JP2000250862A - プロセス監視制御システム - Google Patents

プロセス監視制御システム

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JP2000250862A
JP2000250862A JP11056111A JP5611199A JP2000250862A JP 2000250862 A JP2000250862 A JP 2000250862A JP 11056111 A JP11056111 A JP 11056111A JP 5611199 A JP5611199 A JP 5611199A JP 2000250862 A JP2000250862 A JP 2000250862A
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control system
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Kazunobu Kobashi
一宣 小橋
Manabu Matsumae
学 松前
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各オペレータによってプラントの操作指示が
入力されたとき、各オペレータに負担をかけることな
く、各オペレータによって行われた操作内容を各オペレ
ータ毎に区別して記録させる。 【解決手段】 各オペレータによりマウス13が操作さ
れて、プラント機器3の操作指示が入力され、これに対
応して、CPU回路6から操作内容に応じた制御データ
を出力させ、プログラマブルコントローラ4に各プラン
ト機器3の制御を行わせるとき、マウス13の左マウス
ボタン11に設けられたカメラ12によって、オペレー
タの指紋画像を読み取らせ、この指紋画像と、オペレー
タの操作内容とを対にしてメモリ回路7内の機器操作履
歴情報エリア17に記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラントの各
プロセスを監視、制御するプロセス監視制御システムに
係わり、特に複数のオペレータによってプラントの各プ
ロセスを監視、制御するとき、各オペレータに特別な操
作を行わせることなく、各オペレータ毎に操作履歴を管
理し得るようにしたプロセス監視制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種プラントの各プロセスを監視、制御
するプロセス監視制御システムとして、従来、図11に
示すシステムが知られている。
【0003】この図に示すプロセス監視制御システム1
01は、中央監視室内などに配置されるプロセス監視制
御装置102と、監視、制御対象となるプラント側に配
置され、監視、制御対象となっている各プラント機器1
03を監視、制御するプログラマブルコントローラ10
4と、このプログラマブルコントローラ104とプロセ
ス監視制御装置102との間の通信をサポートする通信
回線105とを備えており、プログラマブルコントロー
ラ104によって各プラント機器103の稼動状態など
の情報を収集させ、この収集動作で得られた情報に応じ
てプロセスデータを生成させるとともに、プロセス監視
制御装置102によってプロセスデータを取り込ませ、
グラフィック形式で各プロセスの稼動状態を表示させる
とともに、プロセス監視制御装置102によって各オペ
レータの操作内容に応じた制御データを生成させ、プロ
グラマブルコントローラ104に各プラント機器103
を制御させる。
【0004】プロセス監視制御装置102は、CPU回
路106と、メモリ回路107と、CPU回路106と
通信回線105とを接続するI/O回路108と、各オ
ペレータが携帯しているIDカード(図示は省略する)
が差し込まれたとき、このIDカードに記録されている
オペレータIDを読み取って、CPU回路106に供給
するIDカード入力機構109と、オペレータによって
操作されたとき、移動データ、選択データなどを生成
し、これをCPU回路106に供給するマウス110
と、オペレータによって操作されたとき、各種指示、各
種データを生成し、これをCPU回路106に供給する
キーボード111と、CPU回路106から出力される
表示データを取り込んでグラフィック形式の監視画面な
どを表示するCRT112とを備えている。
【0005】そして、図12のフローチャートに示すよ
うに、プログラマブルコントローラ104からプロセス
データが出力される毎に、通信回線105を介してプロ
セスデータを取り込むとともに、グラフィック形式で各
