JP2000255572A - 物品運搬保管装置 - Google Patents

物品運搬保管装置

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JP2000255572A
JP2000255572A JP11059508A JP5950899A JP2000255572A JP 2000255572 A JP2000255572 A JP 2000255572A JP 11059508 A JP11059508 A JP 11059508A JP 5950899 A JP5950899 A JP 5950899A JP 2000255572 A JP2000255572 A JP 2000255572A
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JP11059508A
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Tomoaki Arai
智昭 荒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to NL1013100A priority patent/NL1013100C2/nl
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Priority to FR9912204A priority patent/FR2790448B1/fr
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を載せるパレットと、このパレットの四
隅に立設される4本の支柱とを有する物品運搬保管装置
において、いずれのサイズの物品も、それに適した大き
さのパレット上に載置して運搬できるようにする。 【解決手段】 物品1を載置するパレット2の四隅に着
脱可能に取付けられる支柱6の間の間隔を、自由に変え
ることができるようにし、パレット2上の物品1を覆う
カバー31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品、その部
品、建築材料、家具又はその他の各種物品を運搬し、又
はこれを保管するために用いられる物品運搬保管装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の物品運搬保管装置としては、物
品を載置するパレットと、このパレットの四隅にその物
品載置面に対して垂直に立上った状態で取付けられた4
本の支柱と、互いに隣り合う支柱間同士を固定連結する
連結部材とによって構成された装置が広く用いられてい
る。かかる物品運搬保管装置によって物品を運搬するに
は、4本の支柱の内側の空間に物品を収容してこれをパ
レット上に載置し、その物品を物品運搬保管装置ごと運
搬する。また、物品運搬保管装置に収容した物品を倉庫
などに保管するときは、複数の物品運搬保管装置を上下
に積み重ねておくことができ、倉庫内のスペースを有効
に活用することができる。
【0003】ところが、この種の物品運搬保管装置によ
って運搬し、又は保管すべき物品は、大サイズのものか
ら小サイズのものまであるのに対し、上述した従来の物
品運搬保管装置は、物品を収容する空間の容積が一定し
ている。このため、或る特定の大きさの物品運搬保管装
置によって、これに見合ったサイズの物品については、
これを運搬し又は保管することができるが、その物品運
搬保管装置の物品収容空間よりも大サイズの物品につい
ては、これを運搬したり保管することができない。また
物品収容空間よりも極端に小さな物品をその物品運搬保
管装置によって運搬し、又は保管したとすれば、その運
搬効率が低下し、しかも倉庫内のスペースを無駄に使う
ことになり好ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
の欠点を除去すべくなされたものであって、その目的と
するところは、物品を効率よく運搬し、又はこれを保管
しておくことのできる物品運搬保管装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、物品が載置されるパレットと、該パレット
上に載置された物品を取り囲むように該パレットに着脱
可能に取付けられる複数の支柱と、互いに隣り合う2本
の支柱間の間隔を調整可能に、当該2本の支柱同士をそ
れぞれ連結する連結手段と、前記物品に関する情報が表
示されていて、当該物品の少なくとも一部を覆うカバー
とを具備する物品運搬保管装置を提案する(請求項
1)。
【0006】また、本発明は、上記目的を達成するた
め、物品が載置されるパレットと、該パレットの四隅に
当該パレットの物品載置面に対してほぼ垂直に立上った
状態で、かつ着脱可能に取付けられる4本の支柱と、前
記パレットの各辺において互いに隣り合って取付けられ
る2本の支柱間の間隔を調整可能に当該2本の支柱をそ
れぞれ連結する連結手段と、前記物品に関する情報が表
示されていて、当該物品の少なくとも一部を覆うカバー
とを具備する物品運搬保管装置を提案する(請求項
2)。
【0007】その際、上記請求項1又は2に記載の物品
運搬保管装置において、前記連結手段は、パレットの各
辺に互いに隣り合って取付けられる2本の支柱間の間隔
が同じ割合で変化するように、当該間隔を互いに連動し
て調整するように構成されていると有利である(請求項
3)。
【0008】また、上記請求項1又は2に記載の物品運
搬保管装置において、前記連結手段は、パレットの一辺
と、これに対向する一辺のそれぞれに互いに隣り合って
取付けられる2本の支柱間の間隔が同じ割合で変化する
ように、当該間隔を互いに連動して調整し、かつパレッ
トの互いに対向する他の2辺のそれぞれに互いに隣り合
って取付けられる2本の支柱間の間隔が同じ割合で変化
するように、当該間隔を互いに連動して調整するように
構成されていると有利である(請求項4)。
【0009】また、上記請求項1乃至4のいずれかに記
載の物品運搬保管装置において、パレットに着脱可能に
取付けられる支柱と、互いに隣り合う2本の支柱同士を
それぞれ連結する前記連結手段が、該支柱をパレットか
ら外した状態で折り畳み自在な支柱ユニットを構成して
いると有利である(請求項5)。
【0010】さらに、本発明は、上記目的を達成するた
め、物品が載置されるパレットと、該物品に関する情報
が表示されていて、当該物品の少なくとも一部を覆うカ
バーと、前記パレットの四隅に、当該パレットの物品載
置面に対してほぼ垂直に立上った状態で、かつ着脱可能
に取付けられる4本の支柱と、各支柱にそれぞれその長
手方向に沿って取付けられた第1及び第2の継手と、前
記パレットの各辺において互いに隣り合って取付けられ
る2本の支柱をそれぞれ互いに連結する第1及び第2の
連結部材とを具備し、前記4本の支柱が前記パレットに
取付けられた状態で、前記第2の継手は第1の継手より
も下方に位置し、前記4本の支柱が前記パレットに取付
けられた状態で、前記第1及び第2の連結部材は、それ
ぞれ互いにクロスして位置すると共に、各第1の連結部
材は、その長手方向一端側が、前記パレットの各辺にお
いて互いに隣り合った2本の支柱のうちの一方の支柱に
