JP3146246B1 - プレート式熱交換器及びその溶接方法 - Google Patents

プレート式熱交換器及びその溶接方法

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JP3146246B1 JP29647299A JP29647299A JP3146246B1 JP 3146246 B1 JP3146246 B1 JP 3146246B1 JP 29647299 A JP29647299 A JP 29647299A JP 29647299 A JP29647299 A JP 29647299A JP 3146246 B1 JP3146246 B1 JP 3146246B1
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Abstract

【要約】 【課題】 接触部同士を容易且つ的確に接触させて、そ
の溶接作業をきわめて高品質かつ容易に行い得るプレー
ト式熱交換器及びその溶接方法を提供する。 【解決手段】 孔部7の周縁の接触部11において互い
に溶接され、外周側において互いに離間して第1流路9
Aを形成する一対のプレートPから成るプレート対Cを
複数並設する。このプレート対Cと、隣接するプレート
対Cとの間に、孔部7と連通する第2流路9Bを形成す
る。プレート対Cは、接触部11付近において隣接する
プレート対Cと当接する当接部15を有し、溶接に際し
て一方のプレート対Cの接触部11同士を接触させる押
圧力を、上記当接部15を介して、隣接するプレート対
Cの接触部11同士を接触させるように作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレート式熱交
換器及びその溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種、プレート式熱交換器としては、
図5に示すように、流体出入り口53を有するケーシン
グ51内に、複数の孔部57A、57Bを有する複数の
プレートPが、その孔部57A、57Bを上記流体出入
り口53に対応させて積み重ねられている。この複数の
プレートPのうち、第1流路59Aを形成する一対のプ
レートPからなるプレート対Cは、第2孔部57Bの周
縁の接触部61において互いに溶接され、この接触部6
1よりも外周側においてプレートP同士が離間し、第1
流路59Aを形成している。また、上記第1流路59A
を形成するプレート対Cが、隣接するプレート対Cとに
よって、上記第2孔部57Bから流体が流入する第2流
路59Bを形成するよう設けられており、この第2流路
59Bを形成するプレートP同士は、第1孔部57Aの
周縁において接触するように屈曲されており、その周縁
の接触部61において溶接されている。これにより、各
流体出入り口53から流入した流体が、第1孔部57A
を介して第1流路59Aに流れ込む一方、第2孔部57
Bを介して第2流路59Bに流れ込むことによって、各
流路59A、59Bの流体が熱交換を行うものであっ
た。
【0003】この図5に示すプレート式熱交換器におい
ては、ケーシング51と対向する縁部にスペーサーSを
介設して複数のプレートPを積み重ねており、これによ
りプレートP間の距離が調整されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図5に示すプレー
ト式熱交換器では、孔部57A、57Bの周縁の接触部
61同士の溶接に際して、プレートPの接触部61同士
を、溶接が可能となるようにその全周にわたって接触さ
せる必要がある。しかしながら、積み重ねられた複数の
プレートPの接触部61同士を全てほぼ接触させるのは
困難であり、所定範囲以上の隙間を生じた場合には溶接
不良が生じる問題があった。つまり、最上方のプレート
Pをその下側のプレートPに押圧することにより、最上
方のプレート対Cの接触部61同士は接触させることが
できるものの、それよりも下側のプレート対Cにあって
は、その接触部61同士を接触させる方向に押圧力を作
用させることが困難なため、接触部61の接触不良が生
じるという問題を有していた。
【0005】さらに、プレートP同士の距離を一定に保
つべく、スペーサーSが介在されているものの、スペー
サーSが介在される位置が孔部57から遠いので、プレ
ートPのソリ等によって、孔部57の周縁においてプレ
ート対Cの接触部61間の距離が一定しない。このた
