JP2000261932A - ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブ - Google Patents
ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブInfo
- Publication number
- JP2000261932A JP2000261932A JP11059317A JP5931799A JP2000261932A JP 2000261932 A JP2000261932 A JP 2000261932A JP 11059317 A JP11059317 A JP 11059317A JP 5931799 A JP5931799 A JP 5931799A JP 2000261932 A JP2000261932 A JP 2000261932A
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- Japan
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- corrugated tube
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- holes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コルゲートチューブの減量化を図る。
【解決手段】 山部11と谷部12とが交互に長さ方向
に連続して設けられた合成樹脂製のワイヤハーネス外装
用のコルゲートチューブ10において、山部の上端面と
谷部の下端面とを連続する斜面で、且つ、斜面の上端か
ら上記下端面に達する途中まで部分的に軽量化用の孔1
5、16を設けている。かつ、この孔の上端は、山部の
上端面の一側隅部に設けた孔と連続させている。また、
孔は同一円周上において間隔をあけて複数個設けると共
に、隣接する孔は反対側の斜面に設けている。
に連続して設けられた合成樹脂製のワイヤハーネス外装
用のコルゲートチューブ10において、山部の上端面と
谷部の下端面とを連続する斜面で、且つ、斜面の上端か
ら上記下端面に達する途中まで部分的に軽量化用の孔1
5、16を設けている。かつ、この孔の上端は、山部の
上端面の一側隅部に設けた孔と連続させている。また、
孔は同一円周上において間隔をあけて複数個設けると共
に、隣接する孔は反対側の斜面に設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車に配索される
ワイヤハーネスを保護するために外装するコルゲートチ
ューブに関し、特に、該コルゲートチューブの軽量化を
図るものである。
ワイヤハーネスを保護するために外装するコルゲートチ
ューブに関し、特に、該コルゲートチューブの軽量化を
図るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に配索されるワイヤハーネ
スには、ワイヤハーネスを構成する電線群をボデイや機
器との干渉から保護するために、剛性を有する合成樹脂
製のコルゲートチューブを外装している。図7(A)
(B)(C)に示すようにコルゲートチューブ1は長さ
方向に連続させて、山部1aと谷部1bとを交互に設け
ており、屈曲性を持たせながら、電線群を保護してい
る。
スには、ワイヤハーネスを構成する電線群をボデイや機
器との干渉から保護するために、剛性を有する合成樹脂
製のコルゲートチューブを外装している。図7(A)
(B)(C)に示すようにコルゲートチューブ1は長さ
方向に連続させて、山部1aと谷部1bとを交互に設け
ており、屈曲性を持たせながら、電線群を保護してい
る。
【0003】この種のコルゲートチューブ1は、例え
ば、図8に示すように、金属製等の外部干渉材が位置す
る部分に配索するワイヤハーネスの電線群Wに外装して
おり、他の電線群に外装したビニルチューブ2等との接
合位置では、テープ3を用いて電線群に固定すると共
に、ビニルチューブ2とも連結して、電線群を保護して
いる。
ば、図8に示すように、金属製等の外部干渉材が位置す
る部分に配索するワイヤハーネスの電線群Wに外装して
おり、他の電線群に外装したビニルチューブ2等との接
合位置では、テープ3を用いて電線群に固定すると共
に、ビニルチューブ2とも連結して、電線群を保護して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境保護が重視
されているため、燃料節約の点から燃費の向上が求めら
れている。燃費を向上させるために自動車の軽量化が必
要で、その点から自動車の構成部品に対する軽量化が要
