JP2000262676A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2000262676A JP11073860A JP7386099A JP2000262676A JP 2000262676 A JP2000262676 A JP 2000262676A JP 11073860 A JP11073860 A JP 11073860A JP 7386099 A JP7386099 A JP 7386099A JP 2000262676 A JP2000262676 A JP 2000262676A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2個のパチンコ玉が入賞し、一対の開閉部材
に挟持された場合でも玉詰まりを起こすことのないパチ
ンコ遊技機の入賞装置を提供する。 【構成】 開閉部材40a,40bの起立時の間隔のほ
ぼ中間位置の取付基板20に、一対の開閉部材40a,
40bによって2個のパチンコ玉が挟持されたときにそ
の挟持力によって一方のパチンコ玉が前方に向かって移
動し得るように当接して2個のパチンコ玉が平面視で段
差状となるように誘導する誘導突起21を突設したこと
により、2個のパチンコ玉が受ける一対の開閉部材40
a,40bからの挟持力が水平線上に働くことがなく、
一方のパチンコ玉が他方のパチンコ玉から逃げるように
前方に向かって移動して平面視で段差状となるため、2
個のパチンコ玉に作用する挟持力が水平線上で釣り合う
ことがなく、入賞装置5内で2個のパチンコ玉が玉詰ま
りになることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉を受け
入れない起立状態とパチンコ玉を受け入れることができ
る傾斜状態とに変化可能な一対の開閉部材を取付基板の
前面に軸支したパチンコ機の入賞装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ遊技機の遊技盤面に
設けられる入賞装置であって、一対の開閉部材を取付基
板の前面に軸支した入賞装置においては、遊技中に入賞
装置に2個のパチンコ玉が同時に入賞して開閉部材が傾
斜状態から起立状態に戻る際に、図10に示すように、
2個のパチンコ玉が一対の開閉部材40a,40bに挟
持されて玉詰まりを起こしてしまうことがあった。これ
は、図11に示すように、2つのパチンコ玉が水平線上
に並び、一対の開閉部材40a,40bからの挟持力が
この水平線上に働いて釣り合うため、2個のパチンコ玉
が静止してしまい、入賞装置5内で玉詰まりを起こして
しまうというものであった。このように、入賞装置5内
で玉詰まりが起こった場合、詰まったパチンコ玉が入賞
するためには、後続のパチンコ玉の衝突により偶然に入
賞装置5内に押し出されるか、あるいは遊技客が遊技場
の従業員を呼び、従業員が遊技機1前面のガラス扉を開
放して玉詰まりの処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、入賞装置内
で玉詰まりを起こしたパチンコ玉に後続のパチンコ玉が
衝突した場合でも、必ずしも玉詰まりが解消するもので
はなく、後続のパチンコ玉が堆積することがあり、却っ
て玉詰まりのパチンコ玉を増やしてしまうという欠点が
あった。また、従業員が玉詰まりの処理をする場合、遊
技客は処理が終了するまで遊技を中断しなくてはならな
いため、興趣をそがれてしまうという欠点があった。本
発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、2個のパチンコ玉が入賞し、一対の開
閉部材に挟持された場合でも玉詰まりを起こすことのな
いパチンコ遊技機の入賞装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明が採用した具体的な解決手段を図面を参照
