JP2000263149A - プレス式孔明け用ハンドリング装置 - Google Patents

プレス式孔明け用ハンドリング装置

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JP2000263149A
JP2000263149A JP11068006A JP6800699A JP2000263149A JP 2000263149 A JP2000263149 A JP 2000263149A JP 11068006 A JP11068006 A JP 11068006A JP 6800699 A JP6800699 A JP 6800699A JP 2000263149 A JP2000263149 A JP 2000263149A
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Shiyuuo Shinohara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークである平鋼21にプレス式パンチャー2
4で孔を明ける際に、平鋼をつかんで位置合わせを行う
ハンドリング装置を、安価で簡便な構成のものとなるよ
うに工夫する。 【解決手段】平鋼21を搬入する搬送ローラ23に平行
に設けられるガイドレール37上を装置台車39が、第
一駆動手段により送行し、第二駆動手段によりアーム5
9が前進し、アームの先端に設けられたチャック機構7
9が油圧手段により平鋼をつかみ、前記第一及び第二駆
動手段が制御されて、プレス式パンチャーに対する位置
合わせを行う。第一及び第二駆動手段は、それぞれ、サ
ーボモーター、歯付きプーリー、ベルト、ねじ棒、ナッ
トなどからなり、簡便な構造で安価なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、平鋼などのワー
クをつかんで、プレス式パンチャーに対して位置合わせ
を行い、孔明け作業を行うためのハンドリング装置の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネルや立坑などを施行する際
に用いられるスチールセグメントの一例を図13に示
す。このスチールセグメント1は、主桁3と継手板5を
枠状に溶接し、更に外側にスキンプレート7を溶接し、
内側に縦リブ9を取付けたものである。主桁3や継手板
5には、スチールセグメント1をボルトによって連結す
るためのボルト孔11が設けられている。また、図中1
3は補強リブ、図中15は吊手金具である。
【0003】この主桁3や継手板5などは、平鋼に孔を
明けて製造する。この孔明け作業は、プレス式パンチャ
ーを用い、作業員がワークである平鋼を1枚ずつ操作
し、ストッパーに押し当て平鋼を位置合わせした後、プ
レス式パンチャーでパンチングを行っていた。複数の孔
を明ける場合には、複数回位置合わせを行いパンチング
を行うか、複数のパンチを有する金型をプレス式パンチ
ャーに装着して作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業員
が手で重量物のワークを位置合わせすることは、神経を
磨り減らし、重筋労働となるものであった。これを改善
するためには、ワークを搬送する搬送手段に高精度のも
のを使い、搬送位置を正確に制御してプレス式パンチャ
ーに対する位置合わせを行うことも考えられるが、その
ような高精度の搬送手段は極めて高価なものになってし
まう。
【0005】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、人手によらず重量物のワークに孔明け
作業が行え、それほど高価にならないプレス式孔明け用
ハンドリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、下記の発明を提供する。第一の発明は、ワークを
搬送手段で搬入し、プレス式パンチャーで孔を明け、搬
送手段で搬出する際に、前記ワークをつかんで前記プレ
ス式パンチャーに対する位置合わせを行うハンドリング
装置であって、
【0007】前記搬入用の搬送手段に平行に設けられる