取付けられた第1の継手に回動可能に連結され、かつそ
の長手方向他端側が、互いに隣り合った2本の支柱のう
ちの他方の支柱に取付けられた第2の継手に回動可能に
連結され、各第2の連結部材は、その長手方向一端側
が、前記他方の支柱に取付けられた第1の継手に回動可
能に連結され、かつその長手方向他端側が、前記一方の
支柱に取付られた第2の継手に回動可能に連結され、前
記第1及び第2の継手の少なくとも一方が、これらの取
付けられた各支柱に対して、その長手方向に移動可能に
組付けられていることを特徴とする物品運搬保管装置を
提案する(請求項6)。
【0011】同じく、本発明は、上記目的を達成するた
め、物品が載置されるパレットと、該物品に関する情報
が表示されていて、当該物品の少なくとも一部を覆うカ
バーと、前記パレットの四隅に、当該パレットの物品載
置面に対してほぼ垂直に立上った状態で、かつ着脱可能
に取付けられる第1乃至第4の支柱と、第1乃至第4の
各支柱にそれぞれその長手方向に沿って取付けられた第
1乃至第3の継手と、前記パレットの各辺において互い
に隣り合って取付けられる第1及び第2の支柱、第2及
び第3の支柱、第3及び第4の支柱、並びに第4及び第
1の支柱のそれぞれを互いに連結する第1及び第2の連
結部材とを具備し、前記4本の支柱がパレットに取付け
られた状態で、前記第2及び第3の継手は、第1の継手
よりも下方に位置し、かつ第2の継手は第3の継手より
も下方に位置していて、前記第1乃至第4の支柱が前記
パレットに取付けられた状態で、前記各第1及び第2の
連結部材は、それぞれ互いにクロスした状態で位置する
と共に、前記パレットの第1の辺において互いに隣り合
って取付けられた第1及び第2の支柱間に設けられた第
1の連結部材は、その長手方向一端側が、第1の支柱に
取付けられた第1の継手に回動可能に連結され、かつそ
の長手方向他端側が、第2の支柱に取付けられた第2の
継手に回動可能に連結され、第1及び第2の支柱間に設
けられた第2の連結部材は、その長手方向一端側が第2
の支柱に取付けられた第1の継手に回動可能に連結さ
れ、かつその長手方向他端側が第1の支柱に取付けられ
た第2の継手に回動可能に連結され、前記パレットの前
記第1の辺の隣りの第2の辺において互いに隣り合って
取付けられた第2及び第3の支柱間に設けられた第1の
連結部材は、その長手方向一端側が、第2の支柱に取付
けられた第1の継手に回動可能に連結され、かつその長
手方向他端側が、第3の支柱に取付けられた第3の継手
に回動可能に連結され、第2及び第3の支柱間に設けら
れた第2の連結部材は、その長手方向一端側が第3の支
柱に取付けられた第1の継手に回動可能に連結され、か
つその長手方向他端側が第2の支柱に取付けられた第3
の継手に回動可能に連結され、前記パレットの前記第2
の辺の隣りの第3の辺において互いに隣り合って取付け
られた第3及び第4の支柱間に設けられた第1の連結部
材は、その長手方向一端側が、第3の支柱に取付けられ
た第1の継手に回動可能に連結され、かつその長手方向
他端側が、第4の支柱に取付けられた第2の継手に回動
可能に連結され、第3及び第4の支柱間に設けられた第
2の連結部材は、その長手方向一端側が第4の支柱に取
付けられた第1の継手に回動可能に連結され、かつその
長手方向他端側が第3の支柱に取付けられた第2の継手
に回動可能に連結され、前記パレットの前記第3の辺の
隣りの第4の辺において互いに隣り合って取付けられた
第4及び第1の支柱間に設けられた第1の連結部材は、
その長手方向一端側が、第4の支柱に取付けられた第1
の継手に回動可能に連結され、かつその長手方向他端側
が、第1の支柱に取付けられた第3の継手に回動可能に
連結され、第4及び第1の支柱間に設けられた第2の連
結部材は、その長手方向一端側が第1の支柱に取付けら
れた第1の継手に回動可能に連結され、かつその長手方
向他端側が第4の支柱に取付けられた第3の継手に回動
可能に連結され、前記第1乃至第3の継手のうちの少な
くとも第2及び第3の継手が、これらの取付けられた各
支柱に対して、その長手方向に移動可能に組付けられて
いることを特徴とする物品運搬保管装置を提案する(請
求項7)。
【0012】また、上記請求項1乃至7のいずれかに記
載の物品運搬保管装置において、前記カバーが、物品を
包む可撓性の袋より成ると有利である(請求項8)。
【0013】さらに、上記請求項1乃至7のいずれかに
記載の物品運搬保管装置において、前記カバーが、物品
を包む少なくとも2枚の可撓性の袋より成ると有利であ
る(請求項9)。
【0014】また、上記請求項1乃至9のいずれかに記
載の物品運搬保管装置において、前記パレットは、その
物品載置面とは反対側に、他の物品運搬保管装置の上部
が着脱可能に連結される連結部を有していると有利であ
る(請求項10)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明に係る物品運搬保管装置の
一例を示す斜視図である。ここに示した物品運搬保管装
置は、例えば複写機より成る物品1が載置されるパレッ
ト2と、このパレット2に載せられた物品1を覆うカバ
ー31を有している。図1に例示したパレット2は矩形
の平板材から成るデッキボード3と、その物品載置面5
と反対側の下面に固定された角材より成る2本の脚部4
とから構成され、かかるパレット2は、例えばスチール
などの金属板や木材、或いは硬質の樹脂などの剛性の大
なる材料によって構成されている。デッキボード3と脚
部4を溶接や接着剤などによって固着してもよいが、こ
れらを容易に分解できるように図示していないねじなど
によって固定することもできる。
【0017】カバー31は、パレット2上の物品1の少
なくとも一部を覆い、物品1に対して何らかの物が当っ
たようなとき、その物品1を保護し、或いは物品にごみ
やほこりが付着することを防止する保護カバーとしての
用をなす。図1に示したカバー31は、例えばポリエチ
レンなどの樹脂シート又は樹脂フィルムによって構成さ
れた可撓性の袋33より成り、パレット2上の物品1を
包むように覆っている。図2は、この可撓性の袋より成
るカバー31の使用前の状態を示し、これを使用すると
きは、このカバー31を図3に示すように開き、その袋
の下部開口から物品1にかぶせるようにして、図1に示
したように、その物品1を包む込む。
【0018】カバー31には、図1乃至図3に示すよう
に、物品1に関する表示Mがなされている。例えば、図
示した例のように、その物品1の製造メーカ名を示す
「R」、その物品1の製品名を示す「FT5」のほか
に、例えば物品1を雨で濡らすことを禁止する表示など
の注意書き、すなわちケアマークなどが表示される。か
かる表示をカバー31自体に記入してもよいが、表示を
記入したシートなどをカバー31に貼着してもよい。
【0019】一方、図1に示した物品運搬保管装置は、
4本の支柱6を有し、これらの支柱6は、図4に示す如
く、パレット2の四隅に当該パレット2の物品載置面5
に対してほぼ垂直に立上った状態で、かつ着脱可能に取
付けられる。図示した例では、各支柱6が図5及び図6
にも示すように中空な金属製のパイプより成ると共に、
デッキボード3の物品載置面5の側の四隅に突部7が形
成され、その各突部7に、各支柱6の下部を嵌着するこ
