JP2000267511A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2000267511A JP2000267511A JP11075683A JP7568399A JP2000267511A JP 2000267511 A JP2000267511 A JP 2000267511A JP 11075683 A JP11075683 A JP 11075683A JP 7568399 A JP7568399 A JP 7568399A JP 2000267511 A JP2000267511 A JP 2000267511A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- size
- document
- image
- image forming
- original
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims description 31
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 24
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 230000008569 process Effects 0.000 description 17
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 8
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 101000741917 Homo sapiens Serine/threonine-protein phosphatase 1 regulatory subunit 10 Proteins 0.000 description 1
- 102100038743 Serine/threonine-protein phosphatase 1 regulatory subunit 10 Human genes 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不定形原稿サイズ原稿からの画像形成の際
に、原稿サイズ検知手段からの原稿サイズ情報の処理を
適切に行って、使用上生ずる不都合、不具合を解消す
る。また、複数の原稿サイズ系列に画像形成装置を対応
させることによって生ずる誤作動や使用上の不都合、不
具合を解消する。 【解決手段】 不定形サイズ処理モードを設け、該モー
ドにおいては、不定形原稿サイズの原稿に対しては、最
適の定形原稿サイズに置換する処理を行う。また、サイ
ズ系列を指定する設定部を設け、検知された原稿サイズ
を設定された系列の原稿サイズに置換する。
に、原稿サイズ検知手段からの原稿サイズ情報の処理を
適切に行って、使用上生ずる不都合、不具合を解消す
る。また、複数の原稿サイズ系列に画像形成装置を対応
させることによって生ずる誤作動や使用上の不都合、不
具合を解消する。 【解決手段】 不定形サイズ処理モードを設け、該モー
ドにおいては、不定形原稿サイズの原稿に対しては、最
適の定形原稿サイズに置換する処理を行う。また、サイ
ズ系列を指定する設定部を設け、検知された原稿サイズ
を設定された系列の原稿サイズに置換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置におけ
る原稿サイズ検知に関し、特に、原稿サイズ検知手段で
検知された原稿サイズに対応した記録紙サイズの選択等
の画像形成条件の設定制御に関する。
る原稿サイズ検知に関し、特に、原稿サイズ検知手段で
検知された原稿サイズに対応した記録紙サイズの選択等
の画像形成条件の設定制御に関する。
【0002】
【従来の技術】自動化された画像形成装置には、原稿サ
イズを検知する原稿サイズ検知手段が装備され、該原稿
サイズ検知手段から得られた原稿サイズ情報に基づい
て、記録紙選択、画像回転等の画像形成における制御が
行われる。また、原稿を光電センサで読み取って、電気
信号に変換し、得られた画像情報に基づいてレーザ発光
素子等で露光し、画像形成を行うデジタル画像形成装置
においては、前記原稿サイズ情報に基づいて、画像形成
領域を制御することが行われている。
イズを検知する原稿サイズ検知手段が装備され、該原稿
サイズ検知手段から得られた原稿サイズ情報に基づい
て、記録紙選択、画像回転等の画像形成における制御が
行われる。また、原稿を光電センサで読み取って、電気
信号に変換し、得られた画像情報に基づいてレーザ発光
素子等で露光し、画像形成を行うデジタル画像形成装置
においては、前記原稿サイズ情報に基づいて、画像形成
領域を制御することが行われている。
【0003】そして、前記原稿サイズ検知手段からの前
記原稿サイズ情報に基づいて前記画像形成における制御
を行うには、得られた前記原稿サイズ情報から原稿サイ
ズを決定する情報処理が画像形成装置の制御手段により
行われるが、画像形成装置で扱われる原稿及び記録紙の
サイズに関しては種々のサイズ系列があって、前記制御
手段においては、前記原稿サイズ情報から定形サイズを
決定することが行われる。
記原稿サイズ情報に基づいて前記画像形成における制御
を行うには、得られた前記原稿サイズ情報から原稿サイ
ズを決定する情報処理が画像形成装置の制御手段により
行われるが、画像形成装置で扱われる原稿及び記録紙の
サイズに関しては種々のサイズ系列があって、前記制御
手段においては、前記原稿サイズ情報から定形サイズを
決定することが行われる。
【0004】AB系列、インチ系列は前記サイズ系列の
代表的なもので、AB系列は主に日本及び欧州において
採用されており、インチ系列は主に米国において採用さ
れている。従来の画像形成装置は国別に単一の系列の紙
サイズを用いるものであったが、最近では、例えば、A
B系列とインチ系列のように複数種の系列の紙を扱うこ
とができる画像形成装置が求められている。このような
画像形成装置には多数種の原稿サイズを識別することが
できる原稿サイズ検知手段が搭載されなければならな
い。
代表的なもので、AB系列は主に日本及び欧州において
採用されており、インチ系列は主に米国において採用さ
れている。従来の画像形成装置は国別に単一の系列の紙
サイズを用いるものであったが、最近では、例えば、A
B系列とインチ系列のように複数種の系列の紙を扱うこ
とができる画像形成装置が求められている。このような
画像形成装置には多数種の原稿サイズを識別することが
できる原稿サイズ検知手段が搭載されなければならな
い。
【0005】また、コンピュータ用紙等のように定形サ
イズから外れた紙が扱われることも多く、前記原稿サイ
ズ検知手段には定形サイズの他に不定形サイズを検知す
ることができることも要求される。
イズから外れた紙が扱われることも多く、前記原稿サイ
ズ検知手段には定形サイズの他に不定形サイズを検知す
ることができることも要求される。
【0006】従来の原稿サイズ検知の一例を、本発明の
実施の形態における原稿サイズセンサの配置を示す図1
及び従来の原稿サイズ検知における定形サイズの選択の
論理表である表1を用いて説明する。図1において、T
1〜T6は原稿サイズセンサを示し、G1〜G10は原
稿サイズを示す。原稿サイズG1〜G10は表1に示す
ようにABサイズ系列とインチサイズ系列である。表1
から明らかなように10種類の原稿サイズがT1〜T6
の6個の原稿サイズセンサにより識別される。なお、原
稿サイズセンサとしては、プラテンガラスの下方に設け
られた投光素子と受光素子からなり、プラテンカバーを
開けた状態で、プラテンガラスに載置された原稿の縁を
検知する光センサが用いられ、原稿を検知したときに、
「L」を、検知しないときに「H」を出力するものであ
る。
実施の形態における原稿サイズセンサの配置を示す図1
及び従来の原稿サイズ検知における定形サイズの選択の
論理表である表1を用いて説明する。図1において、T
1〜T6は原稿サイズセンサを示し、G1〜G10は原
稿サイズを示す。原稿サイズG1〜G10は表1に示す
ようにABサイズ系列とインチサイズ系列である。表1
から明らかなように10種類の原稿サイズがT1〜T6
の6個の原稿サイズセンサにより識別される。なお、原
稿サイズセンサとしては、プラテンガラスの下方に設け
られた投光素子と受光素子からなり、プラテンカバーを
開けた状態で、プラテンガラスに載置された原稿の縁を
検知する光センサが用いられ、原稿を検知したときに、
「L」を、検知しないときに「H」を出力するものであ
る。
【0007】
【表1】
【0008】図1に示される原稿サイズによる原稿サイ
ズの検知では、不定形サイズ(定形サイズ)の中間のサ
イズの原稿に対しては真の原稿サイズよりも大きい定形
サイズが選択される場合もあれば、小さいサイズが選択
される場合もある。
ズの検知では、不定形サイズ(定形サイズ)の中間のサ
イズの原稿に対しては真の原稿サイズよりも大きい定形
サイズが選択される場合もあれば、小さいサイズが選択
される場合もある。
【0009】また、表1に示される多数の原稿サイズ識
別の中には、極めて微妙な違いを振り分けることが要求
されるものがある。センサT1による原稿サイズG5
(A4R)と原稿サイズG6(8.5×11R)の識別
やセンサT4とT6による原稿G1サイズ(11×1
7)と原稿サイズG2(A3)の識別はその例である。
別の中には、極めて微妙な違いを振り分けることが要求
されるものがある。センサT1による原稿サイズG5
(A4R)と原稿サイズG6(8.5×11R)の識別
やセンサT4とT6による原稿G1サイズ(11×1
