JP2000250692A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2000250692A
JP2000250692A JP11052430A JP5243099A JP2000250692A JP 2000250692 A JP2000250692 A JP 2000250692A JP 11052430 A JP11052430 A JP 11052430A JP 5243099 A JP5243099 A JP 5243099A JP 2000250692 A JP2000250692 A JP 2000250692A
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Toshibumi Kobayashi
俊文 小林
Shuji Takiguchi
修司 滝口
Atsuyoshi Yamaguchi
敦吉 山口
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キートップと表示装置との配置を見直し、設
計段階での自由度を向上させて、よりよいスイッチ装置
を提供できるようにする。 【解決手段】 スイッチ装置は、キートップ25と表示
装置24とを備え、その表示装置24より表示形成され
た像光をキートップ25を介して視認可能に構成したも
ので、キートップ25と表示装置24とを、キートップ
25の操作方向に対して略直交する方向にずらして互い
に異なる位置に配置し、キートップ25と表示装置24
との間には、表示装置24よりの像光をキートップ25
へ導光するファイバ束部材26を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象機器の機能や
動作内容の選択時に操作されるスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のセンターコンソールに
集中配置されるカーステレオやカーエアコン等の電装品
は、機能や動作内容の選択用にキートップ(操作ボタ
ン)を各々必要とするため、センターコンソール上に
は、各機能や動作内容を選択する複数のキートップが配
置されるようになっている。
【0003】しかし、技術の進歩により電装品の機能や
動作内容が多様化し始め、それに伴い必要とするキート
ップの数が増えてきたため、限られたスペースのセンタ
ーコンソール上に必要とする全てのキートップを配置す
ることが次第に困難になり、そのような事情が複数の電
装品に各々存在する場合には、センターコンソール上に
キートップを配置する困難さは、より一層厳しいものと
なっていた。
【0004】このような状況下において、特開平9−1
98176号公報(発明の名称:表示装置を有する電子
機器、出願日:平成8年1月22日、出願人:松下電器
産業株式会社)に開示された技術によれば、キートップ
を介して表示装置に表示された各種機能表示を視認する
ことができるようになっている。とすれば、一つのキー
トップに対して複数の機能表示を割り振ることで、キー
トップの数を減らし、上述の問題を解消することが可能
である。
【0005】図5の縦断面図を参照しながら上記開示技
術について説明すると、その開示技術は、ラジオ受信機
とカセットデッキとを一体化した車載用複合音響機器を
示している。そして、図中における引用符号1は前面
板、2はカセット挿入口、3はキートップ(操作ボタ
ン)、4は透明部、5は表示装置、6はプリント基板、
7はスイッチを示しており、その他不図示ではあるが電
源のオンオフと音量調節とを兼ねた操作ボタンも配置さ
れている。
【0006】上記構成において、ラジオ受信モード又は
カセットモードのうち、ラジオ受信モードが設定されて
いる場合について説明すると、表示装置5には、
「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「AM/F
M」などの文字、数字が像光として表示形成されること
になる。
【0007】そして、これらの文字、数字を表した像光
は、対応する位置にある各キートップ3の透明部4を透
過して視認されることになり、また、キートップ3の操
作でスイッチ7の押下がなされると、所望の機能が選択
されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、表示装置4よりの像光がキートップ3を透
過して視認されるようになっていることから、キートッ
プ3の背後に必ず表示装置4が実装配置されている。
【0009】そのため、プリント基板6におけるキート
ップ3の背後にあたる部分には、必ず表示装置4が実装
されることになり、各種回路の配索パターンに制約が生
じて、回路設計に影響を来してしまっている。
【0010】言い換えれば、上記従来技術は、キートッ
プ3の配置によってプリント基板6上における表示装置
4の実装位置が決まってしまうことになり、その表示装
置4の配置にあわせて回路設計をしなければならないこ
とから、設計段階での自由度が阻害されてしまってい
る。
