JP5264792B2 - プレート式熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒とこの冷媒とは異なる熱媒体とが熱交換するプレート式熱交換器に関し、特に横向きで(伝熱プレートの積層方向が横方向となるように)設置されるプレート式熱交換器に関するものである。
従来の伝熱プレートとしては、例えば「プレート式熱交換器1は、上下のカバープレート2,3の間にヘリンボーンプレート4が複数枚積層されると共に、各ヘリンボーンプレート4の間にそれぞれ補強プレート18が積層されて成り、カバープレート2,3とヘリンボーンプレート4の間及び各ヘリンボーンプレート4の間に、熱交換される2流体の流路が形成されている。」(特許文献1参照)というものが提案されている。
特開2005−282961号公報(段落0008、図1)
従来のプレート式熱交換器は、通常、伝熱プレート(例えば、特許文献1のヘリンボーンプレート4)の積層方向が上下方向となるように設置される。しかしながら、設置高さに制限がある場合等、プレート式熱交換器を横向きに(伝熱プレートの積層方向が横方向となるように)設置しなければならないことがある。このとき、冷媒流路では、重力によって冷媒が下方に偏る流れとなり、プレート式熱交換器の伝熱性能が大幅に低下してしまう。このため、プレート式熱交換器を横向きに設置する場合、所定の熱交換量を得るために、伝熱プレートの積層枚数を増加する必要があった。したがって、プレート式熱交換器を横向きに設置する場合、プレート式熱交換器の重量の増加や、プレート式熱交換器の製造コストの増加を招くという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、横置きされた場合の伝熱性能を向上させ、横置きされる場合でも軽量化と低コスト化を図ることが可能なプレート式熱交換器を提供するものである。
本発明に係るプレート式熱交換器は、伝熱面が形成された伝熱プレートを複数積層し、各伝熱プレートの間に形成される空間に、冷媒が流通するための冷媒流入ポート及び冷媒流出ポートと、冷媒とは異なる熱媒体が流通するための熱媒体流入ポート及び熱媒体流出ポートとが交互に連通し、冷媒流路と熱媒体流路が交互に形成され、設置された状態では、伝熱プレートの積層方向が横方向となるプレート式熱交換器であって、
冷媒流入ポートは伝熱プレートの一方の側面側に形成され、冷媒流出ポートは伝熱プレートの他方の側面側に形成され、冷媒流路には、冷媒流路を上側の流路と下側の流路とに仕切る1つの第1の仕切壁が設けられ、冷媒流入ポート又は冷媒流出ポートの一方は、第1の仕切壁よりも上方に形成され、冷媒流入ポート又は冷媒流出ポートの他方は、第1の仕切壁よりも下方に形成され、冷媒流入ポートと第1の仕切壁との間、及び冷媒流出ポートと第1の仕切壁との間のうちの少なくとも一方に、冷媒の流れを分岐する分岐部材が設けられ、伝熱プレートには、冷媒流路と隣接された熱媒体流路に連通する熱媒体流入ポート及び熱媒体流出ポートも形成されており、熱媒体流入ポートは伝熱プレートの一方の側面側に形成され、熱媒体流出ポートは伝熱プレートの他方の側面側に形成され、熱媒体流路にも、熱媒体流路を上側の流路と下側の流路とに仕切る1つの第2の仕切壁が設けられているものである。
本発明においては、冷媒の流路を上側の流路と下側の流路とに仕切る仕切壁により、プレート式熱交換器を横置きした場合でも、冷媒が下方に偏って流れることを抑制できる。このため、プレート式熱交換器を横置きした場合でも、伝熱性能の低下を抑制でき、伝熱プレートの積層枚数の増加を抑制することができる。したがって、横置きされる場合でも、従来よりも軽量化と低コスト化を図ることが可能なプレート式熱交換器を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る伝熱プレートを示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る伝熱プレートを示す正面図である。 図1及び図2に示す伝熱プレートを積層した状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るプレート式熱交換器が凝縮器として作用する場合の冷媒流れを示す動作説明図である。 本発明の実施の形態2に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。 本発明の実施の形態2に係るプレート式熱交換器の別の一例を示す縦断面模式図である。 本発明の実施の形態3に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。 