JP2530891B2 - 紙づまり検知装置 - Google Patents

紙づまり検知装置

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JP2530891B2 JP63189336A JP18933688A JP2530891B2 JP 2530891 B2 JP2530891 B2 JP 2530891B2 JP 63189336 A JP63189336 A JP 63189336A JP 18933688 A JP18933688 A JP 18933688A JP 2530891 B2 JP2530891 B2 JP 2530891B2
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等に用い
られるシート搬送装置における紙づまり検知装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、複写機Mは、第3図に示すように、感光ドラム
51等からなる画像形成部を有すると共に、多数のシート
Pを収容する給紙部55から排紙トレイ61にかけてシート
Pを搬送するシート搬送装置Aを備えている。そして、
上記感光ドラム51にはレーザ及びポリゴンミラー等で構
成された光学ユニット52から出射されるレーザ光53がミ
ラー54を介して照射されて、感光ドラム51上に潜像が形
成される。一方、給紙部55に収容されたシートは給紙ロ
ーラ56により1枚ごとに分離されて搬送ローラ対57に給
紙され、搬送ローラ対57により感光ドラム51と転写帯電
器59との間に搬送される。また、上述の感光ドラム51上
に形成された潜像が現像ユニット(図示せず)で可視像
となり、搬送されてきたシートP上に転写帯電器59によ
り転写される。そして、画像を転写されたシートPは定
着ローラ対60によって定着され、排紙トレイ61に排紙さ
れる。
一方、上記シート搬送装置Aにおける搬送ローラ対57
と転写帯電器59との間には第1のセンサS1が配置されて
おり、また定着ローラ対60と排紙トレイ61との間には第
2のセンサS2が配置されていて、これら第1及び第2の
センサS1,S2のそれぞれのシート有無の検知に基づい
て、シートPの紙づまり検知が行われるようになってい
る。
すなわち、第4図に示すように給紙ローラ56の駆動が
開始される際に、制御ユニット(図示せず)から給紙ロ
ーラ56の駆動信号が出力されるが、該駆動信号出力の時
から、シートの先端が第1のセンサS1に到達した時まで
の時間及び第2のセンサS2に到達した時までの時間、更
にシートの後端が第2のセンサS2に到達した時までの時
間を検出して、予め設定された各々の予測時間T21,T22,
T23と比較して、上記の検出値とのずれt21,t22,t23の値
が許容範囲以内であるか否かを判別して、その範囲外で
あった場合には、紙づまりが発生したものとして出力す
る。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、上述した紙づまり検知では、シートの搬送
速度のばらつきや、センサS1,S2の構成により、シート
の到達時間にばらつきを生じるため、予測時間T21,T22,
T23はある程度広い許容範囲t21,t22,t23が必要となり、
これらの許容範囲の存在のために紙づまりの判定が、実
際の紙づまりの発生時よりも遅くなることがあり、シー
トを搬送する機構やシート搬送路の近傍の部材を破損し
てしまうという問題が生じる。
また、上述の複写機Mのような装置では、給紙部55で
セットしたシートのサイズを検出して、上記T23に相当
する設定時間を、サイズが異なる毎に変更しなければな
らないが、手差し用のトレイの場合等、給紙部でのシー
トのサイズが検知できない装置においては、仕様上シー
ト搬送方向の長さが最長のサイズに相当する時間量にT
23を設定しなければならず、上述許容範囲が更に広くな
り、上述した問題点はより顕著になる。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするも
のであって、例えば第1図ないし第3図を参照して示す
と、シート(P)の搬送方向上流側と下流側とにそれぞ
れシートの有無を検知するシート検知手段(S1,S2)を
備えてなるシート搬送装置(A)において、シート
(P)の搬送方向上流側に位置するシート検知手段
(S1)が搬送するシート(P)の先端を検知してから下
流側に位置するシート検知手段(S2)が該シート(P)
の先端を検知するまでの時間(T2)を計数する第1の計
数手段(20)と、シート(P)の搬送方向上流側に位置
するシート検知手段(S1)が搬送するシート(P)の後
端を検知してから下流側に位置するシート検知手段
(S2)が該シート(P)の後端を検知するまでの時間
(T3)を計数する第2の計数手段(21)と、第1及び第
2の計数手段(20,21)の計数した計数値に基づいて前
記シート(P)の紙づまりを判別する判別手段(34,3
