JP2000256661A - 掘削安定液および掘削工法 - Google Patents

掘削安定液および掘削工法

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JP2000256661A
JP2000256661A JP11061326A JP6132699A JP2000256661A JP 2000256661 A JP2000256661 A JP 2000256661A JP 11061326 A JP11061326 A JP 11061326A JP 6132699 A JP6132699 A JP 6132699A JP 2000256661 A JP2000256661 A JP 2000256661A
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健 枚田
Tsutomu Yuasa
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Hirokatsu Kawakami
浩克 川上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低粘度でも良好な濾水性が得られる掘削安定液
が要求されている。 【解決手段】下記の一般式(1) 【化1】 (但し、式中R1はそれぞれ独立に水素またはメチル基
を表わしR2Oは炭素数2〜18のオキシアルキレン基の
1種または2種以上の混合物を表わし、2種以上の場合
はブロック状に付加していてもランダム状に付加してい
ても良く、R3は炭素数1〜30の炭化水素基を表わ
し、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数であり1
〜300の数を表わす。)で示されるポリアルキレング
リコールエステル単位(I)と、下記の一般式(2) 【化2】 (R4はそれぞれ独立に水素またはメチル基を表わし、
Mはそれぞれ独立に水素、一価金属、二価金属、アンモ
ニウムまたは有機アミンを表わす。)で示されるカルボ
ン酸単位(II)とをくり返し単位として含む共重合体
(A)及び水を含有する掘削安定液を用いることにより
課題は解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低粘度でも良好な
濾水性が得られる掘削安定液およびこの掘削安定液を用
いる掘削工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地下鉄建設工事等では、地中連続壁工法
や地中杭工法等の掘削工法が広く知られている。地中連
続壁工法は、地下にコンクリート構造物を築造する時の
一般的な工法である。この工法は、まず、地中の掘削か
ら始められ、このとき、掘削穴壁面の崩れを防止するた
めに、ベントナイト等の粘土鉱物を含む掘削安定液を掘
削穴に満たしながら、掘削が行われる。ここで用いる掘
削安定液は、壁面の軟弱化を防止し、その水圧によっ
て、壁面の崩壊を防止するが、これは、掘削安定液が掘
削壁面に浸透する際に、添加されたの粘土鉱物が、土の
粒子の間に詰まり堆積することにより、マッドケーキと
言われる止水層ができるためであると考えられている。
地中連続壁工法では、このように、壁面の安定化を行い
ながら掘削した後、構内に鉄筋籠等を挿入し、コンクリ
ートを打ち込むことによって、連続したコンクリート構
造物を形成することができる。この工法では、コンクリ
ートを打ち込む時に、掘削安定液がコンクリートと置換
されて回収される。近年、使用済みの掘削安定液を廃棄
する際の廃棄処理の簡便さから、ベントナイトの含有量
が低減される傾向にあるが、その場合、掘削安定液の粘
度が低下して壁面を安定化させる能力(濾水性)が低下
してしまうという欠点がある。これを解消する為に、通
常、掘削安定液には、カルボキシメチルセルロース(C
MC)等の増粘剤が配合されているが、CMCは腐敗し
易いという問題や、分散しにくく、安定した物性の掘削
安定液が得られ難いといった問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、腐敗しにくく、低粘度であっても
濾水性に優れた掘削安定液およびこの掘削安定液を用い
た掘削工法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために種々の面から検討を行ない、特定の共重
合体を必須成分として含有する掘削安定液によって上記
課題が一挙に解決されることを見出し、本発明に到達し
た。すなわち、本発明は、[1]下記の一般式(1)
【0005】
【化5】
【0006】(但し、式中R1はそれぞれ独立に水素ま
たはメチル基を表わしR2Oは炭素数2〜18のオキシア
