JP2003309703A - 画像読取装置、および、画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置、および、画像形成装置

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JP2003309703A
JP2003309703A JP2002111110A JP2002111110A JP2003309703A JP 2003309703 A JP2003309703 A JP 2003309703A JP 2002111110 A JP2002111110 A JP 2002111110A JP 2002111110 A JP2002111110 A JP 2002111110A JP 2003309703 A JP2003309703 A JP 2003309703A
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慎一 ▲高▼田
Shinichi Takada
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の読取センサの中で特定の読取センサの
使用頻度の偏りを軽減して、読取センサの劣化を低減さ
せ、良好な画像読み取りを行うこと。原稿の画像面の表
裏方向に関する積載方法の案内を表示して、ミスを無く
して作業効率を高め、操作性を向上させること。 【解決手段】 原稿の第1面の画像を読み取る第1の画
像読取手段(例えば、CCDセンサ)と、第1面の裏面
側を読み取る第2の画像読取手段(例えば、密着型イメ
ージセンサ)とを用い、原稿の画像読取モードを設定
し、設定されたモード内容を判別して該判別結果に応じ
て、使用頻度が偏らないように第1および第2の画像読
取手段のいずれか又は両方を選択し、モード内容の判別
結果に応じて、給紙位置にセットされる原稿の向きに関
する積載方向を案内表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙位置から排紙
位置に至る原稿搬送路の異なる位置に配置された読取セ
ンサを用いて、原稿の片面又は両面に形成された画像の
読取りを行うに際して、その読取りが片方の読取センサ
に偏らないようにするための読取制御および搬送制御を
行うことが可能な、画像読取装置、および、画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面同時読み取り機構を有する画
像読取装置が提案されている。図9は、そのような機構
をもつ画像読取装置の概略構成を示すものであり、原稿
の両面の読み取り位置と搬送経路のレイアウトを主に示
す。
【0003】このような構成の画像読取装置は、第1面
を読み取る第1の読取センサ(CCD301)と第2面
を読み取る第2の読取センサ(コンタクトイメージセン
サ302)とを備え、原稿トレイ303上に置かれた原
稿を排紙側に原稿を送る途中で前記の第1および第2の
読取センサ301,302によって両面を1回の搬送で
読み取る機構になっている。
【0004】そして、このような画像読取装置の一方に
おいては、通常、片面読み取りの際に使用する読取セン
サは、予め決められており、原稿トレイ上に置かれた原
稿の上面が読み取り面となること、また、良質な画像読
み取りが可能なこと等から、第1の読取センサ(CCD
301)を、片面読み取りの際に常に使用する読取セン
サとする場合が多い。
【0005】この場合、片面読み取りの際には、原稿ト
レイ303上に置かれた原稿の上面を第1の読取センサ
(CCD301)で読み込み、両面読み取りの際には、
原稿トレイ303上に置かれた原稿の上面(表面)を第
1の読取センサ(CCD301)で読み込み、下面(裏
面)を第2の読取センサ(密着型イメージセンサ30
2)で読み込むことになる。
【0006】また、他方においては、両面原稿であって
も、片面原稿であっても、常に両面の原稿を読み取る読
取装置がある。一般的に、この読取装置では、片面原稿
を読み取った場合、画像データを有する面の画像を読み
取りデータとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、読み取るべ
き原稿は片面原稿が多いとされている。一方の画像読取
装置において、片面原稿の読み取りが多いと、第1の読
取センサ(CCD301)の使用頻度が高くなり、第2
の読取センサに比べて、第1の読取センサ(CCD30
1)の劣化の度合いが増すことになる。本当に高精細或
いは階調性重視の写真画像の画像出力が必要な場合に、
CCDの劣化が早いので、好ましい画像がすぐに得られ
なくなる。
【0008】他方の画像読取装置においては、ユーザが
原稿の載置方向としてフェースアップまたはフェースダ
ウンを意識しなくても画像の出力が得られるという利点
はあるが、片面原稿の読み取りが多いと、画像データの
無い無駄な画像読み取りを行わなければならないので、
両方のセンサの劣化を同時に早めてしまうことになる。
同様にして、高精細あるいは階調性重視の写真画像の画
像出力が必要な場合に、CCDの劣化が早いので、好ま
しい画像がすぐに得られなくなる。
【0009】そこで、本発明の目的は、複数の読取セン
サの中で特定の読取センサの使用頻度の偏りを軽減する
ことにより、読取センサの劣化を低減させ、良好な画像
読み取りを行うことが可能な、画像読取装置、および、
画像形成装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、原稿の画像面
の表裏方向に関する積載方法の案内を表示することによ
り、ミスを無くして作業効率を高め、操作性を向上させ
ることが可能な、画像読取装置、および、画像形成装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿の片面又
は両面に形成された画像の読取りを行う装置であって、
搬送された原稿の第1面の画像を読み取る第1の画像読
取手段と、前記第1面の画像の裏面に相当する第2面の
画像を読み取る第2の画像読取手段と、前記原稿の画像
読取モードを設定するモード設定手段と、前記設定され