ガイドレールと、このガイドレール上を移動可能に設け
られる装置台車と、前記装置台車の前記移動を行う第一
駆動手段と、装置台車から前記搬入用の搬送手段上のワ
ークに向かって前進後退可能なアームと、この前進後退
を行う第二駆動手段と、前記アームの先端に設けられ油
圧手段によって前記ワークをつかむチャック機構と、前
記第一駆動手段、前記第二駆動手段、および前記油圧手
段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするプ
レス式孔明け用ハンドリング装置である。
【0008】第二発明は、更に、前記ワークは平鋼であ
り、前記搬送手段は搬送ローラであり、搬入用の搬送ロ
ーラの終端付近には搬入されてきた平鋼を位置決めする
位置決め機構が設けられ、この位置決め機構は、平鋼の
先端を受け止める先端ストッパーと、平鋼を搬送ローラ
の幅方向へ押すプッシャーと、押された平鋼を受け止め
る幅方向ストッパーと、を有し、
【0009】前記第一駆動手段は、前記装置台車に搭載
されたサーボモータと、このサーボモータから歯付きプ
ーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装置
台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナット
に螺合し前記ガイドレールに沿って取り付けられるねじ
棒と、からなり、
【0010】前記アームは、前記装置台車に対しスライ
ド可能に支持され前記搬入用の搬送手段上のワークに向
かって前進後退可能な2本の支持ロッドを有して成り、
前記第二駆動手段は、前記装置台車に搭載されたサーボ
モータと、このサーボモータから歯付きプーリーおよび
ベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に回転可
能に取り付けられるナットと、このナットに螺合し先端
が前記アームに固定されるねじ棒と、からなり、
【0011】前記チャック機構は、上チャックと、この
上チャックと噛み合う下チャックと、これら上下チャッ
クを開く方向に付勢する開きばねと、を有してなり、前
記制御手段は、前記第一駆動手段、または前記第二駆動
手段を往復動させて複数の千鳥に配置された孔の孔明け
動作を行わせることを特徴とするプレス式孔明け用ハン
ドリング装置である。
【0012】第三発明は、更に、前記チャック機構は、
前記アームに対し衝撃吸収ばねを介して取り付けられる
ことを特徴とするプレス式孔明け用ハンドリング装置で
ある。
【0013】第四発明は、更に、前記チャック機構のワ
ークに接触する部分には、部分的に歯が形成されている
ことを特徴とするプレス式孔明け用ハンドリング装置で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、図1乃
至図12において説明する。まず、図1乃至図3におい
て、この装置が設けられる孔明け行程の全体が行われる
設備を説明する。
【0015】ワークは、スチールセグメント1の継手板
5となる平鋼21(図1)である。搬送手段には、搬送
位置の精度がそれほど高くはない通常の搬送ローラ2
3、25が、プレス式パンチャー24を挟んで配置され
て、用いられる。搬送ローラ23、25の各ローラ26
はローラ駆動モータ26Aにより駆動される。
【0016】搬入用の搬送ローラ23の終端付近には、
搬入されてきた平鋼21を位置決めするための位置決め
機構が設けられる。この位置決め機構は、平鋼21の先
端を受け止める先端ストッパー27(図2)が油圧シリ
ンダ29により昇降する。
【0017】さらに、搬送ローラ23の幅方向の片側に
は、平鋼21を搬送ローラ23の幅方向へおろす複数の
プッシャー31(図1)がエアシリンダーによって構成
される。このプッシャー31と反対側には、押された平
鋼21を受け止めるための幅方向ストッパー33が設け
られる。そして、搬送ローラ23、25に平行にハンド
リング装置35(図4乃至図6)が設けられる。
【0018】(装置台車と第一駆動手段)まず、2本の
ガイドレール37が設けられ、これらガイドレール37
の上を装置台車39が移動可能に設けられる。すなわ