ルキレン基の1種または2種以上の混合物を表わし、2
種以上の場合はブロック状に付加していてもランダム状
に付加していても良く、R3は炭素数1〜30の炭化水
素基を表わし、nはオキシアルキレン基の平均付加モル
数であり1〜300の数を表わす。)で示されるポリア
ルキレングリコールエステル単位(I)と、下記の一般
式(2)
【0007】
【化6】
【0008】(R4はそれぞれ独立に水素またはメチル
基を表わし、 Mはそれぞれ独立に水素、一価金属、二
価金属、アンモニウムまたは有機アミンを表わす。)で
示されるカルボン酸単位(II)とをくり返し単位とし
て含む共重合体(A)及び水を含有する掘削安定液、ま
たは、[2]下記の一般式(3)
【0009】
【化7】
【0010】(但し、式中R1は水素またはメチル基を
表わしR2Oは炭素数2〜18のオキシアルキレン基の
1種または2種以上の混合物を表わし、2種以上の場合
はブロック状に付加していてもランダム状に付加してい
ても良く、R3は炭素数1〜30の炭化水素基を表わ
し、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数であり1
〜300の数を表わす。)で示されるポリアルキレング
リコールエステル単量体(III)と、下記の一般式
(4)
【0011】
【化8】
【0012】(R4は水素またはメチル基を表わし、M
は水素、一価金属、二価金属、アンモニウムまたは有機
アミンを表わす。)で示されるカルボン酸単量体(I
V)を含む単量体混合物を重合して得られた共重合体
(B)及び水を含有する掘削安定液、或いは、[3]粘土
鉱物をさらに含有してなる、上記[1]または[2]に記載
の掘削安定液、そして、[4]上記[1]、[2]、[3]のい
ずれかに記載の掘削安定液を用いて掘削穴内壁面の崩壊
を防止しながら地中を掘削する工法によって達成され
る。
【0013】
【発明の実施形態】〔共重合体〕本発明の掘削安定液
は、ポリアルキレングリコールエステル単位(I)とカ
ルボン酸単位(II)を繰り返し単位として含む共重合
体(A)及び水を含有してなる。共重合体(A)を得る
方法には、種々の公知の方法が採用できて格別の制限は
無いが、例えば、上記のポリアルキレングリコールエス
テル単量体(III)とカルボン酸単量体(IV)を含
む単量体混合物を重合して得られる共重合体(B)を用
いることができ、或いは、ポリ(メタ)アクリル酸のホ
モポリマー及び/又はコポリマーに、アルコキシポリア
ルキレングリコールをエステル化する方法を採ることも
できる。
【0014】該共重合体は、主鎖がポリカルボン酸で、
側鎖にアルコキシポリアルキレングリコールを有するグ
ラフトポリマーであることが重要である。主鎖のポリカ
ルボン酸には種々のポリマーを用いることができるが、
例えば、アクリル酸を含むポリマー、メタクリル酸を含
むポリマー、アクリル酸とメタクリル酸とを含むポリマ
ー等のポリ(メタ)アクリル酸類;スチレンと(無水)
マレイン酸とを含むポリマー、オレフィンと(無水)マ
レイン酸とを含むポリマー、ビニルアルコールやアリル
アルコール或いはイソプレンアルコール等の不飽和アル
コールと(無水)マレイン酸とを含むポリマー、メチル
ビニルエーテルやエチルビニルエーテル等のビニルエー
テルと(無水)マレイン酸とを含むポリマー等のポリマ
レイン酸類;或いはこれらの酸類の一価金属塩、二価金
属塩、アンモニウム塩または有機アミン塩等が挙げら
れ、これらの1種または2種以上を用いることができる
が、任意の分子量や共重合組成のポリマーを得易いとい
う面からは(メタ)アクリル酸類が好ましい。主鎖のポ
リカルボン酸は、カルボン酸相互の電気反発によって主
鎖が大きく伸びることによって、必要に応じて、本発明
の掘削安定液に適度な粘性を与えることができる。側鎖
のアルコキシポリアルキレングリコールについては、炭
素数の多いアルコキシル基を有することが重要である。
ポリアルキレングリコール中のアルコキシル基の炭素数
は、1〜30、好ましくは4〜22、より好ましくは4
〜18、更には4〜12、更に好ましくは4〜8、或い
は8〜22、更には12〜22、更に好ましくは12〜
18である。該共重合体が、側鎖に炭素数の大きいアル
コキシル基を有する場合、該共重合体は、分子量が低く
ても水溶液中で高い粘性を示す。そのような現象が、低
粘度でも濾水性に優れる掘削安定液をもたらす要因であ
ろうとも考えられる。その作用機構は明確ではないが、
例えば、以下のようにも考えられる。
【0015】1.アルコキシル基相互が疎水的に会合
し、それを介して該共重合体間で橋かけが起こり、掘削
安定液が適度な粘性を呈する。
【0016】2.該共重合体が、ベントナイト等の粘土
鉱物を微細に分散する(例えばアルコキシル基が粘土鉱
物に疎水吸着し、ポリカルボン酸の電気反発やポリエチ
