JP3460987B2 - ドア開閉装置およびドアシステム - Google Patents

ドア開閉装置およびドアシステム

Info

Publication number
JP3460987B2
JP3460987B2 JP2000394147A JP2000394147A JP3460987B2 JP 3460987 B2 JP3460987 B2 JP 3460987B2 JP 2000394147 A JP2000394147 A JP 2000394147A JP 2000394147 A JP2000394147 A JP 2000394147A JP 3460987 B2 JP3460987 B2 JP 3460987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
moving block
closing
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000394147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002194950A (ja
Inventor
洋伸 小野
Original Assignee
株式会社関東技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社関東技研 filed Critical 株式会社関東技研
Priority to JP2000394147A priority Critical patent/JP3460987B2/ja
Publication of JP2002194950A publication Critical patent/JP2002194950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3460987B2 publication Critical patent/JP3460987B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアの開放を補助
するドア開閉装置およびこれを使用したドアシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ドアの開放を補助するドア開閉システム
として、従来、例えば特開平3−279575号公報あ
るいは特開平11−280332号公報が知られてい
る。特に、後者にはドアの開放方向にドア駆動手段を介
して動力による補助力を付与可能であって且つ該補助力
が可変である開放動力手段と、ドア開放のために少なく
とも人によりドアに加えられた開放力および閉鎖力を検
出する開閉力検出手段と、該開放力検出手段からの開放
力に応じた可変の補助力にてドアを開けるように前記開
放動力手段に対して指示する制御手段とを有するドア開
閉システム、更には制御手段は、開閉力検出手段により
検出された人による開放力が大きくなるにつれて補助力
を大きくするように開放動力手段に指示するように設定
されているドア開閉システムが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の補助力を付与す
るようにしたドア開閉装置は、上部にエンジンユニット
が組み込まれているドアハンガーにドアが固定され、ぶ
ら下がる構成であったり、ドア駆動アームをドアにビス
などで固定する構成であり、精度が要求されることにな
って専門の業者による取り付けが必要とされる。
【0004】本発明は、かかる点に鑑み一般家庭の人間
がたやすくドアに取り付け,組み立てることができ、既
設定のドアであっても簡単に適用することのできるドア
開放を補助するドア開閉装置およびこれを利用したドア
システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアを開閉駆
動するドア駆動手段をドア付近の構造体に設け、ドア側
にドア被駆動手段を設け、ドア駆動手段とドア被駆動手
段とを嵌め込み方式にしてドアの走行方向に対して直角
方向に着脱自在の接続部とすることによって機械的固定
構造を回避したことを特徴とする。
【0006】特に、本発明は、一般家庭やオフィスビル
などで、ドア開閉形式が上部溝にドア上端部が収納さ
れ、下部溝にドア下端部が収納されるドアシステムに適
用し、ドアの動きを自動化する場合に適している。本発
明は、具体的には次に掲げる装置を提供する。
【0007】本発明は、ドアの開放方向および閉鎖方向
にドア駆動手段によってドア開閉動力を付与するドア開
閉装置において、人によりドアに加えられた開放力を検
