JP2000251507A - 換気マスクを有するヘッドライト - Google Patents

換気マスクを有するヘッドライト

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JP2000251507A
JP2000251507A JP2000047239A JP2000047239A JP2000251507A JP 2000251507 A JP2000251507 A JP 2000251507A JP 2000047239 A JP2000047239 A JP 2000047239A JP 2000047239 A JP2000047239 A JP 2000047239A JP 2000251507 A JP2000251507 A JP 2000251507A
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mask
headlight
headlight according
light source
reflector
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Maurice Montet
モンテ モーリス
Jean-Luc Meyrenaud
メイルノー ジャン・リュク
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Original Assignee
Valeo Vision SAS
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    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/40Cooling of lighting devices
    • F21S45/47Passive cooling, e.g. using fins, thermal conductive elements or openings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/40Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
    • F21S41/43Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof
    • F21S41/435Hoods or cap-shaped

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 望ましくない光がマスクを通過できないよう
にし、かつマスクの換気を改善する。 【解決手段】 この自動車用ヘッドライトは、光源(1
50)と、リフレクタ(100)と、掩蔽マスク(30
0、400)とを備えている。本発明によれば、2つが
1組になってそれぞれ向き合う面を設け、それらの面の
間に、光源から離れる方向に延在してマスクを貫通する
通路を形成する1組のエレメント(420)を設けてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ヘッドラ
イト、特に、ヘッドライトのランプ、すなわち光源の前
方に、光源から受け取った光のマスキング、または掩蔽
を行うマスクを有するヘッドライトに関する。
【0002】
【従来の技術】光源(ランプ)から直接的に送られた放
射光の一部で、最初に、ヘッドライトのカバーガラスに
向けられ、次に、リフレクタの光学的効果のない部分の
方へ送られる光を捕捉するこの種類のオキュレータすな
わちマスクは公知である。
【0003】このようなマスクの1つが、フランス国特
許願第96 02387号明細書に記載されている。こ
れは、前面と、上下面および側面とを有し、これらが協
働して、ヘッドライトのランプの前部分を覆っており、
また、側部に換気窓が設けられている。
【0004】これらの換気窓は、マスクを形成している
板金を切り込み、マスクの外に突出するように、材料を
外向きに変形することによって形成されている。このよ
うな開口は、マスクの内部、およびマスクの壁に必要な
量の換気を与えることができるような広い通路を構成し
ない。また、このような開口は、ランプからの光線の一
部を通過させる。
【0005】換気を改善するために、これらの窓または
開口の数を単純に増加させれば、さらに多くの光が、マ
スクを通り抜けてリフレクタの非光学部分に達し、これ
によって、ヘッドライトの効率が低下することとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マス
クが、光学的に望ましくない光の漏れの原因になること
なく、大量の空気を通過させることができる自動車用ヘ
ッドライトを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光源
と、リフレクタと、マスクとを備える自動車用ヘッドラ
イトであって、2つが1組になってそれぞれ向き合う面
を設け、光源から離れる方向に延在して、マスクを貫通
する通路を、それらの面の間に形成する1組のエレメン
トをマスクに設けていることを特徴としている。
【0008】本発明の範囲を決して制限することなく、
本発明は無限定的に以下の特徴を含み、そのいずれも、
実際的であるか、適切であるか、所望されるかにより、
他のいずれの1つまたは複数の特徴とも組み合わせるこ
とができる。 ・通路の少なくとも一部は、光源から出て通路に到達す
る光線が向き合う面で、少なくとも2回反射されること