レングリコールの立体反発で分散する等)。 3.上記1.で述べた該共重合体間の橋かけによって、
分散したベントナイト微粒子は軽く浮遊し沈降が防止さ
れる。 4.そして、微細なベントナイト粒子の目詰まり効果に
よって良好な止水層ができる。
【0017】このような疎水基を含有する水溶性ポリマ
ーは、疎水基同士の会合によって水中で分子量のジャン
ピングが起こるようである。このようなポリマーの用途
としては、本発明の如く、掘削安定液中の粘土鉱物を分
散させる分散剤以外にも、化粧品、洗剤、紙おむつ、汚
泥用凝集剤、紙用凝集剤、等があり、作用としては、増
粘、ゲル化、乳化、保護コロイド、粘結、気泡安定化、
再汚染防止、表面張力低下、接着、保湿、キレート、吸
水、など多岐に渡る。カチオン性の水溶性ポリマーに疎
水基を組み込めば、希釈水系で大きな凝集作用を発現
し、製紙用パルプの凝集剤やサイズ定着剤への応用が期
待される。
【0018】ポリアルキレングリコールエステル単量体
(III)は、炭素数1〜30のアルコールに、炭素数
2〜18のアルキレンオキシドを1〜300モル付加し
たアルコキシポリアルキレングリコールと(メタ)アク
リル酸とのエステル化物である。かかる炭素数1〜30
のアルコールとしては、メタノール、エタノール、2−
プロパノール、1−ブタノール、オクタノール、2−エ
チル−1−ヘキサノール、ノニルアルコール、ラウリル
アルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール
等の炭素原子数1〜30の脂肪族アルコール類;シクロ
ヘキサノール等の炭素原子数3〜30の脂環族アルコー
ル類;フェノール、フェニルメタノール(ベンジルアル
コール)、メチルフェノール(クレゾール)、p−エチ
ルフェノール、ジメチルフェノール(キシレノール)、
p−t−ブチルフェノール、ノニルフェノール、ドデシ
ルフェノール、フェニルフェノール、ナフトール等のベ
ンゼン環を有するアルコール類;アリルアルコール、メ
タリルアルコール、クロチルアルコール等の炭素原子数
3〜4のアルケニル基を有するアルコール類:等が挙げ
られる。これらのアルコールの内で、本願の課題を解決
する為には、炭素数の多いアルコール(以下、「高級ア
ルコール」という。)を用いるのが有利である。そのよ
うな炭素数としては、1〜30、好ましくは4〜22、
より好ましくは4〜18、更には4〜12、更に好まし
くは4〜8、或いは8〜22、更には12〜22、更に
好ましくは12〜18である。
【0019】単量体(III)の具体例としては、メト
キシ(ポリ)エチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、メトキシ(ポリ)プロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、メトキシ(ポリ)エチレングリコー
ル(ポリ)プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、ブトキシ(ポリ)エチレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、ブトキシ(ポリ)プロピレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、ブトキシ(ポリ)エチ
レングリコール(ポリ)プロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、オクタキシ(ポリ)エチレングリコ
ールモノ(メタ)アクリレート、オクタキシ(ポリ)プ
ロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、オクタ
キシ(ポリ)エチレングリコール(ポリ)プロピレング
リコールモノ(メタ)アクリレート、ドデカノキシ(ポ
リ)エチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ド
デカノキシ(ポリ)プロピレングリコールモノ(メタ)
アクリレート、ドデカノキシ(ポリ)エチレングリコー
ル(ポリ)プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、オクタデカノキシ(ポリ)エチレングリコールモ
ノ(メタ)アクリレート、オクタデカノキシ(ポリ)プ
ロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、オクタ
デカノキシ(ポリ)エチレングリコール(ポリ)プロピ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、フェノキシ