め、溶接作業に際して各接触部61の位置を確実に検出
しなければ、溶接不良が生じるという問題を有してい
た。
【0006】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、接触部同士を容
易且つ確実に接触させることができ、そのためその接触
部の溶接作業を良好な品質でもって確実に行うことがで
きるプレート式熱交換器及びその溶接方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のプレー
ト式熱交換器は、孔部7を有し、この孔部7の周縁の接
触部11において互いに溶接され、この接触部11より
も外周側において互いに離間して第1流路9Aを形成す
第1プレートPと第2プレートPとからなるプレート
対Cが複数並設されて成り、特定の第1プレート対C
と、これとは隣接する他の第2プレート対Cとの間に、
上記孔部7から流体が流入する第2流路9Bを形成する
プレート式熱交換器であって、上記第1プレート対Cに
は、上記接触部11付近において隣接する第2プレート
対Cと当接する当接突部15を設け、第1プレート対C
において、第1プレートPに対し、第2プレートP側へ
の押圧力を作用させることにより、上記第1プレート対
Cの接触部11同士を接触させたときに、この押圧力を
上記当接突部15を介して、上記第2プレート対Cにお
ける第1プレートPに作用させてこの第1プレートPの
接触部11を、第2プレートPの接触部11に接触さ
せ、これにより溶接に際して特定のプレート対Cの接触
部11同士を接触させる押圧力が、上記当接突部15を
介して、隣接する他のプレート対Cの接触部11同士を
接触させるように作用するよう設けられていることを特
徴としている。
【0008】 上記請求項1のプレート式熱交換器で
は、積み重ねたプレート対Cを溶接するに際して、例え
ば上側の第1プレート対Cの上側の第1プレートPを下
方に押圧することで、その第1プレート対Cの接触部1
1同士を接触させるのみならず、その押圧力が接触部1
1付近に設けられた当接突部15を介して下側の第2
レート対Cの接触部11同士を接触させるように作用す
るため、各プレート対Cの接触部11の接触を確実なも
のとすることができる。
【0009】しかも、上記当接突部15は、従来のスペ
ーサーと異なり、接触部11の付近に設けられているの
で、溶接に際して接触部11におけるプレート対C同士
の距離を一定範囲内に確保することができる。
【0010】また請求項2のプレート式熱交換器は、上
記当接突部15は、隣接するプレート対Cの対向するプ
レートPそれぞれに、互いに当接すべく第2流路9B側
に突出して設けられていることを特徴としている。
【0011】上記請求項2のプレート式熱交換器では、
プレート対Cの対向するプレートPに当接突部15がそ
れぞれ設けられているので、当接突部15の突出高さを
低くすることができる。このため、プレートPを例えば
プレス加工して当接突部15を形成する場合にあって
は、そのプレートPの強度を低下させることなく、比較
的容易に当接突部15を形成することができる。
【0012】また請求項3のプレート式熱交換器は、上
記プレート対Cの少なくとも一方のプレートPには、上
記当接突部15よりも外周側において、他方のプレート
Pに当接する受け突部19が第1流路9A側に突出して
設けられていることを特徴としている。
【0013】上記請求項3のプレート式熱交換器では、
プレート対Cの接触部11同士を接触させるために上記
当接突部15に作用する押圧力が、受け突部19を支点
として接触部11を接触させる方向に作用する。従っ
て、各プレート対Cの接触部11の接触を一段と確実な
ものとすることができる。また上記押圧力が、この接触
部11、上記当接突部15、受け突部19に分散して均
等に作用することになるため、当接突部15よりも外周
側のプレートPのソリ等を的確に防止することができ
る。しかも、このようにプレートPのソリ等を防止でき
るので、接触部11におけるプレート対C同士の距離を
一定範囲内により確実に確保することができる。
【0014】また請求項4のプレート式熱交換器は、上
記受け突部19は、上記プレート対Cを構成する一対の
プレートPに、互いに当接すべくそれぞれ突出して設け
られていることを特徴としている。
【0015】上記請求項4のプレート式熱交換器では、
受け突部19がプレート対Cを構成するプレートPにそ
