JP5411304B2 - プレート式熱交換器 - Google Patents

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本発明は、冷媒などの熱媒体と水などの被熱交換媒体とを熱交換するための蒸発器として用いられるプレート式熱交換器に関し、詳しくは、伝熱プレートを境にして熱媒体を流通させる第1流路と、被熱交換媒体を流通させる第2流路とが交互に形成されたプレート式熱交換器に関する。
例えば蒸発器として用いられるプレート式熱交換器にあっては、図3示すように、複数枚の長方形状の伝熱プレート110,110,…が鉛直姿勢で積層されている。そして、この伝熱プレート110と伝熱プレート110との間に第1流路101と第2流路102とが交互に形成されている。そして、第1流路101に液体状態又は気液混合状態の熱媒体(冷媒)Rが流通し、第2流路102に被熱交換媒体(被冷却流体)Hが流通することで、熱媒体Rと被熱交換媒体Hとが熱交換される。
そして、伝熱プレート110の四隅には、流体の出入口となる通路孔111〜114が設けられている。また、伝熱プレート110の中間部には、伝熱部(採番せず)が設けられている。また、各伝熱プレート110間にガスケット120が装着されることで、例えば一方側の上,下の通路孔111,113と第1流路101とが連通し、かつ、他方側の上,下の通路孔112,114が第1流路101に開口しないように、あるいは、その逆になるようにされている。
そして、各伝熱プレート110には、複数の凸条及び凹条(ともに採番せず)によって波板状に形成されている。また、隣り合う伝熱プレート110の凸条同士が交差衝合し、各凹条で第1流路101又は第2流路102が形成されている。
しかし、このようなプレート式熱交換器にあっては、熱交換率を向上させるため、第1流路101内の熱媒体Rの流速が高められると、特に第1流路101の下流(出口通路孔)側において、熱媒体Rの圧力損失が適正範囲外となるほど過大になる。逆に、第1流路101内で流通する熱媒体Rが低速で流通すると、熱媒体Rの流量が過少になることから熱交換効率の向上を図ることができない。
そこで、圧力損失を適正な範囲内に止めつつ熱媒体Rの流速を高めることで、熱交換性能を向上させることができるようにしたプレート式熱交換器が特許文献1に記載されている。
このプレート式熱交換器は、各第1流路の下流側の断面積及び第2流路の下流側の断面積が上流側の断面積よりも広くなるように、各伝熱プレートの凹条の所定箇所に膨出部が形成されている。こうすることにより、熱媒体Rは、上流側において流速の低下が抑制され、下流側において流速の増大が抑制される。したがって、このプレート式熱交換器にあっては、熱媒体Rの上流側では境界伝熱係数が大きくされ、下流側では圧力損失が大きくならないようにされていることで、熱交換性能を高めることができるものとなっている。
特開2005−326074号公報
特許文献1に記載されたプレート式熱交換器は、熱媒体が冷媒Rである蒸発器として用いられる。冷媒Rは、第1流路の上流側において気液2相状態で流れ、被熱媒体と熱交換された第1流路の下流側で気体となる。このようなプレート式熱交換器にあっては、小型化を図るため、伝熱プレートが短くされると、所期の熱交換係数を維持すべく、伝熱面積の減少を伝熱プレートの増加によって補わなければならない。しかし、伝熱プレートが増加すると、熱媒体R及び被熱交換媒体Hの流路数が増え、流速が低下して熱交換性能が低下してしまうことがある。
そこで、本発明は、熱交換性能が低下することなく、小型化を図ることができるようにしたプレート式熱交換器を提供することを課題とする。
本発明に係るプレート式熱交換器は、積層された複数の伝熱プレートのそれぞれを境にして熱媒体を流通させる第1流路と被熱交換媒体を流通させる第2流路とが交互に形成され、各伝熱プレートに流入孔及び流出孔が形成され、熱媒体が第2流路内に流入することなく第1流路内を流通するように前記流入孔又は流出孔を連通させる連通路と、被熱交換媒体が第1流路内に流入することなく第2流路内を流通するように前記流入孔又は流出孔を連通させる連通路とが設けられたプレート式熱交換器において、前記第1流路の流路幅を前記流入孔側よりも流出孔側で広くなるようにする仕切部が伝熱プレートに設けられ、前記伝熱プレートは一対の側部と一対の端部とを有する四角形状に形成され、前記第1流路の流入孔が伝熱プレートの一方の側部の中間部ないし前記一方の端部側に形成され、前記第1流路の流出孔が伝熱プレートの一方の側部と一方の端部との交点である隅部に形成され、前記仕切部が流入孔から伝熱プレートの他方の端部側に向けて設けられ、第1流路が伝熱プレートの他方の端部側で迂回するように形成されていることを特徴とする。