7)と原稿サイズG2(A3)の識別はその例である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記のように画像形成
装置の内部では、前記原稿サイズ検知手段から得られた
前記原稿サイズ情報に基づいて定形サイズを選択する処
理が行われるが、不定形サイズの原稿をも含む様々なサ
イズの原稿が扱われる場合に次のような問題が生ずる。
装置の内部では、前記原稿サイズ検知手段から得られた
前記原稿サイズ情報に基づいて定形サイズを選択する処
理が行われるが、不定形サイズの原稿をも含む様々なサ
イズの原稿が扱われる場合に次のような問題が生ずる。
【0011】(1)不定形原稿サイズがそれよりも小さ
な定形サイズに置換され、記録紙が選択される結果、原
稿の画像の一部が欠けた画像形成が行われる。
な定形サイズに置換され、記録紙が選択される結果、原
稿の画像の一部が欠けた画像形成が行われる。
【0012】(2)画像形成領域が原稿よりも小さい領
域として決定され画像が形成されるために、記録紙の選
択如何にかかわらず、原稿の画像の一部が欠けた画像形
成が行われる。
域として決定され画像が形成されるために、記録紙の選
択如何にかかわらず、原稿の画像の一部が欠けた画像形
成が行われる。
【0013】(3)画像回転機能を有する画像形成装置
では、検知された原稿サイズと記録紙供給手段内に用意
されている記録紙を対比して、記録紙に整合するように
画像を回転して画像形成が行われるが、不定形原稿サイ
ズに対しては、操作者が意図しない画像回転が行われる
ことがある。例えば、伝票原稿の画像形成を行う場合
に、画像形成装置の内部では該伝票原稿を最小サイズで
あるB5サイズに置換したうえ、意図しない90度回転
して画像を形成することが行われる。
では、検知された原稿サイズと記録紙供給手段内に用意
されている記録紙を対比して、記録紙に整合するように
画像を回転して画像形成が行われるが、不定形原稿サイ
ズに対しては、操作者が意図しない画像回転が行われる
ことがある。例えば、伝票原稿の画像形成を行う場合
に、画像形成装置の内部では該伝票原稿を最小サイズで
あるB5サイズに置換したうえ、意図しない90度回転
して画像を形成することが行われる。
【0014】更に、前記のように原稿サイズ情報から定
形サイズを選択する識別の中には極めて僅かな違いを識
別するものも含まれており、操作者が常に正確な位置に
原稿を載置することが保証されないことを考慮すると、
表1に示されるような原稿サイズの判別はかなりの誤判
別を伴うことが否定できない。
形サイズを選択する識別の中には極めて僅かな違いを識
別するものも含まれており、操作者が常に正確な位置に
原稿を載置することが保証されないことを考慮すると、
表1に示されるような原稿サイズの判別はかなりの誤判
別を伴うことが否定できない。
【0015】このような、不都合、不具合を解消するた
めに種々の提案があるが、次に説明するようにそれぞれ
に問題がある。
めに種々の提案があるが、次に説明するようにそれぞれ
に問題がある。
【0016】(1)定形モードと不定形モードを選択す
ることができるモード選択部を設け、定形モードが選択
された場合には、定形処理を行うが、不定形モードが選
択された場合には、前記原稿サイズ情報の如何にかかわ
らず、画像形成領域を最大にとって画像形成を行う。
ることができるモード選択部を設け、定形モードが選択
された場合には、定形処理を行うが、不定形モードが選
択された場合には、前記原稿サイズ情報の如何にかかわ
らず、画像形成領域を最大にとって画像形成を行う。
【0017】このようにすると、画像の欠けという問題
は一部解消されるが、使用者が意図しない画像回転が行
われる等の問題が新たに生ずるとともに、扱われる画像
データの量が不必要に大量になって、画像データの蓄積
が抑制される、画像形成速度が低下する等の問題が新た
に生ずる。
は一部解消されるが、使用者が意図しない画像回転が行
われる等の問題が新たに生ずるとともに、扱われる画像
データの量が不必要に大量になって、画像データの蓄積
が抑制される、画像形成速度が低下する等の問題が新た
に生ずる。
【0018】(2)不定形サイズの原稿については、使
用者がマニュアルで原稿サイズの設定をする。
用者がマニュアルで原稿サイズの設定をする。
【0019】画像形成操作毎に、使用者が原稿サイズの
設定を行わなければならず、不便である。
設定を行わなければならず、不便である。
【0020】更に、最近の画像形成装置には、前記のよ
うに異種の原稿サイズ系列を取り扱うことができる機能
が要求されるようになってきており、極めて多くの原稿
サイズを識別し、各サイズに対して適切な画像形成を行
われなければならない。
うに異種の原稿サイズ系列を取り扱うことができる機能
が要求されるようになってきており、極めて多くの原稿
サイズを識別し、各サイズに対して適切な画像形成を行
われなければならない。
【0021】本発明の目的は、原稿サイズの検知及び該
原稿サイズ検知に基づく画像形成における制御に関連し
た従来技術における前記のような問題を解決し、高い信
頼性と作動の安定性を有し、且つ使い易い画像形成装置
を提供することを目的とする。
原稿サイズ検知に基づく画像形成における制御に関連し
た従来技術における前記のような問題を解決し、高い信
頼性と作動の安定性を有し、且つ使い易い画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
(1)原稿を読み取り、画像情報を出力する画像読取手
段、該画像読取手段からの画像情報に基づいて記録紙に
画像を形成する画像形成手段、原稿のサイズを検知する
原稿サイズ検知手段、種々のサイズの記録紙を収容し前
記画像形成手段へ記録紙を供給する複数の記録紙供給手
段、画像形成条件に関する設定を受け付ける操作部、並
びに、前記原稿サイズ検知手段、前記記録紙供給手段及
び前記操作部からの情報に基づいて、画像形成の制御を
行う制御手段を有する画像形成装置において、定形サイ
ズ処理モードと不定形サイズ処理モードを有し、該不定
形サイズ処理モードにおいて、前記原稿サイズ検知手段
により検知された原稿サイズを、該検知された原稿サイ
ズが包含される最小の定形原稿サイズに置換する置換手
段を前記制御手段に設け、前記制御手段は、置換された
前記原稿定形サイズに対応した前記画像形成の制御を行
うことを特徴とする画像形成装置、(2)原稿を読み取
り、画像情報を出力する画像読取手段、該画像読取手段
からの画像情報に基づいて記録紙に画像を形成する画像
形成手段、原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手
段、種々のサイズの記録紙を収容し前記画像形成手段へ
記録紙を供給する複数の記録紙供給手段、画像形成条件
に関する設定を受け付ける操作部、並びに、前記原稿サ
イズ検知手段、前記記録紙供給手段及び前記操作部から
の情報に基づいて、画像形成の制御を行う制御手段を有
する画像形成装置において、前記操作部が不定形サイズ
処理モードの設定を受け付ける不定形設定部を有し、該
不定形サイズ処理モードにおいて、前記原稿サイズ検知
手段により検知された原稿サイズを、該検知された原稿
サイズが包含される最小の定形原稿サイズに置換する置
換手段を前記制御手段に設け、前記制御手段は、置換さ
れた前記原稿定形サイズに対応した前記画像形成の制御
を行うことを特徴とする画像形成装置、並びに、(3)
原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段、サイズの
異なる記録紙を収容することができる複数の記録紙供給
手段、及び、少なくとも前記原稿サイズ検知手段からの
情報に基づいて、前記複数の記録紙供給手段の一つを選
択する制御手段を有する画像形成装置において、複数種
の原稿サイズ系列のいずれか一つを選択して設定する設
定手段を設け、前記制御手段に、前記原稿サイズ検知手
段により検知された原稿サイズを、前記設定手段により
選択設定された前記原稿サイズ系列に属する原稿サイズ
に置換処理する置換手段を備えることを特徴とする画像
形成装置、によって達成される。
(1)原稿を読み取り、画像情報を出力する画像読取手
段、該画像読取手段からの画像情報に基づいて記録紙に
画像を形成する画像形成手段、原稿のサイズを検知する
原稿サイズ検知手段、種々のサイズの記録紙を収容し前
記画像形成手段へ記録紙を供給する複数の記録紙供給手
段、画像形成条件に関する設定を受け付ける操作部、並
びに、前記原稿サイズ検知手段、前記記録紙供給手段及
び前記操作部からの情報に基づいて、画像形成の制御を
行う制御手段を有する画像形成装置において、定形サイ
ズ処理モードと不定形サイズ処理モードを有し、該不定
形サイズ処理モードにおいて、前記原稿サイズ検知手段
により検知された原稿サイズを、該検知された原稿サイ
ズが包含される最小の定形原稿サイズに置換する置換手
段を前記制御手段に設け、前記制御手段は、置換された
前記原稿定形サイズに対応した前記画像形成の制御を行
うことを特徴とする画像形成装置、(2)原稿を読み取
り、画像情報を出力する画像読取手段、該画像読取手段
からの画像情報に基づいて記録紙に画像を形成する画像
形成手段、原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手
段、種々のサイズの記録紙を収容し前記画像形成手段へ
記録紙を供給する複数の記録紙供給手段、画像形成条件
に関する設定を受け付ける操作部、並びに、前記原稿サ
イズ検知手段、前記記録紙供給手段及び前記操作部から
の情報に基づいて、画像形成の制御を行う制御手段を有