なく、通路を通り抜けることができないようにする向き
とされている。 ・マスクエレメントは、両側部で対応する通路の面を定
める薄い部材である。 ・エレメント組のマスクエレメントは、ほぼ平坦であっ
て、互いにほぼ平行をなしている。 ・通路は、互いに平行な平面上に位置している。 ・マスクエレメントは、ヘッドライトの光軸とほぼ直交
している。 ・マスクエレメントは、光軸と実質的に平行な軸線を有
する環状リングの形をしている。 ・環状リングの各々には、光源の方に向いて、環状リン
グの断面を、マスクの後部から前部に向かう方向に見た
時に、光軸に接近していく表面を有する。 ・環状リングは、光源の方を向く層で構成されており、
この層の各々は、光源の方に向いた凹面を有する。 ・マスクエレメントは、ヘッドライトの光軸と実質的に
平行な平面上に位置している。 ・マスクエレメントの隣接縁部が協働して、幾何学的形
状を定めている。 ・これらの隣接縁部は、光源に最も近い縁部である。 ・これらの隣接縁部は、光源から最も離れた縁部であ
る。 ・これらの隣接縁部は、エレメントの前縁部である。 ・マスクは底壁を有し、エレメントはこの底壁に結合さ
れた基部を有する。 ・マスクは、ランプの消灯時に、選択色の範囲内だけで
光を反射する内壁を有する。 ・マスクは、リフレクタを貫通することができる2つの
固定ブランチと、それぞれマスクのブランチの端部に配
置された2つの支持エレメントと協働することができる
線ばねとを有し、この線ばねは、リフレクタの底部内に
配置されたランプの底部の後面に係合することができ
る。 ・マスクは、ヘッドライトの後部に固定されるラグを備
えるとともに、リフレクタの底部開口の直径より小さい
外径を有する第1部材と、リフレクタの底部開口の直径
より大径の第2部材とで構成されており、かつマスク
は、第2部材を第1部材上に固定する手段を含む。 ・マスクは、2つの部材と、これらの2部材間のばねと
で構成されており、これら2つのばねは、2部材を互い
に離れる方向に押しつけており、2部材は、それぞれ、
互いに協働して、それらの部材を互いに固定状態に保持
するとともに、その間にばねを圧縮するエレメントを備
えている。 ・ばねは、全体的に、平均平面と直交する波形を有する
環状リングの形をしている。 ・マスクは、油圧モールド段階に続いて切断段階を含む
処理によって形成されている。 ・向き合う面を形成するマスクエレメント組は、支持構
造体上に重ねられた1組の環状リングからなる。
【0009】本発明のさらなる特徴および利点は、非制
限的な例としてあげた添付図面に示す本発明の幾つかの
好適な実施形態の以下の詳細な説明を読めば明らかにな
ると思う。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図6は、リフレクタ100
の底部内に取り付けられた本発明に従った掩蔽マスク、
すなわちオキュレータ200を示している。マスク20
0は、2つの主要部材で構成されており、それらを、第
1および第2主要部材と呼ぶ。
【0011】第1主要部材は、U字形アーチ210の形
をしており、そのブランチの端部は、リフレクタ100
の底部に挿入され、U字形の底部は、ヘッドライトのラ
ンプ150の前方を横切っている。アーチ210は、ラ
ンプ150の長手方向主軸線Xを通る垂直面上に位置し
ている。
【0012】マスク200のこの第1主部材は、さら
に、底壁により閉鎖されて、アーチ210のブランチ間
に配置された円筒形シェルピース260を含み、アーチ
のブランチは、シェルピース260の円筒形の側壁に沿
って、その円筒形の主軸線に平行に延在している。
【0013】シェルピースはまた、アーチ210の底部
において、底壁の直径の1つが、アーチ210によって
形成されたU字形の底部と整合するように配置されてい
る。シェルピース260の、アーチを横切る方向の直径
は、アーチの2つのブランチ間の間隔に等しい。
【0014】マスク200の第2主部材は、それぞれが
ほぼ矩形である1組の層、すなわちフィン220で構成
されており、これらのフィンは、X方向に整合してい
る。フィン220は互いに平行であり、それぞれ1つの
フィン220の厚さと同一の幅のギャップを置いて分離
した水平面上に位置している。フィンは、また水平方向
に互いにずれて、軸線Xを通る横断面で見た時のフィン
の中心が、ランプ150を中心とする平均円上に位置し
ている。そのため、フィンは、軸線がXであって、ラン
プ150の前部分を包囲する円筒壁を構成している。
【0015】フィン220は、軸線Xと直交する方向に
共通幅を有しているため、長手方向内側縁部を通る表面
が、ランプを取り囲む円筒形を形成している。同じこと
が、それの長手方向外側縁部を通る表面にも当てはま
る。
【0016】円筒形のシェルピース260は、フィンに
よって形成されたこの円筒壁の内側の前部分に位置し
て、それの底部を構成し、かつ、前部分の側壁を形成し
ている。したがって、この前部分では、フィンはシェル
ピース260の外表面に沿って延在し、長手方向内側縁
部でその外表面に結合している。
【0017】図3は、シェルピース260の底壁がディ
スク形であり、その半径が、フィン220で定められる
平均円筒壁の半径より小さいことを示している。フィン
は、シェルピース260の後縁部の延長として後方に向
かって延出している。従って、フィン組全体で、ランプ
の前部分を包囲する円筒を形成しており、ランプは、円
筒形のシェルピース260を含むマスクの前部分の内部
に位置し、マスクの後部分は自由状態にある。
【0018】フィンは、シェルピース260の後縁部を
越えて、マスク内での高さに応じて異なる長さに延出し