プロセスの稼動状態を表示しながら(ステップST10
1)、オペレータによりマウス110などが操作されて
移動データが出力される毎に、この移動データに応じた
分だけ、監視画面上に表示されているカーソルを移動さ
せる(ステップST102)。そして、マウス110の
左マウスボタンまたは右マウスボタンが操作されたとき
(ステップST103、ST104)、カーソルで指定
された部分に応じた画面を展開するとともに(ステップ
ST105)、新たな画面がプラント機器の操作画面か
どうかを判定する(ステップST106)。新たな画面
が操作画面でなけば、マウス110が操作される毎に、
上述した処理を繰り返し、順次、画面を展開する(ステ
ップST102〜ST106)。
【0006】また、新たな画面が操作画面であれば(ス
テップST106)、オペレータによりマウス110な
どが操作され、移動データが出力される毎に、この移動
データに応じた分だけ、操作画面上に表示されているカ
ーソルを移動させる(ステップST107)。そして、
マウス110の左マウスボタンまたは右マウスボタンが
操作されたとき(ステップST108)、カーソルで指
定された部分に対応するプラント機器103に対する制
御データを生成し、これを通信回線105上に送出し、
プログラマブルコントローラ104に供給し、プラント
機器103を制御させる(ステップST109)。
【0007】以下、上述した動作を繰り返して、監視、
制御対象となっている各プロセスの監視、制御を行う
(ステップST102〜ST110)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のプロセス監視制御システム101においては、次
に述べるような問題があった。
【0009】すなわち、各オペレータがIDカード入力
機構109にIDカードを挿入しないまま、各オペレー
タがマウス110を操作して各プラント機器103の操
作を行ったとき、どのオペレータがどのような操作を行
ったのか、後で検証することができないという問題があ
った。
【0010】そこで、このようなプロセス監視制御シス
テム101では、各オペレータがIDカード入力機構1
09にIDカードを挿入してCPU回路106に監視、
制御を行うオペレータのオペレータIDを認識させた
後、各オペレータがマウス110を操作して各プラント
機器103の操作を行わせ、これによって各プラント機
器103に対する操作内容を各オペレータ毎の分類して
記憶させておくようにしている。
【0011】しかしながら、このような方法では、ID
カードをIDカード入力機構109に差し込む分だけ、
オペレータ側の負担が大きくなるばかりでなく、各オペ
レータが故意に差し込まない場合には、各プラント機器
103に対する操作内容を各オペレータ毎の分類して記
憶させておくことができないという問題がある。
【0012】本発明は上記の事情に鑑み、各オペレータ
に負担をかけることなく、各オペレータによって行われ
た操作内容を各オペレータ毎に区別して記録させておく
ことができ、これによりプラントの運転内容を個人レベ
ルで管理させることができるプロセス監視制御システム
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、オペレータの操作に応じ
て、プロセスを監視、制御するプロセス監視制御システ
ムにおいて、各オペレータによって、プロセスを監視、
制御する操作が行われているとき、操作を行っているオ
ペレータの身体情報を読み取り、この身体情報と操作の
内容とを出力する情報入出力手段とこの情報入出力手段
から出力される操作の内容に基づいて、前記プロセスの
監視、制御を行うとともに、前記操作の内容と前記情報
入出力手段から出力される身体情報とを対にして記憶す
る監視制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】請求項2では、請求項1に記載のプロセス
監視制御システムにおいて、前記入力機構は、複数設け
られた各選択ボタンのいずれかにカメラを内蔵し、前記
プロセスを監視、制御する操作が行われているとき、前
記カメラによって操作を行っているオペレータの指紋を
読み取り、これを身体情報として出力するマウスである
ことを特徴としている。
【0015】請求項3では、請求項1、2のいずれかに
記載のプロセス監視制御システムにおいて、前記監視制
御手段は、操作権限と各オペレータの身体情報とを対に
して登録したオペレータ操作許可者情報エリアを持ち、
前記情報入出力手段からオペレータの身体情報が入力さ