して説明する。請求項1の発明においては、図5及び図
6に示されるように、パチンコ玉を受け入れない起立状
態とパチンコ玉を受け入れることができる傾斜状態とに
変化可能な一対の開閉部材40a,40bを取付基板2
0の前面に軸支したパチンコ機1の入賞装置5におい
て、前記一対の開閉部材40a,40bの起立時の間隔
のほぼ中間位置の前記取付基板20に、前記一対の開閉
部材40a,40bによって2個のパチンコ玉が挟持さ
れたときにその挟持力によって一方のパチンコ玉が前方
に向かって移動し得るように当接して2個のパチンコ玉
が平面視で段差状となるように誘導する誘導突起21を
突設したことを特徴とするものである。このように構成
することにより、2個のパチンコ玉が受ける一対の開閉
部材40a,40bからの挟持力が水平線上に働くこと
がなく、一方のパチンコ玉が他方のパチンコ玉から逃げ
るように前方に向かって移動して平面視で段差状となる
ため、2個のパチンコ玉に作用する挟持力が水平線上で
釣り合うことがなく、これによって2個のパチンコ玉が
静止することがなく、入賞装置5内で2個のパチンコ玉
が玉詰まりになることはない。
【0005】また、請求項2の発明においては、図8に
示すように、誘導突起21は、その突設高さhがパチン
コ玉の半径Rよりも小さく且つその直径dが前記一対の
開閉部材40a,40bに挟持されて誘導突起21の左
右に当接した状態で2個のパチンコ玉の間に隙間Aが生
じるように円筒形状に形成されていることを特徴とする
ものである。このように誘導突起21の突設高さhをパ
チンコ玉の半径Rよりも小さく構成することにより、入
賞装置5にパチンコ玉が入賞する際に、パチンコ玉が取
付基板20の表面に当接しながら入賞し、その後、開閉
部材40a,40bが起立状態に移行した場合でも、開
閉部材40a,40bと誘導突起21との間にパチンコ
玉が挟持されることなく、パチンコ玉が前方に向かって
移動することができる。更に、誘導突起21の直径dを
一対の開閉部材40a,40bに挟持され誘導突起21
に当接した2個のパチンコ玉の間に隙間Aが生じるよう
に設定することにより、前記一対の開閉部材40a,4
0bに挟持され誘導突起21に当接した2個のパチンコ
玉が水平線上で当接することがなく、一方のパチンコ玉
が前方に向かって移動し得るように誘導突起21に当接
して2個のパチンコ玉が平面視で段差状となるため、2
個のパチンコ玉に作用する挟持力が水平線上で釣り合う
ことがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1を参照して、パ
チンコ遊技機1の概要について説明する。図1は、実施
形態に係る入賞装置5を装着したパチンコ遊技機1の正
面図である。
【0007】図1に示すように、パチンコ遊技機1の遊
技盤2のほぼ中央部に変動表示装置3が配置され、その
変動表示装置3の中央部には、図柄表示器4が設けら
れ、変動表示装置3の両側方には、通過口6が設けられ
ている。また、変動表示装置3の下方には、本実施形態
の要部を構成する入賞装置5が配置され、この入賞装置
5の両側方には、前記変動表示装置3の変動を許容する
始動口9が配置されている。更に、入賞装置5の下方に
は、変動入賞装置7が配置されており、この変動入賞装
置7の下部ほぼ中央に変動表示装置8が設けられてい
る。なお、入賞装置5は、始動口9と同じ始動機能を有
している。
【0008】また、遊技盤2の下方には、払い出された
賞品球を貯留する上皿10が設置され、上皿10の下方
には、上皿10では貯留しきれない賞品球が払い出され
る下皿11が設置されている。また、下皿11の右側方
には、パチンコ玉を発射させるためのハンドル12が設
置されている。
【0009】遊技中、遊技者がハンドル12により発射
したパチンコ玉が、通過口6に内蔵された検出スイッチ
(図示しない)を通過すると変動表示装置8が起動して
変動表示動作が実行される。変動表示装置8には様々な
図柄が表示されるものであるが、例えば、7セグメント
