JP2000249486A - 積層式熱交換器およびその製造方法 - Google Patents

積層式熱交換器およびその製造方法

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JP2000249486A
JP2000249486A JP4999099A JP4999099A JP2000249486A JP 2000249486 A JP2000249486 A JP 2000249486A JP 4999099 A JP4999099 A JP 4999099A JP 4999099 A JP4999099 A JP 4999099A JP 2000249486 A JP2000249486 A JP 2000249486A
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flow path
plate
heat exchanger
path plate
partition plate
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JP4999099A
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English (en)
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Satoshi Matsumoto
松本  聡
Takashi Sawada
敬 澤田
Satoshi Imabayashi
敏 今林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流路プレートと隔壁プレートとの間の接合を
良好にして、熱交換流体の漏れがなく、信頼性を向上さ
せる。 【解決手段】 熱交換流体Aの流路7を有する流路プレ
ート4と、熱交換流体Bの流路13を有する流路プレー
ト6とを、隔壁プレート5を介して順次積層し、ついで
垂直荷重を加えて加圧する場合に、この垂直荷重が加わ
り難い流路7、13の端部に、他の部分よりも幅が小さ
い流路18、19、20、21を形成することにより、
垂直荷重が加わる領域が増えることになって荷重量が増
大し、流路プレート4、6と隔壁プレート5との接合が
良好となり、熱交換流体A、Bの漏れがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換流体として
液体および相変化を伴う気体との気液2相の流体を用い
る積層式熱交換器およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、熱交換器の小型・軽量化を目的と
して、図11に示すような積層式熱交換器が提案されて
いる。なお、図11は積層式熱交換器の内部の構成が説
明できるように、一部を切断して模式的に示したもので
ある。
【0003】熱交換流体Aは、エンドプレート41の入
口管42よりヘッダー43へ流入する。ヘッダー43、
49、52、55は、貫通孔を設けた流路プレート4
4、46、および隔壁プレート45を多数枚順次積層す
ることにより形成される空間で、入口管42、51およ
び出口管50、56と流路を結んでいる。ヘッダー43
に流入した熱交換流体Aは、第1の流路プレート44に
形成されたスリット状のこの流路47に入る。流路47
の側部には支持部48が設けられており、この支持部4
8は、各プレートを順次積層して一体化接合した際に内
部の圧力を支える部分となる。熱交換流体Aは流路47
を流れて再びヘッダー49に集められ、出口管50より
流出する。
【0004】一方、熱交換流体Bは、入口管51よりヘ
ッダー43と同様に形成されたヘッダー52に流入し、
第2の流路プレート46に形成されたスリット状の流路
53に入る。この流路53の側部にも支持部54が設け
られている。流路53を流れた熱交換流体Bはヘッダー
55で集められ、出口管56より流出する。
【0005】熱交換流体A、Bの隔壁となる隔壁プレー
ト45には、各プレートを層時にヘッダー43、49、
52、55を形成する貫通孔が設けられている。これら
の流路プレート44、46および隔壁プレート45はエ
ンドプレート41およびエンドプレート57の間に、流
路プレート44、隔壁プレート45、流路プレート4
6、隔壁プレート45の順で多数積層し、熱交換流体
A、Bが漏れないように各プレート間を完全に密着接合
することにより、積層式熱交換器を形成される。流路4
7を流れる熱交換流体Aは、上下に位置する2つの隔壁
プレート45を介して、流路53を流れる熱交換流体B
と熱交換を行うことになる。
【0006】このような積層式熱交換器を形成する際
に、流路プレートと隔壁プレートとを機密に接合する方
法としては、拡散溶接したり、ロウ付けしたり、あるい