れぞれ設けられているので、受け突部19の突出高さを
低くすることができる。このため、プレートPを例えば
プレス加工して受け突部19を形成する場合にあって
は、そのプレートPの強度を低下させることなく、比較
的容易に受け突部19を形成することができる。
【0016】 請求項5のプレート式熱交換器の溶接方
法は、端部において互いに接触する接触部11と、この
接触部11から互いに離間して延びる部分とを有する
1プレートPと第2プレートPとから成るプレート対C
を所定の間隔をおいて複数並設して成るプレート式熱交
換器の溶接方法であって、特定の第1プレート対Cに
は、上記接触部11付近において隣接する他の第2プレ
ート対Cと当接する当接突部15を設け、第1プレート
対Cにおいて、第1プレートPに対し、第2プレートP
側への押圧力を作用させることにより、上記第1プレー
ト対Cの接触部11同士を接触させたときに、この押圧
力を上記当接突部15を介して、上記第2プレート対C
における第1プレートPに作用させてこの第1プレート
Pの接触部11を、第2プレートPの接触部11に接触
させ、これにより特定のプレート対Cの接触部11同士
を接触させる方向に作用させ押圧力が、上記当接突部
15を介して、隣接する他のプレート対Cの接触部11
同士を接触させた状態において上記接触部11の溶接
を行うことを特徴としている。
【0017】 上記請求項5のプレート式熱交換器の溶
接方法によれば、積み重ねたプレート対Cを溶接するに
際して、例えば上側の第1プレート対Cの上側の第1
レートPを下方に押圧することで、その第1プレート対
Cの接触部11同士を接触させるのみならず、その押圧
力が接触部11付近に設けられた当接突部15を介して
下側の第2プレート対Cの接触部11同士を接触させる
ように作用するため、各プレート対Cの接触部11の接
触を確実なものとすることができる。そしてこの状態に
おいて溶接を行うので、良好な品質でもって確実な溶接
作業を行うことが可能となる。
【0018】しかも、上記当接突部15は、従来のスペ
ーサーと異なり、接触部11の付近に設けられているの
で、溶接に際して接触部11におけるプレート対C同士
の距離を一定範囲内に確保することができる。
【0019】請求項6のプレート式熱交換器の溶接方法
は、上記プレート対Cの少なくとも一方のプレートPに
は、上記当接突部15よりも反接触部11側において、
他方のプレートPに当接する受け突部19を上記他方の
プレートP側に突出して設けていることを特徴としてい
る。
【0020】上記請求項6のプレート式熱交換器の溶接
方法では、プレート対Cの接触部11同士を接触させる
ために上記当接突部15に作用する押圧力が、受け突部
19を支点として接触部11を接触させる方向に作用す
る。従って、各プレート対Cの接触部11の接触を一段
と確実なものとすることができる。また上記押圧力が、
この接触部11、上記当接突部15、受け突部19に分
散して均等に作用することになるため、当接突部15よ
りも外周側のプレートPのソリ等を的確に防止すること
ができる。しかも、このようにプレートPのソリ等を防
止できるので、接触部11におけるプレート対C同士の
距離を一定範囲内により確実に確保することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態のプレ
ート式熱交換器を図面を参照して詳細に説明する。な
お、図1は、一実施の形態に係るプレート式熱交換器の
概略的斜視図で、図2は、このプレート式熱交換器のプ
レート群の積層パターンを表した断面図であり、図3
は、図2の要部拡大図である。また、図4は、同実施形
態のプレート式熱交換器のプレートの要部平面図であ
る。
【0022】本実施形態のプレート式熱交換器は、図1
に示すように、ケーシング1と、このケーシング1内に
複数積層されたプレートPから成り、その内部に熱交換
を行う第1流体と第2流体とが流れるようになってい
る。
【0023】上記ケーシング1には液体等の流体が流入
及び流出する流体出入り口3が複数設けられており、本
実施形態においては、第1流体が流入する第1流入口3
aと、第2流体が流入する第2流入口3bと、第1流体
が流出する第1流出口3cと、第2流体が流出する第2
流出口3dとの4つの流体出入り口3が設けられてい
る。
【0024】また、プレート群5を構成するプレートP
は、ステンレス鋼等の金属製の板材をプレス加工するこ
とにより得られたものである。このプレートPには、上