たモード内容を判別し、該判別結果に応じて、使用頻度
が偏らないように前記第1および第2の画像読取手段の
いずれか又は両方を選択する選択手段と、前記モード内
容の判別結果に応じて、給紙位置にセットされる原稿の
向きに関する積載方向を案内表示する表示手段とを具え
ることによって、画像読取装置を構成する。
【0012】本発明は、原稿の片面又は両面に形成され
た画像の読取りを行う装置であって、搬送された原稿の
片面又は両面に形成された画像の読取りを行う、少なく
とも2つの画像読取手段と、前記原稿の画像読取モード
を設定するモード設定手段と、前記設定されたモード内
容を判別した判別結果又は読取履歴に応じて、使用頻度
が偏らないように前記画像読取手段のうち少なくとも1
つを選択する選択手段と、前記選択された画像読取手段
を用いて、前記原稿を画像読取する制御、および、該画
像読取りが行われる原稿搬送路に沿って前記原稿を案内
搬送する制御を行う制御手段とを具えることによって、
画像読取装置を構成する。
【0013】ここで、前記画像読取手段を互いに異なる
仕様のセンサにより構成し、少なくとも1つの画像読取
手段は高精細な画像読取り機能を有してもよい。
【0014】前記一方の画像読取手段は、電荷結合素子
(CCD)により構成し、前記他方の画像読取手段は、
密着型イメージセンタ(CIS)により構成してもよ
い。
【0015】前記画像読取モードは、片面或いは両面の
画像読取り設定としてもよい。前記画像読取モードは、
解像度設定としてもよい。前記画像読取モードは、原稿
サイズ設定としてもよい。前記画像読取モードは、写真
モード或いは文字モードを含む原稿タイプ設定としても
よい。前記画像読取モードは、フルカラー或いは白黒を
含むカラーモード設定としてもよい。前記画像読取モー
ドは、倍率設定としてもよい。
【0016】本発明は、給紙される原稿の片面および両
面に対して、画像の形成を行う装置であって、上記画像
読取装置と、画像の形成を行うための用紙を収納する用
紙収納手段と、前記収納された用紙を、画像形成を行う
ために前記画像読取装置の位置まで搬送する用紙搬送手
段と、前記搬送された用紙に対して、前記画像読取装置
によって読み取られた原稿の片面又は両面の画像を形成
する画像形成手段とを具えることによって、画像形成装
置を構成する。
【0017】本発明は、原稿の片面又は両面に形成され
た画像の読取りを行う方法であって、搬送された原稿の
第1面の画像を第1の画像読取手段によって読み取る工
程と、前記第1面の画像の裏面に相当する第2面の画像
を第2の画像読取手段によって読み取る工程と、前記原
稿の画像読取モードを設定する工程と、前記設定された
モード内容を判別し、該判別結果に応じて、使用頻度が
偏らないように前記第1および第2の画像読取手段のい
ずれか又は両方を選択する工程と、前記モード内容の判
別結果に応じて、給紙位置にセットされる原稿の向きに
関する積載方向を案内表示する工程とを具えることによ
って、画像読取方法を提供する。
【0018】本発明は、原稿の片面又は両面に形成され
た画像の読取りを行う方法であって、複数の画像読取手
段のうち、搬送された原稿の片面又は両面に形成された
画像の読取りを少なくとも1つの画像読取手段によって
行う工程と、前記原稿の画像読取モードを設定する工程
と、前記設定されたモード内容を判別した判別結果又は
読取履歴に応じて、使用頻度が偏らないように前記複数
の画像読取手段のうち少なくとも1つを選択する工程
と、前記選択された画像読取手段を用いて、前記原稿を
画像読取する制御、および、該画像読取りが行われる原
稿搬送路に沿って前記原稿を案内搬送する制御を行う工
程とを具えることによって、画像読取方法を提供する。
【0019】本発明は、原稿の片面又は両面に形成され
た画像の読取り制御を行うためのプログラムであって、
該プログラムは、コンピュータによって読み取り可能な
記録媒体に記録されており、搬送された原稿の第1面の
画像を第1の画像読取手段によって読み取る工程と、前
記第1面の画像の裏面に相当する第2面の画像を第2の
画像読取手段によって読み取る工程と、前記原稿の画像
読取モードを設定する工程と、前記設定されたモード内
容を判別し、該判別結果に応じて、使用頻度が偏らない
ように前記第1および第2の画像読取手段のいずれか又
は両方を選択する工程と、前記モード内容の判別結果に
応じて、給紙位置にセットされる原稿の向きに関する積
載方向を案内表示する工程とを具えることによって、画
像読取制御プログラムを提供する。
【0020】本発明は、原稿の片面又は両面に形成され
た画像の読取り制御を行うためのプログラムであって、
該プログラムは、コンピュータによって読み取り可能な
記録媒体に記録されており、複数の画像読取手段のう
ち、搬送された原稿の片面又は両面に形成された画像の
読取りを少なくとも1つの画像読取手段によって行う工
程と、前記原稿の画像読取モードを設定する工程と、前
記設定されたモード内容を判別した判別結果又は読取履
歴に応じて、使用頻度が偏らないように前記複数の画像
読取手段のうち少なくとも1つを選択する工程と、前記
選択された画像読取手段を用いて、前記原稿を画像読取
する制御、および、該画像読取りが行われる原稿搬送路
に沿って前記原稿を案内搬送する制御を行う工程とを具
えることによって、画像読取制御プログラムを提供す
る。
【0021】本発明は、給紙される原稿の片面および両
面に対して、画像の形成制御を行うためのプログラムで
あって、該プログラムは、コンピュータによって読み取
り可能な記録媒体に記録されており、上記画像読取制御
プログラムによって、原稿搬送路を給送される原稿の片
面又は両面に形成された画像を読取る工程と、用紙収納
手段に収納された用紙を、画像形成を行うために画像読
取装置の位置まで搬送する工程と、前記搬送された用紙
に対して、前記画像読取装置によって読み取られた原稿
の片面又は両面の画像を形成する工程とを具えることに
よって、画像形成制御プログラムを提供する。
【0022】本発明は、原稿の片面又は両面に形成され
た画像の読取り制御を行うためのプログラムを記録した
媒体であって、該制御プログラムはコンピュータに、搬
送された原稿の第1面の画像を第1の画像読取手段によ