求されている。よって、自動車の構成部品であるワイヤ
ハーネスにおいても軽量化が求められ、ワイヤハーネス
に付設するコルゲートチューブも軽量化する必要があ
る。
されているため、燃料節約の点から燃費の向上が求めら
れている。燃費を向上させるために自動車の軽量化が必
要で、その点から自動車の構成部品に対する軽量化が要
求されている。よって、自動車の構成部品であるワイヤ
ハーネスにおいても軽量化が求められ、ワイヤハーネス
に付設するコルゲートチューブも軽量化する必要があ
る。
【0005】軽量化の手法としては薄肉化が良く用いら
れるが、コルゲートチューブの肉厚は通常0.27mm
と薄く、コルゲートチューブには耐摩耗性も要求される
ため、これ以上の薄肉化することは困難である。
れるが、コルゲートチューブの肉厚は通常0.27mm
と薄く、コルゲートチューブには耐摩耗性も要求される
ため、これ以上の薄肉化することは困難である。
【0006】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、薄肉化せずにコルゲートチューブの軽量化を図る
ことを課題としている。
ので、薄肉化せずにコルゲートチューブの軽量化を図る
ことを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、山部と谷部とが交互に長さ方向に連続し
て設けられた合成樹脂製のワイヤハーネス外装用のコル
ゲートチューブにおいて、 最外周の上記山部の上端面
と最内周の上記谷部の下端面とを連続する斜面で、且
つ、上記斜面の上端から上記下端面に達する途中まで部
分的に軽量化用の孔を設けていることを特徴とするワイ
ヤハーネス外装用のコルゲートチューブを提供してい
る。
め、本発明は、山部と谷部とが交互に長さ方向に連続し
て設けられた合成樹脂製のワイヤハーネス外装用のコル
ゲートチューブにおいて、 最外周の上記山部の上端面
と最内周の上記谷部の下端面とを連続する斜面で、且
つ、上記斜面の上端から上記下端面に達する途中まで部
分的に軽量化用の孔を設けていることを特徴とするワイ
ヤハーネス外装用のコルゲートチューブを提供してい
る。
【0008】上記のように、山部と谷部とを連続する斜
面に孔を設けると、孔の面積分だけ軽量化を図ることが
でき、かつ、長さ方向に連続する各斜面に孔を設けると
共に、同一円周上にも間隔をあけて孔を設けると、多数
の孔が設けられることとなり、従来品と比較して10%
〜30%程度の軽量化を図ることができる。しかも、孔
は谷部の下端面にあけていないため、孔のエッジが内部
に通す電線群に接触することはない。
面に孔を設けると、孔の面積分だけ軽量化を図ることが
でき、かつ、長さ方向に連続する各斜面に孔を設けると
共に、同一円周上にも間隔をあけて孔を設けると、多数
の孔が設けられることとなり、従来品と比較して10%
〜30%程度の軽量化を図ることができる。しかも、孔
は谷部の下端面にあけていないため、孔のエッジが内部
に通す電線群に接触することはない。
【0009】なお、コルゲートチューブが長さ方向に連
続したスリットを有するスリット付きコルゲートチュー
ブの場合には、スリットの位置と外れた位置に上記孔を
設けている。
続したスリットを有するスリット付きコルゲートチュー
ブの場合には、スリットの位置と外れた位置に上記孔を
設けている。
【0010】上記斜面に設ける孔の上端は、山部の上端
面の一側隅部に設けた孔と連続させてもよい。即ち、斜
面のみに孔をあけても、面積が狭く、重量軽減化がすく
ないために、山部の上端面の一側隅部を斜面の孔と連続
させて孔を形成してもよい。この場合には、上端面の隅
部に設ける孔は0.3mm〜0.5mm程度として、外
部干渉材が挿入できない程度の小さい孔としている。ま
た、このように、上端面にも孔の一部を食い込ませてい
るのは、斜面の孔はコルゲートチューブを成形した後に
打ち抜き加工で形成するため、斜面のみに孔をあけるこ
とは難しいためであり、上端面の一側隅部から打ち抜き
加工する方が加工が容易に行えることによる。
面の一側隅部に設けた孔と連続させてもよい。即ち、斜
面のみに孔をあけても、面積が狭く、重量軽減化がすく
ないために、山部の上端面の一側隅部を斜面の孔と連続
させて孔を形成してもよい。この場合には、上端面の隅
部に設ける孔は0.3mm〜0.5mm程度として、外
部干渉材が挿入できない程度の小さい孔としている。ま
た、このように、上端面にも孔の一部を食い込ませてい
るのは、斜面の孔はコルゲートチューブを成形した後に
打ち抜き加工で形成するため、斜面のみに孔をあけるこ
とは難しいためであり、上端面の一側隅部から打ち抜き
加工する方が加工が容易に行えることによる。
