JP3674371B2 - カット紙搬送異常判別装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の搬送路に沿って、予め周縁にファイル等に綴じるための綴じ穴が設けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有無をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1のセンサで検出することによって、このカット紙の搬送異常を検知するカット紙搬送異常判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、レーザビームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置において、予め定型(A4、A5、B4、B5等のJIS規格サイズやレターサイズ)にカットされた用紙(以下、カット紙という)をトレイに積み重ねて収容し、装置にこのトレイを装填するようにしている。トレイからは、最上層(又は最下層)のカット紙が給紙装置によって取り出され(枚葉)、所定の搬送経路に案内搬送されて、画像記録位置へと至るようになっている。
【0003】
このとき、トレイ上でカット紙が斜めにセットされたり、搬送途中でスキュー(斜行)することが予想され、このまま画像の記録を行うと、カット紙と画像領域との相対位置がずれ、品質を低下させることになる。また、この斜行の量(傾き角度)が大きいと、カット紙から画像領域が外れたり、さらに激しい場合にはジャミングを発生させる原因にもなる。
【0004】
そこで、搬送経路の途中に、搬送方向と直交する方向に2個以上のカット紙の有無を検出可能なセンサを取り付け、カット紙の斜行等を検知することが提案されている(一例として、特開平7−112849号公報参照)。
【0005】
これによれば、少なくとも2個のセンサがカット紙の搬送幅領域にあり、この2個のセンサからのカット紙有りの検出時期に基づいて、斜行の有無を判別している。すなわち、通常の搬送であれば、両者の検出時期は一致し、斜行が生じている場合には検出時期がずれる。これにより、斜行を未然に判別し、画像記録中止等の対応をとることが可能となる。
【0006】
しかしながら、上記先行技術では、カット紙の周縁、特に前後端の辺に沿ってファイルへ綴じるための綴じ穴(2穴、3穴、4穴、26穴、30穴等用途によって穴位置及び数は異なる)が存在しており、かつこの綴じ穴位置が前記センサのカット紙搬送方向検出軌跡と一致していると、センサがこの綴じ穴に反応する。この反応により、カット紙の端部検出時の信号の反転と同一の信号が発生し、確実にカット紙の端部検出時期ができず、誤判定することがある。
【0007】
この場合、カット紙の先端のみを検出して、その検出時期に基づいて斜行を判別するのであれば、特に問題はないが、カット紙の先端検出のみで、斜行の有無を判別しようとすると、先端検出後に斜行が発生した場合、この斜行を判別することができない。仮に、センサが画像記録位置の直前にあったとしても、先端のみの検出では、この先端がセンサを通過した後の斜行は判別できず、画像記録が継続されてしまう。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、カット紙の搬送異常を、次工程の直前まで認識することができ、かつカット紙の周縁に綴じ穴があっても確実にカット紙の有無を検出でき、精度よく搬送異常を判別することができるカット紙異常搬送判別装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、所定の搬送路に沿って、予め周端から所定以上内側の位置にファイル等に綴じるための綴じ穴が設けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有無をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1のセンサで検出することによって、このカット紙の搬送異常を検知するカット紙搬送異常判別装置であって、前記カット紙の搬送による前記第1のセンサの検出軌跡上に、前記綴じ穴のカット紙搬送方向長さよりも大きいピッチで配設され、前記第1のセンサと同一の機能を持つ第2のセンサと、前記第1のセンサ及び第2のセンサの検出信号の論理和と比較対象とに基づいて、少なくともカット紙の斜行を判別する判別手段と、
を有することを特徴としている。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、第1のセンサと第2のセンサとを、カット紙の搬送方向に沿って配列しているため、同一の場所で時間的にオフセットした状態でカット紙の有無を検出することができる。
【0011】