れたとき、この身体情報と前記オペレータ操作許可者情
報エリアに登録されている各オペレータの身体情報とを
比較し、この比較結果に基づき、前記情報入出力手段を
操作しているオペレータが操作権限を持つかどうかを判
定することを特徴としている。
【0016】上記の請求項1において、各オペレータに
より情報入出力手段が操作されてプロセスの監視、制御
が行われているとき、情報入出力手段は、操作を行って
いるオペレータの身体情報を読み取り、この身体情報と
操作の内容とを出力する。監視制御手段は、この情報入
出力手段から出力される操作の内容に基づき、プロセス
の監視、制御を行いながら、操作の内容と情報入出力手
段から出力される身体情報とを対にして記憶させる。こ
れにより、各オペレータに負担をかけることなく、各オ
ペレータによって行われた操作内容を各オペレータ毎に
区別して記録させて、プラントの運転内容を個人レベル
で管理させる。
【0017】請求項2では、情報入出力手段は、複数設
けられた各選択ボタンのいずれかにカメラを内蔵し、プ
ロセスを監視、制御する操作が行われているとき、カメ
ラによって、操作を行っているオペレータの指紋を読み
取り、これを身体情報として出力するマウスを使用す
る。これにより、各オペレータがマウスを操作してプラ
ント機器を操作したとき、各オペレータの指紋情報と、
操作内容とを対にして記憶させ、これによって各オペレ
ータに負担をかけることなく、各オペレータによって行
われた操作内容を各オペレータ毎に区別して記録させ
て、プラントの運転内容を個人レベルで管理させる。
【0018】請求項3では、監視制御手段は、情報入出
力手段からオペレータの身体情報が入力されたとき、こ
の身体情報とオペレータ操作許可者情報エリアに登録さ
れている各オペレータの身体情報とを比較し、この比較
結果とオペレータ操作許可者情報エリアに登録されてい
る各オペレータの操作権限とに基づき、情報入出力手段
を操作しているオペレータが操作権限を持つかどうかを
判定させる。これにより、各オペレータがプラント機器
の操作を行うとき、各オペレータに負担をかけることな
く、各オペレータの操作権限内容を確認させ、この確認
内容に基づき、操作権限を持つオペレータが行った操作
内容のみを選択させて、プラントの運転制御を行わせ、
操作権限を持たないオペレータによる不要な運転制御を
カットさせて、プロセスの運転内容を安定化させる。
【0019】
【発明の実施の形態】《第1実施の形態》図1は本発明
によるプロセス監視制御システムのうち、請求項1、2
に対応する一実施の形態を示すブロック図である。
【0020】この図に示すプロセス監視制御システム1
は、中央監視室内などに配置されるプロセス監視制御装
置2と、監視、制御対象となるプラント側に配置され、
監視、制御対象となっている各プラント機器3を監視、
制御するプログラマブルコントローラ4と、このプログ
ラマブルコントローラ4とプロセス監視制御装置2との
間の通信をサポートする通信回線5とを備えており、プ
ログラマブルコントローラ4によって、各プラント機器
3の稼動状態などの情報を収集させ、この収集動作で得
られた情報に応じて、プロセスデータを生成させるとと
もに、プロセス監視制御装置2によって、プロセスデー
タを取り込ませ、グラフィック形式で各プロセスの稼動
状態を表示させるとともに、プロセス監視制御装置2に
よって、各オペレータ毎の操作内容を記憶させながら、
操作内容に応じた制御データを生成させ、プログラマブ
ルコントローラ4に各プラント機器3を制御させる。
【0021】プロセス監視制御装置2は、各種のデータ
処理を行うCPU回路6と、このCPU回路6で使用さ
れる各種プログラムの格納エリア、CPU回路6で使用
されるデータの格納エリアなどとして使用されるメモリ
回路7と、CPU回路6と通信回線5とを接続するI/
O回路8と、図2に示すように、筐体9に設けられた右
マウスボタン10、左マウスボタン11のうち、使用頻
度が高い左マウスボタン11内にカメラ12が配置さ
れ、オペレータによって操作されたとき、指紋画像、移
動データ、選択データなどを生成し、これをCPU回路
6に供給するマウス13と、オペレータによって操作さ
れたとき、各種指示、各種データを生成し、これをCP
U回路6に供給するキーボード14と、CPU回路6か
ら出力される表示データを取り込んでグラフィック形式
の監視画面などを表示するCRT15とを備えている。
【0022】そして、図3のフローチャートに示すよう
に、プログラマブルコントローラ4からプロセスデータ
が出力される毎に、通信回線5を介してプロセスデータ
を取り込むとともに、このプロセスデータと、図4に示
