JP2000264375A - 保冷容器 - Google Patents

保冷容器

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JP2000264375A
JP2000264375A JP11071073A JP7107399A JP2000264375A JP 2000264375 A JP2000264375 A JP 2000264375A JP 11071073 A JP11071073 A JP 11071073A JP 7107399 A JP7107399 A JP 7107399A JP 2000264375 A JP2000264375 A JP 2000264375A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚等のドリップや氷融解水等の排水孔を設け
た発泡合成樹脂製の保冷容器で、容器の方向を違えて背
積みして保管又は運搬等する際にも排出水が容器外面を
汚染することがない保冷容器を提供する。 【解決手段】 蓋体上面2aの周縁部に環状凸部6を周設
し、容器本体下面1aに環状凸部6内に嵌合する脚部7を
設け、環状凸部内の4隅部に蓋体2と容器本体側壁4を
上下に貫通して蓋体上面2aと容器本体下面1aに開口する
通水孔19(貫通孔15、18)を設け、容器本体1の底部8に
下面1aに開口する排水孔9を設け、容器を積み重ねたと
きに上位の容器本体下面1aと下位の蓋体上面2aとの間に
隙間が形成されるようにして、上位の容器本体下面1a
の排水孔9及び通水孔19(貫通孔15)から下位の蓋体上面
2aに排出される水が蓋体上面2aに開口する通水孔19(貫
通孔18)へ流入するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、塩鯖、に
しん、しゃけ、いか等の魚介類等の水産物等を氷により
保冷した状態で保管又は輸送するための魚箱等として用
いられる保冷容器に関するものであり、例えば、漁場か
ら輸送されて漁港に陸揚げされたこれら水産物等の生鮮
物を、この保冷容器に収容して冷凍状態または保冷状態
で国内各地へ輸送する場合等に使用される。
【0002】
【従来の技術】上記のような水産物等の生鮮物は、木箱
や発泡合成樹脂製容器に、氷等の保冷材とともに収容し
て冷凍または保冷状態で保管又は輸送されるのが一般的
である。これらの容器、特に発泡合成樹脂製容器の場合
は、魚等の水産物から発生するドリップや保冷材として
の氷が融解した水等の汚水に容器内に収納した水産物等
の生鮮物が接触して品質が低下したりすることを防止す
るため、容器の底部に、魚等から発生するドリップや容
器内部の氷が融解した水等の汚水を排出させるための排
水孔を設けることは公知であり、多用されている。しか
し、例えば容器を積み重ねて保管又はトラック等により
運搬する際に、前記排水孔から排出された汚水は、下位
の容器の蓋体上面から該容器側面へ流れ落ち、積み重ね
た容器の側面等が濡れてしまい、容器を持つ作業員の手
が滑るなどして運搬の際の作業性が悪化したり、また、
汚水により容器側面等が汚れ、更には容器側面等に貼付
したラベルが破れたり剥がれたりするなどして容器の外
観を損ねるといった問題もあった。
【0003】上記のように、排水孔から排出される汚水
等により保冷容器の側面が汚れることを防止するための
構造として、実用新案登録第3043521号公報に
は、容器本体の側壁の上端面から下方に向かって貫通孔
を形成し、該貫通孔と合致する位置の蓋に貫通孔を形成
し、容器本体の内部の底部において前記容器本体の貫通
孔に連通する排水路を形成した保冷容器が開示されてい
る。この保冷容器によれば、容器内の汚水などは容器本
体底部の排水路から、これに容器本体の内部の底部にお
いて連通する容器本体側壁の貫通孔へ流入し、上位の容
器からの排水は下位の容器本体の側壁内の貫通孔を通
り、最下位の容器本体の底部より排出されることから、
容器の側面等を汚すことがない、というものである。
【0004】ところが、魚介類等の生鮮物を保管又は運
搬する場合には、これら内容物を収納した発泡合成樹脂
製等の保冷容器を、多数段積み重ねて保管、運搬するこ
とが一般的である。この容器を積み重ねる場合において
は、例えば図20に示すように、全ての容器cの方向を
