JP2000260277A - 回路遮断装置 - Google Patents

回路遮断装置

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JP2000260277A JP11064068A JP6406899A JP2000260277A JP 2000260277 A JP2000260277 A JP 2000260277A JP 11064068 A JP11064068 A JP 11064068A JP 6406899 A JP6406899 A JP 6406899A JP 2000260277 A JP2000260277 A JP 2000260277A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H39/00Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current
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    • H01H2039/008Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current using the switch for a battery cutoff

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の異常信号が入力されたとき、回路を短
時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保護することが
できる回路遮断装置を提供する。 【解決手段】 通常では、一対の多接点バネ21a,2
1b及び加熱剤ケース22を介して第1のバスバー11
と第2のバスバー14とが接続されて、バッテリから負
荷に電力が供給される。また、外部からの異常信号によ
り着火部24が着火すると、加熱剤ケース22に充填さ
れた加熱剤23が発熱し、その熱により樹脂ケース17
に形成された樹脂部材からなる係止爪部33a,33b
が溶融するため、圧縮バネ26が伸張して加熱剤ケース
22が一対の多接点バネ21a,21bを摺動しながら
押し上げられるから、加熱剤ケース22と第1のバスバ
ー11及び第2のバスバー14との電気的接続が切断さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路を短時間
で遮断する回路遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に設けられる電装システムでは、パ
ワーウインドウ等の負荷に何らかの異常が発生したり、
バッテリーと各負荷とを接続している複数の電線によっ
て構成されたワイヤーハーネス等に何らかの異常が発生
したとき、バッテリーと、ワイヤーハーネスとの間に介
挿された大電流ヒューズを溶断させて、バッテリーと、
ワイヤーハーネスとの間を遮断し、これによって各負荷
やワイヤーハーネス等が焼損するのを防止している。
【0003】しかしながら、このような大電流ヒューズ
を使用した電装システムでは、パワーウインドウ等の負
荷に何らかの異常が発生したり、バッテリーと各負荷と
を接続しているワイヤーハーネス等に何らかの異常が発
生したりしても、大電流ヒューズに予め設定されている
許容値以上の電流が流れないと、これが溶断しないこと
から、許容値に近い大きな電流が連続的に流れていると
き、これを検知して、バッテリーと、ワイヤーハーネス
との間を遮断する各種の保護装置が開発されている。
【0004】図10は保護装置のうち、バイメタルを使
用した保護装置の一例を示す断面図である。図10に示
す保護装置は、絶縁樹脂などによって構成され、上部側
にヒューズ収納部102が形成されたハウジング103
と、このハウジング103のヒューズ収納部102を開
閉自在に閉止する蓋113と、上端部分がヒューズ収納
部102内に突出し、下端が外部に露出するように、ハ
ウジング103の下側に配置され、外部に露出した部分
がバッテリー104のプラス端子に接続される電源ター
ミナル105と、上端部分がヒューズ収納部102に突
出し、下端が外部に露出するように、ハウジング103
の下側に配置され、外部に露出した部分がワイヤーハー
ネス106を構成する電線107を介して負荷108に