って読み取らせ、前記第1面の画像の裏面に相当する第
2面の画像を第2の画像読取手段によって読み取らせ、
前記原稿の画像読取モードを設定させ、前記設定させた
モード内容を判別させ、該判別結果に応じて、使用頻度
が偏らないように前記第1および第2の画像読取手段の
いずれか又は両方を選択させ、前記モード内容の判別結
果に応じて、給紙位置にセットされる原稿の向きに関す
る積載方向を案内表示させることによって、画像読取制
御プログラムを記録した媒体を提供する。
【0023】本発明は、原稿の片面又は両面に形成され
た画像の読取り制御を行うためのプログラムを記録した
媒体であって、該制御プログラムはコンピュータに、複
数の画像読取手段のうち、搬送された原稿の片面又は両
面に形成された画像の読取りを少なくとも1つの画像読
取手段によって行わせ、前記原稿の画像読取モードを設
定させ、前記設定されたモード内容を判別させた判別結
果又は読取履歴に応じて、使用頻度が偏らないように前
記複数の画像読取手段のうち少なくとも1つを選択さ
せ、前記選択させた画像読取手段を用いて、前記原稿を
画像読取させる制御、および、該画像読取りを行わせる
原稿搬送路に沿って前記原稿を案内搬送させる制御を行
わせることによって、画像読取制御プログラムを記録し
た媒体を提供する。
【0024】本発明は、給紙される原稿の片面および両
面に対して、画像の形成制御を行うためのプログラムを
記録した媒体であって、該制御プログラムはコンピュー
タに、上記画像読取制御プログラムを記録した媒体によ
って、原稿搬送路を給送される原稿の片面又は両面に形
成された画像を読取らせ、用紙収納手段に収納された用
紙を、画像形成を行うために画像読取装置の位置まで搬
送させ、前記搬送させた用紙に対して、前記画像読取装
置によって読み取らせた原稿の片面又は両面の画像を形
成させることによって、画像形成制御プログラムを記録
した媒体を提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。本例では、画像読取装置
を備えた画像形成装置を、例に挙げて説明する。 [装置構成]まず、本装置の全体構成を、図1〜図3に
基づいて説明する。
【0026】図1は、画像形成装置1の全体構成の概略
を示す。本装置1は、画像読取部50と、原稿圧板部6
0と、画像形成を行う記録部100とに大別される。
【0027】画像読取部50は、原稿台ガラス50h上
にブック原稿を載置すると共に、光学系を移動させるこ
とにより副走査を行って原稿表面を読み取る、いわゆる
「ブックスキャナ部」を構成する。
【0028】原稿圧板部60は、原稿台ガラス上方にシ
ート分離機構を有する原稿搬送装置を備え、シート原稿
Sを搬送しながら副走査(Y方向)を行って原稿を読み
取る(流し読み)、いわゆる「シートスキャナ部」を構
成する。
【0029】従って、従来の複写機にみられるような、
原稿を所定の位置に搬送した後で静止させて走査する場
合と比較して、走査機構を簡素化することができると共
に、読み取り時間を短縮することができる。
【0030】以下、各部の構成について説明する。 (シートスキャナ部)図2は、シートスキャナ部の概略
構成を示す。
【0031】原稿圧板部60は、原稿台ガラス50h上
に置かれる原稿を付勢する原稿圧着部60aと、シート
原稿を搬送する原稿搬送部60bと、原稿搬送部60b
の外周側搬送路を構成する搬送ガイド60cとの3つの
要素からなる。
【0032】シート原稿搬送部60bは、原稿圧着部6
0aに対して原稿搬送方向に垂直な回転軸63を中心に
回動自在に取り付けられている。原稿搬送ガイド60c
も同じく原稿圧着部60aに対して原稿搬送方向に垂直
な回転軸64を中心に回動自在に取り付けられている。
原稿搬送ガイド60cと原稿搬送部60bとが各々閉じ
られた状態で原稿給紙部66から原稿排紙部67まで一
続きの原稿搬送路が形成される。原稿搬送部60bに
は、原稿積載トレイ68と、原稿束の両端を整列させる
原稿幅規制板61とがある。
【0033】原稿給紙部66から順に、分離部80、原
稿搬送路70a、原稿レジストローラ70、原稿端部検
知センサ71が設けられている。
【0034】原稿圧板部60aにおいて、原稿端部検知
センサ71を過ぎたところに開口部78を設け、この開
口部78の下方に装置本体側に固定された流し読みガラ
ス91がある。71aは、原稿検知センサ71のための
フォトインタラプタである。
【0035】第一の原稿圧接ローラ72は、原稿搬送部
60b内に設けられ、ローラ72の両端は付勢ばね73
で、流し読みガラス91の方向に付勢されている。
【0036】原稿は第一の原稿圧接ローラ72と流し読
みガラス91との間を通るが、原稿搬送途中に動作が停
止したりジャムを起こした場合には、原稿搬送ガイド6
0c、原稿搬送部60bを開くことによって原稿圧接ロ
ーラ72の付勢力を解除して搬送路中に滞留した原稿を
取り除くことができる。
【0037】原稿圧接ローラ72の母線近傍に第一の原
稿読み取り点A1がある。流し読みガラス91の下流で
あって、同じく本体側に固定された原稿ジャンプ台があ
り、原稿読み取り点A1を通過した原稿の先端をすくい
上げて上方へ案内する。すくい上げられた原稿は、原稿
圧板部60aと原稿搬送部60bとで形成する原稿搬送
路74に進入する。
【0038】原稿搬送部60b内に、原稿搬送路74に
面した位置に密着型イメージセンサ(Contact
Image Sensor)75を設け、圧板部60a
内で密着型イメージセンサ75に対向する部分には第二
の原稿圧接ローラ76を設けている。
【0039】第二の原稿圧接ローラ76は軸の両端を付
勢ばね77で密着型イメージセンサ75の方向に付勢し
て、通過する原稿を密着型イメージセンサ75に密着さ
せて第二の原稿読み取り点A2を構成する。
【0040】回転軸63を中心にした原稿搬送部60b
の回動とともに密着型イメージセンサ75と第二の原稿
圧接ローラ76は互いに乖離して付勢圧が解除され、原
稿ジャムを取り除くことができる。第二の原稿読み取り
点A2の下流には、開口部78が構成されている。
【0041】(ブックスキャナ部)図3は、ブックスキ
ャナ部の概略構成を示す。画像読取部50は、装置本体