(ポリ)エチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、フェノキシ(ポリ)プロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレート、フェノキシ(ポリ)エチレングリコ
ール(ポリ)プロピレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、等を挙げることができ、これらの1種または2種
以上を用いることができる。
【0020】ポリアルキレングリコールの平均付加モル
数nは、1〜300、好ましくは2〜250、より好ま
しくは2〜200、更に好ましくは2〜150、更によ
り好ましくは、5〜90である。300を越えると重合
性が低下する。ポリアルキレングリコールを構成する原
料である炭素数2〜18のアルキレンオキシドとして
は、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、イソブチレンオキシド、1−ブテンオキシ
ド、2−ブテンオキシド等を挙げることができ、これら
の1種又は2種以上を用いることができる。良好な濾水性
を発現させるには該共重合体は水溶性であるのが好まし
く、その点ではエチレンオキシドが多く導入されるのが
好ましく、ポリアルキレングリコールの50〜100重
量%がポリエチレングリコールであるのが好ましい。ま
た、このようにエチレンオキシドを多く導入して該共重
合体の水溶性を向上させると、例えばカルシウムイオン
等の多価金属の含有量が多い水溶液によって該共重合体
主鎖のポリカルボン酸が不溶化しても、該共重合体自身
は水溶性を保つことができる。そして、該共重合体の増
粘機構は該共重合体中の前記アルコキシル基の疎水会合
にもよるものであるので、ポリアクリル酸ソーダの如く
カルボン酸塩の電気反発によってポリマー主鎖が伸びて
増粘するのとは異なり、塩濃度によって増粘作用が大き
く変動、低下することもない。
【0021】カルボン酸単量体(IV)としては、アク
リル酸、メタクリル酸およびこれらの一価金属塩、二価
金属塩、アンモニウム塩または有機アミン塩等が挙げら
れ、これらの1種または2種以上を用いることができ
る。
【0022】必要に応じて、繰り返し単位(I)、(I
I)以外の繰り返し単位(V)を導入することができ
る。そのような繰り返し単位(V)を与える単量体(V
I)は、ポリアルキレングリコールエステル単量体(I
II)及び/又はカルボン酸単量体(IV)と共重合可
能な単量体であって、例えば、マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、シトラコン酸、並びにそれらの一価金属
塩、二価金属塩、アンモニウム塩及び有機アミン塩など
の不飽和ジカルボン酸類、又はそれらの無水物;前記不
飽和ジカルボン酸類と炭素数1〜22個のアルコールと
のハーフエステル、ジエステル;前記不飽和ジカルボン
酸類と炭素数1〜22のアミンとのハーフアミド、ジア
ミド;これらのアルコールやアミンに炭素数2〜4のオ
キシアルキレンを1〜300モル付加させたアルキルポ
リアルキレングリコールと前記不飽和ジカルボン酸類と
のハーフエステル、ジエステル;前記不飽和ジカルボン
酸類と炭素数2〜4のグリコールもしくはこれらのグリ
コールの付加モル数2〜300のポリアルキレングリコ
ールとのハーフエステル、ジエステル;マレアミン酸と
炭素数2〜4のグリコールもしくはこれらのグリコール
の付加モル数2〜300のポリアルキレングリコールと
のハーフアミド;トリエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、(ポリ)エチレングリコール(ポリ)プロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレートなどの(ポリ)
アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート類;ヘキ
サンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパンジ(メタ)アクリレートなどの二官能(メタ)ア
クリレート類;トリエチレングリコールジマレート、ポ
リエチレングリコールジマレートなどの(ポリ)アルキ
レングリコールジマレート類;ビニルスルホネート、
(メタ)アリルスルホネート、2−(メタ)アクリロキ
シエチルスルホネート、3−(メタ)アクリロキシプロ
ピルスルホネート、3−(メタ)アクリロキシ−2−ヒ
ドロキシプロピルスルホネート、3−(メタ)アクリロ
キシ−2−ヒドロキシプロピルスルホフェニルエーテ
ル、3−(メタ)アクリロキシ−2−ヒドロキシプロピ
ルオキシスルホベンゾエート、4−(メタ)アクリロキ
シブチルスルホネート、(メタ)アクリルアミドメチル