ち、それぞれのガイドレール37の上をスライドするス
ライダー41が2個ずつ合計4個設けられ、これらスラ
イダー41の上に装置台車39の台車フレーム43が取
り付けられる。
【0019】装置台車39の移動を行う第一駆動手段
は、装置台車39に搭載されたサーボモータ43のモー
タ軸45に取り付けられた歯付きプーリー47に、歯付
きベルト49が噛み合い、更に他の歯付きプーリー51
に噛み合う。この歯付きプーリー51には、ナット53
が固定される。このナット53は、台車フレーム43に
対し回転可能に取り付けられる。更に、ナット53は、
ねじ棒55に螺合する。ねじ棒55は、2本のガイドレ
ール37の間に、平行に固定されている。ナット53と
ねじ棒55の間には図示しないボールが介在し、動きが
滑らかなものになっている。
【0020】(アームと第二駆動手段)装置台車39に
は、搬送ローラ23、25の方に向かって、左右に合計
2本の支持ロッド59がスライド可能に支持されアーム
を構成する。2本の支持ロッド59の先端と後端は、そ
れぞれ先端フレーム61と後端フレーム63とにより止
められ、全体として四角形の枠を構成する。これら後端
フレーム61と先端フレーム63の中央には、それぞれ
ねじ棒65の先端と後端が固定されている。
【0021】尚、2本の支持ロッド59は、装置台車3
9の内部に設けられたリニアブッシュ59Aにより抱持
されている。また、各支持ロッド59の周り、及びねじ
棒65の周りには、先端フレーム61と装置台車39と
の間において、それぞれ蛇腹59B、65Aが設けら
れ、埃や汚れなどが付着するのが防止される。
【0022】装置台車39に搭載され第2駆動手段を構
成するサーボモータ67のモータ軸69には、歯付きプ
ーリー71が取り付けられ、この歯付きプーリー71に
噛み合う歯付きベルト73は、他の歯付きプーリー75
に噛み合っている。そして、この歯付きプーリー75に
は、ナット77が固定される。このナット77は、装置
台車39に回転可能に取り付けられる。ナット77には
ねじ棒65が螺合する。ねじ棒65とナット77との間
には、図示しないボールが介在し動きを滑らかにしてい
る。
【0023】(チャック機構)アームを構成する先端フ
レーム61にはチャック機構79が設けられる。すなわ
ち、先端フレーム61に対し、衝撃吸収バネ81を介し
て、平面形状がコの字状のチャックフレーム83が設け
られ、このコの字の左右部分85が前方へ向かってが突
設され、左右部分85の間に、上あご部材87と下あご
部材89が互いに接離可能に設けられる。
【0024】上下あご部材87、89の間には、両部材
87、89を離れる方向に付勢する開きバネ91が設け
られる。また、両部材87、89の間には対のオイルレ
スベアリング93が設けられ、開閉を滑らかなものにし
ている。そして、両部材87、89を閉じる方向に動作
するための油圧シリンダ95が設けられている。
【0025】上あご部材87の先端の下側には、上チャ
ック97がボルト孔98を通るボルト99によって固定
されている。同様に、下あご部材89の先端の上側に
は、下チャック101がボルト孔102を通るボルト1
03により取り付けられている。
【0026】上チャック97の下面において、左右と中
央とには歯105が形成されている。同様に、下チャッ
ク103の左右中央には歯105が形成されている。こ
れらの歯105は、複数の三角錐形状の突起107が並
んだ構成になっている。尚、チャックフレーム83の左
右部分85には、上チャックに沿って水平部85Aが設
けられ、水平部85Aの各端部に近接スイッチ85Bが
設けられ、ワークの確認を行う。
【0027】(その他)図12に示すように、プレス式
パンチャー24の上金型111には1個のパンチ113
が組み込まれ、下金型115には1個のダイ117が組
み込まれている。また、装置台車39に対し、各サーボ
モータ43、67の電源や制御信号を伝えるための各電
気ケーブル、さらにはチャック機構79の油圧を供給す
る油圧ケーブルを通すためのケーブルベア119、12
1が、ガイドレール37の設けられるベースフレーム1
23と装置台車39の間(図5)、及び装置台車39と
