JP2000256517A - 回収ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物および該樹脂組成物から製造されたフィルム - Google Patents

回収ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物および該樹脂組成物から製造されたフィルム

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JP2000256517A
JP2000256517A JP11064526A JP6452699A JP2000256517A JP 2000256517 A JP2000256517 A JP 2000256517A JP 11064526 A JP11064526 A JP 11064526A JP 6452699 A JP6452699 A JP 6452699A JP 2000256517 A JP2000256517 A JP 2000256517A
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polyethylene
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Toshiaki Takahashi
俊明 高橋
Mitsunori Nakanishi
三徳 中西
Shozo Isobe
正三 磯部
Ryoji Nishijima
良司 西島
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Maruzen Polymer Co Ltd
Maruzen Petrochemical Co Ltd
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Maruzen Polymer Co Ltd
Maruzen Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収されたペット(PET)ボトル等のポリ
エチレンテレフタレート樹脂を再利用するために、これ
を原料成分として配合したポリエチレン樹脂組成物を提
供すること、および該樹脂組成物から製造されたフィル
ムを提供すること。 【解決手段】 ポリエチレン樹脂100重量部に対し
て、回収ポリエチレンテレフタレート樹脂2〜80重量
部および相溶化剤0.1〜20重量部を配合し、回収ポ
リエチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物とす
る。さらに、該樹脂組成物を成形してフィルムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、使用済みのボト
ル等のポリエチレンテレフタレート樹脂成形品の再利用
技術に関する。とくに、ポリエチレンテレフタレート樹
脂成形品を原料成分としてポリエチレン樹脂に配合して
得られる樹脂組成物、および該樹脂組成物から製造され
たフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】 ポリエチレンテレフタレート樹脂は、
飲料用容器やシートなどの材料として多用されている。
とくに、ペット(PET)ボトルの愛称で親しまれてい
るポリエチレンテレフタレート樹脂(以下、ポリエチレ
ンテレフタレートをPETと称することがある)製の容
器は、軽さ、加工性、強度等の点で、ガラス製の容器
や、紙製の容器、金属製の容器に比べて、優れているこ
とから急速に使用量が増大しており、その廃棄処分をめ
ぐって大きな環境間題を引き起こし、その結果、PET
製容器の回収が法律上義務づけられることとなった。勿
論、廃棄処理の点ばかりではなく、資源の有効利用とい
う点からもその利用技術の確立は急務となっている。
【0003】このような資源保護、環境保全の観点か
ら、PET製の成形品の再利用技術に関しては、様々な
提案がなされているが、使用済みとなったPETボトル
等の容器の量は、その量が膨大なため回収が効率的に行
われたとしても、回収されたPET樹脂を充分に消化で
きるだけの有力な技術の提案は未だ少ないのが実状であ
る。即ち、回収されたボトル等のPET成形品は、容器
を溶融し樹脂原料としてペレット状に加工する際に、分
解による分子量低下のため強度物性が低下する。そのた
め、PET樹脂を再利用する場合、用途は限定されがち
で、回収樹脂の用途拡大は充分に進んでいない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、上記のよ
うな現状に鑑みてなされたものであって、その目的とす
るところは、需要量の多いポリエチレンフィルム用の配
合原料としてPET成形品を再利用せんとするものであ
る。本発明の目的は、ポリエチレン樹脂を主成分とし、
回収したPET樹脂を原料成分として含む樹脂組成物を
提供すること、および該樹脂組成物から製造したフィル
ムを提供することにある。なお、非極性のポリマーであ
るポリエチレン樹脂と極性のポリマーであるPET樹脂
を均一に混和させ、フィルム成形用樹脂組成物とするこ
と、さらにこれを成形して実用に耐える物性を持ったフ
ィルムを得ることは困難であり、従来、このような提案
はほとんどなされていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明者らは、上記の
課題を解決するために種々検討の結果、ポリエチレン樹
脂に、回収PET樹脂を相溶化剤とともに特定の割合で
配合することにより、品質の優れたフィルム用の樹脂組
成物が得られることを見いだし、本発明を完成させた。
即ち、本発明によれば、第一に、ポリエチレン樹脂10
0重量部に対して、回収ポリエチレンテレフタレート樹
脂2〜80重量部および相溶化剤0.1〜20重量部と
を配合することを特徴とする回収ポリエチレンテレフタ
レート樹脂を含む樹脂組成物であって、所望により炭酸
カルシウム0.1〜50重量部をさらに配合してもよい
回収ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物
が提供され、そして、第二に、上記樹脂組成物から製造
されたフィルムが提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を具体的に説明す
る。本発明に用いられるポリエチレン樹脂としては、そ
の製法、物性に制限されることなくいかなるポリエチレ
ン樹脂も使用可能である。中でも、線状低密度ポリエチ
レン樹脂(以下、LLDPEと称する)、高圧法低密度
ポリエチレン樹脂(以下、LDPEと称する)、高密度
ポリエチレン樹脂(以下、HDPEと称する)から選ば
れた二種以上の樹脂を使用することが、バランスのとれ
た、良好な物性を有するフィルムを製造することができ
るので好ましい。そのような樹脂の組み合わせの例とし
ては、LLDPEとLDPEとの混合物、LDPEとH
DPEとの混合物、LLDPEとHPEとの混合物が挙
げられる。さらに、これら二種のポリエチレン樹脂の組
み合わせに、他の一種のポリエチレン樹脂を加えた混合
物も使用できる。
【0007】ポリエチレン樹脂として、一種のみを使用
すると、一般に目的とする効果が充分でない場合が多
い。例えば、LLDPEのみを使用すると、LLDPE
は溶融張力が低いために、フィルム成形の際の成形安定
性が充分にでないことがある。HDPEのみを使用する
と、フィルムから製袋する場合に、充分なヒートシール
性が発揮されないことがある。また、LDPEのみで
は、溶融張力が高いため、成形性に問題はないものの、
充分な強度を有するフィルムが得られないことがある等
の不都合がある。従って、溶融張力を高め、成形性を良
好にするには、LLDPEとLDPEを主として含むも
のを使用することが好ましく、溶融張力と成形性とを損
なわない範囲内でHDPEを添加してもよい。また、H
DPEを使用する場合は、ヒートシール性を高めるため
には、LLDPEまたはLDPEを混合して使用すれば
よい。さらに、LDPEを使用するときには、フィルム
強度の確保の点から、HDPEを添加することが好まし
い。上記のことから明らかなように、LLDPE、LD
PEおよびHDPEの三者の間の混合比は、製造するフ
ィルムの要求特性に応じて選択すればよい。
【0008】本発明に使用するLLDPEは、エチレン
と炭素数4以上のα−オレフィンからなるコモノマーの
共重合体であり、チーグラー触媒、メタロセン触媒等の
配位重合触媒を用いて製造される。コモノマーとして
は、炭素数4以上、好ましくは6〜20のα−オレフィ
ン、例えば、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−オクテン、1−デセン等を挙げることができ
る。このようなLLDPEは、一般にはメルトフローレ
ートが0.1〜25g/10分、密度が910〜935
kg/m3 のものが使用される。
【0009】本発明に使用するHDPEは、エチレン単
独重合体またはエチレンとα−オレフィンの共重合体で
あり、チーグラー触媒やフィリップス触媒等を用い、低
圧〜中圧力下で製造される。α−オレフィンとしては、
炭素数3〜20のもの、例えば、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン等が挙げられる。このようなHDPE
は、一般にはメルトフローレートが0.01〜25g/
10分、密度が940〜970kg/m3 のものが使用
される。
【0010】本発明に使用するLDPEは、エチレンを
温度200〜300℃、圧力1000〜2000気圧の
条件で高圧ラジカル重合して製造される。このようなL
DPEは、一般にはメルトフローレートが0.1〜25
g/10分、密度が910〜925kg/m3 のものが
使用される。
【0011】本発明で使用するPET樹脂の原料は、回
収されたPET成形品であるボトルやシートである。と
くに、量的に多い飲料用ボトルが好適に使用できる。ボ
トルの場合には、通常、予め粉砕、洗浄さらに乾燥がな
され、適当な大きさにしたものが使用される。粉砕され
た粉砕物の大きさは、一般に直径10mm以下であれば
とくに問題はない。PET樹脂の配合量は、ポリエチレ
ン樹脂100重量部に対して2〜80重量部、好ましく
は5〜70重量部である。2重量部未満では、回収され
たPET樹脂の再利用の実が上がらず、80重量部を超
えると、成形性が悪くなったり、得られるフィルムの外
観や物性が悪化するので好ましくない。
【0012】相溶化剤としては、ポリエチレン樹脂と回
収されたPET樹脂とを相互に均一に混合させ得るもの
であれば、とくに制限されず、従来から知られているも
のが使用できる。中でも、下記のものが好適に使用でき
る。 (1)ポリエチレンにα,β−不飽和カルボン酸、その
エステルまたは酸無水物をグラフト重合したものが使用
できる。α,β−不飽和カルボン酸としては、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸
等が例示される。同α,β−不飽和カルボン酸のエステ
ルとしては、メチル、エチル、プロピル、オクチル等の
アルキル基を持つエステルが挙げられ、とくに、アクリ
ル酸あるいはメタクリル酸のエステルが好ましい。この
グループに属する市販品としては、例えば、エクソン社
製のデクソンがある。 (2)ポリエチレンなどのエチレン系重合体の主鎖また
は側鎖にα,β−不飽和カルボン酸のグリシジルエステ
ルが結合した重合体が挙げられる。この群に属するもの
としては、エチレン−グリシジルアクリレート系または
エチレン−グリシジルメタクリレート系共重合体が挙げ
られる。このグループに属する市販品としては、例え
ば、日本石油化学社製のレクスパール、住友化学工業社
製のボンドファーストがある。 (3)ポリエチレンやエチレン−グリシジルメタクリレ
ート系共重合体にメチルメタクリレート、スチレン等の
ビニルモノマーをグラフト重合した重合体が挙げられ
る。このグループに属する市販品としては、例えば、日
本油脂社製のモディパーがある。 (4)ポリエチレン、EPDMおよびエチレン−酢酸ビ
ニル樹脂を混練、変成した樹脂が挙げられる。このグル
ープに属する市販品としては、例えば、ベネット社製の
ベネットがある。 (5)スチレンと、ブタジエンまたはイソプレン系のブ
ロックポリマーを水素添加処理した一群の樹脂、いわゆ
るSEBSやSISが挙げられる。このグループに属す
る市販品としては、例えば、シェル化学社製のクレイト
ン、旭化成社製のタフテックスがある。
【0013】相溶化剤の使用量は、ポリエチレン樹脂1
00重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましくは
0.5〜15重量部である。0.1重量部未満では、ポ
リエチレン樹脂とPET樹脂との均一化が不充分とな
る。また、20重量部を超えて使用しても、効果の増大
はほとんど望めないのに対して、相溶化剤は、他の材料
と比較して高価であるため、コスト的に不利となるので
好ましくない。
【0014】本発明においては、最終製品の用途に応じ
て、炭酸カルシウムを添加、配合することができる。添
加量は、ポリエチレン樹脂100重量部に対して0.1
〜50重量部である。なお、50重量部を超える炭酸カ
ルシウムの添加は、フィルムの成形性が悪化し、フィル
ムの強度も低下するので好ましくない。また、添加する
炭酸カルシウムの平均粒径は50μm以下である。それ
を超える大きさのものは、得られるフィルムの強度が低
下するので好ましくない。
【0015】本発明の樹脂組成物には、上記の各成分の
他に、通常ポリエチレン樹脂組成物に添加される、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、着色剤等の添加剤や助剤を配合
することができる。また、本発明の樹脂組成物の特性を
損なわない範囲内で、他のオレフィン系ポリマー、例え
ば、ポリ酢酸ビニル、EVA共重合体、エチレンプロピ
レン共重合体等を配合することができる。
【0016】本発明の樹脂組成物は、通常の製造方法に
よって、ペレット状の市販品の形状とすることができ
る。その場合の混合、混練の方法としては、例えば、各
成分をヘンシェルミキサーで加熱混合した後、単軸押出
機やバンバリミキサーで処理する。あるいは、原料成分
を直接二軸押出機により造粒することもできる。
【0017】本発明の第二の側面に関するフィルムは、
かくして得られた樹脂組成物を用い、一般に行われてい
る方法、例えば、インフレーション成形、Tダイ成形等
により成形することによって得られる。フィルムの成形
条件は、回収されたPET樹脂が、その原料成分の一部
として含まれているからといって特別な条件を採用する
必要はない。かくして得られたフィルムは、各種商品の
包装材や家庭や事業所のゴミ袋等として使用することが
できる。
【0018】
【実施例】以下実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。勿論、本願発明は、以下の実施例により何等制限さ
れるものではない。まず、本発明の第一の側面に係る樹
脂組成物を調製し、これを成形してフィルムを製造し
た。ついで得られたフィルムの物性を下記の方法により
測定した。 (1)引張強度 得られたフィルムをJIS Z1702に準拠し、ダン
ベル型に打ち抜き、引張試験機(オリエンテックコーポ
レーション製UCT−5T)により引張速度500mm
/min.で最大応力を測定した。 (2)ダート衝撃強度 得られたフィルムをJIS K1702のA法に準拠
し、ダートインパクトテスター(安田精機製作所製22
0)により測定した。 (3)ヒートシール強度 得られたフィルムをヒートシールテスター(テスター産
業(株)社製TP−701S)により、温度160℃
(実施例1〜7および比較例2)あるいは温度180℃
(実施例8、および9)、シール圧1kg/cm2、時
間1秒で熱融着した。このようにして調製したサンプル
を用いて、このサンプルのシート部をJIS Z170
2のダンベル型の平行部に入るように垂直に打ち抜き、
引張試験機(オリエンテックコーポレーション製UCT
−5T)により引張速度500mm/min.で最大応
力を測定した。
【0019】(実施例1〜9、および比較例1および
2)表1に示した割合で二種類のポリエチレン、PET
樹脂、相溶化剤および所望により炭酸カルシウムを二軸
押出機(東芝機械社製TEM−35B)を用いて設定温
度260℃、スクリュー回転数200rpm、フィード
量12kg/hでコンパウンドペレットを製造した。な
お、PET樹脂は回収したPETボトルを直径8mm以
下に粉砕し、洗浄、乾燥したものであり、相溶化剤とし
ては、モディパーA4200(日本油脂社製)を用い
た。得られたコンパウンドペレットを直径50mmのイ
ンフレーション成形機(プラコー社製NP−51)と直
径80mmのダイス(プラコー社製)を用いて押出量3
0kg/h、ダイリップ1mm、設定温度205℃、引
き取り速度20m/min.、折径50mm、厚さ30
μmのチューブ状フィルムを成形した。製造したフィル
ムについて、その物性を上記の方法により評価した。そ
の結果を併せて表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1〜9においては、いずれもフィル
ム成形性には全く問題がなかった。PET樹脂の添加量
が増加するに従い、強度物性に低下は認められるもの
の、実用上は全く問題のない範囲内であった。一方、P
ET樹脂の使用量をポリエチレン成分の量と同量用いた
比較例1に於いては、コンパウンドペレットは作成でき
たが、フィルムを成形したところ、フィルムに穴が多発
して、正常なフィルムを成形することができなかった。
また、相溶化剤を使用しなかった比較例2に於いては、
フィルムの成形はできたものの、コンパウンドの均質化
が不充分なため、フィルム表面に凹凸が認められ外観が
不良であった。また、フィルムの強度物性は、PETの
添加量が同一な実施例3、6および7に比較して、明ら
かに劣っていた。
【0022】
【発明の効果】上記の結果から明らかなように、本発明
によれば、回収されたPETボトル等のPET成形品を
ポリエチレン樹脂に配合することにより、樹脂組成物の
原料として再利用できる。また、この樹脂組成物を成形
することによって、引張強度、ヒートシール強度等が良
好で、かつバランスがとれた物性を有するフィルムが得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101:00) (72)発明者 磯部 正三 千葉県君津市中野2−7−6 (72)発明者 西島 良司 千葉県佐倉市春路2−15−6 Fターム(参考) 4F071 AA16 AA18 AA19 AA28 AA33 AA42 AA46 AA75 AA77 AH04 BB06 BB09 BC01 4J002 BB031 BB051 BB103 BB151 BB203 BN033 BN053 BN113 BP013 CF062 DE236 FD203 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン樹脂100重量部に対し
    て、回収ポリエチレンテレフタレート樹脂2〜80重量
    部および相溶化剤0.1〜20重量部を配合することを
    特徴とする回収ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリエチレン樹脂100重量部に対し
    て、回収ポリエチレンテレフタレート樹脂2〜80重量
    部、相溶化剤0.1〜20重量部および炭酸カルシウム
    0.1〜50重量部とを配合することを特徴とする回収
    ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ポリエチレン樹脂が線状低密度ポリエチ
    レン樹脂、高圧法低密度ポリエチレン樹脂および高密度
    ポリエチレン樹脂から選ばれる二種以上の樹脂からなる
    請求項1または2に記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹
    脂組成物から製造されたフィルム。
JP11064526A 1999-03-11 1999-03-11 回収ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む樹脂組成物および該樹脂組成物から製造されたフィルム Withdrawn JP2000256517A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020166522A1 (ja) 2019-02-12 2020-08-20 古河電気工業株式会社 樹脂複合材及び成形体
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