ている。この延出長さは、アーチのブランチに最も近い
フィンの場合に、シェルピース260の長さより大きい
値である。
【0019】放射によってシェルピース260に伝達さ
れた熱は、それに固定されたフィン内での熱伝導によっ
て伝播される。フィンは冷却フィンを構成しており、ヘ
ッドライト内に存在する空気と熱交換するマスク表面を
増加させている。
【0020】以上に記載したフィンは、マスクの熱交換
表面を増加させるこの機能を有するだけではない。特
に、シェルピース260の後部に位置する部分のフィン
は、シェルピース260などの連続壁と組み合わせる必
要がないほど、充分に効果的な光学バリヤをフィン組自
体で構成できるような幾何学的構造を有している。
【0021】図5は、図2に示されているものと同一の
マスクの、シェルピース260の側壁と交差しない程度
まで後方に離れた位置の垂直面B−Bに沿った断面図で
ある。図5は、点Cで白熱ランプ150のフィラメント
の位置を示している。
【0022】図5には、フィラメントCから放出され
て、フィン220間のギャップに入る光線の経路が示さ
れている。この場合、フィンは薄く、平行面を有する。
フィン間のギャップは、互いに向き合ったフィン表面に
よって定められる平面上に位置している、すなわち、互
いに平行に向き合う関係にある。ギャップを形成するこ
れらの面は、点Cからそのギャップに到達する入射光線
の方向に対して斜めの方向に延在している。したがっ
て、このような光線は、マスク内に開いているギャップ
の開口に進入し、中心Cの方を向くギャップの側面に必
ず衝突するはずである。
【0023】本発明の好適な構造では、ギャップは、ラ
ンプから離れる方向に、光線が第1側面で反射した後
に、ギャップの第2側面に必ず衝突するようにする充分
な長さの距離にわたって延在している。そのため、ギャ
ップは、フィラメントから放出された光線のいずれも、
そのギャップの側面で少なくとも2回反射されないでギ
ャップを横切るができないようにする向き、厚さおよび
長さを有している。
【0024】このように2回反射した後には、光波の強
度が幾分減少する。したがって、ギャップを通ってマス
クを通過する光の輝度は、特にギャップ内を通過するこ
とによって弱くなる。この弱められは、フィンによって
定められる隙間内の壁を光学的観点から平坦な壁として
見なすことができるようにする。熱的観点から言うと、
2つのフィン間のギャップは、それぞれ、マスクによっ
て定められるエンベロープを貫通して、空気がマスクの
内側と外側との間を循環できるようにする開口を提供し
ている。
【0025】したがって、本発明のマスクでは、マスク
のエンベロープの大部分が開放しているが、同時に迷惑
にならない程度に、弱い輝度の光だけがそれを横切って
逃げることができる。
【0026】図5に示されている実施形態では、マスク
の中間高さに位置するフィン228と、これらの中央フ
ィン228にすぐ隣接するフィンとが、ほぼ半径方向に
延出している。中央フィン228にすぐ隣接するフィン
の外縁部からは、中央フィン228の方に突出するフラ
ンジ225が延出している。このフランジ225は、主
方向に近い方向でギャップに進入する光線をすべて停止
させる。
【0027】そのため、半径方向に近い方向に延在する
ギャップの場合、中心Cの方に向いた側面に、このよう
なフランジを設けることによって、中心Cの方を向くギ
ャップの内側表面積が増加する。フランジ225は、ラ
ンプからそれに到達する光線とほぼ直交して、その光線
を完全に遮断するような向きとされている。
【0028】好都合な構造では、中央フィン228の場
合、図5に示されているように、フィンがマスクの内部
に向かって開いたキャビティを形成していてもよい。こ
のようにして、適切な換気を行う能力と、マスクの内部
容積とが増加する。
【0029】本発明にしたがう好適な構造では、モール
ドによって、表面、特にフィンの表面に細かいざらつき
を付けるか、モールド後に凹凸を付けることによって、
寄生光線に対する部材の反射防止特性を高めることがで
きる。
【0030】この場合、開口は細長い形であり、このこ
とは、空気流が開口を通過できるようにするのに特に適
している。
【0031】上記の場合、開口の側面が平坦であり、互
いに平行である。しかし、本発明はそのような形状に限
定されない。さらに一般的に言えば、本発明は、開口
(すなわち層間のギャップ)が、半径方向に対して実質
的に斜めに延在し、光学エンベロープ内を通る隙間、す
なわち通路が様々な形状をとることができることを提案
している。
【0032】図8には、本発明の別の実施形態が示され
ている。この場合、フィンによって形成された円筒壁2
20が、いずれの場所でも連続内部エンベロープと組み
合わされていない。この形態では、フィンが、たとえば
アーチ210に固定されており、最上および最下端位置
のフィンは、その長手方向縁部全体に沿って固定されて
いるのに対して、これらの端位置のフィンの間に位置す
るフィンは、その前端部を除いてアーチ210に固定さ
れていない。
【0033】この構造のフィンは、アーチに固定された
点から、まずはアーチ210に対して直角にアーチ21
0の主平面から離れる方向に延びてから、ヘッドライト
の後方に延びて、ランプの前部の周囲に、前端部が閉じ
た円筒壁を形成している。
【0034】図8に示されている実施形態では、マスク
は、ランプの前方を横切る方向に設けられた壁222を
構成する1組のフィンを有している。この壁は、前述の
フィンによって形成される側壁と同様の構造を有し、光
学的に、それらの側壁と同様に作用する。それらは、光