接続される負荷ターミナル109と、ヒューズ収納部1
02内に配置された低融点金属などによって構成され、
その一端が電源ターミナル105の上端に接続され、他
端が負荷ターミナル109の上端に接続される可溶体1
10と、電源ターミナル105、負荷ターミナル109
の中間位置となるように、かつ下端が外部に露出するよ
うに、ハウジング103の下側に配置され、外部に露出
した部分がバッテリー104のマイナス端子に接続され
る中間ターミナル111と、2種類の金属を張り合わせ
た長板状部材によって構成され、下端側が中間ターミナ
ル111の上端に接続され、上端側がL字状に曲げられ
て可溶体110と対向するように配置されるバイメタル
112とを備えている。
【0005】そして、車両のイグニッションスイッチ等
が操作され、バッテリー104のプラス端子、電源ター
ミナル105、可溶体110、負荷ターミナル109、
ワイヤーハーネス106の電線107、負荷108、バ
ッテリー104のマイナス端子なる経路で、電流が流れ
ているとき、負荷108あるいはこの負荷108と保護
装置101とを接続しているワイヤーハーネス106に
何らかの異常が発生して、可溶体110に許容値以上の
電流が流れたとき、これが発熱して溶断し、負荷108
やワイヤーハーネス106などを保護する。
【0006】また、負荷108あるいは負荷108と保
護装置101とを接続しているワイヤーハーネス106
に何らかの異常が発生し、可溶体110に大きな電流が
流れていても、これが許容値を越えていないとき、可溶
体110に流れている電流によって可溶体110が発熱
し、バイメタル112が変形を開始する。そして、可溶
体110に大きな電流が流れ始めてから、所定時間が経
過した時点で、バイメタル112の先端が可溶体110
に接触して、バッテリー104のプラス端子、電源ター
ミナル105、可溶体110、中間ターミナル111、
バッテリー104のマイナス端子なる経路で、可溶体1
10に大きな短絡電流が流れ、これが溶断する。
【0007】これにより、予め設定されている時間以
上、許容値以下の電流が流れたときにも、回路を遮断し
て、ワイヤーハーネス106や負荷108などを保護す
る。
【0008】また、このような保護装置101以外に保
護装置として、図11に示す保護装置121も開発され
ている。
【0009】図11に示す保護装置121は、絶縁樹脂
などによって構成されるハウジング122と、このハウ
ジング122の一側面側に埋設され、下端部分がバッテ
リー123のプラス端子に接続される電源ターミナル1
24と、ハウジング122の他側面側に埋設され、下端
部分がワイヤーハーネス125を構成する電線126を
介して負荷127に接続される負荷ターミナル128
と、低融点金属等をU字型に形成した可溶導線129及
び可溶導線129を覆うように形成される耐熱被覆13
0によって構成され、一端が電源ターミナル124の上
端に接続され、他端が負荷ターミナル128の上端に接
続される電線131と、マルテンサイト相になっている
とき、図11に示すように、電線131に巻き付けられ
た形状にされ、120°C〜170°Cの温度まで加熱
されたとき、電線131を締め付ける形状の母相に戻る
形状記憶合金によって構成されるコイル132と、ハウ
ジング122の外部に設けられ、上端がコイル132の
一端に接続され、下端がバッテリー123のマイナス端
子に接続される外部ターミナル133とを備えている。
【0010】そして、車両のイグニッションスイッチ等
が操作され、バッテリー123のプラス端子、電源ター
ミナル124、電線131の可溶体129、負荷ターミ
ナル128、ワイヤーハーネス125の電線126、負
荷127、バッテリー123のマイナス端子なる経路
で、電流が流れているとき、負荷127あるいは負荷1
27と保護装置121とを接続しているワイヤーハーネ
ス125に何らかの異常が発生して、可溶導線129に
許容値以上の電流が流れたとき、これが発熱して溶断
し、負荷127やワイヤーハーネス125などを保護す
る。
【0011】また、負荷127あるいは負荷127と保
護装置121とをワイヤーハーネス125に何らかの異
常が発生し、可溶導線129に大きな電流が流れていて
も、これが許容値を越えていないとき、可溶導線129
に流れている電流によって可溶導線129が発熱し、コ
イル132の温度が上昇する。そして、可溶導線129
に大きな電流が流れ始めてから、所定時間が経過し、コ