本発明の実施の形態4に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。 本発明の実施の形態5に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。 本発明の実施の形態6に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係る伝熱プレートを示す正面図である。また、図3は、図1及び図2に示す伝熱プレートを積層した状態を示す正面図である。この図3は、紙面表側が冷媒の流路となっており、紙面裏側が熱媒体の流路となっている場合を示している。つまり、図3は、本実施の形態1に係るプレート式熱交換器100の冷媒流路を縦方向に切断した縦断面模式図となっている。
本実施の形態1に係るプレート式熱交換器100は、伝熱プレート1と伝熱プレート11を交互に積層し、各伝熱プレート間に冷媒の流路と熱媒体の流路を交互に形成したものである。そして、プレート式熱交換器100は、横向きに(伝熱プレート1及び伝熱プレート11の積層方向が横方向となるように)設置されて用いられるものである。例えば、プレート式熱交換器100は、積層された伝熱プレート1及び伝熱プレート11をろう付け固定したブレージング型のプレート式熱交換器である。また、以下では、熱媒体として水を用いた場合について説明する。なお、熱媒体は、不凍液、水と不凍液の混合液、水と防食効果が高い添加剤の混合液等、水以外のものを用いても勿論よい。
図1に示すように、伝熱プレート1は、略直方体形状の板部材である。この伝熱プレート1の四隅には、それぞれ第1熱媒体流通ポート2、第1冷媒流通ポート3、第2熱媒体流通ポート4及び第2冷媒流通ポート5が形成されている。
第1冷媒流通ポート3は、伝熱プレート1の下部左側に形成されている。後述するように、第1冷媒流通ポート3は、プレート式熱交換器100が蒸発器として作用する場合には冷媒流入ポートとして機能し、プレート式熱交換器100が凝縮器として作用する場合には冷媒流出ポートとして機能する。
第2冷媒流通ポート5は、伝熱プレート1の上部右側に形成されている。後述するように、第2冷媒流通ポート5は、プレート式熱交換器100が蒸発器として作用する場合には冷媒流出ポートとして機能し、プレート式熱交換器100が凝縮器として作用する場合には冷媒流入ポートとして機能する。
第1熱媒体流通ポート2は、伝熱プレート1の上部左側に形成されている。後述するように、第1熱媒体流通ポート2は、プレート式熱交換器100が蒸発器として作用する場合には熱媒体流入ポートとして機能し、プレート式熱交換器100が凝縮器として作用する場合には熱媒体流出ポートとして機能する。
第2熱媒体流通ポート4は、伝熱プレート1の下部右側に形成されている。後述するように、第2熱媒体流通ポート4は、プレート式熱交換器100が蒸発器として作用する場合には熱媒体流出ポートとして機能し、プレート式熱交換器100が凝縮器として作用する場合には熱媒体流入ポートとして機能する。
また、伝熱プレート1には、伝熱面7が形成されている。この伝熱面7は、横方向に延設された仕切壁6によって、上側伝熱面7aと下側伝熱面7bとに分割されている。
上側伝熱面7a及び下側伝熱面7bのそれぞれには、上側伝熱面7a及び下側伝熱面7bの伝熱面積を増加させるため、凹凸形状のヘリンボーンパターンが形成されている。上側伝熱面7aに形成されたヘリンボーンパターンは、その畝方向が上部左側から下部右側へ向かう方向に形成されている。下側伝熱面7bに形成されたヘリンボーンパターンは、その畝方向が下部左側から上部右側へ向かう方向に形成されている。
また、伝熱プレート1は、高さhと幅wとの関係がw>hとなるように形成されている。
図2に示すように、伝熱プレート11は、伝熱プレート1と同様に、略直方体形状の板部材である。この伝熱プレート11の四隅にも、伝熱プレート1と同様の位置に、それぞれ第1熱媒体流通ポート2、第1冷媒流通ポート3、第2熱媒体流通ポート4及び第2冷媒流通ポート5が形成されている。
また、伝熱プレート11にも、伝熱面17が形成されている。そして、この伝熱面17も、横方向に延設された仕切壁6によって、上側伝熱面17aと下側伝熱面17bとに分割されている。
伝熱プレート11の伝熱面17に形成されたヘリンボーンパターンは、伝熱プレート1の伝熱面7に形成されたヘリンボーンパターンと上下方向軸に対して対称な形状となっている。つまり、上側伝熱面17aに形成されたヘリンボーンパターンは、その畝方向が上部右側から下部左側へ向かう方向に形成されている。下側伝熱面17bに形成されたヘリンボーンパターンは、その畝方向が下部右側から上部左側へ向かう方向に形成されている。
