JP2000251977A - 電源供給端子 - Google Patents
電源供給端子Info
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- JP2000251977A JP2000251977A JP11049319A JP4931999A JP2000251977A JP 2000251977 A JP2000251977 A JP 2000251977A JP 11049319 A JP11049319 A JP 11049319A JP 4931999 A JP4931999 A JP 4931999A JP 2000251977 A JP2000251977 A JP 2000251977A
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- power supply
- press
- bwb
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/515—Terminal blocks providing connections to wires or cables
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/30—Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
- H01R4/36—Conductive members located under tip of screw
- H01R4/363—Conductive members located under tip of screw with intermediate part between tip and conductive member
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/947—PCB mounted connector with ground terminal
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボード用の電源供給端子でボードへの実装作
業効率を改善し、機械強度をあげる。 【解決手段】 BWBに電源を供給する電源供給端子3
0を、一対の貫通長穴34a〜34eとこの貫通長穴3
4a〜34eの中心にネジ穴37を有する端子台31
と、コの字状に曲げられ、平面上にネジ穴に対応する穴
42を有し、先端に複数のプレスフィット端子43a〜
43eを有する側面を有する端子金具41a〜41eを
有し、その側面を貫通長穴34a〜34eに貫通、固定
して構成した。
業効率を改善し、機械強度をあげる。 【解決手段】 BWBに電源を供給する電源供給端子3
0を、一対の貫通長穴34a〜34eとこの貫通長穴3
4a〜34eの中心にネジ穴37を有する端子台31
と、コの字状に曲げられ、平面上にネジ穴に対応する穴
42を有し、先端に複数のプレスフィット端子43a〜
43eを有する側面を有する端子金具41a〜41eを
有し、その側面を貫通長穴34a〜34eに貫通、固定
して構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボードに電源を供
給する電源供給端子に関し、特に通信装置のBWB(Bac
k Wiring Board)に使用する電源供給端子に関する。
給する電源供給端子に関し、特に通信装置のBWB(Bac
k Wiring Board)に使用する電源供給端子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の、通信システムにおいては、デー
タ通信の増大等により、高密度化、情報伝送容量の大容量
化、高機能化が要求されている。
タ通信の増大等により、高密度化、情報伝送容量の大容量
化、高機能化が要求されている。
【0003】このような状況において、各通信装置の消
費電力は増加傾向にあり、大電流に適応できる必要があ
る。また、通信装置のバックワイヤリングボード(BW
B)は、高多層化の一途をたどっており、これに伴い、
プリント板の厚さは、ますます増加している。
費電力は増加傾向にあり、大電流に適応できる必要があ
る。また、通信装置のバックワイヤリングボード(BW
B)は、高多層化の一途をたどっており、これに伴い、
プリント板の厚さは、ますます増加している。
【0004】一方、BWBに電源を供給するコネクタは
高周波信号を通せるよう、インピーダンス整合されたプ
レスフィットによる無半田接続が主流となっている。従
来、BWBに電源を供給する構造としては以下のものが
ある。
高周波信号を通せるよう、インピーダンス整合されたプ
レスフィットによる無半田接続が主流となっている。従
来、BWBに電源を供給する構造としては以下のものが
ある。
【0005】第1の構造は、電源端子に半田接続した電
線をBWBのスルーホールに挿入して半田接続する構造
である。ここで、電源供給容量は、電線の本数および電
線径は電源の電流容量により決定され、大電流容量に対
応するには、電線の本数を増やしたり、または電線径を
太くする必要がある。
線をBWBのスルーホールに挿入して半田接続する構造
である。ここで、電源供給容量は、電線の本数および電
線径は電源の電流容量により決定され、大電流容量に対
応するには、電線の本数を増やしたり、または電線径を
太くする必要がある。
【0006】第2は、プレスフィット型電源用コネクタ
による電源供給構造である。この構造ではプリント配線
板には、プレスフィット型電源用コネクタを埋め込み、
電源供給側もコネクタ形式の構造としている。
による電源供給構造である。この構造ではプリント配線
板には、プレスフィット型電源用コネクタを埋め込み、
電源供給側もコネクタ形式の構造としている。
【0007】ここで、電源供給容量は、プレスフィット
型電源用コネクタのプラグ数及びプレスフィット型電源
用コネクタのピン数により決定され、大電流容量に対応
するには、プラグ数を増やすか、またはプレスフィット
型電源用コネクタのピン数を増やす必要がある。
型電源用コネクタのプラグ数及びプレスフィット型電源
用コネクタのピン数により決定され、大電流容量に対応
するには、プラグ数を増やすか、またはプレスフィット
型電源用コネクタのピン数を増やす必要がある。
【0008】第3は、プレスフィット型端子を個々に使
用する構造である。この構造を図6を参照して説明す
る。図6はプレスフィット型端子の構造を示す図であ
る。図6に示すプレスフィット型端子10は、金属平板
がコ字状に折り曲げられた本体11の先端部に、櫛歯形
状の複数のプレスフィット端子12a〜12eが形成さ
れ、本体11の平面中央部に、ネジ1を螺合する貫通し
たネジ穴13が形成されて構成されている。なお、符号
2でプレスフィット型端子10のA−A断面構造を示
す。
用する構造である。この構造を図6を参照して説明す
る。図6はプレスフィット型端子の構造を示す図であ
る。図6に示すプレスフィット型端子10は、金属平板
がコ字状に折り曲げられた本体11の先端部に、櫛歯形
状の複数のプレスフィット端子12a〜12eが形成さ
れ、本体11の平面中央部に、ネジ1を螺合する貫通し
たネジ穴13が形成されて構成されている。なお、符号
2でプレスフィット型端子10のA−A断面構造を示
す。
【0009】このような構成のプレスフィット型端子1
0をBWBに取り付ける様子を図7を参照して説明す
る。図7複数のプレスフィット型端子をBWBに取り付
けた状態の示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B断面の断面図である。