イル132の温度が120°C〜170°Cの温度まで
上昇したとき、コイル132がマルテンサイト相から母
相に遷移して、熱によって軟化している耐熱被覆130
に食い込んで、可溶導線129に接触し、バッテリー1
23のプラス端子、電源ターミナル124、可溶導線1
29、コイル132、外部ターミナル133、バッテリ
ー123のマイナス端子なる経路で、可溶導線129に
大きな短絡電流が流れ、これが溶断する。
【0012】これにより、予め設定された時間以上、許
容値以下の電流が流れたときにも、回路を遮断して、ワ
イヤーハーネス125や負荷127などを保護する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の保護装置101、121にあっては、以下に述
べるような問題があった。
【0014】まず、図10に示す保護装置では、熱膨張
率が異なる2種類の金属を張り合わせたバイメタル11
2を使用して、可溶体110に大きな電流が流れている
かどうかを検出しているので、可溶体110に流れる電
流の大きさが変化すると、バイメタル112が変形し
て、回路を遮断するまでの時間が変化する。
【0015】このため、大きな電流が断続的に流れるよ
うな故障が発生したとき、可溶体110の温度がある程
度以上、上昇しなくなり、保護装置101が回路を遮断
する前に、ワイヤーハーネス106や負荷108などが
燃え出してしまう虞れがあった。
【0016】一方、図11に示す保護装置121では、
形状記憶合金によって構成されるコイル132を使用し
て、可溶導線129に大きな電流が流れているかどうか
を検出しているので、可溶導線129に流れる電流の大
きさが変化すると、コイル132が変形して、回路を遮
断するまでの時間が変化する。
【0017】このため、大きな電流が断続的に流れるよ
うな故障が発生したとき、可溶導線129の温度がある
程度以上、上昇しなくなり、保護装置121が回路を遮
断する前に、ワイヤーハーネス125や負荷127など
を過度に発熱させてしまう虞れがあった。また、バイメ
タル、形状記憶合金を用いた場合、変形開始温度が通常
約100℃と低いため、車両の使用環境温度条件である
120℃から125℃では使用困難であった。
【0018】また、図10及び図11に示す保護装置で
は、熱変形電導部材であるバイメタル112やコイル1
32の熱反応時間が通電電流に左右されていた。さらに
は、熱変形電導部材の熱反応が異常時(過電流通電)に
タイムリーに作動しない場合があった。
【0019】本発明は、車両の異常信号が入力されたと
き、回路を短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保
護することができる回路遮断装置を提供することを課題
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、以下の構成とした。請求項1の発明は、第
1の接続端子と第2の接続端子との間に配置され、加熱
剤を充填した導電性を有する加熱部と、この加熱部また
は前記第1の接続端子及び前記第2の接続端子の各端子
に取り付けられ、前記加熱部と前記第1の接続端子及び
前記第2の接続端子の各端子とを接触させる一対の接点
部材と、車両の異常時に外部からの異常信号により、前
記加熱部に充填された加熱剤に着火する着火部と、前記
加熱部に接触して配置され且つ前記加熱部を押圧する伸
縮自在な弾性部材と、この弾性部材、前記着火部及び前
記加熱部を収納する外容器と、この外容器に形成され且
つ前記弾性部材による前記加熱部への押圧力を阻止する
樹脂部材からなる突起部とを備えることを特徴とする。
【0021】請求項1の発明によれば、通常では、一対
の接点部材及び加熱部を介して第1の接続端子と第2の
接続端子とが接続されて、バッテリから負荷に電力が供
給される。また、外部からの異常信号により着火部が着
火すると、加熱部に充填された加熱剤が発熱し、その熱
により外容器に形成された樹脂部材からなる突起部が溶
融するため、弾性部材が伸張して加熱部が一対の接点部
材を摺動しながら押し上げられるから、加熱部と第1の
接続端子及び第2の接続端子との電気的接続が切断され
る。このため、第1の接続端子及び第2の接続端子の電
気的接続が遮断されるから、回路を短時間で且つ確実に
遮断して、電気部品を保護することができる。
【0022】請求項2の発明のように、前記一対の接点