【0011】そして、このことから、場合によっては、
プリント基板6の表裏面に各種回路を配策するような複
雑でコスト高となる構成を余儀なくされたり、他の電装
品のレイアウトに影響を来したりするような事態が生じ
てしまう恐れがあった。
【0012】設計段階で自由度を有するようにすること
は、よりよいスイッチ装置の提供に寄与するとともに、
設計開発期間の短縮にもつながることから、改善すべき
ことであると言える。
【0013】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、キートップと表示装置との配置を見直し、設計
段階での自由度を向上させて、よりよいスイッチ装置を
提供できるようにすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のスイッチ装置は、対象
機器の機能や動作内容の選択時に操作されるキートップ
と、前記機能や前記動作内容を表示する表示装置とを備
え、該表示装置より表示形成された像光を前記キートッ
プを介して視認可能に構成したスイッチ装置であって、
前記像光を前記キートップへ導光する導光手段を設け、
前記表示装置と前記キートップとを、該キートップの操
作方向に対して略直交する方向にずらして互いに異なる
位置に配置したことを特徴としている。
【0015】請求項2記載の本発明のスイッチ装置は、
請求項1に記載のスイッチ装置において、前記導光手段
は、光ファイバの束であることを特徴としている。
【0016】請求項3記載の本発明のスイッチ装置は、
請求項1に記載のスイッチ装置において、前記導光手段
は、前記像光を前記キートップへ向けて反射する反射部
を有することを特徴としている。
【0017】請求項1に記載された本発明によれば、キ
ートップと表示装置との間に導光手段を設けて互いに異
なる位置に配置していることから、キートップの背後に
必ず表示装置を実装する必要性はない。また、言い換え
れば、表示装置の配置にとらわれないで回路設計をする
ことができるようになる。そして、基板上における各種
回路に対する配索パターンに、配置上の制約が生じてし
まうことはないから、自由度のある回路設計をすること
ができるようになる。従って、設計段階での自由度が向
上するので、よりよいスイッチ装置を提供することがで
きる。
【0018】請求項2に記載された本発明によれば、キ
ートップと表示装置との間で表示装置よりの像光をキー
トップへ導光する導光手段は、光ファイバの束であるこ
とから、表示装置がどこにあっても、或いは、キートッ
プがどこにあっても、その束を構成するファイバ内に像
光を導光させれば、配置にとらわれることなく、像光を
キートップへ確実に導光することができる。
【0019】請求項3に記載された本発明によれば、導
光手段は、像光をキートップへ向けて反射する反射部を
有していることから、表示装置がどこにあっても、或い
は、キートップがどこにあっても、最終的にその反射部
に像光を反射させれば、配置にとらわれることなく、像
光をキートップへ確実に導光することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明のスイッチ装置の
一実施の形態を示す分解斜視図(ファイバ束部材は模式
図)である。また、図2は図1の縦断面図(ファイバ束
部材は模式図)を示している。
【0021】尚、以下で説明するスイッチ装置は、従来
例で説明したような車載用複合音響機器のみならず、オ
ーディオ等の音響機器や各種電化製品等にも応用するこ
とができるものとする。従って、以下のパネル22は一
例であり、その形態に限定されるものではない。
【0022】また、以下で説明する表示装置24は、次
のようなものを挙げることができる。即ち、液晶ディス
プレイ(LCD)、エレクトロケミカルディスプレイ
(ECD)、電気永動ディスプレイ(EPID)、PL
ZTディスプレイ、分散粒子配向ディスプレイ(SP
D)、発光ダイオード(LED)、けい光表示管(VF
D)、プラズマディスプレイ(PDP)、エレクトロル
ミネセントディスプレイ(ELD)、及びCRTなどで
ある。
【0023】図1において、引用符号21はスイッチ装
置としてのセンターコンソール(これに限定されるもの
ではなく、上述の如く多岐にわたって応用することがで
きるものとする)を示しており、そのセンターコンソー
ル21は、前面が車室内に配置されるパネル22と、パ
ネル22の背面側に位置する基板23に実装される表示
装置24と、機能や動作内容の選択時に操作されるキー
トップ25、25と、表示装置24よりの像光をキート
ップ25、25へ導光するファイバ束部材26、26
(特許請求の範囲に記載した導光手段に相当)と、表示
装置24と共に基板23に実装されるスイッチ(タクト
スイッチ)27、27と、基板23の背後に配置される
リアカバー28とを備えて構成されている。
【0024】尚、引用符号29はプッシュ操作部30を
有して基板31に実装される既知構成のダイヤル式ノブ
を示している。そのダイヤル式ノブ29は、例えば音量
調整等に用いられるようになっている。