また、伝熱プレート11も、高さhと幅wとの関係がw>hとなるように形成されている。つまり、伝熱プレート1と伝熱プレート11を積層して形成するプレート式熱交換器100も、高さと幅の関係が「幅>高さ」となる。これにより、設置高さの小さい場所にも、プレート式熱交換器100を設置することができる。
図3に示すように伝熱プレート1及び伝熱プレート11を交互に積層すると、伝熱プレート1と伝熱プレート11との間には、流路となる空間が形成される。これら空間は、第1冷媒流通ポート3及び第2冷媒流通ポート5と、第1熱媒体流通ポート2及び第2熱媒体流通ポート4とが交互に連通している。これにより、プレート式熱交換器100は、冷媒の流路(以下、冷媒流路70という)と水(熱媒体)の流路(以下、水流路という)が交互に形成される。
なお、伝熱プレート1と伝熱プレート11との間に形成される空間と、第1熱媒体流通ポート2、第1冷媒流通ポート3、第2熱媒体流通ポート4及び第2冷媒流通ポート5との連通方法は、種々の方法を用いることが可能である。例えば、伝熱プレート1と伝熱プレート11との間に形成される空間を冷媒流路70とする場合(第1冷媒流通ポート3及び第2冷媒流通ポート5を連通させる場合)、この空間において、第1熱媒体流通ポート2及び第2熱媒体流通ポート4の外周部にシール部材を設け、この空間と第1熱媒体流通ポート2及び第2熱媒体流通ポート4を遮ればよい。同様に、伝熱プレート1と伝熱プレート11との間に形成される空間を水流路とする場合(第1熱媒体流通ポート2及び第2熱媒体流通ポート4を連通させる場合)、この空間において、第1冷媒流通ポート3及び第2冷媒流通ポート5の外周部にシール部材を設け、この空間と第1冷媒流通ポート3及び第2冷媒流通ポート5を遮ればよい。また例えば、連通させたい空間と対応する位置に開口部が形成された配管を、第1熱媒体流通ポート2、第1冷媒流通ポート3、第2熱媒体流通ポート4及び第2冷媒流通ポート5に挿入してもよい。
また、伝熱プレート1及び伝熱プレート11の外周部の閉塞方法も、種々の方法を用いることが可能である。例えば、伝熱プレート1及び伝熱プレート11を折り曲げて側壁を形成してもよい。また例えば、伝熱プレート1及び伝熱プレート11の外周部形状に対応した枠体を別途用い、この框体によって伝熱プレート1及び伝熱プレート11の外周部を閉塞してもよい。
上述のように、伝熱プレート1の伝熱面7及び伝熱プレート11の伝熱面17のそれぞれには、仕切壁6が設けられている。このため、図3に示すように、冷媒流路70は、第1冷媒流通ポート3及び第2冷媒流通ポート5の近傍を除き、仕切壁6によって上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bとに仕切られることとなる。同様に、水流路も、第1熱媒体流通ポート2及び第2熱媒体流通ポート4の近傍を除き、仕切壁6によって上側水流路と下側水流路とに仕切られることとなる。
<動作説明>
続いて、このように構成されたプレート式熱交換器100の動作について説明する。
(蒸発器として作用する場合の動作説明)
まず、図3を用い、プレート式熱交換器100が蒸発器として作用する場合の動作について説明する。なお、図3では、冷媒の流れを先端黒塗りの細線矢印で示し、水の流れを先端黒塗りの太線矢印で示している。
上述のように、プレート式熱交換器100が蒸発器として作用する場合、第1冷媒流通ポート3は冷媒流入ポートとして機能し、第2冷媒流通ポート5は冷媒流出ポートとして機能し、第1熱媒体流通ポート2は熱媒体流入ポートとして機能し、第2熱媒体流通ポート4は熱媒体流出ポートとして機能する。
したがって、第1冷媒流通ポート3から冷媒流路70に流入した気液二相状態の冷媒は、上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bとに分岐して流れる。そして、上側冷媒流路70a及び下側冷媒流路70bを流れる気液二相状態の冷媒は、第1熱媒体流通ポート2から水流路に流入した水と熱交換し(水から吸熱し)、ガス状の冷媒となる。この熱交換過程において、気液二相状態の冷媒のうちの液状冷媒は、伝熱プレート1の伝熱面7や伝熱プレート11の伝熱面17を伝って流下しようとする。しかしながら、本実施の形態1に係るプレート式熱交換器100は、仕切壁6によって、冷媒流路70を上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bとに仕切っている。このため、伝熱プレート1の上側伝熱面7aや伝熱プレート11の上側伝熱面17aを流下する液状冷媒は、仕切壁6によって遮られ、伝熱プレート1の下側伝熱面7bや伝熱プレート11の下側伝熱面17bへ流下することを防止できる。したがって、伝熱プレート1の下側伝熱面7bや伝熱プレート11の下側伝熱面17bに形成される液状冷媒の液膜が過度に厚くなることを防止でき、プレート式熱交換器100の伝熱性能が向上する。