揃えて積み重ねるだけでなく、例えば図21に示すよう
に、上下の容器c、c’の方向を違えて積み重ねること
がよく行われている。業界では、図20に示すように容
器cの方向を揃え積み重ねる場合を「棒積み」と称する
のに対して、前記図21に示すように容器c、c’の方
向を違えて積み重ねる積み方を、「背積み」と称してい
る(以下、本明細書でも、「棒積み」、「背積み」と記
す。)。特に、運搬時にパレット上に多数の容器を積み
重ねてトラック等への積み込み、積み降ろし、移動等を
行う場合は、前記の背積みが行われる。例えば、魚箱を
市場等で運搬する場合は、魚等を氷とともに収納し積み
重ねた保冷容器は重量が極めて大きいことから、前記の
ようにパレットに積んでフォークリフトで運ぶことが多
いが、容器をパレット上に方向を揃えて棒積みした場合
には、積み上げた容器が不安定で、運搬時の振動等によ
り倒れやすいことから、容器の方向を違えて背積みする
のが一般的である。従って、容器内のドリップや氷の融
解水を容器外へ排出する場合には、前記のように容器の
方向を違えて背積みする場合においても、容器内から排
出されたドリップや氷の融解水等により容器外面が汚染
されないようにすることが切望される。しかしながら、
排水用の貫通孔を設けた従来の保冷容器においては、前
記のように、容器内のドリップや氷の融解水等の汚水を
容器外へ排出するための排水路を、容器本体の内部の底
部において、容器本体の側壁を上下に貫通して形成した
貫通孔に連通させ、積み重ねた上位の容器内の汚水を該
容器本体の貫通孔から下位の蓋体上面の貫通孔へ流入さ
せるように構成してなることから、この容器の方向を違
えて背積みした場合には、上位の容器本体の貫通孔と下
位の蓋体上面の貫通孔とはその位置が合致しないことか
ら、上記の容器本体の貫通孔から排出される汚水等が必
ずしも下位の蓋体上面の貫通孔に流入せず、容器側面に
流れ落ち、容器外面を汚染してしまうおそれがあった。
このように、排水用の貫通孔を設けた前記従来の保冷容
器の場合には、容器の方向を違えて背積みした場合の容
器外面の汚染の問題が必ずしも解決されてはおらず、そ
の使用が制限されているのが現状である。
【0005】しかも、前記のように、容器内の汚水を排
出するための容器本体底部の排水路を、容器本体の内部
の底部において容器本体側壁に設けた貫通孔へ連通して
設ける場合には、前記排水路を容器本体における側壁と
底部との角部に設ける必要がある。しかし、保冷容器の
側壁には、該容器内に収容される魚等の収容物と氷等の
保冷材による大きな荷重がかかるため、前記のように側
壁に貫通孔を設けた場合には側壁の強度が低下しがちに
なるうえに、この側壁に設けた貫通孔に更に容器本体の
内部の底部において排水路を連通させると、連通部分に
おける容器本体の側壁と底部との角部の強度が低下しが
ちである。特に、こうした発泡合成樹脂製の保冷容器
は、前記したように生鮮物等の収容物を収納した後、多
段に積み重ねて保管又は運搬されることが多いため、積
み重ねられた容器のうちの下位の方の容器には、その上
位に位置する全ての容器分の極めて大きな荷重がかかる
ことから、容器の強度低下は重大な問題となる。また、
この種の発泡合成樹脂製容器は、発泡性合成樹脂ビーズ
の型内成形法によって成形されるのが一般的であるが、
前記のように容器本体の底部の排水路を、容器本体の内
部の底部において側壁に設けた貫通孔へ連通するように
設ける場合には金型構造が複雑になりがちで、また成形
時の離型性も低下する傾向にある。更に、前記容器内の
汚水等を容器外へ排出するための排水路を容器本体の内
部の底部において本体側壁の貫通孔に連通させたもので
は、容器を多段に積み重ねた場合に、下位に位置する容
器においては、前記貫通孔を通して流下する汚水等の量
が多くなり、貫通孔内を汚水が一時に流下してしまう場
合等においては、これに連通する排水孔から容器内へ前
記汚水等が逆流するといったおそれも考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の保冷容器における問題点に鑑み、容器内に収容
した水産物等から発生するドリップや保冷材としての容
器内部の氷が融解した水等の汚水を排出するための排水
孔を設けてなる保冷容器において、容器の方向を揃えて
棒積みする場合のみでなく、容器の方向を違えて背積み