とによって、各支柱6を上述のようにパレット2に対し
て着脱可能に取付けることができる。
【0020】また本例の物品運搬保管装置は、各支柱6
にそれぞれその長手方向に沿って取付けられた第1及び
第2の継手8,9と、パレット2の各辺、すなわち互い
に直交する第1乃至第4の辺10,11,12,13に
おいて、それぞれ互いに隣り合って取付けられる2本の
支柱6をそれぞれ連結する第1及び第2の連結部材1
4,15とを有している。図4からも判るように、4本
の支柱6がパレット2に取付けられた状態で、第2の継
手9は、第1の継手8よりも下方に位置し、同じく4本
の支柱6がパレット2に取付けられた状態で、第1及び
第2の連結部材14,15は、それぞれ互いにクロスし
て位置する。
【0021】第1及び第2の継手8,9は、図5及び図
6に示すように、例えば、金属、合成樹脂又はゴムなど
を成形した筒状体から成り、その中心孔27,127に
各支柱6が嵌合している。また、これらの継手8,9に
は2個ずつの舌片16,17,18,19が突設され、
その各舌片16,17,18,19に第1及び第2の連
結部材14,15の各端部がピンを介して回動可能に連
結されている。第1及び第2の連結部材14,15は、
例えば、硬質樹脂又は金属などから成り、細板状に形成
されている。
【0022】ここで、上述した4本の支柱6を識別する
必要のあるときは、図1に示すように、これらをそれぞ
れ第1の支柱6A、第2の支柱6B、第3の支柱6C及
び第4の支柱6Dと称し、同様に、その各支柱6A乃至
6Dに取付けられた各第1及び第2の継手8,9に、そ
れぞれ8A,9A;8B,9B;8C,9C;8D,9
Dの符号を付してこれらを識別する。同じく、第1及び
第2の支柱6A,6B、第2及び第3の支柱6B,6
C、第3及び第4の支柱6C,6D、第4及び第1の支
柱6D,6Aのそれぞれを互いに連結する第1及び第2
の連結部材に、14A,15A;14B,15B;14
C,15C;14D,15Dの符号をそれぞれ付してこ
れらを識別する。これらは、図9に示す実施形態例にお
いても同様とする。
【0023】図1及び図4から判るように、パレット2
の第1の辺10において互いに隣り合って取付けられる
第1及び第2の支柱6A,6B間に設けられた第1の連
結部材14Aは、その長手方向一端側が第1の支柱6A
に取付けられた第1の継手8Aに前述のピンを介して回
動可能に連結され、かつその長手方向他端側は、第2の
支柱6Bに取付けられた第2の継手9Bにピンを介して
回動可能に連結されている。また第1及び第2の支柱6
A,6B間に設けられた第2の連結部材15Aは、その
長手方向一端側が、第2の支柱6Bに取付けられた第1
の継手8Bにピンを介して回動可能に連結され、かつそ
の長手方向他端側が第1の支柱6Aに取付けられた第2
の継手9Aにピンを介して回動可能に連結されている。
【0024】また、パレット2の第1の辺10の隣りの
第2の辺11において互いに隣り合って取付けられる第
2の支柱6B及び第3の支柱6C間に設けられた第1の
連結部材14Bは、その長手方向一端側が、第2の支柱
6Bに取付けられた第1の継手8Bにピンを介して回動
可能に連結され、かつその長手方向他端側が、第3の支
柱6Cに取付けられた第2の継手9Cにピンを介して回
動可能に連結され、第2及び第3の支柱6B,6C間に
設けられた第2の連結部材15Bは、その長手方向一端
側が第3の支柱6Cに取付けられた第1の継手8Cにピ
ンを介して回動可能に連結され、かつその長手方向他端
側が第2の支柱6Bに取付けられた第2の継手9Bにピ
ンを介して回動可能に連結されている。
【0025】さらに、パレット2の第2の辺11の隣り
の第3の辺12において互いに隣り合って取付けられる
第3及び第4の支柱6C,6D間に設けられた第1の連
結部材14Cは、その長手方向一端側が、第3の支柱6
Cに取付けられた第1の継手8Cにピンを介して回動可
能に連結され、かつその長手方向他端側が、第4の支柱
6Dに取付けられた第2の継手9Dにピンを介して回動
可能に連結され、第3及び第4の支柱6C,6D間に設
けられた第2の連結部材15Cは、その長手方向一端側
が第4の支柱6Dに取付けられた第1の継手8Dにピン
を介して回動可能に連結され、かつその長手方向他端側
が第3の支柱6Cに取付けられた第2の継手9Cにピン
を介して回動可能に連結されている。
【0026】同様に、パレット2の前記第3の辺12の
隣りの第4の辺13において互いに隣り合って取付けら
れる第4及び第1の支柱6D,6A間に設けられた第1
の連結部材14Dは、その長手方向一端側が、第4の支
柱6Dに取付けられた第1の継手8Dにピンを介して回
動可能に連結され、かつその長手方向他端側が、第1の
支柱6Aに取付けられた第2の継手9Aにピンを介して
回動可能に連結され、第4及び第1の支柱6D,6A間
に設けられた第2の連結部材15Dは、その長手方向一
端側が第1の支柱6Aに取付けられた第1の継手8Aに
ピンを介して回動可能に連結され、かつその長手方向他
端側が第4の支柱6Dに取付けられた第2の継手9Dに
ピンを介して回動可能に連結されている。
【0027】上述のように、図1乃至図6に示した物品
運搬保管装置においては、各第1の連結部材14は、そ
の長手方向一端側が、パレット2の各辺10,11,1
2,13において互いに隣り合った2本の支柱6のうち
の一方の支柱6に取付けられた第1の継手8に回動可能
に連結され、かつその長手方向他端側が、互いに隣り合
った2本の支柱6のうちの他方の支柱6に取付けられた
第2の継手9に回動可能に連結され、各第2の連結部材
15は、その長手方向一端側が、上述の他方の支柱6に
取付けられた第1の継手8に回動可能に連結され、かつ
その長手方向他端側が、上述の一方の支柱6に取付られ
た第2の継手9に回動可能に連結されている。このよう
に、各支柱6は、第1及び第2の連結部材14,15を
支える支柱としての機能を果す。
【0028】また、第1及び第2の連結部材14,15
のそれぞれに、上述の如く連結された第1及び第2の継
手8,9は、その少なくとも一方が、これらの取付けら
れた各支柱6に対して、その長手方向に移動可能に組付
けられている。図示した例では、各第2の継手9が、各
支柱6の下部に位置し、図6に示すようにねじ20又は
溶接などによって各支柱6にそれぞれ固定され、しかも
各第1の継手8は、各支柱6に対してその長手方向に摺
動自在に嵌合している。第1の継手8を支柱6に対し固
定し、第2の継手9を支柱6に対して摺動可能に嵌合
し、或いは第1及び第2の継手8,9を共に支柱6に対
して摺動可能に嵌合してもよい。
【0029】図1に示したパレット2は、運搬すべき物
品1の大きさに対応した各種サイズのものが予め用意さ
れている。物品1を運搬するときは、その物品1の大き
さに適したパレット2を選択し、その上面の物品載置面
5上に物品1を載せ、その物品1をカバー31で覆う。
このとき、選択したパレット2のサイズに応じて、その
突部7の間の間隔D1,D2が異なるが、その間隔D
1,D2に合致するように、パレット2に取付ける前の
支柱6の間の間隔を調整することができる。
【0030】すなわち、互いに隣り合う2本の支柱6
A,6Bと6C,6Dを図1に矢印Aで示す如く、互い