【0025】上記センターコンソール21の各構成部材
についてもう少し詳しく説明すると、上記パネル22に
は、キートップ25、25を配置するために開口したキ
ートップ用開口部22aが形成されている。また、その
キートップ用開口部22aの上方には、コンパクトディ
スク用の挿入口22bが形成されており、運転席側に
は、ダイヤル式ノブ29に対する開口部22cが形成さ
れている。
【0026】上記表示装置24は、前面に機能や動作内
容などの機能表示を発光形成する表示面24aを有して
おり、その表示面24aの一部を含む表示装置24の外
周縁部には、金属板をプレス加工して製造した、又は合
成樹脂製のホルダー32が装着されている。表示装置2
4はホルダー32を介して基板23に固定されている。
【0027】また、表示装置24は、キートップ25の
操作方向に対して略直交する方向にずれて、即ち表示装
置24とキートップ25とが互いに異なる位置(キート
ップ25の背後に表示装置24がない)となるように配
置されている。
【0028】機能表示としては、上記コンパクトディス
ク用の電装品の「再生」、「停止」等を操作するために
選択表示されるキャラクタや、上記カーエアコンの風向
きや冷暖房の切替設定等を行うために選択表示されるキ
ャラクタを挙げることができ、これらキャラクタが表示
面24aに像光として発光形成されるようになっている
(動作内容も含む)。
【0029】上記キートップ25は、上記像光を透過す
ることができる透明樹脂材により図2に示される如く略
有底箱状に成形されたもので、その底部分に相当し透過
した像光を運転者等に視認させることが可能な透過部2
5aと、段付きに形成された側壁部25bと、その側壁
部25bの一壁に連成されてスイッチ27を押下するス
イッチ押下部25cとから構成されている。
【0030】透過部25aは、側壁部25bよりも十分
に薄肉で形成されている(ファイバ束部材26の一端が
接着されるので強度的に問題ない。視差の影響が小さ
い)。
【0031】側壁部25bには、開口部25dが形成さ
れており、また、スイッチ押下部25cには、キートッ
プ25の操作方向に延在してスイッチ27に接触する突
起25eが設けられている。
【0032】上記ファイバ束部材26は、図1及び図2
に示される如く、所定の長さで切断した細径のプラスチ
ック光ファイバ26aを同軸方向に多数束ね、その両端
面を研磨することで製造されており、一端がキートップ
25の透過部25aに、また、他端が表示装置24の表
示面24aに接着されている(図1及び図2中のファイ
バ束部材26は模式的に作図してあるため、その図示し
た形態に限定されるものではない)。
【0033】各プラスチック光ファイバ26a間は未接
着状態となっており、キートップ25の操作に応じてフ
ァイバ束部材26が撓むことができるようになってい
る。これにより、キートップ25の押下でファイバ束部
材26が撓まされると、その撓みによって生じる反力が
キートップ25の復帰の際に有効に作用することにな
る。
【0034】上記リアカバー28は、図1に示される如
く、基板23をパネル22の背面に固定する略板状の部
材であって、複数の取り付け部28a(図1参照)を介
してセンターコンソール21の奥側に存在する図示しな
い取り付け部材に、ボルトの螺合等の手段で固着される
ようになっている。
【0035】尚、基板23及びスイッチ27の詳細な説
明は省略する。また、例えばスプリング等を用いて復帰
可能に構成するような、キートップ25をストロークさ
せるための機構については、その説明と図示を省略して
ある。
【0036】上記構成において、表示装置24はキート
ップ25に対してずれて異なる位置に配置されており、
その表示装置24よりの像光は、ファイバ束部材26の
他端に入射してその内部を介し導光されることになる。
そして、ファイバ束部材26の一端からキートップ25
の透過部25aを介して像光が射出されるようになる。
これにより、キートップ25の表面、即ち透過部25a
に像光が表示されることになる。
【0037】尚、表示装置24とキートップ25との間
に空気層を形成する間隙がないことから、視差に関する
影響は従来と比べて格段に少ない。
【0038】以上、図1及び図2を参照しながら説明し
たように、キートップ25と表示装置24とを、キート
ップ25の操作方向に対して略直交する方向にずらして
互いに異なる位置に配置し、キートップ25と表示装置
24との間には、表示装置24よりの像光をキートップ
25へ導光する導光手段としてのファイバ束部材26を
設けていることから、キートップ25の背後に必ず表示
装置24を実装する必要性はない。
【0039】また、言い換えれば、表示装置24の配置
にとらわれないで回路設計をすることができるようにな
る。
【0040】そして、基板23上における各種回路に対
する配索パターンに、配置上の制約が生じてしまうこと
はないから、自由度のある回路設計をすることができる
ようになる。
【0041】従って、設計段階での自由度が向上するの
で、よりよいスイッチ装置を提供することができる。