は特開昭1−14595号公報に開示されているように
接着したりする方法が用いられる。拡散溶接する方法
は、真空内でプレート材質の融点より少し低い温度まで
昇温して加圧し、接触面の材料同士の拡散によって一体
化接合するものである。また、ロウ付けする方法は、接
合面に母材よりも融点の低いロウ材を塗布し、その融点
以上まで昇温して加圧し、溶融したロウ材を母材へ拡散
させることによって一体化接合するものである。一方、
接着する方法は接合面にエポキシ系等の接着剤をシルク
スクリーンプロセスの印刷方法により塗布し、加熱硬化
処理を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の積層式熱交換器では、以下のような課題が生
じて好ましくなかった。
【0008】流路プレート44、46および隔壁プレー
ト45の一体化接合を拡散溶接を用いて行う場合、それ
ぞれのプレート間の密着性が悪いと、接合部に隙間が生
じて流体のリークの原因となり易いという課題があっ
た。例えば、図12は、図11に示した積層式熱交換器
を矢印CCにおいて断面した模式図であるが、第1の流
路プレート44および第2の流路プレート46を、隔壁
プレート45を介して積層した状態を示している。この
ような状態で加圧して昇温すると、外周部の矢印Cで示
した部分は全てのプレートが密着した状態で積層されて
いるので、加圧時の垂直荷重が十分に加わりプレート間
の密着性も良好になり、十分に接合が行われ易い。
【0009】しかし一方、矢印Dで示した部分は、途中
に流路47が介在するため、垂直荷重が十分に加わり難
く、プレート間の密着性が損なわれ、接合不良の原因と
なり易いという課題があった。図13は、図11に示し
た積層式熱交換器の要部を上側から透過して見た平面模
式図であり、図12における矢印C部分での垂直荷重が
加圧部Eに加わり、矢印D部分での垂直荷重が加圧部F
に加わっている。すなわち、ヘッダー43、49および
流路47、53が存在しない部分に、垂直荷重が加わる
場合は、図12の矢印Cで示した部分の垂直荷重のよう
に、比較的広い領域に作用するのに対し、流路47、5
3などが存在する部分に加わる垂直荷重は、矢印Dで示
した部分の垂直荷重のように、狭い領域にしか作用しな
いことがわかる。そして、垂直荷重が狭い領域のみに作
用すると、接合が不良となり、特に、ヘッダー43、4
9の近傍で接合不良があると、ヘッダー43、49を流
れる熱交換流体Aと流路53を流れる熱交換流体Bとが
混合するという課題があった。また、ロウ付けする方法
の場合も同様に、プレート間の密着性が悪いと、接合部
に隙間が生じて流体がリークする原因となり易い。ま
た、接着する方法の場合、接合部の耐圧性や耐熱性等の
信頼性に乏しく、熱交換器の使用圧力や温度に著しい制
限があるという課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、隔壁プレートを介して積層して加圧する第
1の流体プレートおよび第2の流体プレートに形成した
熱交換体の流露に、それぞれ荷重量を増大させる手段を
設けることとしている。
【0011】そして、積層して加圧する際に、垂直荷重
が加わり難い部分の荷重量を、増大させる手段によって
増大されることになり、それぞれのプレート間は密着性
が良い状態で気密に接合され、熱交換流体相互の混合も
なく、積層式熱交換器の信頼性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、それぞれの請求項に記
載したような構成で実施することができ、以下それにつ
いて作用効果を併記して説明する。
【0013】本発明は請求項1に記載したように、1次
側流体の流路をスリット状に形成した第1の流路プレー
トと、2次側熱交換流体の流路をスリット状に形成した
第2の流路プレートとを、隔壁プレートを介して順次積
層し、前記の第2の流路プレートと隔壁プレートとの接
触面と対向する位置にある第1の流路プレートの流路の
幅が他の位置にある流路の幅よりも小さく、前記の第1
の流路プレートと隔壁プレートとの接触面と対向する位
置にある第2の流路プレートの流路の幅が他の位置にあ
る流路の幅よりも小さくする。
【0014】そして、積層して加圧する際に、垂直荷重
が加わり難い部分の荷重量を、増大させる手段によって
増大されることになり、それぞれのプレート間は密着性
良く接合することができ、熱交換流体の漏れがなく、信
頼性が高い積層式熱交換器を歩留まり良く提供すること
ができる。
【0015】また、請求項2に記載したように、1次側
流体の流路をスリット状に形成した第1の流路プレート
と、2次側熱交換流体の流路をスリット状に形成した第
2の流路プレートとを、隔壁プレートを介して順次積層
し、前記の第2の流路プレートと隔壁プレートとの接触
面と対向する位置にある第1の流路プレートの流路に、