このため、これらの論理和を得ることによって、検出軌跡途中に前記綴じ穴が存在し、第1のセンサと第2のセンサとがこの綴じ穴に反応しても、同時にこの綴じ穴を検出することはないので、カット紙の先端から後端まで連続したカット有りの信号を出力する。
【0012】
すなわち、綴じ穴に何ら影響されずに、カット紙の斜行を判別することができる。また、カット紙が次工程へ至る直前まで斜行の判別を行うことができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のカット紙搬送異常判別装置が、前記所定の搬送路上を搬送するカット紙の種類情報を認識するカット紙種認識手段をさらに有し、前記判別手段が、前記論理和から得られたカット紙情報と、前記カット紙種認識手段で認識しているカット紙情報との比較によって、少なくとも斜行を判別する、ことを特徴としている。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、前記第1のセンサ及び第2のセンサからの検出信号の論理和からカット紙の先端から後端までを精度よく検出したとしても、検出した情報の比較対象が必要となる。
【0015】
このため、請求項2では、カット紙長認識手段により搬送路上を搬送するカット紙の少なくとも搬送方向長さ情報を認識し、これらを比較することによって、少なくともカット紙の斜行を判別する。なお、上記比較の結果、所定以上に差がある場合には、紙折れと判断することも可能である。
【0016】
請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載のカット紙搬送異常判別装置が、n枚(nは正の整数)目のカット紙における前記論理和から得られたカット紙情報を記憶する記憶手段をさらに有し、前記判別手段が、前記記憶手段に記憶されたn枚目のカット紙情報と、n+1枚目に記憶されたカット紙情報との比較によって、少なくとも斜行を判別する、ことを特徴としている。
【0017】
請求項3に記載の発明によれば、今回搬送するカット紙は、当該カット紙情報と記憶手段に記憶された前回のカット紙情報とを比較し、次回搬送するカット紙は、当該カット紙情報と記憶手段に記憶される今回のカット紙情報とを比較する。このように、前回搬送したときのカット紙情報を比較対象とすることにより、カット紙の斜行を判別することができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の発明において、前記記憶手段が、n枚のカット紙情報の平均値又は標準偏差値を、カット紙の搬送毎に更新記憶する、ことを特徴としている。
【0019】
請求項4に記載の発明によれば、記憶手段に記憶するカット紙情報を、搬送によって増加する複数のカット紙情報の平均値或いは標準偏差値とし、カット紙の搬送の度に、或いは定期的に記憶するカット紙情報を更新するようにすれば、比較対象の信頼度を上げることができる。
【0020】
請求項5に記載の発明は、所定の搬送路に沿って、予め周端から所定以上内側の位置にファイル等に綴じるための綴じ穴が設けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有無をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1のセンサで検出することによって、このカット紙の搬送異常を検知するカット紙搬送異常判別装置であって、前記カット紙の搬送による前記第1のセンサの検出軌跡上に、前記綴じ穴のカット紙搬送方向長さよりも大きいピッチで配設され、前記第1のセンサと同一の機能を持つ第2のセンサを有し、前記第1のセンサと第2のセンサの組み合わせが、前記カット紙の搬送方向に対して直交する方向に沿って2組以上設けられ、前記2組以上の第1のセンサ及び第2のセンサの検出信号のそれぞれの論理和を比較することによって、前記カット紙の斜行及び紙折れ異常を判別する、ことを特徴としている。
【0021】
請求項5に記載の発明によれば、第1のセンサ及び第2のセンサは、カット紙の搬送方向に沿って、同一の軌跡を持つ。このような組み合わせを搬送方向と直交する方向に2組以上配設する。
【0022】
ここで、例えば2組の場合、一方の組の第1のセンサ及び第2のセンサからの検出信号の論理和と、他方の組の第1のセンサ及び第2のセンサからの検出信号の論理和と、を比較することによって、綴じ穴に関係なく、かつカット紙が次工程へ至る直前まで斜行の判別を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(本発明に適用されるカット紙)