のLEDにより0〜9までの数字を表示するものであ
る。変動入賞装置8が起動した後、所定の時間が経過す
ると変動表示装置8が停止し、ある特定の図柄(例え
ば、7)が表示されると、始動機能を有する入賞装置5
(以下、始動入賞装置5という)がパチンコ玉を受け入
れることができる状態となる。この状態で始動入賞装置
5にパチンコ玉が入賞し、そのパチンコ玉が遊技盤2の
裏面に取り付けられる図示しない検出スイッチによって
検出されると、図柄表示器4が起動して変動表示動作が
実行される。図柄表示器4には様々な図柄が表示される
ものであるが、例えば、3個の7セグメントのLEDに
より0〜9までの数字の組合せを表示するものである。
図柄表示器4が起動した後、所定の時間が経過すると図
柄表示器4が停止し、ある特定の図柄(例えば、同一図
柄のゾロ目)が表示されると、大当たり状態となる。大
当たり状態になると、変動入賞球装置7が開放し、変動
入賞球装置7がパチンコ玉を受け入れることができる状
態になる。変動入賞球装置7は、所定時間(例えば、3
0秒)が経過するか、その所定時間内に所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまで開放し、そのよう
な開放状態を変動入賞球装置7の内部に設けられるV入
賞口(図示しない)に入賞することを条件として、所定
回数(例えば、16回)繰り返すことができるようにな
っている。
【0010】以上、パチンコ遊技機1の概要について説
明したが、次に、本実施形態の要部を構成する始動入賞
装置5について、図2乃至図9を参照して説明する。図
2は、始動入賞装置5の分解斜視図であり、図3は、パ
チンコ玉を受け入れない状態(以下、起立状態という)
における始動入賞装置5の側方から見た断面図であり、
図4は、パチンコ玉を受け入れることができる状態(以
下、傾斜状態という)における始動入賞装置5を側面か
ら見た断面図であり、図5は、傾斜状態における始動入
賞装置5の正面図であり、図6は、始動入賞装置5内に
同時に2個のパチンコ玉が入賞し、開閉部材40a,4
0bによって2個のパチンコ玉が挟持された状態を示す
始動入賞装置5の正面図であり、図7は、始動入賞装置
5内に同時に2個のパチンコ玉が入賞し、開閉部材40
a,40bによって2個のパチンコ玉が挟持されたとき
にその挟持力によって一方のパチンコ玉が前方に向かっ
て移動する状態を示す始動入賞装置5の上方から見た平
面図であり、図8及び図9は、取付基板20に突設され
た誘導突起21の形状を示す始動入賞装置5の上方から
見た平面図である。
【0011】図2において、始動入賞装置5は、パチン
コ遊技機1の遊技盤2の表面に取り付けられる取付基板
20と、取付基板20に取り付けられ起立状態と傾斜状
態とに変化可能な一対の開閉部材40a,40bと、傾
斜状態で受け入れたパチンコ玉を取付基板20の後方に
向けて誘導する誘導部52を有する前面飾り50と前記
開閉部材40a,40bを開閉させるための回転レバー
66と、前後作動することにより前記回転レバー66を
回転させるソレノイド60と、から構成されている。以
下、始動入賞装置5を構成する上記した各構成について
詳細に説明する。
【0012】取付基板20の前面上部には、パチンコ玉
を受け入れることができる普通入賞口としての入賞口2
2が形成されており、この入賞口22には、受け入れた
パチンコ玉を後方へ誘導するための後方誘導樋23が形
成されている。この入賞口22の下方には、誘導突起2
1が突設されている。この誘導突起21は、一対の開閉
部材40a,40bによって2個のパチンコ玉が挟持さ
れたときにその挟持力によって一方のパチンコ玉が前方
に向かって移動し得るように当接して2個のパチンコ玉
が平面視で段差状となるように誘導するものである。
【0013】前記誘導突起21の下方には、左右にそれ
ぞれ一箇所ずつ、開閉部材40a,40bの後方に突設
される連結ピン43a,43bが挿通される連結穴26
