JP2003063295A - アームレスト機能を備えた車両用ドアポケット - Google Patents

アームレスト機能を備えた車両用ドアポケット

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JP2003063295A
JP2003063295A JP2001254142A JP2001254142A JP2003063295A JP 2003063295 A JP2003063295 A JP 2003063295A JP 2001254142 A JP2001254142 A JP 2001254142A JP 2001254142 A JP2001254142 A JP 2001254142A JP 2003063295 A JP2003063295 A JP 2003063295A
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JP2001254142A
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Masayuki Kito
雅之 鬼頭
Yasuhiro Goto
靖浩 後藤
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Takanichi Co Ltd
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アームレストとしての機能を損なうことがな
いうえに十分な収納容量を確保でき、しかも、室内が狭
められたりポケットを使用するうえで支障が生じるよう
なことのないアームレスト機能を備えた車両用ドアポケ
ットを提供する。 【解決手段】 ポケット本体1の上端開口部をアームレ
スト機能を備えた蓋体2により開閉自在とする。また、
前記したポケット本体1を収納部を有する主部材1bと
この収納部の側面開口部を覆う側覆部材1aとよりなる
ものとして、この側覆部材1aがその下端部を中心とし
て記蓋体2の開閉動作に連動して回動されるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアームレスト機能を
備えた車両用ドアポケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアトリムなどの車両用ドアの
内側には、従来から小物入れ用のドアポケットを設けた
り、アームレストを設けたものを普通とするが、この場
合、ドアポケットはアームレストよりも下方部に設けら
れるため、ドアポケットの収納容量は小さくなるうえ
に、アームレストが室内に張出するためにアームレスト
部分がポケットを使用する際に邪魔になるという問題点
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、アームレストとしての機能を
損なうことがないうえに十分な収納容量を確保でき、し
かも、室内が狭められたり、アームレスト部分がポケッ
トを使用するうえで支障となるようなことのないアーム
レスト機能を備えた車両用ドアポケットを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のアームレスト機能を備えた車両用
ドアポケットは、ポケット本体の上端開口部をアームレ
スト機能を備えた蓋体により開閉自在としたことを特徴
とするものを基本構成とする。そして、前記したアーム
レスト機能を備えた車両用ドアポケットにおけるポケッ
ト本体を、収納部を有する主部材と、この収納部の側面
開口部を覆う側覆部材とよりなるものとして、この側覆
部材がその下端部を中心として前記蓋体の開閉動作に連
動して回動されるようにしたものを請求項2に係る発明
とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は、本発明を自動車
のフロントドアに適用した場合を示すものであって、図
6に示されるように、ドアトリム30上に形成されたド
アポケットは、収納部を有する主部材1bと、この収納
部の側面開口部を覆う側覆部材1aとよりなるポケット
本体1の上端開口部をアームレスト機能を備えた蓋体2
により開閉自在としてある。すなわち、この蓋体2を閉
じた状態においては蓋体2の上面をアームレストとして
使用するように構成されており、また、前記蓋体2の開
閉動作に連動してポケット本体1の側覆部材1aはその
下端部を中心として回動するよう構成され、このように
して本発明では、ドアポケットに物を入れる場合、蓋体
2の開動作に連動して開口部が大きく開くこととなり、
物の出し入れを楽に行えることになる。
【0006】なお、側覆部材1aの回動機構としては、
側覆部材1aと蓋体2との間に装着されたリンク機構3
により、蓋体2の開閉動作に連動して側覆部材1aが室
内側へ回動するものである。このようなリンク機構3と
しては、図1〜図2に示されるように、一端が蓋体2に
枢着され他端は主部材1bに設けたガイド溝6内を移動
するガイドピン7に連結された第1リンク4と、一端が
側覆部材1aに枢着され他端に第1リンク4との係合部
5aが形成された第2リンク5とからなり、蓋体2の閉
状態において前記第1リンク4の先端部4aが第2リン
ク5の係合部5aに係合して側覆部材1aをドア側の定
位置へ固定する構造のものが用いられている。
【0007】また、前記した側覆部材1aはスプリング
8aにより常に室内側へ付勢された状態とされている。
即ち、このスプリング8aの弾発力により、後述するよ
うに側覆部材1aが蓋体2の開動作で第2リンク5のロ
ック状態を解除されると自動的に室内側へ開くこととな
る。更に、前記した側覆部材1aには回動を緩やかにす
るためのダンパー装置9が取り付けられていて、側覆部
材1aの室内側への回動作はゆっくりと行われ、これに
より安全性に優れたものとしてある。なお、図において
8bは蓋体2を開く際に上方向に向け弾発力を付与する
ためのスプリングである。
【0008】このように構成されたものでは、図2に示
されるように、通常状態においては蓋体2が閉ざされた
状態となっており、この状態では蓋体2の上面がアーム
レストとして利用に供されるものである。この場合、蓋
体2はスプリング8bのターンオーバー力により下方側
へ引っ張られて閉状態を保持している。一方、側覆部材
1aはスプリング8aにより室内側へ付勢された状態で
あるが、図4に示されるように、第1リンク4の先端部
4aが第2リンク5の係合部5aに係合した状態を保持
しているので、側覆部材1aはドア側の定位置へ固定さ
れた状態を保持している。
【0009】次に、ドアポケットを使用する場合は、図
1に示されるように、蓋体2を引き上げてポケット本体
1の上端開口部を開かせる。この時、蓋体2の上昇に伴
って第1リンク4も上昇するため、先端部4aが第2リ
ンク5の係合部5aから外れることとなり、側覆部材1
aはスプリング8aにより室内側へ付勢されて回転軸1
1を中心に回転し自動的に開くこととなる(図5参
照)。この時、ダンパー装置9の作用により側覆部材1
aの室内側への回動作はゆっくりと行われる。なお、前
記第1リンク4および第2リンク5は、図3に示される
ように、ブラケット10に設けられた孔部10a、10
bに案内されて正確に作動するよう構成されている。
【0010】次に、蓋体2を閉じる場合は、蓋体2を下
方向へ押し下げると、第1リンク4が先ずガイド溝6の
垂直方向の孔部6aに案内されて下降し、その先端部4
aを第2リンク5の係合部5aに係合する。更に蓋体2
を下方向へ押し下げ続けると、先端部4aはガイド溝6
の円弧状の孔部6bに案内されて第2リンク5とともに
斜め下方に向け押し下げられることとなる。この結果、
側覆部材1aはスプリング8aに反してドア側へ回動
し、最終的には図2に示される定位置へ固定されること
となる。なお、この状態においては蓋体2はスプリング
8bのターンオーバー力により下方側へ引っ張られて閉
状態を保持しているため、蓋体2に特別なロック機構を
設ける必要はない。
【0011】本発明は前記したように、ポケット本体1
の上端開口部をアームレスト機能を備えた蓋体2により
開閉自在としたことにより、アームレストとしての機能
を損なうことがないうえに十分な収納容量を確保できて
室内が狭められたり、アームレスト部分がポケットを使
用するうえで支障となることのないようにし、また、こ
のポケット本体1を、収納部を有する主部材1bと、こ
の収納部の側面開口部を覆う側覆部材1aとよりなるも
のとしてこの側覆部材1aがその下端部を中心として前
記蓋体2の開閉動作に連動して回動するようにすること
により、ドアポケットに物を入れる場合、蓋体2の開動
作に連動して開口部が大きく開いて物の出し入れを楽に
行えるようにしたものであって、その具体的構成は前記
した実施例に限定されるものではない。
【0012】しかしながら、前記した実施例では、側覆
部材1aと蓋体2とをリンク機構3によって連繋するこ
とにより、小さな力で蓋体2の開閉動作に側覆部材1a
が連動して開口部が円滑に大きく開くようにしてあり、
特に、このようなリンク機構3を、蓋体2に一端が枢着
されて他端が主部材1bに設けたガイド溝6内を移動す
るガイドピン7に連結された第1リンク4と、側覆部材
1aに一端が枢着されて他端は前記第1リンク4との係
合部5aに形成されている第2リンク5とからなり、蓋
体2が閉ざされた状態において前記第1リンク4の先端
部4aが第2リンク5の係合部5aに係合して側覆部材
1aを定位置へ固定するようにしたものとすることによ
り、簡単な機構で内部への組み込みを容易化するととも
に安定した開閉操作を続けることができるようにしてあ
り、また、このようなリンク機構3に側覆部材1aを常
に室内側へ付勢するスプリング8aを組み込んで、蓋体
2を開いたときに側覆部材1aが的確に開かれるように
したり、側覆部材1aの回動を緩やかにするダンパー装
置9を安全性を確保できるようにしてあるなど、細部に
も配慮された設計としてある。
【0013】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はアームレストとしての機能を損なうことがないうえ
に十分な収納容量を確保でき、しかも、室内が狭められ
たり、ポケットを使用するうえに支障が生じたりするこ
とがなく、さらに、蓋の開閉に連動して開口部が大きく
開くようにして物の出し入れを楽に行えるものとなる。
よって本発明は従来の問題点を一掃したアームレスト機
能を備えた車両用ドアポケットとして、産業の発展に寄
与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図3】リンク機構を示す腰部の斜視図である。
【図4】蓋体の閉状態におけるリンク機構の作動を示す
断面図である。
【図5】蓋体の開状態におけるリンク機構の作動を示す
断面図である。
【図6】自動車用ドアトリムを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ポケット本体 1a 側覆部材 1b 主部材 2 蓋体 3 リンク機構 4 第1リンク 4a 先端部 5 第2リンク 5a 係合部 6 ガイド溝 7 ガイドピン 8a スプリング 8b スプリング 9 ダンパー装置 30 ドアトリム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポケット本体の上端開口部をアームレス
    ト機能を備えた蓋体により開閉自在としたことを特徴と
    するアームレスト機能を備えた車両用ドアポケット。
  2. 【請求項2】 ポケット本体が、収納部を有する主部材
    と、この収納部の側面開口部を覆う側覆部材とよりなる
    ものであり、この側覆部材をその下端部を中心として前
    記蓋体の開閉動作に連動して回動するようにした請求項
    1に記載のアームレスト機能を備えた車両用ドアポケッ
    ト。
JP2001254142A 2001-08-24 2001-08-24 アームレスト機能を備えた車両用ドアポケット Withdrawn JP2003063295A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176024A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Inoac Corp 車両収納ボックスの開閉扉
CN100366465C (zh) * 2003-10-16 2008-02-06 东京座椅技术股份公司 车门衬里
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FR3083501A1 (fr) * 2018-07-03 2020-01-10 Psa Automobiles Sa Porte de vehicule equipee d’un dispositif de rangement et d’un accoudoir

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