その端部から突出する加圧補助部を設け、前記の第1の
流路プレートと隔壁プレートとの接触面と対向する位置
にある第2の流路プレートの流路に、端部から突出する
加圧補助部を設ける。
【0016】そして、流体プレートの流路に加圧補助部
を設けるだけの簡単な手段で、積層したプレートを加圧
する際に、垂直荷重が加わり難い部分の流路に加圧補助
部を形成しているので、この部分の荷重量を増大させる
ことができ、それぞれのプレート間を密着性良く接合す
ることができ、熱交換流体の漏れがなく、信頼性が高い
積層式熱交換器を歩留まり良く提供することができる。
【0017】また、請求項3に記載したように、1次側
熱交換流体の流路に荷重量増大手段を形成した第1の流
路プレートと、2次側熱交換流体の流路に荷重量増大手
段を形成した第2の流路プレートとを、隔壁プレートを
介して順次積層し、ついで加圧した状態で加熱してそれ
ぞれのプレート間を接合する。
【0018】ここで、流路に形成知る荷重量増大手段と
しては、請求項1に記載した積層式熱交換器が備えてい
るように、流路に他の部分よりも幅が小さい部分を形成
したり、請求項2に記載した積層式熱交換器が備えてい
るように、流路に加圧補助部を形成したりすることによ
り得られる。そして、煩雑な行程を必要としない拡散溶
接により、積層式熱交換器を構成するそれぞれのプレー
トの間を密着性良く接合することができ、熱交換流体も
漏れがなく、信頼性が高い積層式熱交換器を歩留まり良
く提供することができる。
【0019】また、請求項4に記載したように、1次側
熱交換流体の流路に荷重量増大手段を形成し、表面にロ
ウ材を設置した第1の流路プレートと、2次側熱交換流
体の流路に荷重量増大手段を形成し、表面にロウ材を設
置した第2の流路プレートとを、隔壁プレートを介して
順次積層し、ついで加圧した状態で加熱してそれぞれの
プレート間を接合する。
【0020】そして、ロウ付けによる接合は比較的小さ
な荷重量で行うことができるので、製造設備を簡素化
し、積層式熱交換器を構成するそれぞれのプレートの間
を密着性良く接合して、熱交換流体の漏れがなく、信頼
性が高い積層式熱交換器を歩留まり良く、安価に提供す
ることができる。
【0021】さらに、請求項5に記載したように、1次
側流体の流路となるスリットに形成した第1の流路プレ
ートと、2次側流体の流路をスリット状に形成した第2
の流路プレートとを、隔壁プレートを介して順次積層
し、ついで加圧した状態で加熱してそれぞれのプレート
間を接合したのち、前記の流路と連通するヘッダーを形
成する。
【0022】そして、それぞれのプレートを積層して加
圧する段階では、ヘッダーを形成する貫通孔が、それぞ
れのプレートに存在しないので、加圧領域が増大し、加
圧時に垂直加重が加わり難い部分の近傍まで、荷重を作
用させることができ、積層式熱交換器を構成するそれぞ
れのプレートの間を密着性良く接合して、熱交換流体の
漏れがなく、信頼性が高い積層式熱交換器を歩留まり良
く、安価に提供することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図1
0を参照して説明する。
【0024】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
るの積層式熱交換器の構成を示す構成図である。なお、
図1は積層式熱交換器の内部の構成が説明できるよう
に、一部を分解して示している。
【0025】熱交換流体Aはエンドプレート1に設置さ
れた入口管2よりヘッダー3へ流入する。ヘッダー3、
9、12、15は、貫通孔を設けた流路プレート4、6
および隔壁プレート5を順次多数積層することにより形
成される空間で、入口管2、11および出口管10、1
6と流路を結んでいる。ヘッダー3に流入した熱交換流
体Aは、平板状の第1の流路プレート4にスリット状に
形成された幅の小さい流路18を通じてより幅の広い流
路7に入る。流路7の側部には支持部8が設けられてお
り、この支持部8は各プレートを積層した際に内部の圧
力を支える部分となる。流路7を流れた熱交換流体A
は、スリット状で幅の小さい流路19を通じてヘッダー
9に集められ、出口管10より流出する。
【0026】一方、熱交換流体Bは、入口管11よりヘ
ッダー12に流入し、第2の流路プレート6に形成され
たスリット状の幅の小さい流路20を通じてより幅の広
い流路13に入る。なお、流路13の側部には上記と同
様に支持部14が設けられている。流路13を流れた熱
交換流体Bはスリット状で幅の小さい流路21を通じて
ヘッダー15で集められ、出口管16より流出する。こ
こで、第1の流路プレート4の流路18、19は流路7
よりも流路幅が小さく、流路7の両側に設けられ、第2
の流路プレート6の流路23および24は流路20、2
1は流路13よりも流路幅を小さく流路13の両側に設
