JP2011090446A - 生産ライン構成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設定されている諸条件の変更が適切であったか不適切であったかを容易に判断することができる生産ライン構成装置を提供する。
【解決手段】 生産ライン構成装置の一例である半自動式組合せ秤は、操作設定表示部21aは、操作者を特定する操作者画像を撮像するデジタルカメラ23と、操作の種類に操作者画像を関連付けた操作記録情報を生成する操作記録生成部24bとを備えている。操作設定表示制御部24aは、タッチパネル部22が操作されたときに、デジタルカメラ23に操作者画像を撮像させ、この操作者画像を含む操作記録情報を生成させて操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに記憶させることで、操作ログを生成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、生産ラインの一部を構成する生産ライン構成装置に関し、例えば、物品を計量し、包装し、検査し、および箱詰めする生産ラインの少なくとも一部を構成する生産ライン構成装置に関する。
製品の大量生産に用いられる生産ラインは、一般に、複数の生産ライン構成装置から構成されている。生産ラインの一例として、食品、農水産物等の被計量物を所定の重量範囲内で包装し、その包装物を箱詰めする生産ライン(説明の便宜上、「計量包装生産ライン」と称する。)を挙げれば、当該計量包装生産ラインを構成する生産ライン構成装置には、被計量物の供給装置、被計量物を計量する組合せ秤または組合せ計量装置、所定重量の被計量物を包装する包装装置、異物等の混入を検査する各種検査装置、包装物を箱詰めする箱詰装置、これらをつなぐ搬送コンベヤ装置等が含まれる。
上記生産ライン構成装置に関しては、操作の利便性の向上を図る技術が提案されている。例えば、特許文献1には、食品処理装置において、オペレータの伝言や覚え書きのためのメモ用紙の撤廃を図るために、メモ情報を記憶し、表示手段としても機能する操作部に、メモ情報を表示させるよう制御する技術が開示されている。この技術では、それぞれのオペレータに作業パスワードが付されており、この作業パスワードをオペレータが入力することで、操作レベルに合わせた設定が行われる構成も開示されている。具体的には、作業パスワードを入力することで、オペレータの属する操作レベルに応じてキー操作の操作可能範囲が設定されたり、操作レベルに特化して表示されたメモ情報を閲覧できたりする構成が開示されている。
また、上記メモ情報が入力されて記憶されるに伴い、メモ情報を入力した時刻、オペレータの作業者コード及び作業パスワード等も自動的に記憶され、メモ情報にこれら付随情報が関連付けられる。そして、閲覧時には、これら付随情報も自動的に表示されるので、オペレータは、このメモ情報の入力者が誰であるか、等を認識することができる。
特開2004−004035号公報
ところで、前記生産ライン構成装置においては、生産の対象となる製品の種類または仕様等の条件が変更されれば、当該生産ライン構成装置に設定されている動作条件についても、必要に応じて変更されることになる。例えば、上記計量包装生産ラインであれば、被計量物の種類が変更されれば、供給装置に設定されている被計量物の供給条件、組合せ秤に設定されている組合せ計量動作に関する諸条件、包装装置で用いられる包装材の変更に伴う包装動作に関する諸条件等を、必要に応じて変更することになる。
しかしながら、上記生産ライン構成装置の操作に慣れていない作業者が、当該生産ライン構成装置に設定されている諸条件を変更すると、適切な条件変更がなされずに当該生産ライン構成装置が正常に動作しないという事態が発生することがある。上記計量包装生産ラインであれば、当該生産ラインを構成するいずれか1台の生産ライン構成装置が正常に動作しなくなるだけでも、当該生産ライン全体が停止してしまう。
しかも、上記生産ライン構成装置が正常に動作しない原因としては、作業者による不適切な条件変更だけでなく、当該生産ライン構成装置そのものに何らかの問題が生じていることもある。例えば、生産ライン構成装置にインストールされているソフトウエアにバグが含まれている場合には、当該生産ライン構成装置は正常に動作することができない。
したがって、生産ライン構成装置が正常に動作しないときには、当該生産ライン構成装置そのものに問題が生じているのか、当該生産ライン構成装置には問題はないが設定変更が不適切であったのかを見極めることが必要となる。ところが、従来の生産ライン構成装置では、このような見極めを行うことに関しては何ら考慮されていなかった。そのため、不適切な設定変更が行われているだけであれば、変更された条件を再設定するだけで問題を解決できるにもかかわらず、製造者または保守点検者は、長い時間を掛けて煩雑な解析処理を行う必要があった。
ここで、特許文献1に開示の技術では、作業者により入力されて記憶されたメモ情報が表示されるので、異なる作業者同士だけでなく、作業者以外の者、例えば、上記製造者または保守点検者にも、生産ライン構成装置の運転に関するさまざまな情報を共有することができる。しかしながら、このような運転上の情報を供給するだけでは、不適切な設定変更が行われたか否かを見極めることはできない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであって、設定されている諸条件の変更が適切であったか不適切であったかを容易に判断することができる生産ライン構成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る生産ライン構成装置は、前記の課題を解決するために、生産ラインの一部を構成し、当該生産ラインに含まれる処理を行う処理部と、操作者により操作される操作部と、操作者を特定する操作者情報を生成する操作者情報生成部と、前記操作者情報を、当該操作者情報で特定される操作者が行った操作の種類に関連付けることで、操作記録情報を生成する操作記録生成部と、前記操作記録情報を蓄積して操作ログとして記憶する操作ログ記憶部とを備えている構成である。
前記構成によれば、操作者情報とこれに関連付けられた操作記録情報とが操作ログとして記録されることになる。それゆえ、例えば、生産ライン構成装置が正常に動作しないという事態が発生し、この事態の原因の一つとして、設定されている諸条件の変更が想定されれば、操作ログを確認することで条件の設定値が変更されたか否かが明らかとなるだけでなく、変更されている場合には、変更した操作者を特定し、当該操作者に変更の目的、理由、変更操作の手順等の変更操作状況を確認することができるので、これら変更操作状況を把握することで、前記事態の解決および防止に役立てることができる。
前記生産ライン構成装置においては、制御部をさらに備え、前記制御部は、前記操作者情報生成部に前記操作者情報を生成させてから、前記操作記録生成部に前記操作記録情報を生成させ、前記操作ログ記憶部に記憶させる構成であると好ましい。
前記構成によれば、毎回の操作で、先に操作者情報を生成した上で、操作記録情報を生成するので、操作部が操作されることにより、常に操作者情報を含む操作記録情報が生成され、これを蓄積することで操作ログを生成することになる。つまり、操作者が操作部を操作したときの記録に、操作者を特定する操作者情報が含まれており、この記録(操作記録情報)が操作ログとして蓄積されることになる。それゆえ、事前に操作者を登録する必要がなく、操作ログを確認することで操作者を特定することが可能となるので、生産ライン構成装置が正常に動作しないという事態が発生したときでも、前記事態の解決および防止に役立てることができる。
前記生産ライン構成装置においては、前記操作者情報としてどのような情報が用いられてもよいが、例えば、前記操作者情報生成部が、前記操作者を撮像する撮像部であり、前記操作者の画像を前記操作者情報として生成し、前記制御部は、前記操作部の操作と同時に、前記撮像部により前記操作者を撮像させる構成を好ましい一例として挙げることができる。
前記構成によれば、撮像部により操作者画像を生成して操作記録情報に含めることにより、画像情報として操作者が誰であるのかを確認できるので、操作ログの確認時に、操作者の特定をより容易に行うことができる。
前記生産ライン構成装置においては、前記構成に加えて、暦情報を生成する暦情報生成部をさらに備え、前記操作記録生成部は、前記操作の種類に対して、前記暦情報をさらに関連付けることで、前記操作記録情報を生成するよう構成されていることが好ましい。
前記構成によれば、操作記録情報が暦情報、すなわち、操作部が操作された年月日および時間等を含むことになるため、操作ログから特定の操作記録情報を時間基準で検索したり時系列で確認したりすることができる。
前記生産ライン構成装置においては、前記操作部の構成は特に限定されないが、例えば、前記操作部は、表示器を含むとともに、前記操作部で行われる操作には、前記操作ログ記憶部に記憶されている前記操作記録情報を前記表示器で表示するための操作記録表示操作が含まれ、前記制御部は、前記操作部により前記操作記録表示操作が行われたときには、前記操作ログ記憶部から前記操作記録情報を取得し、前記表示器に前記操作記録情報を表示させるよう構成されていることが好ましい。
前記構成によれば、蓄積された操作ログを操作部の表示器で表示させるので、操作を行いながら操作ログを確認することができる。
ここで、前記表示器への操作ログの表示形式は特に限定されないが、例えば、前記制御部は、前記操作記録情報を、時系列または前記操作の種類別に配列した操作記録表に編集して前記表示器に表示させる構成であると好ましい。操作ログを操作記録表に編集して表示することで、操作ログを確認するときに、目的に応じて確認したい操作記録情報を分かりやすく表示することができる。
さらに、前記構成においては、前記撮像部で生成された前記操作者の画像を基本画像としたときに、前記表示器に表示される前記操作記録表には、前記操作の種類毎に対応する前記基本画像を縮小したサムネイル画像が含まれ、前記操作部で行われる操作には、前記サムネイル画像を基本画像に変更して表示するための画像拡大操作が含まれ、前記制御部は、前記操作部により前記画像拡大操作が行われたときには、前記操作記録表のうち、少なくとも前記操作の種類以外の表示を前記基本画像に差し替えて前記表示器に表示させるよう構成されていることが、より好ましい。
前記構成によれば、操作記録表に操作者情報としての操作者画像が小さな表示面積のサムネイル画像として含まれており、しかも、当該サムネイル画像を拡大して基本画像に戻して表示することができる。それゆえ、操作ログ全体を確認するときにはサムネイル画像で操作者情報を認識できるとともに、特定の操作記録情報の操作者を確認したいときには、サムネイル画像を基本画像に拡大することで、より一層操作者を特定しやすくすることができる。
前記生産ライン構成装置においては、前記構成に加えて、前記操作部で行われた操作が、前記処理部に予め設定されている条件を変更する設定変更操作であるか否かを判定する設定変更判定部をさらに備え、前記制御部は、前記設定変更判定部により前記設定変更操作が行われたと判定されたときに、前記操作者情報生成部に前記操作者情報を生成させるよう構成されていることが好ましい。
前記構成によれば、操作部で行われた全ての操作について操作記録情報を生成するのではなく、設定変更操作という、生産ライン構成装置の動作に影響を及ぼしやすい操作のみについて操作記録情報を生成するので、操作ログ全体のデータ量が小さくなり、かつ、操作ログで確認すべき操作記録情報の数も減少するので、操作ログをより簡素かつ効率的に確認することができる。