に離間する向きに押圧すると、各第1の継手8が各支柱
6に対して下方に摺動し、第1及び第2の支柱6A,6
Bの間の間隔と、第3及び第4の支柱6C,6Dの間の
間隔が拡げられる。このとき、同時に第1及び第4の支
柱6A,6Dと、第2及び第3の支柱6B,6Cは矢印
Bで示すように互いに離間する向きに移動して、これら
の支柱間の間隔も拡げられる。
【0031】逆に、各支柱6を矢印A,Bと反対の側に
加圧すれば、各第1の継手8が支柱6に沿って上方に移
動するので、互いに隣り合う支柱間の間隔が狭められ
る。このように図1に示した例では、パレット2の各辺
10,11,12,13に互いに隣り合って取付けられ
る2本の支柱間の間隔が同じ割合で変化するように、そ
の各間隔が互いに連動して調整される。
【0032】上述のようにして、選択したパレット2の
突部7の間の間隔D1,D2に合せて、隣り合う各支柱
6の間の間隔を調整した後、物品1の載置されたパレッ
ト2の各突部7に各支柱6の下部を嵌着する。その際、
各支柱6の下部に固定された各第2の継手9の中心孔を
各突部7に嵌着することにより、4本の支柱6をパレッ
ト2の四隅に着脱可能に取付けるように構成してもよ
く、また図9を参照して後に説明する例のように各支柱
6をパレット2に着脱可能に取付けてもよい。
【0033】前述のように、間隔が調整された支柱6を
取付けることのできる突部7の間の間隔D1,D2を有
するパレット2を複数用意しておくことによって、その
いずれのパレット2にも、間隔を調整した支柱6を取付
けることができる。
【0034】また、第1及び第2の連結部材14,15
を互いに連結せずにフリー状態にしておいてもよいが、
互いに対をなした第1及び第2の連結部材14,15の
中間部を枢ピン21によって互いに回動自在に枢着する
と、各支柱6の間の間隔を調整するとき、第1及び第2
の連結部材14,15をスムーズに作動させ、各支柱間
の間隔調整作業を円滑に行うことができる。これは、図
9に示す実施形態例においても同じである。
【0035】第1及び第2の継手8,9を共に各支柱6
に対して摺動可能に嵌合しても、上述した支柱間の間隔
調整作業を行うことができるが、そのいずれか一方の継
手、例えば図1に示した例のように第2の継手9を支柱
6に対して固定し、他方の継手8を支柱6に対して摺動
可能に組付けると、支柱間の間隔調整作業時に第1及び
第2の連結部材14,15を円滑に作動させることがで
き、楽にその作業を行うことが可能となる。支柱間の間
隔を調整した後、例えば図示していないねじなどによっ
て、第1の継手8を各支柱6に固定するように構成する
こともできる。
【0036】上述のように支柱6をパレット2に組付け
ることによって、図4に示す如く組立てられた物品運搬
保管装置30を構成できる。このとき、4本の支柱6
と、第1及び第2の連結部材14,15によって囲まれ
た収容空間に物品載置面5上に載せられた物品1(図4
には示さず)が収容される。この状態で、例えば図示し
ていないフォークリフトのフォークをパレット2の下側
に差し込み、フォークを上昇させることにより物品運搬
保管装置30を持ち上げて物品1を運搬できる。また、
物品1を搭載したままの物品運搬保管装置をトラックや
船舶又は鉄道車輌に移し、これを輸送することができ
る。また、物品運搬保管装置30に収容した物品1を倉
庫などに保管することもできる。このように、物品1を
運搬し、又はこれを保管するとき、その物品1はカバー
31によって覆われ、しかもその四方を第1及び第2の
連結部材14,15によって取り囲まれているので、そ
の物品1を保護することができる。
【0037】一方、パレット2は、その物品載置面5と
は反対側の裏面の側に、他の物品運搬保管装置の4本の
支柱6の上部が着脱可能に連結される連結部を有してお
り、図1に示した例では、パレット2の各脚部4の4個
所に係合孔22より成る連結部が形成されている。
【0038】かかる構成により、図4に示すように、物
品(図4には示さず)を搭載した物品運搬保管装置を上
下に複数個積み重ねることができる。すなわち、図1に
示すように物品運搬保管装置の各支柱6の上部に、先端
が尖ったキャップ23を脱着可能に嵌合しておき、その
物品運搬保管装置30を図4に示すように例えば倉庫内
に載置する。そして、その物品運搬保管装置30の上方
に、当該物品運搬保管装置30と全く同じく構成された
他の物品運搬保管装置30Aを例えばフォークリフトに
よって持ち上げて載置する。このとき、下方の物品運搬
保管装置30の4本の支柱6の上部に嵌着したキャップ
23(図1)を、上方の物品運搬保管装置30Aのパレ
ットに形成された係合孔22(図1)にそれぞれ嵌着す
る。これにより、複数の物品運搬保管装置30,30A
を互いに上下に位置決めして積み重ねることができ、倉
庫内のスペースを有効に利用して、物品1を保管してお
くことができる。また、複数の物品運搬保管装置を上下
に重ねた状態で、これらを一緒に運搬することもでき
る。
【0039】各支柱6の上部に嵌着するキャップ23
は、各支柱6を係合孔22に係合させやすくするもので
あり、かかるキャップ23を用いずに、直に各支柱6の
先端を係合孔22に係合するように構成してもよい。そ
の際、各支柱6の先端をキャップ23と同様に先細り状
に形成することによって、その各支柱6を容易に係合孔
22に係合させることができる。
【0040】上述のように、図1乃至図6に示した物品
運搬保管装置によれば、運搬し、又は保管すべき物品1
の大きさが実質的にいかなるときも、これに応じたパレ
ット2を選択し、その突部7の間隔D1,D2に対応さ
せて支柱6の間隔を調整することにより、その物品を支
障なく運搬し、ないしは保管することができる。その
上、カバー31によって物品1を確実に保護でき、しか
もそのカバー31に物品に関する情報が表示されている
ので、その表示をなす特別な部材が不要となり、物品運
搬保管装置のコストを低減できる。
【0041】また、物品運搬保管装置の非使用時には、
そのパレット2から4本の支柱6を抜き取り、その各支
柱6を互いに接近する向きに近づけると、第1及び第2
の連結部材14,15が畳まれ、これらの全体を図7に
示すようにコンパクトに折り畳むことができ、これを極
めて小さなスペースに格納することができる。このよう
に、支柱6と連結部材14,15は折り畳み自在な支柱
ユニット32を構成している。
【0042】一方、支柱6を取り除かれたパレット2
は、図8に示すように上下に重ねて格納することができ
る。このとき、パレット2の物品載置面5に突設された
突部7を、その上方のパレット2の係合孔22(図1)
にそれぞれ係合することによって、各パレット2を正し
く上下に位置決めして積み重ねておくことができる。こ
のように、支柱ユニット32とパレット2を何度も使用
することができ、従来のようにダンボールなどから成る
物品運搬保管装置のように、運搬先で廃棄しなければな
らぬものをなくし、或いは少なくすることができる。使
用後のカバー31も折り畳んで持ち運びできるので、こ
れを何度も使用することが可能である。
【0043】図9に示した実施形態例の物品運搬保管装
置も、例えば複写機などの物品(図示せず)が載置され
るパレット2と、その物品に関する情報が表示されてい
て、その物品の少なくとも一部を覆うカバー(図1乃至