けられている。隔壁プレート5には、各プレートを積層
した時にヘッダー3、9、12、そして流路15を形成
する貫通孔が設けられている。
【0027】そして流路プレート4、隔壁プレート5、
流路プレート6、隔壁プレート5の順で多数積層し、上
下両面にエンドプレート1、17を積層して完全に密着
接合することにより、積層式熱交換器を形成するので、
熱交換流体A、Bは外部に漏れることがなく、また相互
に混合されることもなく、ヘッダー3、9、12、15
および流路7、13を流れることが可能となる。この
時、流路7を流れる熱交換流体Aは、その上下に位置す
る2つの隔壁プレート5を介して、流路13を流れる熱
交換流体Bと熱交換を行うことになる。
【0028】次に、このような積層式熱交換器を製造す
る方法について、図2を参照して具体的に説明する。図
2は、図1に示した積層式熱交換器の矢印CCにおける
断面を示しており、各プレートの積層状態を解り易く示
したものである。
【0029】上下のエンドプレート1、17の間に、第
1の流路プレート4および第2の流路プレート6が、隔
壁プレート5を介して順次積層されている。各流路プレ
ート4、6および隔壁プレート5の流路7、13、1
8、19、20、21およびヘッダー3、7、12、1
5を形成する貫通孔の加工は、プレス加工により行われ
る。
【0030】第1の流路プレート4の流路7は、第2の
流路プレート6の流路13に対して隔壁プレート5を介
し、直交して対向する位置に形成されている。一方、こ
の流路7と連通しかつ流路幅の小さい流路18、19
は、第2の流路プレート6と隔壁プレート5との接触面
に対向する位置に形成されている。図2においては、流
路18m、19はヘッダー3、9の近傍に位置し、第2
の流路プレート6の左右端に位置する支持部14に対向
する位置に形成されることになる(図1参照)。第2の
流路プレート6にも、ヘッダー12、15の近傍に位置
し、第1の流路プレート4の上下端に位置する指示部1
8と対向する位置に同様な流路20、21が形成されて
いる(図1参照)。
【0031】上記の各プレートを順次積層し、上から荷
重を加えて加圧し、密着した状態で加熱することにより
一体化接合を行う。このとき、図2に示す各プレートの
外周部の矢印Cで示した部分は全てのプレートが密着し
た状態で積層されており、加圧時の垂直荷重が十分に加
わり、プレート間の密着性も良好になるため、十分に拡
散溶接が行われる。
【0032】一方、矢印Dで示した部分については、流
路7より流路幅の狭い流路18、19が設けられている
ため、その幅が小さいだけプレート部分が存在するの
で、垂直荷重が拡大され、良好な拡散溶接をすることが
できる。その結果、ヘッダー3、9近傍での接合不良を
回避することができ、ヘッダー3、9を流れる熱交換流
体Aと流路13を流れる熱交換流体Bとの混合を防止す
ることができる。
【0033】図3は、図1に示した積層式熱交換器の要
部を部分的に上側から透過して見た平面模式図であり、
加圧部E、F、Gの部分が、加圧時に垂直荷重の加わる
領域である。具体的には、ヘッダー3、9および流路
7、18、19が存在しない部分に、垂直荷重が加わる
ことになる。図2の矢印Cで示した部分の垂直荷重は、
加圧部Eで示された領域に作用し、また、図2の矢印D
で示した部分の垂直荷重は、加圧部Fで示された領域に
作用する。流路幅の小さい流路18がない場合は、垂直
荷重は加圧部Gと同等の面積の領域に加わることにな
る。
【0034】このように、流路7より幅の狭い流路18
を流路7の端部に設けることにより、加圧部Gよりも面
積の広い加圧部Fに垂直荷重が加わることになり、加圧
領域が拡大される。
【0035】したがって、流路7をスリット状に形成し
た平板状の第1の流路プレート4と、流路13をスリッ
ト状に形成した平板状の第2の流路プレート6とを、平
板状の隔壁プレート5を介して順次積層して一体構造の
積層式熱交換器を形成する場合、第2の流路プレート6
と隔壁プレート5との接触面と対向する位置にある第1
の流路プレート4の流路18、19の幅を、対向しない
位置にある流路7の幅よりも小さくし、かつ、第1の流
路プレート4と隔壁プレート5との接触面と対向する位
置にある第2の流路プレート6の流路20、21の幅
も、対向しない位置にある流路13の幅よりも小さくす
ると、加圧時に垂直荷重が加わり難い部分の荷重量を増
大させ、プレート間の密着性を確保することができ、歩
留まりに優れ信頼性の高い積層式熱交換器を提供するこ
とができる。
【0036】なお、実施例1では、第2の流路プレート
6と隔壁プレート5との接触面と対向する位置におい
て、第1の流路プレート4の流路幅を小さくするとした
が、接合不良を起こしても熱交換流体A、Bが混合する
惧れがないヘッダー近傍以外の位置の部分については、
特に流路幅を変える必要はなく、これは、第2の流路プ