前記生産ライン構成装置においては、前記構成に加えて、前記操作部は、少なくとも文字情報を入力可能とする文字入力器を含み、前記制御部は、前記操作部の操作前に、前記操作者情報として、前記操作者を特定する文字情報を前記文字入力器に入力させるよう構成され、前記操作記録生成部は、前記操作の種類に対して、入力された前記文字情報をさらに関連付けることで、前記操作記録情報を生成するよう構成されてもよい。
前記構成によれば、文字情報を操作者情報として用いることができるので、必要に応じて、前述した撮像部を省略することができるだけでなく、撮像部と組み合わせることで、操作者情報の充実化を図ることができるので、例えば、文字情報を基準として操作ログを検索することで、特定条件の操作記録情報を抽出しやすくすることもできる。
本発明が適用可能な生産ラインは特に限定されるものではなく、公知の生産ラインに広く適用することができるが、具体的な好ましい一例として、被計量物を計量および包装する処理を含む計量包装ラインを挙げることができる。この計量包装ラインを構成する生産ライン構成装置では、前記処理部が、被計量物を供給する供給処理、被計量物を計量する計量処理、計量された被計量物を包装する包装処理、包装された被計量物を重量別に選別する選別処理、包装された被計量物を検査する検査処理、および、包装された被計量物を箱詰めする箱詰処理の少なくともいずれかを行うものであればよい。
以上のように、本発明では、設定されている諸条件の変更が適切であったか不適切であったかを容易に判断することができる生産ライン構成装置を得ることができる。
(a)は、本発明の実施の形態1に係る生産ライン構成装置である半自動式組合せ秤の構成の一例について、前側から見た構成例を模式的に示す正面図であり、(b)は、(a)に示す半自動式組合せ秤を左側から見た構成例を模式的に示す側面図である。 図1に示す半自動式組合せ秤が備える制御系統の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す半自動式組合せ秤が備える操作設定表示部の制御系統の概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)は、それぞれ、操作設定表示部に設けられるデジタルカメラの配置を模式的に示す斜視図である。 図1に示す半自動式組合せ秤が備える操作設定表示部の表示画面のうち、運転操作画面の構成の一例を示す模式図である。 (a)は、図1に示す半自動式組合せ秤が備える操作設定表示部の表示画面のうち、操作ログ画面の構成の一例を示す模式図であり、(b)は、(a)に示す操作ログ画面において、サムネイル画像を拡大した画面構成の一例を示す模式図である。 図3に示す操作設定表示部において操作ログが生成される制御の一例を示すフローチャートである。 図7のフローチャートに示す制御で生成された操作ログをタッチパネル部で表示する制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る半自動式組合せ秤が備える操作設定表示部の制御系統の概略構成を示すブロック図である。 図9に示す操作設定表示部における操作ログが生成される制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3において、操作設定表示部の表示画面上にパスワード入力画面が表示される構成の一例を示す模式図である。 図11に示すパスワード入力画面を表示する構成の操作設定表示部において、操作ログが生成される制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4における生産ラインの一例である計量包装ラインの構成の一例を示す工程図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
本発明は、生産ラインの一部を構成し、当該生産ラインに含まれる処理を行う処理部を備える生産ライン構成装置であれば、どのような構成のものにも適用できるが、本実施の形態では、生産ライン構成装置の代表的な一例として半自動式組合せ秤を挙げて、本発明を具体的に説明する。
[半自動式組合せ秤の基本構成]
本実施の形態に係る半自動式組合せ秤10は、図1(a),(b)に示すように、被計量物の組合せ計量を行う秤本体11と、操作指令等の入力や動作状況等の表示を行う操作設定表示部21aと、秤本体11から排出される被計量物を搬送する搬送コンベヤ31と、を備えている。
秤本体11は、底部12aおよび側部12bから少なくともなる基台12と、当該基台12の上部で側部12bから前方に引き出すように広がる天板13と、天板13の投入口の下部に設けられた複数の供給ホッパ14と、各供給ホッパ14の下方に設けられ基台12の側部12bで支持されている複数の計量ホッパ15と、基台12の側部12bに格納され各供給ホッパ14に収容された被計量物の重量を計量する、複数の供給ホッパ用計量センサ16と、基台12の側部12bに格納され各計量ホッパ15に収容された被計量物の重量を計量する、複数の計量ホッパ用計量センサ17と、制御基板等の各種電装品を含む電装品収納盤18と、を備えている。なお、供給ホッパ用計量センサ16と計量ホッパ用計量センサ17と電装品収納盤18とは、図1(b)では破線で示す。
側部12bの左側上方の側面には支持柱32が取付けられており、この支持柱32によって操作設定表示部21aが基台12(秤本体11)に固定および支持されている。操作設定表示部21aは、運転パラメータの表示と設定、運転のON−OFFなどの操作、組合せ計量の演算結果等の表示を行う。操作設定表示部21aは、秤本体11の左上側に位置するよう設けられており、本実施の形態では、表示器および操作器を兼ねている。操作設定表示部21aの具体的構成については後述する。
なお、本発明で用いられる操作器及び表示器の構成はこれに限定されず、例えば、操作設定表示部21aとは別に、キーボードやマウス等、パーソナルコンピュータの入力器として用いられる入力装置を操作器として備えてもよい。同様に、公知のプリンタ等の出力装置を備えてもよい。
供給ホッパ14の天板13の下面から突出する部位は2個の排出ゲート(図示せず)となっている。各排出ゲートは、その開閉方向が斜め下方でかつ互いの開閉方向が反対側(半自動式組合せ秤10の前方側下方および後方側下方)となるように設けられており、図示されないモータ等の駆動源によって駆動され、それぞれ独立して開閉できるように構成されている。各供給ホッパ14には、供給ホッパ用計量センサ16がつながっており、供給ホッパ14内に収容された被計量物の重量を検出する。供給ホッパ14は、投入口19から投入された被計量物を収容し、その後、排出ゲートを開放することで、計量ホッパ15に被計量物を投入する。供給ホッパ用計量センサ16としてはロードセルが好適に用いられるが、他の重量センサであってもよい。
計量ホッパ15は、仕切りにより2個の独立した収容部15a,15bに分割されている。各収容部15a,15bは、図示されないモータ等の駆動源によって開閉駆動される計2個の排出ゲート35a,35b(図2参照)を有している。各排出ゲートは、下方側にそれぞれ独立して開閉できるように構成されている。計量ホッパ15は、供給ホッパ14から供給された被計量物を収容し、計量ホッパ用計量センサ17により被計量物の重量が検出され、後述する組合せ計量が行われた後に、排出ゲートを開放することで、搬送コンベヤ31に被計量物を排出する。計量ホッパ用計量センサ17としては、ロードセルが好適に用いられるが、他の重量センサであってもよい。
搬送コンベヤ31は、計量ホッパ15から排出された被計量物をその上に載置して、半自動式組合せ秤10の後段に設置されている図示されない包装機(あるいは他の種類の袋詰装置)に搬送する。搬送コンベヤ31は、基台12に支持されており、その搬送方向が計量ホッパ15の配列方向に沿うように、計量ホッパ15の下方に設けられている。搬送コンベヤ31としては、本実施の形態ではベルトコンベヤが用いられるが、被計量物の種類に応じて、例えば、ローラコンベヤ、エプロンコンベヤ、振動コンベヤ等を用いてもよい。
投入口19、供給ホッパ14、計量ホッパ15、供給ホッパ用計量センサ16、および計量ホッパ用計量センサ17は、これらで一組の供給計量部となっており、半自動式組合せ秤10は計量供給部を9組備えている。半自動式組合せ秤10を、組合せ計量処理を行う生産ライン構成装置として見れば、前記供給計量部が、生産ライン構成装置の処理部に相当する。なお、組合せ計量処理では、所定の演算処理を必要とするため、後述する秤制御部も前記処理部に含まれる。
[半自動式組合せ秤の制御系統]
次に、本実施の形態に係る半自動式組合せ秤10の制御系統について、図2を参照して説明する。なお、図中矢印は、信号が伝達される方向を示す。
半自動式組合せ秤10は、秤制御部41、秤記憶部42、搬送コンベヤ駆動回路43、供給ホッパ用排出ゲート駆動回路44、計量ホッパ用排出ゲート駆動回路45、A/D変換回路46,47、I/O回路48を有しており、さらに、入出力器として、前記操作設定表示部21aと、印字部33とを有している。
秤制御部41、秤記憶部42、およびI/O回路48は、例えば、それぞれ、マイクロコンピュータのCPU、内部メモリ、I/O入出力回路で構成される。秤制御部41は、秤記憶部42およびI/O回路48に接続されている。また、秤制御部41には、搬送コンベヤ駆動回路43、供給ホッパ用排出ゲート駆動回路44、計量ホッパ用排出ゲート駆動回路45、およびA/D変換回路46,47がそれぞれ接続されている。さらに、秤制御部41は操作設定表示部21aにも接続されている。
搬送コンベヤ駆動回路43は搬送コンベヤ31に接続されており、秤制御部41からの制御信号に従って搬送コンベヤ31の動作を制御する。供給ホッパ用排出ゲート駆動回路44は、各供給ホッパ14の前側の排出ゲート34a(図2では前側ゲート)および後側の排出ゲート34b(図2では後側ゲート)に接続されており、秤制御部41からの制御信号に従ってこれら排出ゲート34a,34bの動作を制御する。また、計量ホッパ用排出ゲート駆動回路45は、計量ホッパ15の前側の収容部15aが有する排出ゲート35a(図2では前側ゲート)および後側の収容部15bが有する排出ゲート35b(図2では後側ゲート)に接続されており、秤制御部41からの制御信号に従ってこれら排出ゲート35a,35bを制御する。A/D変換回路46は供給ホッパ用計量センサ16に接続されており、供給ホッパ用計量センサ16からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換回路47は計量ホッパ用計量センサ17に接続されており、計量ホッパ用計量センサ17からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。
なお、前記の通り、供給ホッパ14、計量ホッパ15、供給ホッパ用計量センサ16、および計量ホッパ用計量センサ17は、これらで一組の供給計量部となっているので、図2では、第1番目の供給ホッパ14の参照符号を14−1、第2番目の供給ホッパ14の参照符号を14−2、第n番目の供給ホッパ14の参照符号を14−nとして示す。計量ホッパ15、供給ホッパ用計量センサ16、および計量ホッパ用計量センサ17も同様に参照符号を付すものとする。本実施の形態では、半自動式組合せ秤10が計量供給部を9組備えているので、n=9となる。
I/O回路48は図示されない包装機に接続され、包装機からの排出命令信号を秤制御部41に入力するとともに、秤制御部41からの排出完了信号を包装機に出力する。排出命令信号は、包装機による被計量物の包装のタイミングに合わせて、当該包装機から半自動式組合せ秤10へ出力される信号であり、排出完了信号は、半自動式組合せ秤10で組合せ計量が完了して被計量物が排出されたタイミングに合わせて、当該半自動式組合せ秤10から包装機へ出力される信号である。本実施の形態では、半自動式組合せ秤10の組合せ計量および排出動作と包装機の包装動作とは、これら信号の入出力により連係されている。