して保管又は運搬等する際にも、水産物等の生鮮物から
発生するドリップや氷が融解した水等、容器内から排出
される汚水が容器側面を濡らして運搬時の作業性を悪化
させたり容器の外観を損ねたりすることがなく、しかも
容器強度を低下させることがなく、成形加工も容易な保
冷容器を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る保冷容器は、発泡合成樹脂製の容器本
体と蓋体とよりなる保冷容器であって、前記蓋体上面の
周縁部に環状凸部を周設し、前記容器本体の下面に該容
器を積み重ねたときに前記蓋体上面の環状凸部の内側に
嵌合する脚部を設け、該容器隅部の前記環状凸部の内側
に、閉蓋状態における蓋体および容器本体側壁部分を上
下に貫通して蓋体上面および容器本体下面に開口する通
水孔を設け、容器本体の底部に容器本体下面に開口する
排水孔を設けるとともに、該容器を積み重ねたときに上
位の容器本体下面の排水孔から下位の蓋体上面に排出さ
れる水を該蓋体上面に開口する通水孔へ導く通水空間が
形成されるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】上記のような本発明に係る保冷容器によれ
ば、魚介類等の水産物を氷等の保冷材とともに該容器内
に収容して保管又は運搬等する際、水産物等から発生す
るドリップや容器内の氷が融解した水等の汚水は、容器
本体の底部に設けた排水孔から容器外へ排出されること
から、容器内の魚介類等が前記汚水等に接触することを
防止することができる。また、この容器を積み重ねた場
合には、上位の容器本体底部の排水孔から排出された汚
水は、下位の蓋体上面に流れ落ち、該蓋体上面に開口す
る通水孔へ流入し、該通水孔を通して容器下方へ流下す
るとともに、容器本体下面から、更にその下位の蓋体上
面に開口する通水孔に流入する。これが順に繰り返され
て、積み重ねられた各容器から排出される汚水は、最下
位の容器本体下面から該容器本体下面に設けた脚部によ
り床面との間に形成される隙間を通じて床面へ流出す
る。また、最下位の容器内の汚水等はその容器本体底部
の排水孔から該容器本体下面に設けた脚部により床面と
の間に形成される隙間を通じて直接に床面へ流出する。
【0009】このように、容器底部の排水孔から排出さ
れた汚水は、容器を上下に貫通して設けられた通水孔を
通じて積み重ねられた容器内を順次下方へ流下するの
で、容器側面が汚水で濡れて、運搬時の作業性が悪化し
たり容器の外観を損ねるといったことがない。また、蓋
体上面の周縁部には環状凸部を周設し、上位の容器本体
下面の排水孔から排出される汚水等を、この環状凸部内
の蓋体上面に排出し、ここから該蓋体上面に開口する通
水孔へ流入させるようにしてなるので、例えば図20に
示すように容器の方向を揃えて積み重ねる棒積みの場合
はもちろんのこと、例えば図21に示すように容器の方
向を違えて積み重ねる背積みの場合においても、上位の
容器本体下面の排水孔および通水孔から下位の蓋体上面
に流出する汚水が、該蓋体上面から容器側面等へ流出す
ることを確実に防止して、該蓋体上面に開口する貫通孔
へ流入させて、容器外面を汚染することなく、汚水を容
器内貫通孔を流下させることができる。
【0010】更に、一般に容器本体の側壁は容器の隅部
においてその肉厚が厚く形成されており、本発明では、
前記通水孔を容器の隅部に設けていることから、容器本
体側壁を貫通して設けた通水孔により容器強度を低下さ
せるといったおそれもなく、しかも、容器本体底部の排
水孔を前記通水孔とは独立して設けて上位の容器本体の
排水孔から排出される汚水等を下位の蓋体上面へ排出す
るようにしたことから、排水孔を容器本体の側壁に設け
た貫通孔へ容器本体の内部の底部において連通させるべ
く、容器本体における側壁と底部との角部に設ける場合
のように容器強度を低下させるおそれもない。なお、前
記容器の隅部に容器を上下に貫通して設ける通水孔は、
容器の4隅に設けることが、排水の効率の観点からより
好ましい。
【0011】前記の場合、容器を積み重ねたときに上下
の容器における通水孔の開口部の位置が一致するよう
に、容器をほぼ垂直に貫通して前記通水孔を設けておけ
ば、上位の容器の通水孔を流下し該容器の容器本体下面
に設けた通水孔開口部から流出した水は下位の容器の容