記ケーシング1の流体出入り口3に対応するように孔部
7がそれぞれ形成されている。なお、以下の説明におい
て、第1流入口3a及び第1流出口3cに対応した孔部
7を第1孔部7Aと、第2流入口3b及び第2流出口3
dに対応した孔部7を第2孔部7Bという。
【0025】上記プレート群5は、図2に示すように、
第1孔部7Aと連接される第1流路9Aと、第2孔部7
Bと連接される第2流路9Bとを形成するよう設けられ
ている。
【0026】このプレート群5は、第1流路9Aを形成
する一対のプレートPから成るプレート対Cが複数並設
されて構成されている。この第1流路9Aを形成するプ
レート対CのプレートP同士は、第2孔部7Bの周縁の
接触している接触部11において互いに溶接されるよう
になっており、この接触部11よりも外周側において互
いに離間し、第1孔部7Aにおいても互いに離間してお
り、第1孔部7Aに向けて開口している。これにより、
第1流入口3aから流入した流体が、第1孔部7Aを介
して、上記プレート対CのプレートP間に形成された第
1流路9Aに流れ込むように設けられている。より具体
的には、この第1流路9Aを形成するプレート対Cの上
側のプレートPは、第2孔部7Bにおける接触部11が
平坦で、その孔部7Bの外周側で上方に屈曲された離間
部12を有し、その離間部12の端部から平坦に設けら
れた平坦部13を有している。一方、プレート対Cの下
側のプレートPは、第2孔部7Bにおける接触部11が
平坦で、その孔部7Bの外周側で下方に屈曲された離間
部12を有し、その離間部12の端部から平坦に設けら
れた平坦部13を有している。そして、この二つのプレ
ートPの接触部11同士を溶接することにより、平坦部
13同士及び離間部12同士の間に上記第1流路9Aが
形成されている。
【0027】一方、上記第1流路9Aを形成するプレー
ト対Cは、隣接するプレート対Cと共に、第2孔部7B
から流体が流入する上記第2流路9Bを形成するよう設
けられている。つまり、この第2流路9Bを形成するプ
レートP同士(プレート対Cの上側のプレートPとこの
プレート対Cの上側のプレート対Cの下側のプレート
P)は、第1孔部7Aの周縁において接触するように屈
曲されており、この第1孔部7Aの周縁の接触部11に
おいて溶接されにようになっており、この接触部11か
ら第1孔部7Aの外周方向において互いに離間し、第2
孔部7Bにおいても互いに離間しており、第2孔部7B
に向けて開口している。これにより、第2流入口3bか
ら流入した流体が、第2孔部7Bを介して、プレート対
Cと隣接するプレート対Cとの間に形成された第2流路
9Bを流れるように設けられている。より具体的には、
上記プレート対Cの下側のプレートP(第2流路9Bを
形成する一対のプレートPのうち上側のプレートP)
は、第1孔部7Aにおける接触部11が平坦で、その孔
部7Aの外周側で上記平坦部13に向けて上方に屈曲さ
れた離間部12を有している。一方、プレート対Cの上
側のプレートP(第2流路9Bを形成するプレートPの
うち下側のプレートP)は、第1孔部7Aにおける接触
部11が平坦で、その孔部7Aの外周側で上記平坦部1
3に向けて下方に屈曲された離間部12を有している。
そして、この二つのプレートPの接触部11同士を溶接
することにより、平坦部13同士及び離間部12同士の
間に第2流路9Bが形成されている。
【0028】このため、第1流入口3aから流入した流
体が第1流路9Aを流れて第1流出口3cから流出さ
れ、また第2流入口3bから流入した他の流体が第2流
路9Bを流れて第2流出口3dから流出されるよう設け
られている。これにより、第1流路9Aを流れる流体と
第2流路9Bを流れる流体とが熱交換が行われる。
【0029】なお、接触部11の溶接は、TIG溶接、
MIG溶接等のアーク溶接により行われるが、アーク溶
接等の融接によるほか、硬ろう付等のろう接によること
も可能である。
【0030】さらに、上記プレート対Cの上側のプレー
トPには、第2孔部7Bにおける接触部11付近におい
て、そのプレート対Cの上側のプレート対Cの下側のプ
レートPに当接する当接突部15が上方に向けて(第2
流路9B側に)突出して設けられている。この当接突部
15は、プレートPの平坦部13に設けられており、図
3に示しているように、平坦部13から立ち上がった立
ち上がり部16と、この立ち上がり部16の端部から平
坦部13に平行に設けられた上面部17とから成る。
【0031】一方、この当接突部15に対向するプレー