操作設定表示部21aは、秤制御部41に対して、組合せ計量等に関する各種の操作指令、組合せ計量の動作に関して設定される各種条件(運転パラメータ)等の情報を入力するとともに、秤表示部41から出力される各種の表示情報を表示するよう構成されている。操作設定表示部21aに、操作者情報生成部としてのデジタルカメラが設けられるとともに、秤制御部41および秤記憶部42とは別に、操作設定表示部21aの制御部および記憶部が設けられている。そして、操作設定表示部21aの制御部は、オペレータ(作業者または操作者)が各種の操作または設定を行うとともに、デジタルカメラでオペレータを撮像し、撮像データに操作記録情報を関連付けて、操作設定表示部21aの記憶部に、前記撮像データを記憶させるよう構成されている。この点については、操作設定表示部21aの具体的構成とともに詳述する。
次に、秤制御部41による半自動式組合せ秤10の組合せ計量の制御について説明する。まず、秤制御部41に対し、操作設定表示部21aから、運転パラメータ等を含む操作情報が入力される。秤制御部41は、入力された操作情報を秤記憶部42に記憶させる。記憶された操作情報は、秤制御部41によって読み出され、必要に応じて操作設定表示部21aに出力され、表示画面上に表示される。さらに、秤制御部41は、操作設定表示部21aによる操作によって印字部33に、前記操作情報を含む各種情報を印字(印刷)させる。なお、秤記憶部42には、組合せ計量の演算等を行うためのプログラム等も記憶されている。
供給ホッパ用計量センサ16からの検出信号は、A/D変換回路46を介して検出値へと変換されて、秤制御部41へ出力される。また、計量ホッパ用計量センサ17からの検出信号は、A/D変換回路47を介して検出値へと変換されて、秤制御部41へ出力される。秤制御部41は、秤記憶部42に記憶されたプログラムを用いて、入力された検出信号等を処理する。さらに秤制御部41は、処理結果に基づいて、搬送コンベヤ駆動回路43、供給ホッパ用排出ゲート駆動回路44、計量ホッパ用排出ゲート駆動回路45に制御信号を出力する。これにより、秤制御部41は、搬送コンベヤ31、供給ホッパ14の2個の排出ゲート34aおよび34b、計量ホッパ15の2個の排出ゲート35aおよび35bの動作を制御する。
供給ホッパ14の排出ゲート34aおよび34bの開閉は、秤制御部41からの制御信号により供給ホッパ用排出ゲート駆動回路44を介して制御され、これにより、計量ホッパ15への被計量物の供給動作が制御される。計量ホッパ15の排出ゲート35aおよび35bの開閉も、秤制御部41からの制御信号により計量ホッパ用排出ゲート駆動回路45を介して制御される。秤制御部41は、計量ホッパ15の排出ゲート35aおよび35bの開閉等を制御するときには、包装機からの排出命令信号に応じて開閉のタイミングを調整するように構成されている。これにより、組合せ計量動作および排出動作が制御される。
秤制御部41は、組合せ計量動作および排出動作の制御を行うとともに、当該制御に伴って、各種の処理結果(組合せ計量の演算結果等)を生成する。この処理結果は、適宜、秤記憶部42に記憶されるとともに、必要に応じて操作設定表示部21aに出力され、操作設定表示部21aの表示画面上に表示される。さらに、必要に応じて操作設定表示部21aの操作により印字部33で印字されて出力される。また、秤制御部41は、排出動作が完了すれば排出完了信号を生成し、I/O回路48を介して包装機へ出力する。
このように、秤制御部41は、供給ホッパ14、計量ホッパ15、および搬送コンベヤ31の動作を制御することで、被計量物の供給量および排出量を調整し、半自動式組合せ秤10を運転する。
[半自動式組合せ秤の動作]
次に、本実施の形態に係る半自動式組合せ秤10において、組合せ計量動作および排出動作の概略について図1および図2を参照して具体的に説明する。
まず、秤制御部41は、供給ホッパ用計量センサ16からの信号に基づき、供給ホッパ14が空であるか否かを判断する。空でなく被計量物が残存している場合には警告を操作設定表示部21aの表示画面に表示させる。半自動式組合せ秤10のオペレータ(作業者)は、空の供給ホッパ14に対応する投入口19から被計量物を投入する。
次に秤制御部41は、供給ホッパ用計量センサ16および計量ホッパ用計量センサ17からの信号に基づき、各供給ホッパ14に被計量物が収容されているか(空でないか)、また所定の供給ホッパ14に対応する計量ホッパ15に被計量物が収容されていないか(空であるか)を判断する。所定の供給ホッパ14に被計量物が収容されており、かつ、対応する計量ホッパ15に被計量物が収容されていない場合には、供給ホッパ14の前側の排出ゲート34aまたは後側の排出ゲート34bのいずれかを開き、被計量物を計量ホッパ15の収容部15aまたは15bに落下させて供給する。計量ホッパ15の収容部15aまたは15bのいずれかに被計量物が供給されると、当該計量ホッパ15に対応する計量ホッパ用計量センサ17により被計量物の重量が検出される。秤制御部41は、前記検出結果に基づいて、各計量ホッパ15に収容された被計量物の重量(計量値)を演算して秤記憶部42に記憶させる。
ここで、前記のとおり、計量ホッパ15の収容部15a,15bはそれぞれ別個に独立して組合せ計量に参加することができる。例えば、第一の計量サイクルでは、第1番目の供給ホッパ14−1の前側の排出ゲート34aを開いて被計量物を落下させると、当該被計量物は、第1番目の計量ホッパ15−1の前側の収容部15aに収容される。それゆえ、第1番目の計量ホッパ用計量センサ17−1は、第1番目の計量ホッパ15−1の前側の収容部15aの重量を検出し、秤制御部41は、第1番目の計量ホッパ15−1の収容部15aの重量を演算して計量値Vaを算出し、秤記憶部42に記憶させる。
次に、第二の計量サイクルでは、第1番目の供給ホッパ14−1の後側の排出ゲート34bを開いて被計量物を落下させ、第1番目の計量ホッパ15−1の後側の収容部15bに被計量物を供給する。このとき、第1番目の計量ホッパ用計量センサ17−1は、前側の収容部15aおよび後側の収容部15bに収容されている被計量物の合計重量を検出することになる。ここで、秤記憶部42には、前側の収容部15aに収容されている被計量物の計量値が記憶されているため、秤制御部41は、合計重量の計量値Vabから前側の収容部15aの計量値Vaを減算し、後側の収容部15bにおける被計量物の計量値Vbを算出する。このような制御構成とすることで、計量ホッパ15を収容部15aおよび15bに2分割した場合に、各収容部15aおよび15bを別個に独立して組合せ計量に参加させることができる。
次に、秤制御部41は、計量ホッパ用計量センサ17の検出結果から、所定数(組合せ計量の精度を維持できる数)以上の数の計量ホッパ15に被計量物が収容されているか否かを判定し、収容されていれば、得られた計量値を用いて組合せ演算を行う。この組合せ演算とは、所定数の計量ホッパ15(正確には収容部15a,15b)毎に収容されている被計量物の重量を合計して合計重量を算出する演算である。また、前記所定数とは、組合せ計量の精度を維持できる最低の数であり、最低組合せ参加ホッパ数ということもできる。この最低組合せ参加ホッパ数(所定数)は、被計量物の種類等に応じて適宜設定することができる。また、組合せ計量に参加した計量ホッパ15の数は、最低組合せ参加ホッパ数以上の数となるが、説明の便宜上、この数を組合せ数とする。
そして、秤制御部41は、組合せ演算の結果として得られる、計量ホッパ15の組合せ数の合計重量を、予め設定された目標重量の許容範囲と比較し、その合計重量が前記許容範囲内に入るものについては、秤制御部41は好適な組合せとして選択する。このように、好適な計量ホッパ15の組合せを選択する処理が組合せ計量であり、また、好適な計量ホッパ15の組合せにおける前記合計重量が組合せ重量である。さらに秤制御部41は、組合せ重量を操作設定表示部21aに出力し、表示画面に表示させる。
さらに、秤制御部41に対しては、I/O回路48を介して包装機より排出命令信号が入力される。そこで、秤制御部41は、被計量物が収容されている計量ホッパ15の数が前記所定数(最低参加ホッパ数)以上であり、かつ、組合せ重量範囲内の計量ホッパ15の最適な組合せがあると判定すれば、計量ホッパ用排出ゲート駆動回路45により、当該組合せに参加している計量ホッパ15の排出ゲート35a,35bを開放するよう制御して、被計量物を搬送コンベヤ31に排出させる。排出された被計量物は、搬送コンベヤ31の搬送面に載置され図示しない包装機に搬送される。なお、供給ホッパ14からの被計量物の供給に始まり、搬送コンベヤ31への排出に至る一連の動作を一回の計量サイクルと称する。
[操作設定表示部の構成]
次に、半自動式組合せ秤10が備える操作設定表示部21aのより具体的な構成について、図3および図4(a)〜(c)を参照して説明する。なお、図中矢印は、信号が伝達される方向を示す。
操作設定表示部21aは、タッチパネル部22、デジタルカメラ23、操作設定表示制御部24a、操作記録生成部24b、暦情報生成部24c、操作設定表示記憶部25、I/O回路26を備えている。なお、操作設定表示制御部24a、操作記録生成部24b、暦情報生成部24c、操作設定表示記憶部25、およびI/O回路26は、制御基板24上に構成されている。
タッチパネル部22は、操作設定表示部21aの表示器と操作器とを兼ねており、表示パネル221およびタッチ入力部222を備えている。表示パネル221は、例えば液晶パネル等の公知のフラットディスプレイパネルであり、図示されないグラフィックボード等のI/O回路を介して、制御基板24の図示されない表示用ポート(公知のグラフィック用ポート等)に接続されている。表示パネル221は、操作設定表示制御部24aの制御により、前記表示用ポートおよび前記グラフィックボードを介して表示パネル221に画像情報が入力されることで、各種の情報を画像として表示する。
また、タッチ入力部222は、例えば、膜抵抗方式、静電容量方式、表面弾性波方式等の公知のタッチパネル(タッチスクリーン)であり、表示パネル221の表示面上に組みつけられている。これにより、タッチ入力部222の入力面は、表示パネル221の表示面に重なることになる。また、タッチ入力部222は、図示されないタッチスクリーンインターフェース等のI/O回路を介して、制御基板24の図示されない操作入力用ポート(公知のシリアルポート等)に接続されている。
オペレータが指先でタッチ入力部222の入力面すなわち表示パネル221の表示面の特定の位置に触れると、触れた位置のタッチ座標データが生成され、図示されない前記タッチスクリーンインターフェースおよび前記操作入力用ポートを介して、操作設定表示制御部24aに入力される。なお、タッチパネル部22で表示された操作画面で特定の操作が行われたとき、タッチ入力部222から操作記録生成部24bに対しても、タッチ座標データが入力される。このタッチ座標データは、表示パネル221に表示され、操作された操作キーに対応するデータである。
デジタルカメラ23は、操作設定表示制御部24aにより制御され、操作設定表示部21aの操作器であるタッチパネル部22を操作したオペレータ(操作者)の画像(操作者画像)を撮像し、この操作者画像を、操作者を特定する操作者情報として生成し、制御基板24(厳密には操作記録生成部24b)に出力する。デジタルカメラ23の具体的な構成は特に限定されず、例えば、電荷結合素子(CCD)を用いたCCDイメージセンサ、CMOS素子を用いたCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子を用いたウェブカメラを好適に用いることができる。デジタルカメラ23がウェブカメラ、あるいはLANカメラであれば、制御基板24に図示されない画像入力用ポート(公知のUSBポート等)を設け、これに接続すればよい。