a,26bが貫通して穿設されている。また、この連結
穴26a,26bの外側には、連結穴26a,26bに
それぞれ隣接して、前面飾り50の後方に突設される軸
支ピン51a,51bが挿入される止め穴25a,25
bが貫通して穿設されている。また、連結穴26a,2
6bの下方であって、取付基板20のほぼ中央には、入
賞したパチンコ玉の取り入れ口である玉入口28が穿設
され、この玉入れ口28の側方には、左右にそれぞれ一
箇所ずつ前面飾り50を固定するための取付穴27a,
27bがそれぞれ貫通して穿設されている。更に、取付
基板20の最側端部には、左右にそれぞれ一箇所ずつ、
取付基板20を遊技盤2に取り付けるための取付穴24
a,24bが穿設されている。
【0014】取付基板20の裏面上部であって、前記入
賞口22に対応する位置には、前記後方誘導樋23が表
面側から連通して形成されている。この後方誘導樋23
の下方には、左右にそれぞれ一箇所ずつ、ソレノイド6
0が取り付けられるソレノイド取付片31が突設されて
いる。このソレノイド取付片31の下方には、左右にそ
れぞれ一箇所ずつ、回転レバー66を軸支する回転レバ
ー取付片33が突設され、この回転レバー取付片33に
は、軸ピン34が挿入される軸穴32が穿設されてい
る。
【0015】また、前記玉入れ口28の下部には、玉入
れ口28から取り入れられたパチンコ玉を遊技盤2の後
方へ誘導する後方誘導部29が玉入れ口28から後方に
向かって形成されている。なお、後方誘導部29の中心
には、パチンコ玉をスムーズにパチンコ遊技機1内に導
入するための誘導突片30が突設されている。
【0016】開閉部材40a,40bの下部には、開閉
部材40a,40bの回転中心であり、前面飾り50の
軸支ピン51a,51bが挿通される軸支穴42a,4
2bが貫通して穿設されている。開閉部材40a,40
bの対向する内側面は、入賞したパチンコ玉をスムーズ
に誘導するためのパチンコ玉誘導面44a,44bを形
成している。また、開閉部材40a,40bの外側面に
は、装飾部41a,41bが形成されている。更に、開
閉部材40a,40bの裏面側下部であって前記軸支穴
42a,42b近傍には、前記連結穴26a,26bに
挿通される連結ピン43a,43bが突設されている。
【0017】前面飾り50の裏面上部には、前面飾り5
0の中心線を挟んで左右対称の位置にそれぞれ一箇所ず
つ、前記取付基板20の止め穴25a,25bに挿入さ
れる軸支ピン51a,51bが突設されている。また、
前面飾り36の裏面下部には、傾斜状態で受け入れたパ
チンコ玉を後方へ向けて誘導する誘導底面52が円弧状
に形成され、誘導底面52の下部には、下部覆い部53
が形成されている。
【0018】回転レバー66の中央部には、ソレノイド
60のプランジャ63の先端部分が嵌め込まれる図示し
ない凹部が形成されている。また、回転レバー66の左
右には、回転レバー66の回転中心であり、軸ピン34
が挿通される軸支穴67がそれぞれ穿設されている。こ
の軸支穴67の側方にある回転レバー66の先端部分に
は、前記連結ピン43a,43bが挿入される係合凹部
68a,68bが形成されている。
【0019】ソレノイド60には、前記回転レバー66
を回転させるためのプランジャ63が、スプリング65
を挿通した後挿入されている。また、ソレノイド60
は、ソレノイド60を取付基板20に取り付けるための
取付部材61に、図示しない取付ネジで取り付けられて
いる。
【0020】上記のように構成される各機構部材を組み
付けるには、以下に示す手順により行う。先ず、前面飾
り50の軸支ピン51a,51bの後端部を開閉部材4
0a,40bの軸支穴42a,42bにそれぞれ挿通し
た後、軸支ピン51a,51bの先端を取付基板20の
止め穴25a,25bに挿入することにより、前面飾り
50を取付基板20に装着する。開閉部材40a,40
b及び前面飾り50を取付基板20に装着した後、取付