トP(上記プレート対Cの上側のプレート対Cの下側の
プレートP)には、当接突部15と対向する部分におい
て、下方に向けて(第2流路9B側に)突出した当接突
部15が設けられている。この当接突部15も図3に示
すように立ち上がり部16と上面部17とから成り、当
接突部15の上面部17同士が、溶接に際してプレート
Pに作用させる押圧力によって面接触(当接)するよう
に設けられている。
【0032】また、上記プレート対CのプレートPに
は、それぞれ、上記当接突部15よりも外周側におい
て、他方のプレートPに当接する受け突部19が第1流
路9A側に突出して設けられている。この受け突部19
は、当接突部15よりも外周側の平坦部13に設けられ
ており、図3に示すように、平坦部13からプレート対
Cの接触部11の高さまで下降した下降部20と、この
下降部20の端部から平坦部13及び接触部11に平行
に設けられた下面部21とから成る。そして、このプレ
ート対Cの各プレートPの受け突部19の下面部21同
士が、溶接に際してプレートPに作用させる押圧力によ
って面接触(当接)するように設けられている。
【0033】さらに、第1孔部7Aの接触部11の付近
においても、図2に示すように、プレートPには上述の
ような当接突部15及び受け突部19が設けられてい
る。なお、この受け突部19も当接突部15よりも第1
孔部7Aの外周側に設けられているが、第1流路9Aを
形成する上記プレート対CのプレートPの当接突部15
同士が当接し、隣接するプレート対CのプレートPの受
け突部19同士が当接するように設けられている。
【0034】すなわち、上記プレート対CのプレートP
には、それぞれ、孔部7Aにおける接触部11付近にお
いて、他方のプレートPに当接する当接突部15が第1
流路9A側に向けて突出して設けられている。この当接
突部15は、プレートPの平坦部13に設けられてお
り、平坦部13からプレート対Cの第2孔部7Bにおけ
る接触部11の高さまで下降した下降部20と、この下
降部20の端部から平坦部13及び接触部11に平行に
設けられた下面部21とから成り、このプレート対Cの
各プレートPの受け突部19の下面部21同士が溶接に
際してプレートPに作用させる押圧力によって面接触
(当接)するように設けられている。
【0035】また、第2流路9Bを形成する一対のプレ
ートPのうち下側のプレートP(上記プレート対Cの上
側のプレートP)には、第1孔部7Aにおける接触部1
1付近において、その上側のプレートP(そのプレート
対Cの上側のプレート対Cの下側のプレートP)に当接
する受け突部19が上方に向けて(第2流路9B側に)
突出して設けられている。この受け突部19は、上記当
接突部15よりも外周側において、プレートPの平坦部
13に設けられており、平坦部13から立ちあがった立
ち上がり部16と、この立ち上がり部16の端部から平
坦部13に平行に設けられた上面部17とから成る。一
方、この当接突部15に対向するプレートP(上記プレ
ート対Cの上側のプレート対Cの下側のプレートP)に
は、受け突部19と対向する部分において、下方に向け
て(第2流路9B側に)突出した受け突部19が設けら
れている。この受け突部19も立ち上がり部16と上面
部17とから成り、受け突部19の上面部17同士が溶
接に際してプレートPに作用させる押圧力によって面接
触(当接)するように設けられている。
【0036】上記何れの当接突部15及び受け突部19
も、各流路9A、9Bにおける流体の流れを阻止するこ
とのないように、図4(a)に示すように、放射状に均
等に配置されている。なお、各受け突部19は、その当
接突部15の放射線上に位置するように設けられてい
る。なお、これら当接突部15及び受け突部19は、放
射状に配置しつつも不均等に配置したり、あるいは図4
(b)に示すように、点状に分散させて配置してもよ
い。
【0037】本実施形態においては、上記プレート対C
を構成する一対のプレートPと同一のプレス加工が施さ
れた2種類のプレートPを順次積み重ねて製造されてい
る。但し、最上方のプレートPは、流体出入り口3との
接続形状において他のプレートPと異なる形状であり、
また最下方のプレートPも、第1流体及び第2流体の連
通のために他のプレートPと異なる形状である。なお、
これら最上方のプレートPと最下方のプレートPとは、
他のプレートPと同一形状にしてもよく、この場合に
は、異なった形状のスペーサあるいはエレメントを使用