する画像形成装置において、前記操作部が不定形サイズ
処理モードの設定を受け付ける不定形設定部を有し、該
不定形サイズ処理モードにおいて、前記原稿サイズ検知
手段により検知された原稿サイズを、該検知された原稿
サイズが包含される最小の定形原稿サイズに置換する置
換手段を前記制御手段に設け、前記制御手段は、置換さ
れた前記原稿定形サイズに対応した前記画像形成の制御
を行うことを特徴とする画像形成装置、並びに、(3)
原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段、サイズの
異なる記録紙を収容することができる複数の記録紙供給
手段、及び、少なくとも前記原稿サイズ検知手段からの
情報に基づいて、前記複数の記録紙供給手段の一つを選
択する制御手段を有する画像形成装置において、複数種
の原稿サイズ系列のいずれか一つを選択して設定する設
定手段を設け、前記制御手段に、前記原稿サイズ検知手
段により検知された原稿サイズを、前記設定手段により
選択設定された前記原稿サイズ系列に属する原稿サイズ
に置換処理する置換手段を備えることを特徴とする画像
形成装置、によって達成される。
【0023】
【発明の実施の形態】(1)実施の形態1 図2は本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の断面
図である。
図である。
【0024】図2において、原稿は自動原稿搬送装置1
の原稿給紙台11上に画像面を上向きにして載置され、
送り出しローラ12の作動により一枚ずつ送り出され、
レジストローラ13により一旦停止されて先端が整えら
れた後、搬送されて搬送ドラム14に搬送され、ドラム
面と一体に反時計方向に回転する過程で画像読取手段と
しての画像読取部2により画像面の読取が行われ、しか
る後略半周した位置においてドラム面より分岐し排紙台
15に排出される。
の原稿給紙台11上に画像面を上向きにして載置され、
送り出しローラ12の作動により一枚ずつ送り出され、
レジストローラ13により一旦停止されて先端が整えら
れた後、搬送されて搬送ドラム14に搬送され、ドラム
面と一体に反時計方向に回転する過程で画像読取手段と
しての画像読取部2により画像面の読取が行われ、しか
る後略半周した位置においてドラム面より分岐し排紙台
15に排出される。
【0025】前記の画像読取部2においては光源231
とミラー232を備える第1ミラーユニット23が前記
の搬送ドラム14の直下の位置で、通過する原稿を順次
照明して読み取り、原稿の移動方向に直交するよう配置
したミラー241とミラー242を備える第2ミラーユ
ニット24により反射し、結像レンズ25を介してライ
ン状の撮像素子26に結像する。
とミラー232を備える第1ミラーユニット23が前記
の搬送ドラム14の直下の位置で、通過する原稿を順次
照明して読み取り、原稿の移動方向に直交するよう配置
したミラー241とミラー242を備える第2ミラーユ
ニット24により反射し、結像レンズ25を介してライ
ン状の撮像素子26に結像する。
【0026】画像読取部2において読み取られた原稿画
像の画像情報は画像処理手段により画像処理が行われ画
像データとして信号化され一旦メモリに格納される。
像の画像情報は画像処理手段により画像処理が行われ画
像データとして信号化され一旦メモリに格納される。
【0027】画像形成のスタートにより画像形成手段で
ある画像形成部3が作動開始して前記の画像データがメ
モリより呼び出されて画像書込部33に入力し、図示し
ないレーザ発光器から画像データに従って投射されたレ
ーザビームがポリゴンミラー(符号なし)の回転作動に
より前もって帯電器32により電位を付与された感光体
ドラム31に対して感光体ドラム31の軸方向の走査露
光と感光体ドラム31の回転による副走査が行われて感
光層に原稿画像の静電潜像を形成する。
ある画像形成部3が作動開始して前記の画像データがメ
モリより呼び出されて画像書込部33に入力し、図示し
ないレーザ発光器から画像データに従って投射されたレ
ーザビームがポリゴンミラー(符号なし)の回転作動に
より前もって帯電器32により電位を付与された感光体
ドラム31に対して感光体ドラム31の軸方向の走査露
光と感光体ドラム31の回転による副走査が行われて感
光層に原稿画像の静電潜像を形成する。
【0028】前記の静電潜像は現像器34により反転現
像されてトナー像とされ、これに並行して記録紙供給手
段としての手差し給紙部19、記録紙を収容する給紙カ
セットを有する各給紙部51A、51B、51Cの何れ
かが作動して記録紙が搬出され、搬送ローラ55、56
及びタイミングローラ39に給送されて、感光体ドラム
31上のトナー像に同期して感光体ドラム31に給紙さ
れる。
像されてトナー像とされ、これに並行して記録紙供給手
段としての手差し給紙部19、記録紙を収容する給紙カ
セットを有する各給紙部51A、51B、51Cの何れ
かが作動して記録紙が搬出され、搬送ローラ55、56
及びタイミングローラ39に給送されて、感光体ドラム
31上のトナー像に同期して感光体ドラム31に給紙さ
れる。
【0029】感光体ドラム31上のトナー像は転写器3
5により反対極性の電圧を印加されて記録紙側に転移し
て転写され、トナー像を転写した記録紙は除電器36に
おいて除電されて感光体ドラム31より分離し搬送ベル
トを介して定着装置38に搬送され熱ローラ対の圧着加
熱によりトナーを溶着した後トレイ64に排出される。
5により反対極性の電圧を印加されて記録紙側に転移し
て転写され、トナー像を転写した記録紙は除電器36に
おいて除電されて感光体ドラム31より分離し搬送ベル
トを介して定着装置38に搬送され熱ローラ対の圧着加
熱によりトナーを溶着した後トレイ64に排出される。
【0030】一方記録紙を分離した感光体ドラム31は
残留電位を除去したあとクリーニング装置37において
残留トナーを除去清掃されて次なる画像形成のプロセス
に入る。
残留電位を除去したあとクリーニング装置37において
残留トナーを除去清掃されて次なる画像形成のプロセス
に入る。
【0031】自動原稿搬送装置1は片面読取のための搬
送機能及び両面読取のための搬送機能を有する。自動原
稿搬送装置1のこれらの機能について、自動原稿搬送装
置1の断面図である図3を用いて説明する。
送機能及び両面読取のための搬送機能を有する。自動原
稿搬送装置1のこれらの機能について、自動原稿搬送装
置1の断面図である図3を用いて説明する。
【0032】原稿の片面の画像の読取を行う表面読取の
際の原稿の搬送においては、読み取り開始信号によって
送り出しローラ12が回転して積載された原稿の最上か
ら一枚を分離して送り出す。レジストローラ13で原稿
の先端を整えて搬送ドラム14に原稿を搬送し、搬送ド
ラム14の真下の読取位置で読取が行われ、読取位置を
通過した原稿は排紙ローラ18により搬送されて排紙台
15に排出される。
際の原稿の搬送においては、読み取り開始信号によって
送り出しローラ12が回転して積載された原稿の最上か
ら一枚を分離して送り出す。レジストローラ13で原稿
の先端を整えて搬送ドラム14に原稿を搬送し、搬送ド
ラム14の真下の読取位置で読取が行われ、読取位置を
通過した原稿は排紙ローラ18により搬送されて排紙台
15に排出される。
【0033】両面読取においては、原稿は送り出しロー
ラ12及びレジストローラ13により搬送され、搬送ド
ラム14の真下の読取位置を通過して表面の画像の読取
が行われた原稿は切換案内部材20の切換によって、反
転ローラ19に案内される。反転ローラ19は原稿の後
端が反転ローラ19に保持された状態で搬送停止後、搬
送方向を反転する。反転搬送された原稿は切換案内部材
17により案内されて、再び、搬送ドラム14の周面に
沿って搬送されて、搬送ドラム14の真下を通過し、裏
面の画像の読取が行われる。切り換えられた切換案内部
材20及び17により、裏面読取が行われた原稿の先端
が排紙ローラ18に案内され、原稿は排紙台15に排出
される。
ラ12及びレジストローラ13により搬送され、搬送ド
ラム14の真下の読取位置を通過して表面の画像の読取
が行われた原稿は切換案内部材20の切換によって、反
転ローラ19に案内される。反転ローラ19は原稿の後
端が反転ローラ19に保持された状態で搬送停止後、搬
送方向を反転する。反転搬送された原稿は切換案内部材
17により案内されて、再び、搬送ドラム14の周面に
沿って搬送されて、搬送ドラム14の真下を通過し、裏
面の画像の読取が行われる。切り換えられた切換案内部
材20及び17により、裏面読取が行われた原稿の先端
が排紙ローラ18に案内され、原稿は排紙台15に排出
される。
【0034】読取によって画像情報が取得され、取得さ
れた画像情報に基づいて、記録紙に画像を形成する画像
形成工程においては、原稿サイズ情報に基き、画像を書
き込む際の画像領域の決定のための画像領域制御、原稿
サイズと記録紙サイズの対比から倍率や画像回転を決定
する画像処理制御及び記録紙の選択制御等が行われる。
これらの制御のための原稿サイズ情報は自動原稿搬送装
置1に設けられた原稿サイズセンサS1〜S5及び図1
に示す原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5から得
られる。原稿サイズセンサS1〜S5とT1、T2、T
4、T5は原稿サイズ検知手段の例である。以下にこれ
らの原稿サイズセンサによる原稿サイズ検知について説
明する。
れた画像情報に基づいて、記録紙に画像を形成する画像
形成工程においては、原稿サイズ情報に基き、画像を書
き込む際の画像領域の決定のための画像領域制御、原稿
サイズと記録紙サイズの対比から倍率や画像回転を決定
