JP2000260281A - 回路遮断装置 - Google Patents

回路遮断装置

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JP2000260281A
JP2000260281A JP11064056A JP6405699A JP2000260281A JP 2000260281 A JP2000260281 A JP 2000260281A JP 11064056 A JP11064056 A JP 11064056A JP 6405699 A JP6405699 A JP 6405699A JP 2000260281 A JP2000260281 A JP 2000260281A
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connector
ignition
terminal
circuit breaker
heating
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Noboru Yamaguchi
昇 山口
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H39/00Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H39/00Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current
    • H01H2039/008Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current using the switch for a battery cutoff

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の異常信号が入力されたとき、回路を短
時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保護でき、しか
も着火後に自動的に着火部への電源の供給を停止する回
路遮断装置を提供する。 【解決手段】 リード線51からの異常信号がコネクタ
45を介して着火部29に送られて着火部29が着火す
ると、テルミットケース26に充填された加熱剤27が
発熱し、その熱により第2の突起部41が溶融し、圧縮
バネ34が伸張してテルミットケース26及び着火部2
9を押し上げるため、テルミットケース26と第1のバ
スバー11及び第2のバスバー19の電気的接続が遮断
される。また、加熱剤着火により着火部29が押し上げ
られて移動したときにコネクタ45は突起部47を有す
るため、下側ケース14bに保持されて着火部29から
離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路を短時間
で遮断する回路遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に設けられる電装システムでは、パ
ワーウインドウ等の負荷に何らかの異常が発生したり、
バッテリーと各負荷とを接続している複数の電線によっ
て構成されたワイヤーハーネス等に何らかの異常が発生
したとき、バッテリーと、ワイヤーハーネスとの間に介
挿された大電流ヒューズを溶断させて、バッテリーと、
ワイヤーハーネスとの間を遮断し、これによって各負荷
やワイヤーハーネス等が焼損するのを防止している。
【0003】しかしながら、このような大電流ヒューズ
を使用した電装システムでは、パワーウインドウ等の負
荷に何らかの異常が発生したり、バッテリーと各負荷と
を接続しているワイヤーハーネス等に何らかの異常が発
生したりしても、大電流ヒューズに予め設定されている
許容値以上の電流が流れないと、これが溶断しないこと
から、許容値に近い大きな電流が連続的に流れていると
き、これを検知して、バッテリーと、ワイヤーハーネス
との間を遮断する各種の保護装置が開発されている。
【0004】図7は保護装置のうち、バイメタルを使用
した保護装置の一例を示す断面図である。図7に示す保
護装置は、絶縁樹脂などによって構成され、上部側にヒ
ューズ収納部102が形成されたハウジング103と、
このハウジング103のヒューズ収納部102を開閉自
在に閉止する蓋113と、上端部分がヒューズ収納部1
02内に突出し、下端が外部に露出するように、ハウジ
ング103の下側に配置され、外部に露出した部分がバ
ッテリー104のプラス端子に接続される電源ターミナ
ル105と、上端部分がヒューズ収納部102に突出
し、下端が外部に露出するように、ハウジング103の
下側に配置され、外部に露出した部分がワイヤーハーネ
ス106を構成する電線107を介して負荷108に接
続される負荷ターミナル109と、ヒューズ収納部10
2内に配置された低融点金属などによって構成され、そ