上側冷媒流路70aを流れるガス状冷媒と下側冷媒流路70bを流れるガス状冷媒は、合流して、第2冷媒流通ポート5から流出する。また、水流路を流れて冷却された水は、第2熱媒体流通ポート4から流出する。
(凝縮器として作用する場合の動作説明)
次に、プレート式熱交換器100が凝縮器として作用する場合の動作について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係るプレート式熱交換器が凝縮器として作用する場合の冷媒流れを示す動作説明図である。この図4は、プレート式熱交換器100の冷媒流路70を縦方向に切断した縦断面模式図となっている。また、図4では、冷媒の流れを先端黒塗りの細線矢印で示し、水の流れを先端黒塗りの太線矢印で示している。
上述のように、プレート式熱交換器100が凝縮器として作用する場合、第1冷媒流通ポート3は冷媒流出ポートとして機能し、第2冷媒流通ポート5は冷媒流入ポートとして機能し、第1熱媒体流通ポート2は熱媒体流出ポートとして機能し、第2熱媒体流通ポート4は熱媒体流入ポートとして機能する。
したがって、第2冷媒流通ポート5から冷媒流路70に流入したガス状冷媒は、上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bとに分岐して流れる。そして、上側冷媒流路70a及び下側冷媒流路70bを流れるガス状冷媒は、第2熱媒体流通ポート4から水流路に流入した水と熱交換し(水へ放熱し)、液状の冷媒となる。この熱交換過程において、液状冷媒は、伝熱プレート1の伝熱面7や伝熱プレート11の伝熱面17を伝って流下しようとする。しかしながら、本実施の形態1に係るプレート式熱交換器100は、仕切壁6によって、冷媒流路70を上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bとに仕切っている。このため、伝熱プレート1の上側伝熱面7aや伝熱プレート11の上側伝熱面17aを流下する液状冷媒は、仕切壁6によって遮られ、伝熱プレート1の下側伝熱面7bや伝熱プレート11の下側伝熱面17bへ流下することを抑制できる。したがって、伝熱プレート1の下側伝熱面7bや伝熱プレート11の下側伝熱面17bに形成される液状冷媒の液膜が過度に厚くなることを防止でき、プレート式熱交換器100の伝熱性能が向上する。
以上、このように構成されたプレート式熱交換器100においては、仕切壁6によって、冷媒流路70が上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bとに仕切られている。このため、伝熱プレート1の下側伝熱面7bや伝熱プレート11の下側伝熱面17bに形成される液状冷媒の液膜が過度に厚くなることを防止でき、プレート式熱交換器100の伝熱性能が向上する。したがって、伝熱プレート1及び伝熱プレート11の積層枚数を抑制することができ、従来よりも軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
また、本実施の形態1に係るプレート式熱交換器100は、第1冷媒流通ポート3と第2冷媒流通ポート5とが、伝熱プレート1及び伝熱プレート11の対角に形成されている。つまり、第1冷媒流通ポート3が伝熱プレート1及び伝熱プレート11の左側の側面近傍(一方の側面側)に形成され、第2冷媒流通ポート5が伝熱プレート1及び伝熱プレート11の右側の側面近傍(他方の側面側)に形成されている。そして、第1冷媒流通ポート3が仕切壁6よりも下方に形成され、第2冷媒流通ポート5が仕切壁6よりも上方に形成されている。このため、プレート式熱交換器100が蒸発器として作用する場合、ガス状冷媒は、冷媒流出ポートとなる第2冷媒流通ポート5から流出しやすくなる。また、プレート式熱交換器100が凝縮器として作用する場合、液状冷媒は、冷媒流出ポートとなる第1冷媒流通ポート3から流出しやすくなる。したがって、冷媒流路70内の冷媒流れが滞らず、プレート式熱交換器100の伝熱性能がより向上する。つまり、従来よりもより軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
なお、本実施の形態1では水流路にも仕切壁6を設けたが、水流路に仕切壁6を設けなくとも本発明を実施可能である。
また、本実施の形態1では、冷媒の横方向における流れ方向と水の横方向における流れ方向を同じにしたが、冷媒の横方向における流れ方向と水の横方向における流れ方向を逆向き(つまり、対向流)としても勿論よい。
実施の形態2.