する。
【0038】なお、図中プレートPは、上記接触部1
1、離間部12、当接突部15、受け突部19以外の平
坦部13で、平坦に図示しているが、各流路9A、9B
における流体の流れを阻止しない範囲内で波型状等に屈
曲又は湾曲させたものを用いることも可能である。
【0039】また、孔部7の接触部11及び受け突部1
9の外周側で、プレート群5の外縁に位置し、ケーシン
グ1の内壁に対面する部位には、スペーサーSが介在さ
れている。このスペーサーSのうち、側面が第1流路9
A若しくは第2流路9Bに面しているスペーサーSは、
上下のプレートPと溶接されている。なお、このスペー
サーSを省略することも可能である。
【0040】上記のようなプレート式熱交換器にあって
は、溶接に際し上側のプレートPの第2孔部7B付近を
下方に押圧すれば、この押圧力が、第2孔部7Bの接触
部11付近の当接突部15を介して下側のプレート対C
の接触部11同士を接触させるように作用するため、各
プレート対Cの接触部11同士を確実に接触させて、良
好な品質でもって確実な溶接を行うことができる。より
詳述すると、一のプレート対Cの接触部11を接触させ
るべく、このプレート対Cの上側のプレートPの第2孔
部7B付近の当接突部15を上方から下方に押圧する
と、その押圧力はその接触部11に作用するとともに、
この接触部11及び受け突部19を介して下側のプレー
トPに作用する。さらに、この押圧力は、この下側のプ
レートPの当接突部15を介して、下側のプレート対C
の上側のプレートPに伝達されて、そしてこの下側のプ
レート対Cの接触部11を接触させるように作用するこ
とになる。またこのとき、プレート対Cの接触部11同
士を接触させるために上記当接突部15に作用する押圧
力は、受け突部19を支点として接触部11を接触させ
る方向に作用することになるので、各プレート対Cの接
触部11の接触を一段と確実なものとすることができ
る。
【0041】また、第1孔部7A付近にも上記当接突部
15及び受け突部19を設けているので、上側のプレー
トPの第1孔部7A付近の当接突部15を下方に押圧す
ることで、第1孔部7Aの接触部11同士を確実に接触
させて、良好な溶接を行うことができる。
【0042】しかも、上記当接突部15は、従来のスペ
ーサーと異なり、接触部11の付近に設けられているの
で、溶接に際して接触部11におけるプレート対C同士
の距離を一定範囲内に確保することができる。特に、当
接突部15の外周側には受け突部19が設けられている
ので、当接突部15よりも外周側のプレートPのソリ等
を的確に防止でき、接触部11におけるプレート対C同
士の距離を一定範囲内により確実に確保することができ
る。このため溶接作業に際して溶接トーチを所定ピッチ
ずつ移動させつつ溶接を行うことができる。
【0043】また、対向するプレートPの双方に互いに
当接する当接突部15及び受け突部19を設けており、
当接突部15及び受け突部19の突出高さを低くするこ
とができるので、プレートPの形状の加工が容易となる
利点を有する。
【0044】さらに、2種類のプレートPを交互に積み
重ねて、その接触部を溶接することにより、上記プレー
ト群が得られるので、そのプレートの製造コストの低減
が図られる。特に、当接突部15を、従来より接触部1
1及び孔部11の形成のために行われていたプレス加工
によって行うものであるので、接触部11等の形成と同
時に上記当接突部15を形成することができ、また受け
突部19もプレス加工によって形成できるので、プレス
機の型を変形することで接触部19及び受け突部19を
形成することができる。
【0045】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施す
ることができる。
【0046】すなわち、上記実施形態においては、対向
するプレートPの双方から当接突部及び受け突部をほぼ
均等に突出させたものについて説明したが、一方のプレ
ートからの突出高さが大きいもの、さらには一方のプレ
ートのみから成る当接突部等が突出しているものも本発
明の意図する範囲内である。
【0047】さらに、上記実施形態においては、最上方
及び最下方のプレート以外のプレートを同一の形状のも
のを利用したものについて説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、接触部の接触が充分
に行い得ないプレートのみに当接突部(または受け突