操作設定表示部21aにおけるデジタルカメラ23の配置は特に限定されず、操作設定表示部21aの操作画面(タッチパネル部22の表示画面)を操作しているオペレータを撮像できる位置であれば、どのような位置に設けられてもよい。例えば、図4(a),(b)に示すように、デジタルカメラ23aを操作設定表示部21aの操作画面の上側または側方に取り付けてもよく、図4(c)に示すように、操作設定表示部21aの上側にデジタルカメラ23bを一体化させてもよい。この構成では、公知のノート型パーソナルコンピュータ(PC)に用いられる一体型ウェブカメラを採用し、操作設定表示部21aの筐体を、前記一体型ウェブカメラが取り付けられるような構成とすればよい。
また、デジタルカメラ23は、静止画を撮像するものであってもよいし、動画を撮像するものであってもよいし、静止画および動画のいずれも撮像できるものであってもよい。操作者画像のデータ量の大きさおよび操作記録情報の確認のし易さ等を考慮すれば、操作者画像は静止画であると好ましいが、半自動式組合せ秤10の使用環境(あるいは、半自動式組合せ秤10以外の生産ライン構成装置の使用環境)に応じて、動画が好ましい場合には動画を撮像するものを用いればよい。さらに、デジタルカメラ23は、図3および図4では、1個のみを備える構成を例示しているが、これに限定されず、異なる位置に複数設けられている構成であってもよい。
操作設定表示制御部24a、操作設定表示記憶部25、I/O回路26は、制御基板24上のCPU、内部メモリ、LAN回路で構成される。I/O回路26は、図2に示す秤制御部41に接続され、操作設定表示制御部24aと秤制御部41との間で各種の情報を入出力する。
暦情報生成部24cは、操作設定表示制御部24aにより制御され、暦情報を生成し、操作記録生成部24bに入力する。暦情報は、年月日および時間(時、分、秒の単位を含む)の情報であればよく、その形式は特に限定されない。操作記録情報の蓄積期間を考慮すれば、例えば年情報または月情報等、特定の単位時間情報を省略することもできる。操作記録生成部24bは、操作設定表示制御部24aの制御により、タッチ入力部222から入力されるタッチ座標データに基づき、操作器であるタッチパネル部22から操作の種類を情報として取得し、この操作の種類情報に対して、暦情報生成部24cから入力される暦情報と、デジタルカメラ23から入力される操作者画像を関連付けることで、タッチパネル部22の操作記録情報を生成する。
操作記録生成部24bおよび暦情報生成部24cは、それぞれ公知のスイッチング素子、減算器、比較器等による論理回路等として構成されてもよいし、操作設定表示制御部24aの機能構成であって、演算部としてのCPUが、操作設定表示記憶部25に格納されるプログラムに従って動作することにより実現される構成であってもよい。本実施の形態では、好ましい一例として、予め組み込まれたプログラムを実行する構成の組込み型のマイクロコンピュータを、操作設定表示制御部24aとして採用することができる。
操作設定表示制御部24aは、タッチパネル部22の特定の操作と同時に、デジタルカメラ23により操作者を撮像させて操作者画像を生成させ、操作記録生成部24bにより操作記録情報を生成させ、操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに記憶させる。操作キーが操作される毎に生成する操作記録情報は、操作設定表示制御部24aによって順次、操作ログ記憶領域25aに記憶されていく。このように操作記録情報が操作設定表示記憶部25に蓄積されていくことによって、操作キーの操作記録の履歴情報、すなわち操作ログが生成される。
また、操作設定表示制御部24aは、後述するように、タッチパネル部22の表示画面上に表示される所定の操作キーを操作することで、操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aから操作ログを読み出し、タッチパネル部22に表示させるよう構成されている。
[運転操作画面の構成]
次に、操作設定表示部21aのタッチパネル部22で表示される運転操作画面について、図5を参照して説明する。
運転操作画面220aは、半自動式組合せ秤10の運転において重要な基本的な情報と、操作設定表示部21aのタッチパネル機能を利用した操作用のキー等を表示する画面であり、運転データ表示エリア223、基本操作キー表示エリア224および表示切替用キー表示エリア225の各表示領域が表示される。運転データ表示エリア223は運転操作画面220aにおける向かって左側を中心に当該運転操作画面220aの大部分を占めており、基本操作キー表示エリア224は運転操作画面220aの下側に位置し、表示切替用キー表示エリア225は運転操作画面220aにおける向かって右側に位置している。
運転データ表示エリア223には、下位の表示領域として、品種番号表示枠223a、品種名表示枠223b、組合せ重量表示枠223c、組合せ結果表示エリア223d、運転速度表示枠223e、および目標組合せ重量表示枠223fが表示される。運転データ表示エリア223の上方に品種番号表示枠223aおよび品種名表示枠223bが表示され、同じく中央部には、組合せ重量表示枠223cおよび組合せ結果表示エリア223dが表示され、同じく下方には、運転速度表示枠223eおよび目標組合せ重量表示枠223fが表示されている。
品種番号表示枠223aでは、現在選択されている「品種プログラム」の番号(図5に示す例では「1」)が表示される。本実施の形態では、半自動式組合せ秤10では、表示画面を後述するプログラム選択画面に切り替え、予め、秤記憶部42に記憶させた、品種別の運転パラメータである「品種プログラム」の番号を選択することで、操作設定表示部21aから秤制御部41に対して、所定の「品種プログラム」に切り替えるよう操作指令が入力される。そこで、秤制御部41は秤記憶部42から、品種に対応する運転パラメータを呼び出して設定する。
品種名表示枠223bでは、具体的な「品種」との対応関係が明確となるよう、品種番号表示枠223aにおける向かって右側に、品種番号表示枠223aで選択された「品種プログラム」に対応する品種の詳細が表示される(図5に示す例では、「ムネ2000g」すなわち「鶏ムネ肉2000g」)。
組合せ重量表示枠223cでは、毎回の組合せ計量の結果である組合せ重量の計量値が表示されるとともに、この計量値が目標重量と比較された評価が、組合せ結果表示エリア223dで表示される(図5に示す例では、表示画面の中央部の向かって左寄りに最大面積で表示)。組合せ結果表示エリア223dは、組合せ重量の計量値が、目標重量の許容範囲に入っているか外れているかを表示する領域であるので、組合せ重量表示枠223cに隣接(図5に示す例では、表示画面における向かって右側)に表示されている。
組合せ結果表示エリア223dの具体的構成は特に限定されない。図5に示す例では、「過量」および「不足」の場合を上向きまたは下向きの三角形(△)で示し、「適量」の場合には丸(○)で示すという表示手法、すなわち、図形等の図像情報で表示する手法が採用されているなお、組合せ重量表示枠223cで表示された計量値が「過量」、「適量」または「不足」のいずれに相当するのかについては、例えば反転表示や表示色の切り替え等により表示することができる。
図5に示す例では、組合せ重量表示枠223cにおいて、組合せ計量の結果(計量値)が「2001.2g」であることが表示され、組合せ計量表示エリア22dにおいて、当該計量値が「適量」であることが、中央の円の反転表示により示されている。
運転速度表示枠223eおよび目標組合せ重量表示枠223fは、前記組合せ重量表示枠223cで表示される組合せ重量(計量値)とともに、半自動式組合せ秤10の運転に関して重要な運転速度および組合せ重量の目標値(目標重量)を表示するように構成されている。図5に示す例では、運転速度表示枠223eでは、組合せ重量表示枠223cで「2001.2g」と表示された回の組合せ計量の運転速度が「30.0wpm」であることが表示されており、その下方の目標組合せ重量表示枠223fでは、「品種プログラム」の番号が「1」、すなわち「品種」が「ムネ2000g」であるときの目標重量が「2000.0g」であることが表示されている。前記運転速度の単位「wpm」は1分当たりの組合せ計量(すなわち包装回数)の回数を意味する。
なお、運転データ表示エリア223で表示される情報は、前記各情報に限定されず、他の情報が表示されてもよいし、一部の情報が表示されなくてもよい。
次に、基本操作キー表示エリア224は、運転操作画面220aの下側に位置するよう表示され、運転ON−OFFキー224a、清掃開始キー224b、終業運転開始キー224c、操作ログ表示キー224dおよび全排出開始キー224eが下位の表示領域として表示されている。これら表示領域は、長方形状の枠で囲まれたキー状の表示領域となっている。この表示領域にオペレータが指先等を接触(タッチ)させることで、半自動式組合せ秤10の特定の操作や表示切り替え等の操作指令が出力される。つまり、これら表示領域は操作器として機能する。これら操作キーの表示形状は、操作キーであることを明確とする表示となっていればよい。
運転ON−OFFキー224aは、半自動式組合せ秤10の運転を開始または停止させるための操作キーである。図5に示す例では、半自動式組合せ秤10が運転中であることから、運転ON−OFFキー224aにタッチすれば運転は停止する。したがって、このときの運転ON−OFFキー224aは「ストップ」という操作キーとして表示される。逆に、半自動式組合せ秤10の運転が停止しているときは、運転ON−OFFキー224aは「スタート」という操作キーとして表示される。
清掃開始キー224bは、供給ホッパ14および計量ホッパ15の全ての排出ゲート34a,34b,35a,35bを継続的に開放または閉鎖させるための操作キーであり、運転の終了後等にオペレータが半自動式組合せ秤10を清掃しやすいようにする場合に操作される。また、その他清掃の便宜を図ることができるような操作を行うよう構成されてもよい。終業運転開始キー224cは、終業運転を行うための操作キーである。この終業運転とは、終業時に半自動式組合せ秤10の運転を円滑に停止させるために、組合せ計量に参加できる計量ホッパ15(収容部15a,15b)の数が少なくても、組合せ重量が目標重量の許容範囲に入るのであれば、「適量」であると判定して被計量物を計量ホッパ15から排出できるようにすることをいう。操作ログ表示キー224dは、後述する操作ログ画面を表示する操作キーである。全排出開始キー224eは、供給ホッパ14および計量ホッパ15の全てに収容されている被計量物を強制的に排出する操作を行うための操作キーである。なお、基本操作キー表示エリア224には他の操作設定用の操作キーが表示されてもよいし、前記各操作キーのうち一部が表示されなくてもよいし、一部が必要に応じて表示されるよう構成されてもよい。
表示切替用キー表示エリア225は、運転操作画面220aにおける向かって右側に位置するように表示され、アクセスレベル表示・切替キー225a、プログラム選択画面アクセスキー225b、トラブル対策画面アクセスキー225c、手動運転画面アクセスキー225d、プログラム設定画面アクセスキー225e、診断画面アクセスキー225f、日付時間画面アクセスキー225g、初期校正画面アクセスキー225h、および、システム設定画面アクセスキー225iが下位の表示領域として表示されている。この表示領域に表示されるキーは、基本画面である運転表示画面から、基本画面以外の設定画面に切り替える操作を行う操作キーである。