の一端が電源ターミナル105の上端に接続され、他端
が負荷ターミナル109の上端に接続される可溶体11
0と、電源ターミナル105、負荷ターミナル109の
中間位置となるように、かつ下端が外部に露出するよう
に、ハウジング103の下側に配置され、外部に露出し
た部分がバッテリー104のマイナス端子に接続される
中間ターミナル111と、2種類の金属を張り合わせた
長板状部材によって構成され、下端側が中間ターミナル
111の上端に接続され、上端側がL字状に曲げられて
可溶体110と対向するように配置されるバイメタル1
12とを備えている。
【0005】そして、車両のイグニッションスイッチ等
が操作され、バッテリー104のプラス端子、電源ター
ミナル105、可溶体110、負荷ターミナル109、
ワイヤーハーネス106の電線107、負荷108、バ
ッテリー104のマイナス端子なる経路で、電流が流れ
ているとき、負荷108あるいはこの負荷108と保護
装置101とを接続しているワイヤーハーネス106に
何らかの異常が発生して、可溶体110に許容値以上の
電流が流れたとき、これが発熱して溶断し、負荷108
やワイヤーハーネス106などを保護する。
【0006】また、負荷108あるいは負荷108と保
護装置101とを接続しているワイヤーハーネス106
に何らかの異常が発生し、可溶体110に大きな電流が
流れていても、これが許容値を越えていないとき、可溶
体110に流れている電流によって可溶体110が発熱
し、バイメタル112が変形を開始する。そして、可溶
体110に大きな電流が流れ始めてから、所定時間が経
過した時点で、バイメタル112の先端が可溶体110
に接触して、バッテリー104のプラス端子、電源ター
ミナル105、可溶体110、中間ターミナル111、
バッテリー104のマイナス端子なる経路で、可溶体1
10に大きな短絡電流が流れ、これが溶断する。
【0007】これにより、予め設定されている時間以
上、許容値以下の電流が流れたときにも、回路を遮断し
て、ワイヤーハーネス106や負荷108などを保護す
る。
【0008】また、このような保護装置101以外に保
護装置として、図8に示す保護装置121も開発されて
いる。
【0009】図8に示す保護装置121は、絶縁樹脂な
どによって構成されるハウジング122と、このハウジ
ング122の一側面側に埋設され、下端部分がバッテリ
ー123のプラス端子に接続される電源ターミナル12
4と、ハウジング122の他側面側に埋設され、下端部
分がワイヤーハーネス125を構成する電線126を介
して負荷127に接続される負荷ターミナル128と、
低融点金属等をU字型に形成した可溶導線129及び可
溶導線129を覆うように形成される耐熱被覆130に
よって構成され、一端が電源ターミナル124の上端に
接続され、他端が負荷ターミナル128の上端に接続さ
れる電線131と、マルテンサイト相になっていると
き、図8に示すように、電線131に巻き付けられた形
状にされ、120°C〜170°Cの温度まで加熱され
たとき、電線131を締め付ける形状の母相に戻る形状
記憶合金によって構成されるコイル132と、ハウジン
グ122の外部に設けられ、上端がコイル132の一端
に接続され、下端がバッテリー123のマイナス端子に
接続される外部ターミナル133とを備えている。
【0010】そして、車両のイグニッションスイッチ等
が操作され、バッテリー123のプラス端子、電源ター
ミナル124、電線131の可溶体129、負荷ターミ
ナル128、ワイヤーハーネス125の電線126、負
荷127、バッテリー123のマイナス端子なる経路
で、電流が流れているとき、負荷127あるいは負荷1
27と保護装置121とを接続しているワイヤーハーネ
ス125に何らかの異常が発生して、可溶導線129に
許容値以上の電流が流れたとき、これが発熱して溶断
し、負荷127やワイヤーハーネス125などを保護す
る。
【0011】また、負荷127あるいは負荷127と保
護装置121とをワイヤーハーネス125に何らかの異
常が発生し、可溶導線129に大きな電流が流れていて
も、これが許容値を越えていないとき、可溶導線129
に流れている電流によって可溶導線129が発熱し、コ
イル132の温度が上昇する。そして、可溶導線129
に大きな電流が流れ始めてから、所定時間が経過し、コ
イル132の温度が120°C〜170°Cの温度まで
上昇したとき、コイル132がマルテンサイト相から母
相に遷移して、熱によって軟化している耐熱被覆130
に食い込んで、可溶導線129に接触し、バッテリー1
23のプラス端子、電源ターミナル124、可溶導線1
29、コイル132、外部ターミナル133、バッテリ
ー123のマイナス端子なる経路で、可溶導線129に
大きな短絡電流が流れ、これが溶断する。
【0012】これにより、予め設定された時間以上、許
容値以下の電流が流れたときにも、回路を遮断して、ワ