する画像処理制御及び記録紙の選択制御等が行われる。
これらの制御のための原稿サイズ情報は自動原稿搬送装
置1に設けられた原稿サイズセンサS1〜S5及び図1
に示す原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5から得
られる。原稿サイズセンサS1〜S5とT1、T2、T
4、T5は原稿サイズ検知手段の例である。以下にこれ
らの原稿サイズセンサによる原稿サイズ検知について説
明する。
【0035】送り出しローラ12とレジストローラ13
の間に設けられた原稿サイズセンサS1は移動する原稿
の前端と後端を検知して、前端と後端の通過時間の差か
ら原稿の長さを検知する。原稿サイズセンサS5は原稿
給紙台11の原稿搬方向に直角に(原稿幅方向に)移動
可能に設けられた原稿側部規制板であり、原稿サイズセ
ンサS5の原稿幅方向の移動量が電圧に変換されて原稿
の幅が検知される。このようにして、原稿サイズセンサ
S1とS5から得られる原稿の長さと幅の情報から原稿
サイズが検知されるが、該原稿サイズの検知は次のよう
にして行われる。
の間に設けられた原稿サイズセンサS1は移動する原稿
の前端と後端を検知して、前端と後端の通過時間の差か
ら原稿の長さを検知する。原稿サイズセンサS5は原稿
給紙台11の原稿搬方向に直角に(原稿幅方向に)移動
可能に設けられた原稿側部規制板であり、原稿サイズセ
ンサS5の原稿幅方向の移動量が電圧に変換されて原稿
の幅が検知される。このようにして、原稿サイズセンサ
S1とS5から得られる原稿の長さと幅の情報から原稿
サイズが検知されるが、該原稿サイズの検知は次のよう
にして行われる。
【0036】原稿の長さを検知するためには、原稿サイ
ズセンサS1が原稿の後端を検知するまで原稿を搬送す
る必要がある。このために、原稿はレジストローラ13
から搬送ドラム14を経て反転ローラ19に案内され
る。原稿の後端が原稿サイズセンサS1を通過し、原稿
サイズが検知された時点で反転ローラ19及び搬送ドラ
ム14の回転方向が反転して原稿はレジストローラ13
に逆送される。そして、逆送時の原稿の後端が搬送ドラ
ム14の真下を通過した時点で、搬送ドラム14は再び
正回転に戻り、原稿を排紙方向に搬送して、読取が行わ
れる。以降の読取における原稿の搬送は片面読取と両面
読取とで違ったものとなるが、前記に説明した原稿搬送
により片面読取と両面読取が行われる。このようにして
得られた原稿の長さの情報と、原稿サイズセンサS5か
らの原稿の幅の情報から原稿サイズ情報が得られる。
ズセンサS1が原稿の後端を検知するまで原稿を搬送す
る必要がある。このために、原稿はレジストローラ13
から搬送ドラム14を経て反転ローラ19に案内され
る。原稿の後端が原稿サイズセンサS1を通過し、原稿
サイズが検知された時点で反転ローラ19及び搬送ドラ
ム14の回転方向が反転して原稿はレジストローラ13
に逆送される。そして、逆送時の原稿の後端が搬送ドラ
ム14の真下を通過した時点で、搬送ドラム14は再び
正回転に戻り、原稿を排紙方向に搬送して、読取が行わ
れる。以降の読取における原稿の搬送は片面読取と両面
読取とで違ったものとなるが、前記に説明した原稿搬送
により片面読取と両面読取が行われる。このようにして
得られた原稿の長さの情報と、原稿サイズセンサS5か
らの原稿の幅の情報から原稿サイズ情報が得られる。
【0037】また、原稿サイズセンサS2〜S4とS5
からは、原稿を原稿給紙台11に載置し、原稿サイズセ
ンサS5で原稿の側縁を規制した段階で原稿サイズ情報
が得られる。
からは、原稿を原稿給紙台11に載置し、原稿サイズセ
ンサS5で原稿の側縁を規制した段階で原稿サイズ情報
が得られる。
【0038】このようにして、自動原稿搬送装置11に
載置した原稿の原稿サイズ情報は得られが、プラテンガ
ラス27に載置された原稿の原稿サイズ情報は図4に示
す原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5からなる原
稿サイズ検知手段により検知される。原稿サイズセンサ
T1、T2、T4、T5としては、プラテンガラスの下
方に設けられた投光素子と受光素子からなり、プラテン
を開けた状態で、プラテンガラスに載置された原稿の縁
を検知する光センサが用いられ、原稿を検知したとき
に、「L」を、検知しないときに「H」を出力するもの
である。原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5から
の原稿サイズ情報は表2に示す判断論理により判断され
て、B5からA3までの原稿サイズが決定される。
載置した原稿の原稿サイズ情報は得られが、プラテンガ
ラス27に載置された原稿の原稿サイズ情報は図4に示
す原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5からなる原
稿サイズ検知手段により検知される。原稿サイズセンサ
T1、T2、T4、T5としては、プラテンガラスの下
方に設けられた投光素子と受光素子からなり、プラテン
を開けた状態で、プラテンガラスに載置された原稿の縁
を検知する光センサが用いられ、原稿を検知したとき
に、「L」を、検知しないときに「H」を出力するもの
である。原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5から
の原稿サイズ情報は表2に示す判断論理により判断され
て、B5からA3までの原稿サイズが決定される。
【0039】
【表2】
【0040】図5は実施の形態1に係る画像形成装置の
制御系のブロック図である。原稿サイズ検知手段として
の原稿サイズセンサS1とS2〜S5とT1、T2、T
4、T5とからの出力は制御手段としてのCPUに入力
されて制御手段CPU内で原稿サイズが判断される。制
御部CPUは表2に示す判断、即ち、原稿サイズセンサ
S1〜S5或いはT1、T2、T4、T5からの原稿サ
イズ情報を定形原稿サイズに置換する置換手段としての
ルックアップテーブルLUTを有している。制御部CP
Uは原稿サイズセンサS1〜S5或いはT1、T2、T
4、T5からの情報及び設定手段としての操作部OPで
設定された種々の条件に基づいて、自動原稿搬送装置
1、画像読取手段としての画像読取部2、画像処理部G
S及び画像形成部3を制御して、原稿読取、画像データ
の処理及び画像形成を行う。制御部CPUによる制御の
主なものには、原稿サイズと変倍情報に基づいて、給紙
部51A、51B又は51Cを選択する制御、原稿サイ
ズと記録紙サイズに基づいて、変倍率を選択する制御、
原稿サイズと変倍率に基づいて画像処理部GSを制御し
て画像書込部33による画像書込領域を制御する制御、
画像処理部GSを制御して形成する画像の回転を行う制
御等がある。
制御系のブロック図である。原稿サイズ検知手段として
の原稿サイズセンサS1とS2〜S5とT1、T2、T
4、T5とからの出力は制御手段としてのCPUに入力
されて制御手段CPU内で原稿サイズが判断される。制
御部CPUは表2に示す判断、即ち、原稿サイズセンサ
S1〜S5或いはT1、T2、T4、T5からの原稿サ
イズ情報を定形原稿サイズに置換する置換手段としての
ルックアップテーブルLUTを有している。制御部CP
Uは原稿サイズセンサS1〜S5或いはT1、T2、T
4、T5からの情報及び設定手段としての操作部OPで
設定された種々の条件に基づいて、自動原稿搬送装置
1、画像読取手段としての画像読取部2、画像処理部G
S及び画像形成部3を制御して、原稿読取、画像データ
の処理及び画像形成を行う。制御部CPUによる制御の
主なものには、原稿サイズと変倍情報に基づいて、給紙
部51A、51B又は51Cを選択する制御、原稿サイ
ズと記録紙サイズに基づいて、変倍率を選択する制御、
原稿サイズと変倍率に基づいて画像処理部GSを制御し
て画像書込部33による画像書込領域を制御する制御、
画像処理部GSを制御して形成する画像の回転を行う制
御等がある。
【0041】図6は、本発明の実施の形態である画像形
成装置の操作部OPの基本画面を示す。操作部OPはタ
ッチパネルで構成されており、表示機能を合わせ持った
各種のボタンと表示エリアからなる。該基本画面は、画
像形成装置の標準的操作の際に使用されて、標準的な使
用における各種の操作項目の表示及び該項目の入力を受
け付ける画面である。基本画面には、また各種の特殊モ
ードや特殊画面に入るための操作キーが設けられてい
る。
成装置の操作部OPの基本画面を示す。操作部OPはタ
ッチパネルで構成されており、表示機能を合わせ持った
各種のボタンと表示エリアからなる。該基本画面は、画
像形成装置の標準的操作の際に使用されて、標準的な使
用における各種の操作項目の表示及び該項目の入力を受
け付ける画面である。基本画面には、また各種の特殊モ
ードや特殊画面に入るための操作キーが設けられてい
る。
【0042】基本画面を用いて、画像形成倍率、画像形
成枚数、画像濃度等の画像形成条件のみでなく、出力の
種類や応用機能の利用などの画像記録条件を設定するこ
とができる。応用機能の詳細な設定等の画像記録の条件
は後に説明するように、階層化された画面の下位の画面
を用いて設定される。
成枚数、画像濃度等の画像形成条件のみでなく、出力の
種類や応用機能の利用などの画像記録条件を設定するこ
とができる。応用機能の詳細な設定等の画像記録の条件
は後に説明するように、階層化された画面の下位の画面
を用いて設定される。
【0043】基本画面は、メッセージエリア100、画
質、ローテーション表示エリア200、プリント枚数/
設定枚数表示エリア300、予約されたジョブのリスト
を表示するフォルダボタン400及び画面設定エリア5