すように、メモリ回路7内の監視制御画面情報エリア1
6に格納されている監視制御画面データとに基づき、C
RT15にグラフィック形式で各プロセスの稼動状態を
表示させる(ステップST1)。
【0023】また、この動作と並行し、オペレータによ
りマウス13などが操作されて、移動データが出力され
る毎に、この移動データに応じた分だけ、監視画面上に
表示されているカーソルを移動させ、マウス13の右マ
ウスボタン10、または左マウスボタン11が操作され
たとき、カーソルの位置に対応する画面部分と、監視制
御画面情報エリア16に格納されている監視制御画面デ
ータとに基づき、カーソルで指定された部分に応じた新
たな画面を展開するとともに(ステップST2〜ST
5)、新たな画面がプラント機器の操作画面かどうかを
判定し、新たな画面が操作画面でなけば、マウス13が
操作される毎に、上述した処理を繰り返し、順次、画面
を展開する(ステップST2〜ST6)。
【0024】また、新たな画面が操作画面であれば(ス
テップST6)、オペレータによりマウス13などが操
作され、移動データが出力される毎に、この移動データ
に応じた分だけ、操作画面上に表示されているカーソル
を移動させ、マウス13の右マウスボタン10または左
マウスボタン11が操作されたとき、カーソルで指定さ
れた部分に対応するプラント機器3に対する制御データ
を生成し(ステップST7、ST8)、これを通信回線
5上に送出し、プログラマブルコントローラ4に供給
し、プラント機器3を制御させる(ステップST9)。
【0025】また、この動作と並行し、マウス13に設
けられたカメラ12によってプラント機器3に対する操
作を行ったオペレータの指紋画像を取り込んで(ステッ
プST11)、メモリ回路7内の機器操作履歴情報エリ
ア17に、図5に示す形式で指紋画像と操作内容と操作
日時とを記録させる(ステップST12)。
【0026】以下、上述した動作を繰り返して、監視、
制御対象となっている各プロセスの監視、制御を行う
(ステップST2〜ST12)。
【0027】このように、この実施の形態では、プログ
ラマブルコントローラ4によって、各プラント機器3の
稼動状態などの情報を収集させ、この収集動作で得られ
た情報に応じて、プロセスデータを生成させるととも
に、プロセス監視制御装置2によって、プロセスデータ
を取り込ませ、グラフィック形式で各プロセスの稼動状
態を表示させるとともに、プロセス監視制御装置2によ
って各オペレータ毎の操作内容を記憶させながら、操作
内容に応じた制御データを生成させ、プログラマブルコ
ントローラ4に各プラント機器3を制御させるようにし
ているので、各オペレータがマウス13を操作して、プ
ラント機器3を操作したとき、各オペレータの指紋情報
と、操作内容とを対にして記憶しておくことができ、こ
れによって各オペレータに負担をかけることなく、各オ
ペレータによって行われた操作内容を各オペレータ毎に
区別して記録させて、プラントの運転内容を個人レベル
で管理させることができる(請求項1、2の効果)。
【0028】《第2実施の形態》次に本発明によるプロ
セス監視制御システムのうち、請求項1、2、3に対応
する第2の実施の形態について説明する。なお、基本的
にシステム構成は図1に示しブロック図と同一であるた
め、構成ブロック図の図示は省略する。
【0029】この実施の形態では、プロセス監視制御装
置2によってプロセスデータを取り込ませ、グラフィッ
ク形式で各プロセスの稼動状態を表示させるとともに、
プロセス監視制御装置2によって各オペレータの操作権
限を確認し、操作権限を持つ各オペレータ毎の操作内容
を記憶させながら、操作内容に応じた制御データを生成
させ、プログラマブルコントローラ4に、各プラント機
器3を制御させるようにしている。
【0030】次に、その作用を図6のフローチャートを
用いて説明すると、先ず、プログラマブルコントローラ
4からプロセスデータが出力される毎に、通信回線5を
介してプロセスデータを取り込むとともに、このプロセ
スデータと、図7に示すように、メモリ回路7内の監視
制御画面情報エリア16に格納されている監視制御画面
データとに基づき、CRT15にグラフィック形式で各
プロセスの稼動状態を表示させる(ステップST2
1)。
【0031】また、この動作と並行し、オペレータによ
りマウス13などが操作されて、操作を行ったオペレー
タの指紋画像と移動データとが出力される毎に(ステッ
プST22)、図7に示すように、メモリ回路7内のオ
ペレータ操作許可者情報エリア18をアクセスして、各
オペレータの操作権限と、これらの操作権限と対になっ