基板20の裏面側から、図示しない取付ネジを取付穴2
7a,27bに挿通し、この取付ネジを前面飾り50の
下面覆い部53の先端部に穿設された図示しない止着穴
に螺着することにより、前面飾り50が取付基板20に
固定される。このとき、開閉部材40a,40bの連結
ピン43a,43bの先端部分が取付基板20の連結穴
26a,26bに挿通され、取付基板20の裏面側に突
出することとなる。
【0021】この連結穴26a,26bは、挿入された
連結ピン43a,43bの可動範囲を規制するものであ
ると同時に、開閉部材40a,40bの起立状態と傾斜
状態とを決定するものである。すなわち、開閉部材40
a,40bの開閉動作は、回転レバー66の回転動作に
より連結ピン43a,43bが上下動することで行われ
るものであるため、連結穴26a,26bの円周方向の
両端部に連結ピン43a,43bが当接し停止する位置
で開閉部材40a,40bも停止し、起立状態と傾斜状
態とが決定することとなる。
【0022】次に、取付基板20裏面の左右に突設され
ている回転レバー取付片33の間に回転レバー66を挿
入した後、軸穴32と軸支穴67に軸ピン34を挿通さ
せ、軸ピン34の先端側に設けられた溝に図示しないE
リングを嵌着することにより、回転レバー66を取付基
板20に取り付ける。このとき、回転レバー66は、取
付基板20に対して回転自在に取り付けられると共に、
回転レバー66の係合凹部68a,68bと取付基板2
0の裏面側に突出した前記連結ピン43a,43bとが
係合することとなる。そして、回転レバー66が回転中
心で回転することにより係合凹部68a,68bが上下
動するため、係合凹部68a,68bと係合した前記連
結ピン43a,43bも上下動することとなり、これに
より開閉部材40a,40bが軸支ピン51a,51b
を中心にして開閉動作をするものである。
【0023】次に、取付部材61の取付穴62に図示し
ない取付ネジを挿通してソレノイド取付片31に螺着す
ることにより、ソレノイド60を取付基板20に取り付
ける。このとき、プランジャ63を回転レバー66の中
央に形成された凹部に嵌め込むと共に、プランジャ63
の先端部に形成された係合片64が取付基板20と回転
レバー66との間に位置するようにプランジャ63の取
付位置を定める。この係合片64は、プランジャ63が
ソレノイド60に吸引された際に回転レバー66に係合
し、回転レバー66を回転動作させるものである。更
に、プランジャ63に挿入されたスプリング65が回転
レバー66とソレノイド60との間に位置するように取
付位置を定める。このスプリング65は、ソレノイド6
0への通電を遮断した場合にプランジャ63を外側へ押
し出すためのものである。
【0024】上記のように構成された始動入賞装置5
は、取付基板20の取付穴24a,24bに挿通した図
示しないネジにより、遊技盤2の表面に装着される。
【0025】遊技盤2の表面に装着された始動入賞装置
5において、ソレノイド60を励磁しプランジャ63を
吸引させると、図4に示すように、吸引されたプランジ
ャ63の係合片64によって回転レバー66が時計方向
に回転し、係合凹部68a,68bが上方に移動するこ
とにより連結ピン43a,43bが上方に持ち上げられ
る。連結ピン43a,43bが上方に持ち上げられるこ
とにより開閉部材40a,40bが開放し、図4,5に
示すように、始動入賞装置5は傾斜状態になり、パチン
コ玉を受け入れることができる。傾斜状態で始動入賞装
置5に受け入れられたパチンコ玉は、誘導底面52,後
方誘導板29上を転動してパチンコ遊技機1内に導入さ
れ、遊技盤2裏面の図示しない検出スイッチを通過する
ことにより、図柄表示器4を起動するための信号を導出
する。また、入賞口22に入賞したパチンコ玉は、入賞
口22内の後方誘導板23上を転動して遊技盤2の裏面
に導入され、このパチンコ玉の入賞により、賞品球が払
い出されることとなる。なお、本実施形態においては、