以下のように冷媒流路70に分岐部材を設けることにより、プレート式熱交換器の伝熱性能をより向上させることが可能となる。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図5は、本発明の実施の形態2に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。この図5は、プレート式熱交換器101の冷媒流路70を縦方向に切断した縦断面模式図となっている。また、図5では、プレート式熱交換器101が蒸発器として作用する場合の冷媒の流れ及び水の流れも示している。より詳しくは、冷媒の流れを先端黒塗りの細線矢印で示し、水の流れを先端黒塗りの太線矢印で示している。
本実施の形態2に係るプレート式熱交換器101は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100の構成に、板状部材である分岐部材20が追加されたものである。この分岐部材20は、冷媒流路70において、第1冷媒流通ポート3と仕切壁6との間の伝熱面7に設けられている。なお、本実施の形態2では仕切壁6と分岐部材20を一体形成しているが、仕切壁6と分岐部材20を分離して形成してもよい。
このように分岐部材20を設けることにより、例えばプレート式熱交換器101が蒸発器として作用する場合、第1冷媒流通ポート3から冷媒流路70に流入した気液二相状態の冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。また、プレート式熱交換器101が凝縮器として作用する場合、上側冷媒流路70aから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量と下側冷媒流路70bから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量を適正な比率に調整することができる。これにより、第2冷媒流通ポート5から冷媒流路70に流入したガス状冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。
このため、プレート式熱交換器101の伝熱性能は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100と比べ、より向上する。したがって、従来よりもより軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
なお、本実施の形態2では、第1冷媒流通ポート3と仕切壁6との間の伝熱面7に分岐部材20を設けたが、第2冷媒流通ポート5と仕切壁6との間の伝熱面7に分岐部材20を設けてもよい。また、第1冷媒流通ポート3と仕切壁6との間の伝熱面7、及び第2冷媒流通ポート5と仕切壁6との間の伝熱面7の双方に分岐部材20を設けても勿論よい。
また、分岐部材の形状は、図5に示す板状部材20に限らず、以下のような形状にしてもよい。
図6は、本発明の実施の形態2に係るプレート式熱交換器の別の一例を示す縦断面模式図である。図6に示すプレート式熱交換器102には、冷媒流路70において、略円柱状の分岐部材30が複数設けられている。なお、図6では、第1冷媒流通ポート3と仕切壁6との間の伝熱面7、及び第2冷媒流通ポート5と仕切壁6との間の伝熱面7の双方に分岐部材30が設けられた場合を示している。
このように構成されたプレート式熱交換器102においても、図5で示したプレート式熱交換器101と同様に、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100よりも伝熱性能が向上する。したがって、従来よりもより軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
実施の形態3.