レート6の場合についても同様である。
【0037】(実施例2)図4は本発明の実施例2によ
る積層式熱交換器の構成を示す模式図であり、実施例1
とほぼ同様の構成であるため、ここでは説明を省略す
る。実施例1の場合と異なるのは、第1の流路プレート
4の流路7の端部から突出状の加圧補助部22、23を
設けて部分的に加圧領域を拡大している点である。な
お、第2の流路プレート6の流路13の端部にも同様に
突出状の加圧補助部24、25を設けている。流路プレ
ート4、6の加圧補助部22、23、24、25は、流
路7、13およびヘッダー3、9、12、15を形成す
る貫通孔の加工と同時にプレス加工により形成される。
【0038】図5は、図4に示した積層式熱交換器の矢
印CCにおける断面を示しており、積層時の各プレート
の設置状態を解り易く示したものである。上下のエンド
プレート1、17の間に、第1の流路プレート4および
第2の流路プレート6が、隔壁プレート5を介して順次
積層されている。
【0039】第1の流路プレート4の加圧補助部22、
23は、第2の流路プレート6と隔壁プレート5との接
触面と対向する位置に形成され、図5に示す場合におい
ては、第2の流路プレート6の左右端に位置する支持部
14と隔壁プレート5を介して対向する位置に形成され
ている。なお、第2の流路プレート6にも、同様な位置
に加圧補助部24、25が形成されている。
【0040】このような、加圧補助部22、23が設け
られている流路プレート4と、加圧補助部24、25が
設けられている流路プレート6とを隔壁プレート5を介
して積層し、上から荷重を加えて加圧し、密着した状態
で加熱することにより一体化接合を行う。このとき、外
周部の矢印Cで示した部分では全てのプレートが密着し
た状態で積層されており、加圧時の垂直荷重が十分に加
わってプレート間の密着性も良好になるため、十分に拡
散溶接が行われる。
【0041】一方、矢印Dで示した部分についても、流
路7に突出する加圧補助部22、23が設けられている
ため、それにより垂直荷重が加わる面積が増大して垂直
荷重が拡大され、良好な拡散溶接をすることができる。
そして、ヘッダー3、9近傍での接合不良を回避するこ
とができ、ヘッダー3、9を流れる熱交換流体Aと流路
13を流れる熱交換流体Bとの混合を防止することがで
きる。
【0042】図6は、図4に示した積層式熱交換器の要
部を部分的に上側から透過して見た平面模式図であり、
加圧部E、G、Hの部分が垂直荷重の加わる領域であ
る。具体的には、ヘッダー3、9および流路7、13が
存在しない部分に、垂直荷重が加わることになる。図5
の矢印Cで示した部分の垂直荷重は、加圧部Eで示され
た領域に作用し、また、図5の矢印Dで示した部分の垂
直荷重は、加圧部G、Hで示された領域に作用する。流
路7に加圧補助部22、23がない場合は、垂直荷重は
加圧部Gにのみ加わることになる。このように、加圧補
助部22、23を設けることにより、加圧部Gに加え
て、加圧部Hにも垂直荷重が加わることになり、加圧領
域が拡大されることになる。
【0043】したがって、流路7をスリット状に形成し
た平板状の第1の流路プレート4と、流路13をスリッ
ト状に形成した平板状の第2の流路プレート6とを、平
板状の隔壁プレート5を介して順次積層して一体構造の
積層式熱交換器を形成する場合、第2の流路プレート6
と隔壁プレート5との接触面と対向する位置にある第1
の流路プレート4の流路7に、その端部から内方へ突起
する加圧補助部22、23を設け、さらに第1の流路プ
レート4と隔壁プレート5との接触面と対向する位置に
ある第2の流路プレート6の流路13、その端部から内
方へ突出する加圧補助部24、25を設けているので、
加圧時に垂直荷重が加わり難い部分の荷重量を増大さ
せ、プレート間の密着性を確保することができ、歩留ま
りに優れ信頼性の高い積層式熱交換器を提供することが
できる。
【0044】(実施例3)図7は本発明の実施例3によ
る積層式熱交換器の構成を示す模式図であり、実施例
1、2とほぼ同様の構成であるため、ここでは説明を省
略する。
【0045】実施例2と異なるのは、流路プレート4、
6および隔壁プレート5を積層して接合時には、流路プ
レート4、6と、隔壁プレート5とには、ヘッダー3、
9、12、15を形成する部分に貫通孔が形成されてい
ない点である。ヘッダー3、9、12、15は、流路プ
レート4、6および隔壁プレート5を積層し、加圧した
状態で加熱して、各プレート間を接合した後、ワイヤー
カット加工等の切削加工により形成する。なお、エンド
プレート1には、入口管2、11を設置した入口部材2
6、27と、出口管10、16を設置した出口部材2
8、29とが溶接等により接合されている。また、エン
ドプレート17には、ヘッダー3、9、12、15の底
面を閉塞する閉塞部材30が溶接等により接合されてい
る。こうして、熱交換流体A、Bとは外部に漏れること