線がギャップ内で少なくとも1回、好ましくは2回反射
した後にだけ、隙間すなわちギャップを通り抜けること
ができるようにする形状を有している。
【0035】本発明の1つの特定例では、図6の縦断面
図で示されているように、着色反射エレメント40が、
マスクの底部内に配置されている。このような着色反射
エレメント40は、それに入射する光線を反射する一
方、それの色を光線に伝える。このように配置された反
射エレメントは、ライトの消灯後に、ヘッドライトのリ
フレクタに色付き外観を与えるのに特に有効である。こ
のように、反射エレメント40の色は、光学的に悪影響
がない一部分だけに限定されるが、リフレクタが反射エ
レメントの特定色を有することができる充分な広がりが
あるリフレクタ領域に伝えられる。
【0036】複合ファセット表面を有するリフレクタの
場合、ランプを消灯した時、多数の拡散反射の効果が、
反射エレメントの色付きで得られる。ランプを点灯した
時、反射エレメントの色は、光ビームに捕捉されないた
め、この光学アセンブリは法規に合っている。
【0037】水平層を有する構造が提案されている。し
かし、本発明では、層をランプに対して同心状分布に配
置するか、垂直配置するか、さらに一般化すれば、層を
型からうまく離すことができるものであればいずれの形
にも配置でき、互いに平行でも斜めでもよい。
【0038】上記マスクはまた、装飾物も構成してい
る。この場合、その特定形状は、光沢のある外観を得る
ために研磨できる前面を含むか、特定の美的結果を達成
できる特定種類の塗装を施すことができる。
【0039】ここに記載されているマスクは、フィンに
高い熱伝導性を与えるように、金属材料の単一モールド
部品として形成されており、したがってそれは、特に効
果的な熱交換器を構成する。モールドによって得られた
そのようなマスクの場合、光学プロフィル、すなわちリ
フレクタのマスク領域を定めるマスクの形状が、直接的
にモールドによって得られる。しかし、ここに記載され
ているマスクは、部分的に切り欠くか、穿孔することも
できる部品である。
【0040】全般的に、ここに記載されているマスク
は、単一部材か、内部着色カプセルまたは反射エレメン
トを含むマスクの場合には、2つの部材で構成されてい
るので、製造が特に簡単である。このようなマスクは、
継ぎ目や変形作業を必要としないで製造される。本発明
によって特に効果的な換気が得られるため、ランプで構
成される熱源を、できるだけ遠くに離して置く必要がな
くなる。
【0041】マスクの内側に反射防止層を付着させる必
要がなくなる。しかし、もちろんそのような層を付着さ
せることもできるが、この被膜が、従来の反射防止層に
加わるような高温に耐えることができるようにする必要
はない。
【0042】次に、図1〜図5を参照して、以上に説明
したマスクの好適な固定方法を、もっと細かく図9を参
照しながら説明する。
【0043】マスク200は、2つの固定ブランチ21
2および214を有し、それらは、後方に延出してリフ
レクタ100を貫通している。上側ブランチ212の端
部領域に、ブランチの側方に突出する2つの肩部分21
3(図10)が設けられている。これらの2つの肩部分
213は、上側ブランチ212をリフレクタ100に貫
設された通路110に挿入する時、通路110の縁部に
当接する。
【0044】上側ブランチ212の端部と肩部分213
との間に、2つのブランチ212および214の共通平
面上に突出する、だぼ215(図10)が設けられてい
る。下側ブランチ214の端部にも、同様のだぼが、中
央軸線Xに関して、上側ブランチのだぼ215と対称的
に設けられている。
【0045】通路110の縦寸法は、マスクを後方に押
し戻した時に、ブランチの弾性によって、ブランチおよ
びだぼを圧縮できる大きさである。
【0046】上側ブランチ212の端部付近に、楕円形
の貫通孔216が設けられている。下側ブランチ214
については、その端部分の軸線Xと反対側に面する側部
にノッチ218が設けられている。貫通孔216および
ノッチ218が協働して、ランプ150を固定するため
の線ばね270用の固定部を構成している。このばね2
70は、U字形クリップの形をしており、U字形の底部
が穴216を通り、2つのアームがランプ150の後部
に係合している。
【0047】一方のアーム274は、この係合部を越え
て延出して、ノッチ218にはまっている。そのため、
線ばね270は、ブランチ212の貫通孔216の内部
でヒンジを構成している。他方のアームは、直線的であ
り、貫通孔216から、ランプの底部の中間高さの位置
に係合する点までにわたって延在している。
【0048】アーム274は、端部でマスクのブランチ
に対して直角に折り返されている。ブランチ214の端
部に形成されたノッチは、線ばねクリップ270のアー
ム274の折り返し部分用の傾斜摺動坂路を構成してい
る。線ばねクリップ270をランプの底部に押し付ける
ことによって、アーム274のこの湾曲端部分は、傾斜
坂路上を摺動し、やがてその坂路の頂部の上を通って、
ノッチ218内にロックされる。
【0049】好ましくは、マスク200の2つの固定ア
ーム212および214の断面は、中心軸線Xに向かっ
て狭くなる台形であり、断面の側部は、図11に示すよ
うに軸線Xを中心にして角度αをなしている。そのた
め、この側部はランプの中心に位置合わせされ、ブラン
チは、ランプの方に向いて光線を捕らえるストップ表面
を有しているが、これは可能な限り小さい。
【0050】マスクのブランチ212および214の両
方が、前述したように、1対の肩部分213を有する一
方、リフレクタ100は、これらの肩部分213を収容