チャック機構79との間(図6)の間に設けられる。
【0028】ベースフレーム123の下には、油圧、エ
ア圧などを供給するためのポンプ125が備えられる
(図5図6)。リミットスイッチや近接スイッチが制御
の必要に応じて各所に設けられる。
【0029】(動作)図1または図2において、ワーク
である平鋼21が搬送ローラ23の上を、右方向から左
方向へ搬入されると、平鋼21の先端は先端ストッパー
27に当接し位置決めされる。また、プッシャー31が
働いて幅方向へ押され、幅方向ストッパー33に受け止
められる。この位置決め状態は、リミットスイッチによ
り検出される。
【0030】この検出が行われると、所定位置で待機し
ていた装置台車39の第二駆動手段であるサーボモータ
67が働き、歯付きプーリー71、75及びベルト73
を介してナット77が回転しねじ棒65が前進するの
で、2本の支持ロッド59からなるアームが前進する。
【0031】この時、アームの先端のチャック機構79
は閉じており、閉じた状態で平鋼21を押し、平鋼21
を完全に位置決めする。この状態で油圧シリンダ95が
戻り、開きバネ91の付勢力によってチャック機構79
が開く。すなわち、上チャック97と下チャック101
とが上下方向に離れる。
【0032】その後、再び第二駆動手段のサーボモータ
67が働いてアーム及びチャック機構79が前進する。
そして油圧シリンダ95が働いて、チャック機構79が
閉じ、平鋼21をつかむ。この時、上下チャック97、
101に設けられた歯105により、大きな摩擦によっ
て平鋼21をしっかり固定できる。
【0033】次に、第一駆動手段のサーボモータ43が
働いて、歯付きプーリー47、51及びベルト49を介
してナット53が回転し、装置台車39はガイドレール
37の上を移動する。これにより所定の位置まで平鋼2
1は移動される。また同時に、第二駆動手段のサーボモ
ータ67も働いて、平鋼21の幅方向の位置合わせも行
われる。
【0034】このようにして位置合わせが行われた後、
プレス式パンチャー24が働き孔明けが行われる。この
位置合わせと孔明けは1回でも良く、あるいは複数回行
うことも可能である。そして、第一駆動及び第二駆動手
段のサーボモータ43、67の回転量が制御されること
で、千鳥に配置された孔を孔明けすることが可能とな
る。図示しない制御装置により、これらのサーボモータ
43、67及びプレス式パンチャー24などのの制御が
行われる。
【0035】このようにしてチャック機構79により平
鋼21がつかまえられた状態でパンチングが行われ孔明
けが行われるが、このパンチングの際の衝撃力は、衝撃
吸収ばね81によって吸収されるので、直接にチャック
機構79に伝わって悪影響を及ぼし、チャック機構79
のボルトの割れやガタが生じるのを防止できる。
【0036】所定の孔明けが行われると、再び第一駆動
手段のサーボモータ43あるいは第二駆動手段のサーボ
モータ67が働いて、ハンドリング装置が平鋼21を搬
出用の搬送ローラ25の上へ位置合わせする。そして、
油圧シリンダ95が戻り、開きバネ91の付勢力によっ
て上チャック97と下チャック101とが離れ、平鋼2
1が外れ、搬送ローラ25によって搬出される。
【0037】(他の実施形態)以上の実施形態において
は、上チャック97の歯105は、左右端部と中央との
3か所に設けられるが、他の実施形態においては左右の
みに設けることが可能である。このようにすることで、
上下チャック97、101のそれぞれの歯105は平鋼
21を挟んで千鳥状に配置され、平鋼21の弾性を利用
してしっかりとつかむことが可能となり、しかも上下チ
ャック97、101の歯105が同じ場所をつかむこと
によって生じる傷を防止することが可能となる。
【0038】また、以上の実施形態においては上チャッ
ク97と下チャック101との歯105の数は3対1で
あったが、他の実施形態においては2対1、1体2、1
体3、3対2、2体3、3対3、3対4、4体3、4対
4など任意の数と組み合わせにすることが可能である。
【0039】また、以上の実施形態においては、プレス
式パンチャー24には一対のパンチ113とダイ117
のみが設けられるものであったが、他の実施形態におい