00を有する。
質、ローテーション表示エリア200、プリント枚数/
設定枚数表示エリア300、予約されたジョブのリスト
を表示するフォルダボタン400及び画面設定エリア5
00を有する。
【0044】メッセージエリア100には、「コピーで
きます」「原稿をセットして下さい」などの使用者に対
する指示や「予約リスト表示」のような機械の状態の説
明が表示される。
きます」「原稿をセットして下さい」などの使用者に対
する指示や「予約リスト表示」のような機械の状態の説
明が表示される。
【0045】画質、ローテーションエリア200には、
ノーマル、ファイン、スーパーファインなどの画質の表
示及び画像の回転がアイコンで表示される。
ノーマル、ファイン、スーパーファインなどの画質の表
示及び画像の回転がアイコンで表示される。
【0046】フォルダボタン400には5個の予約ジョ
ブの状況、即ち、出力中(出力JOB)、予約済みジョ
ブ(予約JOB)、予約設定中のジョブ(設定JO
B)、読込中のジョブ(読込JOB)、空いているジョ
ブ(空きJOB)のように表示される。
ブの状況、即ち、出力中(出力JOB)、予約済みジョ
ブ(予約JOB)、予約設定中のジョブ(設定JO
B)、読込中のジョブ(読込JOB)、空いているジョ
ブ(空きJOB)のように表示される。
【0047】画面設定エリア500には、片面か両面を
表示し、選択できる片面/両面選択エリア501、画像
濃度を表示し、設定できるコピー濃度エリア502、画
像形成倍率を表示し、設定できる倍率エリア503、記
録紙のサイズを表示し、選択できるサイズ選択エリア5
04がある。
表示し、選択できる片面/両面選択エリア501、画像
濃度を表示し、設定できるコピー濃度エリア502、画
像形成倍率を表示し、設定できる倍率エリア503、記
録紙のサイズを表示し、選択できるサイズ選択エリア5
04がある。
【0048】600は出力の種類を表示し、選択できる
エリアであり、ステープル位置を表示し、選択できるス
テープル選択ボタン601、ソートし、ステープルする
出力モードのためのステープル/ソートボタン603、
ソートを選択するソートボタン604及び応用出力ボタ
ン602がある。応用出力ボタンを押すことによって、
応用出力画面に切り替わり、パンチ、中折り、Z折り、
グルーピング等の機能を選択することができる。
エリアであり、ステープル位置を表示し、選択できるス
テープル選択ボタン601、ソートし、ステープルする
出力モードのためのステープル/ソートボタン603、
ソートを選択するソートボタン604及び応用出力ボタ
ン602がある。応用出力ボタンを押すことによって、
応用出力画面に切り替わり、パンチ、中折り、Z折り、
グルーピング等の機能を選択することができる。
【0049】700は応用設定エリアであり、画像の回
転を表示し、設定できるローテーションボタン702、
不定形設定部としての不定形設定ボタン703及び応用
機能ボタン701がある。
転を表示し、設定できるローテーションボタン702、
不定形設定部としての不定形設定ボタン703及び応用
機能ボタン701がある。
【0050】これらの各ボタンは階層表示を行うボタン
であり、これらのボタンを押すことによって、指定した
項目に関する設定画面が呼び出される。
であり、これらのボタンを押すことによって、指定した
項目に関する設定画面が呼び出される。
【0051】応用機能ボタン701により呼び出され、
タッチパネルに表示される画面は図7に示す画面であ
る。図7に示すように、応用機能には、次のような諸機
能があり、下記のボタンをタッチすることによって、所
望の応用機能を選択することができ、OKボタン702
6を押すことによって、選択した応用機能が設定され
る。
タッチパネルに表示される画面は図7に示す画面であ
る。図7に示すように、応用機能には、次のような諸機
能があり、下記のボタンをタッチすることによって、所
望の応用機能を選択することができ、OKボタン702
6を押すことによって、選択した応用機能が設定され
る。
【0052】 7011 インターシート 指定した枚数毎に色紙或いは画像を記録しない白 紙が挿入される 7012 章分け 両面記録において、指定した頁を表面とする 7013 合成 1頁に複数画像を記録する 7014 小冊子 1枚の記録紙に2画像を記録し、綴じ順に合わせ た頁順で画像を形成する 7015 OHP合成 OHPと普通紙に同一の画像を形成する 7016 差込ページ 自動原稿搬送装置を用いて読み取った画像データ に対して、指定した頁に指定の画像を差し込む 7017 ページ連写 原稿1頁の画像を記録紙の2頁に分けて記録する 7018 オーバーレイ 画像を重ねて記録する 7019 原稿外自動消去 原稿の輪郭を検知し、輪郭外の画像を消去する 7020 白黒反転 7021 リピート 指定した画像を繰り返して記録する 7022 枠消し,折り目 画像の周囲の不要画像を消す 消し 7023 原稿位置補正 原稿の位置を検知して、画像を中央に形成する 7024 薄紙/厚紙 紙の厚さに対応して、画像形成条件を変更して、 記録紙の厚さの変化にかかわらず、良好な画像を 形成する 7025 とじしろ 画像形成位置をシフトしてとじしろを作る。
【0053】 7027 原稿サイズ登録 定形外の原稿サイズが登録され、画像形成条件が 登録された原稿サイズに応じて設定される 図6に示す不定形設定ボタン703は不定形の原稿に対
応しうるモードを設定するボタンであり、該ボタン70
3を押さない場合には、定形原稿に対応した原稿サイズ
に基づいた処理が行われる。以下に不定形設定ボタン7
03が操作されない定形サイズ処理と不定形設定ボタン
703が操作された不定形サイズ処理について説明す
る。
応しうるモードを設定するボタンであり、該ボタン70
3を押さない場合には、定形原稿に対応した原稿サイズ
に基づいた処理が行われる。以下に不定形設定ボタン7
03が操作されない定形サイズ処理と不定形設定ボタン
703が操作された不定形サイズ処理について説明す
る。
【0054】定形サイズ処理 不定形設定ボタン703が操作されないときは画像形成
装置は定形サイズ処理モードによって原稿サイズに関す
る判断をする。前記の3種類の原稿サイズ検知手段のい
ずれかによって得られた原稿サイズ情報からは制御部C
PU(図5に示す)によって表2に示す判断論理に従っ
て、ABサイズ系列の原稿サイズのいずれかに決定され
る。そして、倍率が指定されている場合には、決定され
た原稿サイズと指定された倍率から記録紙サイズが算出
されて、給紙部51A〜51C(図2に示す)の該当す
るものが選択されて記録紙が給紙されて画像形成が行わ
れる。
装置は定形サイズ処理モードによって原稿サイズに関す
る判断をする。前記の3種類の原稿サイズ検知手段のい
ずれかによって得られた原稿サイズ情報からは制御部C
PU(図5に示す)によって表2に示す判断論理に従っ
て、ABサイズ系列の原稿サイズのいずれかに決定され
る。そして、倍率が指定されている場合には、決定され
た原稿サイズと指定された倍率から記録紙サイズが算出
されて、給紙部51A〜51C(図2に示す)の該当す
るものが選択されて記録紙が給紙されて画像形成が行わ
れる。
【0055】記録紙サイズが指定されている場合には、
決定された原稿サイズと指定された記録紙サイズから倍
率が設定されて画像形成が行われる。また、例えば、B
5(B5縦)の原稿サイズが検知されて、B4の記録紙
が指定されて画像形成を行う場合のように、原稿の向き
と記録紙の向きが違っている時には、画像を拡大すると
同時に画像を90度回転する画像回転処理を施した後に
画像形成が行われる。
決定された原稿サイズと指定された記録紙サイズから倍
率が設定されて画像形成が行われる。また、例えば、B
5(B5縦)の原稿サイズが検知されて、B4の記録紙
が指定されて画像形成を行う場合のように、原稿の向き
と記録紙の向きが違っている時には、画像を拡大すると
同時に画像を90度回転する画像回転処理を施した後に
画像形成が行われる。
【0056】以上説明した定形サイズ処理は従来の処理
である。該従来の定形サイズ処理システムは原稿サイズ
を選択するに当たり、見易い妥当な大きさの画像を形成
することを意図して設計されており、定形原稿サイズの
中間の位置にあるサイズが検知された場合には、検知さ
れたサイズにより近い定形原稿サイズが選択されるよう
に論理が組まれている。従って、検知されたサイズより
も小さい定形原稿サイズが選択される場合もあり、画像
の一部が欠けて画像形成される場合もある。例えば、A
4RとB4の中間の原稿サイズはA4Rと判断される場
合とB4と判断される場合がある。
である。該従来の定形サイズ処理システムは原稿サイズ
を選択するに当たり、見易い妥当な大きさの画像を形成
することを意図して設計されており、定形原稿サイズの
中間の位置にあるサイズが検知された場合には、検知さ
れたサイズにより近い定形原稿サイズが選択されるよう
に論理が組まれている。従って、検知されたサイズより
も小さい定形原稿サイズが選択される場合もあり、画像
の一部が欠けて画像形成される場合もある。例えば、A
4RとB4の中間の原稿サイズはA4Rと判断される場
合とB4と判断される場合がある。
【0057】不定形サイズ処理 不定形設定ボタン703が操作されると、画像形成装置
は不定形原稿に対応した原稿サイズの判断を行う不定形
サイズ処理モードに設定される。前記の3種類の原稿サ
イズ検知手段のいずれかによる原稿サイズの検知の結
果、原稿サイズが定形原稿サイズであると検知された場
合には、前記の定形原稿サイズ処理モードと同様な処理
によって画像形成が行われる。これに対して、原稿サイ
ズの検知の結果、定形原稿サイズのいずれとも異なる原