始動入賞装置5において、その上部に普通入賞口として
入賞口22が一体的に形成されているものを示したが、
この入賞口22が形成されていないものであってもよ
い。
【0026】一方、傾斜状態からソレノイド60への通
電を遮断すると、ソレノイド60の励磁が解除されるた
めプランジャ63への吸引力がなくなり、スプリング6
5によりプランジャ63が外側へ押し出される。プラン
ジャ63が外側へ押し出されると、回転レバー66が反
時計回りに回転し、係合凹部48a,48bが下方に移
動することにより連結ピン43a,43bが下方に下が
る。連結ピン43a,43bが下方に下がることにより
開閉部材40a,40bが閉塞し、図3に示すように、
始動入賞装置5は起立状態になり、パチンコ玉を受け入
れることができなくなる。
【0027】次に、本実施形態の要部である誘導突起2
1の作用について説明する。前述のような始動入賞装置
5の傾斜状態時に、始動入賞装置5に同時に2個のパチ
ンコ玉が入賞した直後に、開閉部材40a,40bが起
立状態に移行した場合、図6に示すように、2個のパチ
ンコ玉が開閉部材40a,40bに挟持されることがあ
る。このとき、開閉部材40a,40bの起立時の間隔
のほぼ中間位置の取付基板20に誘導突起21が突設さ
れているため、図7に示すように、開閉部材40a,4
0bが2個のパチンコ玉を挟持したときの挟持力によっ
て一方のパチンコ玉が前方に向かって移動し得るように
誘導突起21と当接し、それによって2個のパチンコ玉
が平面視で段差状となるように誘導される。このよう
に、2個のパチンコ玉が平面視で段差状となるため、2
個のパチンコ玉が受ける開閉部材40a,40bからの
挟持力が同一水平線上に働くことがなく、2個のパチン
コ玉は静止することはない。そして、一方のパチンコ玉
が他方のパチンコ玉から逃げるように前方に向かって移
動するため、一方のパチンコ玉が落下して始動入賞装置
5内の玉入口28に導入され、その後、他方のパチンコ
玉も同様に、落下して始動入賞装置5内の玉入口28に
導入される。
【0028】また、この誘導突起21は、円筒形状に形
成されると共に、図8に示すように、その突設高さh
は、パチンコ玉の半径Rよりも小さく設定されている。
これは、入賞装置5にパチンコ玉が入賞する際に、パチ
ンコ玉が取付基板20の表面に当接しながら入賞した場
合、仮に誘導突起21の突設高さがパチンコ玉の半径R
以上に設定されていると、開閉部材40a,40bが起
立状態に移行したとき、開閉部材40a,40bと誘導
突起21との間にパチンコ玉が挟持されてしまい、パチ
ンコ玉が前方に向かって移動することができなくなるた
めである。
【0029】更に、誘導突起21の直径は、図8に示す
ように、2個のパチンコ玉が誘導突起21の先端に当接
した場合に、少なくとも2個のパチンコ玉の間に隙間A
が生じる寸法でなくてはならない。これは、仮に誘導突
起21の直径dが、2個のパチンコ玉の間に隙間がなく
当接するような寸法である場合、2個のパチンコ玉が開
閉部材40a,40bからの挟持力が同一水平線上に働
いて釣り合い、2個のパチンコ玉が静止してしまうため
である。
【0030】なお、誘導突起21の直径は、入賞装置5
の形状,寸法等の条件あるいはその他の条件により、図
9に示すように、2個のパチンコ玉の間の隙間が微小寸
法A´となるようなd´になる場合もある。このような
場合でも、開閉部材40a,40bが2個のパチンコ玉
を挟持したときの挟持力によって一方のパチンコ玉が前
方に向かって移動し得るように誘導突起21と当接し、
それによって2個のパチンコ玉が平面視で段差状となる
ように誘導されるため、2個のパチンコ玉が受ける開閉
部材40a,40bからの挟持力が同一水平線上に働く
ことがなく、2個のパチンコ玉は静止することがない、
という前述と同様の効果を得ることができる。
【0031】以上、実施形態に係る始動入賞装置5の構
造及び作用について説明してきたが、本実施形態におい