なく、ヘッダー3、9、12、15および流路7、13
を流れることが可能となる。この時、流路7を流れる熱
交換流体Aは、その上下に位置する2つの隔壁プレート
5を介して、流路13を流れる熱交換流体Bと熱交換を
行うことになる。
【0046】図8は、図7に示した積層式熱交換器の矢
印CCにおける断面を示しており、積層時の各プレート
の設置状態を解り易く示したものである。上下のエンド
プレート1、17の間に、第1の流路プレート4および
第2の流路プレート4および6が、隔壁プレート5を介
して順次積層されている。
【0047】第1の流路プレート4の加圧補助部22、
23は、第2の流路プレート6と隔壁プレート5との接
触面と対向する位置に形成され、図8に示す場合におい
ては、第2の流路プレート6の左右端に位置する支持部
14と隔壁プレート5を介して対向する位置に形成され
ている。なお、第2の流路プレート6にも、同様な位置
に加圧補助部24、25が形成されている。
【0048】内方に突出する加圧補助部22、23が設
けられている流路プレート4と、内方に突出する加圧補
助部24、25が設けられている流路プレート6とを隔
壁プレート5を介して積層し、上から荷重を加えて加圧
し、密着した状態で加熱することにより一体化接合を行
う。このとき、外周部の矢印Cで示した部分では全ての
プレートが密着した状態で積層されており、加圧時の垂
直荷重が十分に加わってプレート間の密着性も良好にな
るため、十分に拡散溶接が行われる。
【0049】一方、矢印Dで示した部分についても、流
路7に突出する加圧補助部22、23が設けられている
ため、その部分にも荷重が加わって垂直荷重が拡大さ
れ、良好な拡散溶接をすることができる。そしてヘッダ
ー3、9近傍での接合不良を回避することができ、ヘッ
ダー3、9を流れる熱交換流体Aと流路13を流れる熱
交換流体Bとの混合を防止することができる。
【0050】図9は、図7に示した積層式熱交換器の要
部を部分的に上側から透過して見た平面模式図であり、
加圧部E、G、H、Iの部分が垂直荷重の加わる領域で
ある。具体的には、流路7、13が存在しない部分に、
垂直荷重が加わることになる。図8の矢印Cで示した部
分の垂直荷重は、加圧部Eで示された領域に作用し、ま
た、図8の矢印Dで示した部分の垂直荷重は、加圧部
G、H、Iで示された領域に作用する。流路7に加圧補
助部22、23がない場合は、垂直荷重は加圧部Gにの
み加わることになる。このように、加圧補助部22、2
3を設けることにより、加圧部Gに加えて、加圧部Hに
も垂直荷重が加わることになり、加圧領域が拡大される
ことになる。また、ヘッダー3、9、12、15に相当
する部分は積層後に加工するため、加圧部Iにも垂直荷
重が加わることになる。したがって、加圧が不十分なこ
とにより接合不良を発生する領域を著しく低減すること
ができ、良好な拡散溶接をすることができる。
【0051】したがって、流路7をスリット状に形成し
た平板状の第1の流路プレート4と、流路13をスリッ
ト状に形成した平板状の第2の流路プレート6とを、平
板状の隔壁プレート5を介して順次積層して一体構造の
積層式熱交換器を形成する場合、これら積層したものを
加圧した状態で加熱することにより接合を行った後、流
路プレート4、6の流路7、13と連通するヘッダー
3、9、12、15を切削加工により形成するので、加
圧領域が格段に増大され、加圧時に垂直荷重が加わり難
い部分のごく近傍まで荷重を作用することができ、プレ
ート間の密着性を確保することができ、より確実に信頼
性の高い積層式熱交換器を提供することができる。
【0052】(実施例4)本発明の実施例4による積層
式熱交換器の構成は、図4に示した実施例2の場合の構
成とほぼ同様であるため、ここでは説明を省略する。実
施例2の場合と異なるのは、第1の流路プレートおよび
第2の流路プレート6と隔壁プレート5との間にロウ材
が設置されている点である。
【0053】図10は、図4に示した積層式熱交換器の
矢印CCにおける断面を示しており、積層時の各プレー
トの設置状態を解り易く示したものである。上下のエン
ドプレート1、17の間に、鍍金によりロウ材層31を
両面に設けた第1の流路プレート4および鍍金によりロ
ウ材層32を両面に設けた第2の流路プレート4、6
が、隔壁プレート5を介して順次積層されている。流路
プレート4、6および隔壁プレート5の流路7、13お
よびヘッダー3、9、12、15を形成する貫通孔の加
工は、プレス加工により行われ、表面にはロウ材層を形
成する鍍金処理が施される。例えば、各プレートの材質
がステンレスである場合、鍍金としてはニッケルとリン
を主成分としたものが一般的であり、通常の無電解鍍金
法または電気鍍金法により行うことができる。
【0054】このように、表面にロウ材層31、32が
形成された流路プレート46を積層し、上から荷重を加