また、以下のように構成しても、プレート式熱交換器の伝熱性能をより向上させることが可能となる。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図7は、本発明の実施の形態3に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。この図7は、プレート式熱交換器103の冷媒流路70を縦方向に切断した縦断面模式図となっている。また、図7では、プレート式熱交換器103が蒸発器として作用する場合の冷媒の流れ及び水の流れも示している。より詳しくは、冷媒の流れを先端黒塗りの細線矢印で示し、水の流れを先端黒塗りの太線矢印で示している。
本実施の形態3に係るプレート式熱交換器103は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100の構成に、堰40が追加されたものである。この堰40は、冷媒流路70において、第1冷媒流通ポート3の外周部に設けられている。また、この堰40には、上側冷媒流路70a及び下側冷媒流路70bに適正量の冷媒を分配できる位置に、複数(本実施の形態3では2つ)の開口部41が形成されている。なお、第1冷媒流通ポート3に配管を挿入してプレート式熱交換器103を構成する場合、この配管を堰40として用いてもよい。
このように堰40を設けることにより、例えばプレート式熱交換器103が蒸発器として作用する場合、第1冷媒流通ポート3から冷媒流路70に流入した気液二相状態の冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。また、プレート式熱交換器103が凝縮器として作用する場合、上側冷媒流路70aから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量と下側冷媒流路70bから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量を適正な比率に調整することができる。これにより、第2冷媒流通ポート5から冷媒流路70に流入したガス状冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。
このため、プレート式熱交換器103の伝熱性能は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100と比べ、より向上する。したがって、従来よりもより軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
なお、本実施の形態3では、第1冷媒流通ポート3の外周部に堰40を設けたが、第2冷媒流通ポート5の外周部に堰40を設けてもよい。また、第1冷媒流通ポート3と第2冷媒流通ポート5の双方の外周部に堰40を設けても勿論よい。
実施の形態4.
また、以下のように構成しても、プレート式熱交換器の伝熱性能をより向上させることが可能となる。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態3と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図8は、本発明の実施の形態4に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。この図8は、プレート式熱交換器104の冷媒流路70を縦方向に切断した縦断面模式図となっている。また、図8では、プレート式熱交換器104が蒸発器として作用する場合の冷媒の流れ及び水の流れも示している。より詳しくは、冷媒の流れを先端黒塗りの細線矢印で示し、水の流れを先端黒塗りの太線矢印で示している。
本実施の形態4に係るプレート式熱交換器104は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100の構成に、略板状のディストリビューター50が追加されたものである。このディストリビューター50は、冷媒流路70において、第1冷媒流通ポート3の内周部に設けられている。
このようにディストリビューター50を設けることにより、例えばプレート式熱交換器104が蒸発器として作用する場合、第1冷媒流通ポート3から冷媒流路70に流入した気液二相状態の冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。また、プレート式熱交換器104が凝縮器として作用する場合、上側冷媒流路70aから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量と下側冷媒流路70bから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量を適正な比率に調整することができる。これにより、第2冷媒流通ポート5から冷媒流路70に流入したガス状冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。
このため、プレート式熱交換器104の伝熱性能は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100と比べ、より向上する。したがって、従来よりもより軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
なお、本実施の形態4では、第1冷媒流通ポート3の内周部にディストリビューター50を設けたが、第2冷媒流通ポート5の内周部にディストリビューター50を設けてもよい。また、第1冷媒流通ポート3と第2冷媒流通ポート5の双方の内周部にディストリビューター50を設けても勿論よい。