ては、図1及び図5に示すように、パチンコ玉を受け入
れない起立状態とパチンコ玉を受け入れることができる
傾斜状態とに変化可能な一対の開閉部材40a,40b
を取付基板20の前面に軸支したパチンコ機の入賞装置
5において、前記一対の開閉部材40a,40bの起立
時の間隔のほぼ中間位置の前記取付基板20に、前記一
対の開閉部材40a,40bによって2個のパチンコ玉
が挟持されたときにその挟持力によって一方のパチンコ
玉が前方に向かって移動し得るように当接して2個のパ
チンコ玉が平面視で段差状となるように誘導する誘導突
起21を突設したことにより、2個のパチンコ玉が受け
る一対の開閉部材40a,40bからの挟持力が水平線
上に働くことがなく、一方のパチンコ玉が他方のパチン
コ玉から逃げるように前方に向かって移動して平面視で
段差状となるため、2個のパチンコ玉に作用する挟持力
が水平線上で釣り合うことがなく、これによって2個の
パチンコ玉が静止することがなく、入賞装置5内で2個
のパチンコ玉が玉詰まりになることはない。
【0032】また、本実施形態のように、誘導突起21
は、その突設高さhがパチンコ玉の半径Rよりも小さく
且つその直径dが前記一対の開閉部材40a,40bに
挟持されて誘導突起21の左右に当接した状態で2個の
パチンコ玉の間に隙間Aが生じるように円筒形状に形成
されているものである。このように誘導突起21の突設
高さhをパチンコ玉の半径Rよりも小さく構成すること
により、入賞装置5にパチンコ玉が入賞する際に、パチ
ンコ玉が取付基板20の表面に当接しながら入賞し、そ
の後、開閉部材40a,40bが起立状態に移行した場
合でも、開閉部材40a,40bと誘導突起21との間
にパチンコ玉が挟持されることなく、パチンコ玉が前方
に向かって移動することができる。更に、誘導突起21
の直径dを一対の開閉部材40a,40bに挟持され誘
導突起21に当接した2個のパチンコ玉の間に隙間Aが
生じるように設定することにより、前記一対の開閉部材
40a,40bに挟持され誘導突起21に当接した2個
のパチンコ玉が水平線上で当接することがなく、一方の
パチンコ玉が前方に向かって移動し得るように誘導突起
21に当接して2個のパチンコ玉が平面視で段差状とな
るため、2個のパチンコ玉に作用する挟持力が水平線上
で釣り合うことがない。
【0033】なお、上記した実施形態においては、入賞
装置5を変動表示装置3に対する始動機能を有する始動
入賞装置5として説明したが、必ずしも始動機能を有す
るものとして使用する必要はなく、他の特別役物を起動
するための入賞装置として使用しても良いし、その配置
位置も、遊技盤2のいずれの位置でもよい。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、パチンコ玉を受け入れ
ない起立状態とパチンコ玉を受け入れることができる傾
斜状態とに変化可能な一対の開閉部材を取付基板の前面
に軸支したパチンコ機の入賞装置において、前記一対の
開閉部材の起立時の間隔のほぼ中間位置の前記取付基板
に、前記一対の開閉部材によって2個のパチンコ玉が挟
持されたときにその挟持力によって一方のパチンコ玉が
前方に向かって移動し得るように当接して2個のパチン
コ玉が平面視で段差状となるように誘導する誘導突起を
突設したことにより、2個のパチンコ玉が受ける一対の
開閉部材からの挟持力が水平線上に働くことがなく、一
方のパチンコ玉が他方のパチンコ玉から逃げるように前
方に向かって移動して平面視で段差状となるため、2個
のパチンコ玉に作用する挟持力が水平線上で釣り合うこ
とがなく、これによって2個のパチンコ玉が静止するこ
とがなく、入賞装置内で2個のパチンコ玉が玉詰まりに
なることはない。
【0035】また、請求項2の発明においては、誘導突
起は、その突設高さがパチンコ玉の半径よりも小さく且
つその直径が前記一対の開閉部材に挟持されて誘導突起
の左右に当接した状態で2個のパチンコ玉の間に隙間が