器蓋体上面に設けた通水孔開口部へ直接流入することか
ら、下位の容器の蓋体上面を汚すことがない。また、こ
の際、前記通水孔における蓋体上面の開口部を容器本体
下面の開口部より大きく開口しておくことで、上位の容
器の通水孔から流出した水をより確実に下位の容器の通
水孔へ流入させることができる。
【0012】更に、上位の容器本体底部に設けられ容器
本体下面に開口する排水孔から下位の蓋体上面に排出さ
れる水を該蓋体上面に開口する通水孔の開口部へ導く通
水空間として、上位の容器本体下面と下位の蓋体上面と
の間に隙間が形成されるようにすれば、上位の容器本体
の排水孔から排出された汚水が前記隙間を通じて下位の
蓋体上面の通水孔へ流入することができ、水が容器側面
等へ流出することを防止することができる。
【0013】また、蓋体上面を、その中央部分から周縁
部に向かって低くなるように傾斜して形成すれば、上位
の容器本体の排水孔から下位の蓋体上面へ排出される汚
水等が該傾斜面に沿って該蓋体上面隅部の通水孔へ速や
かに流入することで、水が容器側面等へ流出することを
より確実に防止することができ、特に、容器を背積する
場合等のように、上位の容器本体下面の通水孔と下位の
蓋体上面の通水孔との位置が合致しない場合にも、該上
位の容器本体下面の通水孔から下位の蓋体上面に流下し
た汚水等を前記傾斜面に沿って該蓋体上面隅部の通水孔
へ速やかに流入させることができる。
【0014】更に、上位の容器本体の底部に設けられ容
器本体下面に開口する排水孔から下位の蓋体上面に排出
される水を該蓋体上面に開口する通水孔へ導く通水空間
として、蓋体上面に溝を設けておけば、上位の容器本体
の排水孔から下位の蓋体上面へ排出された汚水が前記溝
内を通じて該蓋体上面の通水孔へ確実に流入するので、
汚水が下位の容器側面等へ流出することをより確実に防
止することができる。この場合、前記通水空間となる溝
の底面を蓋体上面に開口する通水孔の開口部に向かって
傾斜した状態に設けることで、汚水を確実かつ速やかに
通水孔に流入させることができ、より好ましい。
【0015】また、容器本体の底部内面に、該底部に設
けた排水孔へ連通する排水用溝を設けておけば、容器内
に収容した水産物等から発生するドリップや容器内の氷
が融解した水等の汚水を前記排水用溝により集水して排
水孔を通じて容器外へ確実に排出できるだけでなく、容
器内に収容した水産物等がドリップや氷の融解水等の汚
水に接触することによる品質低下を防ぎ、より確実に品
質維持ができることから好ましく、更にこの場合に、前
記排水用溝の底面を排水孔に向かって傾斜して設けた場
合には、前記排水用溝内に流入した汚水等を前記排水孔
から速やかに排水することができることからより好まし
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施例に基づ
き本発明に係る保冷容器を更に詳細に説明するが、これ
は単なる1例であり、何ら本発明を限定するものではな
い。
【0017】図1〜図16は本発明に係る保冷容器の1
例を示すものであり、この保冷容器は、平面視略矩形状
の容器本体1と、その上部開口部に嵌着してこれを閉止
する蓋体2とよりなり、蓋体2の下面周縁部に周設され
た嵌合用凹溝3に、容器本体2の側壁4の上端面に周設
された嵌合用凸条5を嵌合することで容器本体1の開口
部を閉止するようになっている。前記蓋体2の上面2a
の周縁部には環状に凸部6を周設し、図13〜16に示
すように、容器を積み重ねたときに下位の蓋体上面2a
と上位の容器本体下面1aとの間に隙間Aが形成される
ようになっている。また、容器本体下面1aの四隅のそ
れぞれには、脚部7を設けている。この脚部7は、図1
3、16に示すように、この容器を床面F等に直接おい
たときには、容器本体下面1aと床面Fとの間に隙間B
を形成するとともに、容器を積み重ねたときには、下位
の前記蓋体上面2aの環状凸部6内に嵌合する。これら
容器本体1と蓋体2とは、いずれも、発泡ポリスチレン
樹脂等のポリスチレン系樹脂または発泡ポリエチレン樹
脂もしくは発泡ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン
樹脂、あるいはスチレンとエチレンやプロピレン等との
共重合体等の発泡合成樹脂にて作成される。