ては複数対のパンチ113とダイ117を設けることも
可能である。板圧が薄いワークであれば、複数対のパン
チ113とダイ117を設けることで、1度のパンチン
グで複数の孔を明けることが可能である。
【0040】また、以上の実施形態では、搬送手段は搬
送ローラ23、25であったが、他の実施形態ではで、
他の搬送手段、例えば搬送コンベアであっても良い。ま
た、以上の実施形態では、駆動手段においてナット5
3、75が回転しねじ棒55、65は回転しないもので
あったが、他の実施形態では、この関係を逆にし、ナッ
ト73、754を装置台車39に固定しねじ棒55、6
5を回転させるものとしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、第1、2、3、ま
たは4の発明によれば、装置台車が第一駆動手段によっ
てガイドレール上を移動し、第二駆動手段によってアー
ムを前進させ、アームの先端のチャック機構によりワー
クをつかんでプレス式パンチャーに対する位置合わせを
行い、孔明けを行った後、再び搬送手段で搬出を行う。
これにより、搬送手段はワークを正確に搬送する必要は
なく、ハンドリング装置のみが正確なワークの位置合わ
せを行えれば良い。したがって、装置のコストを低くで
きる。
【0042】また、第2、3、または4の発明によれ
ば、搬送手段は従来の搬送ローラを用いることができ、
したがって設備費を安価なものにすることが可能であ
る。 また、搬入されてきたワークである平鋼の位置決
めは、位置決め機構のストッパーによって先端が受け止
められ、プッシャーによって幅方向へ押され幅方向スト
ッパーに受け止められることで幅方向の位置決めが行わ
れる。
【0043】また、第一駆動手段及び第二駆動手段は共
にサーボモータ、歯付きプーリー、ベルト、ねじ棒、及
びナットなどにより簡単でしかも正確な駆動が行える。
また、アームは二本の支持ロッドにより安定して支持さ
れる。また、チャック機構も、上チヤック、下チャッ
ク、開きバネ、油圧手段などの簡単な構造により、しっ
かりと平鋼をつかむことができる。
【0044】また、第3、または4の発明によれば、チ
ャック機構は衝撃吸収バネを介してアームに取り付けら
れるので、孔を明けるパンチングの際の衝撃によってチ
ャック機構へ悪影響が及ぶのを防止できる。また、第4
の発明によれば、さらに、チャック機構は部分的に形成
された歯によってワークに接触するので、ワークをしっ
かりつかむことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るハンドリング装置
が設けられる設備全体を示す平面図である。
【図2】図1のプレス式パンチャーの部分を表す正面図
である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1のハンドリング装置だけを拡大して示す図
である。
【図5】(A)は図4の正面図、(B)は(A)の要部
を示す断面図である。
【図6】図3のハンドリング装置を示す拡大図である。
【図7】図6の要部を示す縦断面拡大図である。
【図8】図7の水平断面図である。
【図9】図8を右方向から見た図である。
【図10】図7及び図8のチャック機構に用いられる上
チャックを示すもので(A)は底面図 (B)は側面図である。
【図11】図7及び図8のチャック機構に用いられる下
チャックを示すもので(A)は平面図 (B)は側面図である。
【図12】(A)は図2のプレス式パンチャーのみを示
す正面図 (B)は(A)のパンチとダイを示す拡大図である。
【図13】この実施形態に係るハンドリング装置が扱う
ワークである平鋼を部品とする製品であるスチールセグ