部)を設けたものも意図する範囲内である。
【0048】
【発明の効果】上記請求項1のプレート式熱交換器によ
れば、溶接に際しプレート対の接触部同士を接触させる
押圧力を作用させると、その押圧力が接触部付近の当接
突部を介して隣接するプレート対にも作用し、そのプレ
ート対の接触部同士を接触させるため、各プレート対の
接触部の接触を容易且つ確実に行え、その接触部の溶接
作業を良好な品質でもって確実に行うことができる。し
かも、従来のスペーサーと異なり当接突部は接触部付近
に設けられるので、溶接に際して接触部におけるプレー
ト対同士の距離を一定範囲内に確保することができ、そ
の溶接作業の高品質化、容易化を図ることができる。
【0049】また請求項2のプレート式熱交換器によれ
ば、対向するプレートに当接突部がそれぞれ設けられ、
当接突部の突出高さを小さくでき、このためプレートの
当接突部の加工が容易である。
【0050】さらに請求項3のプレート式熱交換器によ
れば、プレート対の接触部同士を接触させるための押圧
力が、受け突部を支点として接触部に作用するので、接
触部の接触を一段と確実なものにし得る。また上記押圧
力が、接触部、当接突部、受け突部に分散して均等に伝
達されるため、押圧力によるプレートのソリ等を的確に
防止でき、このため接触部におけるプレート対同士の距
離を一定範囲内により確実に確保することができ、溶接
作業の高品質化、及び容易化を図ることができる。
【0051】また請求項4のプレート式熱交換器は、対
向するプレートに受け突部がそれぞれ設けられ、受け突
部の突出高さを小さくでき、このためプレートの受け突
部の加工が容易である。
【0052】上記請求項5のプレート式熱交換器の溶接
方法によれば、溶接に際しプレート対の接触部同士を接
触させる押圧力を作用させると、その押圧力が接触部付
近の当接突部を介して隣接するプレート対にも作用し、
そのプレート対の接触部同士を接触させるため、各プレ
ート対の接触部の接触を容易且つ確実に行え、その接触
部の溶接作業を良好な品質でもって確実に行うことがで
きる。しかも、従来のスペーサーと異なり当接突部は接
触部付近に設けられるので、溶接に際して接触部におけ
るプレート対同士の距離を一定範囲内に確保することが
でき、その溶接作業の高品質化、容易化を図ることがで
きる。
【0053】請求項6のプレート式熱交換器の溶接方法
によれば、プレート対の接触部同士を接触させるための
押圧力が、受け突部を支点として接触部に作用するの
で、接触部の接触を一段と確実なものにし得る。また上
記押圧力が、接触部、当接突部、受け突部に分散して均
等に伝達されるため、押圧力によるプレートのソリ等を
的確に防止でき、このため接触部におけるプレート対同
士の距離を一定範囲内により確実に確保することがで
き、溶接作業の高品質化、容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプレート式熱交換
器の概略的斜視図である。
【図2】同実施形態のプレート式熱交換器のプレート群
の積層パターンを表した断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】同図(a)は同実施形態のプレート式熱交換器
のプレートの要部平面図であり、また同図(b)はプレ
ートの変更例を示す要部平面図である。
【図5】従来例のプレート式熱交換器で、(a)はプレ
ートの積層パターンを表した要部拡大図、(b)はプレ
ートとケーシングとの接合部分の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 流体出入り口3 5 プレート群 7 孔部 7A 第1孔部 7B 第2孔部 9A 第1流路 9B 第2流路 11 接触部 15 当接突部 19 受け突部 P プレート C プレート対 S スペーサー
フロントページの続き (72)発明者 石丸 徹 滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱 工業株式会社内 (72)発明者 川上 建一 滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱 工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 9/00 F28F 3/00 F28F 3/04 F28F 3/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔部(7)を有し、この孔部(7)の周