0をBWBに取り付ける様子を図7を参照して説明す
る。図7複数のプレスフィット型端子をBWBに取り付
けた状態の示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B断面の断面図である。
【0010】図7に示すように、複数のプレスフィット
型端子10a〜10eを用いて配線を行う場合は、BW
B20のスルーホールに、個々のプレスフィット型端子
10a〜10eのプレスフィット端子12a〜12fを
差し込んで固定し、プレスフィット型端子10a〜10
eのネジ穴13(図6参照)にネジ1a〜1eを、
(B)に示す電線の圧着端子3a〜3eを介して螺合す
る。
型端子10a〜10eを用いて配線を行う場合は、BW
B20のスルーホールに、個々のプレスフィット型端子
10a〜10eのプレスフィット端子12a〜12fを
差し込んで固定し、プレスフィット型端子10a〜10
eのネジ穴13(図6参照)にネジ1a〜1eを、
(B)に示す電線の圧着端子3a〜3eを介して螺合す
る。
【0011】なお、圧着端子3a〜3eの代わりに、ネ
ジ1a〜1eに電線を巻き付けてプレスフィット型端子
10a〜10eに接続してもよい。ここで、電流容量
は、プレスフィット端子のピン数及び接続できる電線の
径により決定される。
ジ1a〜1eに電線を巻き付けてプレスフィット型端子
10a〜10eに接続してもよい。ここで、電流容量
は、プレスフィット端子のピン数及び接続できる電線の
径により決定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の構造で
は機構取付構造が必要であり、BWBへの接続において
も装置の消費電力が大きい場合は、電線を一つの端子に
複数本接続するか、太い線径の電線を使用する必要がc
り、製造効率が悪い。また、電線の数を多くすると実装
スペースが必要となる。さらに、BWBが厚くなると半
田付け接続不良の可能性がある。
は機構取付構造が必要であり、BWBへの接続において
も装置の消費電力が大きい場合は、電線を一つの端子に
複数本接続するか、太い線径の電線を使用する必要がc
り、製造効率が悪い。また、電線の数を多くすると実装
スペースが必要となる。さらに、BWBが厚くなると半
田付け接続不良の可能性がある。
【0013】また、第2のプレスフィット型電源用コネ
クタは、コネクタによって機構的に保持されているの
で、堅牢性に劣るという問題がある。また、コネクタ形
状であるため、同一極数の場合は、誤配線を行う可能性
があり、確認用に電圧モニター機能が必要となる。
クタは、コネクタによって機構的に保持されているの
で、堅牢性に劣るという問題がある。また、コネクタ形
状であるため、同一極数の場合は、誤配線を行う可能性
があり、確認用に電圧モニター機能が必要となる。
【0014】第3の構造では、プレスフィット端子本体
に直接電線接続用のネジを切ってある(バーリング加工
等)。この構造は、ネジの締め付けに対する強度が端子
の厚さや材質に左右されるため、図6のような小型端子
の場合は、端子本体の強度に問題がある。
に直接電線接続用のネジを切ってある(バーリング加工
等)。この構造は、ネジの締め付けに対する強度が端子
の厚さや材質に左右されるため、図6のような小型端子
の場合は、端子本体の強度に問題がある。
【0015】また、図7に示すように個々の端子をBW
Bに搭載するため、製造効率が低く、個々の端子間が近
接する場合、給電線の接続時及び接続状態で隣接端子と
接触するケースが生じる問題がある。
Bに搭載するため、製造効率が低く、個々の端子間が近
接する場合、給電線の接続時及び接続状態で隣接端子と
接触するケースが生じる問題がある。
【0016】さらに、プレスフィット型端子のネジ部は
貫通型のため、BWBに搭載する場合、図8(A)に示
すように、ネジ1の長さが適正な場合は問題ないが、図
8(B)に示すように、長いネジ1fを使用すると、ネ
ジ1fの先端がプリント配線板を傷つけ、符号3で示す
ように端子が抜けてしまうという問題がある。
貫通型のため、BWBに搭載する場合、図8(A)に示
すように、ネジ1の長さが適正な場合は問題ないが、図
8(B)に示すように、長いネジ1fを使用すると、ネ
ジ1fの先端がプリント配線板を傷つけ、符号3で示す
ように端子が抜けてしまうという問題がある。
【0017】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ボードへの製造効率の高い電源供給端子を提
供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、
機械的強度の高い電源供給端子を提供することである。
のであり、ボードへの製造効率の高い電源供給端子を提
供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、
機械的強度の高い電源供給端子を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すように、一対の貫通長穴34
a〜34eと前記貫通長穴34a〜34eの中心にネジ
穴を有する端子台31と、コの字状に曲げられ、平面上
に前記ネジ穴に対応する穴42を有し、先端に複数のプ
レスフィット端子43a〜43fを有する側面を有する
端子金具41a〜41eを有し、前記側面を前記貫通長
穴34a〜34eに貫通、固定した電源供給端子30が
提供される。
決するために、図1に示すように、一対の貫通長穴34
a〜34eと前記貫通長穴34a〜34eの中心にネジ
穴を有する端子台31と、コの字状に曲げられ、平面上
に前記ネジ穴に対応する穴42を有し、先端に複数のプ
レスフィット端子43a〜43fを有する側面を有する
端子金具41a〜41eを有し、前記側面を前記貫通長
穴34a〜34eに貫通、固定した電源供給端子30が
提供される。
【0019】ここで、端子台31に端子金具41a〜4
1eを挿入して一個の電源供給端子30を完成させた後
に、BWBへの取り付けを行うことができるので、作業
効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さらに、電
源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度も高く
なる。
1eを挿入して一個の電源供給端子30を完成させた後
に、BWBへの取り付けを行うことができるので、作業
効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さらに、電
源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度も高く
なる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の電源供給端子の
分解構成を示す図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の電源供給端子の
分解構成を示す図である。
【0021】図2は、図1の端子台31のC−C断面図
である。図3は、図1の裏面斜視図である。図1に示す
電源供給端子30は、5極タイプのものであり、概略し
て端子台31と、5つの端子金具41a〜41eと、座
金を備える5つの圧着端子固定用のネジ51a〜51e
と、保護カバーから構成されている。
である。図3は、図1の裏面斜視図である。図1に示す
電源供給端子30は、5極タイプのものであり、概略し
て端子台31と、5つの端子金具41a〜41eと、座
金を備える5つの圧着端子固定用のネジ51a〜51e