出する開放力検出手段と、該開放力検出手段によって開
放力が検出されたとき、検出信号によって前記ドア駆動
手段を駆動制御する制御手段と、ドア駆動手段によって
付与されたドア開放動力によって配設されたレール上を
走行する移動ブロックと、ドアの木材構造部に前記レー
ル方向に向いた溝部を有する第1の係合部材を設け、移
動ブロックの下端に、第1の係合部材方向に延在して前
記溝部に嵌め込まれる第2の係合部材を設け、第1の係
合部材と第2の係合部材とを前記移動ブロックの走行方
向に対して直角方向に着脱自在に組み合せる組み合せ手
段を有するドア開閉装置を提供する。
【0008】 第1の係合部材はドアに固着され、山形状
をなし、中央部に溝部が形成され、溝部の両側が抑え
部とされたストライカーであり、第2の係合部材は移動
ブロックに固着したブラケットであり、該移動ブロック
と前記ストライカーとを嵌め込みによる前記組み合せ手
段によって着脱自在に組み合せたドア開閉装置を提供す
る。
【0009】 また、本発明は、ドアの開放方向および閉
鎖方向にドア駆動手段によってドア開閉動力を付与する
ドア開閉装置において、人によりドアに加えられた開放
力を検出する開放力検出手段と、該開放力検出手段によ
って開放力が検出されたとき、検出信号によって前記ド
ア駆動手段を駆動制御する制御手段と、前記ドア駆動手
段によって付与されたドア開放動力によって配設された
レール上を走行する移動ブロックと、ドアに着脱自在の
布製テープを設け、前記移動ブロックの下端に、着脱自
在の布製テープを設け、前記ドアおよび移動ブロックに
対向する面を有する金属プレートを設け、該金属プレー
トに前記それぞれの着脱自在の布製テープに対向して着
脱自在の布製テープを設け、前記それぞれの着脱自在の
布製テープと前記金属プレートに設けた着脱自在の布製
テープによって前記移動ブロックの走行方向に対して直
角方向に着脱自在に組み合わせた組み合わせ手段を構成
したドア開閉装置を提供する。
【0010】 前記金属プレートは、回転可能な係合金具
によって係合された2つの金属板からなるドア開閉装置
を提供する。前記制御手段は、ドアの全開検知信号を入
力し、全開検知信号の入力があった時から所定の時間を
置いてドアを閉鎖方向に反転させる信号を出力し、移動
ブロックをレール上を反転させるドア開閉装置を提供す
る。前記移動ブロックに溝を設け、該溝にレールを嵌め
合わせしめて該レールによって移動ブロックの走行案内
を行うドア開閉装置を提供する。
【0011】本発明は、更にドアと、該ドアの開閉案内
する溝を有するドア敷居と、およびドアの開放方向およ
び閉鎖方向にドア駆動手段によってドア開閉動力を付与
するドア開閉装置とを備えたドアシステムにおいて、前
記ドア開閉装置を、人によりドアに加えられた開放力を
検出する開放力検出手段と、該開放力検出手段によって
開放力が検出された時、検出信号によって前記ドア駆動
手段を駆動制御し、ドアの全開検知信号を入力し、全開
検知信号の入力があった時から所定の時間を置いてドア
を閉鎖方向に反転させる信号を出力し、移動ブロックを
レール上を反転させる制御手段と、ドア駆動手段によっ
て付与されたドア開放動力によってドア溝に沿って走行
する移動ブロックと、ドアの木材構造部に前記レール方
向に向いた溝部を有する第1の係合部材を設け、移動ブ
ロックの下端に第1の係合部材方向に延在して前記溝部
に嵌め込まれる第2の係合部材を設け、第1の係合部材
と第2の係合部材とを前記移動ブロックの走行方向に対
して直角方向に着脱自在に組み合せた、又はドアに着脱
自在に布製テープを設け、前記移動ブロックの下端に、
着脱自在の布製テープを設け、前記ドアおよび移動ブロ
ックに対向する面を有する金属プレートを設け、該金属
プレートに前記それぞれの着脱自在の布製テープに対向
して着脱自在の布製テープを設け、前記それぞれの着脱
自在の布製テープと前記金属プレートに設けた着脱自在
の布製テープによって前記移動ブロックの走行方向に対
して直角方向に着脱自在に組み合わせた組み合わせ手段
で構成したドア開閉システムを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施例を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1は、ドアシステムの全体構造を示す斜
視図であり、図2は図1の一部の横断面図であり、そし
て図3は図1の一部の詳細を示す斜視図である。
【0014】図1および図2において、ドアシステム1
00は、ドア部200とドア駆動装置300とからな
り、ドア部200はドア201とドア201の上下に設