ている各オペレータの登録指紋画像とを読み出すととも
に(ステップST23)、各オペレータの登録指紋画像
と、マウス13から出力された指紋画像とを比較して、
操作を行ったオペレータが操作権限を持っているかどう
かをチェツクし、操作権限を持っているオペレータがマ
ウス13を操作しているときだけ(ステップST2
4)、マウス13から出力される移動データに応じて、
監視画面上に表示されているカーソルを移動させるとと
もに、このカーソルで指定された画面部分を認識させる
(ステップST25、ST26)。
【0032】この後、マウス13の右マウスボタン10
または左マウスボタン11が操作される毎に、監視制御
画面情報エリア16に格納されている監視制御画面デー
タに基づき、カーソルで指定された部分に応じた画面を
展開するとともに(ステップST27、ST28)、新
たな画面がプラント機器3の操作画面かどうかを判定し
(ステップST29)、新たな画面が操作画面でなけ
ば、マウス13が操作される毎に、上述した処理を繰り
返す(ステップST25〜ST29)。
【0033】また、新たな画面が操作画面であれば(ス
テップST29)、オペレータにより、マウス13など
が操作されて、移動データが出力される毎に、この移動
データに応じた分だけ、操作画面上に表示されているカ
ーソルを移動させ、マウス13の右マウスボタン10ま
たは左マウスボタン11が操作されたとき、カーソルで
指定された部分に対応するプラント機器3に対する制御
データを生成し(ステップST30、ST31)、これ
を通信回線5上に送出し、プログラマブルコントローラ
4に供給し、プラント機器3を制御させる(ステップS
T32)。
【0034】また、この動作と並行し、マウス13に設
けられたカメラ12によって、プラント機器3に対する
操作を行ったオペレータの指紋画像を取り込んで(ステ
ップST34)、メモリ回路7内の機器操作履歴情報エ
リア17に、図10に示す形式で指紋画像と操作内容と
操作日時とを記録させる(ステップST35)。
【0035】以下、上述した動作を繰り返して、監視、
制御対象となっている各プロセスの監視、制御を行う
(ステップST25〜ST35)。
【0036】このように、この実施の形態では、プログ
ラマブルコントローラ4によって、各プラント機器3の
稼動状態などの情報を収集させ、この収集動作で得られ
た情報に応じてプロセスデータを生成させるとともに、
プロセス監視制御装置2によってプロセスデータを取り
込ませ、グラフィック形式で各プロセスの稼動状態を表
示させるとともに、プロセス監視制御装置2によって各
オペレータ毎の操作内容を記憶させながら、操作内容に
応じた制御データを生成させ、プログラマブルコントロ
ーラ4に、各プラント機器3を制御させるようにした。
このため、各オペレータがマウス13を操作してプラン
ト機器3を操作したとき、各オペレータの指紋情報と操
作内容とを対にして記憶しておくことができ、これによ
って各オペレータに負担をかけることなく、各オペレー
タによって行われた操作内容を各オペレータ毎に区別し
て記録させて、プラントの運転内容を個人レベルで管理
させることができる(請求項1、2の効果)。
【0037】また、この実施の形態では、各オペレータ
がマウス13を操作して、プラント機器3を操作したと
き、マウス13のカメラ12から出力される指紋画像に
基づき、各オペレータの操作権限を確認し、操作権限を
持つオペレータの操作内容に基づき、制御データを生成
させ、プログラマブルコントローラ4に、各プラント機
器3を制御させるようにした。このため、各オペレータ
がプラント機器3の操作を行うとき、各オペレータに負
担をかけることなく、各オペレータの操作権限内容を確
認し、この確認内容に基づき、操作権限を持つオペレー
タが行った操作内容のみを選択して、プラントの運転制
御を行うことができ、これによって操作権限を持たない
オペレータによる不要な運転制御をカットして、プロセ
スの運転内容を安定化させることができる(請求項3の
効果)。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1のプロセス監視制御システムでは、各オペレータ
に負担をかけることなく、各オペレータによって行われ
た操作内容を各オペレータ毎に区別して記録させておく
ことができ、これによりプラントの運転内容を個人レベ
ルで管理させることができる。
【0039】請求項2のプロセス監視制御システムで
は、各オペレータがマウスを操作して、プラント機器を
操作したとき、各オペレータの指紋情報と、操作内容と
を対にして記憶しておくことができ、これによって各オ