図2に示される如く、本実施の形態で適用されるカット紙128は、サイズとしてはJIS規格(A4、A5、B4、B5等)やレターサイであるが、その周縁部に予め綴じ穴128Aが設けられている。例えば、B5サイズであればカット紙128の一方の長辺に沿って26穴設けられており、また、A4サイズであれば30穴設けられており、これらはJIS規格によってピッチ寸法等が決められている。なお、2穴や3穴等のパンチ穴の規格も存在する。
【0024】
このような綴じ穴が設けられたカット紙128の長辺は、後述する画像形成装置104(図1参照)での搬送方向前方或いは後方となる。
(本発明が適用可能な画像形成装置の全体構成)
図1に示される如く、カット紙128は、異なるサイズ毎に給紙トレイ130、132に積み重ねられて収容されている。給紙トレイ130、132は装置本体から着脱可能であり、予め給紙トレイ毎にサイズの異なるカット紙128を収容しておき、必要に応じて取り替えることも可能となっている。なお、図1では、給紙トレイ130、132の大きさ(カット紙128の収容量)が異なっているが、一般に多く利用されるカット紙サイズ(例えばA4サイズ)を大きい給紙トレイ130側とすれば、カット紙補給の手間を軽減することができる。なお、給紙トレイ130の上方には、中間トレイ134が設けられており、片面に印字されたカット紙28を一旦中間トレイ134内に退避させ、再度給紙し、もう一方の面に印字することで、両面印字を可能としている。
【0025】
給紙トレイ130、132には、カット紙供給装置136の一部を構成する給紙装置138がそれぞれ設けられており、積層されたカット紙128の最上層から順次1枚毎取り出すことができるようになっている。なお、本実施の形態では、カット紙128の搬送方向先端側の辺(長辺)に沿って綴じ穴128A(図2参照)が設けられている。
【0026】
給紙トレイ130(又は給紙トレイ132)から取り出されたカット紙128は、搬送方向が垂直方向とされた搬送ベルト140によって垂下され、次いで搬送方向が水平方向とされた搬送ベルト142に受け渡され、水平状態で露光部144が配設された方向(図1の左方向)へ搬送されるようになっている。
【0027】
露光部144は、複数のローラ(本実施の形態では、2個の大径のローラ146、148と1個の小径のローラ150)に掛け渡された無端の感光体ベルト152と、露光ユニット(以下、ROSという)154とで構成されている。
【0028】
感光体ベルト152の図1の右側の大径のローラ148は図示しない駆動部からの駆動力で回転する駆動ローラとしての機能を有しており、さらにエンコーダ156が取り付けられている。感光体ベルト152は、この駆動ローラ148の駆動力で図1の反時計方向回り(図1の矢印A方向)に搬送される。
【0029】
なお、この駆動ローラ148の回転数は、エンコーダ156からの出力信号で認識することができるようになっている。
【0030】
また、感光体ベルト152の一部(幅方向端部近傍が好ましい)には、孔152Aが設けられており、この孔152Aの移動軌跡上には、ベルトホールセンサ158の光軸が交差している。このベルトホールセンサ158では、感光体ベルト152の1周毎に孔152Aと対向し、孔152Aと対向しないときとは異なる信号を出力するようになっている。
【0031】
さらに、感光体ベルト152の外周には、前記露光ユニット154を間に挟んでクリーナ160及び現像器162が配設されている。このため、感光体ベルト152の外周面(静電露光面)は、クリーナ160でクリーニングされた後、露光ユニット154で画像が露光され、現像器162でトナーを付着させ顕像化されるようになっている。顕像化された画像領域に相当する感光体ベルト152は、前記カット紙128の搬送経路と接触する転写部164へ送り込まれるようになっている。
【0032】
前記カット紙128が搬送ベルト142で水平搬送され、感光体ベルト152に接近すると、図1の上方向に方向転換され、転写部164へ至るようになっている。この転写部164の直前位置(搬送ベルト142の下流側のガイド板212上)には、カット紙検出ユニット166が設けられており、カット紙128が転写部164へ至る直前でカット紙の有無を検出することができるようになっている。このカット紙検出ユニット166については、後述する。
【0033】
転写部164では、カット紙128が感光体ベルト152と貼り合わされ、画像が転写される。画像が転写されたカット紙128は、搬送ベルト152によって、そのまま図1の上方向略垂直に搬送され、一対のロ―ラ168で構成された定着部170へ送り込まれる。定着部170では、一対のローラ168が所定温度に加熱されており、この加熱された一対のローラ168に挟持されるされることによって、カット紙128は加熱され転写された画像が定着する。なお、定着部170の加熱源としては、一対のローラ168の一方又は両方をヒートローラとしてもよいし、別途温風発生手段を用いて温風を送り込み加熱するようにしてもよい。
【0034】
