JPH06183601A - 用紙異常搬送検知装置 - Google Patents

用紙異常搬送検知装置

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JPH06183601A
JPH06183601A JP35507292A JP35507292A JPH06183601A JP H06183601 A JPH06183601 A JP H06183601A JP 35507292 A JP35507292 A JP 35507292A JP 35507292 A JP35507292 A JP 35507292A JP H06183601 A JPH06183601 A JP H06183601A
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JP35507292A
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English (en)
Inventor
Takuji Sakaguchi
卓二 坂口
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙部から搬送される用紙が、斜行して搬送
されて来る場合の他に、紙折れして来る場合をも検知す
ることが出来る用紙異常搬送検知装置を提供すること。 【構成】 用紙検出センサS1 ,S2 ,S3 を、用紙1
6の搬送方向に対して直角方向に一直線に、少なくとも
3個以上配置する。すると、用紙の先端で紙折れ16C
が発生した時には、全ての用紙検出センサの検出出力
(1),(2),(3)の立ち上がりが同時とはならな
い。どのように紙折れ16Cが生じたかにより、立ち上
がりの組み合わせパターンは異なる。実際に検出した組
み合わせパターンが、紙折れのいずれかの組み合わせパ
ターンとなっているかどうかを調べることにより、紙折
れが発生していることを検知することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタの給紙部から
搬送される用紙が、異常な状態で搬送されたことを検知
する用紙異常搬送検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に、プリンタ全体の概要構成を示
す。1はベルト感光体、2はレーザー光学機構部、3は
清掃・帯電機構部、4は定着部、5は現像部、6は転写
部、7は用紙搬送路、8はセンサ部、9はレジスト搬送
部、10はコントローラ、11,12は給紙部、13,
14は用紙排出部、15はパージ排出部である。
【0003】印刷のための用紙は、給紙部11,12か
ら給紙され、用紙搬送路7に沿って搬送され、転写部6
で印字画像が転写された後、用紙排出部13,14に排
出される。高速のプリンタでは、1回の印刷作業で大量
の用紙を使うので、給紙部および用紙排出部が複数個
(図3では2個)設けられている。
【0004】最初、一方の給紙部11から給紙され、そ
この用紙がなくなれば、直ちにもう1つの給紙部12の
方から給紙される。給紙部11には、新しい用紙を補給
する。このようにすれば、印刷を中断することなく、大
量の用紙に印刷することが出来る。用紙排出部13,1
4についても、同様の理由で複数個設けられている。
【0005】印字画像は、次のようにして形成される。
まず、レーザー光学機構部2には、図示しない印字画像
信号が、ホストコンピュータ等から供給される。この信
号に基づき、レーザー光学機構部2からベルト感光体1
上に、点線矢印のようにレーザー光を照射して、潜像を
形成する。ベルト感光体1は実線矢印の方向に回転して
行き、潜像は現像部5で現像される。
【0006】印字画像は、転写部6で、搬送されて来た
用紙に転写される。ベルト感光体1は清掃・帯電機構部
3で、クリーニング等がなされ、次の印字画像を形成す
るための準備がなされる。一方、用紙に転写された印字
画像は、定着部4で定着される。定着部4は、熱ローラ
等で構成されている。
【0007】レジスト搬送部9は、ベルト感光体1上の
印字画像と、用紙搬送路7を搬送される用紙とが、転写
部6のところで丁度一致するように(レジストレーショ
ンが合うように)、搬送のタイミングを合わせるための
ものである。
【0008】高速プリンタでは、給紙を高速に行わなけ
ればならないが、そうすると、時として用紙が正常な状