アクセスレベル表示・切替キー225aは、現在のアクセルレベルを表示するとともに、当該アクセスレベルを変更するための操作キーである。ここでいうアクセスレベルとは、基本画面(運転操作画面220a)から設定画面にアクセスできるレベルを指し、図5に示す例では、鍵の図像を4個表示させることによりアクセスレベルが「レベル4」であることを示している。アクセスレベルが上がれば、より多くの設定画面にアクセスできるようになり、アクセスレベルが下がれば、アクセスできる設定画面が少なくなる。アクセスレベルを変更する操作を行うには、例えば、アクセスレベル表示・切替キー225aにタッチしてパスワードを設定する等の方法が挙げられるが、特に限定されない。
図5に示す例では、アクセスできる設定画面の種類が、複数の画面アクセスキーとして、アクセスレベル表示・切替キー225aの下側に縦一列に配列して表示されている。本実施の形態では、レベル4がアクセスレベルの最高レベルであるので、アクセスできる設定画面は最高8種類となる。レベルが下がるにつれてアクセスできる設定画面の種類は減少する。画面アクセスキーの配列順は特に限定されないが、表示の便宜や重要性または使用頻度を明確とする点から、より低いレベルでもアクセスできる設定画面を上方に位置させて表示すると好ましい。本実施の形態では、前記のとおり、品種に応じて品種プログラムを選択する操作を行うため、プログラム選択画面アクセスキー225bを最上位置に表示している。
プログラム選択画面アクセスキー225bは、前記のとおり、品種プログラムを選択する設定画面にアクセスする操作キーである。トラブル対策画面アクセスキー225cは、半自動式組合せ秤10の運転時に何らかのトラブルが発生したときに、トラブルへの対応情報を表示する設定画面にアクセスする操作キーである。手動運転画面アクセスキー225dは、半自動式組合せ秤10の運転において被計量物の排出動作も手動で行うための設定画面にアクセスする操作キーである。プログラム設定画面アクセスキー225eは、品種プログラムを新たに設定する設定画面にアクセスする操作キーである。診断画面アクセスキー225fは、半自動式組合せ秤10のメンテナンスの一つとして診断動作を行う設定画面にアクセスする操作キーである。日付時間画面アクセスキー225gは、半自動式組合せ秤10に内蔵されるタイマーを設定する設定画面にアクセスする操作キーである。初期校正画面アクセスキー225hは、半自動式組合せ秤10の供給ホッパ用計量センサ16および計量ホッパ用計量センサ17の初期校正を行う設定画面にアクセスする操作キーである。システム設定画面アクセスキー225iは、半自動式組合せ秤10のシステム設定画面にアクセスする操作キーである。これら画面アクセスキーでアクセスできる設定画面の詳細については説明を省略する。なお、他の設定画面にアクセスする操作キーが表示されるよう構成されてもよい。
[操作ログ画面の構成]
次に、運転操作画面220aの操作ログ表示キー224dを操作することで、タッチパネル部22に表示される操作ログ画面の具体的構成の一例について、図6(a),(b)を参照して説明する。
操作ログ画面220bは、操作ログを表示する画面であり、この操作ログは、操作記録生成部24bにより生成され、操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに記憶された操作記録情報が蓄積されることによって生成される。操作ログ画面220bでは、操作ログ表示操作エリア226、操作ログデータ表示エリア227、および基本操作キー表示エリア224の各表示領域が表示される。操作ログ表示操作エリア226は、操作ログ画面220bの上側に位置し、操作ログデータ表示エリア227は、操作ログ画面220bの中央の大部分を占めており、基本操作キー表示エリア224は、操作ログ画面220bの下側に位置している。
操作ログ表示操作エリア226では、下位の表示領域として、エラー履歴表示キー226a、コマンド履歴表示キー226b、キー操作履歴表示キー226c、ログデータ表示切替キー226dおよび226g、ログ現在区分表示枠226e、並びに、ログ全区分数表示枠226fが表示される。いずれの表示領域も枠で囲まれた領域となっているが、ログ現在区分表示枠226eおよびログ全区分数表示枠226f以外は、オペレータが指先等を接触(タッチ)させることで、表示切り替えの操作指令が出力される。
エラー履歴表示キー226aを操作することで、操作ログデータ表示エリア227に、半自動式組合せ秤10に発生したエラーの履歴がタッチパネル部22に表示される(エラー履歴表示モード)。コマンド履歴表示キー226bを操作することで、半自動式組合せ秤10に与えられた操作指令の履歴がタッチパネル部22に表示される(コマンド履歴表示モード)。キー操作履歴表示キー226cを操作することで、オペレータが操作した各操作キーの履歴がタッチパネル部22に表示される(操作キー履歴表示モード)。このように、本実施の形態では、操作ログデータ表示エリア227に表示される操作ログデータの表示モードとしては、上記3種類のモードが設定されているが、本発明はこれに限定されない。図6(a)に示す例では、キー操作履歴表示キー226cの操作により、操作キー履歴表示モードの画面が表示されている。
なお、本実施の形態では、エラー履歴表示キー226aは「エラー」という操作キーとして表示され、コマンド履歴表示キー226bは「コマンド」という操作キーとして表示され、キー操作履歴表示キー226cは「キー」という操作キーとして表示されているが、これら表示限定されず、各表示モードが明らかとなるような形態で表示されればよい。
ログデータ表示切替キー226dおよび226gを操作することで、操作ログデータ表示エリア227に表示される操作ログデータを区分ごとに切り替えることができる。この区分とは、操作ログを構成する個々の操作記録情報を一定数ごとにまとめたものであり、1区分を1ページとして取り扱われる。ログデータ表示切替キー226dを操作することで操作ログが前ページへ切り替えられ、ログデータ表示切替キー226gを操作することで操作ログが後ページへ切り替えられる。それゆえ、ログデータ表示切替キー226dでは、二等辺三角形の頂角が左側を向いた状態の図像が表示され、ログデータ表示切替キー226gでは、二等辺三角形の頂角が右側を向いた状態の図像が表示される。
ログ現在区分表示枠226eおよびログ全区分数表示枠226fは、操作キーではなく、上記区分すなわち操作ログの区分(ページ)を表示する表示枠である。図6(a)に示す例では、記録されている操作ログの全区分が10ページであり、そのうち第1ページが操作ログデータ表示エリア227に表示されている。
操作ログデータ表示エリア227では、前記のとおり、操作ログデータが表示される。操作ログデータの表示様式は特に限定されないが、図6(a)に示すように、表の形式で表示することが好ましい。この表示例では、操作キーが操作された順に、記録番号(1〜10の序数)、表示画面の種類(「テスト」、「自動運転」、「詳細設定」、「品種設定」の各画面)、操作された操作キーの種類(「ログ」、「テスト」、「アクセスレベル」、「戻る」、「安定時間」、「詳細設定」、「速度」として表示される各操作キー)、設定されている各種条件の数値が変更された場合の変更前後の数値、および記録日時(操作された月日と時間)が、表の形式で表示されている。なお、記録番号を表示する下位の表示領域が記録番号枠227aであり、表示画面の種類を表示する下位の表示領域が画面種類表示枠227bであり、操作された操作キーの種類を表示する下位の表示領域が操作キー表示枠227cであり、変更される後の数値を表示する下位の表示領域が変更後数値表示枠227dであり、変更された前の数値を表示する下位の表示領域が変更前数値表示枠227eであり、記録日時を表示する下位の表示領域が記録日時表示枠227fである。
図6(a)に示す表(操作記録表と称する)では、記録番号枠227a、画面種類表示枠227b、操作キー表示枠227c、変更後数値表示枠227d、変更前数値表示枠227e、および記録日時表示枠227fの各表示領域が横行で一つにまとまることで、操作キーの1回の操作記録情報を構成している。なお、表の縦列は同一の表示枠のまとまりとなっている。そして、図中向かって右側の端には、デジタルカメラ23で撮像された操作者画像のサムネイル画像を表示するサムネイル表示枠227gが位置している。サムネイル表示枠227gでは、それぞれの1回の操作記録情報に対応する操作者画像のサムネイル画像が表示されている。
本実施の形態では、操作記録表の横行である1回の操作記録情報を構成する表示枠、または、サムネイル表示枠227gに表示されているサムネイル画像に、オペレータが触れる(タッチする)ことで、図6(b)に示すように、該当する操作者画像を拡大して表示するよう構成されている。本実施の形態では、図6(a)における、サムネイル表示枠227gの縦列のまとまりと、変更後数値表示枠227d、変更前数値表示枠227e、および記録日時表示枠227fの縦列のまとまりと、に対応する領域全体が、操作者画像表示枠227hに切り換わり、この操作者画像表示枠227h全体に操作者画像が拡大して表示される。つまり、1回の操作記録情報を構成する各表示枠(サムネイル表示枠227gも含む)のいずれかに触れることで、操作者画像が拡大されてポップアップ表示されることになる。
基本操作キー表示エリア224は、基本操作を行うための操作キーが表示される領域であるが、操作ログ画面220bに切り換わることで、運転操作画面220aに表示されていた、運転ON−OFFキー224a、清掃開始キー224b、終業運転開始キー224c、操作ログ表示キー224dおよび全排出開始キー224eが表示されなくなり、代わりに、図中向かって右下の位置に、「戻る」という操作キー、すなわち、表示戻しキー224fが表示される、この操作キーを操作すれば、現在の表示から切り換わる前の表示に戻すことができる。
例えば、図6(b)に示す、操作者画像表示枠227hで操作者画像がポップアップ表示されている表示から、図6(a)に示す、サムネイル表示枠227g等が表示されている表示に戻すには、表示戻しキー224fを操作すればよい。また、図6(a)に示す操作ログ画面220bから図5に示す運転操作画面220aに戻す場合も、表示戻しキー224fを操作すればよい。
[操作ログの生成および表示の制御]
次に、上記構成の操作設定表示部21aにおいて、操作ログを生成して表示する制御の一例について、図7および図8を参照して説明する。
まず、操作設定表示部21aの操作設定表示制御部24aは、タッチパネル部22の表示画面に表示されている各種操作キーがオペレータにより操作されたか否かを判定する(ステップS101)。操作されない間は(ステップS101でNO)、この判定のステップを繰り返すが、操作されれば、操作記録生成部24bに、タッチパネル部22のタッチ入力部222から、操作された操作キーの種類、すなわち操作の種類情報を取得させるとともに、暦情報生成部24cで生成される暦情報、例えば、図6(a)において、記録日時表示枠227fに表示される日時情報を取得させる(ステップS102)。
さらに、操作設定表示制御部24aは、操作キーが操作されるに伴いデジタルカメラ23を動作させ、操作キーを操作したオペレータを撮像し、操作者画像を生成させる(ステップS103)。そして、操作記録生成部24bでは、生成した操作者画像および取得した暦情報を操作の種類情報に関連付けて、操作記録情報を生成する(ステップS104)。操作設定表示制御部24aは、生成した操作記録情報を操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに記憶させる(ステップS105)。1回の操作記録情報を生成する制御はこれで終了するが、操作キーが操作される毎にこの制御が繰り返され、操作ログ記憶領域25aに記憶されて操作記録情報が蓄積されることで操作ログが生成する。