イヤーハーネス125や負荷127などを保護する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の保護装置101、121にあっては、以下に述
べるような問題があった。
【0014】まず、図7に示す保護装置では、熱膨張率
が異なる2種類の金属を張り合わせたバイメタル112
を使用して、可溶体110に大きな電流が流れているか
どうかを検出しているので、可溶体110に流れる電流
の大きさが変化すると、バイメタル112が変形して、
回路を遮断するまでの時間が変化する。
【0015】このため、大きな電流が断続的に流れるよ
うな故障が発生したとき、可溶体110の温度がある程
度以上、上昇しなくなり、保護装置101が回路を遮断
する前に、ワイヤーハーネス106や負荷108などが
燃え出してしまう虞れがあった。
【0016】一方、図8に示す保護装置121では、形
状記憶合金によって構成されるコイル132を使用し
て、可溶導線129に大きな電流が流れているかどうか
を検出しているので、可溶導線129に流れる電流の大
きさが変化すると、コイル132が変形して、回路を遮
断するまでの時間が変化する。
【0017】このため、大きな電流が断続的に流れるよ
うな故障が発生したとき、可溶導線129の温度がある
程度以上、上昇しなくなり、保護装置121が回路を遮
断する前に、ワイヤーハーネス125や負荷127など
を過度に発熱させてしまう虞れがあった。また、バイメ
タル、形状記憶合金を用いた場合、変形開始温度が通常
約100℃と低いため、車両の使用環境温度条件である
120℃から125℃では使用困難であった。
【0018】また、図7及び図8に示す保護装置では、
熱変形電導部材であるバイメタル112やコイル132
の熱反応時間が通電電流に左右されていた。さらには、
熱変形電導部材の熱反応が異常時(過電流通電)にタイ
ムリーに作動しない場合があった。
【0019】本発明は、車両の異常信号が入力されたと
き、回路を短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保
護することができる回路遮断装置を提供することを課題
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、以下の構成とした。請求項1の発明は、第
1の接続端子と第2の接続端子との間に配置され、前記
第1の接続端子及び前記第2の接続端子に接触し、加熱
剤を充填した導電性を有する加熱部と、この加熱部に収
納され、車両の異常時に外部の信号線からの異常信号に
より、前記加熱部に充填された加熱剤に着火する着火部
と、前記加熱部に接触して配置され且つ前記加熱部を押
圧する伸縮自在な弾性部材と、この弾性部材、前記着火
部及び前記加熱部を収納する外容器と、前記着火部と前
記信号線とを電気的に接続し、前記加熱剤着火により前
記着火部が移動したときに前記着火部から離脱するコネ
クタとを備えることを特徴とする。
【0021】請求項1の発明によれば、加熱剤着火によ
り着火部が押し上げられて移動したときにコネクタは着
火部から離脱する。従って、自動的に着火部への電源の
供給を停止することができる。これによって、電流を流
し続けることがなくなり、制御基板等に熱が伝わらなく
なるから、制御基板や素子等の電子回路の損傷を受けに
くくなる。また、コネクタがヒューズ内を移動すること
がないため、ヒューズ内径を小型化することができる。
また、回路遮断後には信号線は動かないため、信号線等
がからまって弾性部材の動きを阻害しなくなり、回路を
確実に遮断することができる。
【0022】請求項2の発明のように、前記コネクタ
は、前記着火部と前記信号線とを電気的に接続するター
ミナルと、このターミナルを収納し且つ前記外容器に形
成された開口部に挿通される貫通部と、前記ターミナル
を収納し前記貫通部に連結されて前記外容器の外側に配
置され且つ前記開口部の開口幅よりも大きいサイズを持
つ突起部とを有することを特徴とする。
【0023】請求項2の発明によれば、着火後に着火部
が上昇しても、コネクタは、外容器の外側に配置され且
つ外容器の開口部の開口幅よりも大きいサイズを持つ突
起部が形成されているため、コネクタは上昇しないで外
容器に保持されて、着火部から離脱することができる。
【0024】請求項3の発明のように、前記コネクタ
は、前記着火部に一端が電気的に接続されるターミナル
と、このターミナルを収納し且つ前記外容器に形成され
た開口部に挿通されるコネクタハウジングとからなり、
さらに、前記信号線のための電極パターンを有する基板
を設け、この基板に有する前記電極パターンと前記コネ
クタハウジングに収納された前記ターミナルの他端とを
半田付けにより電気的に接続したことを特徴とする。
【0025】請求項3の発明によれば、着火後に着火部
が上昇しても、コネクタは、コネクタハウジングが基板
に半田付けされているため、コネクタは上昇しないで外
容器に保持されて、着火部から離脱することができる。