と、保護カバーから構成されている。
【0022】端子台31は、PBT(ポリブチレンテレ
フタレイト)を用いて概略長方形状に形成したものであ
り、その両側に突起した側壁32a,32bに保護カバ
ー60を固定するためのカバー用ネジ穴35a,35b
が形成されており、また、側壁32a,32b間に、側
壁32a,32bに平行に均等に配置された4つの絶縁
壁33a〜33dが突起して形成され、各絶縁壁33a
〜33d間及び絶縁壁33a,33dと側壁32a,3
2b間の各平面に、端子金具41a〜41eを差し込む
ための細長い貫通長穴34a〜34eが一対づつ平行に
設けられている。
フタレイト)を用いて概略長方形状に形成したものであ
り、その両側に突起した側壁32a,32bに保護カバ
ー60を固定するためのカバー用ネジ穴35a,35b
が形成されており、また、側壁32a,32b間に、側
壁32a,32bに平行に均等に配置された4つの絶縁
壁33a〜33dが突起して形成され、各絶縁壁33a
〜33d間及び絶縁壁33a,33dと側壁32a,3
2b間の各平面に、端子金具41a〜41eを差し込む
ための細長い貫通長穴34a〜34eが一対づつ平行に
設けられている。
【0023】また、各貫通長穴34a〜34eの間の平
面中央部には、図2に示すように、円柱の金属部材に非
貫通のネジ穴を形成した圧着端子固定用のネジ51a〜
51eを螺合するためのネジ穴37が、端子台31に一
体形成されている。
面中央部には、図2に示すように、円柱の金属部材に非
貫通のネジ穴を形成した圧着端子固定用のネジ51a〜
51eを螺合するためのネジ穴37が、端子台31に一
体形成されている。
【0024】さらに、一方の側壁32aの裏面には、図
1及び図3に示すように、電源供給端子30の形状が左
右対称であるため、BWBへの誤実装防止用の突起部3
6が形成されており、さらには、図3に示すように、端
子台31の裏面に、その4隅にBWBへの取付穴(ネジ
穴)38a〜38dが形成されている。なお、図3に符
号39a,39b,39cで代表して示す長方形状及び
円形状の穴は、端子台31形成時の窪みである。
1及び図3に示すように、電源供給端子30の形状が左
右対称であるため、BWBへの誤実装防止用の突起部3
6が形成されており、さらには、図3に示すように、端
子台31の裏面に、その4隅にBWBへの取付穴(ネジ
穴)38a〜38dが形成されている。なお、図3に符
号39a,39b,39cで代表して示す長方形状及び
円形状の穴は、端子台31形成時の窪みである。
【0025】図1に示す各端子金具41a〜41eは、
ニッケルメッキを施したリン青銅の平板をコ字状に折り
曲げ、この折り曲げられた平行な両側板の先端部に、櫛
歯形状の6本のプレスフィット端子43を形成し、両側
板間の平面中央部に、圧着端子71a〜71eを挟んで
固定する圧着端子固定用のネジ51a〜51eを、螺合
するための穴42を形成して構成したものである。
ニッケルメッキを施したリン青銅の平板をコ字状に折り
曲げ、この折り曲げられた平行な両側板の先端部に、櫛
歯形状の6本のプレスフィット端子43を形成し、両側
板間の平面中央部に、圧着端子71a〜71eを挟んで
固定する圧着端子固定用のネジ51a〜51eを、螺合
するための穴42を形成して構成したものである。
【0026】プレスフィット端子43は、図3に符号4
3a〜43fで示すように、その根本に細長い楕円形状
を成すバネ部分を有し、このバネ部分がプリント配線板
のスルーホールに差し込まれた際に、そのバネ圧でプレ
スフィット端子43を固定する構造となっている。
3a〜43fで示すように、その根本に細長い楕円形状
を成すバネ部分を有し、このバネ部分がプリント配線板
のスルーホールに差し込まれた際に、そのバネ圧でプレ
スフィット端子43を固定する構造となっている。
【0027】図4は端子金具の詳細な構成を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。端子金具41aには、図4(B)の正面図に示
すように、その側板の両サイドに各々が2段構造となっ
た楔形状の突起44aと44bが形成されている。
り、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。端子金具41aには、図4(B)の正面図に示
すように、その側板の両サイドに各々が2段構造となっ
た楔形状の突起44aと44bが形成されている。
【0028】この楔形状の突起44a,44bは、図3
に示すように、端子金具41aを、そのプレスフィット
端子43a〜43fが突き出るように端子台31の貫通
長穴34aに差し込んだ場合に、貫通長穴34aに係合
させるためのものであり、この状態で、挿入方向と逆方
向の力が加わった場合に、突起44a、44bが貫通長
穴34aの壁面に食い込み、これによって端子金具41
aが端子台31から抜けないように固定されるようにな
っている。
に示すように、端子金具41aを、そのプレスフィット
端子43a〜43fが突き出るように端子台31の貫通
長穴34aに差し込んだ場合に、貫通長穴34aに係合
させるためのものであり、この状態で、挿入方向と逆方
向の力が加わった場合に、突起44a、44bが貫通長
穴34aの壁面に食い込み、これによって端子金具41
aが端子台31から抜けないように固定されるようにな
っている。
【0029】また、図1に示す保護カバー60の両側に
は、端子台31のカバー用ネジ穴35a,35bに螺合
されるカバー固定用のネジ61a,61bが貫通穴に挿
入されている。
は、端子台31のカバー用ネジ穴35a,35bに螺合
されるカバー固定用のネジ61a,61bが貫通穴に挿
入されている。
【0030】このような部品を用いて電源供給端子30
を組み立てる場合、図1に示すように、端子台31の貫
通長穴34a〜34eに、各端子金具41a〜41eの
プレスフィット端子43を挿入し、端子金具41a〜4
1eの貫通長穴34a〜34e形成面が、端子台31の
貫通長穴34a〜34e形成面と接する位置まで、端子
金具41a〜41eを押し込む。これによって、図3ま
たは図4(b)に示すように、端子金具41a〜41e
が端子台31の裏面から突き出た状態となる。
を組み立てる場合、図1に示すように、端子台31の貫
通長穴34a〜34eに、各端子金具41a〜41eの
プレスフィット端子43を挿入し、端子金具41a〜4
1eの貫通長穴34a〜34e形成面が、端子台31の
貫通長穴34a〜34e形成面と接する位置まで、端子
金具41a〜41eを押し込む。これによって、図3ま
たは図4(b)に示すように、端子金具41a〜41e
が端子台31の裏面から突き出た状態となる。
【0031】次に、図1に示す圧着端子71a〜71e
を、端子金具41a〜41eに圧着端子固定用のネジ5
1a〜51eで固定する。この際、圧着端子固定用のネ
ジ51a〜51eを、端子台31の各ネジ穴37に螺合
して行う。
を、端子金具41a〜41eに圧着端子固定用のネジ5
1a〜51eで固定する。この際、圧着端子固定用のネ
ジ51a〜51eを、端子台31の各ネジ穴37に螺合
して行う。
【0032】この後、保護カバー60を端子台31に取
り付ける。これは、カバー固定用のネジ61a,61b
をカバー用ネジ穴35a,35bに螺合して行う。この
ように構成された電源供給端子30をBWBに取り付け
る場合の動作を図5を参照して説明する。図5はBWB
80への電源供給端子30の取り付けを説明する図であ
る。
り付ける。これは、カバー固定用のネジ61a,61b
をカバー用ネジ穴35a,35bに螺合して行う。この
ように構成された電源供給端子30をBWBに取り付け
る場合の動作を図5を参照して説明する。図5はBWB