と一体で、この最上面に原稿台ガラス50hを設け、さ
らにその上方に、装置の奥側を回転基準としてヒンジ6
5を介して開閉自在に取り付けられた原稿圧板部60を
設けている。
【0042】装置本体内であって、流し読みガラス91
および原稿台ガラス50hの下方には2:1縮小光学系
の画像読取手段が構成されている。
【0043】81は光源、82は反射傘、50aは第1
のミラー、50bは第2のミラー、50cは第3のミラ
ーである。
【0044】光源82が第一の画像読み取り点A1の直
下にあるとき、光源からの光が迷光となって密着型イメ
ージセンサ75に進入しないように、原稿搬送路74の
対向ガイド部74a、74b凸形状に湾曲させて遮光し
ている。原稿搬送路74はこの凸形状によりS字状にな
っている。
【0045】また、このS字パスは密着型イメージセン
サ75内の光源(LED)75bからの光も遮断して原
稿読み取り点A1に到達させないように機能している。
【0046】ブックスキャナ部50には、原稿台ガラス
50h上に静止配置された原稿を鏡の反射で走査して得
た原稿画像を光電変換するCCD(Charge Co
upled Device)センサ50eが設けられて
いる。
【0047】原稿台ガラス50h上に載置された原稿
は、第1のミラー50aと共に、移動する光源81と反
射傘82とによって所定の明度になるように照射され
る。そして、原稿像は他の第2のミラー50b、第3の
ミラー50cで反射されてレンズ群50dに入射され、
前記レンズ群50dを介してCCDセンサ50eに入射
される。そして、このCCDセンサ50eによって光電
変換され、電気信号として画像処理部150へ送られ
る。
【0048】画像処理部150は、光電変換された電気
信号をA−D変換処理や各種の補正処理等によって加工
して所望の駆動信号を作り出し、記録部100のレーザ
スキャナユニット104に送られる。これにより、レー
ザスキャナユニット104では、その駆動信号に基づい
て感光ドラム102eに対してレーザビームが照射さ
れ、静電潜像が形成される。その後、現像処理がなされ
ることにより、原稿の画像が記録紙に転写されて画像形
成処理が行われる。
【0049】第1のミラー50aは、静止原稿を読むと
きは原稿台ガラス50h直下のA3の範囲を移動して原
稿を読み取る。また、原稿圧板部60の上部に積載され
たシート原稿Sを搬送しながら読み取る場合には、第1
のミラー50aは原稿読取点Alの位置に移動して停止
し、原稿搬送路70aから送られてくる原稿を読み取
る。
【0050】分離部80は、積載されたシート原稿Sの
束から、上から一枚ずつシート原稿Sを分離し、分離さ
れたシート原稿Sは、原稿レジストローラ70によって
一定の速度になるようにグリップされて読取点A1の方
向に送られる。
【0051】(記録部)図1において、記録部100の
構成について説明する。記録部100は、画像読取部5
0の下方に、記録ユニットと電装ユニットとを有して設
けられている。
【0052】107は記録紙カセット、106は記録紙
給紙部、106aはレジストローラ、103はトナー容
器、102e感光ドラム、102d転写ローラ、104
レーザースキャナユニット、102c定着ローラ、10
8aは裏面記録のための反転フラッパー、108は記録
紙反転パス、101は記録排紙部で、図に示したように
紙パス、転写ローラの関係から、フェースダウンで記録
紙を排出する。
【0053】フラッパー108aを切り分けのポイント
として排紙部101の方向に排出されつつある記録紙を
スイッチバックさせることにより、記録紙反転パスに記
録紙を逆搬送する。この記録紙はレジストローラ106
aを経て再給紙され、転写ローラ102eを経て裏面の
画像が形成される。
【0054】なお、本例においては、原稿積載トレイ6
8上に積載された原稿の上面を読み取るセンサであるC
CDセンサ50eは、フルカラー読み取り可能であり、
下面を読み取る密着型イメージセンサ75は、ブラック
読み取りのみ可能なセンサである。また、CCDセンサ
50eは、密着型イメージセンサ75に対し、比較的、
高解像度、高速、高画質で原稿を読み取れる構成となっ
ている。
【0055】センサは、同じCCDセンサ50e或いは
密着型イメージセンサ75を利用してもよく、仕様が異
なるセンサを利用している場合に適用されるものであ
る。
【0056】(操作パネル)図4は、図3に示したブッ
クスキャナ部50に配設される操作パネル200の1例
を示す。
【0057】図4において、201は、表示/設定部で
あり、動作状況・メッセージを表示する。また、表示部
201の表面はタッチパネルになっていて、表面を触れ
ることによって選択キーとして機能し、倍率設定(25
%〜400%)や、原稿カラー設定(フルカラー/ブラ
ック)、原稿タイプ設定(写真モード/文字モード)、
読み込み原稿サイズ設定(B5〜A3)、読み取り解像
度設定(200dpi/300dpi/400dpi/
600dpi)、読み取り面設定(片面/両面)、等の
画像読み取りモード、又は、複写モードを設定する機能
がある。
【0058】202は、テンキーであり、数字を入力す
るキーであり、ここで1枚の原稿に対してのコピーする
枚数を設定する。
【0059】203は、スタートキーであり、前述の各
種、画像読み取りモードおよび複写モードを設定した後
に、このキーを押下することにより原稿読み取り動作
(複写動作)を開始する。
【0060】(本発明の画像読取/画像形成処理)以上
のような図1〜図3の構成とされた装置において、本例
では、画像読取の処理、および、その画像読取の処理を
用いて画像形成する処理に特徴がある。
【0061】すなわち、画像読取の処理は、第1の画像
読取手段(例えば、CCDセンサ50e)と第2の画像
読取手段(例えば、密着型イメージセンサ75)とによ
って、給紙位置から搬送された原稿の画像を読み取る工
程と、原稿の画像読取モードを設定する工程と、設定さ
れたモード内容を判別し該判別結果に応じて、使用頻度
が偏らないように第1および第2の画像読取手段のいず
れか又は両方を選択する工程と、モード内容の判別結果
に応じて、給紙位置にセットされる原稿の向きに関する
積載方向を案内表示する工程とによって実行される。
