JP2000255325A - 蓋体の2方向開閉機構 - Google Patents

蓋体の2方向開閉機構

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JP2000255325A
JP2000255325A JP11054335A JP5433599A JP2000255325A JP 2000255325 A JP2000255325 A JP 2000255325A JP 11054335 A JP11054335 A JP 11054335A JP 5433599 A JP5433599 A JP 5433599A JP 2000255325 A JP2000255325 A JP 2000255325A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の開閉動作時に軸側の係合状態をロック
して蓋体の脱落を確実に防止し得、しかも比較的簡便な
機構で安価に構成することができる蓋体の2方向開閉機
構を提供することを目的とする。 【解決手段】 一端部に開口部の周縁部に当接する当接
部51a,53aが設けられていると共に、他端部に上
記係合解除手段又はこれと連動する部材に係合して該係
合解除手段の動作を係止する係止部51b,53bが設
けられたロック片5a,5bを、蓋体2に揺動可能に取
り付け、該ロック片5a,5bで、蓋体2の開閉時に開
閉運動の軸となる側の回動軸3,6と軸受部12,71
との係合状態をロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のセンター
コンソールボックスの蓋体を開閉する機構などとして好
適に用いられる、蓋体の2方向開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のセンターコンソール
ボックスとして、運転席側からだけではなく、助手席側
又は後部座席側からも蓋体を開閉し易いように、2方向
から蓋体を開閉し得るように構成されたものが知られて
おり、このようなコンソールボックスとしては、実開平
2−33755号公報に開示されたコンソールボックス
を例示することができる。
【0003】この実開平2−33755号公報に開示さ
れたコンソールボックスは、図11及び図12に示した
ように、コンソールボックスaの開口部を閉塞する蓋体
bの互いに対向する両端部にそれぞれ操作ボタンc,c
を設け、この操作ボタンc,cを操作することにより、
蓋体bを両側から開閉し得るように構成されたものであ
る。
【0004】即ち、図12に示されているように、上記
操作ボタンc,cは、蓋体bの内部に移動可能に配設さ
れたカム体d,dに連結されており、操作ボタンc,c
を押圧することにより、これらカム体d,dがバネeの
付勢力に抗して移動するようになっている。また、蓋体
bの互いに対向する両端部内側には、それぞれ端縁部に
沿って一対の支軸f,fが設けられており、これら支軸
fは基端部に突設されたカム突起iがカム体d,dに設
けられたカム溝j,jに摺動可能に挿入されて上記カム
体d,dと連結されていると共に、先端部がコンソール
ボックスに設けられた軸受け孔gに遊嵌されている。
【0005】そして、上記操作ボタンc,cのいずれか
一方を押圧して一方のカム体dをバネeの付勢力に抗し
て移動させ、カム溝jとカム突起iとのカム作用により
一方の支軸f,fを移動させて、その先端部を上記軸受
け孔gから退出させ、蓋体bの一端側を持ち上げ、他端
側の支軸f,fを軸にして、蓋体bを回動させることに
より、蓋体bを開いてコンソールボックスaの開口部を
開放する。また、この状態から蓋体bを閉じる場合に
は、蓋体bを閉じてこれを押圧することにより、上記支
軸gの先端部がコンソールボックスaの開口周縁部に設
けられたテーパー凹部hに導かれて上記軸受け孔g,g
に嵌入し、初期の閉状態でロックされる。この場合、こ
のコンソールボックスでは、上記操作ボタンc,cのい
ずれを操作しても、上記と同様の動作により、蓋体bを
開閉することができ、2方向から蓋体bを開閉し得るも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
ンソールボックスaの蓋体bに用いられている2方向開
閉機構は、一端側の支軸f,fを動作させる機構と、他