する対応のキャビティを有している。上側および下側肩
部分213は、形状が異なっており、上側および下側収
容キャビティも、互いに異なっているため、リフレクタ
100内で、誤って2つのブランチの位置を逆にしてマ
スク200を取り付けることはあり得ない。
【0051】リフレクタと同様に、マスクは、それらを
取り付けようとする側に、特有の肩部分および対応のキ
ャビティの形状を有しているため、一方側用のマスクを
他方側用のリフレクタに取り付けることは不可能であ
る。
【0052】固定アーム212および214は、リフレ
クタ100を貫通してリフレクタの後部から突出し、そ
れによって、マスクおよびヘッドライトの後部間の熱伝
導路が形成されている。
【0053】以上に記載したものと異なる別の実施形態
とすることもできる。図7の例では、アーチ210を省
略し、代わりに、2本のバーを使用しており、この場合
マスクの前表面は、前方に突出するエレメントを有して
いない。
【0054】次に図12〜図17を参照する。これらの
図面に示されている本発明に従ったマスクの変更形態で
は、マスクが、2つの部材、すなわち後部材300およ
び前部材400からなり、その各々が、ランプ150を
包囲するマスキングバリヤを構成している。後部材30
0は、ランプ150の軸線Xと一致する軸線を有する円
筒表面に内接しており、この円筒表面は、ランプの前端
部分を取り囲むスカートを形成している。このスカート
は、リフレクタの後部に固定するためのラグを備えてい
る。
【0055】この後部材300すなわち円筒壁は、前方
が開放して、ランプ150の長手方向軸線Xに直交する
平面に含まれるほぼ円形の前縁部310を形成してい
る。互いに対向関係の位置にある2つのノッチ320
が、この円形縁部310に開いている。これらのノッチ
320は、縁部310の平面に直交する方向に延びるほ
ぼ直線状の第1部分を含んでいる。この第1部分からX
方向に直交する方向に、第2部分が続いている。この第
2部分は、縁部310に近接した位置に前縁部を有す
る。この前縁部は、スカート300の前部に向けて丸め
られており、これによって、スカートの前向きノッチの
補強が行われている。
【0056】スカート300の外径は、リフレクタの底
部の孔の直径より小さい。そのため、スカートは、この
孔から、ヘッドライトの後部に通される。
【0057】図12〜図17に示すマスクアセンブリ
は、前部が底壁で閉鎖されたほぼ円筒形のキャップ40
0を含んでいる。この円筒キャップ400の側壁は、円
筒壁に内接して、中心が軸線X上に位置する1組の環状
エレメント420で構成されている。
【0058】環状エレメント420は、軸線Xに沿っ
て、互いの間に環状エレメント420とほぼ同一厚さの
ギャップ425を置いて配置されている。図5の場合と
同様に、環状エレメント420は互いに向き合う関係で
表面を設けることによってギャップを形成しているの
で、各ギャップ425は1つの平面上に位置している。
【0059】ギャップの垂直面は光放出領域を通ってい
ない。本例の場合、ランプ150は放電ランプであり、
その主放出領域は、ランプの中間位置にあり、155で
示されたランプの膨出部分を形成している。この領域1
55から出てギャップ425に到着した光線は、ギャッ
プが延在するいずれの方向に関しても大きく傾斜してい
るため、反射しないでギャップ425を通り抜けること
はできない。
【0060】したがって、これらの光線は、領域155
の方を向くギャップ425の1つの側面に入射角度を付
けて到達するため、光線は、反射後に再びギャップの平
面に関して大きく傾斜し、ギャップの他方の側面に向か
い、マスクの外へ向けられない。
【0061】環状エレメント420は、軸線Xに平行な
4つの取り付け部材429に固定されている。これらの
取り付け部材429は、さらに前端部に軸線Xを横切る
中実壁を支持している。この壁は、わずかに前方に湾曲
している。
【0062】環状エレメント420の断面は、軸線Xに
直交する方向に相当に長いほぼ矩形である。
【0063】キャップ400は、ほぼ円筒形の内部キャ
ビティを形成しており、キャップの開放した後端部の位
置におけるキャビティの内径は、スカート300の外径
と等しい。
【0064】そのため、キャップ400のこの開放後端
部に、スカート300の前縁部を収容できるように構成
されている。キャップ400の内部を後部から前部に向
かって進む時、リング427が、それと後開口との間に
位置する環状エレメントより内側に深く延出しているた
め、内径が急激に小さくなる。
【0065】したがって、キャップ400は、マスク3
00を収容する円筒形後壁を構成しており、前部が内側
きに突出する環状エレメントで形成されている。
【0066】図12〜図17の構造はまた、前縁部31
0とリング427との間に挟まれるように配置されたば
ね500を含んでいる。
【0067】ばね500は、ねじれて全体的に環状リン
グの形状を有する板ばねからなり、この板ばねは、リン
グ上のすべての点でリングの回転軸線に直交している。
板ばねは、この環状リング500に沿って環状リングの
平均平面と直交する方向の波形を形成している。本例の
場合、板ばね500は、環状リングに沿って5つの完全
な波形、すなわち、それぞれが上向き曲線に下向き曲線
が続いて構成された5つの波形を形成している。環状リ
ング500の直径は、スカート300の縁部310の直
径と等しい。
【0068】そのため、板ばね500は、5つの下向き
曲線の頂部で縁部310と係合し、5つの上向き曲線の
頂部で、環状リング427の後面と係合している。
【0069】環状リング500が板ばねで構成されてい
