JP2000265744A - 室内用自動引き戸装置 - Google Patents
室内用自動引き戸装置Info
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- E05D15/0626—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
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-
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- E05Y2900/13—Type of wing
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Landscapes
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Abstract
く、メンテナンスを行う場合でも取り扱いが容易で、違
和感のない意匠性を有し、また取り付け作業も簡単な自
動引き戸装置を提供する。 【解決手段】 上枠(6)に固定されたレール材(1)と、レ
ール材(1)内を走行可能な自走体(2)と、自走体(2)の移
動方向両側に配され自走体(2)と共にレール材(1)内を移
動可能な戸車(3)と、戸車(3)の下方に取り外し可能に固
定された引き戸パネル(4)を備える。
Description
ドア)装置に関するものであり、施工性やメンテナンス
性に優れ、特に室内で用いるのに適したものに関する。
駆動するものが使用されてきている。このような自動引
き戸装置は便利であると共に、引き戸の開閉作業の困難
な人にとっては特に有用である。
であり、図7は同じく従来の自動引き戸装置を示す側面
図である。図中において、(101)はたれ壁に取り付けら
れた上枠、(104)は引き戸パネルである。
溝部に挿入されている。又、引き戸パネル(104)の底面
にはローラーが備えられており、引き戸パネル(104)は
床に設けられた下方レールに沿って移動可能となってい
る。
モーターボックスであり、上枠(101)に固定されてい
る。駆動用モーターの回転は引き戸パネル(104)の上部
側面と接する駆動ローラー(105)に伝達される。
接しているのと反対側の面(図6では裏面側)には引き
戸パネル(104)を支える支持ローラー(107)が設けられて
おり、引き戸パネル(104)は駆動ローラー(105)と支持ロ
ーラー(107)により表裏から挟まれたようになってい
る。
接している引き戸パネル(104)は開閉いずれかの方向に
移動する。
ターボックス(102)や支持ローラー(107)が露見しないよ
うに覆う幕板であり、上枠(101)に固定されている。
(105)との接触部である。駆動ローラー(105)は引き戸パ
ネル(104)の開閉の度に接触部(105)と強く擦れるので、
使用により駆動ローラー(105)表面のドライブゴムが摩
耗する。又、接触部(106)に埃や油分が付着するとドラ
イブゴムがスリップしやすくなり、引き戸の開閉に支障
が生じる。そのため、定期的にメンテナンスを行いドラ
イブゴムの交換が必要となる。
り、ガラス部を有した引き戸パネル(104)においてガラ
ス部が破損するようなことがあれば、引き戸パネルを交
換する必要があるが、モーターボックス(102)及びその
内部の駆動モーター,駆動ローラー(105)や支持ローラ
ー(107)等の駆動部や幕板(109)がじゃまになって交換作
業を行いにくい。
ー(107)等の駆動部が引き戸の上部表裏面に位置してい
るので、これらを隠す幕板(109)は上下に幅広となり、
特に住宅のような狭い空間で使用する際には不格好で意
匠上違和感を生じるものとなってしまう。
の交換等のメンテナンスが必要なく、取り外し作業等の
メンテナンスを行う場合でも取り扱いが容易で、他の開
口部の引き戸や開き戸との違和感のない意匠性を有し、
また取り付け作業も簡単な自動引き戸装置が求められて
いる。
室内用自動引き戸装置は、上枠(6)と、該上枠(6)に固定
されたレール材(1)と、該レール材(1)内を走行可能な自
走体(2)と、該自走体(2)の移動方向両側に配され自走体
(2)と共にレール材(1)内を移動可能な戸車(3)と、該戸
車(3)の下方に取り外し可能に固定された引き戸パネル
(4)を備えたことを特徴とする。
(1)内に収納され露出しないため、レール材(1)の側面に
化粧シートの貼り付けや塗装等の化粧を行うことにより
上下に幅広な幕板を不要とすることができ、上枠の幅も
狭くすることができるので、他の引き戸等と比べても意
匠的に違和感がない自動引き戸とすることができる。
しないので耐久性にも優れ、ドライブゴムの交換等のメ
ンテナンスが不要となる。
取り外し可能で、しかも駆動部や幕板が作業のじゃまに
なることがないので、施工や引き戸パネル(4)の交換は
容易となる。
請求項1の室内用自動引き戸装置において、自走体(2)