【0042】次に、図3を参照しながら導光手段の他の
例を説明する。尚、上述のスイッチ装置(センターコン
ソール21)を構成する部材と基本的に同一の部材には
同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0043】図3において、スイッチ装置としてのセン
ターコンソール33には、パネル22のキートップ用開
口部22aを介してキートップ25、25(一方のみ図
示、以下同様)が設けられており、そのキートップ25
が操作されると基板23に実装されたスイッチ27を押
下するようになっている。基板23には、キートップ2
5の操作方向に対して略直交する方向にずれて表示装置
24も実装されている。
【0044】また、表示装置24の前面には、鏡で構成
されて表示装置24よりの像光を反射する第一反射部3
4が設けられており、キートップ25の背後には、同じ
く鏡で構成されて第一反射部34により反射された像光
をそのキートップ25へ向けて反射する第二反射部35
(特許請求の範囲に記載した反射部に相当)が設けられ
ている。
【0045】尚、本例における導光手段についてもう少
し詳しく説明すると、本例の導光手段は、表示装置24
の前面側に配置されて像光を反射する第一反射部34
と、該第一反射部34により反射された像光をキートッ
プ25へ向けて反射する第二反射部35とを有し、これ
ら第一反射部34、第二反射部35それぞれは鏡によっ
て構成されることを特徴としているものである。
【0046】上記構成において、表示装置24よりの像
光は、第一反射部34及び第二反射部35で反射された
後、キートップ25の透過部25aを介して射出される
ことになる(図中の矢線参照)。
【0047】このように、導光手段としての第一反射部
34及び第二反射部35は、上述のファイバ束部材26
(図2参照)と同様に表示装置24の配置にとらわれな
いで像光をキートップ25へ確実に導光することができ
る。
【0048】次に、図4を参照しながら導光手段の更に
他の例を説明する。尚、上述のスイッチ装置(センター
コンソール21)を構成する部材と基本的に同一の部材
には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0049】図4において、スイッチ装置としてのセン
ターコンソール36には、パネル22のキートップ用開
口部22aを介してキートップ25、25(一方のみ図
示、以下同様)が設けられており、そのキートップ25
が操作されると基板23に実装されたスイッチ27を押
下するようになっている。基板23には、キートップ2
5の操作方向に対して略直交する方向にずれて表示装置
24も実装されている。
【0050】また、センターコンソール36には、内部
に光を導光することが可能な導光板37(特許請求の範
囲に記載した導光手段に相当)が表示装置24の前面か
らキートップ25の背後にかけて配設されている。
【0051】導光板37には、その両端に表示装置24
よりの像光を反射することができる像光反射用の斜面3
8、斜面39(特許請求の範囲に記載した反射部に相
当)が形成されている。
【0052】尚、上述の例と同様に、本例における導光
手段についてもう少し詳しく説明すると、本例の導光手
段は、表示装置24の前面側に配置されて像光を反射す
る第一反射部と、該第一反射部により反射された像光を
キートップ25へ向けて反射する第二反射部とを有し、
その第一反射部と第二反射部のそれぞれは、内部に光を
導光することが可能な上記導光板37に形成された像光
反射用の斜面38、39により構成されることを特徴と
しているものである。
【0053】上記構成において、表示装置24よりの像
光は、第一反射部となる斜面38で反射されて導光板3
7内を導光された後、第二反射部となる斜面39で反射
され、キートップ25の透過部25aを介して射出され
ることになる(図中の矢線参照)。
【0054】このように、斜面38、39を有する導光
板37を配設することで、上述のファイバ束部材26
(図2参照)と同様に表示装置24の配置にとらわれな
いで像光をキートップ25へ確実に導光することができ
る。
【0055】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0056】尚、上述の中で、像光の反射が二回となっ
ているが、この回数に限定されるものではない。即ち、
表示装置24の配置を各図面の配置に対して約90゜回
転させた位置にすれば、一回の反射になり得るからであ
る。
【0057】また、表示装置24を回転させて配置する
ことは構わないものとする。表示装置24は、パネル2
2と基板23間以外に配置してもよい。
【0058】さらにまた、特に図示して説明はしていな
いが、上述の導光手段としてプリズムやハーフミラー等
の光学系の部材も応用することができるものとする。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、スイッチ装置は、対象機器の機能
や動作内容の選択時に操作されるキートップと、その機