【0026】請求項4の発明のように、前記コネクタ
は、前記外容器に一体成形により形成された一体型コネ
クタからなり、この一体型コネクタは、前記着火部と前
記信号線とを電気的に接続するターミナルを有すること
を特徴とする。
【0027】請求項4の発明によれば、コネクタが、外
容器に一体成形により形成された一体型コネクタからな
るため、着火後に着火部が上昇しても、一体型コネクタ
は上昇せず、着火部から離脱することができる。
【0028】請求項5の発明のように、前記外容器に形
成され且つ前記弾性部材による前記加熱部への押圧力を
阻止する樹脂部材からなる押圧阻止部を備えることを特
徴とする。
【0029】請求項5の発明によれば、押圧阻止部が、
外容器に形成され且つ弾性部材による加熱部への押圧力
を阻止する樹脂部材であるため、加熱剤着火時には、樹
脂部材が溶融して加熱部及び着火部が上昇することがで
きる。
【0030】請求項6の発明によれば、第1の接続端子
及び第2の接続端子のそれぞれと側壁部とを低融点材に
より接合したため、加熱剤の発熱により樹脂部材及び低
融点材が溶融すると、加熱部が跳ね上がり、第1の接続
端子及び第2の接続端子の電気的接続が遮断されるか
ら、回路を短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保
護することができる。また、第1の接続端子及び第2の
接続端子と加熱部との接合部である低融点材にバネ力が
加わらないため、接合部の信頼性を向上することができ
る。
【0031】請求項7の発明では、前記加熱剤は、金属
酸化物の粉末、アルミニウムの粉末とを混合させたテル
ミット剤であることを特徴とするもので、テルミット反
応によりテルミット反応熱を発生することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回路遮断装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0033】<第1の実施の形態>以下、本発明の回路
遮断装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は第1の実施の形態の回路遮断装置のA−A間
の断面図である。図2は第1の実施の形態の回路遮断装
置の上面図である。図3は第1の実施の形態の回路遮断
装置のB−B間の断面図である。図4は第1の実施の形
態の回路遮断装置の下側ケースとコネクタとの接続を示
す斜視図である。
【0034】第1の実施の形態の回路遮断装置が特徴と
するところは、車両の異常信号が入力されたとき、回路
を短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保護するこ
とができるとともに、着火部の芯線に接続可能なコネク
タを設け、着火後にコネクタから着火部の芯線が離脱し
て着火部への電源の供給を停止することを特徴とするも
のである。
【0035】図1に示す回路遮断装置において、板状の
長い第1のバスバー11は、例えば、銅または銅合金か
らなり、この第1のバスバー11にはバッテリ等に接続
される丸穴部12が形成されている。第1のバスバー1
1は、下方に略直角に曲げられている。
【0036】また、板状の長い第2のバスバー19も、
例えば、銅または銅合金からなり、この第2のバスバー
19には負荷等に接続される丸穴部20が形成されてい
る。第2のバスバー19も下方に略直角に曲げられてい
る。
【0037】第1のバスバー11と第2のバスバー19
との間には上側ケース14aと下側ケース14bとが配
置されており、上側ケース14aと下側ケース14bと
は、外容器を構成し、樹脂(熱可塑性樹脂)等の絶縁材
料の容器からなる。
【0038】下側ケース14b内には銅、銅合金等から
なるテルミットケース26が収納されており、このテル
ミットケース26には加熱剤27が充填されているとと
もに、着火部29が収納されている。
【0039】着火部29は、着火剤を有し、車両の衝突
事故等の車両の異常時にリード線51に流れる電流によ
って発生する発熱により着火剤を点火して加熱剤27に
テルミット反応熱を発生させるようになっている。
【0040】また、テルミットケース26に形成された
左側壁部は、第1のバスバー11の折曲部8にハンダ
(例えば、融点が200℃〜300℃)等の低融点材と
しての低融点金属23により接合され、テルミットケー
ス26に形成された右側壁部は、第2のバスバー19の
折曲部10に低融点金属23により接合されている。こ
のため、低融点金属23及びテルミットケース26を介
して第1のバスバー11と第2のバスバー19とが電気
的に接続可能となっている。
【0041】なお、低融点金属23としては、例えば、
Sn、Pb、Zn、Al及びCuから選ばれる少なくと
も1種の金属からなる。
【0042】加熱剤27は、例えば、酸化鉄(Fe
23)等の金属酸化物の粉末、アルミニウムの粉末とに