けられて、ドア201の開閉の案内をする敷居202,
203などの案内構造部からなる。この例の場合、敷居
202,203にはドア201の走行を案内する溝20
4,205がそれぞれ設けられている。
【0015】ここで、ドアとは扉,障子,ふすま,玄関
ドア,アルミドアなどを指す。
【0016】ドア駆動装置300は、本体1、そのカバ
ー2を有し、本体1とカバー2とによって箱体が形成さ
れる。カバー2は本体1にそれぞれに設けたマジックテ
ープ(尚、マジックテープは株式会社クラレの登録商
標)3,4によって接着される。従って、ビスを用いず
に簡単に箱体を形成することができる。
【0017】本体1は、敷居202あるいはその付近の
構造材にビス止めされる。
【0018】箱体内において、小型モータ5およびギア
付きプーリーユニット6が一体化されて台座7に配設し
てあり、台座7を介して本体1に固着してある。従っ
て、小型モータ5の動作はギア付プーリーユニット6に
伝達されるようになっている。
【0019】また、箱体内において、マイコンを備える
制御装置8が本体1に設けてある。制御装置8は小型モ
ータ5の動作の制御を行う。また、ドア201の開閉動
作は制御装置8すなわち制御手段に伝えられ、後述する
ようにマイコンによって開閉タイミングの信号が生成さ
れ、小型モータ5の動作に使用される。
【0020】また、箱体内において、本体1に他のプー
リー9が設けられ、ギア付プーリーユニット6との間に
タイミングベルト11がかけられ、タイミングベルト1
1は小型モータ5の駆動に伴って両プーリ間を可逆走行
する。
【0021】更に、箱体内において、本体1にレール1
0が設けられる。レール10は、図2に示すように片側
開放部11の設けられた箱形をなし、板の曲げ加工によ
って製作される。開放部の上側板を上部板12,下側板
を下部板13と称する。
【0022】移動ブロック20は、箱形状をなし、その
側板23は図4に示すように上下に溝21,22が設け
られ、溝21,22の左方は縦長さが右方に比べて短く
される。このような構成になる移動ブロック20は、レ
ール10の弾性を利用してレール10の上部板12,下
部板13が溝21,22に収納され、レール10上を走
行可能とされる。移動ブロック20は板状に構成されて
もよい。
【0023】移動ブロック20の上面には取付ブラケッ
ト24あるいは板材によって構成される第2の係合部材
が固着される。取付ブラケット24の詳細を図5に示
す。図に示すように、取付ブラケット24は、縦板25
と横板26とからなり、縦板25には中央部に上方から
溝27が設けられ、その両側に支持部28,29が形成
される。横板26が図2に示すように移動ブロック20
に固着される。
【0024】図3において、タイミングベルト11に
は、離間して2個のタイミングベルト取付金具31,3
2が設けられ、両者間に取付ブラケット24の取り付け
金具33が設けられる。
【0025】この取付金具33の軸部34が取り付けブ
ラケット24の溝27に挿入され、ナット35が締めら
れ、取付ブラケット24がタイミングベルト取付金具3
1,32に固着される。これによってタイミングベルト
11が走行するとタイミングベルト取付金具31,32
および取り付けブラケット24を介して移動ブロック2
0がレール10を走行駆動される。
【0026】第の係合部材にはストライカー41ある
いは受け具からなる第の係合部材が着脱自在に組み合
わされる。
【0027】図6にストライカー41の構成を示す。ス
トライカー41は、図に示すように、山形状をなし、そ
の中央部に上方から溝部42が設けられ、溝部42の両
側が抑え部43,44とされ、抑え部43,44に切り
込み部45,46およびこれに連通する。木ねじ用穴4
7,48が設けられる。溝部42は一側から他側に完全
に開放された形状とされる。このように形成されたスト
ライカー41はドアの木材構造部206に木ねじ49,
50によって止められる。これによって、図に示すよう
に、上方に開放され、レール10方向に向いた溝部42
を有する。ストライカー41が単独,個別に簡単に取り
付けられ、取り付け位置は所定の位置が指示される。
【0028】図3において、移動ブロック20の下端面
30にはブラケット51がビス52によって固着され
る。ブラケット51は、下端面30に取り付けられる板
53と、これに固着された板状ブラケット54からな
り、板状ブラケット54はストライカー41方向に延在
し、板状ブラケット54の板厚は溝部42の溝幅よりも
小さくされており、板状ブラケット54の先端部は容易
に溝部42に嵌め込まれ得る。従って、板状ブラケット