80への電源供給端子30の取り付けを説明する図であ
る。
【0033】但し、BWB80に電源供給端子30を取
り付ける場合、ケーブル配線を行うため、保護カバー6
0及び圧着端子固定用のネジ51a〜51eは取り外し
て行う。
り付ける場合、ケーブル配線を行うため、保護カバー6
0及び圧着端子固定用のネジ51a〜51eは取り外し
て行う。
【0034】このような状態で、まず、BWB80の位
置決め用の穴81に、電源供給端子30の突起部36を
合わせると共に、複数のスルーホール83に、プレスフ
ィット端子43を合わせて、端子台31をBWB80に
押し込む。
置決め用の穴81に、電源供給端子30の突起部36を
合わせると共に、複数のスルーホール83に、プレスフ
ィット端子43を合わせて、端子台31をBWB80に
押し込む。
【0035】この際、端子台31裏面の取付穴38a〜
38d(図3参照)と、BWB80の貫通穴82a〜8
2dとが一致する。そして、BWB80の裏面から図示
せぬボルトを貫通穴82a〜82dに差し込んで取付穴
38a〜38dに螺合させることにより、電源供給端子
30をBWB80に固定する。
38d(図3参照)と、BWB80の貫通穴82a〜8
2dとが一致する。そして、BWB80の裏面から図示
せぬボルトを貫通穴82a〜82dに差し込んで取付穴
38a〜38dに螺合させることにより、電源供給端子
30をBWB80に固定する。
【0036】そして、ケーブル(図示せず)が接続され
た圧着端子71a〜71eを、端子金具41a〜41e
に圧着端子固定用のネジ51a〜51eで固定し、保護
カバー60を端子台31に取り付ける。
た圧着端子71a〜71eを、端子金具41a〜41e
に圧着端子固定用のネジ51a〜51eで固定し、保護
カバー60を端子台31に取り付ける。
【0037】また、図示していないが、BWBの裏側で
電源供給端子の電源端子とアースの間に電源用コンデン
サを実装する。以上説明した実施の形態によれば、BW
B80に電源を供給する電源供給端子30を、一対の貫
通長穴34a〜34eとこの貫通長穴34a〜34eの
中心にネジ穴37を有する端子台31と、コの字状に曲
げられ、平面上にネジ穴37に対応する穴42を有し、
先端に複数のプレスフィット端子43a〜43eを有す
る側面を有する端子金具41a〜41eを有し、その側
面を貫通長穴34a〜34eに貫通、固定して構成し
た。
電源供給端子の電源端子とアースの間に電源用コンデン
サを実装する。以上説明した実施の形態によれば、BW
B80に電源を供給する電源供給端子30を、一対の貫
通長穴34a〜34eとこの貫通長穴34a〜34eの
中心にネジ穴37を有する端子台31と、コの字状に曲
げられ、平面上にネジ穴37に対応する穴42を有し、
先端に複数のプレスフィット端子43a〜43eを有す
る側面を有する端子金具41a〜41eを有し、その側
面を貫通長穴34a〜34eに貫通、固定して構成し
た。
【0038】これによって、端子台31に端子金具41
a〜41eを挿入して一個の電源供給端子30を完成さ
せた後に、BWBへの取り付けを行うことができるの
で、作業効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さ
らに、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由
度も高くなる。
a〜41eを挿入して一個の電源供給端子30を完成さ
せた後に、BWBへの取り付けを行うことができるの
で、作業効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さ
らに、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由
度も高くなる。
【0039】また、貫通長穴34a〜34eの両端に絶
縁壁33a〜33dを有するので、従来のように、個々
の端子間が近接する場合、給電線の接続時及び接続状態
で隣接端子と接触するケースが生じることがなくなる。
縁壁33a〜33dを有するので、従来のように、個々
の端子間が近接する場合、給電線の接続時及び接続状態
で隣接端子と接触するケースが生じることがなくなる。
【0040】さらに、ネジ穴37が非貫通であるので、
従来のように、圧着端子固定用のネジ51a〜51e
に、長いネジを使用したとしても、ネジの先端がプリン
ト配線板を傷つけたり、端子が抜けたりするといったこ
とがなくなる。
従来のように、圧着端子固定用のネジ51a〜51e
に、長いネジを使用したとしても、ネジの先端がプリン
ト配線板を傷つけたり、端子が抜けたりするといったこ
とがなくなる。
【0041】さらには、端子金具41a〜41eの側面
形状の幅を2段構造とし、各段に楔形状の突起44a、
44bを設けたので、端子金具41aを端子台31から
抜けないように固定することができる。
形状の幅を2段構造とし、各段に楔形状の突起44a、
44bを設けたので、端子金具41aを端子台31から
抜けないように固定することができる。
【0042】上記の説明では5端子の電源供給端子の例
で説明したが任意の端子数の電源供給端子に適用できる
ことは言うまでもない.また、上記の説明ではBWBで
説明したが、一般のボードへの電源供給端子にも適用で
きる。
で説明したが任意の端子数の電源供給端子に適用できる
ことは言うまでもない.また、上記の説明ではBWBで
説明したが、一般のボードへの電源供給端子にも適用で
きる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電源供給
端子ではプレスフィット型端子金具を端子台の長穴に嵌
め込む構造としたので、ボードへ実装するのに作業効率
がよい。
端子ではプレスフィット型端子金具を端子台の長穴に嵌
め込む構造としたので、ボードへ実装するのに作業効率
がよい。
【0044】また、機械的強度も強い構造となる。さら
に、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度
も高い。
に、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度
も高い。
【図1】本発明の電源供給端子の分解構成を示す図であ
る。
る。
【図2】図1の端子台のC−C断面図である。
【図3】端子台の裏面斜視図である。
【図4】端子金具の詳細な構成を示す図であり、(A)
は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
【図5】BWBへの電源供給端子の取り付けを説明する
図である。
図である。
【図6】プレスフィット型端子の構造を示す図である。
【図7】プレスフィット型端子をBWBに取り付けた状
態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の
B−B断面の断面図である。
態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の
B−B断面の断面図である。
【図8】プレスフィット型端子をネジ止めする図であ
り、(A)は適正長さのネジを使用した図、(B)は長
いネジを使用した場合の図である。
り、(A)は適正長さのネジを使用した図、(B)は長
いネジを使用した場合の図である。
30…電源供給端子 31…端子台 33a〜33d…絶縁壁 34a〜34e…貫通長穴 37…ネジ穴 41a〜41e…端子金具 42…穴 43a〜43f…プレスフィット端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月25日(1999.11.
25)
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電源供給端子
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボードに電源を供
給する電源供給端子に関し、特に通信装置のBWB(Bac
k Wiring Board)に使用する電源供給端子に関する。
給する電源供給端子に関し、特に通信装置のBWB(Bac
k Wiring Board)に使用する電源供給端子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の、通信システムにおいては、デー
タ通信の増大等により、高密度化、情報伝送容量の大容量
化、高機能化が要求されている。
タ通信の増大等により、高密度化、情報伝送容量の大容量
化、高機能化が要求されている。
【0003】このような状況において、各通信装置の消
費電力は増加傾向にあり、大電流に適応できる必要があ
る。また、通信装置のバックワイヤリングボード(BW
B)は、高多層化の一途をたどっており、これに伴い、
BWBの厚さは、ますます増加している。
費電力は増加傾向にあり、大電流に適応できる必要があ
る。また、通信装置のバックワイヤリングボード(BW
B)は、高多層化の一途をたどっており、これに伴い、
BWBの厚さは、ますます増加している。
【0004】一方、BWBに電源を供給するコネクタは
高周波信号を通せるよう、インピーダンス整合されたプ
レスフィットによる無半田接続が主流となっている。従
来、BWBに電源を供給する構造としては以下のものが
ある。
高周波信号を通せるよう、インピーダンス整合されたプ
レスフィットによる無半田接続が主流となっている。従
来、BWBに電源を供給する構造としては以下のものが
ある。
【0005】第1の構造は、電源端子に半田接続した電
線をBWBのスルーホールに挿入して半田接続する構造
である。ここで、電源供給容量は、電線の本数および電
線径は電源の電流容量により決定され、大電流容量に対
応するには、電線の本数を増やしたり、または電線径を
太くする必要がある。
線をBWBのスルーホールに挿入して半田接続する構造
である。ここで、電源供給容量は、電線の本数および電
線径は電源の電流容量により決定され、大電流容量に対
応するには、電線の本数を増やしたり、または電線径を
太くする必要がある。
【0006】第2は、プレスフィット型電源用コネクタ
による電源供給構造である。この構造ではBWBには、
プレスフィット型電源用コネクタを埋め込み、電源供給
側もコネクタ形式の構造としている。
による電源供給構造である。この構造ではBWBには、
プレスフィット型電源用コネクタを埋め込み、電源供給
側もコネクタ形式の構造としている。
【0007】ここで、電源供給容量は、プレスフィット
型電源用コネクタのプラグ数及びプレスフィット型電源
用コネクタのピン数により決定され、大電流容量に対応
するには、プラグ数を増やすか、またはプレスフィット
型電源用コネクタのピン数を増やす必要がある。
型電源用コネクタのプラグ数及びプレスフィット型電源
用コネクタのピン数により決定され、大電流容量に対応
するには、プラグ数を増やすか、またはプレスフィット
型電源用コネクタのピン数を増やす必要がある。
【0008】第3は、プレスフィット型端子を個々に使
用する構造である。この構造を図6を参照して説明す
る。図6はプレスフィット型端子の構造を示す図であ
る。図6に示すプレスフィット型端子10は、金属平板
がコ字状に折り曲げられた本体11の先端部に、櫛歯形
状の複数のプレスフィット端子12a〜12eが形成さ
れ、本体11の平面中央部に、ネジ1を螺合する貫通し
たネジ穴13が形成されて構成されている。なお、符号
2でプレスフィット型端子10のA−A断面構造を示
す。
用する構造である。この構造を図6を参照して説明す
る。図6はプレスフィット型端子の構造を示す図であ
る。図6に示すプレスフィット型端子10は、金属平板
がコ字状に折り曲げられた本体11の先端部に、櫛歯形
状の複数のプレスフィット端子12a〜12eが形成さ
れ、本体11の平面中央部に、ネジ1を螺合する貫通し
たネジ穴13が形成されて構成されている。なお、符号
2でプレスフィット型端子10のA−A断面構造を示
す。
【0009】このような構成のプレスフィット型端子1
0をBWBに取り付ける様子を図7を参照して説明す
る。図7は複数のプレスフィット型端子をBWBに取り
付けた状態の示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B断面の断面図である。
0をBWBに取り付ける様子を図7を参照して説明す
る。図7は複数のプレスフィット型端子をBWBに取り
付けた状態の示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B断面の断面図である。
【0010】図7に示すように、複数のプレスフィット
型端子10a〜10eを用いて配線を行う場合は、BW
B20のスルーホールに、個々のプレスフィット型端子
10a〜10eのプレスフィット端子12a〜12eを
差し込んで固定し、プレスフィット型端子10a〜10
eのネジ穴13(図6参照)にネジ1a〜1eを、
(B)に示す電線の圧着端子3a〜3eを介して螺合す
る。
型端子10a〜10eを用いて配線を行う場合は、BW
B20のスルーホールに、個々のプレスフィット型端子
10a〜10eのプレスフィット端子12a〜12eを
差し込んで固定し、プレスフィット型端子10a〜10
eのネジ穴13(図6参照)にネジ1a〜1eを、
(B)に示す電線の圧着端子3a〜3eを介して螺合す
る。
【0011】なお、圧着端子3a〜3eの代わりに、ネ
ジ1a〜1eに電線を巻き付けてプレスフィット型端子
10a〜10eに接続してもよい。ここで、電流容量
は、プレスフィット端子のピン数及び接続できる電線の
径により決定される。
ジ1a〜1eに電線を巻き付けてプレスフィット型端子
10a〜10eに接続してもよい。ここで、電流容量
は、プレスフィット端子のピン数及び接続できる電線の
径により決定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の構造で
は機構取付構造が必要であり、BWBへの接続において
も装置の消費電力が大きい場合は、電線を一つの端子に
複数本接続するか、太い線径の電線を使用する必要があ
り、製造効率が悪い。また、電線の数を多くすると実装
スペースが必要となる。さらに、BWBが厚くなると半
田付け接続不良の可能性がある。
は機構取付構造が必要であり、BWBへの接続において
も装置の消費電力が大きい場合は、電線を一つの端子に
複数本接続するか、太い線径の電線を使用する必要があ
り、製造効率が悪い。また、電線の数を多くすると実装
スペースが必要となる。さらに、BWBが厚くなると半
田付け接続不良の可能性がある。
【0013】また、第2のプレスフィット型電源用コネ
クタは、コネクタによって機構的に保持されているの
で、堅牢性に劣るという問題がある。また、コネクタ形
状であるため、同一極数の場合は、誤配線を行う可能性
があり、確認用に電圧モニター機能が必要となる。
クタは、コネクタによって機構的に保持されているの
で、堅牢性に劣るという問題がある。また、コネクタ形
状であるため、同一極数の場合は、誤配線を行う可能性
があり、確認用に電圧モニター機能が必要となる。
【0014】第3の構造では、プレスフィット端子本体
に直接電線接続用のネジを切ってある(バーリング加工
等)。この構造は、ネジの締め付けに対する強度が端子
の厚さや材質に左右されるため、図6のような小型端子
の場合は、端子本体の強度に問題がある。
に直接電線接続用のネジを切ってある(バーリング加工
等)。この構造は、ネジの締め付けに対する強度が端子
の厚さや材質に左右されるため、図6のような小型端子
の場合は、端子本体の強度に問題がある。
【0015】また、図7に示すように個々の端子をBW
Bに搭載するため、製造効率が低く、個々の端子間が近
接する場合、給電線の接続時及び接続状態で隣接端子と
接触するケースが生じる問題がある。
Bに搭載するため、製造効率が低く、個々の端子間が近
接する場合、給電線の接続時及び接続状態で隣接端子と
接触するケースが生じる問題がある。
【0016】さらに、プレスフィット型端子のネジ部は
貫通型のため、BWBに搭載する場合、図8(A)に示
すように、ネジ1の長さが適正な場合は問題ないが、図
8(B)に示すように、長いネジ1fを使用すると、ネ
ジ1fの先端がBWBを傷つけ、符号3で示すように端
子が抜けてしまうという問題がある。
貫通型のため、BWBに搭載する場合、図8(A)に示
すように、ネジ1の長さが適正な場合は問題ないが、図
8(B)に示すように、長いネジ1fを使用すると、ネ
ジ1fの先端がBWBを傷つけ、符号3で示すように端
子が抜けてしまうという問題がある。
【0017】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ボードへの製造効率の高い電源供給端子を提
供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、
機械的強度の高い電源供給端子を提供することである。
のであり、ボードへの製造効率の高い電源供給端子を提
供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、
機械的強度の高い電源供給端子を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すように、一対の貫通長穴34
a〜34eと前記貫通長穴34a〜34eの中心にネジ
穴を有する端子台31と、コの字状に曲げられ、平面上
に前記ネジ穴に対応する穴42を有し、先端に複数のプ
レスフィット端子43a〜43fを有する側面を有する
端子金具41a〜41eを有し、前記側面を前記貫通長
穴34a〜34eに貫通、固定した電源供給端子30が
提供される。
決するために、図1に示すように、一対の貫通長穴34
a〜34eと前記貫通長穴34a〜34eの中心にネジ
穴を有する端子台31と、コの字状に曲げられ、平面上
に前記ネジ穴に対応する穴42を有し、先端に複数のプ
レスフィット端子43a〜43fを有する側面を有する
端子金具41a〜41eを有し、前記側面を前記貫通長
穴34a〜34eに貫通、固定した電源供給端子30が
提供される。
【0019】ここで、端子台31に端子金具41a〜4
1eを挿入して一個の電源供給端子30を完成させた後
に、BWBへの取り付けを行うことができるので、作業
効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さらに、電
源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度も高く
なる。
1eを挿入して一個の電源供給端子30を完成させた後
に、BWBへの取り付けを行うことができるので、作業
効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さらに、電
源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度も高く
なる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の電源供給端子の
分解構成を示す図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の電源供給端子の
分解構成を示す図である。
【0021】図2は、図1の端子台31のC−C断面図
である。図3は、図1の裏面斜視図である。図1に示す
電源供給端子30は、5極タイプのものであり、概略し
て端子台31と、5つの端子金具41a〜41eと、座
金を備える5つの圧着端子固定用のネジ51a〜51e
と、保護カバー60から構成されている。
である。図3は、図1の裏面斜視図である。図1に示す
電源供給端子30は、5極タイプのものであり、概略し
て端子台31と、5つの端子金具41a〜41eと、座
金を備える5つの圧着端子固定用のネジ51a〜51e
と、保護カバー60から構成されている。
【0022】端子台31は、PBT(ポリブチレンテレ
フタレイト)を用いて概略長方形状に形成したものであ
り、その両側に突起した側壁32a,32bに保護カバ
ー60を固定するためのカバー用ネジ穴35a,35b
が形成されており、また、側壁32a,32bに平行に
均等に配置された4つの絶縁壁33a〜33dが突起し
て形成され、各絶縁壁33a〜33d間及び絶縁壁33
a,33dと側壁32a,32b間の各平面に、端子金
具41a〜41eを差し込むための細長い貫通長穴34
a〜34eが一対づつ平行に設けられている。
フタレイト)を用いて概略長方形状に形成したものであ
り、その両側に突起した側壁32a,32bに保護カバ
ー60を固定するためのカバー用ネジ穴35a,35b
が形成されており、また、側壁32a,32bに平行に
均等に配置された4つの絶縁壁33a〜33dが突起し
て形成され、各絶縁壁33a〜33d間及び絶縁壁33
a,33dと側壁32a,32b間の各平面に、端子金
具41a〜41eを差し込むための細長い貫通長穴34
a〜34eが一対づつ平行に設けられている。
【0023】また、各貫通長穴34a〜34eの間の平
面中央部には、図2に示すように、円柱の金属部材に非
貫通のネジ穴を形成した圧着端子固定用のネジ51a〜
51eを螺合するためのネジ穴37が、端子台31に一
体形成されている。
面中央部には、図2に示すように、円柱の金属部材に非
貫通のネジ穴を形成した圧着端子固定用のネジ51a〜
51eを螺合するためのネジ穴37が、端子台31に一
体形成されている。
【0024】さらに、一方の側壁32aの裏面には、図
1及び図3に示すように、電源供給端子30の形状が左
右対称であるため、BWBへの誤実装防止用の突起部3
6が形成されており、さらには、図3に示すように、端
子台31の裏面に、その4隅にBWBへの取付穴(ネジ
穴)38a〜38dが形成されている。なお、図3に符
号39a,39b,39cで代表して示す長方形状及び
円形状の穴は、端子台31形成時の窪みである。
1及び図3に示すように、電源供給端子30の形状が左
右対称であるため、BWBへの誤実装防止用の突起部3
6が形成されており、さらには、図3に示すように、端
子台31の裏面に、その4隅にBWBへの取付穴(ネジ
穴)38a〜38dが形成されている。なお、図3に符
号39a,39b,39cで代表して示す長方形状及び
円形状の穴は、端子台31形成時の窪みである。
【0025】図1に示す各端子金具41a〜41eは、
ニッケルメッキを施したリン青銅の平板をコ字状に折り
曲げ、この折り曲げられた平行な両側板の先端部に、櫛
歯形状の6本のプレスフィット端子43を形成し、両側
板間の平面中央部に、圧着端子71a〜71eを挟んで
固定する圧着端子固定用のネジ51a〜51eを、螺合
するための穴42を形成して構成したものである。
ニッケルメッキを施したリン青銅の平板をコ字状に折り
曲げ、この折り曲げられた平行な両側板の先端部に、櫛
歯形状の6本のプレスフィット端子43を形成し、両側
板間の平面中央部に、圧着端子71a〜71eを挟んで
固定する圧着端子固定用のネジ51a〜51eを、螺合
するための穴42を形成して構成したものである。
【0026】プレスフィット端子43は、図3に符号4
3a〜43fで示すように、その根本に細長い楕円形状
を成すバネ部分を有し、このバネ部分がプリント配線板
のスルーホールに差し込まれた際に、そのバネ圧でプレ
スフィット端子43を固定する構造となっている。
3a〜43fで示すように、その根本に細長い楕円形状
を成すバネ部分を有し、このバネ部分がプリント配線板
のスルーホールに差し込まれた際に、そのバネ圧でプレ
スフィット端子43を固定する構造となっている。
【0027】図4は端子金具の詳細な構成を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。端子金具41aには、図4(B)の正面図に示
すように、その側板の両サイドに各々が2段構造となっ
た楔形状の突起44aと44bが形成されている。
り、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。端子金具41aには、図4(B)の正面図に示
すように、その側板の両サイドに各々が2段構造となっ
た楔形状の突起44aと44bが形成されている。
【0028】この楔形状の突起44a,44bは、図3
に示すように、端子金具41aを、そのプレスフィット
端子43a〜43fが突き出るように端子台31の貫通
長穴34aに差し込んだ場合に、貫通長穴34aに係合
させるためのものであり、この状態で、挿入方向と逆方
向の力が加わった場合に、突起44a、44bが貫通長
穴34aの壁面に食い込み、これによって端子金具41
aが端子台31から抜けないように固定されるようにな
っている。
に示すように、端子金具41aを、そのプレスフィット
端子43a〜43fが突き出るように端子台31の貫通
長穴34aに差し込んだ場合に、貫通長穴34aに係合
させるためのものであり、この状態で、挿入方向と逆方
向の力が加わった場合に、突起44a、44bが貫通長
穴34aの壁面に食い込み、これによって端子金具41
aが端子台31から抜けないように固定されるようにな
っている。
【0029】また、図1に示す保護カバー60の両側に
は、端子台31のカバー用ネジ穴35a,35bに螺合
されるカバー固定用のネジ61a,61bが貫通穴に挿
入されている。
は、端子台31のカバー用ネジ穴35a,35bに螺合
されるカバー固定用のネジ61a,61bが貫通穴に挿
入されている。
【0030】このような部品を用いて電源供給端子30
を組み立てる場合、図1に示すように、端子台31の貫
通長穴34a〜34eに、各端子金具41a〜41eの
プレスフィット端子43を挿入し、端子金具41a〜4
1eの貫通長穴34a〜34e形成面が、端子台31の
貫通長穴34a〜34e形成面と接する位置まで、端子
金具41a〜41eを押し込む。これによって、図3ま
たは図4(b)に示すように、端子金具41a〜41e
が端子台31の裏面から突き出た状態となる。
を組み立てる場合、図1に示すように、端子台31の貫
通長穴34a〜34eに、各端子金具41a〜41eの
プレスフィット端子43を挿入し、端子金具41a〜4
1eの貫通長穴34a〜34e形成面が、端子台31の
貫通長穴34a〜34e形成面と接する位置まで、端子
金具41a〜41eを押し込む。これによって、図3ま
たは図4(b)に示すように、端子金具41a〜41e
が端子台31の裏面から突き出た状態となる。
【0031】次に、図1に示す圧着端子71a〜71e
を、端子金具41a〜41eに圧着端子固定用のネジ5
1a〜51eで固定する。この際、圧着端子固定用のネ
ジ51a〜51eを、端子台31の各ネジ穴37に螺合
して行う。
を、端子金具41a〜41eに圧着端子固定用のネジ5
1a〜51eで固定する。この際、圧着端子固定用のネ
ジ51a〜51eを、端子台31の各ネジ穴37に螺合
して行う。
【0032】この後、保護カバー60を端子台31に取
り付ける。これは、カバー固定用のネジ61a,61b
をカバー用ネジ穴35a,35bに螺合して行う。この
ように構成された電源供給端子30をBWBに取り付け
る場合の動作を図5を参照して説明する。図5はBWB
80への電源供給端子30の取り付けを説明する図であ
る。
り付ける。これは、カバー固定用のネジ61a,61b
をカバー用ネジ穴35a,35bに螺合して行う。この
ように構成された電源供給端子30をBWBに取り付け
る場合の動作を図5を参照して説明する。図5はBWB
80への電源供給端子30の取り付けを説明する図であ
る。
【0033】但し、BWB80に電源供給端子30を取
り付ける場合、ケーブル配線を行うため、保護カバー6
0及び圧着端子固定用のネジ51a〜51eは取り外し
て行う。
り付ける場合、ケーブル配線を行うため、保護カバー6
0及び圧着端子固定用のネジ51a〜51eは取り外し
て行う。
【0034】このような状態で、まず、BWB80の位
置決め用の穴81に、電源供給端子30の突起部36を
合わせると共に、複数のスルーホール83に、プレスフ
ィット端子43を合わせて、端子台31をBWB80に
押し込む。
置決め用の穴81に、電源供給端子30の突起部36を
合わせると共に、複数のスルーホール83に、プレスフ
ィット端子43を合わせて、端子台31をBWB80に
押し込む。
【0035】この際、端子台31裏面の取付穴38a〜
38d(図3参照)と、BWB80の貫通穴82a〜8
2dとが一致する。そして、BWB80の裏面から図示
せぬボルトを貫通穴82a〜82dに差し込んで取付穴
38a〜38dに螺合させることにより、電源供給端子
30をBWB80に固定する。
38d(図3参照)と、BWB80の貫通穴82a〜8
2dとが一致する。そして、BWB80の裏面から図示
せぬボルトを貫通穴82a〜82dに差し込んで取付穴
38a〜38dに螺合させることにより、電源供給端子
30をBWB80に固定する。
【0036】そして、ケーブル(図示せず)が接続され
た圧着端子71a〜71eを、端子金具41a〜41e
に圧着端子固定用のネジ51a〜51eで固定し、保護
カバー60を端子台31に取り付ける。
た圧着端子71a〜71eを、端子金具41a〜41e
に圧着端子固定用のネジ51a〜51eで固定し、保護
カバー60を端子台31に取り付ける。
【0037】また、図示していないが、BWBの裏側で
電源供給端子の電源端子とアースの間に電源用コンデン
サを実装する。以上説明した実施の形態によれば、BW
B80に電源を供給する電源供給端子30を、一対の貫
通長穴34a〜34eとこの貫通長穴34a〜34eの
中心にネジ穴37を有する端子台31と、コの字状に曲
げられ、平面上にネジ穴37に対応する穴42を有し、
先端に複数のプレスフィット端子43a〜43eを有す
る側面を有する端子金具41a〜41eを有し、その側
面を貫通長穴34a〜34eに貫通、固定して構成し
た。
電源供給端子の電源端子とアースの間に電源用コンデン
サを実装する。以上説明した実施の形態によれば、BW
B80に電源を供給する電源供給端子30を、一対の貫
通長穴34a〜34eとこの貫通長穴34a〜34eの
中心にネジ穴37を有する端子台31と、コの字状に曲
げられ、平面上にネジ穴37に対応する穴42を有し、
先端に複数のプレスフィット端子43a〜43eを有す
る側面を有する端子金具41a〜41eを有し、その側
面を貫通長穴34a〜34eに貫通、固定して構成し
た。
【0038】これによって、端子台31に端子金具41
a〜41eを挿入して一個の電源供給端子30を完成さ
せた後に、BWBへの取り付けを行うことができるの
で、作業効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さ
らに、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由
度も高くなる。
a〜41eを挿入して一個の電源供給端子30を完成さ
せた後に、BWBへの取り付けを行うことができるの
で、作業効率が良くなり、また、機械的強度も強く、さ
らに、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由
度も高くなる。
【0039】また、貫通長穴34a〜34eの両端に絶
縁壁33a〜33dを有するので、従来のように、個々
の端子間が近接する場合、給電線の接続時及び接続状態
で隣接端子と接触するケースが生じることがなくなる。
縁壁33a〜33dを有するので、従来のように、個々
の端子間が近接する場合、給電線の接続時及び接続状態
で隣接端子と接触するケースが生じることがなくなる。
【0040】さらに、ネジ穴37が非貫通であるので、
従来のように、圧着端子固定用のネジ51a〜51e
に、長いネジを使用したとしても、ネジの先端がプリン
ト配線板を傷つけたり、端子が抜けたりするといったこ
とがなくなる。
従来のように、圧着端子固定用のネジ51a〜51e
に、長いネジを使用したとしても、ネジの先端がプリン
ト配線板を傷つけたり、端子が抜けたりするといったこ
とがなくなる。
【0041】さらには、端子金具41a〜41eの側面
形状の幅を2段構造とし、各段に楔形状の突起44a、
44bを設けたので、端子金具41aを端子台31から
抜けないように固定することができる。
形状の幅を2段構造とし、各段に楔形状の突起44a、
44bを設けたので、端子金具41aを端子台31から
抜けないように固定することができる。
【0042】上記の説明では5端子の電源供給端子の例
で説明したが任意の端子数の電源供給端子に適用できる
ことは言うまでもない.また、上記の説明ではBWBで
説明したが、一般のボードへの電源供給端子にも適用で
きる。
で説明したが任意の端子数の電源供給端子に適用できる
ことは言うまでもない.また、上記の説明ではBWBで
説明したが、一般のボードへの電源供給端子にも適用で
きる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電源供給
端子ではプレスフィット型端子金具を端子台の長穴に嵌
め込む構造としたので、ボードへ実装するのに作業効率
がよい。
端子ではプレスフィット型端子金具を端子台の長穴に嵌
め込む構造としたので、ボードへ実装するのに作業効率
がよい。
【0044】また、機械的強度も強い構造となる。さら
に、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度
も高い。
に、電源容量に応じた端子数を選択でき、設計の自由度
も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源供給端子の分解構成を示す図であ
る。
る。
【図2】図1の端子台のC−C断面図である。
【図3】端子台の裏面斜視図である。
【図4】端子金具の詳細な構成を示す図であり、(A)
は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
【図5】BWBへの電源供給端子の取り付けを説明する
図である。
図である。
【図6】プレスフィット型端子の構造を示す図である。
【図7】プレスフィット型端子をBWBに取り付けた状
態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の
B−B断面の断面図である。
態を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の
B−B断面の断面図である。
【図8】プレスフィット型端子をネジ止めする図であ
り、(A)は適正長さのネジを使用した図、(B)は長
いネジを使用した場合の図である。
り、(A)は適正長さのネジを使用した図、(B)は長
いネジを使用した場合の図である。
【符号の説明】 30…電源供給端子 31…端子台 33a〜33d…絶縁壁 34a〜34e…貫通長穴 37…ネジ穴 41a〜41e…端子金具 42…穴 43a〜43f…プレスフィット端子
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津々見 謙二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 小島 節男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 利光 憲二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5E086 CC03 CC46 DD05 DD12 DD20 DD35 HH25 JJ03 JJ14 LL02 LL16
Claims (5)
- 【請求項1】 ボードに電源を供給する電源供給端子に
おいて、 一対の貫通長穴と前記貫通長穴の中心にネジ穴を有する
端子台と、 コの字状に曲げられ、平面上に前記ネジ穴に対応する穴
を有し、先端に複数のプレスフィット端子を有する側面
を有する端子金具を有し、 前記側面を前記貫通長穴に貫通、固定したことを特徴と
する電源供給端子。 - 【請求項2】 前記貫通長穴の両端に絶縁壁を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の電源供給端子。 - 【請求項3】 前記ネジ穴は非貫通であることを特徴と
する請求項1記載の電源供給端子。 - 【請求項4】 前記端子金具の側面形状は幅を2段構造
とし、各段に楔形状の突起を設けたことを特徴とする請
求項1記載の電源供給端子。 - 【請求項5】 複数のプレスフィット端子を有する電源
供給端子を実装したことを特徴とするバックワイアリン
グボード。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11049319A JP2000251977A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電源供給端子 |
US09/451,131 US6224430B1 (en) | 1999-02-26 | 1999-11-30 | Power supply terminal assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11049319A JP2000251977A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電源供給端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000251977A true JP2000251977A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12827662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11049319A Pending JP2000251977A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電源供給端子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6224430B1 (ja) |
JP (1) | JP2000251977A (ja) |
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JP2020505897A (ja) * | 2017-03-03 | 2020-02-20 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | インバータ装置 |
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US9490235B2 (en) | 2010-11-22 | 2016-11-08 | Cree, Inc. | Light emitting devices, systems, and methods |
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-
1999
- 1999-02-26 JP JP11049319A patent/JP2000251977A/ja active Pending
- 1999-11-30 US US09/451,131 patent/US6224430B1/en not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030325 |