実施の形態5.
また、以下のように構成しても、プレート式熱交換器の伝熱性能をより向上させることが可能となる。なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態4と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図9は、本発明の実施の形態5に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。この図9は、プレート式熱交換器105の冷媒流路70を縦方向に切断した縦断面模式図となっている。また、図9では、プレート式熱交換器105が蒸発器として作用する場合の冷媒の流れ及び水の流れも示している。より詳しくは、冷媒の流れを先端黒塗りの細線矢印で示し、水の流れを先端黒塗りの太線矢印で示している。
本実施の形態5に係るプレート式熱交換器105の基本構成は、第1冷媒流通ポートの構成を除き、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100の構成と同様である。より詳しくは、実施の形態1に係る伝熱プレートには1つの第1冷媒流通ポート(第1冷媒流通ポート3)が形成されていたのに対し、本実施の形態5に係る伝熱プレートには複数の第1冷媒流通ポートが形成されている。なお、本実施の形態5では、2つの第1冷媒流通ポート(第1冷媒流通ポート60a及び第1冷媒流通ポート60b)が形成されている。つまり、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100の冷媒流路70には1つの第1冷媒流通ポートが連通しているのに対し、本実施の形態5に係るプレート式熱交換器105の冷媒流路70には複数の冷媒流通ポートが連通している。
これら複数の第1冷媒流通ポートのそれぞれは、上下方向の位置が異なるように形成されている。本実施の形態5では、第1冷媒流通ポート60aから上側冷媒流路70aまでの距離が第1冷媒流通ポート60bから上側冷媒流路70aまでの距離よりも近くなるように、第1冷媒流通ポート60aは形成されている。また、第1冷媒流通ポート60bから下側冷媒流路70bまでの距離が第1冷媒流通ポート60aから下側冷媒流路70bまでの距離よりも近くなるように、第1冷媒流通ポート60bは形成されている。
このように複数の第1冷媒流通ポートを設けることにより、例えばプレート式熱交換器105が蒸発器として作用する場合、第1冷媒流通ポート60a及び第1冷媒流通ポート60bから冷媒流路70に流入した気液二相状態の冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。また、プレート式熱交換器105が凝縮器として作用する場合、上側冷媒流路70aから第1冷媒流通ポート60a及び第1冷媒流通ポート60bに流入する液状冷媒の量と下側冷媒流路70bから第1冷媒流通ポート60a及び第1冷媒流通ポート60bに流入する液状冷媒の量を適正な比率に調整することができる。これにより、第2冷媒流通ポート5から冷媒流路70に流入したガス状冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配することができる。
このため、プレート式熱交換器105の伝熱性能は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100と比べ、より向上する。したがって、従来よりもより軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
なお、本実施の形態5では、第1冷媒流通ポートを複数形成したが、第2冷媒流通ポート5を複数形成してもよい。また、第1冷媒流通ポート3及び第2冷媒流通ポート5の双方を複数形成しても勿論よい。
実施の形態6.
実施の形態1〜実施の形態5に係るプレート式熱交換器100〜105の第1熱媒体流通ポート2や第2熱媒体流通ポート4の位置を以下のように形成することで、プレート式熱交換器100〜105の伝熱性能をより向上させることが可能となる。なお、本実施の形態6において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態5と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。また、以下では、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100の第1熱媒体流通ポート2の位置を変更した場合について説明する。
図10は、本発明の実施の形態6に係るプレート式熱交換器の縦断面模式図である。この図10は、プレート式熱交換器106の冷媒流路70を縦方向に切断した縦断面模式図となっている。また、図10では、プレート式熱交換器105が蒸発器として作用する場合の冷媒の流れ及び水の流れも示している。より詳しくは、冷媒の流れを先端黒塗りの細線矢印で示し、水の流れを先端黒塗りの太線矢印で示している。また、図10に示す一点鎖線は、伝熱プレートの上端部と仕切壁6との中心を示している。
図10に示すように、第1熱媒体流通ポート2は、その中心位置が伝熱プレートの上端部と仕切壁6との中心(一点鎖線)よりも上側となるように形成されている。つまり、本実施の形態6に係るプレート式熱交換器106は、仕切壁6と第1熱媒体流通ポート2との間の距離が実施の形態1に係るプレート式熱交換器100よりも大きくなるように形成されている。