えて加圧し、密着した状態で加熱することにより一体化
接合を行う。このとき、外周部の矢印Cで示した部分は
全てのプレートおよびロウ材層が密着した状態で積層さ
れており、加圧時の垂直荷重が十分に加わりプレート間
の密着性も良好になるため、十分なロウ付けが行われ
る。一方、矢印Dで示した部分についても、流路7に、
流路幅の小さい流路18、19、20、21もしくは加
圧補助部22、23が設けられているため、それらによ
り垂直荷重が拡大され、良好なロウ付けをすることがで
きる。
【0055】ロウ付けによる接合は、一般に拡散溶接に
比べ低荷重で行うことができるので、接合に必要な製造
設備が簡素化でき、安価で歩留まりに優れ信頼性の高い
積層式熱交換器を提供することができる。
【0056】なお、上記の実施例1、2および4では、
隔壁プレート5は全て同一形状の貫通孔を有するものと
して説明したが、流路構成に応じて異なる形状としても
良い。また、各プレートに流路や貫通孔をプレス加工に
より形成するとしたが、エッチング加工等により形成し
ても良い。また、実施例4では、ロウ材として各流路プ
レートの両面に鍍金によりロウ材層を形成するとした
が、ペースト状のロウ材をスクリーン印刷により塗布す
るものや、シート状のロウ材を挿入するもの等、ロウ材
を容易に設置できるものであれば、いかなる方法でも良
い。
【0057】さらに実施例2、3および4では、第2の
流路プレート6と隔壁プレート5との接触面と対向する
位置において、第1の流路プレート4の流路7に加圧補
助部を設けるとしたが、接合不良を起こしても熱交換流
体A、Bが混合しないヘッダー近傍以外の位置である場
合は、特に加圧補助部を設けなくても構わない。これ
は、第2の流路プレート6の場合についても同様であ
る。
【0058】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0059】請求項1によれば、1次側熱交換流体の流
路をスリット状に形成した第1の流路プレートと、2次
側熱交換流体の流路をスリット状に形成した第2の流路
プレートとを、隔壁プレートを介して順次積層して積層
式熱交換器を構成し、前記第2の流路プレートと隔壁プ
レートとの接触面と対向する位置にある第1の流路プレ
ートの流路の幅が他の位置にある流路の幅よりも小さ
く、かつ前記第1の流路プレートと隔壁プレートとの接
触面と対向する位置にある第2の流路プレートの流路の
幅が他の位置にある流路の幅よりも小さくしているの
で、流路プレート上に形成された流路の幅を変えるだけ
の簡単な方法で、加圧時に垂直荷重が加わり難い部分の
荷重量を増大させ、プレート間の密着性を良好にして熱
交換流体の漏れがなく、歩留まりに優れ信頼性の高い積
層式熱交換器を提供することができる。
【0060】また、請求項2によれば、請求項1の場合
と同様な構成の積層式熱交換器において、第2の流路プ
レートと隔壁プレートとの接触面と対向する位置にある
第1の流路プレートの流路に、その端部から突出する加
圧補助部を設け、さらに第1の流路プレートと隔壁プレ
ートとの接触面と対向する位置にある第2の流路プレー
トの流路にもその端部から突出する加圧補助部を設けて
いるので、流路プレート上に加圧補助部を設けるだけの
簡単な方法で、加圧時に垂直荷重が加わり難い部分の荷
重量を増大させ、プレート間の密着性を良好にして熱交
換流体の漏れがなく、歩留まりに優れ信頼性の高い積層
式熱交換器を提供することができる。
【0061】また請求項3によれば、請求項1または2
に記載した積層式熱交換器を製造する場合に、第1の流
路プレートと第2の流路プレートとを、隔壁プレートを
介して順次積層し、ついで加圧した状態で加熱すること
によりそれぞれのプレート間の接合を行うので、煩雑な
工程を必要としない拡散溶接により、熱交換流体の漏れ
がなく歩留まりに優れ、信頼性の高い積層式熱交換器を
提供することができる。
【0062】また、請求項4によれば、請求項1または
2に記載した積層式熱交換器を製造する場合に、第1の
流路プレートと隔壁プレートとの間および第2の流路プ
レートと隔壁プレートとの間にロウ材を設置し、加圧し
た状態で加熱することにより接合を行うので、比較的小
さな荷重量でそれぞれのプレート間をロウ付けにより接
合することができるため、製造設備を簡素化することが
でき、安価で歩留まりに優れ、信頼性の高い積層式熱交
換器を提供することができる。
【0063】さらに、請求項5によれば、1次側熱交換
流体の流路をスリット状に形成した第1の流路プレート
と、2次側熱交換流体の流路をスリットに形成した第2
の流路プレートとを、隔壁プレートを介して順次積層
し、ついでこれらを加圧した状態で加熱することにより
それぞれのプレート間の接合を行った後に、流路プレー
トの各流路と連通するヘッダーを切削加工などにより形