部材の各々は、細長い溝からなるスリット部及び前記加
熱部に電気的に接触する接点部が交互に複数個形成され
てなる多接点バネであることを特徴とする。
【0023】請求項2の発明によれば、一対の接点部材
の各々が、細長い溝からなるスリット部及び加熱部に電
気的に接触する接点部が交互に複数個形成されてなる多
接点バネであるため、摺動抵抗が小さいから回路を容易
に遮断でき、しかも接触抵抗が小さいため、大電流通電
時に発熱を少なくすることができる。
【0024】請求項3の発明のように、前記外容器は、
上側ケースと、下側ケースとからなり、前記上側ケース
には第1のネジ部が形成され、前記下側ケースには前記
第1のネジ部に螺合する第2のネジ部が形成されてなる
ことを特徴とする。
【0025】請求項3の発明によれば、下側ケースに上
側ケースを被せたときに、上側ケースに形成された第1
のネジ部が、下側ケースに形成された第2のネジ部に螺
合するため、回路遮断時に加熱部が飛び出さなくなり、
また熱による火傷等のおそれがなくなる。
【0026】請求項4の発明のように、前記第1の接続
端子及び前記第2の接続端子の各端子は、前記外容器に
一体成形されてなることを特徴とする。
【0027】請求項4の発明によれば、第1の接続端子
及び第2の接続端子の各端子が、外容器に一体成形され
てなることで、組み付け部品定数が少なくて済み、作業
工数を低減することができる。
【0028】請求項5の発明のように、前記加熱剤は、
金属酸化物の粉末、アルミニウムの粉末とを混合させた
テルミット剤であることを特徴とするもので、テルミッ
ト反応によりテルミット反応熱を発生することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回路遮断装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は実施
の形態の回路遮断装置の遮断前のA−A間の断面図であ
る。図2は実施の形態の回路遮断装置の上面図である。
図3は実施の形態の回路遮断装置のB−B間の断面図で
ある。図4は多接点バネの構成図である。図5は多接点
バネソケットの構造図である。図6はスロットコンタク
トソケットの構造図である。図7は多接点バネソケット
とスロットコンタクトソケットとの挿抜力を示す特性図
である。図8は多接点バネソケットとスロットコンタク
トソケットとの接触抵抗を示す図である。図9は実施の
形態の回路遮断装置の遮断前後のA−A間の断面図であ
る。
【0030】実施の形態の回路遮断装置は、多接点バネ
を用いて、車両の異常信号が入力されたとき、回路を短
時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保護することが
できることを特徴とするものである。
【0031】図1に示す回路遮断装置において、板状の
長い第1のバスバー11は、例えば、銅または銅合金か
らなり、この第1のバスバー11にはバッテリ等に接続
される丸穴部12が形成されている。第1のバスバー1
1には略直角に曲げられた折曲部8が形成され、この折
曲部8及びバスバー先端部13は、一体成形(インサー
ト成形)により樹脂ケース17に挿入されている。
【0032】また、板状の長い第2のバスバー14も、
例えば、銅または銅合金からなり、この第2のバスバー
14には負荷等に接続される丸穴部15が形成されてい
る。第2のバスバー14にも略直角に曲げられた折曲部
10が形成され、この折曲部10及びバスバー先端部1
6は、一体成形(インサート成形)により樹脂ケース1
7に挿入されている。
【0033】第1のバスバー11と第2のバスバー14
との間には樹脂ケース17とキャップ19とが配置され
ており、樹脂ケース17はキャップ19に被せられてい
る。キャップ19と樹脂ケース17とは、外容器を構成
し、樹脂(熱可塑性樹脂)等の絶縁材料の容器からな
る。
【0034】樹脂ケース17内には銅、銅合金等からな
る加熱剤ケース22が収納されており、この加熱剤ケー
ス22には加熱剤23が充填されているとともに、着火
部24が収納されている。
【0035】着火部24は、着火剤を有し、車両の衝突
事故等の車両の異常時にリード線31に流れる電流によ
って発生する発熱により着火剤を点火して加熱剤23に
テルミット反応熱を発生させるようになっている。
【0036】バスバー先端部13には導電性を有する多
接点バネ21aが取り付けられており、また、バスバー