端側の支軸f,fを動作させる機構とが完全に独立した
ものとなっているため、一方の操作ボタンcを押圧して
蓋体を回動させているときに、他方の操作ボタンcが押
圧されると両側の支軸f,fが同時にコンソールボック
スaの軸受け孔g,gから外れて、蓋体bがコンソール
ボックスaから外れてしまうという欠点がある。
【0007】また、上記欠点、即ち蓋体の開閉動作中に
軸側の係合状態が解除されて蓋体が外れてしまうことを
防止するため、蓋体の一端側の係合状態を解除すると他
端側の係合状態がロックされる機構を備えた蓋体の開閉
機構も特開平7−29149号公報や特開平9−323
744号公報などに提案されているが、これらの機構は
蓋体に組み込まれる部品点数が多く構造も非常に複雑
で、蓋体が大きく(又は厚く)重くなったり、製造コス
トが嵩むなどの欠点がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、蓋体の開閉動作時に軸側の係合状態をロックして蓋
体の脱落を確実に防止し得、しかも比較的簡単な機構で
安価に構成することができる蓋体の2方向開閉機構を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、各種の開口部を開閉可能に閉塞する扉状の
蓋体を2方向から開閉するための開閉機構であって、上
記蓋体又は上記開口部のいずれか一方の互いに対向する
両端部にそれぞれ端縁部に沿って配設された回動軸と、
該回動軸に相対して上記蓋体又は上記開口部の互いに対
向する両端部にそれぞれ設けられた上記回動軸と解除可
能に係合する軸受部と、上記蓋体に設けられ、該蓋体の
開閉方向に応じてそれぞれ操作される2つの操作ボタン
と、該操作ボタンと連動して、それぞれ上記回動軸と軸
受部との係合状態を解除する2つの係合解除手段と、一
端部に上記開口部の周縁部に当接する当接部が設けられ
ていると共に、他端部に上記係合解除手段又はこれと連
動する部材に係合して該係合解除手段の動作を係止する
係止部が設けられ、上記蓋体に揺動可能に取り付けられ
た少なくとも2つのロック片とを具備してなり、上記蓋
体の閉状態にあっては、全ロック片の当接部が上記開口
部の周縁部に当接して、いずれのロック片もその係止部
が非係合状態にあり、この状態から、一方の係合解除手
段によって蓋体の一方の端部における回動軸と軸受部と
の係合状態を解除して蓋体を開方向へと回動させた場合
に、蓋体の回動運動と共に上記ロック片の当接部と開口
部周縁部との当接状態が解除されて上記ロック片が揺動
し、いずれかのロック片の係止部が他方の係合解除手段
又はこれと連動する部材に係合して該係合解除手段の動
作を係止するように構成したことを特徴とする蓋体の2
方向開閉機構を提供するものである。
【0010】即ち、本発明の蓋体の2方向開閉機構は、
蓋体及び開口部の互いに対向する両端部にそれぞれ回動
軸及びその軸受部を設けると共に、両端部のいずれにお
いても両者の係合状態を解除可能なものとし、一方の端
部における回動軸と軸受部との係合状態を解除すると共
に、他方の端部で軸受部に係合した状態になっている回
動軸を軸にして蓋体を回動させることにより、蓋体を両
端部のいずれからも開閉することができるようにしたも
のであり、この蓋体の開閉時に一方の端部における回動
軸と軸受部との係合状態を解除して蓋体を開方向へと回
動させると、他方の端部における回動軸と軸受部との係
合状態を解除するための係合解除手段の動作が上記ロッ
ク片により係止され、これにより開閉操作時には軸側の
係合状態がロックされるように構成したものである。
【0011】この場合、上記ロック片は、一端部に開口
部の周縁部に当接する当接部が設けられていると共に、
他端部に係合解除手段又はこれと連動する部材に係合す
る係止部が設けられたものであり、本発明では上記2つ
の係合解除手段の動作をそれぞれ係止する2個以上のロ
ック片を用い、これらを蓋体に揺動可能に取り付けたも
のである。
【0012】そして、このロック片によるロック動作
は、次のようにして行われる。まず、蓋体が閉状態にあ
る常時は、全てのロック片は、その一端部に設けられた
当接部が開口部の周縁部に当接した状態となると共に、
この状態において他端部に設けられた係止部はいずれの
ロック片においても非係合状態にあり、係合解除手段に