図3参照)と、パレット2の四隅に、当該パレット2の
物品載置面5に対してほぼ垂直に立上った状態で、かつ
着脱可能に取付けられる第1乃至第4の支柱6A,6
B,6C,6Dを有している。この場合も、その各支柱
6の下部を、図1に関連して先に説明した方法でパレッ
ト2に着脱可能に取付けることもできるが、図9に示し
た例では、パレット2の物品載置面5の四隅に取付孔2
4を穿設し、これらに、各支柱6の下部を直接、又はそ
の下部に嵌着したキャップ25を差し込むことによっ
て、各支柱6をパレット2に着脱可能に取付けるように
構成されている。また、図9に示したパレット2は、デ
ッキボード3の下面に3本の脚部4,4,4Aが固定さ
れている。パレット2の他の構成は、図1に示したパレ
ット2と実質的に変りはない。
【0044】図9に示した例では、その各支柱6に第1
及び第2の継手8,9のほかに、第3の継手26が取付
けられている。この第3の継手26についても、その個
々の継手に対して符号26A,26B,26C,26D
を付して、そのそれぞれを識別する。
【0045】上述のように、図9に示した物品運搬保管
装置は、第1乃至第4の各支柱6A乃至6Dにそれぞれ
その長手方向に沿って取付けられた第1乃至第3の継手
8,9,26を有しており、しかも図1の物品運搬保管
装置と同様に、パレット2の各辺10乃至13において
互いに隣り合って取付けられる第1及び第2の支柱6
A,6B、第2及び第3の支柱6B,6C、第3及び第
4の支柱6C,6D、並びに第4及び第1の支柱6D,
6Aのそれぞれを互いに連結する第1及び第2の連結部
材14,15を具備している。
【0046】また、4本の支柱6がパレット2に取付け
られた状態で、第2及び第3の継手9,26は、第1の
継手8よりも下方に位置し、かつ第2の継手9は第3の
継手26よりも下方に位置していて、第1乃至第4の支
柱6A乃至6Dがパレット2に取付けられた状態で、各
第1及び第2の連結部材14,15は、それぞれ互いに
クロスした状態で位置する。
【0047】さらに、各第1及び第2の連結部材14,
15の長手方向各端部は、図5及び図6に示した場合と
同様に、ピンを介して各継手に次のように連結されてい
る。
【0048】第1乃至第4の支柱6A乃至6Dがパレッ
ト2に取付けられた状態で、パレット2の第1の辺10
において互いに隣り合って取付けられた第1及び第2の
支柱6A,6B間に設けられた第1の連結部材14A
は、その長手方向一端側が、第1の支柱6Aに取付けら
れた第1の継手8Aに回動可能に連結され、かつその長
手方向他端側が、第2の支柱6Bに取付けられた第2の
継手9Bに回動可能に連結され、第1及び第2の支柱6
A,6B間に設けられた第2の連結部材15Aは、その
長手方向一端側が第2の支柱6Bに取付けられた第1の
継手8Bに回動可能に連結され、かつその長手方向他端
側が第1の支柱6Aに取付けられた第2の継手9Aに回
動可能に連結されている。
【0049】また、パレット2の第1の辺10の隣りの
第2の辺11において互いに隣り合って取付けられた第
2及び第3の支柱6B,6C間に設けられた第1の連結
部材14Bは、その長手方向一端側が、第2の支柱6B
に取付けられた第1の継手8Bに回動可能に連結され、
かつその長手方向他端側が、第3の支柱6Cに取付けら
れた第3の継手26Cに回動可能に連結され、第2及び
第3の支柱6B,6C間に設けられた第2の連結部材1
5Bは、その長手方向一端側が第3の支柱6Cに取付け
られた第1の継手8Cに回動可能に連結され、かつその
長手方向他端側が第2の支柱6Bに取付けられた第3の
継手26Bに回動可能に連結されている。
【0050】さらに、パレット2の第2の辺11の隣り
の第3の辺12において互いに隣り合って取付けられた
第3及び第4の支柱6C,6D間に設けられた第1の連
結部材14Cは、その長手方向一端側が、第3の支柱6
Cに取付けられた第1の継手8Cに回動可能に連結さ
れ、かつその長手方向他端側が、第4の支柱6Dに取付
けられた第2の継手9Dに回動可能に連結され、第3及
び第4の支柱6C,6D間に設けられた第2の連結部材
15Cは、その長手方向一端側が第4の支柱6Dに取付
けられた第1の継手8Dに回動可能に連結され、かつそ
の長手方向他端側が第3の支柱6Cに取付けられた第2
の継手9Cに回動可能に連結されている。
【0051】また、パレット2の第3の辺12の隣りの
第4の辺13において互いに隣り合って取付けられた第
4及び第1の支柱6D,6A間に設けられた第1の連結
部材14Dは、その長手方向一端側が、第4の支柱6D
に取付けられた第1の継手8Dに回動可能に連結され、
かつその長手方向他端側が、第1の支柱6Aに取付けら
れた第3の継手26Aに回動可能に連結され、第4及び
第1の支柱6D,6A間に設けられた第2の連結部材1
5Dは、その長手方向一端側が第1の支柱6Aに取付け
られた第1の継手8Aに回動可能に連結され、かつその
長手方向他端側が第4の支柱6Dに取付けられた第3の
継手26Dに回動可能に連結されている。
【0052】上述の如く第1及び第2の連結部材14,
15の各端部側には、1個ずつの継手がそれぞれ連結さ
れるが、第1及び第2の連結部材14,15のそれぞれ
に連結された第1乃至第3の継手8,9,26のうちの
少なくとも第2及び第3の継手9,26が、これらの取
付けられた各支柱6に対して、その長手方向に移動可能
に組付けられている。図示した例では、各支柱6の上部
に位置する各第1の継手8が各支柱6に、例えば圧入又
はねじ、或いは溶接などによって固定され、第2及び第
3の継手9,26が支柱6に対してその長手方向に摺動
自在に嵌合している。第1の継手8も、これの取付けら
れた各支柱6に対して、その長手方向に摺動可能に取付
けるようにしてもよい。
【0053】図9に示した物品運搬保管装置によって物
品を運搬するときも、その物品の大きさに合ったパレッ
ト2を選択する。そして、その選択したパレット2の取
付孔24の間の間隔D1,D2に合うように、隣り合っ
た支柱6の間の間隔を調整する。
【0054】すなわち、パレット2の第1の辺10と、
これに対向する第3の辺12のそれぞれに互いに隣り合
って取付けられる第1及び第2の2本の支柱6A,6B
と、第3及び第4の2本の支柱6C,6Dを図9に矢印
Aで示す方向、又はこれと逆の方向に押圧する。する
と、これらの支柱に取付けられた第2の継手9が各支柱
6に沿って上方又は下方に摺動する。これによって、第
1及び第2の2本の支柱6A,6Bの間の間隔と、他の
第3及び第4の2本の支柱6C,6Dの間の間隔が同じ
割合で変化する。その際、この例では、支柱6A,6
B;6C,6Dの間隔を調整しただけでは、第2の支柱
6Bと第3の支柱6Cの間隔、及び第4の支柱6Dと第
1の支柱6Aの間隔は変化しない。
【0055】これらの間隔を調整するときは、第2及び
第3の支柱6B,6Cと、第4及び第1の支柱6D,6
Aを図9に矢印Bで示す方向、又はこれと逆の方向に押
圧する。これによって、各支柱に嵌合した第3の継手2
6がその各支柱6に沿って上下又は下方に移動し、第2
及び第3の支柱6B,6Cの間の間隔と、第4及び第1
の支柱6D,6Aの間の間隔が同じ割合で変化する。こ
のように、この例の物品運搬保管装置においては、パレ