よって構成され、リード線51の発熱によりテルミット
反応を起こして高熱を発生するテルミット剤である。な
お、酸化鉄(Fe23)を用いる代わりに、酸化クロム
(Cr23)、酸化マンガン(MnO2)などを用いて
も良い。
【0043】また、加熱剤27としては、B、Sn、F
eSi、Zr、Ti及びAlの中から選ばれる少なくと
も1種の金属粉末と、CuO、MnO2、Pb34、P
bO2、Fe34およびFe23の中から選ばれる少な
くとも1種の金属酸化物と、アルミナ、ベントナイト、
タルク等からなる添加剤の少なくとも1種の混合物を用
いても良い。このような加熱剤によれば、着火部29に
より容易に着火され、低融点金属23を短時間で溶融す
ることができる。
【0044】また、テルミットケース26と下側ケース
14bとの間には伸縮自在な弾性部材としての圧縮バネ
34が配置されており、この圧縮バネ34がテルミット
ケース26を上方へ押圧している。
【0045】また、上側ケース14aには四角形状の溝
部37が形成され、この溝部37に、下側ケース14b
に形成された第1の突起部39が係合している。下側ケ
ース14bには樹脂部材からなる第2の突起部41が形
成されており、この第2の突起部41は、テルミットケ
ース26の上面を押圧し、圧縮バネ34のバネ力による
テルミットケース26の上方への移動を阻止するように
なっている。
【0046】さらに、着火部29にリード線51から電
流を供給するためのコネクタ45が着火部29に接続可
能に取り付けられている。この着火部29とコネクタ4
5との構成をより詳しく説明する。着火部29内には図
示しない発熱用のニクロム線が設けられており、このニ
クロム線の両端には図4に示すように一対の電極ピン5
2b(電圧+,−用)が取り付けられている。
【0047】また、コネクタ45は、図4に示すように
下側ケース14bに形成された開口部52aに挿入され
且つ一対の電極ピン52bに接続される貫通部49と、
前記開口部の開口幅よりも大きいサイズを持つ突起部4
7とを有し、貫通部49及び突起部47はコネクタハウ
ジングを構成する。また、コネクタ45のコネクタハウ
ジング間には電圧+,−用に対応してターミナル50が
設けられ、それぞれのターミナル50の一端に前記一対
の電極ピン52bが接続され、ターミナル50の他端に
リード線51が接続されている。
【0048】次に、このように構成された第1の実施の
形態の回路遮断装置の動作を図面を参照して説明する。
【0049】まず、回路遮断装置において、コネクタの
下側ケースへの組み付けについて説明する。まず、第1
のバスバー11及び第2のバスバー19の中間にテルミ
ットケース26を接合し、テルミットケース26を下側
ケース14b内に圧縮バネ34を押圧しながらロックが
かかるまで挿入していく。すなわち、テルミットケース
26の底面が第1の突起部39に当接して停止し、且つ
テルミットケース26の上面は第2の突起部41により
係止される。
【0050】そして、上側ケース14aを下側ケース1
4bに被せる。さらに、コネクタ45を下側ケース14
bに形成された開口部52aに挿入して、コネクタ45
を着火部29の電極ピン52bに接続させる。
【0051】次に、回路遮断装置の回路遮断動作を説明
する。まず、通常では、第1のバスバー11と第2のバ
スバー19とは、低融点金属23及びテルミットケース
26を介して電気的に接続され、図示しないバッテリか
ら図示しない負荷に電流が供給される。
【0052】次に、車両が障害物等に衝突したり、ある
いは車両が崖等から転落したりすると、衝突センサー等
により車両の異常を検知する。車両の異常検知により、
リード線51を通ってコネクタ45の一極に電圧が印加
される。なお、他の一極は、アースされる。そして、コ
ネクタ45の一極に印加された電圧により着火部29へ
電流が流れる。
【0053】すると、電流による発熱により着火部29
が発火するため、テルミット剤である加熱剤27が以下
の反応式によりテルミット反応熱を発生する。
【0054】Fe23+2AL→AL23+2Fe+3
86.2Kcal このテルミット反応熱によりテルミットケース26が加
熱され、加熱剤27の発熱とテルミットケース26の熱
により、折曲部8とテルミットケース26の左側壁部と
を接合している低融点金属23、折曲部10とテルミッ
トケース26の右側壁部とを接合している低融点金属2
3が加熱されて、溶融する。また、これと同時に、下側
ケース14bに形成された樹脂部材からなる第2の突起
部41が前記熱によって溶融する。
【0055】すると、圧縮されていた圧縮バネ34が伸
張し、着火部29を収納したテルミットケース26が上
方に跳ね上がる(図1において、26′は、上方へ移動
後のテルミットケースを示す。)。
【0056】このため、テルミットケース26と、第1
のバスバー11及び第2のバスバー19との電気的接続
が切断される。すなわち、第1のバスバー11と第2の