態で送られない場合が生ずる。例えば、用紙が斜めに傾
いたまま送られて来ることがある(これを「斜行」とい
う)。この場合には、印字画像は用紙に対して斜めに印
刷されたり、用紙からはみ出したりしてしまう。そこ
で、用紙異常搬送検知装置によって、搬送されて来る用
紙が斜行であるかどうかを調べている。
【0009】センサ部8は、用紙異常搬送検知装置の一
部を成しており、ここには用紙検出センサが設けられて
いる。搬送されて来た用紙が、正常状態ではないと検知
されると、その用紙はパージ排出部15に排出される。
前記した各動作の制御は、コントローラ10によって行
われる。
【0010】図6は、従来の用紙異常搬送検知装置を具
備するプリンタのブロック構成図である。図6におい
て、17はプリンタ主制御部、18は光学系制御部、1
9はゼログラフィック制御部、20は給紙部、21は搬
送制御部、22は斜行検知部、23は排出部、24はバ
ス、Aは用紙異常搬送検知装置、S1 ,S3 は用紙検出
センサである。
【0011】光学系制御部18は、図3のレーザー光学
機構部2に相当し、ゼログラフィック制御部19は、清
掃・帯電機構部3,現像部5,転写部6および定着部4
等を包含したものに相当している。用紙異常搬送検知装
置Aは、用紙検出センサS1,S2 と斜行検知部22と
を含んでいる。
【0012】印字画像データは、ホストコンピュータか
らの信号あるいは磁気テープ等に記録されたデータの形
で、プリンタ主制御部17に入力される。給紙部20か
ら給紙された用紙は、搬送制御部21によって搬送され
る。斜行検知部22により斜行が検知された時には、プ
リンタ主制御部17からの指令により、用紙搬送路7に
ある用紙は、印字画像の転写が既に終了している用紙を
除き、パージ排出部15(図3参照)に排出される。
【0013】図7に、斜行検知部22の構成を示す。図
7において、25はクロック発生器、26はカウンタ、
27は比較器、28はカウンタ制御部、29は基準値部
である。カウンタ26は、クロック発生器25からのク
ロックをカウントするが、カウントの開始および停止
は、カウンタ制御部28によって行われる。カウントさ
れた値(この値は斜行の度合いを表している。詳しく
は、図8で説明する)は、基準値部29の基準値と比較
器27にて比較され、それより大である時、斜行と判定
される。なお、カウンタ制御部28は、用紙検出センサ
1 ,S2 からの信号に基づいて、カウンタ26の制御
を行う。
【0014】図8は、従来の用紙異常搬送検知装置を成
す斜行検知部22の動作を説明する図である。16は用
紙、S1 ,S2 は用紙検出センサである。用紙16は、
太矢印の方向に進行するものとする。図8(イ)は正常
な姿勢で進行して来る場合であり、図8(ロ)は斜行し
て来る場合である。図8(イ),(ロ)において、
(1)の波形は用紙検出センサS1 の検出出力を示し、
(2)の波形は用紙検出センサS2 の検出出力を示して
いる。
【0015】図8(イ)の正常進行の場合、用紙16の
先端は、ほぼ同時に用紙検出センサS1 ,S2 の位置を
通過するので、用紙検出センサS1 ,S2 の検出出力
は、ほぼ同時に立ち上がる。図8(ロ)の斜行の場合に
は、2つの用紙検出センサの内、用紙16が先に到達す
る方の用紙検出センサS2 の検出出力が先に立ち上が
り、しばらくして他方の用紙検出センサS1 の検出出力
が立ち上がる。
【0016】そこで、これらの検出出力を図7のカウン
タ制御部28に入力し、先の検出出力が入った時カウン
タ26のカウントを開始させ、後の検出出力が入った時
停止させる。すると、その間にカウントされた値は、用
紙16の先端が用紙検出センサS1 ,S2 を通過する時
間差を表すことになる。その値が大であるほど、斜行の
度合いは大である。基準値部29に設定されている基準
値より大の時、印刷に適しない程に斜行していると判断
する。
【0017】なお、用紙異常搬送検知装置に関する従来
の文献としては、例えば特開平2−18072 号公報,特開
平2−127347号公報,特開平4−148757号公報等があ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)しかしながら、前記した従来の用紙異常搬送
検知装置では、用紙の先端が折れた状態で斜行して来る
場合には、誤って正常と判定されてしまうことがあると
いう問題点があった。
