って、爪部押圧手
段600の爪押圧部材601により、トレイ201上に
載置されたカニ親爪20の爪部20bが上方から押圧さ
れて、カニ親爪20がトレイ201上に固定保持され
る。この状態で、トレイ201上のカニ親爪20が、回
転するカッター301にかかると、図4に示したよう
に、進路aの下方に配置されているカッター301の規
制板301bが、カニ親爪20の下方の胴部20aに当
接するまで、カッター301の刃先301aが、カニ親
爪20の外皮20cに食い込んだ状態のまま、この胴部
20aの外皮20cに押されて、胴部20aの外周形状
に沿うように、胴部20aの進路aに対して後退・進出
して、カニ親爪20の胴部20aの下半分の外皮20c
に切れ目20eが入れられる。
【0021】次いで、このカニ親爪20がカニ親爪搬送
手段200の搬送チェーン202により更に搬送され、
トレイ201上のカニ親爪20が、回転するカッター4
01にかかると、同様に、進路aの上方に配置されてい
るカッター401の規制板401bが、カニ親爪20の
上方の胴部20aに当接するまで、カッター401の刃
先401aが、カニ親爪20の外皮20cに食い込んだ
状態のまま、カニ親爪20の上方の胴部20aに当接
し、この胴部20aの外皮20cに押されて、胴部20
aの外周形状に沿うように、胴部20aの進路aに対し
て後退・進出して、カニ親爪20の胴部20aの上半分
の外皮20cに切れ目20eが入れられて、カニ親爪2
0の胴部20aの外皮20cの全周がリング状に切断さ
れる。なお、本実施例では、図6に示すように、カッタ
ー301,401の回転軸304,404の相対関係位
置に、他の一対のカッターを配設することにより、装置
本体100に対して、1つの駆動系700により駆動可
能な左右2ラインの外皮切断装置を組付けることができ
る。
【0022】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、カニ
親爪の外皮に、リング状の切れ目を入れる作業を、危険
性が高く生産性の低い手作業によることなく、自動的に
行うことができる安全性及び生産性の高いカニ親爪の外
皮切断装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の構成を
示す概略正面図である。
【図2】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の構成を
示す概略平面図である。
【図3】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置のカッタ
ーの動作を示す概略正面図である。
【図4】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置における
カニ親爪の外皮切断過程を示す概略正面図である。
【図5】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の実施例
の具体的な構成を示す概略正面図である。
【図6】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の実施例
の具体的な構成を示す概略側面図である。
【図7】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の実施例
におけるカッター支持手段及びカッター進退量規制手段
の構成を示す概略正面図である。
【図8】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の実施例
におけるカッターの構成を示す概略側面図である。
【図9】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の実施例
におけるカッターの概略正面図である。
【図10】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の実施
例における爪部押圧手段の構成を示す概略斜視図であ
る。
【図11】本発明によるカニ親爪の外皮切断装置の実施
例における爪部押圧手段の構成を示す概略側面図であ
る。
【図12】本発明のカニ親爪の外皮切断装置により切断
されるカニ親爪の構造を示す概略平面図である。
【符号の説明】
20 カニ親爪 20a カニ親爪の胴部 20b カニ親爪の爪部 20c カニ親爪の外皮 20d カニ親爪の胴肉 20e カニ親爪の外皮の切れ目 100 装置本体 200 カニ親爪搬送手段 201 トレイ 202 搬送チェーン 203,204 スプロケット 205 支軸 300,400 カッター支持手段 301,401 カッター 301a,401a カッターの刃先 301b,401b カッターの規制板 302,402 アーム 303,403 支軸 305,405 回転伝達手段 306,307,406,407 スプロケット 308,408 チェーン 309,310,409,410 ケース 500 カッター回転駆動手段 501 駆動プーリ 502 駆動ギヤ 503 ベルト 504 プーリ 505 ギヤ 506 カウンター軸 507 プーリ 508 ベルト 509 プーリ 600 爪部押圧手段 601 爪押圧部材 602 張設部材 603 保持部材 604 コイルスプリング 700 駆動系 701 原動機 702 プーリ 703 ベルト 704 プーリ 705 スプロケット 706 チェーン 707 スプロケット 708 カウンター軸 800 カッター進退量規制手段 801 規制アーム 802 規制部材 803 調節ねじ 900 コイルバネ(カッター付勢手段)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カニ親爪の胴部の進路を挾んで、互いに対
    向する側に配置され、該進路に対し進退自在に支持され
    て回転する円盤状の一対のカッターを具備することを特
    徴とするカニ親爪の外皮切断装置。
  2. 【請求項2】カニ親爪の爪部を挾持して該カニ親爪を直
    線的に搬送するカニ親爪搬送手段と、該カニ親爪の胴部
    の進路を挾んで互いに対向する側に配置された円盤状の
    一対のカッターと、該一対のカッターを該進路に対して
    進退自在に支持するカッター支持手段と、該一対のカッ
    ターをそれぞれ回転駆動するカッター回転駆動手段とを
    具備することを特徴とするカニ親爪の外皮切断装置。
  3. 【請求項3】上記カッターは、その刃先が、少なくとも
    上記カニ親爪の外皮の厚さに相当する分だけ、該カニ親
    爪の胴部に食い込んだ状態で、カニ親爪の外皮表面に当
    接して上記状態以上の該刃先の胴部内への食い込みを阻
    止する規制板を有していることを特徴とする請求項1記
    載のカニ親爪の外皮切断装置。
  4. 【請求項4】上記カニ親爪の胴部の進路に対する上記カ
    ッターの進退量を規制するための調節可能なカッター進
    退量規制手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    カニ親爪の外皮切断装置。
  5. 【請求項5】ループ状に形成された外周面上に、カニ親
    爪の爪部を載置するための一定間隔で配置された複数個
    のトレイを有し、少なくとも該外周面の一部が略水平に
    掛け渡されて回転駆動される無端状の搬送チェーンから
    なるカニ親爪搬送手段と、 上記搬送チェーンの水平部に位置したトレイの進路の上
    方に配置されて、該トレイ上に載置されたカニ親爪の爪
    部を上方から押圧する習性が付勢された爪部押圧手段
    と、 上記カニ親爪搬送手段により搬送されて上記爪部押圧手
    段の下部に位置したカニ親爪の胴部の進路を挾んで、該
    進路の下方側及び上方側に配置された上下一対の円盤状
    のカッターと、 上記カッターを揺動自在に支持し、上記カニ親爪の胴部
    の進路に対して該カッターを進出させる方向への揺動習
    性の与えられたアーム及び支軸からなるカッター支持手
    段と、 駆動源を含む駆動系によって上記カッター支持手段のア
    ームの支軸を回転駆動させることにより、該支軸と上記
    カッターの回転軸とを繋ぐ回転伝達手段を介して、該カ
    ッターを回転駆動させるカッター駆動手段と、を具備す
    ることを特徴とするカニ親爪の外皮切断装置。
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