先端部16にも導電性を有する多接点バネ21bが取り
付けられている。多接点バネ21aと多接点バネ21b
とは、図1及び図2に示すように対向して配置され、且
つ加熱剤ケース22の側壁部を挟むように配置されてい
る。このため、多接点バネ21a,21b及び加熱剤ケ
ース22を介して第1のバスバー11と第2のバスバー
14とが電気的に接続可能となっている。
【0037】多接点バネ21a,21bは、図4に示す
ように、上面側及び側面側のそれぞれから見た場合に円
弧状をなしていて、細長い溝からなるスリット部27
a,27bと加熱剤ケース22に電気的に接触する接点
部28a,28bとが交互に複数個形成されてなる。
【0038】ここで、図5乃至図8を参照して多接点バ
ネを用いた多接点バネソケットとスロットコンタクトソ
ケットとの特性を比較して多接点バネの利点を詳細に説
明する。
【0039】多接点バネを用いた多接点バネソケット
は、図5に示すように、開口部30aを有するソケット
本体29aと、開口部30a内に配置され且つ開口部側
から見た場合に円状をなす多接点バネ21とを有し、図
示しないピンが開口部30aを介して多接点バネ21に
挿入されることで、多接点バネソケットとピンとが電気
的に接続される。
【0040】また、スロットコンタクトソケットは、図
6に示すように、開口部30bを有するソケット本体2
9bと、ソケット本体29b内に配置されたテーパ状の
スロット接触部40とを有し、図示しないピンが開口部
30bを介してスロット接触部40に挿入されること
で、スロットコンタクトソケットとピンとが電気的に接
続される。
【0041】また、ソケットにピンを挿入するときの挿
入力とソケットからピンを抜き去るときの抜去力(図7
では、挿入力及び抜去力を挿抜力と略称した。)につい
て、スロットコンタクトソケット(図7の点線で示
す。)と多接点バネソケット(図7の実線で示す。)と
で比較した結果を図7に示した。挿抜力は、図7から多
接点バネソケットの方が小さいことが容易にわかる。
【0042】さらに、ソケットにピンを挿入したときの
接触抵抗について、スロットコンタクトソケット(図8
の点線で示す。)と多接点バネソケット(図8の実線で
示す。)とで比較した結果を図8に示した。接触抵抗
は、図8から多接点バネソケットの方が小さいことが容
易にわかる。すなわち、多接点バネは、接触抵抗が小さ
く、また、挿抜力が小さくなっている。
【0043】加熱剤23は、例えば、酸化鉄(Fe
23)等の金属酸化物の粉末、アルミニウムの粉末とに
よって構成され、リード線31の発熱によりテルミット
反応を起こして高熱を発生するテルミット剤である。な
お、酸化鉄(Fe23)を用いる代わりに、酸化クロム
(Cr23)、酸化マンガン(MnO2)などを用いて
も良い。
【0044】また、加熱剤23としては、B、Sn、F
eSi、Zr、Ti及びAlの中から選ばれる少なくと
も1種の金属粉末と、CuO、MnO2、Pb34、P
bO2、Fe34およびFe23の中から選ばれる少な
くとも1種の金属酸化物と、アルミナ、ベントナイト、
タルク等からなる添加剤の少なくとも1種の混合物を用
いても良い。
【0045】また、加熱剤ケース22と樹脂ケース17
に形成された溝部25との間には伸縮自在な弾性部材と
しての圧縮バネ26が配置されており、この圧縮バネ2
6が加熱剤ケース22を上方へ押圧している。
【0046】また、樹脂ケース17には凹凸状のケース
ネジ部18が形成され、キャップ19には先端部に凹凸
状のキャップネジ部20が形成され、樹脂ケース17に
キャップ19を被せたときにキャップネジ部20とケー
スネジ部18とが螺合するようになっている。
【0047】さらに、加熱剤ケース22の全周に帯状に
溝部32が形成されており、樹脂ケース17の先端部分
には突起状の係止爪部33a,33bが形成されてい
て、溝部32a,32bに、樹脂ケース17に形成され
た係止爪部33a,33bが係合している。この係止爪
部33a,33bは、圧縮バネ26のバネ力による加熱
剤ケース22の上方への移動を阻止するようになってい
る。
【0048】次に、このように構成された実施の形態の
回路遮断装置の動作を図面を参照して説明する。
【0049】まず、通常では、第1のバスバー11と第
2のバスバー14とは、多接点バネ21a,21b及び
加熱剤ケース22を介して電気的に接続され、図示しな
いバッテリから図示しない負荷に電流が供給される。