よって蓋体の両端部のいずれにおいても回動軸と軸受部
との係合状態を解除して蓋体を開くことができる状態に
なっている。この状態から、一方の係合解除手段を操作
して、一方の端部における回動軸と軸受部との係合状態
を解除し蓋体を開方向へと回動させると、蓋体が開口部
の周縁部から離間していくことにより上記ロック片の一
端部に設けられた当接部と開口部周縁部との当接状態が
解除され、該ロック片が揺動して他端部に設けられた係
止部が他方の回動軸と軸受部との係合状態を解除する係
合解除手段又はこれと連動する部材に係合し、該係合解
除手段の動作が係止されて軸側の係合状態がロックされ
るものである。
【0013】このように、本発明の蓋体の2方向開閉機
構によれば、蓋体開閉時に開閉運動の軸となる側の回動
軸と軸受部との係合状態が上記ロック片によりロックさ
れ、開閉動作中の蓋体の脱落を確実に防止することがで
きるものである。しかも、上記ロック片を蓋体に揺動可
能に設けると共に、該ロック片の係止部と係合する係合
部を上記係合解除手段又はこれと連動する部材に設けた
だけの極めて簡易な構造により、上記ロック機構を構成
することができるものである。
【0014】
【発明実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、本
発明をより具体的に説明する。 [第1実施例]図1,2は、本発明の一実施例にかかる
蓋体の2方向開閉機構を備えた自動車用のセンターコン
ソールボックスを示すものであり、このセンターコンソ
ールボックスは、上端面が開放したボックス本体1と、
該ボックス本体1の上端開口部を開閉可能に閉塞する扉
状の蓋体2とを具備しており、上記蓋体2が2方向から
開閉し得るようになっているものである。
【0015】上記ボックス本体1は、上端面が開放した
四角箱型のものであり、その長手方向(図1中の左右方
向)両端の互いに対向する両側壁の上端面に、それぞれ
上方へと延出する軸受壁11,11が立設されていると
共に、これら両軸受壁11,11には、それぞれ両端部
内面側に袋穴状の軸受穴(軸受部)12が形成されてお
り、両軸受壁11,11に設けられた軸受穴12同士が
互いに対向するようになっている。
【0016】図2に示されているように、上記軸受壁1
1,11の下端両側部には、ボックス本体1の上端縁部
との間に幅広スリット状の切り込み13,13が設けら
れており、蓋体2の開閉動作時には回動する蓋体2の側
壁22,22がこの切り込み13,13に挿入されるよ
うになっている。
【0017】上記蓋体2は、長方形の天井壁21と4つ
の側壁22,22,23,23とで構成された下端面が
開放した浅底箱状のものであり、互いに対向する一方の
両側壁22,22の内側にそれぞれ側壁22,22に沿
って回動軸3,3が配設されており、これら回動軸3,
3は、上記側壁22,22に沿ってスライド可能に取り
付けられている。
【0018】上記回動軸3,3は、図1に示されている
ように、互いの中心線を一致させた状態で縦列に配置さ
れた長尺シャフト31と短尺シャフト32とで構成され
ていおり、短尺シャフト32にはその一端側外周に鍔状
の係止リング33が形成されていると共に、この係止リ
ング33と該短尺シャフト32を支持する壁体との間に
コイルスプリング34が配設されて、この短尺シャフト
32が外方へと付勢されている。
【0019】一方、蓋体2の上記両側壁22,22に
は、図1に示されているように、内面にY字状のカム溝
41が形成された操作ボタン4が上下方向スライド可能
に配設されており、上記両シャフト31,32の互いに
対向する一端部に設けられたカム突起35,35が、上
記カム溝41に摺動可能に挿入されている。これによ
り、上記コイルスプリング34の付勢力が上記カム溝4
1とカム突起35,35とのカム作用によって長尺シャ
フト31へと伝達され、両シャフト31,32が互いに
反発する方向(外方)へと付勢されている。また、上記
操作ボタン4を上方へとスライドさせることにより、上
記カム溝41とカム突起35,35とのカム作用によっ
て、上記両シャフト31,32が上記コイルスプリング
34の付勢力に抗して互いに内側へとスライドするよう
になっている。なお、上記操作ボタン4の外面側には、
蓋体2の上記側壁22外面から突出する摘み部(図示せ
ず)が設けられており、この摘み部に指をかけて操作ボ