次に、生成された操作ログを表示する制御について説明する。図8に示すように、操作設定表示制御部24aは、タッチパネル部22に表示されている操作ログ表示キー224dがオペレータにより操作されたか否かを判定する(ステップS201)。操作されない間は(ステップS201でNO)、この判定のステップを繰り返すが、操作されれば、操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aから操作ログを読み出し、タッチパネル部22に表示させる。この表示結果の一例が、図6(a)の操作ログデータ表示エリア227に示される操作記録表である。ここで、操作ログの表示は、図6(a)に示す操作記録表のように、操作された順に操作記録情報を並べて表示してもよいし、操作の種類別に表示してもよいし、設定されている諸条件が変更された操作記録情報のみを表示してもよい。
例えば、図6(a)の操作記録表では、8番目の操作記録情報において、条件の変更が行われている。すなわち、「詳細設定」画面の「安定時間」キーが5月17日の11時16分に操作され、この操作により、半自動式組合せ秤10の諸条件のうち「安定時間」という条件について、当初「1300」の設定値であったが、変更後「300」に変更されたことがわかる。そこで、この操作記録情報のみを操作ログデータ表示エリア227に表示することもできる。このように条件変更を行った操作記録情報をタッチパネル部22で表示することができれば、設定されている諸条件の変更が適切であったか不適切であったかを容易に判断することができる。
なお、上記のように、変更前後の諸条件を操作記録表に表示させる場合には、操作設定表示記憶部25は、I/O回路26を介して、秤制御部41に対して秤記憶部42に記憶されている諸条件の設定値を読み出させる制御を行えばよい。このとき、秤記憶部42には、諸条件の変更前後の設定値が記憶されているものとする。
次に、操作設定表示記憶部25は、特定の操作記録情報が選択されたか否かを判定する(ステップS204)。この選択は、前述したとおり、サムネイル表示枠227gを含む、1回の操作記録情報を構成する各表示枠のいずれかにオペレータが触れればよい。特定の操作記録情報が選択されれば(ステップS204でYES)、選択された操作記録情報のサムネイル画像を拡大し、図6(b)に示すように、操作者画像表示枠227hに操作者画面をポップアップ表示する。これによって、条件の変更を行ったオペレータを特定することができるので、条件の変更が不適切であったときに、変更を行ったオペレータに変更の意図を確認することができる。
それゆえ、例えば、半自動式組合せ秤10の管理者は、変更を行ったオペレータに対して操作上の指導を行うことができ、また、半自動式組合せ秤10のメンテナンスを行う技術者は、半自動式組合せ秤10の動作に問題が生じたとしても、その原因を容易につきとめることが可能になるので、半自動式組合せ秤10を適切な動作状態に容易に回復することができる。
その後、表示戻しキー224fを操作してポップアップ表示をサムネイル画像に戻せば(ステップS206)、図6(a)の操作記録表を表示している画面に戻る(ステップS204に戻る)。
また、特定の操作記録情報が選択されない間は(ステップS204でNO)、表示戻しキー224fが操作されるか否かを判定し(ステップS207)、操作されない限りは(ステップS207でNO)、図6(a)の操作記録表の表示を継続する(ステップS204へ戻る)。一方、表示戻しキー224fが操作されれば、図6(a)の操作記録表を表示する画面から、図5に示す運転操作画面220aに戻るので、この制御を終了する。
このように、本実施の形態では、操作者を特定する操作者情報として、デジタルカメラ23で撮像された操作者画像を利用し、これを含む操作記録情報を操作ログとして蓄積する構成となっている。それゆえ、例えば、半自動式組合せ秤10が正常に動作しないという事態が発生し、この事態の原因の一つとして、設定されている諸条件の変更が想定されれば、タッチパネル部22に操作記録表を表示させ、操作ログを確認することで条件の設定値が変更されたか否かを確認することができる。
また、特定の条件の設定値が変更されており、当該設定値の変更が前記事態の原因であるときには、設定値を変更したオペレータ(操作者)を特定し、当該オペレータに変更の目的、理由、変更操作の手順等の変更操作状況を確認することができる。それゆえ、オペレータの操作に特に不備が無いときには、半自動式組合せ秤10に何らかの検討事項が存在することが明らかとなる一方、オペレータの操作に不備があれば、当該オペレータに指導または教育を行うことができる。このように、変更操作状況を把握することで、前記事態の解決および防止に役立てることができる。
[変形例]
本実施の形態では、図3に示すように、操作設定表示部21aが、秤制御部41とは別に操作設定表示制御部24aを備えているが、本発明はこれに限定されず、秤制御部41が操作設定表示制御部24aの機能を兼ねることにより、操作設定表示部21aに、操作設定表示制御部24aが設けられていなくてもよい。この点は、操作記録生成部24bも同様である。
また、本実施の形態では、図2に示すように、半自動式組合せ秤10が備えている秤制御部41の数は1個を例示している。しかしながら、秤制御部41の構成はこれに限定されず、複数の制御装置を備えていてもよい。すなわち、本実施の形態における秤制御部41とは、単独の制御装置と制御装置群との双方を意味し、秤制御部41による制御は、集中制御であっても分散制御であってもよい。したがって、例えば、秤制御部41および操作設定表示制御部24aによって半自動式組合せ秤10の全体制御が行われる構成となっていてもよい。
また、秤記憶部42および操作設定表示記憶部25として用いられる内部メモリは、例えば、データを一時的に記憶させるためのRAM(Random Access Memory)、電源を遮断しても記憶内容が消えないEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等が挙げられるが、これらに限定されない。
これら秤記憶部42および操作設定表示記憶部25は、それぞれ単一である必要はなく、複数種類の記憶装置(例えば、内部メモリと外付け型のハードディスクドライブ)として構成されてもよい。また、秤記憶部42が、操作設定表示記憶部25を兼ねることにより、操作設定表示部21aに、操作設定表示記憶部25が設けられていなくてもよい。
さらに、図示されないが、秤制御部41は、公知のインターフェースにより、外部の通信機器と通信できるように構成されてもよい。このとき、操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに蓄積されている操作ログが、特定の通信機器に送信するように構成されてもよい。この構成であれば、複数の半自動式組合せ秤10の操作ログを単一の監視装置で監視することが可能となる。
ここで、本実施の形態では、操作者画像は、操作キーを操作する(図7のステップS101)と同時に、操作の種類情報および暦情報の生成(ステップS102)とともに生成される(ステップS103)が、もちろん、このタイミングに限定されず、操作キーを操作してから一定の期間を経過してからデジタルカメラ23を動作させ、操作者画像を生成するよう構成(操作キーの操作より後)してもよいし、運転操作画面220aが通常表示されるものではなく、初期画面から選択されて表示される場合には、運転操作画面220aが表示された時点でデジタルカメラ23を動作させ、操作画像を生成するよう構成(操作キーが操作される前)してもよい。つまり、本発明では、操作キーの操作を行った操作者を特定できるようなタイミングで操作者画像を生成するように構成されていればよい。
また、図3に示す操作設定表示部21aの構成において、暦情報生成部24cを備えていない構成例も本発明に含まれる。この構成であれば、図6(a)の操作記録表に示す日時情報を操作記録生成部24bが取得できないが、操作ログを確認するときに、操作記録表を生成順に表示するだけで十分な場合であれば、暦情報の関連付けは必須ではない。
つまり、本発明においては、操作者画像等の操作者情報に、当該操作者情報で特定される操作者が行った操作の種類を少なくとも関連付けて操作記録情報を生成するように構成されればよく、さらに暦情報またはその他の情報を関連付けてもよいし、暦情報またはその他の情報を関連付けることなく、操作者情報および操作の種類情報のみで操作記録情報が構成されてもよい。もちろん、暦情報を関連付けて操作記録情報を生成することで、例えば、操作ログから特定の操作記録情報を時間基準で検索したり時系列で確認したりすることができる等の有利な点があることはいうまでもない。
また、操作設定表示部21aは、必ずしもタッチパネル部22を含む構成でなくてもよく、操作入力器と表示器とがそれぞれ別に設けられている構成であってもよいし、表示器が設けられていない構成であってもよい。例えば、通信回線を利用して、半自動式組合せ秤10とは別の場所に設けられたパーソナルコンピュータまたはサーバ等で操作ログを監視する構成であれば、半自動式組合せ秤10においては、表示器を設けなくてよい場合もあり得る。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、タッチパネル部22に表示されている操作キーが操作されれば、全て操作記録情報を生成して操作ログとして操作設定表示記憶部25に記憶させていたが、本実施の形態では、特定の操作が行われたときにのみ、操作記録情報を生成して操作ログとして蓄積する構成となっている。この構成について、図9および図10を参照して説明する。
[操作設定表示部の構成]
本実施の形態に係る半自動式組合せ秤10の基本的な構成は、前記実施の形態1で説明した構成と同じであるが、図9に示すように、操作設定表示部21bが、設定変更判定部24dを備えている点で異なっている。
設定変更判定部24dは、タッチパネル部22のタッチ入力部222から入力される操作指令が、半自動式組合せ秤10の動作上、予め設定されている各種条件を変更する設定変更操作であるか否かを判定し、操作設定表示制御部24aに、設定変更操作であるという判定結果を入力する。操作設定表示制御部24aは、この判定結果が入力されたときに、デジタルカメラ23を動作させて操作者画像を撮像させ、さらに、操作記録生成部24bに操作記録情報を生成させる。
操作設定表示部21bがこのように構成されていることで、操作ログとして蓄積される操作記録情報のデータ量を減少させ、かつ、操作ログの確認および解析を容易とすることが可能となる。つまり、コンピュータ分野では、一般に、ログ(記録)を監視するロギングを行う場合、監視する対象のログが膨大な量となれば、監視方法を効率化しなければ管理者の負担が大きくなることが知られている。
本実施の形態では、半自動式組合せ秤10の操作ログをロギングする場合には、設定変更判定部24dにより諸条件の設定が変更されたか否かを監視し、変更されたときに初めて操作記録情報を生成する。それゆえ、不要な操作記録情報をできる限り省いた操作ログを生成することができるので、例えば、半自動式組合せ秤10に不具合が生じた場合に、管理者またはメンテナンス技術者が対応するときにも、操作ログの確認および解析を容易とすることができる。
なお、設定変更判定部24dの具体的な構成は特に限定されず、操作記録生成部24bおよび暦情報生成部24cと同様に、公知のスイッチング素子、減算器、比較器等による論理回路等として構成されてもよいし、操作設定表示制御部24aの機能構成であって、演算部としてのCPUが、操作設定表示記憶部25に格納されるプログラムに従って動作することにより実現される構成であってもよい。
[操作ログの生成の制御]
次に、上記構成の操作設定表示部21bにおいて、操作ログを生成する制御の一例について、図10を参照して説明する。まず、操作設定表示部21bの操作設定表示制御部24aは、タッチパネル部22の表示画面に表示されている各種操作キーがオペレータにより操作されたか否かを判定し(ステップS301)、操作されない間は(ステップS301でNO)、この判定のステップを繰り返す点は、前記実施の形態1と同様であるが、本実施の形態では、図9に示すように、タッチ入力部222からの操作指令は、設定変更判定部24dを介して操作設定表示制御部24aへ入力されるよう構成されている。