生じるように円筒形状に形成されているものである。こ
のように誘導突起の突設高さをパチンコ玉の半径よりも
小さく構成することにより、入賞装置にパチンコ玉が入
賞する際に、パチンコ玉が取付基板の表面に当接しなが
ら入賞し、その後、開閉部材が起立状態に移行した場合
でも、開閉部材と誘導突起との間にパチンコ玉が挟持さ
れることなく、パチンコ玉が前方に向かって移動するこ
とができる。更に、誘導突起の直径を一対の開閉部材に
挟持され誘導突起に当接した2個のパチンコ玉の間に隙
間が生じるように設定することにより、前記一対の開閉
部材に挟持され誘導突起に当接した2個のパチンコ玉が
水平線上で当接することがなく、一方のパチンコ玉が前
方に向かって移動し得るように誘導突起に当接して2個
のパチンコ玉が平面視で段差状となるため、2個のパチ
ンコ玉に作用する挟持力が水平線上で釣り合うことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る入賞装置を装着したパチンコ遊
技機の正面図である。
【図2】始動入賞装置の分解斜視図である。
【図3】パチンコ玉を受け入れない状態における始動入
賞装置の側方から見た断面図である。
【図4】パチンコ玉を受け入れることができる状態にお
ける始動入賞装置を側面から見た断面図である。
【図5】傾斜状態における始動入賞装置の正面図であ
る。
【図6】始動入賞装置内に同時に2個のパチンコ玉が入
賞し、開閉部材によって2個のパチンコ玉が挟持された
状態を示す始動入賞装置の正面図である。
【図7】始動入賞装置内に同時に2個のパチンコ玉が入
賞し、開閉部材によって2個のパチンコ玉が挟持された
ときにその挟持力によって一方のパチンコ玉が前方に向
かって移動する状態を示す始動入賞装置の上方から見た
平面図である。
【図8】取付基板に突設された誘導突起の形状を示す始
動入賞装置の上方から見た平面図である。
【図9】取付基板に突設された誘導突起の形状を示す始
動入賞装置の上方から見た平面図である。
【図10】従来の始動入賞装置内に2個のパチンコ玉が
入賞し、開閉部材によって2個のパチンコ玉が挟持され
た状態を示す始動入賞装置の正面図である。
【図11】従来の始動入賞装置内に2個のパチンコ玉が
入賞し、開閉部材によって2個のパチンコ玉が挟持され
た状態を示す始動入賞装置の上方から見た断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 遊技盤 3 変動表示装置(特別役物) 5 始動入賞装置(入賞装置) 20 取付基板 21 誘導突起 28 玉入口 40a,40b 開閉部材 44a,44b パチンコ玉誘導面 60 ソレノイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ玉を受け入れない起立状態とパ
    チンコ玉を受け入れることができる傾斜状態とに変化可
    能な一対の開閉部材を取付基板の前面に軸支したパチン
    コ機の入賞装置において、 前記一対の開閉部材の起立時の間隔のほぼ中間位置の前
    記取付基板に、前記一対の開閉部材によって2個のパチ
    ンコ玉が挟持されたときにその挟持力によって一方のパ
    チンコ玉が前方に向かって移動し得るように当接して2
    個のパチンコ玉が平面視で段差状となるように誘導する
    誘導突起を突設したことを特徴とするパチンコ機の入賞
    装置。
  2. 【請求項2】 前記誘導突起は、その突設高さがパチン
    コ玉の半径よりも小さく且つその直径が前記一対の開閉
    部材に挟持されて前記誘導突起の左右に当接した状態で
    2個のパチンコ玉の間に隙間が生じるように円筒形状に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のパチン
    コ機の入賞装置。
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