【0011】上記孔は同一円周上において間隔をあけて
複数個設けると共に、隣接する孔は反対側の斜面に設け
ている。
複数個設けると共に、隣接する孔は反対側の斜面に設け
ている。
【0012】このように、山部と谷部との間の斜面の同
一側にのみ孔をあけるのではなく、両側に交互に間隔を
あけて設けると、コルゲートチューブの強度のバランス
を保つことができる。
一側にのみ孔をあけるのではなく、両側に交互に間隔を
あけて設けると、コルゲートチューブの強度のバランス
を保つことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。コルゲートチューブ10は剛性を有
する合成樹脂で成形しており、図1乃至図5に示す第1
実施形態のコルゲートチューブ10はスリットなしでタ
イプである。コルゲートチューブ10は成形時において
は、山部11と谷部12とが交互に長さ方向Lに連続し
て蛇腹形状で屈曲させ易くしている。最外周に位置する
山部11の上端面11aと最内周に位置する谷部12の
下端面12aとは、山部11を略台形状としているため
に、斜面13となり、1つの山部12の両側に斜面13
Aと13Bが存在することとなる。
参照して説明する。コルゲートチューブ10は剛性を有
する合成樹脂で成形しており、図1乃至図5に示す第1
実施形態のコルゲートチューブ10はスリットなしでタ
イプである。コルゲートチューブ10は成形時において
は、山部11と谷部12とが交互に長さ方向Lに連続し
て蛇腹形状で屈曲させ易くしている。最外周に位置する
山部11の上端面11aと最内周に位置する谷部12の
下端面12aとは、山部11を略台形状としているため
に、斜面13となり、1つの山部12の両側に斜面13
Aと13Bが存在することとなる。
【0014】上記円環形状に突出される1つの山部11
と、この1つの山部11の一側に隣接する円環形状に凹
設される谷部12とを連続する一方の斜面13Aには3
個の軽量用の孔15A、15B、15Cを周方向に間隔
をあけて形成している。該山部11の他方に隣接する谷
部12とを連続する他方の斜面13Bにも3個の軽量用
の孔16A、16B、16Cを周方向に間隔をあけて設
けている。よって、1つの山部11の両側に合計6個の
孔15A〜15C、16A〜16Cが設けられている。
長さ方向に谷部12を隔てて間隔をあけて設ける各山部
11にも同様に山部11の両側に6個の軽量用の孔を設
けている。
と、この1つの山部11の一側に隣接する円環形状に凹
設される谷部12とを連続する一方の斜面13Aには3
個の軽量用の孔15A、15B、15Cを周方向に間隔
をあけて形成している。該山部11の他方に隣接する谷
部12とを連続する他方の斜面13Bにも3個の軽量用
の孔16A、16B、16Cを周方向に間隔をあけて設
けている。よって、1つの山部11の両側に合計6個の
孔15A〜15C、16A〜16Cが設けられている。
長さ方向に谷部12を隔てて間隔をあけて設ける各山部
11にも同様に山部11の両側に6個の軽量用の孔を設
けている。
【0015】上記一方の斜面13A側の孔15A〜15
Cと他方の斜面13B側の孔16A〜16Bは交互に設
け、周方向に、孔15A、16A、15B、16B、1
5C、16Cの順序で形成している。
Cと他方の斜面13B側の孔16A〜16Bは交互に設
け、周方向に、孔15A、16A、15B、16B、1
5C、16Cの順序で形成している。
【0016】上記孔15A〜15C、16A〜16C
(以下、孔15として説明する)は、図5に拡大して示
すように、最外周の山部11の上端面11aと最内周の
谷部12の下端面12aとを連続する斜面13におい
て、上記上端面11aより下端面12aに達する途中ま
でに孔15を設けている。即ち、斜面13の全体に設け
ず、部分的にあけて、孔15が下端面12aに達しない
ようにしている。このように、下端面まで孔15を設け
ないのは、下端面まで孔15を設けると、孔15のエッ
ジがコルゲートチューブ10の内部に挿通させるワイヤ
ハーネスに接触する恐れがあることによる。
(以下、孔15として説明する)は、図5に拡大して示
すように、最外周の山部11の上端面11aと最内周の
谷部12の下端面12aとを連続する斜面13におい
て、上記上端面11aより下端面12aに達する途中ま
でに孔15を設けている。即ち、斜面13の全体に設け
ず、部分的にあけて、孔15が下端面12aに達しない
ようにしている。このように、下端面まで孔15を設け
ないのは、下端面まで孔15を設けると、孔15のエッ
ジがコルゲートチューブ10の内部に挿通させるワイヤ
ハーネスに接触する恐れがあることによる。
【0017】上記各孔15は、上端面11aでは、0.