定着部170を通過したカット紙128は、複数の搬送ローラ172及びガイド板174に案内されて、スタッカー部176へ送られる。
【0035】
スタッカー部176には、複数の排出トレイ172、174が設けられており、所定の排出トレイ172(又は排出トレイ174)に排出させることができる。
【0036】
なお、本実施の形態では、排出トレイ172、174は、図示しない制御部により状態をモニターされており、その情報により使用可能な排出トレイ172(又は174)を選択し、この選択された排出トレイ172(又は排出トレイ174)に案内されるようにポイント切り換え部176が制御されるようになっている。
(第1の実施の形態)
「カット紙検出ユニット166の構成「2セットタイプ」)
図3には、本実施の形態に係るカット紙検出ユニット166の概略構成が示されている。このカット紙検出ユニット166は、カット紙128の搬送幅方向に沿って2個の第1のセンサ200、202が配設されている。この2個の第1のセンサ200、202により、図3にの鎖線で示す検出軌跡上のカット紙128の有無を検出するようになっている。
【0037】
各第1のセンサ200、202の検出軌跡上、かつ上流側には第2のセンサ204、206が配設されている。すなわち、カット紙128の搬送方向に沿ってそれぞれ第1のセンサ200と第2のセンサ204(第1組)、並びに第1のセンサ202と第2のセンサ206(第2組)が並設された構成となっている。
【0038】
ここで、前記検出軌跡上には、前記カット紙128の搬送方向前方の長辺に沿って設けられた綴じ穴128Aの一部が対応している(図3参照)。なお、図3では、前記検出軌跡上の綴じ穴128Aのみを図示している。
(センサの構造)
図5に示される如く、第1のセンサ200(202)及び第2のセンサ204(206)は、フォトダイオードであり、共に発光素子(LED)208と受光素子(フォトトランジスタ)210とを備えている。
【0039】
発光素子208は、前記搬送ベルト142と転写部164との間でカット紙128の表裏面をガイドするガイド板212の上側ガイド板212Aに取り付けられている。この上側ガイド板212Aには、発光素子208で発光する光をカット紙搬送路方向へ射出する孔214が設けられている。
【0040】
一方、受光素子210は、前記ガイド板212の下側ガイド板212Bに取り付けられている。この下側ガイド板212Bには、発光素子208で発光し、前記孔214を通過した光を受光素子210へ案内する孔216が設けられている。
【0041】
前記光は、受光素子210を構成するフォトトランジスタのベース210Bへ入力するようになっている。また、エミッタ210Eはアースされ、コレクタ210Cには抵抗218を介して所定の電源電圧が印加されている。また、コレクタ210Cは、アンプ220の入力端に接続され、このアンプ220の出力端からの信号が、カット紙128の有無信号となる。
【0042】
すなわち、ガイド板212にカット紙128が存在しない場合、ベース210Bに光が入射し、これによりコレクタ210C−エミッタ210E間がオンして、電流は受光素子210側へ流れ、アンプ220へは至らない。これにより、出力信号としてはローレベル(0)となる。
【0043】
一方、ガイド板212にカット紙128が搬送されてくると、このカット紙128が前記孔214、216の間に介在されるため、発光素子208からの光が受光素子210へ届かず、コレクタ210C−エミッタ210E間がオフとなる。このため、電源からの電流がアンプ220へと流れ、出力信号はハイレベル(1)となる。
【0044】
すなわち、カット紙128の無しで0、有りで1の信号が出力されるようになっており、この信号は図示しない制御回路へ送出される。なお、第1のセンサ200(202)と第2のセンサ204(206)とにおいて、上記回路構成が並列に接続されているため、アンプ220へ入力する信号は第1のセンサ200(202)又は第2のセンサ204(206)の何れかでカット紙128を検出した場合にハイレベル(1)となる(OR回路)。
(カット紙センサユニットによる異常判別プロセス)
上記構成のカット紙検出ユニット166において、第1組の第1のセンサ200と第2のセンサ204からの出力信号は、図4(A)及び(B)に示すように、第2のセンサ204の立ち上がり(カット紙検出)が若干早く(図4(B)、続いて第1のセンサ200が立ち上がることになる。これは、第1のセンサ200と第2のセンサ204との搬送方向のオフセット分に相当する。
【0045】
ここで、カット紙128に綴じ穴128Aが存在しているため、この綴じ穴128Aを通過するとき、信号は一旦立ち下がり(カット紙未検出)、その後直ちに立ち上がるような波形となっている。この綴じ穴128Aによる波形は、カット紙128の検出時間(又は長さ)を判断する場合に支障をきたすものである。