バスバー19とが電気的に遮断されて、車両の電気回路
が遮断されることになる。
【0057】また、着火部29とテルミットケース26
とが上方に跳ね上がったときには、コネクタ45は、着
火部29から離脱することになる。すなわち、コネクタ
45に有する突起部47が、開口部52aの開口幅より
も大きいサイズを持つため、コネクタ45は、下側ケー
ス14bにより保持されて上昇しないことになる。
【0058】このように、第1の実施の形態の回路遮断
装置によれば、車両の電気回路を短時間で且つ確実に遮
断することができ、電気部品を保護することができる。
さらに、加熱剤27のテルミット反応熱を利用するた
め、簡単な構造の回路遮断装置を提供することができ
る。
【0059】また、下側ケース14bに形成された第2
の突起部41が圧縮バネ34の上方への伸張力を阻止す
るため、第1のバスバー11及び第2のバスバー19と
テルミットケース26との接合部である低融点金属23
にバネ力が加わらないため、接合部の信頼性を向上する
ことができる。また、圧縮バネ34を用いているため、
安価となり、また、回路遮断装置の設計、組み付けが容
易となる。さらに、接合部が半田等の低融点金属による
接合のときには、低融点金属部に応力が加わらないた
め、クラック発生がなくなる。
【0060】ここで、成分の拡散とは、半田の成分元素
原子が母材の表面及び内部に広がることである。拡散し
た半田の原子と母材の原子とが新しくある一定の結晶格
子を持った原子配列に再配列する場合があり、これが金
属間化合物(合金層)である。金属間化合物は一般的に
脆い性質を持っているため、振動・曲げ等の外部応力に
よりクラックの発生を引き起こされやすくなる。
【0061】また、着火後には、着火部29がコネクタ
45から離脱して上昇するため、自動的に着火部29へ
の電源の供給を停止することができる。これによって、
電流を流し続けることがなくなり、制御基板等に熱が伝
わらなくなるから、制御基板や素子等の電子回路の損傷
を受けにくくなる。また、コネクタがヒューズ内を移動
することがないため、ヒューズ内径を小型化することが
できる。
【0062】また、回路を遮断後、着火部29がコネク
タ45から離脱して上昇するが、リード線51は、上昇
しない。このため、リード線余長を考慮したり、側壁と
の十分なスペースを確保する必要がなくなるとともに、
リード線51等がからまって圧縮バネ34の動きを阻害
しなくなり、回路を確実に遮断することができる。さら
に、着火部29からの芯線にリード線51を直接半田付
けする必要がなくなり、リード線51の半田付け後処理
が不要となった。
【0063】<第2の実施の形態>次に本発明の第2の
実施の形態の回路遮断装置を説明する。図5は第2の実
施の形態の回路遮断装置の断面図である。第2の実施の
形態の回路遮断装置は、第1の実施の形態の回路遮断装
置に対してコネクタと基板との取り付けタイプであるこ
とを特徴とする。
【0064】なお、図5に示す各部において、図1に示
す各部と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0065】図5に示す回路遮断装置において、ストレ
ートタイプのコネクタハウジング53は、下側ケース1
4bに形成された開口部52aに挿入されて着火部29
に接続可能となっている。コネクタハウジング53は、
電圧+,−用のターミナル54を有し、各ターミナル5
6の一端は、着火部29の電極ピン52bに接続され、
各ターミナル56の他端は、基板55の貫通穴に挿通さ
れて半田付けされている(半田付けされている部分を図
5では、ハンダ付部56として示した。)。
【0066】また、半田付けされたターミナル54は、
基板55上の図示しない電極パターンによりネジ部57
に接続され、このネジ部57はネジ止めにより基板55
と制御部ケース58とを電気的に接続させている。
【0067】以上の構成によれば、車両の異常検知によ
り、制御部ケース58からネジ部57、基板55を通っ
てコネクタハウジング53の一極のターミナル54に電
圧が印加される。なお、他の一極のターミナル54は、
アースされる。これにより、コネクタハウジング53の
一極に印加された電圧により着火部29へ電流が流れ、
第1の実施の形態の回路遮断装置の動作と同様に回路を
遮断することができる。
【0068】この場合、コネクタハウジング53は、基
板55に組み付けられているので、着火後には、コネク
タハウジング53は、着火部29から離脱する。従っ
て、第2の実施の形態の回路遮断装置も、第1の実施の
形態の回路遮断装置と同様な効果が得られる。
【0069】<第3の実施の形態>次に本発明の第3の
実施の形態の回路遮断装置を説明する。図6は第3の実
施の形態の回路遮断装置の断面図である。第3の実施の
形態の回路遮断装置は、第1の実施の形態の回路遮断装
置に対してコネクタを下側ケース一体成形タイプとした
ことを特徴とする。
【0070】なお、図6に示す各部において、図1に示