54の長さは、ストライカー41の位置までの距離によ
って定められる。通常は1種で済むが、何種類か用意す
るようにしておいてもよい。ブラケット51は突起板の
機能を有することが判る。また、ブラケット51は移動
ブロック20と一体成形されてもよい。
【0029】板状ブラケット54の先端は、図2に示す
ように、溝底から余裕を持っており、ストライカー41
を板状ブラケット54に嵌め込みして、木ねじ49,5
0をねじ止めすることができる。従って、前述のよう
に、ストライカー41の取り付けは極めて簡単である。
板状ブラケット54とストライカー41との接合、すな
わち組み立て状態は、機械的固定方式によらず、嵌み込
み方式とされ、着脱自在である。いつでもドア201を
敷居202,203から取り外すことができる。
【0030】ストライカー41は、溝部42を有する受
け具であれば足り、山形形状でなくても、板材にても製
作することができるが、見ばえ上、山形形状がよい。
【0031】上述のように、移動ブロック20とストラ
イカー41とを移動ブロック20の走行方向に対して直
角方向に着脱自在に組み合せる手段とすることによっ
て、移動ブロック20の走行があると直ちにドア201
が開放あるいは閉鎖方向に動くことになる。厳密に直角
方向でなくてもよいが、開方向および閉方向に動作させ
るために直角方向に設けられる。また、着脱自在とする
ためにも直角方向にするのがよい。
【0032】人によりドア201に加えられた開放力を
検出する開放力検出手段によって引き続きドア201は
開放方向に動かされる。
【0033】既存のレールを利用してドア開閉装置を設
けることができる。この場合には既存のレール上を走行
する移動体(移動ブロック20に相当)に取付ブラケッ
トを取り付け、その板状部をドア201に設けるストラ
イカー41と組み合せれば済む。前述の組み合せ手段は
凹凸の関係であるために機械的固定部がなく、Y軸方向
の動きが楽であり、各部の動きがスムーズとなる。
【0034】この実施例には、次のようなメリットがあ
る。 1)小型モータ、すなわちエンジンユニットを固定する
ための基準に柔軟性がある。 2)ドアに付けるストライカーの取付基準に関しても柔
軟性がある。 3)前述のように機械的に固定方式が採用されていない
ため柔軟性がある。 4)1)から3)までの柔軟性を見ても分かるようにル
ーズな取り付けであっても良いために誰にでも後付けで
きるアシストドアを構成できる。
【0035】図7にフローチャートを示す。
【0036】電源を入れ(S1)、ティーチング動作を
行う(S2)。閉の位置で待機させ(S3),扉(ド
ア)を20mm程度手で開ける(S4)と、マイコンが開
の命令を認識する(S5)。これは、移動ブロック20
の移動を信号として取り入れたことによる。すなわち、
ドア201の手による開放運動はストライカー41,ブ
ラケット51,移動ブロック20,タイミングベルト1
1などによって構成される開放力検出手段によって検出
され、信号としてマイコンに入力される。小型モータが
回転し、扉開運転する(S6)。また、センサーを設け
て直接的に検出するようにしてもよい。ティーチング動
作により覚えたファイナル位置より、10mm程度手前に
停止させる(S7)。これは、扉が柱などにぶつかって
音を発することがないようにするためである。
【0037】全開になると予め設定された時間だけ扉は
停止する(S8)。タイムカウントを終了すると閉運転
を行う(S9)。開運転中で人物がぶっかるとマイコン
が人物あるいは物のあることを認識すると一旦停止し、
次に開動作を継続する(S10)。閉運転終了後、押し
付け動作をし、設定時間たつと押し付け動作を終了する
(S11)。
【0038】ステップS9から、長時間開けておく場合
は全開位置にて数秒(2秒程度)押し付けておくと、マ
イコンが全開延長と認識し、全開のまま待機状態に入る
(S12)。再び通常運転に戻す場合は、扉を閉方向に
20mm程度引くことにより、元のプログラムに戻って通
常運転が可能になる(S13)。ステップS3に戻る。
【0039】以上のように、人によってドアに加えられ
た開放力を検出し、開放力検出手段によって開放力が検
出されたとき、検出信号によってドア駆動手段を駆動制
御し、以って駆動手段によって付与されたドア開放動力
によって配設されたレール10上を移動ブロック20を
走行せしめることができるようになる。レール10の概
念には搬送手段を載置する案内装置が含まれる。
【0040】図8、図9および図10は第2の実施例を
示し、図8は第1の実施例の図1に、図9は図2に、そ
して図10は図3に対応し、同一の構成については同一