【0019】(問題点の説明)図9は、従来の用紙異常
搬送検知装置の問題点を説明する図である。符号は図8
のものに対応し、16Cは紙折れ部である。角が折れた
用紙16が斜行して来た場合、図示するように、用紙1
6の先端が、用紙検出センサS1 ,S2 をほぼ同時に通
過することがある。この場合の用紙検出センサS1 ,S
2 の検出出力は、図9の(1),(2)に示すように、
ほぼ同時に立ち上がる。
【0020】それゆえ、検出出力を見る限り、正常な姿
勢で進行して来た図8(イ)の場合と同様となり、用紙
が異常搬送されて来たとは判定されないままとなる。本
発明は、このような問題点を解決することを課題とする
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の用紙異常搬送検知装置では、給紙部から搬
送されて来る用紙の搬送方向に対して直角方向に一直線
に少なくとも3個以上配置された用紙検出センサと、該
用紙検出センサの内の両端の用紙検出センサの検出出力
が入力され、用紙の先端が到達した時間差を求めること
により、用紙の斜行を検知する斜行検知部と、前記用紙
検出センサの全ての検出出力が入力され、検出出力の立
ち上がりの組み合わせパターンが予め設定してある紙折
れ時の組み合わせパターンと一致するかを調べることに
より紙折れを検知する紙折れ検知部とを具えることとし
た。
【0022】
【作 用】前記したように、用紙検出センサを、用紙
の搬送方向に対して直角方向に一直線に、少なくとも3
個以上配置する。すると、用紙の先端で紙折れが発生し
た時には、全ての用紙検出センサの検出出力の立ち上が
りが同時とはならない。どの部分に紙折れが生じたかに
より、立ち上がりの組み合わせパターンは異なる。実際
に検出した組み合わせパターンが、紙折れのいずれかの
組み合わせパターンとなっているかどうかを調べること
により、紙折れを検知する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明の用紙異常搬送検知装置を
具備するプリンタのブロック構成図である。符号は図6
のものに対応し、30は紙折れ検知部、S3 は用紙検出
センサである。図6に対応する部分は、同様の動作をす
るので、その説明は省略する。
【0024】構成上、従来の用紙異常搬送検知装置と異
なる点は、用紙検出センサS1 ,S2 の他に、もう一つ
用紙検出センサS3 を設けた点と、紙折れ検知部30を
設けた点である。従って、用紙異常搬送検知装置Aは、
斜行検知部22と紙折れ検知部30とを含むことにな
る。
【0025】用紙検出センサS3 は、用紙検出センサS
1 ,S2 の中間に設ける。そして、全ての用紙検出セン
サは、用紙の搬送方向に対して直角に一直線となるよう
配置する。両端に配置する用紙検出センサS1 ,S2
検出出力は、従来と同様、斜行検知部22に送られ、斜
行検知に用いられる。そして、全ての用紙検出センサS
1 ,S2 ,S3 の検出出力は、紙折れ検知部30に送ら
れる。紙折れ検知部30の具体的構成は、図4に示す。
それについての説明は、後で行う。
【0026】図1は、本発明の用紙異常搬送検知装置に
よる紙折れ検知のしくみを説明する図である。符号は図
9のものに対応し、(3)の波形は、用紙検出センサS
3 の検出出力を表している。図1(イ)は、全体として
は正常な姿勢で進行して来るが、進行方向左側の角に紙
折れ部16Cが生じている場合である。この場合には、
紙折れ部16Cが通過しない用紙検出センサS1 ,S3
の検出出力(1),(3)は、ほぼ同時に立ち上がり、
紙折れ部16Cが通過する用紙検出センサS2の検出出
力(2)は、それより遅れて立ち上がる。
【0027】図1(ロ)は、全体としては正常な姿勢で
進行して来るが、進行方向右側の角に紙折れ部16Cが
生じている場合である。この場合には、紙折れ部16C
が通過しない用紙検出センサS2 ,S3 の検出出力
(2),(3)は、ほぼ同時に立ち上がり、紙折れ部1
6Cが通過する用紙検出センサS1 の検出出力(1)
は、それより遅れて立ち上がる。
【0028】なお、図1(イ),(ロ)のように、全体
の姿勢は正常で、角に紙折れ部16Cが生じている場合
は、紙折れ部16Cが用紙検出センサS1 ,S2 のいず
れかを通過する限り、斜行として従来の用紙異常搬送検
知装置でも検知出来た。
【0029】図1(ハ)は、全体としては斜行で進行し
てくるが、紙折れ部16Cが生じているため、両端の用