ペレータに負担をかけることなく、各オペレータによっ
て行われた操作内容を各オペレータ毎に区別して記録さ
せて、プラントの運転内容を個人レベルで管理させるこ
とができる。
【0040】請求項3のプロセス監視制御システムで
は、各オペレータがプラント機器の操作を行うとき、各
オペレータに負担をかけることなく、各オペレータの操
作権限内容を確認し、この確認内容に基づき、操作権限
を持つオペレータが行った操作内容のみを選択して、プ
ラントの運転制御を行うことができ、これによって操作
権限を持たないオペレータによる不要な運転制御をカッ
トしてプロセスの運転内容を安定化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプロセス監視制御システムのう
ち、請求項1、2に対応する実施の形態を示すブロック
図である。
【図2】図1に示すプロセス監視制御システムを構成す
るマウスの詳細な構成例を示す斜視図である。
【図3】図1に示すプロセス監視制御システムの動作例
を示すフローチャートである。
【図4】図1に示すプロセス監視制御システムを構成す
るメモリ回路の詳細な構成を模式的に示す説明図であ
る。
【図5】図4に示す機器操作履歴情報エリアの詳細な構
成を模式的に示す説明図である。
【図6】本発明によるプロセス監視制御システムのう
ち、請求項1、3に対応する実施の形態における動作の
一例を示すフローチャートである。
【図7】図6に示すプロセス監視制御システムを構成す
るメモリ回路の詳細な構成を模式的に示す説明図であ
る。
【図8】従来から知られているプロセス監視制御システ
ムの一例を示すブロック図である。
【図9】図8に示すプロセス監視制御システムの動作例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:プロセス監視制御システム 2:プロセス監視制御装置 3:プラント機器 4:プログラマブルコントローラ 5:通信回線 6:CPU回路(監視制御手段) 7:メモリ回路(監視制御手段) 8:I/O回路 9:筐体 10:右マウスボタン 11:左マウスボタン 12:カメラ 13:マウス(情報入出力手段) 14:キーボード 15:CRT 16:監視制御画面情報エリア 17:機器操作履歴情報エリア 18:オペレータ操作許可者情報エリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータの操作に応じてプロセスを監
    視、制御するプロセス監視制御システムにおいて、 前記各オペレータによってプロセスを監視、制御する操
    作が行われているとき、操作を行っているオペレータの
    身体情報を読み取り、この身体情報と前記操作の内容と
    を出力する情報入出力手段と、 この情報入出力手段から出力される操作の内容に基づい
    て、前記プロセスの監視、制御を行うとともに、前記操
    作の内容と前記情報入出力手段から出力される身体情報
    とを対にして記憶する監視制御手段と、 を備えたことを特徴とするプロセス監視制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロセス監視制御シス
    テムにおいて、 前記情報入出力手段は、複数設けられた各選択ボタンの
    いずれかにカメラを内蔵し、前記プロセスを監視、制御
    する操作が行われているとき、前記カメラによって操作
    を行っているオペレータの指紋を読み取り、これを身体
    情報として出力するマウスである、 ことを特徴とするプロセス監視制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載のプロセ
    ス監視制御システムにおいて、 前記監視制御手段は、操作権限と各オペレータの身体情
    報とを対にして登録したオペレータ操作許可者情報エリ
    アを持ち、前記情報入出力手段からオペレータの身体情
    報が入力されたとき、この身体情報と前記オペレータ操
    作許可者情報エリアに登録されている各オペレータの身
    体情報とを比較し、この比較結果に基づき、前記情報入
    出力手段を操作しているオペレータが操作権限を持つか
    どうかを判定する、 ことを特徴とするプロセス監視制御システム。
JP11056111A 1999-03-03 1999-03-03 プロセス監視制御システム Withdrawn JP2000250862A (ja)

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