メントを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スチールセグメント 3 主桁 5 継手板 7 スキンプレート 9 縦リブ 11 ボルト孔 21 平鋼 23、25 搬送ローラ 24 プレス式パンチャー 26 ローラ 26A ローラ駆動モータ 27 先端ストッパー 29 油圧シリンダ 31 プッシャー 33 ストッパー 35 ハンドリング装置 37 ガイドレール 39 装置台車 41 スライダー 43 台車フレーム 45 モータ軸 47 歯付きプーリー 49 歯付きベルト 51 歯付きプーリー 53 ナット 55 ねじ棒 59 支持ロッド 59A リニアブッシュ 59B 蛇腹59B、65A 61 先端フレーム 63 後端フレーム 65 ねじ棒 67 サーボモータ 69 モータ軸 71 歯付きプーリー 73 歯付きベルト 75 歯付きプーリー 77 ナット 79 チャック機構 81 衝撃吸収バネ 83 チャックフレーム 85 左右部分 87 上あご部材 89 下あご部材 91 開きバネ 93 オイルレスベアリング 95 油圧シリンダ 97 上チャック 98 ボルト孔 99 ボルト 101 下チャック 102 ボルト孔 103 ボルト 105 歯 107 突起 111 上金型 113 パンチ 115 下金型 117 ダイ 119、121 ケーブルベア 125 ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを搬送手段で搬入し、プレス式パ
    ンチャーで孔を明け、搬送手段で搬出する際に、前記ワ
    ークをつかんで前記プレス式パンチャーに対する位置合
    わせを行うハンドリング装置であって、 前記搬入用の搬送手段に平行に設けられるガイドレール
    と、このガイドレール上を移動可能に設けられる装置台
    車と、前記装置台車の前記移動を行う第一駆動手段と、
    装置台車から前記搬入用の搬送手段上のワークに向かっ
    て前進後退可能なアームと、この前進後退を行う第二駆
    動手段と、前記アームの先端に設けられ油圧手段によっ
    て前記ワークをつかむチャック機構と、前記第一駆動手
    段、前記第二駆動手段、および前記油圧手段を制御する
    制御手段と、を備えたことを特徴とするプレス式孔明け
    用ハンドリング装置。
  2. 【請求項2】 前記ワークは平鋼であり、前記搬送手段
    は搬送ローラであり、搬入用の搬送ローラの終端付近に
    は搬入されてきた平鋼を位置決めする位置決め機構が設
    けられ、この位置決め機構は、平鋼の先端を受け止める
    先端ストッパーと、平鋼を搬送ローラの幅方向へ押すプ
    ッシャーと、押された平鋼を受け止める幅方向ストッパ
    ーと、を有し、前記第一駆動手段は、前記装置台車に搭
    載されたサーボモータと、このサーボモータから歯付き
    プーリーおよびベルトによって回転力が伝えられ前記装
    置台車に回転可能に取り付けられるナットと、このナッ
    トに螺合し前記ガイドレールに沿って取り付けられるね
    じ棒と、からなり、前記アームは、前記装置台車に対し
    スライド可能に支持され前記搬入用の搬送手段上のワー
    クに向かって前進後退可能な2本の支持ロッドを有して
    成り、前記第二駆動手段は、前記装置台車に搭載された
    サーボモータと、このサーボモータから歯付きプーリー
    およびベルトによって回転力が伝えられ前記装置台車に
    回転可能に取り付けられるナットと、このナットに螺合
    し先端が前記アームに固定されるねじ棒と、からなり、
    前記チャック機構は、上チャックと、この上チャックと
    噛み合う下チャックと、これら上下チャックを開く方向
    に付勢する開きばねと、を有してなり、前記制御手段
    は、前記第一駆動手段、または前記第二駆動手段を往復
    動させて複数の千鳥に配置された孔の孔明け動作を行わ
    せることを特徴とする請求項1に記載のプレス式孔明け
    用ハンドリング装置。
  3. 【請求項3】 前記チャック機構は、前記アームに対し
    衝撃吸収ばねを介して取り付けられることを特徴とする
    請求項1、または2に記載のプレス式孔明け用ハンドリ
    ング装置。
  4. 【請求項4】 前記チャック機構のワークに接触する部
    分には、部分的に歯が形成されていることを特徴とする
    請求項1、2、または3に記載のプレス式孔明け用ハン
    ドリング装置。
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