の番号を付してあり、説明を繰り返さないので第1の実
施例についての説明が参照されるべきである。
【0041】これらの図において、ドア201に設けた
ストライカー41に代えてドア201上に着脱自在の布
製テープ(1)61を、そして移動ブロック20に設け
たブラケット51に代えて移動ブロック20上に着脱自
在の布製テープ(3)63を設けた。両者の組み合せ手
段としてドア201および移動ブロック20に対向する
面を有する金属プレート65であって、それぞれの対向
する面に、着脱自在の布製テープ(1)61および着脱
自在の布製テープ(3)63にそれぞれに対向する位置
に着脱自在の布製テープ(2)62、(4)64を設け
たものが使用される。金属プレート65は図に示すよう
に直角配置の2枚の金属板66、67からなり、これら
の金属板66、67は回転可能な係合金具68によって
係合される。
【0042】金属プレートに代えて金属あるいは木材ブ
ロックを採用することができるが、専有する体積を小さ
くするために金属プレートの方がより望ましい。
【0043】本例の場合、着脱自在の布製テープ(1)
61を第1の係合部材としたときに、対向する着脱自在
の布製テープ(2)62とは移動ブロック20の走行方
向に対して直角方向に着脱自在に組み合わされているこ
とになる。これによって組み立てが極めて楽に行いえ
る。この場合着脱自在の布製テープ63(3)は第2の
係合部材となる。また、着脱自在の布製テープ(4)を
第1の係合部材としたときに、対向する着脱自在の布製
テープ(3)63とは移動ブロック20の走行方向に組
み合わされていることになる。この場合、着脱自在の布
製テープ(3)63は第2の係合部材となる。
【0044】また、着脱自在の布製テープ(2)62を
第1の係合部材と考えることができる。いずれにして
も、ドア201と移動ブロック20とは着脱自在の布製
テープの作用によって着脱自在とされる。
【0045】外観および取扱いの点で黒緑のふすまには
第2の実施例が好適であり、アルミサッシドア、障子あ
るいはその他のドアについては第1の実施例が好適であ
る。
【0046】第2の実施例にあってはふすま本体に木ね
じによって取り付けることがないためにふすま本体を傷
つけることがない。また、金属プレート65を黒塗りに
することによってほとんど目立つことなく取り付けるこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば取付ブラ
ケットとストライカーとを着脱自在に組み合せる方式と
したので、専門業者でなくても一般家庭の人間がたやす
くドアに取り付け、組み立てることができるドア開閉装
置およびドアシステムを提供することができる。また、
既存のドアであっても簡単に適用することができ、特に
高齢者のいる家庭にとって便利なドア開放を補助するド
ア開閉装置を取り付けたドアシステムとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す斜視図。
【図2】図1の1部の詳細構成を示す断面図。
【図3】図1の1部の詳細構成を示す斜視図。
【図4】移動ブロックの側面図。
【図5】取付ブラケットの側面図。
【図6】ストライカーの側面図。
【図7】フローチャート図。
【図8】本発明の他の実施例の全体構成を示す斜視図。
【図9】図8の1部の詳細構成を示す断面図。
【図10】図1の1部の詳細・構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1…本体、2…カバー、3,4…着脱自在の布製テー
プ、5…小型モータ、6…ギア付きプーリー、8…制御
装置、9…プーリー、10…レール、11…タイミング
ベルト、20…移動ブロック、24…取付ブラケット、
41…ストライカー、51…ブラケット、61…着脱自
在の布製テープ(1)、62…着脱自在の布製テープ
(2)、63…着脱自在の布製テープ(3)、64…着
脱自在の布製テープ(4)、65…金属プレート、10
0…ドアシステム、200…ドア部、201…ドア、2
02,203…敷居、30…ドア駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 15/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの開放方向および閉鎖方向にドア駆動
    手段によってドア開閉動力を付与するドア開閉装置にお
    いて、 人によりドアに加えられた開放力を検出する開放力検出
    手段と、 該開放力検出手段によって開放力が検出されたとき、検
    出信号によって前記ドア駆動手段を駆動制御する制御手