ット2の一辺と、これに対向する一辺のそれぞれに隣り
合って取付けられる2本の支柱間の間隔が同じ割合で変
化するように、その間隔が互いに連動して調整され、し
かもパレット2の互いに対向する他の2辺のそれぞれに
互いに隣り合って取付けられる2本の支柱間の間隔が同
じ割合で変化するように、その間隔が互いに連動して調
整される。このため、各支柱間の間隔の調整を、図1に
示した例の場合よりも一層自由に調整することができ
る。
【0056】このように間隔が調整される支柱6を取付
けることのできる取付孔24の間の間隔D1,D2を有
するパレット2を予め用意しておくことにより、そのい
ずれのパレット2にも、間隔調整後の支柱6を取り付け
ることができる。
【0057】上述のようにして、先に説明した実施形態
例の場合と全く同様にして、パレット2の物品載置面5
上に載せた物品を運搬することができ、しかもパレット
2上の物品をカバーによって保護することができる。ま
た図9に示したパレット2にも、その物品載置面5とは
反対側の裏面の側に、他の物品運搬保管装置の4本の支
柱の上部が着脱可能に連結される4個の係合孔22より
成る連結部を有しており、これによって、図4に示した
ところと同様にして、組立てられた物品運搬保管装置を
上下に積み重ね、物品を小さなスペースに保管すること
ができる。
【0058】しかも、図9に示した支柱6をパレット2
から抜き出せば、その支柱6と第1及び第2の連結部材
14,15を図10に示すようにコンパクトに折り畳
み、これを格納し、かつパレット2を上下に積み重ねて
格納することができる。このように、4本の支柱6と、
その各支柱に継手8,9,26を介して連結された連結
部材14,15とが、その支柱6をパレット2から外し
た状態で折り畳み自在な支柱ユニット32Aを構成して
いる。
【0059】図11は、図9に示した支柱ユニット32
Aを、パレット2の上方から下げて取付け、又はその支
柱ユニット32Aを上方に持ち上げてパレット2から外
すときの様子を示している。また図12は、支柱ユニッ
ト32Aを折り畳み、これを水平方向に移動させて、そ
の支柱ユニット32Aをパレット2に取付け、又は取外
す様子を示している。図11及び図12に示した例で
は、図1の場合と同様にパレット2に4個の突部7が突
設され、これらに各支柱6の下部を嵌着して各支柱6を
パレット2に取付ける。パレット2に対する支柱ユニッ
ト32Aの着脱時の操作は先の説明から明らかであるた
め省略する。
【0060】以上説明した例では、物品1を覆うカバー
31が物品を包む可撓性の袋より成り、その袋の枚数が
1枚であったが、物品1を包む少なくとも2枚の袋によ
ってカバー31を構成してもよく、図13は、2枚の袋
33,33Aによってカバー31を構成した例を示す。
このように物品1に袋を2枚かぶせると、物品運搬保管
装置によって物品1を運搬し、或いは保管している間
に、外側の袋33Aに静電気によってごみやほこりが多
量に付着しても、その物品1をユーザの下に納品すると
き、上側の袋33Aを取り外すことにより、ごみやほこ
りのない見栄えのよい製品をユーザの下に届けることが
できる。
【0061】また,パレット2上の物品の少なくとも一
部を覆うカバーとしては、可撓性の袋の代りに、例えば
図14に示すように製品の形態に対応した形を有するカ
バー31Aを用いることもできる。このカバー31A
は、例えば樹脂、紙製ダンボールなどから構成され、こ
のカバー31Aにも、物品1に関する情報が表示されて
いる。かかるカバー31Aは繰り返し使用でき、廃棄物
の発生を抑えることができる。その際、カバー31Aを
折り畳み可能に構成すると、ユーザの下に製品を納品し
たあと、そのカバー31Aを折り畳んで効率よく持ち帰
ることができる。
【0062】なお、図13に示した支柱6の上には、逆
V字形断面の連結板34が着脱自在に取付けられ、パレ
ット2の脚部4の下面35が、上記逆V字形と補完形態
の逆V字形に形成され(図11、図12及び図14に示
したパレットも同じ)、物品運搬保管装置を上下に積み
重ねたとき、下に位置する物品運搬保管装置の連結板3
4上に、その上方に位置する物品運搬保管装置の脚部4
の逆V字形下面35が嵌合するように構成されている。
【0063】以上の説明から了解されるように、図1乃
至図14に示した各物品運搬保管装置は、物品1が載置
されるパレット2と、該パレット2上に載置された物品
1を取り囲むように該パレット2に着脱可能に取付けら
れる複数の支柱6と、互いに隣り合う2本の支柱6間の
間隔を調整可能に、当該2本の支柱同士をそれぞれ連結
する連結手段と、物品1に関する情報が表示されてい
て、当該物品1の少なくとも一部を覆うカバー31,3
1Aとを具備する。
【0064】より具体的に示すと、物品運搬保管装置
は、物品1が載置されるパレット2と、そのパレット2
の四隅に当該パレット2の物品載置面5に対してほぼ垂
直に立上った状態で、かつ着脱可能に取付けられる4本
の支柱6と、パレット2の各辺11乃至13において互
いに隣り合って取付けられる2本の支柱6間の間隔を調
整可能に当該2本の支柱6をそれぞれ連結する連結手段
と、物品に関する情報が表示されていて、その物品の少
なくとも一部を覆うカバー31,31Aとを具備してい
る。図1に示した例では、第1及び第2の連結部材1
4,15と、第1及び第2の継手8,9がその連結手段
を構成し、図9に示した例では、第1及び第2の連結部
材14,15と、第1乃至第3の継手8,9,26がそ
の連結手段を構成している。
【0065】また、図1に示した例の連結手段は、パレ
ット2の各辺に互いに隣り合って取付けられる2本の支
柱6間の間隔が同じ割合で変化するように、当該間隔を
互いに連動して調整するように構成されている。これに
よって、各種サイズの物品を、これに適した大きさの物
品運搬保管装置によって運搬し、又はこれを保管するこ
とができる。
【0066】また、図9乃至図13に示した連結手段
は、パレット2の一辺と、これに対向する一辺のそれぞ
れに互いに隣り合って取付けられる2本の支柱6間の間
隔が同じ割合で変化するように、当該間隔を互いに連動
して調整し、かつパレット2の互いに対向する他の2辺
のそれぞれに互いに隣り合って取付けられる2本の支柱
6間の間隔が同じ割合で変化するように、当該間隔を互
いに連動して調整するように構成されている。
【0067】また、前述のいずれの物品運搬保管装置に
おいても、パレット2に着脱可能に取付けられる支柱6
と、互いに隣り合う2本の支柱6同士をそれぞれ連結す
る連結手段が、該支柱をパレット2から外した状態で折
り畳み自在な支柱ユニット32,32Aを構成してお
り、これによってパレット2から外した支柱ユニット3
2を小さなスペースに保管し、又は楽に運搬することが
できる。
【0068】また、前述のいずれの物品運搬保管装置に
おいても、パレット2は、その物品載置面5とは反対側
に、他の物品運搬保管装置の上部が着脱可能に連結され
る連結部(図11乃至図14では脚部の下面35)を有
しているので、複数の物品運搬保管装置を容易に上下に
積み重ねることができる。
【0069】さらに、上述した各例の物品運搬保管装置
において、その各支柱6と、これに取付けられた継手
8,9又は8,9,26とを分離可能に組付けると有利
である。例えば図1に示した物品運搬保管装置の場合に
は、前述のように、第2の継手9を支柱6に対して取外
し可能なねじ20(図6)によって固定しておき、その
ねじ20を外すことによって、図15に示すように、各
支柱6を第1及び第2の継手8,9から分離できるよう
に構成する。
【0070】このように構成すれば、物品運搬保管装置
のいずれかの構成要素、例えば1本の支柱6が損傷を受
け、これを交換するようなとき、その支柱6を継手から
外し、これを新たなものと容易に交換することができ
る。また、物品運搬保管装置を廃棄処分するときも、各
支柱と継手とを分解し、そのそれぞれを分別して処分す
ることが可能となる。従って、第1及び第2の連結部材
14,15を各継手から分離できるように、しかも連結
部材14,15同士も分離できるように構成することが
特に好ましい。
【0071】
【発明の効果】請求項1乃至4、6及び7に記載の発明
によれば、各支柱間の間隔を調整できるので、いずれの
サイズの物品も効率よく運搬し、又はこれを保管するこ
とができる。しかも、パレット上の物品をカバーによっ
て保護することができ、さらにそのカバーには、物品に
関する情報が表示されているので、その表示をなした特
別の部材は不要である。
【0072】特に請求項4及び7に記載の発明による
と、支柱間の間隔の調整自由度を高めることができる。
【0073】請求項5に記載の発明によれば、パレット
から外した支柱をコンパクトに折り畳んで格納すること
ができる。
【0074】請求項8に記載の発明によれば、簡単なカ
バーによって物品を保護することができる。
【0075】請求項9に記載の発明によれば、上側の袋
が汚れたとき、これを外して物品を納品できる。
【0076】請求項10に記載の発明によれば、複数の
物品運搬保管装置を、確実に上下に積み重ねて保管又は
運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品運搬保管装置の一例を示す斜視図である。
【図2】畳んだ状態の袋を示す斜視図である。
【図3】その袋を物品にかぶせるときの様子を示す斜視
図である。
【図4】図1に示した物品運搬保管装置を組立てて、こ
れを上下に積み重ねたときの様子を示す斜視図である。
【図5】図1に示した第1の継手とこれに枢着された連
結部材の拡大斜視図である。
【図6】図1に示した第2の継手から支柱を分離して示
した分解斜視図である。
【図7】図1に示した支柱を折り畳んだ状態を示す斜視
図である。
【図8】図1に示したパレットを上下に積み重ねて格納
した様子を示す斜視図である。
【図9】図1とは異なる物品運搬保管装置の実施形態例
を示す斜視図である。
【図10】図9に示した支柱を折り畳んだ状態を示す斜
視図である。
【図11】支柱ユニットをパレットに着脱するときの様
子を示す斜視図である。
【図12】支柱ユニットをパレットに着脱するときの様
子を示す斜視図である。
【図13】物品を二重の袋のカバーで覆った例を示す斜
視図である。
【図14】カバーの他の例を示す斜視図である。
【図15】図1に示した支柱を第1及び第2の継手から
分離したときの様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 物品 2 パレット 5 物品載置面 6 支柱 6A 支柱 6B 支柱 6C 支柱 6D 支柱 8 第1の継手 8A 第1の継手 8B 第1の継手 8C 第1の継手 8D 第1の継手 9 第2の継手 9A 第2の継手 9B 第2の継手 9C 第2の継手 9D 第2の継手 10 辺 11 辺 12 辺 13 辺 14 第1の連結部材 14A 第1の連結部材 14B 第1の連結部材 14C 第1の連結部材 14D 第1の連結部材 15 第2の連結部材 15A 第2の連結部材 15B 第2の連結部材 15C 第2の連結部材 15D 第2の連結部材 26 第3の継手 26A 第3の継手 26B 第3の継手 26C 第3の継手 26D 第3の継手 30 物品運搬保管装置 30A 物品運搬保管装置 31 カバー 31A カバー 32 支柱ユニット 32A 支柱ユニット 33 袋 33A 袋 M 表示

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が載置されるパレットと、該パレッ
    ト上に載置された物品を取り囲むように該パレットに着
    脱可能に取付けられる複数の支柱と、互いに隣り合う2
    本の支柱間の間隔を調整可能に、当該2本の支柱同士を
    それぞれ連結する連結手段と、前記物品に関する情報が
    表示されていて、当該物品の少なくとも一部を覆うカバ
    ーとを具備する物品運搬保管装置。
  2. 【請求項2】 物品が載置されるパレットと、該パレッ
    トの四隅に当該パレットの物品載置面に対してほぼ垂直
    に立上った状態で、かつ着脱可能に取付けられる4本の
    支柱と、前記パレットの各辺において互いに隣り合って
    取付けられる2本の支柱間の間隔を調整可能に当該2本
    の支柱をそれぞれ連結する連結手段と、前記物品に関す
    る情報が表示されていて、当該物品の少なくとも一部を
    覆うカバーとを具備する物品運搬保管装置。
  3. 【請求項3】 前記連結手段は、パレットの各辺に互い
    に隣り合って取付けられる2本の支柱間の間隔が同じ割
    合で変化するように、当該間隔を互いに連動して調整す
    るように構成されている請求項1又は2に記載の物品運
    搬保管装置。
  4. 【請求項4】 前記連結手段は、パレットの一辺と、こ
    れに対向する一辺のそれぞれに互いに隣り合って取付け
    られる2本の支柱間の間隔が同じ割合で変化するよう
    に、当該間隔を互いに連動して調整し、かつパレットの
    互いに対向する他の2辺のそれぞれに互いに隣り合って
    取付けられる2本の支柱間の間隔が同じ割合で変化する
    ように、当該間隔を互いに連動して調整するように構成
    されている請求項1又は2に記載の物品運搬保管装置。
  5. 【請求項5】 パレットに着脱可能に取付けられる支柱
    と、互いに隣り合う2本の支柱同士をそれぞれ連結する
    前記連結手段が、該支柱をパレットから外した状態で折
    り畳み自在な支柱ユニットを構成している請求項1乃至
    4のいずれかに記載の物品運搬保管装置。
  6. 【請求項6】 物品が載置されるパレットと、該物品に
    関する情報が表示されていて、当該物品の少なくとも一
    部を覆うカバーと、前記パレットの四隅に、当該パレッ
    トの物品載置面に対してほぼ垂直に立上った状態で、か
    つ着脱可能に取付けられる4本の支柱と、各支柱にそれ
    ぞれその長手方向に沿って取付けられた第1及び第2の
    継手と、前記パレットの各辺において互いに隣り合って
    取付けられる2本の支柱をそれぞれ互いに連結する第1
    及び第2の連結部材とを具備し、前記4本の支柱が前記
    パレットに取付けられた状態で、前記第2の継手は第1
    の継手よりも下方に位置し、前記4本の支柱が前記パレ
    ットに取付けられた状態で、前記第1及び第2の連結部
    材は、それぞれ互いにクロスして位置すると共に、各第
    1の連結部材は、その長手方向一端側が、前記パレット
    の各辺において互いに隣り合った2本の支柱のうちの一
    方の支柱に取付けられた第1の継手に回動可能に連結さ
    れ、かつその長手方向他端側が、互いに隣り合った2本
    の支柱のうちの他方の支柱に取付けられた第2の継手に
    回動可能に連結され、各第2の連結部材は、その長手方
    向一端側が、前記他方の支柱に取付けられた第1の継手
    に回動可能に連結され、かつその長手方向他端側が、前
    記一方の支柱に取付られた第2の継手に回動可能に連結
    され、前記第1及び第2の継手の少なくとも一方が、こ
    れらの取付けられた各支柱に対して、その長手方向に移
    動可能に組付けられていることを特徴とする物品運搬保
    管装置。
  7. 【請求項7】 物品が載置されるパレットと、該物品に
    関する情報が表示されていて、当該物品の少なくとも一
    部を覆うカバーと、前記パレットの四隅に、当該パレッ
    トの物品載置面に対してほぼ垂直に立上った状態で、か
    つ着脱可能に取付けられる第1乃至第4の支柱と、第1
    乃至第4の各支柱にそれぞれその長手方向に沿って取付
    けられた第1乃至第3の継手と、前記パレットの各辺に
    おいて互いに隣り合って取付けられる第1及び第2の支
    柱、第2及び第3の支柱、第3及び第4の支柱、並びに
    第4及び第1の支柱のそれぞれを互いに連結する第1及
    び第2の連結部材とを具備し、前記4本の支柱がパレッ
    トに取付けられた状態で、前記第2及び第3の継手は、
    第1の継手よりも下方に位置し、かつ第2の継手は第3
    の継手よりも下方に位置していて、前記第1乃至第4の
    支柱が前記パレットに取付けられた状態で、前記各第1
    及び第2の連結部材は、それぞれ互いにクロスした状態
    で位置すると共に、前記パレットの第1の辺において互
    いに隣り合って取付けられた第1及び第2の支柱間に設
    けられた第1の連結部材は、その長手方向一端側が、第
    1の支柱に取付けられた第1の継手に回動可能に連結さ
    れ、かつその長手方向他端側が、第2の支柱に取付けら
    れた第2の継手に回動可能に連結され、第1及び第2の
    支柱間に設けられた第2の連結部材は、その長手方向一
    端側が第2の支柱に取付けられた第1の継手に回動可能
    に連結され、かつその長手方向他端側が第1の支柱に取
    付けられた第2の継手に回動可能に連結され、前記パレ
    ットの前記第1の辺の隣りの第2の辺において互いに隣
    り合って取付けられた第2及び第3の支柱間に設けられ
    た第1の連結部材は、その長手方向一端側が、第2の支
    柱に取付けられた第1の継手に回動可能に連結され、か
    つその長手方向他端側が、第3の支柱に取付けられた第
    3の継手に回動可能に連結され、第2及び第3の支柱間
    に設けられた第2の連結部材は、その長手方向一端側が
    第3の支柱に取付けられた第1の継手に回動可能に連結
    され、かつその長手方向他端側が第2の支柱に取付けら
    れた第3の継手に回動可能に連結され、前記パレットの
    前記第2の辺の隣りの第3の辺において互いに隣り合っ
    て取付けられた第3及び第4の支柱間に設けられた第1
    の連結部材は、その長手方向一端側が、第3の支柱に取
    付けられた第1の継手に回動可能に連結され、かつその
    長手方向他端側が、第4の支柱に取付けられた第2の継
    手に回動可能に連結され、第3及び第4の支柱間に設け
    られた第2の連結部材は、その長手方向一端側が第4の
    支柱に取付けられた第1の継手に回動可能に連結され、
    かつその長手方向他端側が第3の支柱に取付けられた第
    2の継手に回動可能に連結され、前記パレットの前記第
    3の辺の隣りの第4の辺において互いに隣り合って取付
    けられた第4及び第1の支柱間に設けられた第1の連結
    部材は、その長手方向一端側が、第4の支柱に取付けら
    れた第1の継手に回動可能に連結され、かつその長手方
    向他端側が、第1の支柱に取付けられた第3の継手に回
    動可能に連結され、第4及び第1の支柱間に設けられた
    第2の連結部材は、その長手方向一端側が第1の支柱に
    取付けられた第1の継手に回動可能に連結され、かつそ
    の長手方向他端側が第4の支柱に取付けられた第3の継
    手に回動可能に連結され、前記第1乃至第3の継手のう
    ちの少なくとも第2及び第3の継手が、これらの取付け
    られた各支柱に対して、その長手方向に移動可能に組付
    けられていることを特徴とする物品運搬保管装置。
  8. 【請求項8】 前記カバーが、物品を包む可撓性の袋よ
    り成る請求項1乃至7のいずれかに記載の物品運搬保管
    装置。
  9. 【請求項9】 前記カバーが、物品を包む少なくとも2
    枚の可撓性の袋より成る請求項1乃至7のいずれかに記
    載の物品運搬保管装置。
  10. 【請求項10】 前記パレットは、その物品載置面とは
    反対側に、他の物品運搬保管装置の上部が着脱可能に連
    結される連結部を有している請求項1乃至9のいずれか
    に記載の物品運搬保管装置。
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DE19916050A DE19916050A1 (de) 1998-04-10 1999-04-09 Artikel-Transport/Speicher-Apparat und Artikel, der von dem Apparat transportiert wird
CNB991076389A CN1173862C (zh) 1998-04-10 1999-04-10 物品搬运保管装置及由该装置搬运的物品
US09/290,551 US6293400B1 (en) 1998-04-10 1999-04-12 Article transporting/storing apparatus and article transported by the apparatus
NL1013100A NL1013100C2 (nl) 1999-03-05 1999-09-20 Artikelvervoer/opslaginrichting en artikel dat met de inrichting wordt vervoerd.
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007145338A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 梱包装置
CN113619924A (zh) * 2021-07-26 2021-11-09 安徽中轩建设工程有限公司 一种便于折叠存储的水泥砖防潮架

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