るため、縁部310によって定められる線と直交する方
向において、縁部310上に係合幅が与えられ、これに
よって、環状リングが縁部上で滑ってスカート300に
入ることが防止される。しかし、本発明の別の形式とし
て、環状リング500を線材で構成してもよい。
【0070】このように、前縁部310と環状リング4
27との間に挟まれた時、環状リング500の波形がわ
ずかに平坦になり、その波形の弾性反動によって、スカ
ート300およびキャップ400に推力を加えてそれら
を押し離す。
【0071】ばね500は、軸線Xの周りに均一に分布
する一連の波形を有するため、それが縁部310および
環状リング427に加える圧力は、軸線Xの周りに均一
に分散される。
【0072】キャップ400には、その内表面から突出
して、キャップの内部に向かって延出する2つのフィン
ガ455が設けられている。2つのフィンガ455は、
キャップ400の内部で直径方向に向き合い、キャップ
の後開口に非常に近い位置にあって、スカートのノッチ
320の前方に対応関係に置き、環状リング500の弾
性反力に逆らって、スカート300およびキャップ40
0を互いに接近させることにより、これらのノッチ32
0に挿入することができる。
【0073】したがって、スカートをヘッドライトの底
部内に取り付けた後、キャップ400をヘッドライトの
前部からスカート300上に容易に配置することができ
る。
【0074】フィンガ455をスカートのノッチ320
にはめ込むためには、キャップ400をスカートに押し
つけてから、キャップ400を旋回させて、フィンガ4
55を、各ノッチ320の横方向前縁部に係合させるだ
けでよい。
【0075】ばね500によってキャップ400および
スカート300に加えられる弾性推力は、軸線Xの周り
で適正に釣り合うため、キャップ400は、スカート3
00と同軸的位置をとる。キャップ400が最終位置に
ある時、スカート300はキャップの後方に突出し、そ
の後、ノッチでリフレクタの形状に対応するマスクアセ
ンブリの光学プロフィルを定める。
【0076】好ましくは、ばね500に半径方向外側ラ
グ520を設け、ばねの弾性によって、これを環状リン
グ427と環状リング427のすぐ後の環状リングとの
間に挿入することにより、アセンブリの作動中にばね5
00がキャップ400から離脱することを防止する。こ
のような構造とすると、大きすぎてリフレクタ100の
後開口を通過することができない装飾物を、ヘッドライ
トの前方からはめ込むことが容易となる。
【0077】別の形態では、ばね500の代わりに、ス
カート300の縁部310によって形成された可撓性部
分を利用してもよい。
【0078】上記形式の構造は、アークランプの場合に
特に好都合であり、アークランプの底部は台座が小径で
あるため、アークランプをリフレクタにはめ込むための
後開口が小径である一方、アークランプの底部の前方が
比較的大きい。したがって、アークランプの場合、リフ
レクタの後開口を通過することができない大径のマスク
または装飾物を使用する必要がある。
【0079】次に、本発明の第5実施形態を示す図18
および図19を参照して説明する。図18では、フィン
の層がマスクの光軸Xに対して直角に延在する環状リン
グの形をとっている。さらに正確に言うと、横断面で見
たこれらのフィンは細長い横断面を有する薄層の形をと
り、これらの層によって、主方向Xに対して傾斜して、
フィンの断面をマスクの後部から前部に見た時にランプ
に接近する経路が形成されている。
【0080】このため、図18および図19に610で
示されている各フィンは、光源を取り囲んでおり、主軸
線Xから離れた位置でマスクの後部に向かって拡散して
いる。
【0081】フィンは、ランプの中心軸線から離れた位
置にあり、凹面が光源の方に向くように、わずかに湾曲
した形状である。したがって、各フィン610は、球体
の直径と球体のその直径および極間の高さとの間で定め
られた球体部分の形をしている。本例の場合、光源Cが
フィン組610のわずかに後方に位置しているので、光
源Cから放出された光線は、フィンに対して斜めに、実
質的にフィンに対して直角をなしてフィンに到着する。
【0082】また、フィンは、光源の主軸線Xに沿って
一定インクリメントに従って配置されており、本例のイ
ンクリメントは、各フィンの後端部がそのすぐ後のフィ
ンの前端部と同一高さに位置するようにして選択されて
いる。そのため、光源Cから出た光は、フィンの1つに
も衝突しないで、フィンの間を通り抜けることはできな
い。したがって、フィン610は光源Cに対して、降雨
の主方向に関連させて瓦を屋根に配置する方法と同様に
して配置される。
【0083】しかし、瓦の配置と異なって、フィンは互
いに分離して、マスクの内部の効果的な換気を行うこと
ができるようにするギャップが、フィン610間に設け
られている。
【0084】図18および図19のマスクは、球体の一
部分の形をとったキャップ620で前端部が覆われてい
る。
【0085】この形態では、フィン組610がマスクの
前部分を形成しており、マスクの後部分は、連続円筒ス
カート630によって設けられている。しかし、変更例
として、マスク全体をフィンだけで構成することもでき
る。
【0086】次に、本発明に従ったマスクの第6の実施
形態を示す図20および図21を参照する。図20に示
されている形態のマスクが、図18および図19図に示
されているマスクと異なる点は、各フィン610が、光
軸Xに対して斜めの方向に延在し、前の実施形態の場合
よりも、外側に大きく開いていることである。言い換え
ると、環状リングエレメントの形のフィン610の層