はリニアモーターにより駆動されることを特徴とする。
で、引き戸の動きがスムーズとなるので室内での使用に
更に適したものとなる。
請求項1又は請求項2記載の室内用自動引き戸装置にお
いて、レール材(1)は下向き開口の断面略コ字型であ
り、該レール材(1)の上方両側面にはそれぞれ鍔部(1
c),(1d)が形成されており、上枠(6)の下面にはレール
材(1)の上部を収納する下方開口の凹条部(6c)が形成さ
れており、上枠(6)の下面の一方の端からは該凹条部(6
c)に突出するように係止片(6a)が設けられており、一方
の鍔部(1c)は前記係止片(6a)に係止されており、他方の
鍔部(1d)はビス(60)により上枠(6)の下面(6b)に固定さ
れていることを特徴とする。
走体が配されていても、レール材(1)の鍔部(1c),(1d)
を上枠(6)に固定することにより、レール材(1)を上枠
(6)に容易に取り付けることができる。
請求項1,請求項2又は請求項3記載の室内用自動引き
戸装置において、引き戸パネル(4)は表面に起動センサ
ー(10)を有しており、該起動センサー(10)の配線(15)は
引き戸パネル(4)の上部に設けられた配線コネクター(1
4)と電気的に接続されていることを特徴とする。
の非接触式のセンサーを用いれば、起動センサー(10)に
人が近づいたり、手を近づける等するだけで引き戸を開
くことができる。
動センサー(10)に接続された配線(15)と、上方からの配
線とを容易に分離,接続することができるので、引き戸
パネル(4)の取付作業や交換が容易となる。
請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4記載の室内
用自動引き戸装置において、引き戸パネル(4)の開口側
端面に安全センサー(11)が備えられており、該安全セン
サー(11)の配線(15)は引き戸パネル(4)の上部に設けら
れた配線コネクター(14)と電気的に接続されていること
を特徴とする。
に人がいると、それを安全センサー(11)で検知すること
ができるので、人が閉まって来た引き戸パネル(4)に挟
まれることがなく安全である。
動センサーに接続された配線と、上方からの配線とを容
易に分離,接続することができるので、引き戸パネル
(4)の取付作業や交換が容易となる。
請求項1,請求項2,請求項3,請求項4又は請求項5
記載の室内用自動引き戸装置において、引き戸パネル
(4)の表面下方にペット感知起動センサー(12)が備えら
れており、該ペット感知起動センサー(12)からの配線(1
5)は引き戸パネルの上部に設けられた配線コネクター(1
4)と電気的に接続されていることを特徴とする。
設けられたペット感知起動センサー(12)が犬や猫などの
ペットが引き戸の近傍にいることを検知して、引き戸パ
ネル(4)を開くことができる。
ット感知起動センサー(12)に接続された配線(15)と、上
方からの配線とを容易に分離,接続することができるの
で、引き戸パネル(4)の取付作業や交換が容易となる。
図中において、(6)はたれ壁(9)の下方に設置された上枠
であり、(1)は上枠(6)の下方に取り付けられたレール材
である。
は木質材にガラス材,合成樹脂材等を組み合わせて利用
できる。(4a)は引き戸パネル(4)の下端面に設けられた
凹溝であり、床(7)に設けられた振れ止めローラー(8)と
係合している。
って移動可能な自走体であり、(3)は自走体(2)の移動方
向両側(図1では自走体(2)の左右)に取り付けられた
戸車である。(31)は引き戸パネル(4)の上部と固定する
ための戸車(3)のパネル固定部であり、(32)はレール内
に位置し自走体(2)の端部と当接する戸車(3)の基部であ
り、(33)は戸車(3)の車輪である。このような構造によ
り引き戸パネル(4)は上方のレール材(1)から戸車(3)に
より吊り下げられた吊り戸となる。
動センサーであり、人が起動センサー(10)に検知される
と、検知信号を受けた自走体(2)がレール材(1)内をレー
ル材(1)に沿って移動する。戸車(3)は基部(32)が自走体
(2)の端部と当接しているので、自走体(2)に押されて自
走体(2)と共に移動する。そして、戸車(3)に固定された
引き戸パネル(4)も自走体(2)が移動すると共に移動する
こととなる。
ので自走体(2)が開閉いずれの方向に移動しても、引き
戸パネル(4)は自走体(2)と共に移動する。
する。
り、図3は実施例の要部側面図である。(1)はレール材
であり、(1)の両面には化粧シート(17)が貼着されてい
る。これは、本実施例においては従来のようなレール材
及び駆動部を隠すための幕板を使用せず、レール材(1)
が露見するためである。化粧シート(17)によりレール材
(1)は目立たなくなり、意匠的な違和感がなくなる。
出条部(1e),(1f)が設けられているが、これは引き戸パ
ネル(4)を取り付けた際に、レール材(1)と引き戸パネル