す各部と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0071】図6に示す回路遮断装置において、下側ケ
ース14bには着火部29の下部に着火部29に接続可
能な一体型コネクタ61が形成されている。この一体型
コネクタ61は、電圧+,−用のターミナル50を有
し、各ターミナル50の一端は、着火部29の電極ピン
52bに接続され、各ターミナル50の他端は、リード
線51に接続されている。
【0072】以上の構成によれば、車両の異常検知によ
り、リード線51を通って一体型コネクタ61の一極の
ターミナル50に電圧が印加される。これにより、一体
型コネクタ61の一極に印加された電圧により着火部2
9へ電流が流れ、第1の実施の形態の回路遮断装置の動
作と同様に回路を遮断することができる。
【0073】この場合、一体型コネクタ61は、下側ケ
ース14bに一体成形されているので、着火後には、一
体型コネクタ61は、着火部29から離脱する。従っ
て、第3の実施の形態の回路遮断装置も、第1の実施の
形態の回路遮断装置と同様な効果が得られるとともに、
一体型コネクタ61が下側ケース14bに一体成形され
たものであるため、コネクタを別に設けるよりも安価と
なる。
【0074】なお、本発明は、前述した第1の実施の形
態乃至第3の実施の形態の回路遮断装置に限定されるも
のではない。第1の実施の形態乃至第3の実施の形態の
回路遮断装置では、下側ケース14bに形成された第2
の突起部41が、テルミットケース26の上面を押圧
し、圧縮バネ34のバネ力によるテルミットケース26
の上方への移動を阻止するようにした。
【0075】例えば、テルミットケース26にネジ部を
形成し、このネジ部を下側ケース14bに形成された樹
脂部材からなるネジ部に螺合させて、下側ケース14b
にテルミットケース26を締め付け固定することで、圧
縮バネ34のバネ力によるテルミットケース26の上方
への移動を阻止するようにしても良い。
【0076】この場合には、テルミットケース26を加
熱したときには、下側ケース14bに形成された樹脂部
材からなるネジ部が溶融して、圧縮バネ34のバネ力に
よるテルミットケース26が上方へ移動して、回路が遮
断される。
【0077】押圧阻止部材として、第2の突起部41や
ネジ部を例示したが、これらに限定されることなく、要
は、押圧阻止部材として、上側ケース14aまたは下側
ケース14bに形成され且つ圧縮バネ34によるテルミ
ットケース26への押圧力を阻止するような樹脂部材で
あれば、どのような構成のものであっても良い。
【0078】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回路を短時間
で且つ確実に遮断して、電気部品を保護することがで
き、また、加熱剤着火により着火部が押し上げられて移
動したときにコネクタは着火部から離脱する。従って、
自動的に着火部への電源の供給を停止することができ
る。これによって、電流を流し続けることがなくなり、
制御基板等に熱が伝わらなくなるから、制御基板や素子
等の電子回路の損傷を受けにくくなる。また、コネクタ
がヒューズ内を移動することがないため、ヒューズ内径
を小型化することができる。また、回路遮断後には信号
線は動かないため、信号線等がからまって弾性部材の動
きを阻害しなくなり、回路を確実に遮断することができ
る。
【0079】請求項2の発明によれば、着火後に着火部
が上昇しても、コネクタは、外容器の外側に配置され且
つ外容器の開口部の開口幅よりも大きいサイズを持つ突
起部が形成されているため、コネクタは上昇しないで外
容器に保持されて、着火部から離脱することができる。
【0080】請求項3の発明によれば、着火後に着火部
が上昇しても、コネクタは、コネクタハウジングが基板
に半田付けされているため、コネクタは上昇しないで外
容器に保持されて、着火部から離脱することができる。
【0081】請求項4の発明によれば、コネクタが、外
容器に一体成形により形成された一体型コネクタからな
るため、着火後に着火部が上昇しても、一体型コネクタ
は上昇せず、着火部から離脱することができる。
【0082】請求項5の発明によれば、押圧阻止部が、
外容器に形成され且つ弾性部材による加熱部への押圧力
を阻止する樹脂部材であるため、加熱剤着火時には、樹
脂部材が溶融して加熱部及び着火部が上昇することがで
きる。
【0083】請求項6の発明によれば、第1の接続端子
及び第2の接続端子のそれぞれと側壁部とを低融点材に
より接合したため、加熱剤の発熱により樹脂部材及び低
融点材が溶融すると、加熱部が跳ね上がり、第1の接続
端子及び第2の接続端子の電気的接続が遮断されるか
ら、回路を短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保
護することができる。また、第1の接続端子及び第2の
接続端子と加熱部との接合部である低融点材にバネ力が