    縁の接触部(11)において互いに溶接され、この接触
    部(11)よりも外周側において互いに離間して第1流
    路(9A)を形成する第1プレート(P)と第2プレー
    ト(P)とから成るプレート対(C)が複数並設されて
    成り、特定の第1プレート対(C)と、これとは隣接す
    る他の第2プレート対(C)との間に、上記孔部(7)
    から流体が流入する第2流路(9B)を形成するプレー
    ト式熱交換器であって、上記第1プレート対(C)は、
    上記接触部(11)付近において隣接する第2プレート
    対(C)と当接する当接突部(15)を有し、第1プレ
    ート対(C)において、第1プレート(P)に対し、第
    2プレート(P)側への押圧力を作用させることによ
    り、上記第1プレート対(C)の接触部(11)同士を
    接触させたときに、この押圧力を上記当接突部(15)
    を介して、上記第2プレート対(C)における第1プレ
    ート(P)に作用させてこの第1プレート(P)の接触
    部(11)を、第2プレート(P)の接触部(11)に
    接触させ、これにより溶接に際して特定のプレート対
    (C)の接触部(11)同士を接触させる押圧力が、上
    記当接突部(15)を介して、隣接する他のプレート対
    (C)の接触部(11)同士を接触させるように作用す
    るよう設けられていることを特徴とするプレート式熱交
    換器。
  2. 【請求項2】 上記当接突部(15)は、隣接するプレ
    ート対(C)の対向するプレート(P)それぞれに、互
    いに当接すべく第2流路(9B)側に突出して設けられ
    ていることを特徴とする請求項1のプレート式熱交換
    器。
  3. 【請求項3】 上記プレート対(C)の少なくとも一方
    のプレート(P)には、上記当接突部(15)よりも外
    周側において、他方のプレート(P)に当接する受け突
    部(19)が第1流路(9A)側に突出して設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2のプレート式熱交
    換器。
  4. 【請求項4】 上記受け突部(19)は、上記プレート
    対(C)を構成する一対のプレート(P)に、互いに当
    接すべくそれぞれ突出して設けられていることを特徴と
    する請求項3のプレート式熱交換器。
  5. 【請求項5】 端部において互いに接触する接触部(1
    1)と、この接触部(11)から互いに離間して延びる
    部分とを有する第1プレート(P)と第2プレート
    (P)とから成るプレート対(C)を所定の間隔をおい
    て複数並設して成るプレート式熱交換器の溶接方法であ
    って、特定の第1プレート対(C)には、上記接触部
    (11)付近において隣接する他の第2プレート対
    (C)と当接する当接突部(15)を設け、第1プレー
    ト対(C)において、第1プレート(P)に対し、第2
    プレート(P)側への押圧力を作用させることにより、
    上記第1プレート対(C)の接触部(11)同士を接触
    させたときに、この押圧力を上記当接突部(15)を介
    して、上記第2プレート対(C)における第1プレート
    (P)に作用させてこの第1プレート(P)の接触部
    (11)を、第2プレート(P)の接触部(11)に接
    触させ、これにより特定のプレート対(C)の接触部
    (11)同士を接触させる方向に作用させ押圧力が、
    上記当接突部(15)を介して、隣接する他のプレート
    対(C)の接触部(11)同士を接触させた状態におい
    上記接触部(11)の溶接を行うことを特徴とする
    プレート式熱交換器の溶接方法。
  6. 【請求項6】 上記プレート対(C)の少なくとも一方
    のプレート(P)には、上記当接突部(15)よりも反
    接触部(11)側において、他方のプレート(P)に当
    接する受け突部(19)を上記他方のプレート(P)側
    に突出して設けていることを特徴とする請求項5のプレ
    ート式熱交換器の溶接方法。
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