    段と、 前記ドア駆動手段によって付与されたドア開放動力によ
    って配設されたレール上を走行する移動ブロックと、 ドアの木材構造部に前記レール方向に向いた溝部を有す
    る第1の係合部材を設け、 前記移動ブロックの下端に、第1の係合部材方向に延在
    して前記溝部に嵌め込まれる第2の係合部材を設け、 第1の係合部材と第2の係合部材とを前記移動ブロック
    の走行方向に対して直角方向に着脱自在に組み合せる組
    み合せ手段とを有することを特徴とするドア開閉装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、第1の係合部材はドア
    に固着され、山形状をなし、中央部に溝部が形成され、
    該溝部の両側が抑え部とされたストライカーであり、第
    2の係合部材は移動ブロックに固着したブラケットであ
    り、該移動ブロックと前記ストライカーとを嵌め込みに
    よる前記組み合せ手段によって着脱自在に組み合せたこ
    とを特徴とするドア開閉装置。
  3. 【請求項3】ドアの開放方向および閉鎖方向にドア駆動
    手段によってドア開閉動力を付与するドア開閉装置にお
    いて、 人によりドアに加えられた開放力を検出する開放力検出
    手段と、 該開放力検出手段によって開放力が検出されたとき、検
    出信号によって前記ドア駆動手段を駆動制御する制御手
    段と、 前記ドア駆動手段によって付与されたドア開放動力によ
    って配設されたレール上を走行する移動ブロックと、 ドアに着脱自在の布製テープを設け、 前記移動ブロックの下端に、着脱自在の布製テープを設
    け、 前記ドアおよび移動ブロックに対向する面を有する金属
    プレートを設け、 該金属プレートに前記それぞれの着脱自在の布製テープ
    に対向して着脱自在の布製テープを設け、前記それぞれ
    の着脱自在の布製テープと前記金属プレートに設けた着
    脱自在の布製テープによって前記移動ブロックの走行方
    向に対して直角方向に着脱自在に組み合わせた組み合わ
    せ手段を構成したことを特徴とするドア開閉装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記金属プレートは、
    回転可能な係合金具によって係合された2つの金属板か
    らなることを特徴とするドア開閉装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記制御手段は、ドア
    の全開検知信号を入力し、全開検知信号の入力があった
    時から所定の時間を置いてドアを閉鎖方向に反転させる
    信号を出力し、移動ブロックをレール上を反転させるこ
    とを特徴とするドア開閉装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記移動ブロックに溝
    を設け、該溝にレールを嵌め合わせしめて該レールによ
    って移動ブロックの走行案内を行うことを特徴とするド
    ア開閉装置。
  7. 【請求項7】ドアと、該ドアの開閉案内する溝を有する
    ドア敷居と、およびドアの開放方向および閉鎖方向にド
    ア駆動手段によってドア開閉動力を付与するドア開閉装
    置とを備えたドアシステムにおいて、 前記ドア開閉装置を、人によりドアに加えられた開放力
    を検出する開放力検出手段と、該開放力検出手段によっ
    て開放力が検出された時、検出信号によって前記ドア駆
    動手段を駆動制御し、ドアの全開検知信号を入力し、全
    開検知信号の入力があった時から所定の時間を置いてド
    アを閉鎖方向に反転させる信号を出力し、移動ブロック
    をレール上を反転させる制御手段と、ドア駆動手段によ
    って付与されたドア開放動力によってドア溝に沿って走
    行する移動ブロックと、 ドアの木材構造部に前記レール方向に向いた溝部を有す
    る第1の係合部材を設け、前記移動ブロックの下端に第
    1の係合部材方向に延在して前記溝部に嵌め込まれる第
    2の係合部材を設け、第1の係合部材と第2の係合部材
    とを前記移動ブロックの走行方向に対して直角方向に着
    脱自在に組み合せた組み合わせ手段、又はドアに着脱自
    在に布製テープを設け、前記移動ブロックの下端に、着
    脱自在の布製テープを設け、前記ドアおよび移動ブロッ
    クに対向する面を有する金属プレートを設け、該金属プ
    レートに前記それぞれの着脱自在の布製テープに対向し