スルホン酸、(メタ)アクリルアミドエチルスルホン
酸、2−メチルプロパンスルホン酸(メタ)アクリルア
ミド、スチレンスルホン酸などの不飽和スルホン酸類、
並びにそれらの一価金属塩、二価金属塩、アンモニウム
塩及び有機アミン塩;(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、
(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エ
チルへキシル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)
アクリル酸ヒドロキシブチル、クロトン酸メチル、(メ
タ)アクリル酸グリシジルなどの(メタ)アクリル酸と
炭素数1〜22個のアルコールとのエステル;メチル
(メタ)アクリルアミドのように不飽和モノカルボン酸
類と炭素数1〜22個のアミンとのアミド類;スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−メチル
スチレンなどのビニル芳香族類;1,4−ブタンジオー
ルモノ(メタ)アクリレート、1,5−ペンタンジオー
ルモノ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルモノ(メタ)アクリレートなどのアルカンジオールモ
ノ(メタ)アクリレート類;ブタジエン、イソプレン、
2−メチル−1,3−ブタジエン、2−クロル−1,3
−ブタジエンなどのジエン類;(メタ)アクリルアミ
ド、(メタ)アクリルアルキルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)ア
クリルアミドなどの不飽和アミド類;(メタ)アクリロ
ニトリル、α−クロロアクリロニトリルなどの不飽和シ
アン類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどの不飽和
エステル類;(メタ)アクリル酸アミノエチル、(メ
タ)アクリル酸メチルアミノエチル、(メタ)アクリル
酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジメチル
アミノプロピル、(メタ)アクリル酸ジブチルアミノエ
チル、ビニルピリジンなどの不飽和アミン類;ジビニル
ベンゼンなどのジビニル芳香族類;トリアリルシアヌレ
ートなどのシアヌレート類;(メタ)アリルアルコー
ル、グリシジル(メタ)アリルエーテルなどのアリル
類;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の不
飽和アミノ化合物類;メトキシポリエチレングリコール
モノビニルエーテル、ポリエチレングリコールモノビニ
ルエーテル、メトキシポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アリルエーテル、ポリエチレングリコールモノ(メ
タ)アリルエーテル、などのビニルエーテル或いはアリ
ルエーテル類;ポリジメチルシロキサンプロピルアミノ
マレインアミド酸、ポリジメチルシロキサンアミノプロ
ピレンアミノマレインアミド酸、ポリジメチルシロキサ
ン−ビス−(プロピルアミノマレインアミド酸)、ポリ
ジメチルシロキサン−ビス−(ジプロピレンアミノマレ
インアミド酸)、ポリジメチルシロキサン−(1−プロ
ピル−3−アクリレート)、ポリジメチルシロキサン−
(1−プロピル−3−メタクリレート)、ポリジメチル
シロキサン−ビス−(1−プロピル−3−アクリレー
ト)、ポリジメチルシロキサン−ビス−(1−プロピル
−3−メタクリレート)などのシロキサン誘導体;メト
キシポリエチレングリコール、エトキシポリエチレング
リコール、プロポキシポリエチレングリコール、メトキ
シポリエチレングリコールポリプロピレングリコール、
エトキシポリエチレングリコールポリプロピレングリコ
ール、プロポキシポリエチレングリコールポリプロピレ
ングリコールなどのアルコキシポリアルキレングリコー
ルとメタクリル酸とのエステル化物などを挙げることが
でき、これらの1種又は2種以上を用いることができ
る。
【0023】本発明の共重合体(A)の繰り返し単位の
重量比率(I)/(II)/(V)は、本発明の共重合
体(B)に用いられる単量体の重量比率(III)/
(IV)/(VI)と相等しく、(III)/(IV)
/(VI)=1〜99/99〜1/0〜50、好ましく
は5〜95/95〜5/0〜50、より好ましくは10
〜90/90〜10/0〜50の範囲である。共重合体
(A)及び/又は共重合体(B)の重量平均分子量は
1,000〜1,000,000、好ましくは1,00
0〜750,000、より好ましくは1,000〜50
0,000、更に好ましくは5,000〜500,00