(4)との隙間が見えないように隠すためであり、外から
目立つ室外側の突出条部(1e)を長くしてある。
定されるものではないが、本実施例では図4に示したよ
うに取り付けている。レール材(1)は下向き開口の断面
略コ字型をしているが、その上方両側面にはそれぞれ鍔
部(1c),(1d)が形成されている。上枠(6)の下面にはレ
ール材(1)の上部を収納する下方開口の凹条部(6c)が形
成されており、上枠(6)の下面の一方の端からは該凹条
部(6c)に係止片(6a)が突出するように設けられている。
この係止片(6a)は上枠(6)を彫り込んで形成したもので
もよいが、本実施例では金属板をビス(60)で固定して形
成した。
前記の係止片(6a)に係止されており、他方の鍔部(1d)は
ビス(60)により上枠(6)の下面(6b)に固定されている。
ようにレール材(1)内に磁石(5)を配したような場合に
は、レール部材(1)の中央部にビス(60)を貫通させるよ
うな取り付けはできないからである。
は特に限定されるものではないが、本実施例ではリニア
モーターによる駆動機構を採用している。
内部に設けられた自走体用レール部(1b)上を転動可能で
あり、吊下部(25)を介して自走体(2)の本体と接続され
ている。これにより自走体(2)はレール材(1)内で上方か
ら吊られるように配されることとなる。(23)は自走体
(2)の端部である。(21)は自走体(2)に備えられた複数の
コイルであり、基板(24)に取り付けられ、通電により電
磁石として機能する。
り付けられている。コイル(21)と永久磁石(5)との間に
は隙間が設けられており両者は接触していない。
(5)を配し、自走体(2)にコイル(21)を配したが、反対に
レール材(1)にコイルを配し、自走体(2)に永久磁石を配
しても良い。更に、制御回路は自走体(2)の基板(24)上
に形成しても良いし、基板(24)の箇所に形成しても良
い。
と固定するパネル固定部であり、引き戸パネル(4)の上
部両端部に備えられた戸車装着部(4b)にワンタッチで着
脱することができる。
当接する戸車(3)の基部であり、(33)は戸車(3)の車輪で
ある。車輪(33)はレール材(1)の戸車用レール部(1a)を
転動することができる。
を使用した。尚、起動センサー(10)は実施例のように引
き戸パネル(4)内の特に手が自然に届くところに設置す
るのが好ましいが、引き戸パネル(4)内に設置せず、引
き戸枠等に別途設けても良い。センサーの種類としては
赤外線センサー以外のものでもよく、タッチセンサー,
押しボタン等も利用できる。
程度に人が手を近づけたり、近寄ったときに検知して引
き戸が開くように設定しておくのがよい。
(10)により検知されると、リニアモーターが駆動し、自
走体(2)がレール材(1)内をレール材(1)に沿って方向に
移動する。
接しているので、自走体(2)に押された戸車(3)と、戸車
(3)固定された引き戸パネル(4)は自走体(2)と共に移動
する。自走体(2)の駆動にリニアモーターを使用すると
駆動部の作動音が小さくスムーズに開閉できる。
ないので、従来のようにローラーの摩耗やスリップによ
る引き戸の開閉動作不良が生じない。したがって、駆動
ローラー交換等のメンテナンスは不要となる。
いるため、幕板は特に必要なく、上枠(6)の幅を狭くす
ることができるので、意匠的に違和感がなく、特に狭い
室内への設置にも適した室内用自動引き戸装置とするこ
とができる。
た図である。本実施例では自走体(2)の移動速度は引き
戸パネル(4)の位置に対応して数段階に変化するように
制御されており、通過する人が挟まれにくいようにして
いるが、更なる安全のために引き戸パネル(4)の開口側
端面に挟まれ防止用の安全センサー(11)を設けている。
この安全センサー(11)が人を検知している間は引き戸パ
ネル(4)は開状態に維持される。
ションとして備えられたペット感知起動センサーであ
り、犬や猫などのペットが自動引き戸の前に来たことを
検知して、引き戸を開状態とすることができる。
に取り付けられた上で、引き戸パネル(4)の開口側端部
に設けられた凹部(4c)に埋設されている。
1),ペット感知起動センサー(12)からの配線(15)はいず
れも引き戸パネル(4)の上部に設けられた配線コネクタ
ー(14)と電気的に接続されている。配線コネクター(14)
は自走体(2)の動きを制御する制御部に接続された配線
コネクター(16)と着脱可能に接続される。
場合には、戸車(3)のパネル固定部(31)をワンタッチで
引き戸パネル(4)から分離させ、配線コネクター(14)を
外すだけで引き戸パネル(4)を取り外すことができる。
その際にも駆動部はレール材(1)内に収納されており、
幕板もないので、交換作業は容易である。
ブゴムの交換等のメンテナンスが必要なく、取り外し作
業等のメンテナンスを行う場合でも取り扱いが容易で、
他の開口部の引き戸や開き戸との違和感のない意匠性を
有し、また取り付け作業も簡単な自動引き戸装置を提供