【0062】また、画像形成の処理とは、上記画像読取
方法によって、原稿搬送路を給送される原稿の片面又は
両面に形成された画像を読取る工程と、用紙収納手段に
収納された用紙を、画像形成を行うために画像読取装置
の位置まで搬送する工程と、搬送された用紙に対して画
像読取装置によって読み取られた原稿の片面又は両面の
画像を形成する工程を提供する。
【0063】ここで、画像読取の方法は、画像読取部5
0と原稿圧板部60とからなる画像読取装置によって実
行される。また、画像形成の方法は、記録部100およ
び画像処理部150によって実行される。
【0064】以下、具体的な処理について説明する。
[装置動作]次に、本発明に係る読取センサの選択処
理、および、原稿の積載方法ガイド表示処理について説
明する。
【0065】(読取センサの選択処理)図5は、読取セ
ンサ(CCDセンサ50e、密着型イメージセンサ7
5)の選択処理を示すフローチャートである。
【0066】なお、本装置は、電源投入時より、スター
トキー押下待ちのスタンバイ状態になっており、この
間、本処理により、常時、画像読み取りモード、および
複写モードの設定/変更の監視、モードに応じた読取セ
ンサの選択、原稿の積載方法ガイド表示が行われてい
る。
【0067】まず、読み取り面設定を判定する(ステッ
プS1)。読み取り面設定が「両面読み取り」の場合
は、使用する読取センサとして「密着型イメージセンサ
とCCDセンサの両方」を選択する(ステップS2)。
そして、原稿の積載方法として「第一面を表向き」を選
択し(ステップS3)、後述するステップ13に移行す
る。このとき、操作パネル200には、図6に示すよう
に、原稿の第1面を表向き(上向き)に積載する旨の積
載方法ガイドが表示される。
【0068】読み取り面設定が「片面読み取り」の場合
は、次に、原稿の読み取りのカラー設定を判定する(ス
テップS4)。そのカラー設定が「フルカラー」の場合
は、使用する読取センサとして、「CCDセンサ」を選
択し(ステップS5)、原稿の積載方法として「読み取
り面を表向き」を選択し(ステップS6)、後述するス
テップS13に移行する。このとき、操作パネル200
には、図7に示すように、原稿の読み取り面を表向き
(上向き)に積載する旨の積載方法ガイドが表示され
る。
【0069】原稿カラー設定が「ブラック」の場合に
は、次に、原稿タイプ設定を判定する(ステップS
7)。原稿タイプ設定が「写真モード」の場合には、前
述のステップS5以降と同じである。原稿タイプ設定が
「文字モード」の場合には、次に、解像度設定を判定す
る(ステップS8)。解像度設定が400dpiまたは
600dpiの場合には、前述のステップS5以降と同
じである。解像度設定が200dpiまたは300dp
iの場合には、次に、原稿サイズ設定を判定する(ステ
ップS9)。
【0070】原稿サイズ設定がA4より大きい場合に
は、前述のステップS5以降と同じである。原稿サイズ
設定がA4以下の場合には、次に、倍率設定を判定する
(ステップS10)。倍率設定が100%より大きい場
合には、前述のステップS5以降と同じである。倍率設
定が100%以下の場合には、使用する読取センサとし
て「密着型イメージセンサ」(ステップS11)を、原
稿の積載方法として「第一面を裏向き」を選択し(ステ
ップS12)、後述するステップS13に移行する。こ
のとき、操作パネル200には、図8に示すように、原
稿の読み取り面を裏向き(下向き)に積載する旨の原稿
の積載方法ガイドが表示される。
【0071】上述のように、使用する読取センサの選
択、原稿の積載方法と表示が終了した後、スタートキー
が押下されていない場合には、ステップS1に移行し、
読取センサの選択、および、原稿の積載方法ガイド表示
処理を繰り返す(ステップS13)。スタートキーが押
下された場合には、読取センサの選択、および、原稿の
積載方法ガイド表示処理を終了する(ステップS1
3)。
【0072】以降、原稿画像を読み取り動作、または、
複写動作を行う。なお、スタートキーが押下された場合
には、順次、原稿を分離搬送し、設定された画像読み取
りモード、および複写モードに応じ、選択された読取セ
ンサを用いて、原稿画像を読み取り動作を行う。また、
複写動作においては、読み取った画像を順次、記録部に
転送し、設定された複写モードに応じて、記録紙に画像
形成を行う。
【0073】上述したように、設定された画像読み取り
モードおよび複写モードに基づいて、必要に応じて、C
CDセンサ50eと密着型イメージセンサ75とを適宜
選択することにより、使用頻度が一方の読取センサに偏
ることを防止することができるので、偏った読取センサ
の劣化を軽減し、常に良好な画像読み取りができる。
【0074】また、原稿の積載方法ガイドを表示するこ
とにより、画像読み取りミス、および、複写ミスのな
い、高い操作性を実現できる。
【0075】なお、本例では、複写装置における画像読
取装置に関する装置であるが、これに限定されるもので
はなく、画像読取装置単体に応用可能なことはいうまで
もない。
【0076】また、画像読取装置とPCとのシステムに
おける組み合せも可能で、スキャナの操作表示部に代わ
って、PCの表示画面上でスキャナドライバを介して、
同様な動作をすることも可能である。
【0077】(変形例)次に、変形例について説明す
る。上記例では、画像形成装置において、第1の画像読
取手段であるCCDセンサ50eと、第2の画像読取手
段である密着型イメージセンサ75とは、原稿搬送路の
異なる位置に対向する形で配設したが、これに限るもの
ではなく、原稿搬送路の同一位置に対向配置してもよ
い。
【0078】また、上記例では、設定された原稿の画像
読取モードのモード内容を判別した判別結果に応じて使
用頻度が偏らないように画像読取手段を選択したが、こ
れに限るものではなく、判別結果又は読取履歴に応じ
て、使用頻度が偏らないように画像読取手段のうち少な
くとも1つを選択してもよい。この場合、選択された画
像読取手段によって原稿を画像読取する制御と該画像読
取りが行われる原稿搬送路に沿って原稿を案内搬送する
制御とを行う必要がある。
【0079】例えば、センサ50e,75を原稿搬送路
の異なる位置に配置するのか或いは同一位置配置するの