稿サイズが検知された場合には、検知された原稿サイズ
は該サイズを包含する最も小さな定形原稿サイズに置換
され、置換された該定形サイズが選択される。例えば、
165mm×216mmと検知されたサイズは、縦横と
もにこれらの寸法を包含する最小のサイズであるB5
(182mm×257mm)に置換される。このように
して置換された原稿サイズに基づいて前記の定形原稿サ
イズ処理モードの場合と同様な画像形成が行われる。
は不定形原稿に対応した原稿サイズの判断を行う不定形
サイズ処理モードに設定される。前記の3種類の原稿サ
イズ検知手段のいずれかによる原稿サイズの検知の結
果、原稿サイズが定形原稿サイズであると検知された場
合には、前記の定形原稿サイズ処理モードと同様な処理
によって画像形成が行われる。これに対して、原稿サイ
ズの検知の結果、定形原稿サイズのいずれとも異なる原
稿サイズが検知された場合には、検知された原稿サイズ
は該サイズを包含する最も小さな定形原稿サイズに置換
され、置換された該定形サイズが選択される。例えば、
165mm×216mmと検知されたサイズは、縦横と
もにこれらの寸法を包含する最小のサイズであるB5
(182mm×257mm)に置換される。このように
して置換された原稿サイズに基づいて前記の定形原稿サ
イズ処理モードの場合と同様な画像形成が行われる。
【0058】このような不定形サイズ処理モードでは、
画像が小さめに形成される場合はあるが、画像の欠けや
意図しない像回転が起こることが防止される。
画像が小さめに形成される場合はあるが、画像の欠けや
意図しない像回転が起こることが防止される。
【0059】図8のフローチャートに前記の不定形処理
モードを示す。同図において、最初に原稿サイズ検知が
行われるが、この原稿サイズ検知は原稿サイズセンサS
1とS5により行われる場合、原稿サイズセンサS2〜
S4とS5により行われる場合、或いは原稿サイズセン
サT1、T2、T4、T5により行われる場合がある。
ステップF1の原稿サイズ検知結果に基づいて、検知さ
れた原稿サイズが不定形サイズか否かが判断される(F
2)。定形原稿サイズである場合(不定形でない)に
は、原稿が定形原稿サイズのものであると認識されて
(F3)画像形成処理が行われる(F5)。該画像形成
処理には、検知された原稿サイズと設定された倍率に応
じて記録紙を選択する処理、ローテーション設定がなさ
れている場合には、画像像回転をする画像回転処理、記
録紙に画像を形成する処理等が含まれる。また、ステッ
プF5においては、記録紙のサイズが操作者により指定
されているときには検知された原稿サイズと指定された
記録紙のサイズに対応して倍率を設定する処理が行われ
る。
モードを示す。同図において、最初に原稿サイズ検知が
行われるが、この原稿サイズ検知は原稿サイズセンサS
1とS5により行われる場合、原稿サイズセンサS2〜
S4とS5により行われる場合、或いは原稿サイズセン
サT1、T2、T4、T5により行われる場合がある。
ステップF1の原稿サイズ検知結果に基づいて、検知さ
れた原稿サイズが不定形サイズか否かが判断される(F
2)。定形原稿サイズである場合(不定形でない)に
は、原稿が定形原稿サイズのものであると認識されて
(F3)画像形成処理が行われる(F5)。該画像形成
処理には、検知された原稿サイズと設定された倍率に応
じて記録紙を選択する処理、ローテーション設定がなさ
れている場合には、画像像回転をする画像回転処理、記
録紙に画像を形成する処理等が含まれる。また、ステッ
プF5においては、記録紙のサイズが操作者により指定
されているときには検知された原稿サイズと指定された
記録紙のサイズに対応して倍率を設定する処理が行われ
る。
【0060】ステップF2において、検知された原稿サ
イズが不定形であると判断された時には、前記の原稿サ
イズの置換処理が行われる(F4)。
イズが不定形であると判断された時には、前記の原稿サ
イズの置換処理が行われる(F4)。
【0061】本実施の形態には、不定形原稿に対して原
稿サイズを登録する原稿サイズ登録機能が装備されてい
る。
稿サイズを登録する原稿サイズ登録機能が装備されてい
る。
【0062】図6における応用機能ボタン701を押す
ことによって図7に示される画面が開かれ、図7の原稿
サイズ登録ボタン7027を押すことによって、図9に
示される画面が開かれる。図9に示す画面では、自動ボ
タンR20を押すと、自動登録モードが選択される。該
自動登録モードでは、原稿サイズが原稿サイズセンサS
1、S2〜S5又はT1、T2、T4、T5により検知
されて原稿サイズ表示領域R40に表示される。表示さ
れた原稿サイズについて、OKボタンR10を押すこと
によって、表示領域R40に表示された原稿サイズが登
録される。例えば、図示のように、R41に164×2
57という原稿サイズが登録される。図ではR41〜R
45の5個の登録を行うことができるように構成されて
おり、各登録サイズには番号が付される。
ことによって図7に示される画面が開かれ、図7の原稿
サイズ登録ボタン7027を押すことによって、図9に
示される画面が開かれる。図9に示す画面では、自動ボ
タンR20を押すと、自動登録モードが選択される。該
自動登録モードでは、原稿サイズが原稿サイズセンサS
1、S2〜S5又はT1、T2、T4、T5により検知
されて原稿サイズ表示領域R40に表示される。表示さ
れた原稿サイズについて、OKボタンR10を押すこと
によって、表示領域R40に表示された原稿サイズが登
録される。例えば、図示のように、R41に164×2
57という原稿サイズが登録される。図ではR41〜R
45の5個の登録を行うことができるように構成されて
おり、各登録サイズには番号が付される。
【0063】本実施の形態においては、またマニュアル
で登録することもできる。即ち、R31とR32で示す
縦横ボタンを押した後に、アップダウンボタンR33を
押すことによって、原稿の縦と横の寸法を設定すること
ができる。設定された数値は表示領域R41〜R45に
表示される。数値を設定した後に、OKボタンR10で
登録することができる。
で登録することもできる。即ち、R31とR32で示す
縦横ボタンを押した後に、アップダウンボタンR33を
押すことによって、原稿の縦と横の寸法を設定すること
ができる。設定された数値は表示領域R41〜R45に
表示される。数値を設定した後に、OKボタンR10で
登録することができる。
【0064】登録された原稿サイズは図6における不定
形設定ボタン703を操作して、前記の不定形サイズ処
理モードを行う際に用いられる。即ち、検知された原稿
サイズ情報を置換する際の置換テーブルに、例えば表2
に示すABサイズ系列の定形原稿サイズに加えて登録原
稿サイズが追加される。そして、定形原稿サイズ及び登
録サイズの中から、検知原稿サイズを包含する最小のサ
イズに置換するという処理が行われる。
形設定ボタン703を操作して、前記の不定形サイズ処
理モードを行う際に用いられる。即ち、検知された原稿
サイズ情報を置換する際の置換テーブルに、例えば表2
に示すABサイズ系列の定形原稿サイズに加えて登録原
稿サイズが追加される。そして、定形原稿サイズ及び登
録サイズの中から、検知原稿サイズを包含する最小のサ
イズに置換するという処理が行われる。
【0065】(2)実施の形態2 前記に説明し、図1に示したように、原稿サイズ検知手
段である原稿サイズセンサT1〜T6によって、原稿サ
イズG1〜G10を識別することができるが、表1に示
される原稿サイズの識別判断の中には、極めて微妙なも
のも含まれており、誤判断を起こす可能性がある。
段である原稿サイズセンサT1〜T6によって、原稿サ
イズG1〜G10を識別することができるが、表1に示
される原稿サイズの識別判断の中には、極めて微妙なも
のも含まれており、誤判断を起こす可能性がある。
【0066】本実施の形態は、異種系列の原稿サイズの
識別判断を行う場合における前記の問題を解決し、誤作
動の生ずる可能性が大幅に低減された原稿サイズ検知シ
ステムを具備し、しかも使い易い画像形成装置となって
いる。
識別判断を行う場合における前記の問題を解決し、誤作
動の生ずる可能性が大幅に低減された原稿サイズ検知シ
ステムを具備し、しかも使い易い画像形成装置となって
いる。
【0067】本実施の形態は原稿サイズ検知手段とし
て、図1に示す原稿サイズセンサT1〜T6を有し、図
5に示す制御系及び操作部を有する。但し、図5のT
1、T2、T4、T5にT3、T6が付加される。該操
作部は図6に示す基本画面及び図10に示す応用機能画
面を有する。図5における制御部CPUは原稿サイズセ
ンサT1〜T6からの原稿サイズ情報から原稿サイズを
決定するルックアップテーブルLUTとして、表3及び
表4に示す置換を行うテーブルを有する。
て、図1に示す原稿サイズセンサT1〜T6を有し、図
5に示す制御系及び操作部を有する。但し、図5のT
1、T2、T4、T5にT3、T6が付加される。該操
作部は図6に示す基本画面及び図10に示す応用機能画
面を有する。図5における制御部CPUは原稿サイズセ
ンサT1〜T6からの原稿サイズ情報から原稿サイズを
決定するルックアップテーブルLUTとして、表3及び
表4に示す置換を行うテーブルを有する。
【0068】図6における応用機能ボタン701を操作
することによって、図10に示す応用機能画面が開かれ
る。該応用機能画面中に設定手段としてのABサイズボ
タン7028及びインチサイズボタン7029が設けら
れている。
することによって、図10に示す応用機能画面が開かれ
る。該応用機能画面中に設定手段としてのABサイズボ
タン7028及びインチサイズボタン7029が設けら