    て着脱自在の布製テープを設け、前記それぞれの着脱自
    在の布製テープと前記金属プレートに設けた着脱自在の
    布製テープによって前記移動ブロックの走行方向に対し
    て直角方向に着脱自在に組み合わせた組み合わせ手段
    と、 で構成したことを特徴とするドア開閉システム。
JP2000394147A 2000-12-26 2000-12-26 ドア開閉装置およびドアシステム Expired - Fee Related JP3460987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394147A JP3460987B2 (ja) 2000-12-26 2000-12-26 ドア開閉装置およびドアシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000394147A JP3460987B2 (ja) 2000-12-26 2000-12-26 ドア開閉装置およびドアシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002194950A JP2002194950A (ja) 2002-07-10
JP3460987B2 true JP3460987B2 (ja) 2003-10-27

Family

ID=18859819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000394147A Expired - Fee Related JP3460987B2 (ja) 2000-12-26 2000-12-26 ドア開閉装置およびドアシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3460987B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4485918B2 (ja) * 2004-11-15 2010-06-23 日本自動ドア株式会社 自動ドア
JP4769140B2 (ja) * 2006-07-30 2011-09-07 信行 坪井 自動ドア装置
WO2019017393A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 Agc株式会社 多重窓構造及びその施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002194950A (ja) 2002-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5986420A (en) Apparatus for automatically opening and closing pop-up door of a vehicle
US5355624A (en) Modular, powered closure apparatus
US4050189A (en) Device for operating a pocket door
EP3967957B1 (en) Refrigerator
JP3460987B2 (ja) ドア開閉装置およびドアシステム
JP4355435B2 (ja) 自動引き戸
KR200368512Y1 (ko) 자동문의 동력전달구조
KR101728297B1 (ko) 자동 도어 개폐장치
TW200519025A (en) Car in elevator
JP2000008707A (ja) 引違い窓の開閉装置
JP2000265742A (ja) 引戸の障子移動装置取付構造
JPH0640875Y2 (ja) 窓,出入口用シャッター取付け枠装置
JPH0428413Y2 (ja)
JP2599495Y2 (ja) ペット用自動開閉窓付扉
JPH11241563A (ja) 引戸の自動開閉装置
JP7446175B2 (ja) 電動式の円弧状ドア装置
JPH0333917Y2 (ja)
KR100187856B1 (ko) 자동차 도어의 개폐유리 안전장치
JPH09256736A (ja) 電動式開閉ドアの制御装置
JPH0357559Y2 (ja)
JP3380221B2 (ja) 自動引戸構造
JP2578201Y2 (ja) 扉の電動装置
JP2000265740A (ja) 引 戸
JPH0532551B2 (ja)
JP2003172072A (ja) 引分け連動戸

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees