JP3396575B2 - 導電フィルムと電線の接続方法およびその接続端子 - Google Patents

導電フィルムと電線の接続方法およびその接続端子

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JP3396575B2 JP06489196A JP6489196A JP3396575B2 JP 3396575 B2 JP3396575 B2 JP 3396575B2 JP 06489196 A JP06489196 A JP 06489196A JP 6489196 A JP6489196 A JP 6489196A JP 3396575 B2 JP3396575 B2 JP 3396575B2
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性を有するフ
ィルムと電線とを接続するために用いられる導電フィル
ムと電線の接続端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平角導体を有するフラットケーブ
ルと、電線(計装用ケーブル)とは、接続端子により電
気的に接続されている。
【0003】このような接続端子を図8に示す。図8に
示すように、接続端子100は、心電計(図示せず)に
一方の端部が接続されている電線の絶縁体部をかしめる
インシュレーションバレル101と、電線の導体部をか
しめるワイヤーバレル103と、フラットケーブルと接
続するための接続端子側鳩目105とを有する。
【0004】また、図9に示すようにこの接続端子10
0に接続される電線110は、導体部110aと、この
導体部110aを被覆する絶縁体部110bとから成
る。また、この接続端子100に接続されるフラットケ
ーブル130は、平角導体131と、この平角導体13
1ラミネートする絶縁体133とから成る。さらに、こ
の場合の平角導体131は、接続端子100と接続され
る側の先端が露出されて接続部135が成形されるか、
平板状の導体、例えば銅板を平角導体131に接続させ
ることにより成形された接続部135が設けられてい
る。またこの接続部135の接続端子側鳩目105と対
応する所定位置にフラットケーブル側鳩目137が設け
らている。
【0005】この接続端子100を用いてフラットケー
ブル130と電線110とを電気的に接続する場合、図
8乃至図10に示すように、まず、導体部110aを所
定の長さ露出させた電線110をインシュレーションバ
レル101およびワイヤーバレル103にその位置を対
応させて配置する。そして、電線110の絶縁体部11
0bをインシュレーションバレル101によりかしめる
と共に、電線110の導体部110aをワイヤーバレル
103によりかしめる。これにより、接続端子100に
電線110が電気的に接続される。
【0006】次いで、接続端子100の下面に、フラッ
トケーブル130の接続部135を、接続端子側鳩目1
05とフラットケーブル側鳩目137とを一致させて接
合させる。そして、鳩目挿入用金具150を接続端子側
鳩目105とフラットケーブル側鳩目137に挿入した
後、鳩目挿入用金具150の両端に圧力を加えることに
よって接続端子100とフラットケーブル130とを圧
着する。こうして、接続端子100によって電線110
とフラットケーブル130とが電気的に接続される。
【0007】また、図11に示す接続端子200のよう
に、インシュレーションバレル101とワイヤーバレル
103の設けられた面と対向する面にフラットケーブル
用かしめ部201を設けたものも電線110とフラット
ケーブル130との接続に使用されている。この場合、
図12に示すようにフラットケーブル用かしめ部201
によりフラットケーブル130の接続部135をかしめ
ることによって接続端子200とフラットケーブル13
0が電気的に接続される。尚、図12は接続端子200
とフラットケーブル130とを接続した状態のフィルム
用かしめ部201部の断面図である。また、図11、図
12中、図9で示したものと同一部材には同一の番号を
付して詳細な説明は省略した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
トケーブル130を鳩目によって接続する従来の接続端
子100では、接続端子側鳩目105とフラットケーブ
ル側鳩目135に挿入される鳩目挿入用金具150の両
端に圧力を加えることによってフラットケーブル130
を圧着しているので、前記圧力によってフラットケーブ
ル130の平角導体131に亀裂が生じる場合があり、
導通不良となる可能性があった。
【0009】特に、心電計の小児用電極として使用され
る電極用導電フィルム(ポリエステルフィルム等の薄膜
の絶縁体フィルムの一方の面に導電性ペーストを塗布し
たもの)と電線(計装用ケーブル)とを接続端子100
で接続する場合、前記導電性ペーストの厚さが10μm
と非常に薄いため、前記鳩目挿入用金具150の両端に
掛ける圧力によって導電性ペーストに亀裂が生じる可能
性が高い。このため、前記電極用導電フィルムと電線と
を接続端子100で接続するのは現実的ではない。
【0010】また、フラットケーブル130をフラット
ケーブル用かしめ部201によって接続する従来の接続
端子200では、フラットケーブル130との接続強度
がフラットケーブル用かしめ部201の強度によって決
まるため、一定荷重以上の力でフラットケーブル130
を引っ張るとフラットケーブルが接続端子100から外
れてしまう可能性があった。
【0011】特に、前記電極用導電フィルムと電線とを
接続端子200で接続する場合、前記電極用導電フィル
ムの総厚が75μmと平角導体131(厚さ数百μm)
に比べ非常に薄いため、接続端子200から前記電極用
導電フィルムが外れてしまう可能性が高い。このため、
前記電極用導電フィルムと電線を接続端子200で接続
するのも現実的ではない。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、導電性および接続強度を向上させることが可能な導
電フィルムと電線の接続端子を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、接続端子の後端部分を導体に電
気的に接続すると共に、導電フィルムの縁部近傍に穿孔
される孔に、前記接続端子の先端部分に設けられた平板
状の先端接続部を嵌装する際に、前記導電フィルムの縁
部を、前記接続端子の中間部分に設けられかつ後端側に
曲げ部を有する打ち曲げ片と、該打ち曲げ片によって形
成された開口部との間に介装し、その後に、前記導電フ
ィルムの一部分が前記開口部に挿入されるまで前記打ち
曲げ片を前記曲げ部から曲げることによって前記導電フ
ィルムをかしめ、更に、前記接続端子の前記先端接続部
を前記打ち曲げ片側に曲げることによって前記導電フィ
ルムを前記打ち曲げ片と共にかしめることを特徴とす
る。
【0014】また、請求項2記載の発明は、接続端子の
後端部分を、一端部が心電計に電気的に接続された電線
の他端部に電気的に接続すると共に、前記心電計の電極
用導電フィルムの縁部近傍に穿孔される孔に、前記接続
端子の先端部分に設けられた平板状の先端接続部を嵌装
する際に、当該導電フィルム縁部を、前記接続端子の中
間部分に設けられかつ後端側に曲げ部を有する打ち曲げ
片と、該打ち曲げ片によって形成された開口部との間に
介装し、その後に、前記導電フィルムの一部分が前記開
口部に挿入されるまで前記打ち曲げ片を前記曲げ部から
曲げることによって前記導電フィルムを前記接続端子に
かしめ、更に、前記接続端子の前記先端接続部を前記打
ち曲げ片側に曲げることによって前記導電フィルムを前
記打ち曲げ片と共に前記接続端子にかしめることを特徴
とする。
【0015】さらに、請求項3記載の発明は、導電フィ
ルムと電線との接続端子において、後端部分に設けら
れ、前記電線が電気的に接続される電線接続部と、中間
部分に開口部を形成するように設けられ、後端側に曲げ
部を有してあって、前記導電フィルムの一部分が前記開
口部に挿入されるまで前記曲げ部から曲げることによっ
て前記導電フィルムをかしめる打ち曲げ片と、先端部部
に設けられ、前記導電フィルムの縁部近傍に穿設される
孔に嵌装可能であって、前記打ち曲げ片側に曲げること
によって前記導電フィルムを前記打ち曲げ片と共にかし
める先端接続部と、を具備してなることを特徴とする。
【0016】さらに、請求項4記載の発明は、心電計の
電極用導電フィルムと、一端部が前記心電計に電気的に
接続された電線との接続端子において、後端部分に設け
られ、前記電線の他端部が電気的に接続される電線接続
部と、中間部分に開口部を形成するように設けられ、後
端側に曲げ部を有してあって、前記電極用導電フィルム
の一部分が前記開口部に挿入されるまで前記曲げ部から
曲げることによって前記電極用導電フィルムをかしめる
打ち曲げ片と、先端部部に設けられ、前記電極用導電フ
ィルムの縁部近傍に穿設される孔に嵌装可能であって、
前記打ち曲げ片側に曲げることによって前記電極用導電
フィルムを前記打ち曲げ片と共に再度かしめる先端接続
部と、を具備してなることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る導電フィ
ルムと電線の接続端子の一実施形態である接続端子1を
示した斜視図であり、図2はその平面図である。尚、図
1、図2中、図7で示したものと同一のものは同一の記
号を付して詳細な説明を省略した。また、ここでは、心
電計の小児用電極として用いられる電極用導電フィルム
と、心電計に接続される電線とを接続する場合を例にし
て説明する。
【0018】図1、図2に示すように、接続端子1は、
一端部に電線が電気的に接続される電線接続部10と、
他端部に電極用導電フィルムが電気的に接続される電極
用導電フィルム接続部30とを有する。
【0019】電線接続部10は、黄銅に銀メッキを施し
た平板状の導電性部材11の後端部分を略U字型に曲げ
たもので、その端部を電線の絶縁体部に当接させる(か
しめる)ことにより、前記電線の絶縁体部を固定するイ
ンシュレーションバレル13と、電線の導体部をかしめ
るワイヤーバレル15とを有する。
【0020】電極用導電フィルム接続部30は、導電性
部材11の先端部分に形成され、電極用導電フィルムの
縁部近傍に穿設される孔が嵌装される平板状の第2かし
め部31(先端接続部)と、導電性部材11の中間部分
に設けられ後端側に曲げ部を有する舌状の打ち曲げ片で
ある第1かしめ部33とを有する。尚、先端接続部31
の下方には、電極用導電フィルムとの導電性と接続強度
を向上させるための突起33aが設けられている。
【0021】また、図3に示すように、電極用導電フィ
ルム50は、略円板状のポリエステル等の薄膜の絶縁体
フィルム51の一方の面にフィルム導電部53としての
導電性ペーストを塗布することにより硬性されている。
また、電極用導電フィルム50は、該縁部近傍に孔55
aの設けられた方形状の接続部55を有する。
【0022】次に、本実施形態の接続端子1の製造方法
を説明する。接続端子1を製造する場合、まず、黄銅に
銀メッキを施した平板状の導電板11Aから、プレス加
工により図4に示すようにインシュレーションバレル1
3と、ワイヤーバレル15と、先端接続部31とを形成
する。また、前記プレス加工を行う際に、先端接続部3
1の中央部にコの字型の切り込みと、突起33aを設け
る。尚、実際の工程では、接続端子1複数個分が同時に
プレス加工される。
【0023】その後、インシュレーションバレル13と
ワイヤーバレル15とを略U字型に曲げ、先端接続部3
1と打ち曲げ片33を立ち上げる。こうして本実施形態
の接続端子1が製造される。尚、先端接続部31と打ち
曲げ片33は、電極用導電フィルム50を接続する際に
立ち上げるようにしても良い。
【0024】次に、本実施形態の接続端子1を用いて電
線110と電極用導電フィルム50とを電気的に接続す
る方法を図5〜図7を用いて説明する。尚、図5は接続
端子1を用いて電線110と電極用導電フィルム50と
を電気的に接続した状態の斜視図、図6はその平面図で
ある。また、図7(a)は図6に点線Aで示した部分
(打ち曲げ片33と先端接続部31部分)の拡大図、図
7(b)は図6に示した鎖線Bで示した部分(ワイヤー
バレル15部分)の断面図、図7(c)は図6に示した
鎖線Cで示した部分(インシュレーションバレル13部
分)の断面図である。
【0025】接続端子1を用いて電線110と電極用導
電フィルム50とを電気的に接続する場合、まず、導体
部110aを所定の長さ露出させた電線110をインシ
ュレーションバレル13およびワイヤーバレル15部分
に配置する。そして、電線110の絶縁体部110bを
図7(c)に示すようにインシュレーションバレル13
によりかしめると共に、電線110の導体部110aを
図7(b)に示すようにワイヤーバレル15によりかし
める。尚、ワイヤーバレル15により電線110の導体
部110aをかしめる時、ワイヤーバレル15を曲げて
導体部110aに当接させた後、そのかしめた部分を上
方から押圧することにより、接続端子1と電線110の
導体部110aとの導電性を上げることができる。ま
た、図6に示した例では、インシュレーションバレル1
3とワイヤーバレル15間を、電極用導電フィルム50
と電線110の導体部110aが略直線上に位置するよ
うに曲げているが、これは行わなくても良い。
【0026】こうして、接続端子100に電線110が
電気的に接続される。
【0027】次いで、電極用導電フィルム50をそのフ
ィルム導電部53面を上にし、電極用導電フィルム50
の孔55aに先端接続部31を嵌装させる。
【0028】次いで、打ち曲げ片33を設けることによ
り生じた開口部33bに、電極用導電フィルム50と共
に突起33aが挿入されるまで打ち曲げ片33を曲げる
ことによって電極用導電フィルム50を電極用導電フィ
ルム接続部30にかしめる(固定する)。その後、先端
接続部31を打ち曲げ片33側に曲げることによって、
打ち曲げ片33と共に電極用導電フィルム50をさらに
かしめる。
【0029】このとき、打ち曲げ片33の突起33a
が、電極用導電フィルム50と共に開口部33bに挿入
され、さらに、電極用導電フィルム50が先端接続部3
1によって再度かしめられるので電極用導電フィルム5
0の接続強度が向上する。
【0030】こうして、接続端子1によって電極用導電
フィルム50と電線110とが電気的に接続される。
【0031】このように、本実施形態の接続端子1で
は、電極用導電フィルム接続部30に先端接続部31と
打ち曲げ片33を設け、接続端子1に電極用導電フィル
ム50を接続する際、打ち曲げ片33によって電極用導
電フィルム50をかしめた後、さらに先端接続部31に
よって打ち曲げ片33と共に電極用導電フィルム50を
かしめているので、電極用導電フィルム13との導電性
および接続強度を向上させることができる。
【0032】尚、本実施形態の接続端子1では、小児用
の電極として用いられる電極用導電フィルム50と心電
計に接続される電線110とを接続する場合を例にして
説明したが、本発明はこれに限定されること無く、例え
ばフラットケーブルと電線とを接続する場合にも適用す
ることができる。
【0033】また、本実施形態の接続端子1では、絶縁
体フィルム51に導電ペーストを塗布することにより導
電性を持たせた電極用導電フィルム50と電線110を
接続する場合を例にして説明しているが、本発明はこれ
に限定されること無く、フィルム自体に導電性を有する
ものと電線とを接続する場合にも適用することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1又は請求項
3に記載の発明によれば、前記導電フィルムの縁部を前
記打ち曲げ片と前記開口部との間に介装した後に、前記
導電フィルムの一部分が前記開口部に挿入されるまで前
記打ち曲げ片を前記曲げ部から曲げることによって前記
導電フィルムをかしめ、更に、前記導電フィルムの前記
孔に嵌装した前記先端接続部を前記打ち曲げ片側に曲げ
ることによって前記導電フィルムを前記打ち曲げ片と共
にかしめることにより、前記導電フィルムの縁部を前記
接続端子に固定して、前記導電フィルムを前記接続端子
に電気的に接続しているため、前記導電フィルムと前記
接続端子の導電性及び接続強度、換言すれば前記導電フ
ィルムと前記電線の導電性及び接続強度が向上する。
【0035】また、請求項2又は請求項4に記載の発明
によれば、前記電極用導電フィルムの縁部を前記打ち曲
げ片と前記開口部との間に介装した後に、前記電極用導
電フィルムの一部分が前記開口部に挿入されるまで前記
打ち曲げ片を前記曲げ部から曲げることによって前記電
極用導電フィルムをかしめ、更に、前記電極用導電フィ
ルムの前記孔に嵌装した前記先端接続部を前記打ち曲げ
片側に曲げることによって前記電極用導電フィルムを前
記打ち曲げ片と共にかしめることにより、前記電極用導
電フィルムの縁部を前記接続端子に固定して、前記電極
用導電フィルムを前記接続端子に電気的に接続している
ため、前記電極用導電フィルムと前記接続端子の導電性
及び接続強度、換言すれば前記電極用導電フィルムと前
記電線の導電性及び接続強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る導電フィルムと電線の接続端子の
第1実施形態である接続端子を示した斜視図である。
【図2】本発明に係る導電フィルムと電線の接続端子の
第1実施形態である接続端子を示した平面図である。
【図3】本発明に係る導電フィルムの実施形態を示した
斜視図である。
【図4】図1に示した接続端子の製造方法を説明するた
めの図である。
【図5】図1に示した接続端子を用いて電線と電極用導
電フィルムとを電気的に接続した状態の斜視図である。
【図6】図1に示した接続端子を用いて電線と導電フィ
ルムとを電気的に接続した状態の平面図である。
【図7】(a)は図6に点線Aで示した部分の拡大図、
(b)は図6に示した鎖線Bで示した部分の断面図、
(c)は図6に示した鎖線Cで示した部分の断面図であ
る。
【図8】導電フィルムと電線の接続端子の従来例を示し
た斜視図である。
【図9】図8に示した接続端子を用いて電線と導電フィ
ルムとを電気的に接続した状態の平面図である。
【図10】図8に示した接続端子を用いて電線と導電フ
ィルムとを電気的に接続した状態の斜視図である。
【図11】導電フィルムと電線の接続端子の他の従来例
を示した平面図である。
【図12】図11に示した接続端子に導電フィルムを接
続した状態の導電フィルム用かしめ部の断面図である。
【符号の説明】
1 接続端子 10 電線接続部 11 導電性部材 13 インシュレーションバレル 15 ワイヤーバレル 30 導電フィルム接続部 31 第2かしめ部 31a 孔 33 第1かしめ部 33a 突起 50 電極用導電フィルム 110 電線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−42118(JP,A) 特開 平4−303415(JP,A) 実開 平5−87819(JP,U) 実開 平6−38907(JP,U) 実開 平1−139366(JP,U) 実開 昭49−40787(JP,U) 特公 昭50−19175(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/00 H01R 4/18 H01R 11/11 H01R 9/09

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子の後端部分を導体に電気的に接
    続すると共に、 導電フィルムの縁部近傍に穿孔される孔に、前記接続端
    子の先端部分に設けられた平板状の先端接続部を嵌装す
    る際に、前記導電フィルムの縁部を、前記接続端子の中
    間部分に設けられかつ後端側に曲げ部を有する打ち曲げ
    片と、該打ち曲げ片によって形成された開口部との間に
    介装し、その後に、前記導電フィルムの一部分が前記開
    口部に挿入されるまで前記打ち曲げ片を前記曲げ部から
    曲げることによって前記導電フィルムをかしめ、更に、
    前記接続端子の前記先端接続部を前記打ち曲げ片側に曲
    げることによって前記導電フィルムを前記打ち曲げ片と
    共にかしめることを特徴とする導電フィルムと電線の接
    続方法。
  2. 【請求項2】 接続端子の後端部分を、一端部が心電計
    に電気的に接続された電線の他端部に電気的に続すると
    共に、 前記心電計の電極用導電フィルムの縁部近傍に穿孔され
    る孔に、前記接続端子の先端部分に設けられた平板状の
    先端接続部を嵌装する際に、当該導電フィルム縁部を、
    前記接続端子の中間部分に設けられかつ後端側に曲げ部
    を有する打ち曲げ片と、該打ち曲げ片によって形成され
    た開口部との間に介装し、その後に、前記導電フィルム
    の一部分が前記開口部に挿入されるまで前記打ち曲げ片
    を前記曲げ部から曲げることによって前記導電フィルム
    をかしめ、更に、前記接続端子の前記先端接続部を前記
    打ち曲げ片側に曲げることによって前記導電フィルムを
    前記打ち曲げ片と共にかしめることを特徴とする導電フ
    ィルムと電線の接続方法。
  3. 【請求項3】 導電フィルムと電線との接続端子におい
    て、 後端部分に設けられ、前記電線が電気的に接続される電
    線接続部と、 中間部分に開口部を形成するように設けられ、後端側に
    曲げ部を有してあって、前記導電フィルムの一部分が前
    記開口部に挿入されるまで前記曲げ部から曲げることに
    よって前記導電フィルムをかしめる打ち曲げ片と、 先端部部に設けられ、前記導電フィルムの縁部近傍に穿
    設される孔に嵌装可能であって、前記打ち曲げ片側に曲
    げることによって前記導電フィルムを前記打ち曲げ片と
    共にかしめる先端接続部と、 を具備してなることを特徴とする接続端子。
  4. 【請求項4】 心電計の電極用導電フィルムと、一端部
    が前記心電計に電気的に接続された電線との接続端子に
    おいて、 後端部分に設けられ、前記電線の他端部が電気的に接続
    される電線接続部と、 中間部分に開口部を形成するように設けられ、後端側に
    曲げ部を有してあって、前記電極用導電フィルムの一部
    分が前記開口部に挿入されるまで前記曲げ部から曲げる
    ことによって前記電極用導電フィルムをかしめる打ち曲
    げ片と、 先端部部に設けられ、前記電極用導電フィルムの縁部近
    傍に穿設される孔に嵌装可能であって、前記打ち曲げ片
    側に曲げることによって前記電極用導電フィルムを前記
    打ち曲げ片と共にかしめる先端接続部と、 を具備してなることを特徴とする接続端子。
JP06489196A 1996-03-21 1996-03-21 導電フィルムと電線の接続方法およびその接続端子 Expired - Fee Related JP3396575B2 (ja)

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