かによって搬送する経路が異なり、また、センサ50
e,75を原稿搬送路の両側に対向配置するのか或いは
片面側に揃えて配置するのかによって搬送する経路が異
なるため、センサ類のオン・オフ制御のみならず、原稿
の搬送制御も必要に応じて行うようにする。読取履歴に
よる判別方法としては、例えば各センサ50e,75の
動作回数をカウントしておき、互いのカウント値の差が
常に一定値以内に収まるように、プログラム等によって
オン・オフ制御することが可能である。
【0080】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、PDA(個人情報管理)機器のよう
な小型の画像処理機器、複写機、ファクシミリ装置)か
らなる装置に適用してもよい。
【0081】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0082】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0083】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモ
リカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEP
ROMなど)などを用いることができる。
【0084】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、原稿の第1面の画像を
読み取る第1の画像読取手段(例えば、CCDセンサ)
と、第1面の裏面側を読み取る第2の画像読取手段(例
えば、密着型イメージセンサ)とを用い、原稿の画像読
取モードを設定し、設定されたモード内容を判別して該
判別結果に応じて、使用頻度が偏らないように第1およ
び第2の画像読取手段のいずれか又は両方を選択し、モ
ード内容の判別結果に応じて、給紙位置にセットされる
原稿の向きに関する積載方向を案内表示するようにした
ので、複数の読取センサの中で特定の読取センサの使用
頻度の偏りを軽減して、読取センサの劣化を低減させ、
良好な画像読み取りを行うことが可能となる。
【0087】また、本発明によれば、少なくとも2つの
画像読取手段を用い、原稿の画像読取モードを設定し、
設定されたモード内容を判別した判別結果又は読取履歴
に応じて、使用頻度が偏らないように画像読取手段のう
ち少なくとも1つを選択し、選択された画像読取手段に
よって原稿を画像読取する制御および該画像読取りが行
われる原稿搬送路に沿って原稿を案内搬送する制御を行
うようにしたので、同様に特定の読取センサの使用頻度
の偏りを軽減して、読取センサの劣化を低減させ、良好
な画像読み取りを行うことができる。
【0088】また、本発明によれば、原稿の画像面の表
裏方向に関する積載方法の案内を表示するようにしたの
で、ミスを無くして作業効率を高め、操作性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である、画像読取装置を有
する画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】シートスキャナ部の概略構成を示す断面図であ
る。
【図3】ブックスキャナ部の概略構成を示す断面図であ
る。
【図4】操作パネルを示す正面図である。
【図5】読取センサの選択処理および原稿の積載方法の
案内表示処理を説明するフローチャートである。
【図6】原稿積載方法ガイド表示の1例を示す操作パネ
ルを示す平面図である。
【図7】原稿積載方法ガイド表示の1例を示す操作パネ
ルを示す平面図である。
【図8】原稿積載方法ガイド表示の1例を示す操作パネ
ルを示す平面図である。
【図9】従来の両面読取機構を有する画像読取装置の構
成を示す断面図である。
【符号の説明】
50 画像読取部(ブックスキャナ部) 50e CCDセンサ 50h 原稿台ガラス 60 原稿圧板部(シートスキャナ部) 60a 原稿圧着部 60b 原稿搬送部 60c 搬送ガイド 68 原稿積載トレイ 66 原稿給紙部 67 原稿排紙部 68 原稿積載トレイ 61 原稿幅規制板 70 原稿レジストローラ 70a 原稿搬送路 71 原稿端部検知センサ 74 原稿搬送路 75 密着型イメージセンサ 78 開口部 80 原稿分離部 91 流し読みガラス 100 記録部 150 画像処理部 200 操作パネル 201 表示/設定部 202 テンキー 203 スタートキー 301 CCDセンサ部 302 密着型イメージセンサ 303 原稿積載トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EE07 FA04 FA06 FA12 FA13 FA28 FA30 GA20 GA23 GA34 GB14 GB16 2H076 AA04 BA17 BA24 BA35 BA55 BA57 BA58 2H108 AA14 BB04 CA01 5C062 AA05 AB02 AB20 AB22 AB23 AC02 AC05 AC08 AC09 AC10 AC65 AF10 5C072 AA01 DA02 DA04 DA25 EA05 EA07 LA18 RA05 WA02 XA01

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の片面又は両面に形成された画像の
    読取りを行う装置であって、 搬送された原稿の第1面の画像を読み取る第1の画像読
    取手段と、 前記第1面の画像の裏面に相当する第2面の画像を読み
    取る第2の画像読取手段と、 前記原稿の画像読取モードを設定するモード設定手段
    と、 前記設定されたモード内容を判別し、該判別結果に応じ
    て、使用頻度が偏らないように前記第1および第2の画
    像読取手段のいずれか又は両方を選択する選択手段と、 前記モード内容の判別結果に応じて、給紙位置にセット
    される原稿の向きに関する積載方向を案内表示する表示
    手段とを具えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿の片面又は両面に形成された画像の