このように第1熱媒体流通ポート2を形成することにより、仕切壁6と第1熱媒体流通ポート2との間を通る冷媒にかかる抵抗が減少する。これにより、例えばプレート式熱交換器106が蒸発器として作用する場合、第1冷媒流通ポート3から上側冷媒流路70aへ気液二相冷媒が流入しやすくなる。このため、第1冷媒流通ポート3から冷媒流路70に流入した気液二相状態の冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配しやすくなる。また、プレート式熱交換器106が凝縮器として作用する場合、上側冷媒流路70aから第1冷媒流通ポート3へ液状冷媒が流入しやすくなる。このため、上側冷媒流路70aから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量と下側冷媒流路70bから第1冷媒流通ポート3に流入する液状冷媒の量を適正な比率に調整しやすくなる。これにより、第2冷媒流通ポート5から冷媒流路70に流入したガス状冷媒を、適正な量で上側冷媒流路70aと下側冷媒流路70bに分配しやすくなる。
このため、プレート式熱交換器106の伝熱性能は、実施の形態1に係るプレート式熱交換器100と比べ、より向上しやすくなる。したがって、従来よりもより軽量化と低コスト化を図ることが可能な横置き型のプレート式熱交換器を得ることができる。
なお、第2熱媒体流通ポート4を、その中心位置が伝熱プレートの下端部と仕切壁6との中心よりも下側となるように形成しても勿論よい。第1熱媒体流通ポート2の中心位置が伝熱プレートの上端部と仕切壁6との中心よりも上側となるように形成し、第2熱媒体流通ポート4の中心位置が伝熱プレートの下端部と仕切壁6との中心(一点鎖線)よりも下側となるように形成しても勿論よい。
1 伝熱プレート、2 第1熱媒体流通ポート、3 第1冷媒流通ポート、4 第2熱媒体流通ポート、5 第2冷媒流通ポート、6 仕切壁、7 伝熱面、7a 上側伝熱面、7b 下側伝熱面、11 伝熱プレート、17 伝熱面、17a 上側伝熱面、17b 下側伝熱面、20 分岐部材、30 分岐部材、40 堰、41 開口部、50 ディストリビューター、60a 第1冷媒流通ポート、60b 第1冷媒流通ポート、70 冷媒流路、70a 上側冷媒流路、70b 下側冷媒流路、100〜106 プレート式熱交換器。

Claims (5)

  1. 伝熱面が形成された伝熱プレートを複数積層し、
    各前記伝熱プレートの間に形成される空間に、冷媒が流通するための冷媒流入ポート及び冷媒流出ポートと、前記冷媒とは異なる熱媒体が流通するための熱媒体流入ポート及び熱媒体流出ポートとが交互に連通し、冷媒流路と熱媒体流路が交互に形成され、
    設置された状態では、前記伝熱プレートの積層方向が横方向となるプレート式熱交換器であって、
    前記冷媒流入ポートは前記伝熱プレートの一方の側面側に形成され、前記冷媒流出ポートは前記伝熱プレートの他方の側面側に形成され、
    前記冷媒流路には、該冷媒流路を上側の流路と下側の流路とに仕切る1つの第1の仕切壁が設けられ、
    前記冷媒流入ポート又は前記冷媒流出ポートの一方は、前記第1の仕切壁よりも上方に形成され、前記冷媒流入ポート又は前記冷媒流出ポートの他方は、前記第1の仕切壁よりも下方に形成され、
    前記冷媒流入ポートと前記第1の仕切壁との間、及び前記冷媒流出ポートと前記第1の仕切壁との間のうちの少なくとも一方に、前記冷媒の流れを分岐する分岐部材が設けられ、
    前記伝熱プレートには、前記冷媒流路と隣接された前記熱媒体流路に連通する前記熱媒体流入ポート及び前記熱媒体流出ポートも形成されており、
    前記熱媒体流入ポートは前記伝熱プレートの一方の側面側に形成され、前記熱媒体流出ポートは前記伝熱プレートの他方の側面側に形成され、
    前記熱媒体流路にも、該熱媒体流路を上側の流路と下側の流路とに仕切る1つの第2の仕切壁が設けられていることを特徴とするプレート式熱交換器。
  2. 前記冷媒流入ポート及び前記冷媒流出ポートのうちの少なくとも一方の外周部には、堰が設けられ、
    該堰には、前記冷媒流入ポートから前記冷媒流路へ流入した冷媒が前記第1の仕切壁よりも上側の流路を流れる冷媒と前記第1の仕切壁よりも下側の流路を流れる冷媒とに分岐するように、複数の開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  3. 前記冷媒流入ポート及び前記冷媒流出ポートのうちの少なくとも一方の内周部には、前記冷媒流入ポートから前記冷媒流路へ流入した冷媒が前記第1の仕切壁よりも上側の流路を流れる冷媒と前記第1の仕切壁よりも下側の流路を流れる冷媒とに分岐するように、ディストリビューターが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  4. 前記冷媒流入ポート及び前記冷媒流出ポートのうちの少なくとも一方は、上下方向の位置が異なる複数のポートで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  5. 前記熱媒体流入ポート及び前記熱媒体流出ポートのうちの少なくとも一方の中心部は、
    該ポートの中心部が前記第1の仕切壁よりも上方に形成されている場合、前記第1の仕切壁と前記伝熱プレートの上端部との中心よりも上側となり、
    該ポートの中心部が前記第1の仕切壁よりも下方に形成されている場合、前記第1の仕切壁と前記伝熱プレートの下端部との中心よりも下側となっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプレート式熱交換器。
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