【0050】次に、車両が障害物等に衝突したり、ある
いは車両が崖等から転落したりすると、衝突センサー等
により車両の異常を検知する。車両の異常検知により、
リード線31を通って着火部24へ電流が流れる。
【0051】すると、電流による発熱により着火部24
が発火するため、テルミット剤である加熱剤23が以下
の反応式によりテルミット反応熱を発生する。
【0052】Fe23+2AL→AL23+2Fe+3
86.2Kcal このテルミット反応熱により加熱剤ケース22が加熱さ
れ、加熱剤23の発熱と加熱剤ケース22の熱により、
溝部32に係合している係止爪部33a,33bが加熱
されて、溶融する。
【0053】すると、圧縮されていた圧縮バネ26が伸
張し、着火部24を収納した加熱剤ケース22が多接点
バネ21a,21bを摺動しながら、上方に跳ね上がる
(図9において、22′は、上方へ移動後の加熱剤ケー
スを示す。)。
【0054】このため、加熱剤ケース22と、第1のバ
スバー11及び第2のバスバー14との電気的接続が切
断される。すなわち、第1のバスバー11と第2のバス
バー14とが電気的に遮断されて、車両の電気回路が遮
断されることになる。
【0055】このように、実施の形態の回路遮断装置に
よれば、多接点バネ21a,21bは、接触抵抗が小さ
いため、大電流通電時において発熱を少なくすることが
でき、また、挿抜力が小さいから、加熱剤ケース22が
上下方向に移動しても摺動抵抗が小さいために加熱剤ケ
ース22が容易に上昇することができる。
【0056】すなわち、多接点バネ21a,21bの摺
動抵抗が小さいため、車両の電気回路を短時間で且つ確
実に遮断することができ、電気部品を保護することがで
きる。さらに、加熱剤23のテルミット反応熱を利用す
るため、簡単な構造の回路遮断装置を提供することがで
きる。
【0057】また、第1のバスバー11及び第2のバス
バー14に加わった外部応力を多接点バネ21a,21
bにより吸収できるため、加熱剤ケース22に外部応力
が加わらなくなり、信頼性を向上することができる。ま
た、圧縮バネ26を用いているため、安価となり、ま
た、回路遮断装置の設計、組み付けが容易となる。
【0058】さらに、第1のバスバー11及び第2のバ
スバー14と加熱剤ケース22とが分離しているため、
組み付け性を向上することができる。また、第1のバス
バー11及び第2のバスバー14を樹脂ケース17にイ
ンサート成形すれば、組み付け部品点数が少なくて済
み、作業工数を低減することができる。また、樹脂ケー
ス17にキッャプ19を被せるため、回路遮断時に加熱
剤ケース22が飛び出すことがなくなり、また、熱によ
る火傷等のおそれがなくなる。
【0059】なお、本発明は、前述した実施の形態の回
路遮断装置に限定されるものではない。実施の形態の回
路遮断装置では、バスバー先端部13,16に多接点バ
ネ21a,21bを取り付けたが、バスバー先端部1
3,16に多接点バネ21a,21bを取り付ける代わ
りに、例えば、多接点バネ21a,21bを加熱剤ケー
ス22に取り付けても良い。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、通常では、一
対の接点部材及び加熱部を介して第1の接続端子と第2
の接続端子とが接続されて、バッテリから負荷に電力が
供給される。また、外部からの異常信号により着火部が
着火すると、加熱部に充填された加熱剤が発熱し、その
熱により外容器に形成された樹脂部材からなる突起部が
溶融するため、弾性部材が伸張して加熱部が一対の接点
部材を摺動しながら押し上げられるから、加熱部と第1
の接続端子及び第2の接続端子との電気的接続が切断さ
れる。このため、第1の接続端子及び第2の接続端子の
電気的接続が遮断されるから、回路を短時間で且つ確実
に遮断して、電気部品を保護することができる。
【0061】請求項2の発明によれば、一対の接点部材
の各々が、細長い溝からなるスリット部及び加熱部に電
気的に接触する接点部が交互に複数個形成されてなる多
接点バネであるため、摺動抵抗が小さいから回路を容易
に遮断でき、しかも接触抵抗が小さいため、大電流通電
時に発熱を少なくすることができる。
【0062】請求項3の発明によれば、下側ケースに上
側ケースを被せたときに、上側ケースに形成された第1
のネジ部が、下側ケースに形成された第2のネジ部に螺
合するため、回路遮断時に加熱部が飛び出さなくなり、