0、更により好ましくは、10,000〜500,00
0である。これらの重量比率と重量平均分子量の範囲を
外れると課題を解決できない。
【0024】共重合体(A)及び/又は共重合体(B)
を得る方法は、特に限定されず、例えば重合開始剤を用
いての溶液重合や塊状重合などの公知の重合方法を採用
できる。
【0025】重合方法は、回分式でも連続式でも行なう
ことができ、その際必要に応じて使用される溶媒として
は、公知のものを使用でき特に限定されない。そのよう
な溶剤としては、例えば水;メチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール
類;ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、
n−ヘプタンなどの芳香族あるいは脂肪族炭化水素類;
酢酸エチルなどのエステル類;アセトン、メチルエチル
ケトンなどのケトン類;などが挙げられるが、単量体混
合物及び得られるポリカルボン酸の溶解性からは、水お
よび炭素数1〜4の低級アルコールよりなる群から選ば
れる1種又は2種以上を用いることが好ましい。
【0026】重合開始剤としては、公知のものを使用で
き特に限定されない。このような重合開始剤としては、
例えば過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸
カリウムなどの過硫酸塩;過酸化水素;アゾビス−2メ
チルプロピオンアミジン塩酸塩、アゾイソブチロニトリ
ルなどのアゾ化合物;ベンゾイルパーオキシド、ラウロ
イルパーオキシド、クメンハイドロパーオキシドなどの
パーオキシド;などを挙げることができ、これらの1種
又は2種以上を用いることができる。この際、促進剤と
して亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、モール
塩、ピロ重亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデヒドナトリ
ウムスルホキシレート、アスコルビン酸などの還元剤;
エチレンジアミン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウ
ム、グリシンなどのアミン化合物;などの1種又は2種
以上を併用することもできる。
【0027】連鎖移動剤も必要に応じて使用できる。連
鎖移動剤としては、公知のものを使用でき特に限定され
ないが、例えばメルカプトプロピオン酸、メルカプトプ
ロピオン酸2−エチルヘキシルエステル、オクタン酸2
−メルカプトエチルエステル、1,8−ジメルカプト−
3,6−ジオキサオクタン、デカントリチオール、ドデ
シルメルカプタン、ヘキサデカンチオール、デカンチオ
ール、四塩化炭素、四臭化炭素、α−メチルスチレンダ
イマー、ターピノーレン、α−テルピネン、γ−テルピ
ネン、ジペンテン、2−アミノプロパン−1−オールな
どを挙げることができ、これらの1種又は2種以上を用
いることができる。
【0028】重合温度は、用いられる重合方法、溶媒、
重合開始剤、連鎖移動剤により適宜定められるが、通常
0〜150℃の範囲内で行なわれる。
【0029】このようにして得られた共重合体(A)及
び/又は共重合体(B)は、そのままでも用いられる
が、必要に応じて、更にアルカリ性物質で中和して用い
ても良い。このようなアルカリ性物質としては、一価金
属及び二価金属の水酸化物、塩化物及び炭酸塩等の無機
塩;アンモニア;有機アミン等が好ましいものとして挙
げられる。
【0030】〔粘土鉱物〕本発明にかかる掘削安定液に
おいて、粘土鉱物は掘削安定液に基本的な粘度特性と濾
水性とを付与するものである。粘土鉱物としては、たと
えば、セピオライト、アタパルジャイト、エントリガイ
ド、ベントナイト、カオリンクレー、モンモリロナイ
ト、エクトライト、サポナイト、バイデライト、ゼオラ
イト、パリゴルスカライト、雲母等を挙げることがで
き、1種または2種以上使用される。これらのうちで
も、セピオライト、アタパルジャイト、エントリガイ
ド、ベントナイトおよびカオリンクレーから選ばれた少
なくとも1種は、濾水性が高いため好ましい。
【0031】〔掘削安定液〕本発明にかかる掘削安定液
は、基本的には、上記した共重合体および水を含有した
液であるが、施工直前に至る任意の時点で、上記した粘
土鉱物や、必要に応じて他の添加剤等を更に含有した液
としてもよい。
【0032】掘削安定液を構成する上記各成分の相互割
合については、特に限定はないが、共重合体(A)及び
/又は共重合体(B)の配合割合は、掘削安定液100
重量部中、好ましくは0.01〜20重量部、更に好ま
しくは0.05〜10重量部である。共重合体(A)及
び/又は共重合体(B)の配合割合が0.01重量部未