【0046】
そこで、本実施の形態では、第1のセンサ200と第2のセンサ204との前記オフセットを利用し、論理和(OR)をアンプ220からの出力とした(図4(C))。これにより、綴じ穴128Aに起因する波形の立ち下がり、立ち上がりを消し去るとができ、単純に波形の立ち上がりから立ち下がりまでをカット紙検出時間とすることができる。なお、これに搬送速度を積算することにより、カット紙128の長さを認識できる。
【0047】
一方、第2組の第1のセンサ202及び第2のセンサ206も同様に、カット紙128の検出時間(又は長さ)情報を得ることができ(図4(D)乃至(F)参照)、この第1組と第2組からの波形を比較することによって、斜行の判別が可能となる。
【0048】
以下に第1の本実施の形態の作用を説明する。
(画像形成のための全体の流れ)
印字命令があると、指定されたカット紙128のサイズに応じた給紙装置138が作動する。
【0049】
給紙装置138によって持ち出されたカット紙128は、搬送ベルト140によって垂下され、次いで搬送方向が水平方向とされた搬送ベルト142に受け渡され、水平状態で露光部144が配設された方向(図1の左方向)へ搬送される。
【0050】
露光部144の転写部164では、カット紙128が感光体ベルト152と貼り合わされ、画像が転写される。画像が転写されたカット紙128は、搬送ベルト152によって、そのまま図1の上方向略垂直に搬送され、一対のロ―ラ168で構成された定着部170へ送り込まれる。定着部170では、一対のローラ168に挟持されるされることによって、カット紙128は加熱され転写された画像が定着する。
【0051】
定着部170を通過したカット紙128は、複数の搬送ローラ172及びガイド板174に案内されて、スタッカー部176へ送られる。
(カット紙センサユニットによる異常判別手順)
図6のフローチャートに従い、カット紙の異常判別手順を説明する。
【0052】
ステップ250では、まず第1組のセンサ(第1のセンサ200及び第2のセンサ204)からのアンプ222の出力信号を取り込む。すなわち、第1のセンサ200の出力波形(図4(A))と第2のセンサ204の出力波形(図4(B))の論理和信号(図4(C))を取り込む。
【0053】
次いで、ステップ252において、第2組のセンサ(第1のセンサ202及び第2のセンサ206)からのアンプ222の出力信号を取り込む。すなわち、第1のセンサ202の出力波形(図4(D)と第2のセンサ206の出力波形(図4(E)の論理和信号(図4(F))を取り込む。
【0054】
次のステップ254では、まず、第1組及び第2組のアンプ22からの出力波形(図4(C)と(F))のカット紙有り(ハイレベル)の長さ(パルス幅)を比較し、一致しているか否かを判断する。
【0055】
ここで、一致していない(否定判定)されると、このカット紙の幅方向両端部近傍で長さが異なっており(図7参照)、その要因として紙折れと判断し、ステップ256へ移行して紙折れ異常アラームを出力する。これにより、画像転写を中止したり、装置自体を停止する等の対処を行うことができる。
【0056】
ステップ254において、肯定判定された場合には、ステップ258へ移行して、両信号の立ち上がり時期、及び/又は立ち下がり時期の一致、不一致を判断する。この判断の結果、不一致と判断された場合は、前記長さが同じで、検出時期がずれている要因として斜行と判断し、ステップ260へ移行して斜行異常アラームを出力する。これにより、画像を転写を中止したり、装置自体を停止する等の対処を行うことができる。
【0057】
なお、ステップ258で一致していると判断された場合には、カット紙128は正常に搬送されていると認識し、処理は終了する。
【0058】
なお、上記では、綴じ穴128Aがカット紙128の搬送方向先頭側の長辺に沿って設けた場合を示したが、図8に示される如く、綴じ穴128Aがカット紙128の搬送方向後方側の長辺に沿って設けた場合は、図9(A)乃至(F)はその検出信号波形となり、綴じ穴128Aに起因する立ち上がり時期と立ち下がり時期が異なるのみで、綴じ穴128Aが先頭側にある場合と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
「カット紙検出ユニット166の構成「1セットタイプ」)
図10には、第2の実施の形態に係るカット紙検出ユニット166の概略構成が示されている。このカット紙検出ユニット166は、第1のセンサ200が配設されている。この第1のセンサ200により、図10の鎖線で示す検出軌跡上のカット紙128の有無を検出するようになっている。
【0059】
各第1のセンサ200の検出軌跡上、かつ上流側には第2のセンサ204が配設されている。すなわち、カット紙128の搬送方向に沿って第1のセンサ200と第2のセンサ204が配置された構成となっている。