このプレート式熱交換器によれば、第1流路内を流通する熱媒体が例えば冷媒であると、冷媒は気化して流出孔側で体積が増大するものの、伝熱プレートに設けられた仕切部によって第1流路の流路幅が流入孔側よりも流出孔側で広くされていることにより、流出孔側の流速は抑制され、圧力損失も抑制することができる。一方、流入孔側における冷媒は、流速の低下が抑制されるので、熱交換の効率が低下しにくいようにすることができる。したがって、このプレート式熱交換器は、小型化しても、熱交換性能が低下しないようにすることができる。
このプレート式熱交換器によれば、伝熱プレートの中間部ないし一方の端部側に形成された流入孔から第1流路内に熱媒体が流れ込み、この熱媒体は、伝熱プレートの一方の側部と仕切部との間を他方の端部の方へ流れ、他方の端部側で迂回して、伝熱プレートの他方の側部と仕切部との間を一方の端部の方へ流れ、流出孔から排出される。
また、前記本発明に係るプレート式熱交換器において、前記仕切部は、前記第1流路の流路幅が流入孔側から流出孔側へ次第に広くなるように、前記流入孔から伝熱プレートの他方の端部の中間部の方に向けられていることが好ましい。
このプレート式熱交換器によれば、第1流路の流路幅が流入孔側から流出孔側へ次第に広くなるように、仕切部が流入孔から伝熱プレートの他方の端部の中間部の方に向けられていることにより、熱媒体が第1流路内をスムーズに流通するようにすることができる。
また、前記本発明に係るプレート式熱交換器において、前記第2流路の流入孔が伝熱プレートの他方の側部と一方の端部との交点である隅部に形成され、前記第2流路の流出孔が伝熱プレートの他方の側部の中間部に形成され、被熱交換媒体が迂回して流通するように誘導する仕切部が第2流路の流出孔から伝熱プレートの他方の端部側に向けて設けられていることが好ましい。
このプレート式熱交換器によれば、第1流路の流入孔が伝熱プレートの一方の側部の中間部ないし一方の端部寄りに形成され、第2の流路の流入孔が伝熱プレートの他方の側部と一方の端部との交点である隅部に形成されていることにより、熱媒体と被熱交換媒体とは伝熱プレートの一方の側部側で並向流となるため、圧力損失によって熱媒体が流入孔側で温度上昇したとしても、大きな温度差を確保して、効率的に熱交換することができる。
そして、第1流路内の熱媒体は、仕切部によって伝熱プレートの他方の端部側で迂回して伝熱プレートの一方の端部の方に流れ、第2流路内の被熱交換媒体は、伝熱プレートの一方の端部に設けられた流入孔から他方の端部の方へ仕切部に誘導されて流通するため、両媒体は伝熱プレートの他方の側部側で対向流となり、温度差を確保することができる。したがって、熱媒体が冷媒であれば、完全に蒸発させた上で、過熱度を得ることができる。
また、第1伝熱プレートと第2伝熱プレートとが交互に積層され、前記第1流路の流路幅を変化させる仕切部が第1伝熱プレートの表面から突出するように設けられ、前記第2の流路を迂回させる仕切部が同じく第1伝熱プレートの裏面から突出するように設けられていることが好ましい。
このプレート式熱交換器によれば、2種類の伝熱プレートによって前記のように作用機能するプレート式熱交換器を組み立てることができるため、プレート式熱交換器自体が小型化、簡素化され、したがって、製造設備も小型化、簡素化することができる。
本発明によれば、第1流路の流路幅を流入孔側よりも流出孔側で広くなるようにする仕切部を設けたプレート式熱交換器を提供することができ、このプレート式熱交換器は、熱交換性能が低下することなく、小型化を図ることができる。