することができた。
Claims (6)
- 【請求項1】 上枠と、該上枠に固定されたレール材
と、該レール材内を走行可能な自走体と、該自走体の移
動方向両側に配され自走体と共にレール材内を移動可能
な戸車と、該戸車の下方に取り外し可能に固定された引
き戸パネルを備えたことを特徴とする室内用自動引き戸
装置。 - 【請求項2】 自走体はリニアモーターにより駆動され
ることを特徴とする請求項1記載の室内用自動引き戸装
置。 - 【請求項3】 レール材は下向き開口の断面略コ字型で
あり、該レール材の上方両側面にはそれぞれ鍔部が形成
されており、上枠の下面にはレール材の上部を収納する
下方開口の凹条部が形成されており、上枠の下面の一方
の端からは該凹条部に突出するように係止片が設けられ
ており、一方の鍔部は前記係止片に係止されており、他
方の鍔部はビスにより上枠の下面に固定されていること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の室内用自動引
き戸装置。 - 【請求項4】 引き戸パネルは表面に起動センサーを有
しており、該起動センサーの配線は引き戸パネルの上部
に設けられた配線コネクターと電気的に接続されている
ことを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3記載
の室内用自動引き戸装置。 - 【請求項5】 引き戸パネルの開口側端面に安全センサ
ーが備えられており、該安全センサーの配線は引き戸パ
ネルの上部に設けられた配線コネクターと電気的に接続
されていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求
項3又は請求項4記載の室内用自動引き戸装置。 - 【請求項6】 引き戸パネルの表面下方にペット感知起
動センサーが備えられており、該ペット感知起動センサ
ーの配線は引き戸パネルの上部に設けられた配線コネク
ターと電気的に接続されていることを特徴とする請求項
1,請求項2,請求項3,請求項4又は請求項5記載の
室内用自動引き戸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11066889A JP2000265744A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 室内用自動引き戸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11066889A JP2000265744A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 室内用自動引き戸装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000265744A true JP2000265744A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13328937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11066889A Pending JP2000265744A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 室内用自動引き戸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000265744A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002147117A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Sensatec Co Ltd | 自動ドア |
EP2933411A1 (en) * | 2014-04-18 | 2015-10-21 | Trelinea S.r.l. | Device for the automation of sliding doors |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11066889A patent/JP2000265744A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002147117A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Sensatec Co Ltd | 自動ドア |
EP2933411A1 (en) * | 2014-04-18 | 2015-10-21 | Trelinea S.r.l. | Device for the automation of sliding doors |
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