3mm〜0.5mm程度の僅かな寸法L1(本実施形態
では0.3mm)だけ上端面11aに食い込んで形成
し、上端面11aの隅部の孔15aを面13の途中まで
の孔15bと連続させて、1つの孔15を形成してい
る。なお、上端面11aは外部干渉材と干渉しやすい
が、上記のように0.3mm〜0.5mm程度の孔15
aを設けているだけでは、これらの孔15aから外部干
渉材がコルゲートチューブ10内に挿入でいないため、
上端面11aの隅部に孔15aを設けても問題はない。
各孔15の上端から下端までの寸法(高さ)L2は1〜
3mmで、本実施形態では1mmとしている。
3mm〜0.5mm程度の僅かな寸法L1(本実施形態
では0.3mm)だけ上端面11aに食い込んで形成
し、上端面11aの隅部の孔15aを面13の途中まで
の孔15bと連続させて、1つの孔15を形成してい
る。なお、上端面11aは外部干渉材と干渉しやすい
が、上記のように0.3mm〜0.5mm程度の孔15
aを設けているだけでは、これらの孔15aから外部干
渉材がコルゲートチューブ10内に挿入でいないため、
上端面11aの隅部に孔15aを設けても問題はない。
各孔15の上端から下端までの寸法(高さ)L2は1〜
3mmで、本実施形態では1mmとしている。
【0018】上記孔15(15A〜15C、16A〜1
6C)はコルゲートチューブ10を樹脂成形した後に、
打ち抜き加工で穿設している。この打ち抜き加工で設け
る場合、斜面13にのみ孔15をあけることは難しいた
めに、上端面11aには上記のように僅かに孔15aを
食い込ませている。また、このように斜面13にのみ部
分的に孔15bを設けるよりも上端面11aにも孔15
aを設ける方が、孔15の面積が増大し、軽量化に寄与
することができる。
6C)はコルゲートチューブ10を樹脂成形した後に、
打ち抜き加工で穿設している。この打ち抜き加工で設け
る場合、斜面13にのみ孔15をあけることは難しいた
めに、上端面11aには上記のように僅かに孔15aを
食い込ませている。また、このように斜面13にのみ部
分的に孔15bを設けるよりも上端面11aにも孔15
aを設ける方が、孔15の面積が増大し、軽量化に寄与
することができる。
【0019】上記した孔15A〜15C、16A〜16
Cを設けることにより、コルゲートチューブ10の重量
を10%〜30%軽減することができる。なお、孔15
A〜15C、16A〜16Cを設けることにより、被水
領域では孔より浸水が発生するために好ましくない。よ
って、上記孔をあけるコルゲートチューブは非被水領域
に設けることが好ましい。なお、仮に孔より浸水が発生
しても、他の孔から排出することができ、コルゲートチ
ューブ内部で水が溜まることはない。
Cを設けることにより、コルゲートチューブ10の重量
を10%〜30%軽減することができる。なお、孔15
A〜15C、16A〜16Cを設けることにより、被水
領域では孔より浸水が発生するために好ましくない。よ
って、上記孔をあけるコルゲートチューブは非被水領域
に設けることが好ましい。なお、仮に孔より浸水が発生
しても、他の孔から排出することができ、コルゲートチ
ューブ内部で水が溜まることはない。
【0020】図6は、コルゲートチューブ10’に長さ
方向に連続したスリット20を設けたスリット付きコル
ゲートチューブ10’である。このスリット付きコルゲ
ートチューブ10’の場合には、スリット20の部分に
は孔15を設けずに、他の箇所に設けて、スリット20
を孔15に連続させないようにしている。
方向に連続したスリット20を設けたスリット付きコル
ゲートチューブ10’である。このスリット付きコルゲ
ートチューブ10’の場合には、スリット20の部分に
は孔15を設けずに、他の箇所に設けて、スリット20
を孔15に連続させないようにしている。
【0021】なお、上記実施形態では、1つの山部の両
側を合わせて6個の孔15A〜15C、16A〜16C
を設けているが、孔の個数は限定されず、2個、4個、
8個等でもよく、強度上のバランスをとるために、偶数
個数として、コルゲートチューブの主軸をはさんで対称
位置に設けることが好ましい。
側を合わせて6個の孔15A〜15C、16A〜16C
を設けているが、孔の個数は限定されず、2個、4個、
8個等でもよく、強度上のバランスをとるために、偶数
個数として、コルゲートチューブの主軸をはさんで対称
位置に設けることが好ましい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、コルゲートチューブの最外周の山部の上端面
と最内周の谷部の下端面とを連続する斜面において、下
端面に達しない途中までに部分的に軽量用の孔をあけて
いるため、コルゲートチューブの減量化を図ることがで
きる。特に、孔は谷部の下端面に達しないようにしてい
るため、内部に挿通するワイヤハーネスに孔のエッジ等
を干渉させず、かつ、山部の上端面も一隅部に0.3m
m〜0.5mm程度の非常に小さい孔があけているだけ
であるため、外部緩衝材が孔より挿入することが防止で
き、これらの点でも問題はない。
によれば、コルゲートチューブの最外周の山部の上端面
と最内周の谷部の下端面とを連続する斜面において、下
端面に達しない途中までに部分的に軽量用の孔をあけて
いるため、コルゲートチューブの減量化を図ることがで
きる。特に、孔は谷部の下端面に達しないようにしてい
るため、内部に挿通するワイヤハーネスに孔のエッジ等
を干渉させず、かつ、山部の上端面も一隅部に0.3m
m〜0.5mm程度の非常に小さい孔があけているだけ
であるため、外部緩衝材が孔より挿入することが防止で
き、これらの点でも問題はない。
【0023】また、山部の両側に設ける孔を隣接するも
のは、孔の位置を逆としているために、強度上のバラン
スを取ることもできる。
のは、孔の位置を逆としているために、強度上のバラン
スを取ることもできる。
【図1】 本発明の実施形態のコルゲートチューブを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図2の側面図である。
【図4】 図2の正面図である。
【図5】 要部拡大断面図である。
【図6】 他の実施形態を示す図面である。