本発明に係るプレート式熱交換器の一実施形態であって、要部を示す概略分解斜視図である。 本発明に係るプレート式熱交換器の一実施形態であって、(a)は一方の伝熱プレートを示す正面図、(b)は他方の伝熱プレートを示す正面図である。 従来のプレート式熱交換器の要部を示す概略分解斜視図である。
本発明に係るプレート式熱交換器の一実施形態について図1及び図2を参照しながら説明する。このプレート式熱交換器は、熱媒体として冷媒Rを使用し、被熱交換媒体として被冷却流体Hを使用する蒸発器として用いられる場合を例にして説明する。
この実施形態のプレート式熱交換器は、図1及び図2に示すように、四角形状、さらに具体的には長方形状の第1伝熱プレート10と第2伝熱プレート20とが鉛直姿勢で交互積層されている。各伝熱プレート10,20を境にして、両伝熱プレート10,20の外周縁を囲むガスケット(図示せず)によって第1流路1と第2流路2とが交互に形成されている。第1流路1内には冷媒Rが流され、第2流路2内には被冷却流体Hが流される。
各伝熱プレート10,20は、複数の凸条11,21及び凹条12,22(図1には図示せず)よって波板状に形成されている。そして、隣り合う第1,第2伝熱プレート10,20の凸条11,21同士が交差衝合し、各凹条12,22内を冷媒R又は被冷却流体Hが流通する。また、凸条11,21及び凹条12,22は、いわゆるヘリンボーンタイプと称される形状で基本的に形成されている。
すなわち、第1伝熱プレート10の凸条11及び凹条12は、頂部が一方の端部(ここでは上端部)を向くようにΛ字状に形成されている。ただし、一方の端部では、端部と平行に凸条11,21及び凹条12,22が形成されている。また、第2伝熱プレート20の凸条21及び凹条22は、頂部が他方の端部(ここでは下端部)20dを向くようにV字状に形成されている。ただし、他方の端部20dでは、端部と平行に凸条21及び凹条22が形成されている。
そして、第1伝熱プレート10と第2伝熱プレート20とには、流入孔13,23及び流出孔14,24が形成され、この流入孔13,23及び流出孔14,24を囲むようにガスケット30が両伝熱プレート10,20に装着され、あるいは、装着されないことで、隣り合っている第1流路1の流入孔13,13,…同士を連通させ、また、流出孔14,14,…同士を連通させる連通路31a,31bが設けられ、そして、隣り合っている第2流路2の流入孔23,23,…同士を連通させ、また、流出孔24,24,…同士を連通させる連通路32a,32bが設けられている。
詳しく説明すると、第1流路1に冷媒Rを流入させる流入孔(以下、「冷媒流入孔」という。)13が、第1伝熱プレート10の一方の側部10aの中間部ないし一方の端部10b側に形成されている。また、第1流路1から冷媒Rを流出させる流出孔(以下、「冷媒流出孔」という。)14が、第1伝熱プレート10の一方の側部10aと一方の端部10bとの交点である隅部に形成されている。
そして、第2流路2に被冷却流体Hを流入させる流入孔(以下、「被冷却流体流入孔」という。)23が、第2伝熱プレート20の他方の側部20cと一方の端部(ここでは上端部)20bとの交点である隅部に形成されている。また、第2流路2から被冷却流体Hを流出させる流出孔(以下、「被冷却流体流出孔」という。)24が、第2伝熱プレート20の他方の側部20cの中間部、好ましくは他方の端部20d寄りの中間部に形成されている。
そして、当然ながら、第1伝熱プレート10にも被冷却流体流入孔23及び被冷却流体流出孔24が形成されているが、両孔23,24がガスケット30,30で囲まれることで、被冷却流体Hが第1流路1内を流れないようにされている。また、第2伝熱プレート20にも冷媒流入孔13及び冷媒流出孔14が形成されているが、両孔13,14がガスケット30,30で囲まれることで、冷媒Rが第2流路2内を流れないようにされている。
そして、このプレート式熱交換器には、第1流路1の流路幅を、冷媒流入孔13側よりも冷媒流出孔14側で広くなるようにする仕切部(以下、「第1仕切部」という。)15が第1伝熱プレート10に設けられている。この第1仕切部15は、第1伝熱プレート10の表面から突出して設けられている。
すなわち、第1仕切部15は、冷媒流入孔13から第1伝熱プレート10の他方の端部10dに向けて、流路幅が漸増するように直線状に設けられている。また、この第1仕切部15は、当然ながら、凸条11と同じ高さに設けられ、第1伝熱プレート10の他方の端部10dまで到達しておらず、この他方の端部10dに冷媒Rの迂回路が設けられている。
そして、第2伝熱プレート20にも、前記第1伝熱プレート10の第1仕切部15と衝合する直線状の第1仕切部25が裏面から突出するように設けられている。したがって、第1伝熱プレート10と第2伝熱プレート20と積層されたときに、第1仕切部15,25によって、第1流路1が伝熱プレート10,20の一方の側部側10a,20aと他方の側部側10c,20cとに隔絶される。以下、第1仕切部15によって仕切られた第1流路1の冷媒流入孔13側を「上流側パス」1aといい、冷媒流出孔14側を「下流側パス」1bという。
また、冷媒流入孔13の周囲には、環状凸部16が第1伝熱プレート10の表面に突出するように設けられている。この環状凸部16は、凸条11及び第1仕切部15と同じ高さとされている。ただし、冷媒Rが冷媒流入孔13から第1仕切部15の方に向いて流入するように、環状凸部16には、切れ目のような流入部16aが形成されている。
そして、第2流路2内の被冷却流体Hの流れを誘導する直線状の仕切部(以下、「第2仕切部」という。)17が第1伝熱プレート10の裏面から突出するように設けられている。第2仕切部17は、被冷却流体流入孔23から流入した被冷却流体Hを迂回させて被冷却流体流出孔24へ流通するように設けられている。したがって、第2仕切部17は、被冷却流体流出孔24の被冷却流体流入孔23側から、第2伝熱プレート20の凸条21と同一方向(角度)で第1伝熱プレート10の他方の端部の中心に向かうように設けられている。
第2伝熱プレート20には、別途、仕切部が設けられず、凸条21が仕切部を兼ねる。すなわち、第1伝熱プレート10に設けられた第2仕切部17と第2伝熱プレート20の凸条21とが衝合することで、第2流路2が第2伝熱プレート20の一方の端部20b側と他方の端部20d側とに隔絶される。以下、第2仕切部17によって仕切られた第2流の被冷却流体流入孔23側を「上流側パス」2aといい、被冷却流体流出孔24側を「下流側パス」2bという。なお、第2伝熱プレート20の表面に、第2仕切部17と衝合する仕切部を別途、設けてもよい。
そして、第1,第2伝熱プレート10,20の他方の端部の中心には、ドレイン孔18,28が設けられている。このドレイン孔18,28は、第1伝熱プレート10のΛ字状の凸条11及び凹条12に合わせて、三角形状に形成されている。さらに、第1,第2伝熱プレート10,20の他方の端部10d,20dの両端には、第1,第2伝熱プレート10,20を鉛直姿勢で支持するための支持部19,29が設けられている。
このプレート式熱交換器は、以上のように構成され、次に、冷媒Rと被冷却流体Hとを熱交換する作用について説明する。
冷媒Rが連通路31aから冷媒流入孔13を通過して第1流路1内に流入する。この冷媒Rは、第1流路1の上流側パス1aから迂回して、下流側パス1bへ流れ、冷媒流出孔14から連通路31b内へ排出される。また、被冷却流体Hが連通路32aから被冷却流体流入孔23を通過して第2流路2内に流入する。この被冷却流体Hは、第2流路2の上流側パス2aから迂回して下流側パス2bへ流れ、被冷却流体流出孔24から連通路32b内へ排出される。
圧力損失によって、第1流路1の上流側パス1a内を流れている冷媒Rの温度が上昇したとしても、第1流路1の上流側パス1a内を流れている冷媒Rと第2流路2の上流側パス2a内を流れている被冷却流体Hは、並向流となっているため、大きな温度差を確保することができる。
また、第1流路1内の下流側パス1b内を流れている冷媒Rは、冷媒流出孔14に近づくにつれて、蒸発し、気化するものの、第2流路2の下流側パス2b内を流れている被冷却流体Hと対向流となっているため、温度差を確保することで、過熱度を得ることができる。
さらに、第1流路1に設けられた第1仕切部15,25によって、第1流路1の流路幅が漸増することで、プレートの特性が高伝熱係数−高圧力損失の特性から低伝熱係数−低圧力損失の特性に無段階に変化する。したがって、冷媒Rは、被熱交換媒体Hと効果的に熱交換される。