れている。
【0069】図10における応用設定領域のABサイズ
ボタン7028を押すと、制御部CPUはABサイズ系
列に則った画像形成条件を設定する。この画像形成条件
における原稿サイズ検知は表3に示す論理に従って行わ
れる。表3は表1におけるインチサイズ系列における各
サイズにABサイズ系列における各サイズの対応するも
のを置換したものである。表3から明らかなように、イ
ンチサイズ系列の原稿は対応するABサイズ系列のサイ
ズに置換される。このような判断によって、前記のよう
な僅かなサイズの違いを識別する判断がなくなって、原
稿サイズ検知手段の誤動作の確率は極めて低くなり、そ
の信頼性が格段に向上する。
ボタン7028を押すと、制御部CPUはABサイズ系
列に則った画像形成条件を設定する。この画像形成条件
における原稿サイズ検知は表3に示す論理に従って行わ
れる。表3は表1におけるインチサイズ系列における各
サイズにABサイズ系列における各サイズの対応するも
のを置換したものである。表3から明らかなように、イ
ンチサイズ系列の原稿は対応するABサイズ系列のサイ
ズに置換される。このような判断によって、前記のよう
な僅かなサイズの違いを識別する判断がなくなって、原
稿サイズ検知手段の誤動作の確率は極めて低くなり、そ
の信頼性が格段に向上する。
【0070】
【表3】
【0071】図10におけるインチサイズボタン702
9を押すと、表4に示す原稿サイズの判断が行われる。
表4に示す原稿サイズの判断では、ABサイズ系列のサ
イズが対応するインチサイズに置換される。その結果、
前記のABサイズ系列ボタン7028を押した場合と同
様に、誤操作が防止され信頼性の高い原稿サイズの検知
が確保される。
9を押すと、表4に示す原稿サイズの判断が行われる。
表4に示す原稿サイズの判断では、ABサイズ系列のサ
イズが対応するインチサイズに置換される。その結果、
前記のABサイズ系列ボタン7028を押した場合と同
様に、誤操作が防止され信頼性の高い原稿サイズの検知
が確保される。
【0072】
【表4】
【0073】図10におけるAB系の各サイズとインチ
系列の各サイズの関係は置換するサイズが置換されるサ
イズを包含する最小のものとなるように概ね対応づけら
れている。このような画像形成装置はABサイズ系列と
インチサイズ系列のいずれにも対応可能にするととも
に、この対応から生ずる誤作動が防止されている。
系列の各サイズの関係は置換するサイズが置換されるサ
イズを包含する最小のものとなるように概ね対応づけら
れている。このような画像形成装置はABサイズ系列と
インチサイズ系列のいずれにも対応可能にするととも
に、この対応から生ずる誤作動が防止されている。
【0074】図10のABサイズボタン7028を操作
した場合及びインチサイズボタン7029を操作した場
合の画像形成装置の制御のフローチャートを図11に示
す。
した場合及びインチサイズボタン7029を操作した場
合の画像形成装置の制御のフローチャートを図11に示
す。
【0075】図11において、原稿サイズ検知(F1
0)の後に、画像形成装置がABサイズ系列対応に設定
されているか、インチサイズ系列対応に設定されている
かが判断される(F11)。ABサイズボタン9028
の操作でABサイズ対応に設定されている場合には、検
知された原稿サイズがAB系列のものであれば、画像形
成に移行して、AB系列の記録紙を給紙する画像形成処
理が行われる(F12、F16)。検知された原稿サイ
ズがインチ系列(インチ系列のものでない)のものであ
れば、表3に従った原稿サイズの置換が行われた後に
(F12、F13)、画像形成処理が行われる(F1
6)。
0)の後に、画像形成装置がABサイズ系列対応に設定
されているか、インチサイズ系列対応に設定されている
かが判断される(F11)。ABサイズボタン9028
の操作でABサイズ対応に設定されている場合には、検
知された原稿サイズがAB系列のものであれば、画像形
成に移行して、AB系列の記録紙を給紙する画像形成処
理が行われる(F12、F16)。検知された原稿サイ
ズがインチ系列(インチ系列のものでない)のものであ
れば、表3に従った原稿サイズの置換が行われた後に
(F12、F13)、画像形成処理が行われる(F1
6)。
【0076】インチサイズ設定ボタン7029の操作で
画像形成装置がインチサイズ系列対応に設定されている
(ABサイズ設定でない)ときには(F11)、検知さ
れた原稿サイズがインチサイズであれば画像形成処理が
行われ(F14、F16)、検知された原稿サイズがA
B系列である(インチサイズ系列でない)ときには、表
4に従った原稿サイズの置換が行われた後に画像形成処
理が行われる(F14、F15、F16)。
画像形成装置がインチサイズ系列対応に設定されている
(ABサイズ設定でない)ときには(F11)、検知さ
れた原稿サイズがインチサイズであれば画像形成処理が
行われ(F14、F16)、検知された原稿サイズがA
B系列である(インチサイズ系列でない)ときには、表
4に従った原稿サイズの置換が行われた後に画像形成処
理が行われる(F14、F15、F16)。
【0077】
【発明の効果】定形サイズの原稿の原稿サイズだけでな
く不定形サイズの原稿のサイズについての判断及び処理
が適切に行われる結果、複写画像における画像の欠けや
使用者が意図しない画像の回転等が防止され、信頼性が
高く、使いやすい画像形成装置が実現された。また、A
Bサイズ系列とインチサイズ系列のように複数のサイズ
系列に対応可能であって、しかも誤作動の確率が極めて
少なく、使いやすく高い信頼性を持った画像形成装置が
実現された。
く不定形サイズの原稿のサイズについての判断及び処理
が適切に行われる結果、複写画像における画像の欠けや
使用者が意図しない画像の回転等が防止され、信頼性が
高く、使いやすい画像形成装置が実現された。また、A
Bサイズ系列とインチサイズ系列のように複数のサイズ
系列に対応可能であって、しかも誤作動の確率が極めて
少なく、使いやすく高い信頼性を持った画像形成装置が
実現された。
【図1】本発明の実施の形態2における原稿サイズセン
サを示す図である。
サを示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の断
面図である。
面図である。
【図3】図2に示す画像形成装置の原稿自動搬送装置の
断面図である。
断面図である。
【図4】図2に示す画像形成装置における原稿サイズセ
ンサを示す図である。
ンサを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1、2の制御系のブロック
図である。
図である。
【図6】本発明の実施の形態1、2の操作部の基本画面
を示す図である。
を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1の操作部の応用機能画面
を示す図である。
を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1における不定形処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態1の操作部の原稿サイズ登
録画面を示す図である。
録画面を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2の操作部の応用機能画
面を示す図である。
面を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態2における原稿サイズの
置換処理のフローチャートである。
置換処理のフローチャートである。
1 自動原稿搬送装置 2 画像読取部 3 画像形成部 19 手差し給紙部 51A,51B,51C 給紙部 703 不定形設定ボタン 7027 原稿サイズ登録ボタン 7028 ABサイズボタン 7029 インチサイズボタン S1〜S5,T1〜T6 原稿サイズセンサ OP 操作部 CPU 制御手段 LUT ルックアップテーブル GS 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥富 隆治 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H012 CA07 2H027 DB03 DB09 DC19 DE07 ED12 ED17 EE07 EE08 EF01 FA03 FA20 FA30 FB04 FB06 FB07 FB14 FB19 FD03
Claims (10)
- 【請求項1】 原稿を読み取り、画像情報を出力する画
像読取手段、 該画像読取手段からの画像情報に基づいて記録紙に画像
を形成する画像形成手段、 原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段、 種々のサイズの記録紙を収容し前記画像形成手段へ記録
紙を供給する複数の記録紙供給手段、画像形成条件に関
する設定を受け付ける操作部、並びに、 前記原稿サイズ検知手段、前記記録紙供給手段及び前記
操作部からの情報に基づいて、画像形成の制御を行う制
御手段を有する画像形成装置において、 定形サイズ処理モードと不定形サイズ処理モードを有
し、 該不定形サイズ処理モードにおいて、前記原稿サイズ検
知手段により検知された原稿サイズを、該検知された原
稿サイズが包含される最小の定形原稿サイズに置換する
置換手段を前記制御手段に設け、前記制御手段は、置換
された前記原稿定形サイズに対応した前記画像形成の制
御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 原稿を読み取り、画像情報を出力する画