【0018】前記容器本体1の底部8には、容器本体下
面1aに開口する排水孔9を、容器本体1の隅部に近接
して4カ所に設け、底部8内面の該排水孔9の周囲には
集水用の凹部10を設けるとともに、底部8の内面には
複数条の排水用溝11を前記凹部10に連通する状態で
縦横に設けてなる。前記排水孔9は、容器本体下面1a
における脚部7以外の位置に開口しており、容器を床面
F等に直接置いた場合には床面Fと容器本体下面1aと
の間に形成される隙間Bから容器内の汚水等が排出され
るようになっており、図例のものでは、前記脚部7から
外側に解放された状態で形成した溝14内に開口してな
る。また、容器本体1の4隅の嵌合用凸条5部分には、
容器本体1の側壁4を上下に貫通して容器本体下面1a
に開口する貫通孔15を開口してなる。この貫通孔15
も、前記排水孔9と同様に、容器本体下面1aにおける
脚部7の外側に開口している。
【0019】一方、前記蓋体2における環状凸部6に囲
まれた上面2a部分には、その4隅に、容器を積み重ね
たときに上位の容器本体下面1aの排水孔9から下位の
蓋体上面2aに排出される汚水等の通水空間となる溝1
6を形成してなり、該溝16は環状凸部6の4隅に設け
た切り込み部分17にまで延設し、該切り込み部分17
には、閉蓋時に前記容器本体1に設けた貫通孔15に連
通する位置に、蓋体下面2aの嵌合用凹溝3に開口する
貫通孔18を形成し、該蓋体2に形成した貫通孔18と
前記容器本体1に形成した貫通孔15とにより、閉蓋状
態における蓋体2および容器本体1の側壁4を上下に貫
通して蓋体上面2aおよび容器本体下面1aに開口する
通水孔19を形成してなる。更に、前記環状凸部6に囲
まれた蓋体上面2a部分は、その中央部分を高くして、
ここから周縁部に向けて次第に低くなるように四方に傾
斜した状態で形成されている。
【0020】前記容器を上下に貫通する通水孔19を構
成する貫通孔15および18の内径には特に限定はな
く、容器の大きさ、容器本体側壁4の肉厚、強度等を考
慮して汚水等が流下しうる範囲で適宜決定すればよい
が、一般的な魚箱として使用される容器の場合には、数
mm〜10mm程度でよい。また、容器本体1の底部8
に設ける排水孔9の内径にも特に制限はないが、通常の
場合には上記通水孔19と同様に数mm〜10mm程度
でよい。更に、容器本体底部8に形成する排水用溝11
の幅や深さ等にも特に制限はなく、例えば幅を数mm〜
10mm程度とし深さは数mm程度とすればよい。
【0021】なお、図中20は、容器本体1の相対向す
る一対の短辺側側壁4B、4Bの上端部の2カ所に設け
た、開蓋時に蓋に指をかけるための凹部であり、更に2
1は同じく容器本体1の相対向する一対の短辺側側壁4
B、4Bの下部中央部に設けた、容器を持ち上げるため
の手がけ部である。
【0022】上記のような保冷容器は、この容器内に魚
介類等の水産物等を、保冷材としての氷とともに収容し
て、水産物等を冷凍状態または保冷状態で保管し、また
はトラック等により輸送する。このとき、容器内に収容
した水産物等から発生するドリップや容器内の氷が融解
した水等の汚水は、容器本体1の底部8内面に形成した
排水用溝11から該底部の4隅に設けた集水用の凹部1
0内にあり容器本体下面1aに開口する排水孔9を通じ
て容器本体1の外部に排出される。このとき、前記容器
本体2の底部内面に設けた排水用凹溝11や、排水孔9
の周囲の集水用の凹部10を、排水孔9に向かって傾斜
した状態に設けておけば、容器内で発生するドリップや
氷の融解水等の汚水を前記排水用凹溝11等により効率
よく集水して排水孔9を通じて速やかに容器外へ排出す
ることができる。
【0023】そして、上記の容器を積み重ねて保管また
は輸送等する場合には、上位の容器本体1の排水孔9か
ら容器外へ排出された容器内の汚水は、下位の蓋体上面
2a上の環状凸部6内に排出される。この蓋体上面2a
上に排出された汚水は、通水空間としての溝16から該
蓋体上面2aに開口する貫通孔18内に流入し、蓋体2
及び容器本体1の側壁4部分を上下に貫通して容器本体
下面1aに開口する貫通孔18および貫通孔15からな
る通水孔19内を下方に流下し、該容器の本体下面1a
からその下位の容器に設けた通水孔19を通じて下方へ
流下し、これを順次繰り返すことで、最下位に位置する
容器本体下面1aと床面Fとの隙間Bから床面F上へ流