加わらないため、接合部の信頼性を向上することができ
る。
【0084】請求項7の発明では、加熱剤は、金属酸化
物の粉末、アルミニウムの粉末とを混合させたテルミッ
ト剤であることを特徴とするもので、テルミット反応に
よりテルミット反応熱を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の回路遮断装置A−A間の断
面図である。
【図2】第1の実施の形態の回路遮断装置の上面図であ
る。
【図3】第1の実施の形態の回路遮断装置B−B間の断
面図である。
【図4】第1の実施の形態の回路遮断装置の下側ケース
とコネクタとの接続を示す斜視図である。
【図5】第2の実施の形態の回路遮断装置の断面図であ
る。
【図6】第3の実施の形態の回路遮断装置の断面図であ
る。
【図7】従来のバイメタルを使用した保護装置の一例を
示す断面図である。
【図8】従来の保護装置の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 第1のバスバー 13,21 バスバー先端部 14a 上側ケース 14b 下側ケース 19 第2のバスバー 23 低融点金属 26 テルミットケース 27 加熱剤 28 ボルト 28a 上蓋 29 着火部 34 圧縮バネ 37 溝部 39 第1の突起部 41 第2の突起部 45 コネクタ 47 突起部 49 貫通部 50 ターミナル 51 リード線 53 コネクタハウジング 55 基板 61 一体型コネクタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の接続端子と第2の接続端子との間
    に配置され、前記第1の接続端子及び前記第2の接続端
    子に接触し、加熱剤を充填した導電性を有する加熱部
    と、 この加熱部に収納され、車両の異常時に外部の信号線か
    らの異常信号により、前記加熱部に充填された加熱剤に
    着火する着火部と、 前記加熱部に接触して配置され且つ前記加熱部を押圧す
    る伸縮自在な弾性部材と、 この弾性部材、前記着火部及び前記加熱部を収納する外
    容器と、 前記着火部と前記信号線とを電気的に接続し、前記加熱
    剤着火により前記着火部が移動したときに前記着火部か
    ら離脱するコネクタと、を備えることを特徴とする回路
    遮断装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクタは、前記着火部と前記信号
    線とを電気的に接続するターミナルと、このターミナル
    を収納し且つ前記外容器に形成された開口部に挿通され
    る貫通部と、前記ターミナルを収納し前記貫通部に連結
    されて前記外容器の外側に配置され且つ前記開口部の開
    口幅よりも大きいサイズを持つ突起部とを有することを
    特徴とする請求項1記載の回路遮断装置。
  3. 【請求項3】 前記コネクタは、前記着火部に一端が電
    気的に接続されるターミナルと、このターミナルを収納
    し且つ前記外容器に形成された開口部に挿通されるコネ
    クタハウジングとからなり、 さらに、前記信号線のための電極パターンを有する基板
    を設け、この基板に有する前記電極パターンと前記コネ
    クタハウジングに収納された前記ターミナルの他端とを
    半田付けにより電気的に接続したことを特徴とする請求
    項1記載の回路遮断装置。
  4. 【請求項4】 前記コネクタは、前記外容器に一体成形
    により形成された一体型コネクタからなり、この一体型
    コネクタは、前記着火部と前記信号線とを電気的に接続
    するターミナルを有することを特徴とする請求項1記載
    の回路遮断装置。
  5. 【請求項5】 前記外容器に形成され且つ前記弾性部材
    による前記加熱部への押圧力を阻止する樹脂部材からな
    る押圧阻止部を備えることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれか1項記載の回路遮断装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱部の端部には側壁部が形成さ
    れ、前記第1の接続端子及び前記第2の接続端子のそれ
    ぞれと前記側壁部とを低融点材により接合したことを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の回
    路遮断装置。
  7. 【請求項7】 前記加熱剤は、金属酸化物の粉末、アル
    ミニウムの粉末とを混合させたテルミット剤であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載
    の回路遮断装置。
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