は、縦断面において、軸線Xに対して、前の実施形態の
場合よりも大きい角度をなす。
【0087】軸線Xに対するフィンの一般的角度が、図
18および図19に示されている場合は約20゜である
のに対して、図20および図21の場合は、約45゜で
ある。そのため、フィン610間のギャップが広くな
る。しかし、本例でも、光源Cから出た光線がそれらの
1つにも衝突しないで、フィン組を通り抜けることはで
きない。本例では、光線がフィン610にほぼ直角に衝
突するので、光束の減衰が特に効果的である一方、マス
クの内部が充分に換気される。
【0088】図21の実施形態では、マスクの後スカー
ト630が、フィン組610からなるマスクの前部分よ
り相当に小径である。
【0089】さらに別の変更例として、骨組みに環状部
材を重ねて設けて、フィンを形成することにより、マス
クを製造してもよい、好ましくは、図18〜図21のフ
ィン620のような端部材を設けて、2つの平行なアー
ムをこの端部材に固定する。このような構造では、フィ
ンおよび端部材の幾何学的形状を、非常に高精度にする
ことができる。
【0090】次に図22〜図25は、板金から一体部材
として形成された円筒形スリーブ700の形の加工物か
ら、マスクを製造する態様を示している。環状キャビテ
ィを有する型にスリーブ700を入れて、液体を加圧状
態でスリーブに注入する。それにより、スリーブ700
は変形して、ベローズの波形のような環状外側膨出部分
710が形成される。
【0091】次に、これらの膨出部分710を、たとえ
ばレーザ切断で切断して、各膨出部分から下側面を取り
除く。残りの凹状部分710を連結する連結トング72
0を、2つの下側固定アーム730と共に残す。レーザ
切断作業の反復により、下側スカートの光学プロフィル
を調節することができる。このようにして製造されたマ
スクは、一体部材であるため特に強い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドライトの斜視図である。
【図2】図1のヘッドライトの底部分の側面図である。
【図3】図1および図2のヘッドライトのマスクの正面
図である。
【図4】図1〜図3と同じマスクを、図2のA−A線に
沿った断面で示す図である。
【図5】図1〜図4のマスクを図2のB−B線で表され
る断面に沿った横断面図で示す図である。
【図6】図1〜図5のマスクの縦断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態のヘッドライトの斜視図
である。
【図8】本発明の第3実施形態のヘッドライトの斜視図
である。
【図9】図1〜図6のマスクを、後方から見た一部破断
斜視図である。
【図10】図9のマスクの一方の固定ブランチの端部の
詳細を示す部分斜視図である。
【図11】図9および図10のマスクのブランチの断面
図である。
【図12】本発明の第4実施形態のマスクの分解側面図
である。
【図13】図12のマスクの部分分解側面図である。
【図14】図12および図13のマスクの側面図であ
る。
【図15】図12〜図14に示されている実施形態のば
ねの正面図である。
【図16】図5のばねの側面図である。
【図17】組み付けた状態で示す図12〜図16のマス
クの断面図である。
【図18】本発明の第5実施形態のマスクの縦断面図で
ある。
【図19】図18のマスクの側面図である。
【図20】本発明の第6実施形態のマスクの縦断面図で
ある。
【図21】図20のマスクの側面図である。
【図22】本発明に従ったマスクを、連続した第1の製
造段階で示す縦断面図である。
【図23】本発明に従ったマスクを、連続した第2の製
造段階で示す縦断面図である。
【図24】本発明に従ったマスクを、連続した第3の製
造段階で示す縦断面図である。
【図25】図22〜図24に対応するマスクの完成状態
を示す図である。
【符号の説明】
100 リフレクタ 150,155 光源 200、300、400 マスク 212,214 固定ブランチ 216,218 支持エレメント 220 フィン 270 線ばね 320,455 エレメント 420 環状エレメント 425 ギャップ 500 ばね 610 環状リング

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源(150、155)と、リフレクタ
    (100)と、マスク(200、300、400)とを
    備える自動車用ヘッドライトであって、2つが1組にな
    ってそれぞれ向き合う面を設け、光源から離れる方向に
    延在して前記マスク(200、300、400)を貫通
    する通路(425)を、前記向き合う面の間に形成する
    1組のエレメント(220、420)を、前記マスク
    (200、300、400)に設けたことを特徴とする
    ヘッドライト。
  2. 【請求項2】 前記通路(425)の少なくとも一部
    は、光源から出て前記通路(425)に到達する光線が
    前記向き合う面で、少なくとも2回反射されることな
    く、前記通路(425)を通り抜けることができないよ
    うにする向きとされていることを特徴とする請求項1記
    載のヘッドライト。
  3. 【請求項3】 前記マスクエレメント(220、42
    0)は、両側部で対応する前記通路(425)の面を定
    める薄い部材であることを特徴とする請求項1または2
    記載のヘッドライト。
  4. 【請求項4】 前記エレメント組の前記マスクエレメン
    ト(220、420)は、ほぼ平坦であって、互いにほ