紙検出センサS1 ,S2 を同時に用紙16が通過するよ
うな場合である(従来は、これが異常搬送として検知で
きなかった)。このような場合には、両端の用紙検出セ
ンサS1 ,S2 の中間にある用紙の先端は、用紙検出セ
ンサS1 ,S2 を結ぶ直線よりも、必ず前方に突き出し
ている。そのため、用紙検出センサS3 の検出出力は、
図1(ハ)の(3)の波形に示すように、用紙検出セン
サS1 ,S2 のそれらよりも先に立ち上がる。なお、用
紙検出センサS3 を通って進行方向に引いた実線は、最
初に用紙検出センサS3 に到達する点Bの位置を説明す
るために引かれている。
【0030】紙折れ検知部30は、用紙検出センサ
1 ,S2 ,S3 からの検出出力の組み合わせパターン
を調べて、紙折れしているか否かを検知する。即ち、用
紙16の先頭が各用紙検出センサの位置を通過する時、
3つの検出出力の組み合わせパターンが、図1(イ),
(ロ),(ハ)の(1)〜(3)の組み合わせパターン
であった時には、紙折れありと判断する。
【0031】図4は、紙折れ検知部30の具体的構成を
示す図である。図4において、40,41はDフリップ
フロップ部、43〜46はNORゲート、47〜51は
NOTゲート、52はORゲート、53はANDゲート
である。Dフリップフロップ部40,41は、それぞれ
内部に3つのDフリップフロップを含んでいる。Dフリ
ップフロップ部40には、用紙検出センサS1 ,S2
3 の検出出力と、同期を取るためのクロックとが入力
される。
【0032】Dフリップフロップ部40にてクロックに
同期させられた検出出力を、P1 ,P2 ,P3 とする
と、これらは、NOTゲート47〜51等を経て、NO
Rゲート44〜46に入力される。NORゲートが3つ
設けられているのは、図1の(イ),(ロ),(ハ)の
3つの場合を区別できるようにするためである。
【0033】各NORゲートは、その3つの入力のう
ち、NOTゲートを経由して入る入力が先に立ち上が
り、経由せずに入る入力が後で立ち上がるという組み合
わせパターンの検知を担当していると考えてよい。その
パターンの時、該NORゲートから1の出力が出る。
【0034】例えば、NORゲート44は、上2つの入
力にNOTゲートが付いているから、これらを通って来
る入力(S1 ,S3 に対応するP1 ,P3 )が先に立ち
上がり、もう1つの入力(S2 に対応するP2 )が後で
立ち上がるという組み合わせパターン(図1(イ)のパ
ターン)の時に、NORゲート44から1の出力が出
る。
【0035】ORゲート52は、図1の3つの場合の何
れであっても、紙折れという信号を出すために設けられ
ている。
【0036】Dフリップフロップ部41は、Dフリップ
フロップ部40の出力とクロックが入力される。Dフリ
ップフロップ部41は、単にP1 ,P2 ,P3 より1ク
ロック分だけ時間を遅らせた出力を得るために設けられ
ている。Dフリップフロップ部41の3つの出力を
1 ,Q2 ,Q3 とすると、これらは、NORゲート4
3に入力される。
【0037】従って、NORゲート43の出力Rは、用
紙16の先頭が用紙検出センサのどれかに到達した時点
から、約1クロック(正確に言えば、1クロック以上2
クロック以内)の時間が経過した時点で0(ロー)とな
り、それまでは1(ハイ)である。つまり、NORゲー
ト43は、用紙16の先頭が来てから、約1クロック分
の時間が経過したことを知らせる。これは、用紙の先頭
付近が、用紙検出センサを通過したことを意味してい
る。
【0038】ANDゲート53は、NORゲート43の
出力RとORゲート52の出力Tとが入力されるから、
その出力Xが1となった時は、用紙16の先頭が用紙検
出センサに到達してから約1クロック経過するまで(R
=0となるまで。つまり1を保っている間)に、図1
(イ),(ロ),(ハ)のいずれかの組み合わせパター
ンが検出された(T=1)ということを意味する。つま
り、T=1となったということは、用紙16の先頭部分
が、図1の何れかのように紙折れしているということで
ある。
【0039】図5は、紙折れの1例を検知する際の紙折
れ検知部のタイムチャートである。符号は図1のものに
対応している。ここでは、図5(イ)に示すような紙折
れ(図1(ロ)と同じ)を例にとり、その時の検知動作
のタイムチャートを、図5(ロ)に示す。
【0040】(1)のクロックは、図4でDフリップフ