出する。
【0024】前記の場合において、図例のように、容器
を積み重ねたときに、蓋体上面2aと容器本体下面1a
との間に隙間Aが形成されるようにすることで、容器本
体1の底部8に設けた排水孔9から蓋体上面2a上に流
出した汚水が蓋体上面2a上を通水孔19(蓋体2の貫
通孔18)の開口部に向かって流れやすくなる。更に、
前記蓋体上面2aを、その中央部分から周縁部に向かっ
て次第に低くなるように傾斜して形成すれば、上位の容
器本体下面1aの排水孔9から下位の蓋体上面2aに排
出される汚水を前記傾斜面に沿って通水孔19(蓋体2
の貫通孔18)の開口部に向かって速やかに集水するこ
とができる。
【0025】また、図例のごとく、蓋体上面2aに、上
位の容器本体1の排水孔9から下位の蓋体上面2a上へ
排出された汚水等を該蓋体上面2aの通水孔19へと導
く通水空間となる溝16を設けておくことで、上位の容
器本体1の排水孔9から下位の蓋体上面2aに流出する
汚水を確実に通水孔19へ向かって集水することがで
き、さらにこの蓋体上面2aに設けた溝16の底面を通
水孔19の開口部、即ち蓋体2に設けた貫通孔17の開
口部に向かって傾斜して設けることで、排水孔9から排
水される汚水を速やかに通水孔19に向かって集水する
ことができる。
【0026】更に、図16に示すように、この容器を背
積みする場合、即ち、積み上げた容器の荷崩れを防止す
るために、容器の方向を違えて積み重ねる場合、上位の
容器c’の容器本体下面1aに開口する通水孔19(容
器本体1の貫通孔15)の開口部は、その下位に位置す
る方向を違えて積み重ねた容器cの蓋体上面2aに開口
した通水孔19(蓋体2の貫通孔18)の開口部と一致
せず蓋体上面2aの中央よりに位置し、また上位の容器
c’の容器本体1底部の排水孔9も、その下に方向を違
えて積み重ねられた容器cにおける蓋体上面2aの中央
よりの位置に開口する。このように、容器の方向を違え
て背積みして上位の容器と下位の容器との通水孔の位置
が合致しない場合にも、前記のように、蓋体上面2a
を、その中央部分から隅部の通水孔19に向かって次第
に低くなるように傾斜した状態に設けておくことで、前
記上位の容器c’から、これと方向を違えて積み重ねら
れた下位の容器cの蓋体上面2aにおけるどの位置に汚
水が排出されても、該傾斜面に沿って蓋体上面2aに開
口する通水孔19に向かって集水して、通水孔19を通
じて下方へ流下させることができる。
【0027】なお、前記のように蓋体上面2aを傾斜し
て形成する場合においては、図1に示すように蓋体上面
2aの中央部分を高くして、ここから四隅に設けた通水
孔19(蓋体2の貫通孔18)に向かってそれぞれ傾斜
させて設けてもよいし、また、図17に示すように、中
央部分から前後または左右いずれかへのみ傾斜して形成
してもよく、また、蓋体上面2aの溝16は必ずしも設
ける必要はなく、前記のように蓋体上面2aを傾斜させ
ておくだけで該蓋体上面2a上に排出された汚水等を通
水孔19へ流入させることができ、更に、容器本体底部
8の排水用溝11も必ずしも設ける必要はなく、単に底
部8に排水孔9としての貫通孔を設けるだけでもよい。
このように、蓋体上面2aに溝16を設けることなく単
なる傾斜面に形成し、また容器本体底部8にも排水用溝
11を設けることなく排水孔9を単なる貫通孔に形成す
る場合には、容器の構造がきわめてシンプルになり成形
加工も容易になる。
【0028】また、容器本体下面1aの脚部7は、容器
を床面に直接置く場合、例えば積み重ねた場合の最下位
に位置する容器本体下面1aと床面Fとの間に隙間Bを
形成して、該容器本体下面1aの排水孔9および通水孔
19の開口部から床面Fへの汚水の排水を容易とするも
のである。この脚部7は、蓋体上面2aの環状凸部6内
に嵌合可能で、かつ前記のように容器本体下面1aと床
面Fとの間に隙間Bを形成して該容器本体下面1aの排
水孔9および通水孔19の開口部から床面Fへの汚水の
排水を可能とするものであればよく、例えば図18、図
19のような各種形状のものを採用することもできる
し、更には、この脚部7は、蓋体上面2aの環状凸部6
と当接する容器本体下面1aの周縁部および前記通水孔
19や排水孔9を形成した部分を除いた容器本体下面1
aの全体に設けるようにしてもよいが、図例の如く、脚