    ぼ平行をなしていることを特徴とする請求項3記載のヘ
    ッドライト。
  5. 【請求項5】 前記通路(425)は、互いに平行な平
    面上に位置してることを特徴とする請求項4記載のヘッ
    ドライト。
  6. 【請求項6】 前記マスクエレメント(220、42
    0)は、光軸とほぼ直交していることを特徴とする上記
    請求項のいずれかに記載のヘッドライト。
  7. 【請求項7】 前記マスクエレメント(220、42
    0)は、光軸(X)と実質的に平行な軸線を有する環状
    リングの形をしていることを特徴とする上記請求項のい
    ずれかに記載のヘッドライト。
  8. 【請求項8】 前記環状リング(610)の各々には、
    光源(C)の方に向いて、前記環状リング(610)の
    断面を、前記マスクの後部から前部に向かう方向に見た
    時に、光軸(X)に接近していく表面を有することを特
    徴とする請求項7記載のヘッドライト。
  9. 【請求項9】 前記環状リング(610)は、光源
    (C)の方を向く層(610)で構成されており、この
    層の各々は、光源の方を向く凹面を有することを特徴と
    する請求項7または8記載のヘッドライト。
  10. 【請求項10】 前記マスクエレメント(220、42
    0)は、光軸(X)と実質的に平行な平面上に位置して
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    ヘッドライト。
  11. 【請求項11】 前記マスクエレメント(220、42
    0)の隣接縁部が協働して幾何学的形状を定めているこ
    とを特徴とする上記請求項のいずれかに記載のヘッドラ
    イト。
  12. 【請求項12】 前記隣接縁部は、光源(150)に最
    も近い縁部であることを特徴とする請求項11記載のヘ
    ッドライト。
  13. 【請求項13】 前記隣接縁部は、光源から最も離れた
    縁部であることを特徴とする請求項11または12記載
    のヘッドライト。
  14. 【請求項14】 前記隣接縁部は、前記エレメントの前
    縁部であることを特徴とする請求項11〜13のいずれ
    かに記載のヘッドライト。
  15. 【請求項15】 前記マスク(200、300、40
    0)は、底壁(260)を有し、前記エレメント(22
    0、420)は、底壁に結合された基部を有することを
    特徴とする上記請求項のいずれかに記載のヘッドライ
    ト。
  16. 【請求項16】 前記マスク(200、300、40
    0)は、ランプの消灯時に、選択色の範囲内だけで光を
    反射する内壁を有することを特徴とする上記請求項のい
    ずれかに記載のヘッドライト。
  17. 【請求項17】 前記マスク(200、300、40
    0)は、リフレクタ(100)を貫通することができる
    2つの固定ブランチ(212、214)と、それぞれ前
    記マスク(200、300、400)の前記ブランチ
    (212、214)の端部に配置された2つの支持エレ
    メント(216、218)と協働することができる線ば
    ね(270)とを有し、この線ばね(270)は、リフ
    レクタ(100)の底部内に配置されたランプ(15
    0)の底部の後面に係合することができるようになって
    いることを特徴とする上記請求項のいずれかに記載のヘ
    ッドライト。
  18. 【請求項18】 前記マスク(200、300、40
    0)は、ヘッドライトの後部に固定されるラグを備える
    とともに、リフレクタ(100)の底部開口の直径より
    小さい外径を有する第1部材(300)と、リフレクタ
    (100)の底部開口の直径より大径の第2部材(40
    0)とで構成されており、かつ前記マスク(200、3
    00、400)は、前記第2部材(400)を前記第1
    部材(300)上に固定する手段(320、455、5
    00)を含むことを特徴とする上記請求項のいずれかに
    記載のヘッドライト。
  19. 【請求項19】 前記マスク(200、300、40
    0)は、2つの部材(300、400)と、これら2つ
    の部材(300、400)間のばね(500)とで構成
    されており、このばねは、前記2部材を互いに離れる方
    向に押しつけており、かつ前記2部材(300、40
    0)は、それぞれ、互いに協働して、前記部材を互いに
    固定状態に保持するとともに、その間に、前記ばね(5
    00)を圧縮するエレメント(320、455)を備え
    ていることを特徴とする上記請求項のいずれかに記載の
    ヘッドライト。
  20. 【請求項20】 前記ばね(500)は、全体的に、平
    均平面と直交する波形を有する環状リングの形をしてい
    ることを特徴とする請求項19記載のヘッドライト。
  21. 【請求項21】 前記マスクは、油圧モールド段階に続
    いて切断段階を含む処理によって形成されていることを
    特徴とする上記請求項のいずれかに記載のヘッドライ
    ト。
  22. 【請求項22】 向き合う面を形成する前記組のマスク
    エレメント(220、420)は、支持構造体上に重ね
    られた1組の環状リングからなることを特徴とする上記
    請求項のいずれかに記載のヘッドライト。
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