次に、各種操作キーが操作されたときには、設定変更判定部24dは、当該操作によって運転操作画面220a(図5参照)が、図示されない設定画面に切り替ったか否かを判定する(ステップS302)。本実施の形態では、前記実施の形態1で説明した、表示切替用キー表示エリア225(図5参照)に表示される各操作キーが操作されて、運転操作画面220aから各種設定画面に切り替ったか否かが判定される。
設定画面に切り替った場合には、オペレータは、半自動式組合せ秤10の諸条件の設定を変更する可能性が高い状況にあると判断される。そこで、操作設定表示制御部24aは、操作記録生成部24bに、切り替った設定画面の種類、並びに、当該設定画面で操作された操作キーの種類を、操作の種類情報として、タッチパネル部22のタッチ入力部222から取得させるとともに、暦情報生成部24cで生成される暦情報を取得させる(ステップS303)。
さらに、操作設定表示制御部24aは、設定画面が表示されるに伴いデジタルカメラ23を動作させ、設定画面を表示させたオペレータを撮像し、操作者画像を生成させる(ステップS304)。加えて、操作設定表示制御部24aは、I/O回路26を介して、秤制御部41に対して秤記憶部42に記憶されている諸条件の設定値を読み出させ、これを取得して条件変更情報を生成する(ステップS305)。
そして、操作記録生成部24bでは、上記条件変更情報を取得し、当該条件変更情報、操作者画像および暦情報を操作の種類情報に関連付けて、操作記録情報を生成する(ステップS306)。操作設定表示制御部24aは、生成した操作記録情報を操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに記憶させる(ステップS307)。1回の操作記録情報を生成する制御はこれで終了するが、操作キーの操作毎にこの制御が繰り返され、操作ログ記憶領域25aに記憶されて操作記録情報が蓄積されることで操作ログが生成する。
上記制御により生成された操作ログを表示する制御は、前記実施の形態1で説明したとおりであり、その具体的な制御説明は省略する。
前記構成の制御であれば、操作記録情報を生成するタイミングを、例えば上記のように設定画面へ切り替ったときに設定するため、半自動式組合せ秤10の動作に影響を及ぼさない(あるいは及ぼす可能性が低い)操作キーを操作した場合には、操作記録情報を生成しない。それゆえ、操作ログは、諸条件を変更した場合のみの操作記録情報で構成されることになるので、例えば、タッチパネル部22で表示される操作記録表には、図6(a)に示すような全ての操作キーを操作した履歴ではなく、諸条件を変更した場合の操作記録情報のみが履歴として表示されることになる。それゆえ、表示画面上で操作ログ全体を確認しやすくなるだけでなく、操作ログ記憶領域25aに記憶されている操作ログ全体のデータ量が小さくなり、かつ、操作ログで確認すべき操作記録情報の数も減少するので、操作ログをより簡素かつ効率的に確認することができる。
[変形例]
本実施の形態では、操作記録情報を生成するタイミングを、例えば図5に示される表示切替用キー表示エリア225に表示される設定画面切替用の操作キーを操作した時点に設定しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記設定画面切替用の操作キーを操作した後に、実際に諸条件が変更される操作が行われた時点としてもよく、表示切替用キー表示エリア225に表示される操作キーのうち、アクセスレベル表示・切替キー225aを操作した時点を、操作記録情報を生成するタイミングとしてもよい。これは、前述したように、アクセスレベルが上がれば、より多くの設定画面にアクセスできることから、アクセスレベルの変更は、諸条件の設定変更につながると判断できるためである。
また、例えば、デジタルカメラ23で撮像された操作者画像を解析できる構成を有している場合には、本実施の形態の構成に加えて、操作キーが操作された場合だけでなく、操作を行っているオペレータの動作が、予め登録されている特定の動作に合致するか否かを判定して、操作記録情報を生成するよう構成してもよい。例えば、デジタルカメラ23が定常的に動作しており、半自動式組合せ秤10において、操作設定表示部21b以外の特定の部位に触れるような動作をオペレータが行った場合に、当該オペレータをデジタルカメラ23が撮像して操作者画像として生成し、操作記録生成部24bが操作記録情報を生成するよう構成してもよい。
あるいは、本実施の形態の構成に加えて、オペレータが操作設定表示部21bで操作を行っている間、一定の時間間隔でデジタルカメラ23によりオペレータを撮像して操作者画像を生成するよう構成してもよい。あるいは、半自動式組合せ秤10を起動するときに、例えば、所定の鍵を鍵穴に差し込んで回すことで起動開始できる構成であれば、本実施の形態の構成に加えて、起動時に操作者画像を生成するように構成してもよい。
(実施の形態3)
前記実施の形態2では、特定の操作が行われたときにのみ、操作記録情報を生成して操作ログとして蓄積する構成であったが、本実施の形態では、特定の操作を行う前にオペレータ(操作者)にパスワードを入力させ、このパスワードの入力を、操作記録情報の生成のタイミングに利用する構成となっている。この構成について、図11および図12を参照して説明する。
[パスワード入力画面の構成]
本実施の形態に係る半自動式組合せ秤10の構成は、前記実施の形態2で説明した、設定変更判定部24dを含む操作設定表示部21bを備えている構成であるので、制御系統等の具体的な説明は省略する。ここで本実施の形態では、操作設定表示部21bが運転操作画面220a(図5参照)を表示している状態で、特定の操作キーを操作したときに、図11に示すように、パスワード入力画面228が表示されるよう構成されている。
具体的には、例えば、運転操作画面220aが表示されている状態で、前記実施の形態2で説明したアクセスレベル表示・切替キー225aを操作する。この操作キーを操作するということは、前記アクセスレベルを変更することになるため、図11に示すように、運転操作画面220aの上に重なってパスワード入力画面228が表示される。
パスワード入力画面228の具体的な構成は特に限定されない。図11に示す例であれば、操作キーとして、いわゆる「テンキー」に相当するパスワード入力キー群228aが下側に表示され、上側には、入力されたパスワードを「*」(アスタリスク)で表示するパスワード入力確認枠228bが表示され、さらにその上側には、「パスワードを入力してください」というメッセージが表示されている構成となっている。この構成では、パスワードの入力に用いられる文字は、基本的に0〜9の数字と一部の数学記号だけとなるが、例えば、アルファベットおよび各種記号を入力できるように構成することもできる。
[操作ログの生成の制御]
次に、本実施の形態における操作ログの生成の制御について説明する。図12に示すように、まず、設定変更判定部24dは、各種操作キーのうち、パスワード入力画面228が表示される特定の操作キーがオペレータにより操作されたか否かを判定する(ステップS401)。特定の操作キーが操作されていない間(ステップS401でNO)は、この判定を繰り返すが、操作されれば、設定変更判定部24dから設定変更操作が行われたという判定結果が操作設定表示制御部24aに入力されるので(図9参照)、操作設定表示制御部24aは、所定のパスワードが入力されたか否かを判定する(ステップS402)。
ここで、入力されるパスワードは、それぞれのオペレータに個別に割り当てられたものであってもよいし、特定のグループに属するオペレータ、あるいは、管理者権限を有する複数のオペレータに共通するパスワードが割り当てられてもよいし、複数の半自動式組合せ秤10が用いられる場合には、それぞれの半自動式組合せ秤10に割り当てられたパスワードであってもよい。本実施の形態では、オペレータ個人に割り当てられたパスワードを例に挙げて制御を説明する。この場合、当該パスワードは、各オペレータを特定する「識別番号」として用いることができる。
所定のパスワードが入力されれば(ステップS402でYES)、操作設定表示制御部24aは、操作記録生成部24bに対して、パスワードを表示させることとなった特定の操作キー(例えば、アクセスレベル表示・切替キー225a)の種類を、操作の種類情報として、タッチパネル部22のタッチ入力部222から取得させるとともに、暦情報生成部24cで生成される暦情報を取得させる(ステップS403)。
パスワードが入力されれば、所定の設定画面が表示される(本実施の形態では、アクセスレベルを変更する設定画面)ので、操作設定表示制御部24aは、表示された設定画面で変更可能な条件の設定値が変更されたか否かを判定する(ステップS404)。設定値が変更されれば(ステップS404でYES)、操作設定表示制御部24aは、設定値の変更と同時にデジタルカメラ23を動作させ、設定値を変更したオペレータを撮像し、操作者画像を生成させる(ステップS405)。加えて、操作設定表示制御部24aは、I/O回路26を介して、秤制御部41に対して秤記憶部42に記憶されている諸条件の設定値を読み出させ、これを取得して条件変更情報を生成する(ステップS406)。
そして、操作記録生成部24bでは、上記条件変更情報と入力されたパスワードとを取得し、当該条件変更情報、パスワード、操作者画像および暦情報を操作の種類情報に関連付けて、操作記録情報を生成する(ステップS407)。操作設定表示制御部24aは、生成した操作記録情報を操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに記憶させる(ステップS407)。1回の操作記録情報を生成する制御はこれで終了するが、操作キーが操作される毎にこの制御が繰り返され、操作ログ記憶領域25aに記憶されて操作記録情報が蓄積されることで操作ログが生成する。
一方、パスワード入力画面228が表示されたにも関わらず、パスワードが入力されずにパスワード入力画面228が閉じられれば(ステップS402でNO)、操作記録情報を生成する必要がないため、この制御を終了する。
また、表示された所定の設定画面で条件の設定値の変更が行われず、当該設定画面が閉じられれば(ステップS404でNO)、操作設定表示制御部24aはデジタルカメラ23を動作させない。その代わりに、操作記録生成部24bでは、入力されたパスワードを取得し、当該パスワードおよび暦情報を操作の種類情報に関連付けて、操作記録情報を生成するので(ステップS408)、操作設定表示制御部24aは、生成した操作記録情報を操作設定表示記憶部25の操作ログ記憶領域25aに記憶させ(ステップS407)、この制御を終了する。
上記の制御構成では、パスワードが入力されない場合(ステップS402でNO)には、操作記録情報を生成する必要がないと判断して制御を終了するが、パスワードが入力されれば(ステップS402でYES)、その後、特定の条件の設定値が変更されなくても操作記録情報を生成して操作ログとして記憶する。
パスワード入力画面228が表示されるだけであれば、操作の誤りによる場合がありうるので、操作記録情報を生成する必要性はないが、オペレータがパスワードをわざわざ入力するということは、意図的な操作であると判断される。したがって、パスワードの入力は、半自動式組合せ秤10に何らかの影響が生じる可能性がある操作であると判断して、操作記録情報を生成する。