タン4を蓋体2の外側から操作するようになっている。
【0020】また、上記長尺シャフト31の他端部に
は、オイルダンパー36が固着されている。このオイル
ダンパー36は、特に図示していないが、内側に複数の
抵抗羽が設けられた内筒と外筒とを重ね合わせ、両者の
間にシリコーンオイル等の粘性の高いオイルを充填した
ものであり、その内筒に上記長尺シャフト31が固着さ
れていると共に、外筒の外周面から突出した共回り防止
片37がボックス本体1の側壁上端面に設けられた共回
り防止溝13内に挿入されている。
【0021】上記蓋体2の天井壁21の内面には、図2
に示されているように、上記短尺シャフト32,32の
配設位置に対応して舌片24,24が垂設されており、
この舌片24,24にロック片5a,5aが回動可能に
取り付けられている。
【0022】このロック片5a,5aは、図3に示され
ているように、L字状に折曲したロック片本体51の角
部下面に回動片52を垂設したものであり、この回動片
52の先端部を上記舌片24の先端部に軸着して、上記
蓋体2に取り付けられている。上記ロック片本体51の
一端側は平板状の当接部51aとなっていると共に、他
端側は断面略楔形の係止部51bとなっている。そして
このロック片5a,5aは、上記舌片24に軸着された
回動片52の先端部を支点としてシーソーのように揺動
するようになっている。
【0023】次に、本例2方向開閉機構による蓋体の開
閉動作について説明する。まず、蓋体2が閉状態にある
常時は、図1に示されているように、上記回動軸3,3
を構成する長尺シャフト31及び短尺シャフト32が上
記コイルスプリング34の付勢力により外方スライド限
にあり、両シャフト31,32の先端部がそれぞれ上記
軸受壁11,11の軸受穴(軸受部)12,12に挿入
された状態となっている。
【0024】このとき、上記両ロック片5a,5aは、
図4に示したように、その一端部に設けられた当接部5
1aが軸受壁11の上端縁部に当接して押し上げられ、
該ロック片5a,5aが傾いた状態となっている。この
状態において、ロック片5a,5aの他端部に設けられ
た係止部51bの下面は短尺シャフト32の係止リング
(係合部)33のやや上方に位置して(図4(B),
(C)参照)、両者は非係合状態にあり、蓋体2の両端
部に設けられたいずれかの操作ボタン4を操作して両シ
ャフト31,32をスライドさせ、上記回動軸3と軸受
穴12との係合状態を解除して蓋体2を開くことができ
る状態になっている。
【0025】この状態から蓋体2を開く場合は、一方の
操作ボタン4を上方へとスライドさせ、上記カム溝41
とカム突起35,35とのカム作用によって、一方の回
動軸3を構成する両シャフト31,32を共に内側へと
スライドさせて、その先端部を上記係合穴12,12か
ら退出させ、一方の回動軸3と軸受穴12,12との係
合状態を解除する。
【0026】そして、係合解除した蓋体2の一端側を持
ち上げるようにして蓋体2を開方向へと回動させて該蓋
体2を開くが、このとき、図5に示したように、蓋体2
が軸受壁11の上端面から離間していくことにより上記
ロック片5aの一端部に設けられた当接部51aと軸受
壁11上端縁部の当接状態が解除され、該ロック片5a
が自重により揺動して他端部に設けられた係止部51b
が開閉動作の軸となっている他方の回動軸3を構成する
短尺シャフト32の係止リング(係合部)33に係合
し、該短尺シャフト32のスライド運動が係止されて、
これにより上記操作ボタン4及び長尺シャフト31の動
作も係止され、蓋体2の回動動作における軸側の係合状
態がロックされるものである。
【0027】なお、蓋体2の一方の端部を開方向へと回
動させる際、蓋体2の回動方向と上記操作ボタン4の操
作方向とが同一方向となるため、操作ボタン4を上方へ
と押し上げると同時に蓋体2の一端部を開方向へと回動
させることができ、ワンアクションで操作性よく簡単に
蓋体2を開くことができる。また、蓋体2が開状態にあ
る場合、開放端側の回動軸3を構成する両シャフト3
1,32のカム突起35,35は、上方スライド限にあ
る上記操作ボタン4のカム溝41下端部に嵌合した状態
で維持され、これにより両シャフト31,32が共に内
側スライド限に位置した状態となる。
【0028】このようにして開いた蓋体2を再び閉じる
場合には、蓋体2を閉方向へと回動させて蓋体2を完全
に閉じた後、上記操作ボタン4を下方へとスライドさせ
て両シャフト31,32のカム突起35,35をカム溝
41の下端部から退出させる。これにより、両シャフト
31,32がコイルスプリング34の付勢力により再び
外方へとスライドして、回動軸3の両端部が再び軸受穴
12に係合し、蓋体2が閉状態で保持される。
【0029】なお、蓋体2を閉方向へと回動させる際に
は、上記オイルダンパー36の作用によって、自重によ
る蓋体2の急激な回動動作が効果的に防止され、安全か
つスムーズに蓋体2を閉じることができるものである。
【0030】この蓋体2の開閉操作は、図2中の左右ど
ちら側からも行うことができる。この場合、左右どちら
側から蓋体2を開閉してもその動作は上述の通りであ
り、蓋体2の回動中心となる側の回動軸3と軸受穴1
2,12との係合状態が上記ロック片5aでロックされ
た状態で、蓋体脱落の虞なく安定的かつ安全に開閉操作
を行うことができるものである。
【0031】[第2実施例]図6,7は、本発明の他の
実施例にかかる蓋体の2方向開閉機構を備えた自動車用
のセンターコンソールボックスを示すものであり、この
2方向開閉機構は、上記第1実施例とは逆にボックス本
体1側に回動軸を設けると共に、蓋体2側に回動軸と係
合する軸受部を設けたものである。なお、この第2実施
例では、上記第1実施例と同様の構成部分については、
第1実施例と同一の参照符号を付してその説明を省略す
る。
【0032】この第2実施例の蓋体の2方向開閉機構で
は、図6(A)に示されているように、ボックス本体1
の長手方向(図6(A)中の左右方向)両端の互いに対
向する両側壁上端面に、それぞれ上方へと延出する軸壁
14,14が立設されている。これら軸壁14,14に
は、それぞれ上端面に軸付け溝15,15が形成されて
おり、各軸付け溝15,15の両端部にそれぞれ回動軸
6,6が溝15,15を横切って架設されている。
【0033】一方、蓋体2には、天井壁21の四隅部内
面側に、それぞれ上記各回動軸6に対応して軸受片7,
7が垂設されている。この軸受片7,7は、図6
(B),(C)に示されているように、その先端部に逆
U字状の凹部(軸受部)71が形成されていると共に、
互いに対向する一対の軸受片7,7間には、上記凹部7
1のやや上方に存してシャフト72が回動可能に架設さ
れている。また、このシャフト72,72の両端部に
は、先端部が鉤状に折曲した掛爪片73,73が固定さ
れており、この掛爪片73,73はそれぞれ上記軸受片
7,7に隣接して配置され、上記シャフト72,72と
一体的に回動することにより、図6(B),(C)及び
図7(B)に示されているように、上記軸受片7に設け
られた凹部71の開口部を開閉するようになっている。
更に、上記シャフト72,72の一端部やや内側には、
図6(A)及び図7(A)に示されているように、シャ
フト外周面から接線方向に沿って突出した係止片(係合
部)74が突設されている。更にまた、このシャフト7
2,72には、上記蓋体2の側壁22,22の長手方向
中間部に設けられた操作片(操作ボタン)75,75が
連結されており、この操作片(操作ボタン)75,75
を回動させることにより、シャフト72,72が回動す
るようになっている(図7(B)参照)。なお、図示し
ていないが、上記シャフト72,72はバネ等の付勢手
段により、上記掛爪片7,7が上記凹部71の開口部を
閉じる方向へと回動するように付勢されている。
【0034】上記蓋体2の天井壁21の内面には、図7
(A)に示されているように、上記シャフト72,72
に突設された上記係止片74の配設位置に対応して舌片
24,24が垂設されており、この舌片24,24にロ
ック片5b,5bが回動可能に取り付けられている。
【0035】このロック片5b,5bは、図8に示した
ように、一端側がL字状に折曲した当接部53aとなっ
ていると共に、他端側が先端部上面側に係合溝54が形
成された係止部53bとなっている。また上記当接部5
3aと係止部53bとの間には円柱状の連結部55が設
けられており、この連結部55が上記舌片24に軸着さ
れて該ロック片5bが上記蓋体2に回動可能に取り付け
られていると共に、上記当接部53aと係止部53bと
はこの連結部55を中心にして略への字状にやや折れ曲
がっている。そしてこのロック片5bは、上記舌片24
に軸着された連結部55を支点としてシーソーのように
揺動するようになっている。
【0036】次に、この2方向開閉機構による蓋体の開
閉動作について説明する。まず、蓋体2が閉状態にある
常時は、図6,7に示されているように、上記各回動軸
6が蓋体2に設けられた軸受片7の凹部71内に挿入さ
れ、該凹部71の開口部が上記掛爪片73により閉塞さ
れた状態となっている(図6(B)参照)。
【0037】このとき、上記両ロック片5b,5bは、
図7(A)及び図8に示されているように、その一端側
に設けられた当接部53aが軸壁14の上端縁部に当接
して押し上げられ、他端側の係止部53bが下方へと傾
いた状態となっている。この状態において、ロック片5
b,5bの係止部53bに設けられた係止溝54はシャ
フト72の係止片(係合部)74よりも下方に位置し
て、両者は非係合状態にあり、蓋体2の両端部に設けら
れたいずれかの操作片75を操作して上記回動軸6と軸
受片7との係合状態を解除して蓋体2を開くことができ
る状態になっている。
【0038】この状態から蓋体2を開く場合は、図9
(A)に示したように、一方の操作片75を上方へと回
動させ、これと一体的にシャフト72を回動させて上記
掛爪片73を回動させる。これにより、図6(C)に示
されたように、上記軸受片7の凹部71の開口部が開放
され、回動軸6と軸受片7との係合状態が解除される。
またこのとき、図10(A)に示されているように、シ
ャフト72に設けられた上記係止片74は、外方へと回
動して、上記ロック片5bの係止部53bに設けられた
係止溝54よりも外側に位置した状態となる。
【0039】そして、図9(B)に示したように、係合
解除した蓋体2の一端側を持ち上げるようにして蓋体2
を開方向へと回動させて開くが、このとき、図10
(B)に示したように、蓋体2が軸壁14の上端面から
離間していくことにより上記ロック片5bの一端部に設
けられた当接部53aと軸壁14上端縁部との当接状態
が解除され、該ロック片5bが自重により揺動して一方
のロック片5b(図中右側のロック片5b)の他端部に
設けられた係止部53bの係止溝54がシャフト72の
係止片74と係合し、開閉動作の軸側(図中、右側)に
あるシャフト72の回動が係止され、これにより上記掛
爪片6の動作も係止されて、軸受片7の凹部71が掛爪
片73により閉塞された図6(B)の状態で、蓋体2の
回動動作における軸側の係合状態がロックされるもので
ある。この場合、図10(B)に示されているように、
回動自由端側(図中、左側)のロック片5bも当接部5
3aと軸壁14上端縁部との当接状態が解除され、同様
に揺動動作するが、こちら側では既にシャフト72が回
動して係止片74がロック片5bの係止部53bに設け
られた係止溝54の上方から外側へと退いた状態となっ
ているので、両者が係合することはない。
【0040】なお、蓋体2の一方の端部を開方向へと回
動させる際、蓋体2の回動方向と上記操作片75を回動
させる方向とが同一方向となるため、操作片75を上方
へと回動させると同時に蓋体2の一端部を開方向へと回
動させることができ、ワンアクションで操作性よく簡単
に蓋体2を開くことができる。
【0041】このようにして開いた蓋体2を再び閉じる
場合には、上記操作片75への操作を解除して操作片7
5及び一方の掛爪片73を初期状態に戻すと共に、蓋体
2を閉方向へと回動させ、掛爪片73の先端部が回動軸
6に当接したところで該蓋体2を強く押圧して更に蓋体
2を閉方向へと回動させ、掛爪片73の先端部に形成さ
れたテーパーの作用により該掛爪片73を回動させ、先
端が回動軸6の下側に達すると再び掛爪片73が回動し
て図6(B)に示された状態となり、蓋体2が閉状態で
保持される。
【0042】この蓋体2の開閉操作は、図7中の左右ど
ちら側からも行うことができる。この場合、左右どちら
側から蓋体2を開閉してもその動作は上述の通りであ
り、蓋体2の回動中心となる側の回動軸6と軸受片7及
び係爪片73との係合状態が上記ロック片5bによりロ
ックされた状態で、蓋体脱落の虞なく安定かつ安全に開
閉操作を行うことができるものである。
【0043】このように、上記第1,第2両実施例の2
方向開閉機構によれば、蓋体2の開閉時に開閉運動の軸
となる側の回動軸3,6と軸受部12,73との係合状
態が上記ロック片5a,5bによりロックされ、開閉動
作中の蓋体2の脱落を確実に防止することができるもの
である。しかも、上記ロック片5a,5bを蓋体2に揺
動可能に設けると共に、該ロック片5a,5bの係止部
51b,53bと係合する係合部33,74を回動軸3
を構成するシャフト32(第1実施例)や掛爪片73の
回動軸であるシャフト72(第2実施例)に設けただけ
の極めて簡易な構造により、上記ロック機構を構成する
ことができるものである。
【0044】なお、本発明の蓋体の2方向開閉機構は、
上記実施例に限定されるものではなく、種々変更するこ
とができる。例えば、上記両実施例では、ロック片5
a,5bが自重により揺動するようになっているが、こ
れらロック片5a,5bをばね等の付勢手段により付勢
してもよく、また両実施例では蓋体2を手動により回動
させて蓋体2を開くようになっているが、蓋体2を開方
向へと付勢する付勢手段を設け、一方の回動軸3,6と
軸受部12,71との係合状態を解除することにより、
自動的に蓋体2が回動して開くように構成することもで
き、更に蓋体2,ボックス本体1の形状や、回動軸3,
6の配設態様などは適宜変更して差し支えない。
【0045】また、上記第1実施例においては、両シャ
フト31,32の付勢手段や、操作ボタン4の動作と両
シャフト31の動作とを連動させる機構などは適宜変更
することができる。更に、上記第2実施例において、所
定角度ずつ適度なクリック感をもって回動する所謂フリ
ーストップヒンジを回動軸6,6として用い、かつこの
回動軸6,6と軸受片7の凹部71とが空回りしない状
態に係合するように構成し、蓋体2を適度なクリック感
をもって所定角度ずつ複数段階的に回動させ、各段階で
蓋体2をその所定角度に回動した状態で保持し得るよう
にしてもよい。
【0046】更に、本発明の2方向開閉機構は、上記両
実施例のように自動車のセンターコンソールボックスや
アームレストに組み込まれた収容ボックスの蓋体を開閉
する機構として好適に採用されるものであるが、用途は
これに限定されるものではなく、その他の各種容器や各
種収容部などの開口部を開閉する扉状の蓋体を2方向か
ら開閉可能とする用途であれば、いずれの用途にも好適
に採用されるものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蓋体の2
方向開閉機構によれば、蓋体の開閉動作時に軸側の係合
状態をロックして蓋体の脱落を確実に防止し得、しかも
比較的簡便な機構で安価に構成することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる2方向開閉機構を備
えた自動車用センターコンソールボックスを示す概略断
面図である。
【図2】同コンソールボックスを示す図1(A)のA−
A線に沿った概略断面図である。
【図3】同コンソールボックスを構成するロック片を示
す分解斜視図である。
【図4】同コンソールボックスの蓋体を閉じた状態にお
けるロック片の態様を示すもので、(A)は概略斜視
図、(B)は概略断面図、(C)は(B)のC−C線に
沿って一部を断面とした概略断面図である。
【図5】同コンソールボックスの蓋体を開いた状態にお
ける同ロック片の態様を示すもので、(A)は概略斜視
図、(B)は概略断面図、(C)は(B)のC−C線に
沿って一部を断面とした概略断面図である。
【図6】本発明の他の実施例にかかる2方向開閉機構を
備えた自動車用センターコンソールボックスを示すもの
であり、(A)は概略断面図、(B)は回動軸と軸受部
との係合状態を示す拡大断面図、(C)は回動軸と軸受
部との係合状態が解除された状態を示す拡大断面図であ
る。
【図7】同コンソールボックスを示すもので、(A)は
図6(A)のA−A線に沿った概略断面図、(B)は図
6(A)のB−B線に沿った概略断面図に操作ボタンを
付記した説明図である。
【図8】同コンソールボックスを構成するロック片によ
るロック構造を説明する概略斜視図である。
【図9】同コンソールボックスの蓋体を開く際の掛爪片
と回動軸との関係を説明する概略断面図であり、(A)
は回動軸と掛爪片との係合状態を解除した開閉操作の初
期段階を示し、(B)は蓋体を回動させて開いた状態を
示すものである。
【図10】同コンソールボックスの蓋体を開く際のロッ
ク片と係止片(係合部)との関係を説明する概略断面図
であり、(A)は回動軸と掛爪片との係合状態を解除し
た開閉操作の初期段階を示し、(B)は蓋体を回動させ
て開いた状態を示すものである。
【図11】従来の2方向開閉機構を備えた自動車用セン
ターコンソールボックスを示す概略斜視図である。
【図12】従来の2方向開閉機構を備えた自動車用セン
ターコンソールボックスの構造を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 12 軸受穴(軸受部) 2 蓋体 3,6 回動軸 31 長尺シャフト 32 短尺シャフト 33 係止リング(係合部) 4,75 操作ボタン 5a,5b ロック片 51a,53a 当接部 51b,53b 係止部 54 係止溝 7 軸受片 71 凹部(軸受部) 72 シャフト(掛爪片の回動軸) 73 掛爪片 74 係止片(係合部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の開口部を開閉可能に閉塞する扉状
    の蓋体を2方向から開閉するための開閉機構であって、
    上記蓋体又は上記開口部のいずれか一方の互いに対向す
    る両端部にそれぞれその端縁部に沿って配設された回動
    軸と、該回動軸に相対して上記蓋体又は上記開口部の互
    いに対向する両端部にそれぞれ設けられた、上記回動軸
    と解除可能に係合する軸受部と、上記蓋体に設けられ、
    該蓋体の開閉方向に応じてそれぞれ操作される2つの操
    作ボタンと、該操作ボタンと連動して、それぞれ上記回
    動軸と軸受部との係合状態を解除する2つの係合解除手
    段と、一端部に上記開口部の周縁部に当接する当接部が
    設けられていると共に、他端部に上記係合解除手段又は
    これと連動する部材に係合して該係合解除手段の動作を
    係止する係止部が設けられ、上記蓋体に揺動可能に取り
    付けられた少なくとも2つのロック片とを具備してな
    り、上記蓋体の閉状態にあっては、全ロック片の当接部
    が上記開口部の周縁部に当接して、いずれのロック片も
    その係止部が非係合状態にあり、この状態から、一方の
    係合解除手段によって蓋体の一方の端部における回動軸
    と軸受部との係合状態を解除して蓋体を開方向へと回動
    させた場合に、蓋体の回動運動と共に上記ロック片の当
    接部と開口部周縁部との当接状態が解除されて上記ロッ
    ク片が揺動し、いずれかのロック片の係止部が他方の係
    合解除手段又はこれと連動する部材に係合して該係合解
    除手段の動作を係止するように構成したことを特徴とす
    る蓋体の2方向開閉機構。
  2. 【請求項2】 上記回動軸として、互いの中心線を一致
    させた状態で縦列に配置され中心線に沿って互いに反発
    する方向へと付勢された2本1組のシャフトからなる回
    動軸が、上記蓋体の互いに対向する両端部にそれぞれ1
    組ずつスライド可能に配設されていると共に、上記軸受
    部として、上記シャフトの先端部が回動自在に挿入され
    る軸受穴が、上記開口部に設けられており、かつ上記係
    合解除手段が、上記シャフトを付勢力に抗して内側へと
    スライドさせ両シャフトの先端部を上記軸受穴から退出
    させるように構成され、上記ロック片の係止部が上記シ
    ャフトに設けられた係合部に係合して、上記係合解除手
    段の動作を係止するように構成された請求項1記載の蓋
    体の2方向開閉機構。
  3. 【請求項3】 上記回動軸が、上記開口部の互いに対向
    する両端部にそれぞれ配設されていると共に、上記軸受
    部が、上記蓋体の互いに対向する両端部にそれぞれ設け
    られた略逆U字状の凹部と、蓋体に回動可能に取り付け
    られその回動動作によって該凹部の開口部を開閉する鉤
    状の掛爪片とで構成されており、かつ上記係合解除手段
    が、上記掛爪片を回動させて上記凹部の開口部を開放す
    るように構成され、上記ロック片の係止部が上記掛爪片
    又はその回動軸に設けられた係合部に係合して、上記掛
    爪片の回動動作を係止するように構成された請求項1記
    載の蓋体の2方向開閉機構。
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