【0060】
ここで、前記検出軌跡上には、前記カット紙128の搬送方向前方の長辺に沿って設けられた綴じ穴128Aの一部が対応している(図10参照)。なお、図10では、前記検出軌跡上の綴じ穴128Aのみを図示している。
【0061】
ここで、第1のセンサ200と第2のセンサ204との回路構成は、上記第1の実施の形態と同一であるため、その構成の説明は省略する。
【0062】
カット紙128の無しで0、有りで1の信号がアンプ222(図5参照)から出力されると、この出力信号は、予め記憶されている基準値と比較されるようになっている。この基準値は、印字指令のときに指定されたカット紙サイズに基づいて設定されるようになっている。
(カット紙センサユニットによる異常判別プロセス)
上記構成のカット紙検出ユニット166において、第1のセンサ200と第2のセンサ204からの出力信号は、図10(A)及び(B)に示すように、第2のセンサ204の立ち上がり(カット紙検出)が若干早く(図10(A)、続いて第1のセンサ200が立ち上がることになる。これは、第1のセンサ200と第2のセンサ204との搬送方向のオフセット分に相当する。
【0063】
ここで、カット紙128に綴じ穴128Aが存在しているため、この綴じ穴128Aを通過するとき、信号は一旦立ち下がり(カット紙未検出)、その後直ちに立ち上がるような波形となっている。この綴じ穴128Aによる波形は、カット紙128の検出時間(又は長さ)を判断する場合に支障をきたすものである。
【0064】
そこで、本実施の形態では、第1のセンサ200と第2のセンサ204との前記オフセットを利用し、論理和(OR)をアンプ222からの出力とした(図10(C))。これにより、綴じ穴128Aに起因する波形の立ち下がり、立ち上がりを消し去るとができ、単純に波形の立ち上がりから立ち下がりまでをカット紙検出時間とすることができる。なお、これに搬送速度を積算することにより、カット紙128の長さを認識できる。
【0065】
一方、予め記憶されている基準値は、搬送されるカット紙128の種類に応じて定められており、その波形の出力は第2のセンサ204からの波形と立ち上がり時に同期をとっている(図10(C)と同じ波形)。このセンサ出力(アンプ222からの出力)と、基準波形を比較することによって、斜行の判別が可能となる。
【0066】
以下に第2の実施の形態の作用を説明する。
(カット紙センサユニットによる異常判別手順)
図13のフローチャートに従い、第2の実施の形態におけるカット紙の異常判別手順を説明する。
【0067】
ステップ300では、まず第1のセンサ200及び第2のセンサ204からのアンプ222の出力信号を取り込む。すなわち、第1のセンサ200の出力波形(図10(A))と第2のセンサ204の出力波形(図10(B))の論理和信号(図10(C))を取り込む。
【0068】
次いで、ステップ302において、予め記憶されている基準波形を第2のセンサの立ち上がりに同期させて取り込む(図10(C)と同一波形)参照)。
【0069】
次のステップ304では、アンプ222からの出力波形と基準波形との立ち下がり時期の一致、不一致を判断する。この判断の結果、不一致と判断された場合は、検出時期がずれている要因として斜行と判断し(図11(C)参照)、ステップ306へ移行して斜行異常アラームを出力する。これにより、画像を転写を中止したり、装置自体を停止する等の対処を行うことができる。なお、ステップ304で肯定判定(一致)と判断された場合には、カット紙128は正常に搬送されていると判断され、このルーチンは終了する。
【0070】
この場合。斜行が生じていると、基準波形よりも大きい値となるのが普通であるが(図12参照)、図11に示される如く、斜行が大きく、センサ検出軌跡がカット紙128の搬送方向に沿った短辺を横切ってしまうことがある。この場合には、第1のセンサ200と第2のセンサ204からの出力系の論理和波形は、基準波形よりも小さい値となる。
【0071】
このため、基準波形よりも大きい方に誤差が生じた場合には斜行量が少なく、基準波形よりも小さい方に誤差が生じた場合には斜行量が大きい、ことを利用して、アラームの種類を変更することも可能である。
【0072】
(比較対象の変形例)
上記第2の実施の形態において、第1のセンサ200及び第2のセンサ204からの出力波形の論理和波形と比較する対象として、印字指令のときに指定されるカット紙サイズに基づいて基準波形を記憶するようにしたが、被検出カット紙128の搬送異常を判別する判別対象として、この被検出カット紙128の搬送以前に搬送したカット紙128の検出データ(論理和波形)と比較するようにしてもよい。図14には、上記被検出カット紙前後のカット紙128のデータに基づく搬送異常判別制御ルーチンを示すフローチャートが示されている。