部7を容器本体下面1aの4隅に独立して設けた場合に
は、例えば図16に示すように容器の方向を違えて背積
みした場合にも、上位の容器本体下面1aに設けた脚部
7が、その下位の蓋体上面2aの周縁部に設けた環状凸
部6上に重なることなく環状凸部6内に脚部7が位置
し、上位の容器本体下面1aが下位の蓋体上面2aの周
縁部に設けた環状凸部6の上面に当接することで、容器
本体下面1aに開口する排水孔9及び通水孔19と外部
との間の通気が前記環状凸部6により遮断されることか
ら、容器内の保冷状態をより確実に保持することができ
るので、より好ましい。
【0029】なお、蓋体上面2aに開口する貫通孔18
の開口部と容器本体下面1aに開口する貫通孔15の開
口部との位置は必ずしも一致させる必要はないが、容器
を積み重ねた際に上下の容器における通水孔19の開口
部の位置が一致している方が、上位の容器の通水孔19
から直接下位の容器の通水孔19へと汚水を流下させる
ことができ、速やかな排水を可能とするという観点から
好ましいことはいうまでもない。また、蓋体上面2aに
開口する貫通孔18の開口部と容器本体下面1aに開口
する貫通孔15の開口部との開口径は同一でもよいが、
蓋体上面2aの貫通孔18の開口部を容器本体下面1a
の貫通孔15の開口部より大きく形成しておくことで、
容器を積み重ねたときに、上位の容器本体下面1aに開
口する通水孔19の開口から排出される汚水を下位の蓋
体上面2aに開口する通水孔19の開口部へ確実に流入
させることができる。
【0030】更に、容器本体1の底部8に設ける排水孔
は、図例の排水孔9のように容器本体1の下面1aのみ
に開口するように設けておくだけでもよいが、従来公知
の水封構造のものを採用することも任意である。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る保冷容器
は、例えば、この容器に保冷材としての氷とともに魚介
類等の水産物等を収容し、これを積み重ねて前記魚介類
等の水産物等を冷凍または保冷状態で保管し、またはト
ラック等で輸送する場合に、水産物から発生するドリッ
プや氷が融解した水等の汚水を容器本体底部に設けた排
水孔から容器外へ排出することで、容器内に収納した水
産物などが前記ドリップや氷が融解した水等の汚水と接
触して品質を低下させるといったことがなく、また、容
器を積み重ねた場合にも、前記排水孔から排出された汚
水は容器を上下に貫通して設けた通水孔を通じて最下位
の容器下面から直接床面へ流出し、汚水が容器側面を伝
って流れ落ちるようなことがなく、容器側面等が濡れる
ことで運搬時等の作業性を悪化させたり、容器の外観を
損なったりすることがない。しかも、蓋体上面に環状凸
部を周設し、上位の容器本体下面に開口する排水孔から
前記蓋体上面へ容器内の汚水等を排出し、これを該蓋体
上面に開口する貫通孔へ流入させるように構成したこと
から、容器の方向を揃えて積み上げる棒積みの場合はも
ちろんのこと、容器の方向を違えて積み上げる背積みの
場合にあっても、下位の蓋体上面に排出される汚水等を
確実に該蓋体上面に開口する貫通孔へ流入させることが
できることから、容器内の汚水等を排水するための排水
路を容器本体の内部の底部において容器本体の側壁を貫
通して形成した貫通孔に連通させて形成してなる従来の
保冷容器の場合のように上位の容器本体下面の貫通孔か
ら排出された汚水が下位の蓋体上面の貫通孔に流入せず
容器外面を汚染する、といったことがない。従って、本
発明の保冷容器は、排水用の貫通孔を設けた同種の従来
容器とは異なり、背積みが必須とされる魚箱市場等にお
いて特に有用である。
【0032】更に、前記容器を上下に貫通して設けた通
水孔を、容器本体の側壁における比較的肉厚の厚い隅部
に設け、かつ容器底部の排水孔を前記容器を貫通する通
水空間とは別に設けたことで、容器底部と側壁との角部
に側壁の貫通孔に容器本体の内部の底部において連通す
る排水路を設けてなる従来の保冷容器の場合のように容
器の強度を低下させるといったこともなく、また、排水
孔は単に容器本体底部を上下に貫通するだけの孔でもよ
いことから、成形加工も容易である。更には、排水孔は
容器を貫通する通水孔には連通していないことから、通
水孔を通じて流下する排水が排水孔から容器内へ流入す
るといったおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る保冷容器の実施例を示す開蓋状
態の斜視図。
【図2】 前記保冷容器を下方から見た開蓋状態の斜視
図。
【図3】 前記保冷容器の平面図。
【図4】 蓋体の正面図。
【図5】 蓋体の側面図。
【図6】 蓋体の底面図。
【図7】 容器本体の平面図。
【図8】 容器本体の正面図
【図9】 容器本体の側面図。
【図10】 容器本体の底面図。
【図11】 前記保冷容器の図3におけるA−A断面
図。
【図12】 前記保冷容器の図3におけるB−B断面
図。
【図13】 前記保冷容器の図3におけるC−C断面図
であって容器を積み重ねた状態の断面図。
【図14】 前記保冷容器の図3におけるD−D断面図
であって、容器を積み重ねた状態の断面図。
【図15】 積み重ねた容器の要部を示す一部を破断し
た状態の斜視図。
【図16】 前記容器を背積みする様子を示す模式的断
面図。
【図17】 他実施例を示す保冷容器の開蓋状態の斜視
図。
【図18】 脚部の他実施例を示す容器本体を下から見
た斜視図。
【図19】 脚部の更に他実施例を示す容器本体を下か
ら見た斜視図。
【図20】 容器の方向を揃えて積み上げる棒積みの1
例を示す模式的斜視図。
【図21】 容器の方向を違えて積み上げる背積みの1
例を示す模式的斜視図。
【符号の説明】
1 容器本体、 1a 容器本体下面、 2 蓋体、
2a 蓋体上面、 3嵌合用凹溝、 4 側壁、 5
嵌合用凸条、 6 環状凸部、 7 脚部、8 底部、
9 排水孔、 10 凹部、 11 排水用溝、 1
4 溝、15 貫通孔、 16 溝、 17 切り込み
部分、 18 貫通孔、 19通水孔、 20 凹部、
21 手がけ部、 A 容器を積み重ねたときの上位
の容器本体下面と下位の蓋体上面との間に形成される隙
間、 B 容器本体下面と床面との間に形成される隙
間、 c、c’ 容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E006 AA02 BA01 CA01 DA04 DB03 3E035 AA05 BA01 BB07 BC02 BD04 BD05 3E067 AA11 AB02 AC03 BA05A BB17A BC06A CA18 EE50 FA01 GB07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡合成樹脂製の容器本体と蓋体とより
    なる保冷容器であって、前記蓋体上面の周縁部に環状凸
    部を周設し、前記容器本体の下面に該容器を積み重ねた
    ときに前記蓋体上面の環状凸部の内側に嵌合する脚部を
    設け、該容器隅部の前記環状凸部の内側に、閉蓋状態に
    おける蓋体および容器本体側壁部分を上下に貫通して蓋
    体上面および容器本体下面に開口する通水孔を設け、容
    器本体の底部に容器本体下面に開口する排水孔を設ける
    とともに、該容器を積み重ねたときに上位の容器本体下
    面の排水孔から下位の蓋体上面に排出される水を該蓋体
    上面に開口する通水孔へ導く通水空間が形成されるよう
    にしたことを特徴とする保冷容器。
  2. 【請求項2】 上位の容器本体下面の排水孔から下位の
    蓋体上面に排出される水を該蓋体上面に開口する通水孔
    へ導く通水空間として、上位の容器本体下面と下位の蓋
    体上面との間に隙間が形成されるようにした請求項1記
    載の保冷容器。
  3. 【請求項3】 蓋体上面を、その中央部分から周縁部に
    向かって低くなるように傾斜して形成した請求項1また
    は請求項2に記載の保冷容器。
  4. 【請求項4】 上位の容器本体下面の排水孔から下位の
    蓋体上面に排出される水を該蓋体上面に開口する通水孔
    へ導く通水空間として、蓋体上面に溝を設けてなる請求
    項1〜請求項3のいずれかに記載の保冷容器。
  5. 【請求項5】 容器本体底部の内面に、該底部に設けた
    排水孔へ連通する排水用溝を設けた請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載の保冷容器。
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