また熱による火傷等のおそれがなくなる。
【0063】請求項4の発明によれば、第1の接続端子
及び第2の接続端子の各端子が、外容器に一体成形され
てなることで、組み付け部品定数が少なくて済み、作業
工数を低減することができる。
【0064】請求項5の発明によれば、加熱剤が、金属
酸化物の粉末、アルミニウムの粉末とを混合させたテル
ミット剤であることを特徴とするもので、テルミット反
応によりテルミット反応熱を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の回路遮断装置の遮断前のA−A間
の断面図である。
【図2】実施の形態の回路遮断装置の上面図である。
【図3】実施の形態の回路遮断装置のB−B間の断面図
である。
【図4】多接点バネの構成図である。
【図5】多接点バネソケットの構造図である。
【図6】スロットコンタクトソケットの構造図である。
【図7】多接点バネソケットとスロットコンタクトソケ
ットとの挿抜力を示す特性図である。
【図8】多接点バネソケットとスロットコンタクトソケ
ットとの接触抵抗を示す図である。
【図9】実施の形態の回路遮断装置の遮断前後のA−A
間の断面図である。
【図10】従来のバイメタルを使用した保護装置の一例
を示す断面図である。
【図11】従来の保護装置の他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11 第1のバスバー 13,16 バスバー先端部 14 第2のバスバー 17 樹脂ケース 18 ケースネジ部 19 キャップ 20 キッャプネジ部 21a,21b 多接点バネ 22 加熱剤ケース 22a 上蓋 23 加熱剤 24 着火部 25,32 溝部 26 圧縮バネ 27a,27b スリット部 28a,28b 接点部 29a,29b ソケット本体 30a,30b 開口部 33a,33b 係止爪部 40 スロット接触部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の接続端子と第2の接続端子との間
    に配置され、加熱剤を充填した導電性を有する加熱部
    と、 この加熱部または前記第1の接続端子及び前記第2の接
    続端子の各端子に取り付けられ、前記加熱部と前記第1
    の接続端子及び前記第2の接続端子の各端子とを接触さ
    せる一対の接点部材と、 車両の異常時に外部からの異常信号により、前記加熱部
    に充填された加熱剤に着火する着火部と、 前記加熱部に接触して配置され且つ前記加熱部を押圧す
    る伸縮自在な弾性部材と、 この弾性部材、前記着火部及び前記加熱部を収納する外
    容器と、 この外容器に形成され且つ前記弾性部材による前記加熱
    部への押圧力を阻止する樹脂部材からなる突起部と、を
    備えることを特徴とする回路遮断装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の接点部材の各々は、細長い溝
    からなるスリット部及び前記加熱部に電気的に接触する
    接点部が交互に複数個形成されてなる多接点バネである
    ことを特徴とする請求項1記載の回路遮断装置。
  3. 【請求項3】 前記外容器は、上側ケースと、下側ケー
    スとからなり、前記上側ケースには第1のネジ部が形成
    され、前記下側ケースには前記第1のネジ部に螺合する
    第2のネジ部が形成されてなることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の回路遮断装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の接続端子及び前記第2の接続
    端子の各端子は、前記外容器に一体成形されてなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の回路遮断装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱剤は、金属酸化物の粉末、アル
    ミニウムの粉末とを混合させたテルミット剤であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載
    の回路遮断装置。
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