能や動作内容を表示する表示装置とを備え、表示装置よ
り表示形成された像光をキートップを介して視認可能に
構成したスイッチ装置であって、表示装置よりの像光を
キートップへ導光する導光手段を設け、表示装置とキー
トップとを、そのキートップの操作方向に対して略直交
する方向にずらして互いに異なる位置に配置するように
なっている。このように、キートップと表示装置との間
に導光手段を設けて互いに異なる位置に配置しているこ
とから、キートップの背後に必ず表示装置を実装する必
要性はない。また、言い換えれば、表示装置の配置にと
らわれないで回路設計をすることができるようになる。
そして、基板上における各種回路に対する配索パターン
に、配置上の制約が生じてしまうことはないから、自由
度のある回路設計をすることができるようになる。従っ
て、設計段階での自由度が向上するので、よりよいスイ
ッチ装置を提供することができるという効果を奏する。
【0060】請求項2に記載された本発明によれば、キ
ートップと表示装置との間で表示装置よりの像光をキー
トップへ導光する導光手段は、光ファイバの束であるこ
とから、表示装置がどこにあっても、或いは、キートッ
プがどこにあっても、その束を構成するファイバ内に像
光を導光させれば、配置にとらわれることなく、像光を
キートップへ確実に導光することができるという効果を
奏する。
【0061】請求項3に記載された本発明によれば、導
光手段は、像光をキートップへ向けて反射する反射部を
有していることから、表示装置がどこにあっても、或い
は、キートップがどこにあっても、最終的にその反射部
に像光を反射させれば、配置にとらわれることなく、像
光をキートップへ確実に導光することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチ装置の一実施の形態を示
す分解斜視図(ファイバ束部材は模式図)である。
【図2】図1の縦断面図(ファイバ束部材は模式図)で
ある。
【図3】図1の導光手段の他の例を示す図1と同様の縦
断面図である。
【図4】図1の導光手段の更に他の例を示す図1と同様
の縦断面図である。
【図5】従来例のスイッチ装置の縦断面図である。
【符号の説明】
21 センターコンソール(スイッチ装置) 22 パネル 22a キートップ用開口部 23 基板 24 表示装置 24a 表示面 25 キートップ 25a 透過部 26 ファイバ束部材(導光手段) 26a プラスチック光ファイバ 27 スイッチ 28 リアカバー 32 ホルダー 33 センターコンソール(スイッチ装置) 34 第一反射部 35 第二反射部(反射部) 36 センターコンソール(スイッチ装置) 37 導光板(導光手段) 38 斜面 39 斜面(反射部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 敦吉 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5B020 BB10 CC12 DD02 DD27 DD29 FF53 FF56 5G435 AA00 BB02 BB03 BB04 BB05 BB06 BB12 BB13 EE02 EE50 GG08 GG18 GG21 HH02 LL17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象機器の機能や動作内容の選択時に操
    作されるキートップと、前記機能や前記動作内容を表示
    する表示装置とを備え、該表示装置より表示形成された
    像光を前記キートップを介して視認可能に構成したスイ
    ッチ装置であって、 前記像光を前記キートップへ導光する導光手段を設け、
    前記表示装置と前記キートップとを、該キートップの操
    作方向に対して略直交する方向にずらして互いに異なる
    位置に配置したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスイッチ装置におい
    て、 前記導光手段は、光ファイバの束であることを特徴とす
    るスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のスイッチ装置におい
    て、 前記導光手段は、前記像光を前記キートップへ向けて反
    射する反射部を有することを特徴とするスイッチ装置。
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JP2007522573A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 リュオ、ダヴィド 表示装置、表示方法、及び表示装置を使用するキーボード
WO2011021233A1 (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 三菱電機株式会社 表示装置
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