ロップ部40,41に入力するクロックである。図5
(イ)のような紙折れの場合、用紙検出センサS1 ,S
2 ,S3 の検出出力は、(2),(3),(4)の波形
となる。紙折れ部16Cが通過する用紙検出センサS1
の検出出力だけが、少し遅れて立ち上がる。それらは、
Dフリップフロップ部40でクロックに同期され、その
出力P1 ,P2 ,P3 は、(5),(6),(7)の波
形となる。Dフリップフロップ部41の出力Q1
2 ,Q3 は、それより1クロック遅らされ、(8),
(9),(10)の波形となる。
【0041】NORゲート43の出力Rは、Q1
2 ,Q3 の内でQ2 ,Q3 が最初に1に立ち上がる
が、その時点で、(11)の波形に示すように0とな
る。ORゲート52の出力Tは、もし、図1のいずれか
の紙折れが生じていれば1となるが、用紙16が進行し
て全ての用紙検出センサに到達してしまうと0になる
((12)の波形)。なぜなら、全ての用紙検出センサ
の検出出力が1に立ち上がってしまうと、NORゲート
44〜46の出力は0となるからである。
【0042】なお、上例では、設置する用紙検出センサ
の数は3個としているが、3個以上としても構わない。
ただ、その場合には、個数に応じて図4のNORゲート
の数を増やす等の措置を取ってやる必要がある。
【0043】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の用紙異常搬送
検知装置では、従来と同様の斜行検知部の他に、用紙の
搬送方向に対して直角方向に一直線に、少なくとも3個
以上の用紙検出センサを配置し、それらからの検出出力
の立ち上がりの組み合わせパターンを調べる紙折れ検知
部を設けたので、斜行の他に紙折れも検知することが出
来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の用紙異常搬送検知装置による紙折れ
検知のしくみを説明する図
【図2】 本発明の用紙異常搬送検知装置を具備するプ
リンタのブロック構成図
【図3】 プリンタ全体の概要構成を示す図
【図4】 紙折れ検知部の具体的構成を示す図
【図5】 紙折れの1例を検知する際の紙折れ検知部の
タイムチャート
【図6】 従来の用紙異常搬送検知装置を具備するプリ
ンタのブロック構成図
【図7】 斜行検知部の構成を示す図
【図8】 斜行検知部による斜行検知のしくみを説明す
る図
【図9】 従来の用紙異常搬送検知装置の問題点を説明
する図
【符号の説明】
1…ベルト感光体、2…レーザー光学機構部、3…清掃
・帯電機構部、4…定着部、5…現像部、6…転写部、
7…用紙搬送路、8…センサ部、9…レジスト搬送部、
10…コントローラ、11,12…給紙部、13,14
…用紙排出部、15…パージ排出部、16…用紙、16
C…紙折れ部、17…プリンタ主制御部、18…光学系
制御部、19…ゼログラフィック制御部、20…給紙
部、21…搬送制御部、22…斜行検知部、23…排出
部、24…バス、25…クロック発生器、26…カウン
タ、27…比較器、28…カウンタ制御部、29…基準
値部、30…紙折れ検知部、40,41…Dフリップフ
ロップ部、43〜46…NORゲート、47〜51…N
OTゲート、52…ORゲート、53…ANDゲート、
A…用紙異常搬送検知装置、S1 ,S2 ,S3 …用紙検
出センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙部から搬送されて来る用紙の搬送方
    向に対して直角方向に一直線に少なくとも3個以上配置
    された用紙検出センサと、該用紙検出センサの内の両端
    の用紙検出センサの検出出力が入力され、用紙の先端が
    到達した時間差を求めることにより、用紙の斜行を検知
    する斜行検知部と、前記用紙検出センサの全ての検出出
    力が入力され、検出出力の立ち上がりの組み合わせパタ
    ーンが予め設定してある紙折れ時の組み合わせパターン
    と一致するかを調べることにより紙折れを検知する紙折
    れ検知部とを具えたことを特徴とする用紙異常搬送検知
    装置。
JP35507292A 1992-12-17 1992-12-17 用紙異常搬送検知装置 Pending JPH06183601A (ja)

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