このようにして、このプレート式熱交換器は、第1伝熱プレート10と第2伝熱プレート20とによって交互に形成された第1流路1と第2流路2内を冷媒Rと被冷却流体Hとが流通することで、両者R,Hが効果的に熱交換される。
なお、本発明は、前記実施形態に限定することなく種々変更することができる。例えば、本発明は、蒸発器に限定することなく、熱媒体は、冷媒Rでなく油などを使用してもよい。特に熱媒体として、冷媒Rを使用しない場合は、冷媒流入孔13や被冷却流体流入孔23は、伝熱プレート10,20の他方の端部10d,20d側に設けるなど、各孔13,14,23,24の位置は適宜変更することができる。
また、前記第1仕切部15は、第1流路の流路幅を前記流入孔側よりも流出孔側で広くなるように設けられれば、直線状でなく、曲線状に設けてもよく、さらに、第1伝熱プレート10の一方の側部10aと平行に設けてもよい。また、伝熱プレート10,20が波板状に形成されない場合は、第2伝熱プレート20の裏面に第1仕切部25を設けなくてもよい。また、被熱交換媒体の種類によっては、第2流路2には、必ずしも、仕切部を設けなくてもよい。
さらに、このプレート式熱交換器は、第1伝熱プレート10と第2伝熱プレート20との外周縁及び流入孔13,23及び流出孔14,24をガスケット30が囲むことなく、熱的に融着させたものとしてもよい。
1………第1流路
2………第2流路
10……伝熱プレート(第1伝熱プレート)
10a…一方の側部
10b…一方の端部
13……流入孔(冷媒流入孔)
14……流出孔(襟倍流出孔)
15……仕切部(第1仕切部)
17……仕切部(第2仕切部)
20……伝熱プレート(第2伝熱プレート)
20b…一方の端部
20c…他方の側部
20d…他方の端部
23……流入孔(冷却流体流入孔)
24……流出孔(冷却流体流出孔)
31a,31b,32a,32b…連通路
H………被熱交換媒体(被冷却流体)
R………熱媒体(冷媒)

Claims (4)

  1. 積層された複数の伝熱プレートのそれぞれを境にして熱媒体を流通させる第1流路と被熱交換媒体を流通させる第2流路とが交互に形成され、各伝熱プレートに流入孔及び流出孔が形成され、熱媒体が第2流路内に流入することなく第1流路内を流通するように前記流入孔又は流出孔を連通させる連通路と、被熱交換媒体が第1流路内に流入することなく第2流路内を流通するように前記流入孔又は流出孔を連通させる連通路とが設けられたプレート式熱交換器において、
    前記第1流路の流路幅を前記流入孔側よりも流出孔側で広くなるようにする仕切部が伝熱プレートに設けられ
    前記伝熱プレートは一対の側部と一対の端部とを有する四角形状に形成され、前記第1流路の流入孔が伝熱プレートの一方の側部の中間部ないし前記一方の端部側に形成され、前記第1流路の流出孔が伝熱プレートの一方の側部と一方の端部との交点である隅部に形成され、前記仕切部が流入孔から伝熱プレートの他方の端部側に向けて設けられ、第1流路が伝熱プレートの他方の端部側で迂回するように形成されていることを特徴とするプレート式熱交換器。
  2. 前記仕切部は、前記第1流路の流路幅が流入孔側から流出孔側へ次第に広くなるように、前記流入孔から伝熱プレートの他方の端部の中間部の方に向けられていることを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  3. 前記第2流路の流入孔が伝熱プレートの他方の側部と一方の端部との交点である隅部に形成され、前記第2流路の流出孔が伝熱プレートの他方の側部の中間部に形成され、被熱交換媒体が迂回して流通するように誘導する仕切部が第2流路の流出孔から伝熱プレートの他方の端部側に向けて設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプレート式熱交換器。
  4. 第1伝熱プレートと第2伝熱プレートとが交互に積層され、前記第1流路の流路幅を変化させる仕切部が第1伝熱プレートの表面から突出するように設けられ、前記第2の流路を迂回させる仕切部が同じく第1伝熱プレートの裏面から突出するように設けられていることを特徴とする請求項3に記載のプレート式熱交換器。
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