    読取りを行う装置であって、 搬送された原稿の片面又は両面に形成された画像の読取
    りを行う、少なくとも2つの画像読取手段と、 前記原稿の画像読取モードを設定するモード設定手段
    と、 前記設定されたモード内容を判別した判別結果又は読取
    履歴に応じて、使用頻度が偏らないように前記画像読取
    手段のうち少なくとも1つを選択する選択手段と、 前記選択された画像読取手段を用いて、前記原稿を画像
    読取する制御、および、該画像読取りが行われる原稿搬
    送路に沿って前記原稿を案内搬送する制御を行う制御手
    段とを具えたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読取手段は、互いに異なる仕様
    のセンサにより構成され、 少なくとも1つの画像読取手段は、高精細な画像読取り
    機能を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画
    像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記一方の画像読取手段は、電荷結合素
    子(CCD)からなり、 前記他方の画像読取手段は、密着型イメージセンタ(C
    IS)からなることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記画像読取モードは、片面或いは両面
    の画像読取り設定であることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記画像読取モードは、解像度設定であ
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記画像読取モードは、原稿サイズ設定
    であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記画像読取モードは、写真モード或い
    は文字モードを含む原稿タイプ設定であることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装
    置。
  9. 【請求項9】 前記画像読取モードは、フルカラー或い
    は白黒を含むカラーモード設定であることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記画像読取モードは、倍率設定であ
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 給紙される原稿の片面および両面に対
    して、画像の形成を行う装置であって、 請求項1ないし10のいずれかに記載の画像読取装置
    と、 画像の形成を行うための用紙を収納する用紙収納手段
    と、 前記収納された用紙を、画像形成を行うために前記画像
    読取装置の位置まで搬送する用紙搬送手段と、 前記搬送された用紙に対して、前記画像読取装置によっ
    て読み取られた原稿の片面又は両面の画像を形成する画
    像形成手段とを具えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 原稿の片面又は両面に形成された画像
    の読取りを行う方法であって、 搬送された原稿の第1面の画像を第1の画像読取手段に
    よって読み取る工程と、 前記第1面の画像の裏面に相当する第2面の画像を第2
    の画像読取手段によって読み取る工程と、 前記原稿の画像読取モードを設定する工程と、 前記設定されたモード内容を判別し、該判別結果に応じ
    て、使用頻度が偏らないように前記第1および第2の画
    像読取手段のいずれか又は両方を選択する工程と、 前記モード内容の判別結果に応じて、給紙位置にセット
    される原稿の向きに関する積載方向を案内表示する工程
    とを具えたことを特徴とする画像読取方法。
  13. 【請求項13】 原稿の片面又は両面に形成された画像
    の読取りを行う方法であって、 複数の画像読取手段のうち、搬送された原稿の片面又は
    両面に形成された画像の読取りを少なくとも1つの画像
    読取手段によって行う工程と、 前記原稿の画像読取モードを設定する工程と、 前記設定されたモード内容を判別した判別結果又は読取
    履歴に応じて、使用頻度が偏らないように前記複数の画
    像読取手段のうち少なくとも1つを選択する工程と、 前記選択された画像読取手段を用いて、前記原稿を画像
    読取する制御、および、該画像読取りが行われる原稿搬
    送路に沿って前記原稿を案内搬送する制御を行う工程と
    を具えたことを特徴とする画像読取方法。
  14. 【請求項14】 前記画像読取手段は、互いに異なる仕
    様のセンサにより構成され、 いずれか1つの画像読取手段は、高精細な画像読取り機
    能を有することを特徴とする請求項12又は13記載の
    画像読取方法。
  15. 【請求項15】 前記一方の画像読取手段は、電荷結合
    素子(CCD)からなり、 前記他方の画像読取手段は、密着型イメージセンタ(C
    IS)からなることを特徴とする請求項12ないし14
    のいずれかに記載の画像読取方法。
  16. 【請求項16】 前記画像読取モードは、片面或いは両
    面の画像読取り設定であることを特徴とする請求項12
    ないし15のいずれかに記載の画像読取方法。
  17. 【請求項17】 前記画像読取モードは、解像度設定で
    あることを特徴とする請求項12ないし15のいずれか
    に記載の画像読取方法。
  18. 【請求項18】 前記画像読取モードは、原稿サイズ設
    定であることを特徴とする請求項12ないし15のいず
    れかに記載の画像読取方法。
  19. 【請求項19】 前記画像読取モードは、写真モード或
    いは文字モードを含む原稿タイプ設定であることを特徴
    とする請求項12ないし15のいずれかに記載の画像読
    取方法。
  20. 【請求項20】 前記画像読取モードは、フルカラー或
    いは白黒を含むカラーモード設定であることを特徴とす