【0073】
ステップ350では、変数nを1にセットし、次いでステップ352において論理和の波形信号を取り込む。次いでステップ354において、n=1か否かが判断され、nが1枚目であると判定された場合には、比較対象がないため、ステップ356へ移行して、取り込んだ論理和の波形信号を記憶し、次いでステップ358でnをインクリメントして、ステップ352へ戻る。すなわち、1枚目のカット紙128については、斜行の判別ができないため、とりあえず通常の画像処理を行っておく。
【0074】
ステップ358からステップ352へ戻った後、ステップ352では次(1枚目の後の場合には2枚目の)カット紙128の搬送によって得られる論理和の波形信号を取り込む。
【0075】
次のステップ354では、2度目以降はn≠1であるため、ステップ360へ移行する。
【0076】
ステップ360では、記憶されたデータ(波形信号)が読み出され、次いでステップ362において、現在搬送中のカット紙128の波形信号と、記憶されていた波形信号とが比較される。この比較の結果、不一致と判定された場合には、カット紙に斜行が生じていると判断し、ステップ364へ移行して、斜行異常アラームを出力する。なお、この比較対象が、1枚目と2枚目の場合には、何れかのカット紙に斜行が生じていると判断され、その旨のメッセージが追加される。
【0077】
一方、ステップ362において、比較された波形信号が一致していると判定された場合には、カット紙128の搬送に斜行はないと判断され、ステップ366へ移行して、現在までに記憶された波形信号の平均値(又は標準偏差値)を演算し、次いでステップ368でこの演算結果を更新記憶し、次いでステップ370でnをインクリメントしてステップ352へ戻る。
【0078】
このように、1枚目のカット紙128の斜行の判別を、2枚目のカット紙の搬送時に行うことができるため、1枚目のカット紙を無駄にすることがない。また、2枚目以降は、搬送したカット紙(斜行なし)128の全ての波形信号の平均値或いは標準偏差値を順次更新して記憶し、比較対象とするため、精度よく斜行の判別を行うことができる。
(第1及び第2の実施の形態に共通な効果)
上記第1及び第2の実施の形態では、カット紙センサユニット166を転写部164の直前に配設しているため、立ち下がり(カット紙の後端部)を必須として判断することにより、例えば、カット紙128の先端が転写部164へ到達し、既に画像転写が開始された後においても、斜行の判断が可能となる。このため、転写部164における画像転写時に起き得る斜行も検出することが可能となる。
【0079】
(センサの構造の変形例「その1」)
図15に示される如く、変形例1のセンサは、第1のセンサ200と第2のセンサ204の発光素子208が共通となっている。すなわち、発光素子208から発した光は、上側ガイド板212Aの孔214を通過し、発散光となって、下側ガイド板212B方向へ至る。この下側ガイド板212Bには、2個の孔216、216が設けられ、それぞれの孔216、216に対応して、第1のセンサ200の受光素子210と、第2のセンサ204の受光素子210が配設されている。なお、この受光素子210、210とアンプ220との接続回路構成は、前記実施の形態で説明したセンサ構造(論路和出力)と同一であるので、説明は省略する。
【0080】
この変形例1のセンサでは、発光素子208が単一となるため、部品点数が現象し、装置構成を簡略化することができる。なお、受光素子210、210へ到達する光を発散光としたが、上側ガイド板212Aの孔214にレンズ等を設けて2個の孔216、216(受光素子210、210)方向に集光させるようにしてもよい。
(センサの構造「変形例2」)
図16に示される如く、変形例2のセンサ構造は、第1のセンサ200を発光素子208とミラー209で構成し、第2のセンサ204を受光素子210とミラー211とで構成している。
【0081】
すなわち、上側のガイド板212Aの孔214、214にはそれぞれ搬送方向面に対して45°傾斜させた状態で、互いに対向するようにミラー209、211を配置する。一方、下側のガイド板212Bの孔216、216には、それぞれ発光素子208と受光素子210とを配置する。なお、配置において発光素子208と受光素子210とを逆に配置してもよい。
【0082】
上記構成によれば、発光素子208から発した光は、下側のガイド板212Bの孔216から搬送路を通過するように上側ガイド板212Aの孔214に入射し、ミラー209、211によって反射して、上側ガイド板212Aの孔214から再度搬送路を通過するように下側ガイド板212Bの孔に入射し、受光素子210へ到達することになる。
【0083】
すなわち、1つの光軸でカット紙の有無を搬送方向にオフセットした状態で検出することができ、かつ結果として(アンプ222の出力信号として)、論理和の信号をとることができる。