5)と、を備えたことを特徴とするものである。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、シート(P)が搬送される際に、
上流側に位置するシート検知手段(S1)によって該シー
ト(P)の先端及び後端が検知され、また下流側に位置
するシート検知手段(S2)によって該シート(P)の先
端及び後端が検知される。そして、これらシート検知手
段(S1,S2)から第1及び第2の計数手段(20,21)にそ
れぞれ信号が送られ、第1の計数手段(20)によって該
シート(P)の先端が上流側に位置するシート検知手段
(S1)に到達してから下流側に位置するシート検知手段
(S2)に到達するまでの時間(T2)が計数され、また第
2の計数手段(21)によって該シート(P)の後端が上
流側に位置するシート検知手段(S1)を通過してから下
流側に位置するシート検知手段(S2)を通過するまでの
時間(T3)が計数される。そして、シート(P)が紙づ
まりを生じると、判別手段(34,35)が第1及び第2の
計数手段によって計数された計数値に基づき、例えば第
1及び第2の計数手段(20,21)の計数値のいずれかが
所定値以上であることにより、シート(P)の紙づまり
を直ちに判別する。
なお、上記符号は参照のために示すものであって、何
ら構成を限定するものではない。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
本実施例に係るシート搬送装置は、上述第3図に示し
た従来の複写機Mにおけるシート搬送装置Aと同一であ
り、詳細な説明は省略するが、シートPの流れの順に、
給紙ローラ56の後に搬送ローラ対57と、その直後に配置
された第1のセンサ6と、定着ローラ対60の直後に配置
された第2のセンサ7とが設けられている。
これらの給紙ローラ56等への作動信号、第1のセンサ
S1のシート有無信号および第2のセンサS2のシート有無
信号によりシートの紙づまりを検出する構成を示すと、
第1図に詳示するように、制御ユニット1を有してお
り、該制御ユニット1は、装置の種々の作動を制御する
マイクロプロセッサ、制御プログラムを格納したROM、
データ等を記憶するRAMおよびゲート素子等で構成され
ている。
該制御ユニット1からは、給紙ローラ56を駆動する為
のクラッチ4を制御する制御信号5が出力され、バッフ
ァ2、ドライブ用トランジスタ3によって、クラッチ4
の駆動を制御する。
また、シートの有無を検知する第1のセンサS1と第2
のセンサS2とからは、シート有無検知信号8,9が出力さ
れ、これらの信号は各々フリップフロップ11,12,13によ
り接続されていて、各フリップフロップ11,12,13は、S
・Rの入力端の入力信号の立上がりで各出力端Q1,Q2,Q3
の出力をセットおよびリセットしている。フリップフロ
ップ13の入力端に接続するインバータ14,15は、シート
有無信号8,9の立下がりでフリップフロップ13を動作さ
せるためのものである。
ここで、上述のフリップフロップ11,12,13の作動を、
第2図のタイミングチャートに示すと、フリップフロッ
プ(FF1)11の出力信号16は、給紙ローラ56の駆動信号
5の立上がりで“1"を出力して、T1時間後の第1のセン
サS1のシート有無信号8の立上がり“0"となり、フリッ
プフロップ(FF2)12の出力信号17は、第1のセンサS1
のシート有無信号8の立上がりで“1"を出力して、T2
間後の第2のセンサS2のシート有無信号9の立上がりで
“0"となり、フリップフロップ(FF3)13の出力信号18
は、第1のセンサS1のシート有無信号8の立下がりで
“1"を出力し、T3時間後の第2のセンサ7のシート有無
信号9の立下がりで“0"となる。
ところで上記各フリップフロップ11,12,13の出力端
Q1,Q2,Q3の出力信号16,17,18は、各々の10ビットカウン
タ19,20,21の入力端Eに接続されており、これらのカウ
ンタ19,20,21には、出力信号16,17,18の他に、発振器22
から出力されるクロックパルス23が入力端CKに入力さ
れ、上述のフリップフロップの出力信号16,17,18が“1"
の時に該クロックパルス23をカウントし、更にカウンタ
19,20,21にはリセット入力端Rがあり、これにはクラッ
チ制御信号5をコンデンサ24と抵抗25で微分した波形
(クラッチ4の駆動開始時のパルス)が入力される。
そして、比較器33,34,35に、上記カウンタ19,20,21の
出力信号27,28,29が入力され(入力M)、また制御ユニ
ット1に予め記憶された給紙部55に収容されたシートP
の先端から第1のセンサS1までの距離および第1のセン
サ6から第2のセンサ7までの距離に相当する各データ
信号30,31,33が入力されて(入力N)、各比較器33,34,
35はそれぞれ入力Mと入力Nを比較し、M>Nが成立し
た時にのみ、その出力信号36,37,38を“1"に出力する。
具体的には、比較器33は給紙スタートから第1のセン