像読取手段、 該画像読取手段からの画像情報に基づいて記録紙に画像
を形成する画像形成手段、 原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段、 種々のサイズの記録紙を収容し前記画像形成手段へ記録
紙を供給する複数の記録紙供給手段、画像形成条件に関
する設定を受け付ける操作部、並びに、 前記原稿サイズ検知手段、前記記録紙供給手段及び前記
操作部からの情報に基づいて、画像形成の制御を行う制
御手段を有する画像形成装置において、 前記操作部が不定形サイズ処理モードの設定を受け付け
る不定形設定部を有し、該不定形サイズ処理モードにお
いて、前記原稿サイズ検知手段により検知された原稿サ
イズを、該検知された原稿サイズが包含される最小の定
形原稿サイズに置換する置換手段を前記制御手段に設
け、前記制御手段は、置換された前記原稿定形サイズに
対応した前記画像形成の制御を行うことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項3】 前記画像形成の制御が画像形成領域の制
御を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記画像形成の制御が前記記録紙供給手
段の選択を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記原稿サイズ検知手段が原稿台に静止
して載置された原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
手段であることを特徴とする請求項1〜4の請求項のい
ずれか1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 載置された多数枚の原稿から1枚ずつ読
取位置に搬送する自動原稿搬送装置を有し、前記原稿サ
イズ検知手段が前記自動原稿搬送装置に設けられた原稿
サイズ検知手段であることを特徴とする請求項1〜4の
いずれか画像形成装置。 - 【請求項7】 前記定型原稿サイズとは異なる原稿サイ
ズを登録する原稿サイズ登録手段を有し、前記不定形処
理において、前記原稿サイズ検知手段により検知された
原稿サイズを包含する最小の前記定形原稿サイズ又は前
記原稿サイズ登録手段により登録された原稿サイズのい
ずれかに基づいて、前記制御手段が前記画像形成の制御
を行うことを特徴とする請求項1〜6の請求項のいずれ
か1項に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知
手段、 サイズの異なる記録紙を収容することができる複数の記
録紙供給手段、及び、少なくとも前記原稿サイズ検知手
段からの情報に基づいて、前記複数の記録紙供給手段の
一つを選択する制御手段を有する画像形成装置におい
て、 複数種の原稿サイズ系列のいずれか一つを選択して設定
する設定手段を設け、前記制御手段に、前記原稿サイズ
検知手段により検知された原稿サイズを、前記設定手段
により選択設定された前記原稿サイズ系列に属する原稿
サイズに置換処理する置換手段を備えることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項9】 前記置換手段がABサイズ系列のサイズ
テーブルとインチサイズ系列のサイズテーブルを有し、
前記設定手段により前記ABサイズ系列が選択設定され
た場合に、前記原稿サイズ検知手段により前記インチサ
イズ系列の原稿サイズが検知されたときには、検知され
た前記インチサイズ系列の原稿サイズを対応する前記A
Bサイズ系列の原稿サイズに置換することを特徴とする
請求項8に記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記置換手段がABサイズ系列とイン
チサイズ系列の原稿サイのサイズテーブルを有し、前記
選択設定手段により前記インチサイズ系列が選択設定さ
れた場合に、前記原稿サイズ検知手段により前記ABサ
イズ系列の原稿サイズが検知されたときには、検知され
た前記ABサイズ系列の原稿サイズを対応する前記イン
チサイズ系列の原稿サイズに置換することを特徴とする
請求項8に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11075683A JP2000267511A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11075683A JP2000267511A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000267511A true JP2000267511A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13583248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11075683A Pending JP2000267511A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000267511A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019024183A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-14 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷方法 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11075683A patent/JP2000267511A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019024183A (ja) * | 2017-07-25 | 2019-02-14 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、及び、印刷方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4786776B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7747964B2 (en) | Operation unit for an image forming apparatus | |
JP4811280B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US6226473B1 (en) | Copying apparatus for discharging recording sheet face-up or face-down | |
JP3193487B2 (ja) | 画像形成装置および表示制御方法 | |
US6453133B1 (en) | Image process apparatus with automatic setting of proof printing mode | |
JP5259530B2 (ja) | 自動原稿搬送装置、及び、その自動原稿搬送装置を備える画像形成装置 | |
JP2020115605A (ja) | 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム | |
JP2001226031A (ja) | 原稿分別装置 | |
JP2003309703A (ja) | 画像読取装置、および、画像形成装置 | |
JP2000267511A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3610554B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4070640B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4840525B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4164390B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000347538A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008028782A (ja) | 原稿仕分装置及び原稿仕分方法 | |
JP2023085107A (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP2001008001A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003145878A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005033380A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002099180A (ja) | 画像形成装置における両面コピー方法および画像形成装置 | |
JP2008065345A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004094002A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001008016A (ja) | 画像形成装置 |