    る請求項12ないし15のいずれかに記載の画像読取方
    法。
  21. 【請求項21】 前記画像読取モードは、倍率設定であ
    ることを特徴とする請求項12ないし15のいずれかに
    記載の画像読取方法。
  22. 【請求項22】 給紙される原稿の片面および両面に対
    して、画像の形成を行う方法であって、 請求項12ないし21のいずれかに記載の画像読取方法
    によって、原稿搬送路を給送される原稿の片面又は両面
    に形成された画像を読取る工程と、 用紙収納手段に収納された用紙を、画像形成を行うため
    に前記画像読取装置の位置まで搬送する工程と、 前記搬送された用紙に対して、前記画像読取装置によっ
    て読み取られた原稿の片面又は両面の画像を形成する工
    程とを具えたことを特徴とする画像形成方法。
  23. 【請求項23】 原稿の片面又は両面に形成された画像
    の読取り制御を行うためのプログラムであって、該プロ
    グラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒
    体に記録されており、 搬送された原稿の第1面の画像を第1の画像読取手段に
    よって読み取る工程と、 前記第1面の画像の裏面に相当する第2面の画像を第2
    の画像読取手段によって読み取る工程と、 前記原稿の画像読取モードを設定する工程と、 前記設定されたモード内容を判別し、該判別結果に応じ
    て、使用頻度が偏らないように前記第1および第2の画
    像読取手段のいずれか又は両方を選択する工程と、 前記モード内容の判別結果に応じて、給紙位置にセット
    される原稿の向きに関する積載方向を案内表示する工程
    とを具えたことを特徴とする画像読取制御プログラム。
  24. 【請求項24】 原稿の片面又は両面に形成された画像
    の読取り制御を行うためのプログラムであって、該プロ
    グラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒
    体に記録されており、 複数の画像読取手段のうち、搬送された原稿の片面又は
    両面に形成された画像の読取りを少なくとも1つの画像
    読取手段によって行う工程と、 前記原稿の画像読取モードを設定する工程と、 前記設定されたモード内容を判別した判別結果又は読取
    履歴に応じて、使用頻度が偏らないように前記複数の画
    像読取手段のうち少なくとも1つを選択する工程と、 前記選択された画像読取手段を用いて、前記原稿を画像
    読取する制御、および、該画像読取りが行われる原稿搬
    送路に沿って前記原稿を案内搬送する制御を行う工程と
    を具えたことを特徴とする画像読取制御プログラム。
  25. 【請求項25】 給紙される原稿の片面および両面に対
    して、画像の形成制御を行うためのプログラムであっ
    て、該プログラムは、コンピュータによって読み取り可
    能な記録媒体に記録されており、 請求項23又は24記載の画像読取制御プログラムによ
    って、原稿搬送路を給送される原稿の片面又は両面に形
    成された画像を読取る工程と、 用紙収納手段に収納された用紙を、画像形成を行うため
    に画像読取装置の位置まで搬送する工程と、 前記搬送された用紙に対して、前記画像読取装置によっ
    て読み取られた原稿の片面又は両面の画像を形成する工
    程とを具えたことを特徴とする画像形成制御プログラ
    ム。
  26. 【請求項26】 原稿の片面又は両面に形成された画像
    の読取り制御を行うためのプログラムを記録した媒体で
    あって、 該制御プログラムはコンピュータに、 搬送された原稿の第1面の画像を第1の画像読取手段に
    よって読み取らせ、 前記第1面の画像の裏面に相当する第2面の画像を第2
    の画像読取手段によって読み取らせ、 前記原稿の画像読取モードを設定させ、 前記設定させたモード内容を判別させ、該判別結果に応
    じて、使用頻度が偏らないように前記第1および第2の
    画像読取手段のいずれか又は両方を選択させ、 前記モード内容の判別結果に応じて、給紙位置にセット
    される原稿の向きに関する積載方向を案内表示させるこ
    とを特徴とする画像読取制御プログラムを記録した媒
    体。
  27. 【請求項27】 原稿の片面又は両面に形成された画像
    の読取り制御を行うためのプログラムを記録した媒体で
    あって、 該制御プログラムはコンピュータに、 複数の画像読取手段のうち、搬送された原稿の片面又は
    両面に形成された画像の読取りを少なくとも1つの画像
    読取手段によって行わせ、 前記原稿の画像読取モードを設定させ、 前記設定されたモード内容を判別させた判別結果又は読
    取履歴に応じて、使用頻度が偏らないように前記複数の
    画像読取手段のうち少なくとも1つを選択させ、 前記選択させた画像読取手段を用いて、前記原稿を画像
    読取させる制御、および、該画像読取りを行わせる原稿
    搬送路に沿って前記原稿を案内搬送させる制御を行わせ
    ることを特徴とする画像読取制御プログラムを記録した
    媒体。
  28. 【請求項28】 給紙される原稿の片面および両面に対
    して、画像の形成制御を行うためのプログラムを記録し
    た媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 請求項26又は27記載の画像読取制御プログラムを記
    録した媒体によって、原稿搬送路を給送される原稿の片
    面又は両面に形成された画像を読取らせ、 用紙収納手段に収納された用紙を、画像形成を行うため
    に画像読取装置の位置まで搬送させ、 前記搬送させた用紙に対して、前記画像読取装置によっ
    て読み取らせた原稿の片面又は両面の画像を形成させる
    ことを特徴とする画像形成制御プログラムを記録した媒
    体。
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