成しているので、加圧領域が格段に増大され、加圧時に
垂直荷重が加わり難い部分のごく近傍まで荷重を作用さ
せることができ、それぞれのプレート間の密着性を良好
にし、より確実に信頼性の高い積層式熱交換器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における積層式熱交換器の構
成模式図
【図2】同積層式熱交換器の要部を断面した模式図
【図3】同積層式熱交換器における要部の平面模式図
【図4】本発明の実施例2における積層式熱交換器の構
成模式図
【図5】同積層式熱交換器の要部を断面した模式図
【図6】同積層式熱交換器における要部の平面模式図
【図7】本発明の実施例3における積層式熱交換器の構
成模式図
【図8】同積層式熱交換器の要部を断面した模式図
【図9】同積層式熱交換器における要部の平面模式図
【図10】本発明の実施例4における積層式熱交換器の
要部を断面した模式図
【図11】従来における積層式熱交換器の構成模式図
【図12】同積層式熱交換器の要部を断面した模式図
【図13】同積層式熱交換器における要部の平面模式図
【符号の説明】
3、9、12、15 ヘッダー 4、6 流路プレート 5 隔壁プレート 7、113 流路 18、19、20、21 幅の小さい流路 22、23、24、25 加圧補助部 31、32 ロウ材層 A、B 熱交換流体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次側流体の流路をスリット状に形成した
    第1の流路プレートと、2次側熱交換流体の流路をスリ
    ット状に形成した第2の流路プレートとを、隔壁プレー
    トを介して順次積層し、前記の第2の流路プレートと隔
    壁プレートとの接触面と対向する位置にある第1の流路
    プレートの流路の幅が他の位置にある流路の幅よりも小
    さく、前記の第1の流路プレートと隔壁プレートとの接
    触面と対向する位置にある第2の流路プレートの流路の
    幅が他の位置にある流路の幅よりも小さくした積層式熱
    交換器。
  2. 【請求項2】1次側流体の流路をスリット状に形成した
    第1の流路プレートと、2次側熱交換流体の流路をスリ
    ット状に形成した第2の流路プレートとを、隔壁プレー
    トを介して順次積層し、前記の第2の流路プレートと隔
    壁プレートとの接触面と対向する位置にある第1の流路
    プレートの流路に、その端部から突出する加圧補助部を
    設け、前記の第1の流路プレートと隔壁プレートとの接
    触面と対向する位置にある第2の流路プレートの流路
    に、端部から突出する加圧補助部を設けた積層式熱交換
    器。
  3. 【請求項3】1次側熱交換流体の流路に荷重量増大手段
    を形成した第1の流路プレートと、2次側熱交換流体の
    流路に荷重量増大手段を形成した第2の流路プレートと
    を、隔壁プレートを介して順次積層し、ついで加圧した
    状態で加熱してそれぞれのプレート間を接合する積層式
    熱交換器の製造方法。
  4. 【請求項4】1次側熱交換流体の流路に荷重量増大手段
    を形成し、表面にロウ材を設置した第1の流路プレート
    と、2次側熱交換流体の流路に荷重量増大手段を形成
    し、表面にロウ材を設置した第2の流路プレートとを、
    隔壁プレートを介して順次積層し、ついで加圧した状態
    で加熱してそれぞれのプレート間を接合する積層式熱交
    換器の製造方法。
  5. 【請求項5】1次側流体の流路となるスリットに形成し
    た第1の流路プレートと、2次側流体の流路をスリット
    状に形成した第2の流路プレートとを、隔壁プレートを
    介して順次積層し、ついで加圧した状態で加熱してそれ
    ぞれのプレート間を接合したのち、前記の流路と連通す
    るヘッダーを形成する積層式熱交換器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004028379A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱交換器
JP2007139288A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱交換器および空気調和機
JP2012057823A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Denso Corp 磁気冷凍材料を用いたマイクロチャネル熱交換器の製造方法
KR101408977B1 (ko) 2013-02-14 2014-06-17 아이스파이프 주식회사 히트싱크

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