【図7】 (A)(B)(C)は従来例を示す図面であ
る。
る。
【図8】 従来例の用途例を示す斜視図である。
10 コルゲートチューブ 11 山部 11a 上端面 12 谷部 12a 下端面 13 斜面 15A〜15C、16A〜16C 軽量用の孔 20 スリット
Claims (3)
- 【請求項1】 山部と谷部とが交互に長さ方向に連続し
て設けられた合成樹脂製のワイヤハーネス外装用のコル
ゲートチューブにおいて、 最外周の上記山部の上端面と最内周の上記谷部の下端面
とを連続する斜面で、且つ、上記斜面の上端から上記下
端面に達する途中まで部分的に軽量化用の孔を設けてい
ることを特徴とするワイヤハーネス外装用のコルゲート
チューブ。 - 【請求項2】 上記孔の上端は、山部の上端面の一側隅
部に設けた孔と連続させている請求項1に記載のワイヤ
ハーネス外装用のコルゲートチューブ。 - 【請求項3】 上記孔は同一円周上において間隔をあけ
て複数個設けると共に、隣接する孔は反対側の斜面に設
けている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネ
ス外装用のコルゲートチューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11059317A JP2000261932A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11059317A JP2000261932A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000261932A true JP2000261932A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13109875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11059317A Withdrawn JP2000261932A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | ワイヤハーネス外装用のコルゲートチューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000261932A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005088796A1 (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-22 | Yazaki Corporation | コルゲートチューブ、コルゲートチューブの穿孔装置およびコルゲートチューブの穿孔方法 |
CN110566728A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-12-13 | 安徽瑞通塑业有限公司 | 一种hdpe双壁波纹管及其打孔设备和打孔方法 |
CN114080736A (zh) * | 2019-07-16 | 2022-02-22 | 株式会社自动网络技术研究所 | 线束 |
US12014844B2 (en) | 2019-07-16 | 2024-06-18 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness having adhesive tape |
US12065086B2 (en) | 2019-07-16 | 2024-08-20 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11059317A patent/JP2000261932A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005088796A1 (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-22 | Yazaki Corporation | コルゲートチューブ、コルゲートチューブの穿孔装置およびコルゲートチューブの穿孔方法 |
US7435899B2 (en) * | 2004-03-03 | 2008-10-14 | Yazaki Corporation | Corrugated tube, apparatus for perforating corrugated tube and method of perforating corrugated tube |
CN114080736A (zh) * | 2019-07-16 | 2022-02-22 | 株式会社自动网络技术研究所 | 线束 |
CN114080736B (zh) * | 2019-07-16 | 2024-05-17 | 株式会社自动网络技术研究所 | 线束 |
US12009122B2 (en) | 2019-07-16 | 2024-06-11 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness including tape-wrapping portion having binding function |
US12014844B2 (en) | 2019-07-16 | 2024-06-18 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness having adhesive tape |
US12065086B2 (en) | 2019-07-16 | 2024-08-20 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness |
CN110566728A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-12-13 | 安徽瑞通塑业有限公司 | 一种hdpe双壁波纹管及其打孔设备和打孔方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |