JP2000255834A - カット紙搬送異常判別装置 - Google Patents

カット紙搬送異常判別装置

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JP2000255834A
JP2000255834A JP11064490A JP6449099A JP2000255834A JP 2000255834 A JP2000255834 A JP 2000255834A JP 11064490 A JP11064490 A JP 11064490A JP 6449099 A JP6449099 A JP 6449099A JP 2000255834 A JP2000255834 A JP 2000255834A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カット紙の搬送異常を、次工程の直前まで認
識することができ、かつカット紙の周縁に綴じ穴があっ
ても確実にカット紙の有無を検出でき、精度よく搬送異
常を判別する。 【解決手段】 カット紙センサユニット166を転写部
164の直前に配設しているため、立ち下がり(カット
紙の後端部)を必須として判断することにより、例え
ば、カット紙128の先端が転写部164へ到達し、既
に画像転写が開始された後においても、斜行の判断が可
能となる。このため、転写部164における画像転写時
に起き得る斜行も検出することが可能となる。また、綴
じ穴128Aがあっても、搬送方向に並ぶ一対のセンサ
の論理和で消すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の搬送路に沿
って、予め周縁にファイル等に綴じるための綴じ穴が設
けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有無
をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1のセ
ンサで検出することによって、このカット紙の搬送異常
を検知するカット紙搬送異常判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
レーザビームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装
置において、予め定型(A4、A5、B4、B5等のJ
IS規格サイズやレターサイズ)にカットされた用紙
(以下、カット紙という)をトレイに積み重ねて収容
し、装置にこのトレイを装填するようにしている。トレ
イからは、最上層(又は最下層)のカット紙が給紙装置
によって取り出され(枚葉)、所定の搬送経路に案内搬
送されて、画像記録位置へと至るようになっている。
【0003】このとき、トレイ上でカット紙が斜めにセ
ットされたり、搬送途中でスキュー(斜行)することが
予想され、このまま画像の記録を行うと、カット紙と画
像領域との相対位置がずれ、品質を低下させることにな
る。また、この斜行の量(傾き角度)が大きいと、カッ
ト紙から画像領域が外れたり、さらに激しい場合にはジ
ャミングを発生させる原因にもなる。
【0004】そこで、搬送経路の途中に、搬送方向と直
交する方向に2個以上のカット紙の有無を検出可能なセ
ンサを取り付け、カット紙の斜行等を検知することが提
案されている(一例として、特開平7−112849号
公報参照)。
【0005】これによれば、少なくとも2個のセンサが
カット紙の搬送幅領域にあり、この2個のセンサからの
カット紙有りの検出時期に基づいて、斜行の有無を判別
している。すなわち、通常の搬送であれば、両者の検出
時期は一致し、斜行が生じている場合には検出時期がず
れる。これにより、斜行を未然に判別し、画像記録中止
等の対応をとることが可能となる。
【0006】しかしながら、上記先行技術では、カット
紙の周縁、特に前後端の辺に沿ってファイルへ綴じるた
めの綴じ穴(2穴、3穴、4穴、26穴、30穴等用途
によって穴位置及び数は異なる)が存在しており、かつ
この綴じ穴位置が前記センサのカット紙搬送方向検出軌
跡と一致していると、センサがこの綴じ穴に反応する。
この反応により、カット紙の端部検出時の信号の反転と
同一の信号が発生し、確実にカット紙の端部検出時期が
できず、誤判定することがある。
【0007】この場合、カット紙の先端のみを検出し
て、その検出時期に基づいて斜行を判別するのであれ
ば、特に問題はないが、カット紙の先端検出のみで、斜
行の有無を判別しようとすると、先端検出後に斜行が発
生した場合、この斜行を判別することができない。仮
に、センサが画像記録位置の直前にあったとしても、先
端のみの検出では、この先端がセンサを通過した後の斜
行は判別できず、画像記録が継続されてしまう。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、カット紙の搬
送異常を、次工程の直前まで認識することができ、かつ
カット紙の周縁に綴じ穴があっても確実にカット紙の有
無を検出でき、精度よく搬送異常を判別することができ
るカット紙異常搬送判別装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の搬送路に沿って、予め周端から所定以上内側
の位置にファイル等に綴じるための綴じ穴が設けられた
カット紙を搬送する際に、前記カット紙の有無をカット
紙の搬送経路上に対応して配設された第1のセンサで検
出することによって、このカット紙の搬送異常を検知す
るカット紙搬送異常判別装置であって、前記カット紙の
搬送による前記第1のセンサの検出軌跡上に、前記綴じ
穴のカット紙搬送方向長さよりも大きいピッチで配設さ
れ、前記第1のセンサと同一の機能を持つ第2のセンサ
と、前記第1のセンサ及び第2のセンサの検出信号の論
理和と比較対象とに基づいて、少なくともカット紙の斜
行を判別する判別手段と、を有することを特徴としてい
る。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、第1のセ
ンサと第2のセンサとを、カット紙の搬送方向に沿って
配列しているため、同一の場所で時間的にオフセットし
た状態でカット紙の有無を検出することができる。
【0011】このため、これらの論理和を得ることによ
って、検出軌跡途中に前記綴じ穴が存在し、第1のセン
サと第2のセンサとがこの綴じ穴に反応しても、同時に
この綴じ穴を検出することはないので、カット紙の先端
から後端まで連続したカット有りの信号を出力する。
【0012】すなわち、綴じ穴に何ら影響されずに、カ
ット紙の斜行を判別することができる。また、カット紙
が次工程へ至る直前まで斜行の判別を行うことができ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載のカット紙搬送異常判別装置が、前記所定の搬送路
上を搬送するカット紙の種類情報を認識するカット紙種
認識手段をさらに有し、前記判別手段が、前記論理和か
ら得られたカット紙情報と、前記カット紙種認識手段で
認識しているカット紙情報との比較によって、少なくと
も斜行を判別する、ことを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、前記第1
のセンサ及び第2のセンサからの検出信号の論理和から
カット紙の先端から後端までを精度よく検出したとして
も、検出した情報の比較対象が必要となる。
【0015】このため、請求項2では、カット紙長認識
手段により搬送路上を搬送するカット紙の少なくとも搬
送方向長さ情報を認識し、これらを比較することによっ
て、少なくともカット紙の斜行を判別する。なお、上記
比較の結果、所定以上に差がある場合には、紙折れと判
断することも可能である。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記請求項1に
記載のカット紙搬送異常判別装置が、n枚(nは正の整
数)目のカット紙における前記論理和から得られたカッ
ト紙情報を記憶する記憶手段をさらに有し、前記判別手
段が、前記記憶手段に記憶されたn枚目のカット紙情報
と、n+1枚目に記憶されたカット紙情報との比較によ
って、少なくとも斜行を判別する、ことを特徴としてい
る。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、今回搬送
するカット紙は、当該カット紙情報と記憶手段に記憶さ
れた前回のカット紙情報とを比較し、次回搬送するカッ
ト紙は、当該カット紙情報と記憶手段に記憶される今回
のカット紙情報とを比較する。このように、前回搬送し
たときのカット紙情報を比較対象とすることにより、カ
ット紙の斜行を判別することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記請求項3に
記載の発明において、前記記憶手段が、n枚のカット紙
情報の平均値又は標準偏差値を、カット紙の搬送毎に更
新記憶する、ことを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、記憶手段
に記憶するカット紙情報を、搬送によって増加する複数
のカット紙情報の平均値或いは標準偏差値とし、カット
紙の搬送の度に、或いは定期的に記憶するカット紙情報
を更新するようにすれば、比較対象の信頼度を上げるこ
とができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、所定の搬送路に
沿って、予め周端から所定以上内側の位置にファイル等
に綴じるための綴じ穴が設けられたカット紙を搬送する
際に、前記カット紙の有無をカット紙の搬送経路上に対
応して配設された第1のセンサで検出することによっ
て、このカット紙の搬送異常を検知するカット紙搬送異
常判別装置であって、前記カット紙の搬送による前記第
1のセンサの検出軌跡上に、前記綴じ穴のカット紙搬送
方向長さよりも大きいピッチで配設され、前記第1のセ
ンサと同一の機能を持つ第2のセンサを有し、前記第1
のセンサと第2のセンサの組み合わせが、前記カット紙
の搬送方向に対して直交する方向に沿って2組以上設け
られ、前記2組以上の第1のセンサ及び第2のセンサの
検出信号のそれぞれの論理和を比較することによって、
前記カット紙の斜行及び紙折れ異常を判別する、ことを
特徴としている。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、第1のセ
ンサ及び第2のセンサは、カット紙の搬送方向に沿っ
て、同一の軌跡を持つ。このような組み合わせを搬送方
向と直交する方向に2組以上配設する。
【0022】ここで、例えば2組の場合、一方の組の第
1のセンサ及び第2のセンサからの検出信号の論理和
と、他方の組の第1のセンサ及び第2のセンサからの検
出信号の論理和と、を比較することによって、綴じ穴に
関係なく、かつカット紙が次工程へ至る直前まで斜行の
判別を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(本発明に適用されるカット紙)
図2に示される如く、本実施の形態で適用されるカット
紙128は、サイズとしてはJIS規格(A4、A5、
B4、B5等)やレターサイであるが、その周縁部に予
め綴じ穴128Aが設けられている。例えば、B5サイ
ズであればカット紙128の一方の長辺に沿って26穴
設けられており、また、A4サイズであれば30穴設け
られており、これらはJIS規格によってピッチ寸法等
が決められている。なお、2穴や3穴等のパンチ穴の規
格も存在する。
【0024】このような綴じ穴が設けられたカット紙1
28の長辺は、後述する画像形成装置104(図1参
照)での搬送方向前方或いは後方となる。 (本発明が適用可能な画像形成装置の全体構成)図1に
示される如く、カット紙128は、異なるサイズ毎に給
紙トレイ130、132に積み重ねられて収容されてい
る。給紙トレイ130、132は装置本体から着脱可能
であり、予め給紙トレイ毎にサイズの異なるカット紙1
28を収容しておき、必要に応じて取り替えることも可
能となっている。なお、図1では、給紙トレイ130、
132の大きさ(カット紙128の収容量)が異なって
いるが、一般に多く利用されるカット紙サイズ(例えば
A4サイズ)を大きい給紙トレイ130側とすれば、カ
ット紙補給の手間を軽減することができる。なお、給紙
トレイ130の上方には、中間トレイ134が設けられ
ており、片面に印字されたカット紙28を一旦中間トレ
イ134内に退避させ、再度給紙し、もう一方の面に印
字することで、両面印字を可能としている。
【0025】給紙トレイ130、132には、カット紙
供給装置136の一部を構成する給紙装置138がそれ
ぞれ設けられており、積層されたカット紙128の最上
層から順次1枚毎取り出すことができるようになってい
る。なお、本実施の形態では、カット紙128の搬送方
向先端側の辺(長辺)に沿って綴じ穴128A(図2参
照)が設けられている。
【0026】給紙トレイ130(又は給紙トレイ13
2)から取り出されたカット紙128は、搬送方向が垂
直方向とされた搬送ベルト140によって垂下され、次
いで搬送方向が水平方向とされた搬送ベルト142に受
け渡され、水平状態で露光部144が配設された方向
(図1の左方向)へ搬送されるようになっている。
【0027】露光部144は、複数のローラ(本実施の
形態では、2個の大径のローラ146、148と1個の
小径のローラ150)に掛け渡された無端の感光体ベル
ト152と、露光ユニット(以下、ROSという)15
4とで構成されている。
【0028】感光体ベルト152の図1の右側の大径の
ローラ148は図示しない駆動部からの駆動力で回転す
る駆動ローラとしての機能を有しており、さらにエンコ
ーダ156が取り付けられている。感光体ベルト152
は、この駆動ローラ148の駆動力で図1の反時計方向
回り(図1の矢印A方向)に搬送される。
【0029】なお、この駆動ローラ148の回転数は、
エンコーダ156からの出力信号で認識することができ
るようになっている。
【0030】また、感光体ベルト152の一部(幅方向
端部近傍が好ましい)には、孔152Aが設けられてお
り、この孔152Aの移動軌跡上には、ベルトホールセ
ンサ158の光軸が交差している。このベルトホールセ
ンサ158では、感光体ベルト152の1周毎に孔15
2Aと対向し、孔152Aと対向しないときとは異なる
信号を出力するようになっている。
【0031】さらに、感光体ベルト152の外周には、
前記露光ユニット154を間に挟んでクリーナ160及
び現像器162が配設されている。このため、感光体ベ
ルト152の外周面(静電露光面)は、クリーナ160
でクリーニングされた後、露光ユニット154で画像が
露光され、現像器162でトナーを付着させ顕像化され
るようになっている。顕像化された画像領域に相当する
感光体ベルト152は、前記カット紙128の搬送経路
と接触する転写部164へ送り込まれるようになってい
る。
【0032】前記カット紙128が搬送ベルト142で
水平搬送され、感光体ベルト152に接近すると、図1
の上方向に方向転換され、転写部164へ至るようにな
っている。この転写部164の直前位置(搬送ベルト1
42の下流側のガイド板212上)には、カット紙検出
ユニット166が設けられており、カット紙128が転
写部164へ至る直前でカット紙の有無を検出すること
ができるようになっている。このカット紙検出ユニット
166については、後述する。
【0033】転写部164では、カット紙128が感光
体ベルト152と貼り合わされ、画像が転写される。画
像が転写されたカット紙128は、搬送ベルト152に
よって、そのまま図1の上方向略垂直に搬送され、一対
のロ―ラ168で構成された定着部170へ送り込まれ
る。定着部170では、一対のローラ168が所定温度
に加熱されており、この加熱された一対のローラ168
に挟持されるされることによって、カット紙128は加
熱され転写された画像が定着する。なお、定着部170
の加熱源としては、一対のローラ168の一方又は両方
をヒートローラとしてもよいし、別途温風発生手段を用
いて温風を送り込み加熱するようにしてもよい。
【0034】定着部170を通過したカット紙128
は、複数の搬送ローラ172及びガイド板174に案内
されて、スタッカー部176へ送られる。
【0035】スタッカー部176には、複数の排出トレ
イ172、174が設けられており、所定の排出トレイ
172(又は排出トレイ174)に排出させることがで
きる。
【0036】なお、本実施の形態では、排出トレイ17
2、174は、図示しない制御部により状態をモニター
されており、その情報により使用可能な排出トレイ17
2(又は174)を選択し、この選択された排出トレイ
172(又は排出トレイ174)に案内されるようにポ
イント切り換え部176が制御されるようになってい
る。 (第1の実施の形態) 「カット紙検出ユニット166の構成「2セットタイ
プ」)図3には、本実施の形態に係るカット紙検出ユニ
ット166の概略構成が示されている。このカット紙検
出ユニット166は、カット紙128の搬送幅方向に沿
って2個の第1のセンサ200、202が配設されてい
る。この2個の第1のセンサ200、202により、図
3にの鎖線で示す検出軌跡上のカット紙128の有無を
検出するようになっている。
【0037】各第1のセンサ200、202の検出軌跡
上、かつ上流側には第2のセンサ204、206が配設
されている。すなわち、カット紙128の搬送方向に沿
ってそれぞれ第1のセンサ200と第2のセンサ204
(第1組)、並びに第1のセンサ202と第2のセンサ
206(第2組)が並設された構成となっている。
【0038】ここで、前記検出軌跡上には、前記カット
紙128の搬送方向前方の長辺に沿って設けられた綴じ
穴128Aの一部が対応している(図3参照)。なお、
図3では、前記検出軌跡上の綴じ穴128Aのみを図示
している。 (センサの構造)図5に示される如く、第1のセンサ2
00(202)及び第2のセンサ204(206)は、
フォトダイオードであり、共に発光素子(LED)20
8と受光素子(フォトトランジスタ)210とを備えて
いる。
【0039】発光素子208は、前記搬送ベルト142
と転写部164との間でカット紙128の表裏面をガイ
ドするガイド板212の上側ガイド板212Aに取り付
けられている。この上側ガイド板212Aには、発光素
子208で発光する光をカット紙搬送路方向へ射出する
孔214が設けられている。
【0040】一方、受光素子210は、前記ガイド板2
12の下側ガイド板212Bに取り付けられている。こ
の下側ガイド板212Bには、発光素子208で発光
し、前記孔214を通過した光を受光素子210へ案内
する孔216が設けられている。
【0041】前記光は、受光素子210を構成するフォ
トトランジスタのベース210Bへ入力するようになっ
ている。また、エミッタ210Eはアースされ、コレク
タ210Cには抵抗218を介して所定の電源電圧が印
加されている。また、コレクタ210Cは、アンプ22
0の入力端に接続され、このアンプ220の出力端から
の信号が、カット紙128の有無信号となる。
【0042】すなわち、ガイド板212にカット紙12
8が存在しない場合、ベース210Bに光が入射し、こ
れによりコレクタ210C−エミッタ210E間がオン
して、電流は受光素子210側へ流れ、アンプ220へ
は至らない。これにより、出力信号としてはローレベル
(0)となる。
【0043】一方、ガイド板212にカット紙128が
搬送されてくると、このカット紙128が前記孔21
4、216の間に介在されるため、発光素子208から
の光が受光素子210へ届かず、コレクタ210C−エ
ミッタ210E間がオフとなる。このため、電源からの
電流がアンプ220へと流れ、出力信号はハイレベル
(1)となる。
【0044】すなわち、カット紙128の無しで0、有
りで1の信号が出力されるようになっており、この信号
は図示しない制御回路へ送出される。なお、第1のセン
サ200(202)と第2のセンサ204(206)と
において、上記回路構成が並列に接続されているため、
アンプ220へ入力する信号は第1のセンサ200(2
02)又は第2のセンサ204(206)の何れかでカ
ット紙128を検出した場合にハイレベル(1)となる
(OR回路)。 (カット紙センサユニットによる異常判別プロセス)上
記構成のカット紙検出ユニット166において、第1組
の第1のセンサ200と第2のセンサ204からの出力
信号は、図4(A)及び(B)に示すように、第2のセ
ンサ204の立ち上がり(カット紙検出)が若干早く
(図4(B)、続いて第1のセンサ200が立ち上がる
ことになる。これは、第1のセンサ200と第2のセン
サ204との搬送方向のオフセット分に相当する。
【0045】ここで、カット紙128に綴じ穴128A
が存在しているため、この綴じ穴128Aを通過すると
き、信号は一旦立ち下がり(カット紙未検出)、その後
直ちに立ち上がるような波形となっている。この綴じ穴
128Aによる波形は、カット紙128の検出時間(又
は長さ)を判断する場合に支障をきたすものである。
【0046】そこで、本実施の形態では、第1のセンサ
200と第2のセンサ204との前記オフセットを利用
し、論理和(OR)をアンプ220からの出力とした
(図4(C))。これにより、綴じ穴128Aに起因す
る波形の立ち下がり、立ち上がりを消し去るとができ、
単純に波形の立ち上がりから立ち下がりまでをカット紙
検出時間とすることができる。なお、これに搬送速度を
積算することにより、カット紙128の長さを認識でき
る。
【0047】一方、第2組の第1のセンサ202及び第
2のセンサ206も同様に、カット紙128の検出時間
(又は長さ)情報を得ることができ(図4(D)乃至
(F)参照)、この第1組と第2組からの波形を比較す
ることによって、斜行の判別が可能となる。
【0048】以下に第1の本実施の形態の作用を説明す
る。 (画像形成のための全体の流れ)印字命令があると、指
定されたカット紙128のサイズに応じた給紙装置13
8が作動する。
【0049】給紙装置138によって持ち出されたカッ
ト紙128は、搬送ベルト140によって垂下され、次
いで搬送方向が水平方向とされた搬送ベルト142に受
け渡され、水平状態で露光部144が配設された方向
(図1の左方向)へ搬送される。
【0050】露光部144の転写部164では、カット
紙128が感光体ベルト152と貼り合わされ、画像が
転写される。画像が転写されたカット紙128は、搬送
ベルト152によって、そのまま図1の上方向略垂直に
搬送され、一対のロ―ラ168で構成された定着部17
0へ送り込まれる。定着部170では、一対のローラ1
68に挟持されるされることによって、カット紙128
は加熱され転写された画像が定着する。
【0051】定着部170を通過したカット紙128
は、複数の搬送ローラ172及びガイド板174に案内
されて、スタッカー部176へ送られる。 (カット紙センサユニットによる異常判別手順)図6の
フローチャートに従い、カット紙の異常判別手順を説明
する。
【0052】ステップ250では、まず第1組のセンサ
(第1のセンサ200及び第2のセンサ204)からの
アンプ222の出力信号を取り込む。すなわち、第1の
センサ200の出力波形(図4(A))と第2のセンサ
204の出力波形(図4(B))の論理和信号(図4
(C))を取り込む。
【0053】次いで、ステップ252において、第2組
のセンサ(第1のセンサ202及び第2のセンサ20
6)からのアンプ222の出力信号を取り込む。すなわ
ち、第1のセンサ202の出力波形(図4(D)と第2
のセンサ206の出力波形(図4(E)の論理和信号
(図4(F))を取り込む。
【0054】次のステップ254では、まず、第1組及
び第2組のアンプ22からの出力波形(図4(C)と
(F))のカット紙有り(ハイレベル)の長さ(パルス
幅)を比較し、一致しているか否かを判断する。
【0055】ここで、一致していない(否定判定)され
ると、このカット紙の幅方向両端部近傍で長さが異なっ
ており(図7参照)、その要因として紙折れと判断し、
ステップ256へ移行して紙折れ異常アラームを出力す
る。これにより、画像転写を中止したり、装置自体を停
止する等の対処を行うことができる。
【0056】ステップ254において、肯定判定された
場合には、ステップ258へ移行して、両信号の立ち上
がり時期、及び/又は立ち下がり時期の一致、不一致を
判断する。この判断の結果、不一致と判断された場合
は、前記長さが同じで、検出時期がずれている要因とし
て斜行と判断し、ステップ260へ移行して斜行異常ア
ラームを出力する。これにより、画像を転写を中止した
り、装置自体を停止する等の対処を行うことができる。
【0057】なお、ステップ258で一致していると判
断された場合には、カット紙128は正常に搬送されて
いると認識し、処理は終了する。
【0058】なお、上記では、綴じ穴128Aがカット
紙128の搬送方向先頭側の長辺に沿って設けた場合を
示したが、図8に示される如く、綴じ穴128Aがカッ
ト紙128の搬送方向後方側の長辺に沿って設けた場合
は、図9(A)乃至(F)はその検出信号波形となり、
綴じ穴128Aに起因する立ち上がり時期と立ち下がり
時期が異なるのみで、綴じ穴128Aが先頭側にある場
合と同様の効果を得ることができる。 (第2の実施の形態) 「カット紙検出ユニット166の構成「1セットタイ
プ」)図10には、第2の実施の形態に係るカット紙検
出ユニット166の概略構成が示されている。このカッ
ト紙検出ユニット166は、第1のセンサ200が配設
されている。この第1のセンサ200により、図10の
鎖線で示す検出軌跡上のカット紙128の有無を検出す
るようになっている。
【0059】各第1のセンサ200の検出軌跡上、かつ
上流側には第2のセンサ204が配設されている。すな
わち、カット紙128の搬送方向に沿って第1のセンサ
200と第2のセンサ204が配置された構成となって
いる。
【0060】ここで、前記検出軌跡上には、前記カット
紙128の搬送方向前方の長辺に沿って設けられた綴じ
穴128Aの一部が対応している(図10参照)。な
お、図10では、前記検出軌跡上の綴じ穴128Aのみ
を図示している。
【0061】ここで、第1のセンサ200と第2のセン
サ204との回路構成は、上記第1の実施の形態と同一
であるため、その構成の説明は省略する。
【0062】カット紙128の無しで0、有りで1の信
号がアンプ222(図5参照)から出力されると、この
出力信号は、予め記憶されている基準値と比較されるよ
うになっている。この基準値は、印字指令のときに指定
されたカット紙サイズに基づいて設定されるようになっ
ている。 (カット紙センサユニットによる異常判別プロセス)上
記構成のカット紙検出ユニット166において、第1の
センサ200と第2のセンサ204からの出力信号は、
図10(A)及び(B)に示すように、第2のセンサ2
04の立ち上がり(カット紙検出)が若干早く(図10
(A)、続いて第1のセンサ200が立ち上がることに
なる。これは、第1のセンサ200と第2のセンサ20
4との搬送方向のオフセット分に相当する。
【0063】ここで、カット紙128に綴じ穴128A
が存在しているため、この綴じ穴128Aを通過すると
き、信号は一旦立ち下がり(カット紙未検出)、その後
直ちに立ち上がるような波形となっている。この綴じ穴
128Aによる波形は、カット紙128の検出時間(又
は長さ)を判断する場合に支障をきたすものである。
【0064】そこで、本実施の形態では、第1のセンサ
200と第2のセンサ204との前記オフセットを利用
し、論理和(OR)をアンプ222からの出力とした
(図10(C))。これにより、綴じ穴128Aに起因
する波形の立ち下がり、立ち上がりを消し去るとがで
き、単純に波形の立ち上がりから立ち下がりまでをカッ
ト紙検出時間とすることができる。なお、これに搬送速
度を積算することにより、カット紙128の長さを認識
できる。
【0065】一方、予め記憶されている基準値は、搬送
されるカット紙128の種類に応じて定められており、
その波形の出力は第2のセンサ204からの波形と立ち
上がり時に同期をとっている(図10(C)と同じ波
形)。このセンサ出力(アンプ222からの出力)と、
基準波形を比較することによって、斜行の判別が可能と
なる。
【0066】以下に第2の実施の形態の作用を説明す
る。 (カット紙センサユニットによる異常判別手順)図13
のフローチャートに従い、第2の実施の形態におけるカ
ット紙の異常判別手順を説明する。
【0067】ステップ300では、まず第1のセンサ2
00及び第2のセンサ204からのアンプ222の出力
信号を取り込む。すなわち、第1のセンサ200の出力
波形(図10(A))と第2のセンサ204の出力波形
(図10(B))の論理和信号(図10(C))を取り
込む。
【0068】次いで、ステップ302において、予め記
憶されている基準波形を第2のセンサの立ち上がりに同
期させて取り込む(図10(C)と同一波形)参照)。
【0069】次のステップ304では、アンプ222か
らの出力波形と基準波形との立ち下がり時期の一致、不
一致を判断する。この判断の結果、不一致と判断された
場合は、検出時期がずれている要因として斜行と判断し
(図11(C)参照)、ステップ306へ移行して斜行
異常アラームを出力する。これにより、画像を転写を中
止したり、装置自体を停止する等の対処を行うことがで
きる。なお、ステップ304で肯定判定(一致)と判断
された場合には、カット紙128は正常に搬送されてい
ると判断され、このルーチンは終了する。
【0070】この場合。斜行が生じていると、基準波形
よりも大きい値となるのが普通であるが(図12参
照)、図11に示される如く、斜行が大きく、センサ検
出軌跡がカット紙128の搬送方向に沿った短辺を横切
ってしまうことがある。この場合には、第1のセンサ2
00と第2のセンサ204からの出力系の論理和波形
は、基準波形よりも小さい値となる。
【0071】このため、基準波形よりも大きい方に誤差
が生じた場合には斜行量が少なく、基準波形よりも小さ
い方に誤差が生じた場合には斜行量が大きい、ことを利
用して、アラームの種類を変更することも可能である。
【0072】(比較対象の変形例)上記第2の実施の形
態において、第1のセンサ200及び第2のセンサ20
4からの出力波形の論理和波形と比較する対象として、
印字指令のときに指定されるカット紙サイズに基づいて
基準波形を記憶するようにしたが、被検出カット紙12
8の搬送異常を判別する判別対象として、この被検出カ
ット紙128の搬送以前に搬送したカット紙128の検
出データ(論理和波形)と比較するようにしてもよい。
図14には、上記被検出カット紙前後のカット紙128
のデータに基づく搬送異常判別制御ルーチンを示すフロ
ーチャートが示されている。
【0073】ステップ350では、変数nを1にセット
し、次いでステップ352において論理和の波形信号を
取り込む。次いでステップ354において、n=1か否
かが判断され、nが1枚目であると判定された場合に
は、比較対象がないため、ステップ356へ移行して、
取り込んだ論理和の波形信号を記憶し、次いでステップ
358でnをインクリメントして、ステップ352へ戻
る。すなわち、1枚目のカット紙128については、斜
行の判別ができないため、とりあえず通常の画像処理を
行っておく。
【0074】ステップ358からステップ352へ戻っ
た後、ステップ352では次(1枚目の後の場合には2
枚目の)カット紙128の搬送によって得られる論理和
の波形信号を取り込む。
【0075】次のステップ354では、2度目以降はn
≠1であるため、ステップ360へ移行する。
【0076】ステップ360では、記憶されたデータ
(波形信号)が読み出され、次いでステップ362にお
いて、現在搬送中のカット紙128の波形信号と、記憶
されていた波形信号とが比較される。この比較の結果、
不一致と判定された場合には、カット紙に斜行が生じて
いると判断し、ステップ364へ移行して、斜行異常ア
ラームを出力する。なお、この比較対象が、1枚目と2
枚目の場合には、何れかのカット紙に斜行が生じている
と判断され、その旨のメッセージが追加される。
【0077】一方、ステップ362において、比較され
た波形信号が一致していると判定された場合には、カッ
ト紙128の搬送に斜行はないと判断され、ステップ3
66へ移行して、現在までに記憶された波形信号の平均
値(又は標準偏差値)を演算し、次いでステップ368
でこの演算結果を更新記憶し、次いでステップ370で
nをインクリメントしてステップ352へ戻る。
【0078】このように、1枚目のカット紙128の斜
行の判別を、2枚目のカット紙の搬送時に行うことがで
きるため、1枚目のカット紙を無駄にすることがない。
また、2枚目以降は、搬送したカット紙(斜行なし)1
28の全ての波形信号の平均値或いは標準偏差値を順次
更新して記憶し、比較対象とするため、精度よく斜行の
判別を行うことができる。 (第1及び第2の実施の形態に共通な効果)上記第1及
び第2の実施の形態では、カット紙センサユニット16
6を転写部164の直前に配設しているため、立ち下が
り(カット紙の後端部)を必須として判断することによ
り、例えば、カット紙128の先端が転写部164へ到
達し、既に画像転写が開始された後においても、斜行の
判断が可能となる。このため、転写部164における画
像転写時に起き得る斜行も検出することが可能となる。
【0079】(センサの構造の変形例「その1」)図1
5に示される如く、変形例1のセンサは、第1のセンサ
200と第2のセンサ204の発光素子208が共通と
なっている。すなわち、発光素子208から発した光
は、上側ガイド板212Aの孔214を通過し、発散光
となって、下側ガイド板212B方向へ至る。この下側
ガイド板212Bには、2個の孔216、216が設け
られ、それぞれの孔216、216に対応して、第1の
センサ200の受光素子210と、第2のセンサ204
の受光素子210が配設されている。なお、この受光素
子210、210とアンプ220との接続回路構成は、
前記実施の形態で説明したセンサ構造(論路和出力)と
同一であるので、説明は省略する。
【0080】この変形例1のセンサでは、発光素子20
8が単一となるため、部品点数が現象し、装置構成を簡
略化することができる。なお、受光素子210、210
へ到達する光を発散光としたが、上側ガイド板212A
の孔214にレンズ等を設けて2個の孔216、216
(受光素子210、210)方向に集光させるようにし
てもよい。 (センサの構造「変形例2」)図16に示される如く、
変形例2のセンサ構造は、第1のセンサ200を発光素
子208とミラー209で構成し、第2のセンサ204
を受光素子210とミラー211とで構成している。
【0081】すなわち、上側のガイド板212Aの孔2
14、214にはそれぞれ搬送方向面に対して45°傾
斜させた状態で、互いに対向するようにミラー209、
211を配置する。一方、下側のガイド板212Bの孔
216、216には、それぞれ発光素子208と受光素
子210とを配置する。なお、配置において発光素子2
08と受光素子210とを逆に配置してもよい。
【0082】上記構成によれば、発光素子208から発
した光は、下側のガイド板212Bの孔216から搬送
路を通過するように上側ガイド板212Aの孔214に
入射し、ミラー209、211によって反射して、上側
ガイド板212Aの孔214から再度搬送路を通過する
ように下側ガイド板212Bの孔に入射し、受光素子2
10へ到達することになる。
【0083】すなわち、1つの光軸でカット紙の有無を
搬送方向にオフセットした状態で検出することができ、
かつ結果として(アンプ222の出力信号として)、論
理和の信号をとることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るカット紙
異常搬送判別装置は、カット紙の搬送異常を、次工程の
直前まで認識することができ、かつカット紙の周縁に綴
じ穴があっても確実にカット紙の有無を検出でき、精度
よく搬送異常を判別することができるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用可能な画像形成装置の概略構成
図である。
【図2】 カット紙のサイズ並びに綴じ穴の形状を説明
する平面図である。
【図3】 カット紙の搬送状態を示す平面図である。
【図4】 カット紙のセンサによる検出波形を示す特性
図である。
【図5】 センサの構造を示す側面図である。
【図6】 第1の実施の形態に係る制御フローチャート
である。
【図7】 カット紙の搬送状態を示す平面図並びに検出
波形図である。
【図8】 カット紙の搬送状態を示す平面図である。
【図9】 図8の条件における検出波形図である。
【図10】 カット紙の正常搬送状態を示す平面図並び
に検出波形図である。
【図11】 カット紙の斜行搬送状態を示す平面図並び
に検出波形図である。
【図12】 カット紙の斜行搬送状態を示す平面図並び
に検出波形図である。
【図13】 第2の実施の形態に係る制御フローチャー
トである。
【図14】 第2の実施の形態の変形例に係る制御フロ
ーチャートである。
【図15】 センサの第1の変形例を示す側面図であ
る。
【図16】 センサの第2の変形例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
128 カット紙 128A 綴じ穴 138 給紙装置 164 カット紙センサユニット 166 転写部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送路に沿って、予め周端から所
    定以上内側の位置にファイル等に綴じるための綴じ穴が
    設けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有
    無をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1の
    センサで検出することによって、このカット紙の搬送異
    常を検知するカット紙搬送異常判別装置であって、 前記カット紙の搬送による前記第1のセンサの検出軌跡
    上に、前記綴じ穴のカット紙搬送方向長さよりも大きい
    ピッチで配設され、前記第1のセンサと同一の機能を持
    つ第2のセンサと、 前記第1のセンサ及び第2のセンサの検出信号の論理和
    と比較対象とに基づいて、少なくともカット紙の斜行を
    判別する判別手段と、を有することを特徴としたカット
    紙搬送異常判別装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のカット紙搬送異常
    判別装置が、前記所定の搬送路上を搬送するカット紙の
    種類情報を認識するカット紙種認識手段をさらに有し、 前記判別手段が、前記論理和から得られたカット紙情報
    と、前記カット紙種認識手段で認識しているカット紙情
    報との比較によって、少なくとも斜行を判別する、こと
    を特徴とするカット紙搬送異常判別装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載のカット紙搬送異常
    判別装置が、n枚(nは正の整数)目のカット紙におけ
    る前記論理和から得られたカット紙情報を記憶する記憶
    手段をさらに有し、 前記判別手段が、前記記憶手段に記憶されたn枚目のカ
    ット紙情報と、n+1枚目に記憶されたカット紙情報と
    の比較によって、少なくとも斜行を判別する、ことを特
    徴とするカット紙搬送異常判別装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段が、n枚のカット紙長の平
    均値又は標準偏差値を、カット紙の搬送毎に更新記憶す
    る、ことを特徴とする請求項3記載のカット紙搬送異常
    判別装置。
  5. 【請求項5】 所定の搬送路に沿って、予め周端から所
    定以上内側の位置にファイル等に綴じるための綴じ穴が
    設けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有
    無をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1の
    センサで検出することによって、このカット紙の搬送異
    常を検知するカット紙搬送異常判別装置であって、 前記カット紙の搬送による前記第1のセンサの検出軌跡
    上に、前記綴じ穴のカット紙搬送方向長さよりも大きい
    ピッチで配設され、前記第1のセンサと同一の機能を持
    つ第2のセンサを有し、 前記第1のセンサと第2のセンサの組み合わせが、前記
    カット紙の搬送方向に対して直交する方向に沿って2組
    以上設けられ、 前記2組以上の第1のセンサ及び第2のセンサの検出信
    号のそれぞれの論理和を比較することによって、前記カ
    ット紙の斜行及び紙折れを判別する、ことを特徴とした
    カット搬送異常判別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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