また、条件の設定値が変更されれば(ステップS404でYES)、前記実施の形態2で説明したように、操作者画像を取得して操作記録情報を生成する(ステップS407)が、条件の設定値が変更されなければ、操作者画像を取得せずに操作記録情報を生成する(ステップS408)。この構成では、設定値が変更された結果、半自動式組合せ秤10に不具合が生じれば、当該不具合の解消のために、設定値を変更したオペレータを確実に特定するために操作者画像を生成することが好ましいが、設定値が変更されなければ、パスワードでオペレータを特定することが可能であるため、操作者画像を生成せずに操作記録情報を生成する。これにより、操作ログとして蓄積されるデータ量の低減を図ることができ、また不要な画像が表示されないので、操作ログ全体のチェックを容易かつ簡素化することができる。
[変形例]
ここで、図11に示すパスワード入力画面228の構成では、パスワード入力キー群228aには、消去キーやエンターキーが含まれている。そこで、例えば、パスワードが入力されてエンターキーが操作された時点で、操作記録情報を生成するよう構成してもよいし、諸条件の設定値が変更されない場合でも、エンターキーが操作された時点で、デジタルカメラ23を動作させて操作者情報を生成してもよい。
また、パスワード入力画面228が表示されている状態で、消去キーが所定回数以上操作された場合、あるいは、入力されたパスワードが不適切であった回数が所定回数以上であった場合には、アクセス権限のないオペレータが設定変更操作を行おうとしていると判断して、デジタルカメラ23を動作させるよう構成することもできる。
なお、本実施の形態では、操作設定表示部21bのタッチパネル部22からパスワードを入力する構成となっているが、本発明はこれに限定されず、例えば、外付けのテンキーまたはキーボード等の入力器を操作設定表示部21bに取り付け、当該入力器からパスワードを入力する構成であってもよい。すなわち、パスワード等の文字情報を入力する場合には、少なくとも文字情報を入力可能とする文字入力器が設けられればよい。
また、入力される文字情報は、数字、アルファベット、各種記号の羅列からなるパスワードに特定されず、例えば、オペレータの氏名を入力するように構成されてもよい。この場合、漢字入力であってもよいし、平仮名またはカタカナのいずれの入力であってもよい。
さらに、パスワード等の文字情報で、オペレータの特定が十分可能な場合には、デジタルカメラ23を備えない構成としてもよい。また、前記実施の形態1で説明したように、デジタルカメラ23が外付けのウェブカメラであれば、半自動式組合せ秤10の使用状況に応じて、これを取り外し、代わりに、テンキーまたはキーボード等の文字入力器を取り付けてもよい。
なお、本実施の形態のように、デジタルカメラ23で生成される操作者画像とパスワード等の文字情報とを組み合わせて操作者情報とすれば、操作者情報そのものの充実化を図ることができるので、例えば、パスワードを基準として操作ログを検索することで、特定条件の操作記録情報を抽出しやすくすることもできる。
さらには、具体的な文字を入力する代わりに、バーコード等の画像型識別子を専用の読取器で読み取らせて、パスワード入力の代わりとしてもよい。この場合、操作設定表示部21bに公知のバーコード読取装置を外付けで取り付ければよく、操作ログを生成する制御そのものは、本実施の形態で説明した図12に示す制御と同様となる。
(実施の形態4)
前記実施の形態1から3においては、生産ライン構成装置として半自動式組合せ秤10を具体的に例示して本発明を説明したが、本発明はこれに限定されず公知の他の生産ライン構成装置にも有効に用いることができる。この点について、図13を参照して説明する。
例えば、生産ラインとして、半自動式組合せ秤10を含む計量包装ラインを例に挙げると、図13に示すように、半自動式組合せ秤10、包装機101、重量選別機102A、金属検出機103、X線異物検出装置104、ケースパッカー(箱詰め装置)105、および重量選別機102Bという、7種類の各生産ライン構成装置から構成される生産ラインを挙げることができる。半自動式組合せ秤10は、組合せ計量処理を行う処理部を備えているが、包装機101は、計量された被計量物を包装する包装処理を行う処理部を備え、重量選別機102Aおよび102Bは、包装された被計量物を重量別に選別する選別処理を行う処理部を備え、金属検出機103およびX線異物検出装置104は、包装された被計量物を検査する検査処理を行う処理部を備え、ケースパッカー105は、包装された被計量物を箱詰めする箱詰処理を行う処理部を備えていることになる。
半自動式組合せ秤10に対しては、オペレータの手動で、例えば食肉等の被計量物が供給されるので、半自動式組合せ秤10は所定の組合せ計量を行い、包装機101へ排出する。包装機101では、組合せ計量され、所定の重量範囲内にある被計量物を包装する。包装物は、図示されない搬送コンベヤによって重量選別機102Aに搬送され、重量選別機102Aでは、所定の重量範囲から外れる包装物(過量品または軽量品)を選別して振り分け、適正な重量範囲にある包装物(良品)のみを選別する。選別された良品の包装物は、搬送コンベヤで金属検出機103およびX線異物検出装置104に搬送され、これら生産ライン構成装置によって、包装物内に金属その他の異物が混入していないか検査される。異物の混入が無い包装物(良品)は、搬送コンベヤによりケースパッカー10に搬送され、段ボール製の梱包箱に所定数ずつ箱詰めされる。その後、箱詰めされた梱包品が重量選別機102Bに搬送され、適正な重量範囲にあるか否かが選別され、適正な重量範囲にある梱包品のみが出荷される。
前記実施の形態1から3で説明した、操作ログを生成し表示する構成は、図13に示すいずれの生産ライン構成装置にも好適に用いることができる。
ここで、本実施の形態では、半自動式組合せ秤10を用いているため、被計量物は手動で供給しているが、例えば、公知の全自動式組合せ秤を用いれば、当該全自動式組合せ秤に被計量物を供給する供給装置が生産ラインに含まれる。この供給装置は、被計量物を供給する供給処理を行う処理部を備えていることになる。また、図13に示す例では、半自動式組合せ秤10を含む構成となっているが、計量包装ラインで用いられる計量装置は、これに限定されず、組合せ計量以外の計量処理を行う計量部を備える計量装置であってもよい。さらに、いうまでもないが、本発明で適用可能な生産ラインは、本実施の形態で例示する計量包装ラインに限定されず、公知の各種生産ラインを構成する生産ライン構成装置に、本発明を好適に用いることができる。
なお、本発明は上記の実施形態の記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示した範囲内で種々の変更が可能であり、異なる実施形態や複数の変形例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、例えば、計量包装ラインに代表される、製品の大量生産に用いられる生産ラインを構成する生産ライン構成装置の分野に好適に用いることができる。
21a 操作設定表示部(操作部、表示器、文字入力器)
21b 操作設定表示部(操作部、表示器、文字入力器)
23 デジタルカメラ(操作者情報生成部、撮像部)
24a 操作設定表示制御部(制御部)
24b 操作記録生成部
24c 暦情報生成部
24d 設定変更判定部
25 操作設定表示記憶部
25a 操作ログ記憶領域(操作ログ記憶部)
228 パスワード入力画面(操作者情報生成部)

Claims (10)

  1. 生産ラインの一部を構成し、当該生産ラインに含まれる処理を行う処理部と、
    操作者により操作される操作部と、
    操作者を特定する操作者情報を生成する操作者情報生成部と、
    前記操作者情報を、当該操作者情報で特定される操作者が行った操作の種類に関連付けることで、操作記録情報を生成する操作記録生成部と、
    前記操作記録情報を蓄積して操作ログとして記憶する操作ログ記憶部と、を備えている、生産ライン構成装置。
  2. 制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作者情報生成部に前記操作者情報を生成させてから、前記操作記録生成部に前記操作記録情報を生成させ、前記操作ログ記憶部に記憶させるよう構成されている、請求項1に記載の生産ライン構成装置。
  3. 前記操作者情報生成部が、前記操作者を撮像する撮像部であり、前記操作者の画像を前記操作者情報として生成し、
    前記制御部は、前記操作部の操作と同時に、前記撮像部により前記操作者を撮像させるよう構成されている、請求項1または2に記載の生産ライン構成装置。
  4. 暦情報を生成する暦情報生成部をさらに備え、
    前記操作記録生成部は、前記操作の種類に対して、前記暦情報をさらに関連付けることで、前記操作記録情報を生成するよう構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の生産ライン構成装置。
  5. 前記操作部は、表示器を含むとともに、
    前記操作部で行われる操作には、前記操作ログ記憶部に記憶されている前記操作記録情報を前記表示器で表示するための操作記録表示操作が含まれ、
    前記制御部は、前記操作部により前記操作記録表示操作が行われたときには、前記操作ログ記憶部から前記操作記録情報を取得し、前記表示器に前記操作記録情報を表示させるよう構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の生産ライン構成装置。
  6. 前記制御部は、前記操作記録情報を、時系列または前記操作の種類別に配列した操作記録表に編集して前記表示器に表示させるよう構成されている、請求項5に記載の生産ライン構成装置。
  7. 前記撮像部で生成された前記操作者の画像を基本画像としたときに、前記表示器に表示される前記操作記録表には、前記操作の種類毎に対応する前記基本画像を縮小したサムネイル画像が含まれ、
    前記操作部で行われる操作には、前記サムネイル画像を基本画像に変更して表示するための画像拡大操作が含まれ、
    前記制御部は、前記操作部により前記画像拡大操作が行われたときには、前記操作記録表のうち、少なくとも前記操作の種類以外の表示を前記基本画像に差し替えて前記表示器に表示させるよう構成されている、請求項6に記載の生産ライン構成装置。
  8. 前記操作部で行われた操作が、前記処理部に予め設定されている条件を変更する設定変更操作であるか否かを判定する設定変更判定部をさらに備え、
    前記制御部は、前記設定変更判定部により前記設定変更操作が行われたと判定されたときに、前記操作者情報生成部に前記操作者情報を生成させるよう構成されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の生産ライン構成装置。
  9. 前記操作部は、少なくとも文字情報を入力可能とする文字入力器を含み、
    前記制御部は、前記操作部の操作前に、前記操作者情報として、前記操作者を特定する文字情報を前記文字入力器に入力させるよう構成され、
    前記操作記録生成部は、前記操作の種類に対して、入力された前記文字情報をさらに関連付けることで、前記操作記録情報を生成するよう構成されている、請求項1から8のいずれか1項に記載の生産ライン構成装置。
  10. 前記生産ラインが、被計量物を計量および包装する処理を含む計量包装ラインであり、
    前記処理部が、被計量物を供給する供給処理、被計量物を計量する計量処理、計量された被計量物を包装する包装処理、包装された被計量物を重量別に選別する選別処理、包装された被計量物を検査する検査処理、および、包装された被計量物を箱詰めする箱詰処理の少なくともいずれかを行うよう構成されている、請求項1から9のいずれか1項に記載の生産ライン構成装置。
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