サS1にシート先端が達するまでの時間Mが所定量Nより
も大きい時(M>N)に出力信号36を“1"に出力し、比
較器34は第1のセンサS1にシート先端が達してから第2
のセンサS2にシート先端が達するまでの時間Mが所定量
Nよりも大きい時(M>N)に出力信号37を“1"に出力
し、比較器35は第1のセンサS1にシート後端が達してか
ら第2のセンサS2にシート後端が達するまでの時間Mが
所定量Nよりも大きい時(M>N)に出力信号38を“1"
に出力する。そして、各比較器33,34,35の各出力信号3
6,37,38がオア回路39へ入力されて、これら出力信号36,
37,38のいずれかが“1"の場合に、オア回路39がシート
Pの紙づまりを示す“1"の出力信号40を出力する。
次に、他の実施例について説明する。
本実施例に係る複写機のシート搬送装置A′は、上述
実施例の第3図に示すシート搬送装置Aと符号の意味す
るところとは同じであるが、第3図に示す装置Aより
は、給紙ローラ56から第1のセンサS1までの距離、およ
び第1のセンサS1から第2のセンサS2までの距離L1が短
く、かつ該距離L1は使用するシートの長さL0よりも短く
(L0>L1)設定されている。
上述したような構成においては、搬送経路が短い為
に、給紙ローラ56の駆動開始から第1のセンサS1までの
搬送時間は紙づまり判定に使用しなくてもよい。そし
て、シートの先端が第1のセンサS1から第2のセンサS2
へ到達するまでの時間T12(先の実施例における第2図
のT2に相当する)と、シートの後端が第1のセンサS1
通過してから第2のセンサS2を通過するまでの時間T13
(先の実施例における第2図のT3に相当する)との関係
は、シートの搬送速度をvmm/sとすると、 T12≒T13≒L1/vとなる。
したがって、T12≒T13を常に検出して、両者の値が大
きくくずれた場合に紙づまりを検出する。
本実施例においては、先の実施例と異なり、T1,T2,T3
の値に対する紙づまり判定をする必要がなく、T12とT13
だけ比較すればよく、また、シートの長さL0および2つ
のセンサ間の距離L1が規定されていなくても的確に紙づ
まりを検出できる。
なお、上述した両実施例は、種々のフリップフロップ
回路、カウンタ回路、比較器をもちいたが、同様の作用
をするものであれば、例えばマイクロコンピュータ等を
用いて制御プログラムをその内部に構成したものであっ
てもよい。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、シートの先端
を上流側のシート検知手段が検知してから下流側のシー
ト検知手段が検知するまでの時間を計数する第1の計数
手段と、シートの後端を上流側のシート検知手段が検知
してから下流側のシート検知手段が検知するまでの時間
を計数する第2の計数手段と、第1及び第2の計数手段
の計数した計数値に基づいてシートの紙づまりを判別す
る判別手段とを備えたので、シートの紙づまりを直ちに
判別することができ、シート搬送機器や近傍の部材の破
損を防止できる。また、シートのサイズの検出手段がな
い装置においても、速くて正確に紙づまりを判断でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るブロック図、第2図は第
1図の動作タイミングを示すタイミングチャート、第3
図は本発明および従来例の複写機の概略を示す図、第4
図は従来の動作タイミングを示すタイミングチャート、
第5図は本発明の他の実施例に係る複写機の概略を示す
図である。 20……第1の計数手段(カウンタ)、21……第2の計数
手段(カウンタ)、34,35……判別手段(比較器)、A
……シート搬送装置、P……シート、S1……シートの搬
送方向上流側に位置するシート検知手段(第1のセン
サ)、S2……下流側に位置するシート検知手段(第2の
センサ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 倉持 喜美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートの搬送方向上流側と下流側とにそれ
    ぞれシートの有無を検知するシート検知手段を備えてな
    るシート搬送装置において、 前記シートの搬送方向上流側に位置するシート検知手段
    が搬送するシートの先端を検知してから下流側に位置す
    るシート検知手段が該シートの先端を検知するまでの時
    間を計数する第1の計数手段と、 前記シートの搬送方向上流側に位置するシート検知手段
    が搬送するシートの後端を検知してから下流側に位置す
    るシート検知手段が該シートの後端を検知するまでの時
    間を計数する第2の計数手段と、 前記第1及び第2の計数手段の計数した計数値に基づい
    て前記シートの紙づまりを判別する判別手段と、 を備えたことを特徴とする紙づまり検知装置。
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