満であると、濾水性が低下するおそれがある。他方、共
重合体(A)及び/又は共重合体(B)の配合割合が2
0重量部超であると、掘削安定液の粘度が高くなりす
ぎ、取扱いにくくなるおそれがある。
【0033】粘土鉱物の配合割合は、掘削安定液100
重量部中、好ましくは20重量部以下であり、さらに好
ましくは0.5〜10重量部である。粘土鉱物の配合割
合が20重量部を超えると、粘度が高くなりすぎるおそ
れがある。
【0034】掘削安定液は、上記各成分以外に、たとえ
ば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、アンモニア(水)、アミン類等のアルカリ性物質;
シリコーン系消泡剤、プロルニック型消泡剤、鉱物系消
泡剤等の消泡剤;ポリアクリル酸系分散剤等の分散剤;
CMC、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール等
の水溶性高分子等の添加剤を配合したものでもよい。上
記添加剤は、掘削安定液の濾水性を大きく落とさない範
囲で配合することができる。
【0035】〔掘削工法〕本発明にかかる掘削工法は、
ドリル、BW掘削機、バケット式ハイドロフレーズ、エ
レクトロミル等の掘削機を用いて地中にトンネル等の掘
削穴を形成しながら、本発明の掘削安定液(粘土鉱物を
含むことがある)をこの掘削穴に満たすと、掘削穴内壁
面に掘削安定液が浸透する際に、ベントナイト等の粘土
鉱物が、土の粒子の隙間に詰まり、堆積することによっ
て、マッドケーキと呼ばれる水を通しにくい泥壁層が形
成されるようになる。この泥壁層は止水性が高く、掘削
壁面を補強し、掘削安定液の水圧によって掘削穴内壁面
の崩壊が防止されるようになる。
【0036】上記のように、壁面の安定化を行いながら
掘削した後、構内に鉄筋籠等を挿入して、コンクリート
を打ち込むことによって、連続したコンクリート構造物
が形成されるようになる。ここで、コンクリートを打ち
込む時に、掘削安定液がコンクリートと置換され、掘削
安定液が回収される。
【0037】この掘削工法は、シールド工法等の安定液
をコンクリートと置換しない工法、地中連続壁工法や地
中杭工法等の掘削安定液をコンクリート等と置換する掘
削工法等、掘削安定液を使用するあらゆる工法に広く使
用できる。
【0038】
【実施例】以下に、本発明の実施例と比較例とを示す
が、本発明は下記実施例に限定されない。以下、「%」
は「重量%」、「部」は「重量部」を表わす。
【0039】−製造例1− 滴下ロート、攪拌機、窒素導入管、温度計および冷却器
を備えたガラス製反応容器に、メタノール99部を仕込
み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気下で
沸点まで加熱した。次に、ラウロキシポリエチレングリ
コールモノメタクリレート(エチレンオキシドの平均付
加モル数25個)137部、メタクリル酸163部、メ
タノール150部、水150部、及びメルカプトプロピ
オン酸1部を混合したモノマー溶液、ならびに1.15
%過硫酸アンモニウムの水/メタノール混合溶液240
部を4時間で滴下し、更に1.15%過硫酸アンモニウ
ムの水/メタノール混合溶液60部を1時間滴下した。
そして、1時間引き続いて沸点に温度を維持して重合反
応を完結させた後、水を加えながらメタノールを蒸留留
去し、重量平均分子量53,000の共重合体水溶液
(1)を得た。
【0040】−実施例1− ステンレスカップに、上記製造例1で得られた共重合体
水溶液(1)を固形分で1.2部測り採り、水を加えて
0.2%水溶液600部を得た。更に、シリコーン系消
泡剤であるノプコ8034L(サンノプコ(株)製)
0.6部、及びベントナイト(クニゲルVI:クニミネ
工業(株)製)18部を添加し、ハミルトンビーチミキ
サーを用いて回転速度1200rpmで10分間攪拌し
た。24時間放置後、再びハミルトンビーチミキサーを
用いて15分間攪拌し本発明の掘削安定液(1)を得
た。そのファンネル粘度および濾水量を以下に示すAm
erican Petroleum Institut
e(API)の試験方法に準じた方法で測定した。ファ
ンネル粘度は20秒、濾水量は13mlであった。
【0041】[ファンネル粘度]漏斗型のファンネル粘度
計に上記の掘削安定液を500ml採り、その全量が流
出するまでの時間を測定する。
【0042】[濾水量]濾水量測定装置のシリンダー内
に安定液を290ml入れ、直径9cmの東洋濾紙N
o.4を置き、ドレン付きの蓋をセットする。シリンダ
ーを所定位置に固定し、メスシリンダーをセットした後
に窒素ボンベを用いてシリンダー内に圧力(3kg/c
m2 )をかけ、30分間に流出する水の量(ml)を
メスシリンダーで測定した。