【0084】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係るカット紙異常搬送判別装置は、カット紙の搬送異常を、次工程の直前まで認識することができ、かつカット紙の周縁に綴じ穴があっても確実にカット紙の有無を検出でき、精度よく搬送異常を判別することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用可能な画像形成装置の概略構成図である。
【図2】 カット紙のサイズ並びに綴じ穴の形状を説明する平面図である。
【図3】 カット紙の搬送状態を示す平面図である。
【図4】 カット紙のセンサによる検出波形を示す特性図である。
【図5】 センサの構造を示す側面図である。
【図6】 第1の実施の形態に係る制御フローチャートである。
【図7】 カット紙の搬送状態を示す平面図並びに検出波形図である。
【図8】 カット紙の搬送状態を示す平面図である。
【図9】 図8の条件における検出波形図である。
【図10】 カット紙の正常搬送状態を示す平面図並びに検出波形図である。
【図11】 カット紙の斜行搬送状態を示す平面図並びに検出波形図である。
【図12】 カット紙の斜行搬送状態を示す平面図並びに検出波形図である。
【図13】 第2の実施の形態に係る制御フローチャートである。
【図14】 第2の実施の形態の変形例に係る制御フローチャートである。
【図15】 センサの第1の変形例を示す側面図である。
【図16】 センサの第2の変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
128 カット紙
128A 綴じ穴
138 給紙装置
164 カット紙センサユニット
166 転写部

Claims (5)

  1. 所定の搬送路に沿って、予め周端から所定以上内側の位置にファイル等に綴じるための綴じ穴が設けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有無をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1のセンサで検出することによって、このカット紙の搬送異常を検知するカット紙搬送異常判別装置であって、
    前記カット紙の搬送による前記第1のセンサの検出軌跡上に、前記綴じ穴のカット紙搬送方向長さよりも大きいピッチで配設され、前記第1のセンサと同一の機能を持つ第2のセンサと、
    前記第1のセンサ及び第2のセンサの検出信号の論理和と比較対象とに基づいて、少なくともカット紙の斜行を判別する判別手段と、
    を有することを特徴としたカット紙搬送異常判別装置。
  2. 前記請求項1に記載のカット紙搬送異常判別装置が、前記所定の搬送路上を搬送するカット紙の種類情報を認識するカット紙種認識手段をさらに有し、
    前記判別手段が、前記論理和から得られたカット紙情報と、前記カット紙種認識手段で認識しているカット紙情報との比較によって、少なくとも斜行を判別する、ことを特徴とするカット紙搬送異常判別装置。
  3. 前記請求項1に記載のカット紙搬送異常判別装置が、n枚(nは正の整数)目のカット紙における前記論理和から得られたカット紙情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記判別手段が、前記記憶手段に記憶されたn枚目のカット紙情報と、n+1枚目に記憶されたカット紙情報との比較によって、少なくとも斜行を判別する、ことを特徴とするカット紙搬送異常判別装置。
  4. 前記記憶手段が、n枚のカット紙長の平均値又は標準偏差値を、カット紙の搬送毎に更新記憶する、ことを特徴とする請求項3記載のカット紙搬送異常判別装置。
  5. 所定の搬送路に沿って、予め周端から所定以上内側の位置にファイル等に綴じるための綴じ穴が設けられたカット紙を搬送する際に、前記カット紙の有無をカット紙の搬送経路上に対応して配設された第1のセンサで検出することによって、このカット紙の搬送異常を検知するカット紙搬送異常判別装置であって、
    前記カット紙の搬送による前記第1のセンサの検出軌跡上に、前記綴じ穴のカット紙搬送方向長さよりも大きいピッチで配設され、前記第1のセンサと同一の機能を持つ第2のセンサを有し、
    前記第1のセンサと第2のセンサの組み合わせが、前記カット紙の搬送方向に対して直交する方向に沿って2組以上設けられ、
    前記2組以上の第1のセンサ及び第2のセンサの検出信号のそれぞれの論理和を比較することによって、前記カット紙の斜行及び紙折れを判別する、
    ことを特徴としたカット搬送異常判別装置。
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