【0043】−実施例2− 実施例1で、共重合体(1)を固形分で6部測り採り、
水を加えて1.0%水溶液600部を得た以外は実施例
1と同様の操作を繰り返し、得られた本発明の掘削安定
液(2)のファンネル粘度および濾水量を測定した。フ
ァンネル粘度は34秒、濾水量は4mlであった。
【0044】−比較例1− 水600部とベントナイト(クニゲルVI:クニミネ工
業(株)製)18部とをステンレスカップに加え、ハミ
ルトンビーチミキサーを用いて回転速度1200rpm
で15分間攪拌した。24時間放置後、再びハミルトン
ビーチミキサーを用いて15分間攪拌し比較掘削安定液
(1)を得た。ファンネル粘度は20秒、濾水量は25
mlであった。
【0045】
【発明の効果】本発明の掘削安定液(1)のファンネル
粘度は低く、共重合体が添加されていない比較掘削安定
液(1)と同等であるにも拘わらず、濾水量は、ほぼ半
減している。本発明の掘削安定液(2)では、掘削安定
液に軽い粘性を付与させたところ、濾水量は比較掘削安
定液(1)に比べて更に圧倒的に良好であった。
【0046】このように、本発明にかかる掘削安定液
は、腐敗しにくく、低粘度にも拘わらず濾水性に優れ
る。また、本発明にかかる掘削工法は、上記掘削安定液
を用いているため、掘削穴内壁面の崩壊を確実に防止す
ることができるとともに、廃泥処理が軽減され、経済的
に有利である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02D 5/20 E02D 5/20 // C08F 220/06 C08F 220/06 220/28 220/28 290/06 290/06 Fターム(参考) 2D049 GA03 GC05 GE11 GE20 4J002 BG011 BG071 DE026 DM007 GL00 HA04 HA06 4J027 AC02 AC06 AJ02 BA06 CC02 4J100 AJ02Q AL08P BA04P BA08P CA04 CA05 JA67

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の一般式(1) 【化1】 (但し、式中R1はそれぞれ独立に水素またはメチル基
    を表わしR2Oは炭素数2〜18のオキシアルキレン基の
    1種または2種以上の混合物を表わし、2種以上の場合
    はブロック状に付加していてもランダム状に付加してい
    ても良く、R3は炭素数1〜30の炭化水素基を表わ
    し、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数であり1
    〜300の数を表わす。)で示されるポリアルキレング
    リコールエステル単位(I)と、下記の一般式(2) 【化2】 (R4はそれぞれ独立に水素またはメチル基を表わし、
    Mはそれぞれ独立に水素、一価金属、二価金属、アンモ
    ニウムまたは有機アミンを表わす。)で示されるカルボ
    ン酸単位(II)とをくり返し単位として含む共重合体
    (A)及び水を含有する掘削安定液。
  2. 【請求項2】下記の一般式(3) 【化3】 (但し、式中R1は水素またはメチル基を表わしR2Oは
    炭素数2〜18のオキシアルキレン基の1種または2種
    以上の混合物を表わし、2種以上の場合はブロック状に
    付加していてもランダム状に付加していても良く、R3
    は炭素数1〜30の炭化水素基を表わし、nはオキシア
    ルキレン基の平均付加モル数であり1〜300の数を表
    わす。)で示されるポリアルキレングリコールエステル
    単量体(III)と、下記の一般式(4) 【化4】 (R4は水素またはメチル基を表わし、Mは水素、一価
    金属、二価金属、アンモニウムまたは有機アミンを表わ
    す。)で示されるカルボン酸単量体(IV)を含む単量
    体混合物を重合して得られた共重合体(B)及び水を含
    有する掘削安定液。
  3. 【請求項3】粘土鉱物をさらに含有してなる、請求項1
    または2に記載の掘削安定液。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかに記載の掘
    削安定液を用いて掘削穴内壁面の崩壊を防止しながら地
    中を掘削する、掘削工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107868192A (zh) * 2016-09-27 2018-04-03 中国石油化工股份有限公司 一种甲氧基聚乙二醇‑聚甲基丙烯酸酯类嵌段共聚物及其制备方法和应用

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