JP6422585B2 - プレート式熱交換器 - Google Patents

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    • F28F9/02Header boxes; End plates

Description

本発明は、プレート式熱交換器に関するものである。
プレート式熱交換器は、複数枚のプレートを積層することで、プレート間に形成された複数の流路を有する。そして、複数の流路を流れる流体同士で熱交換が行われる。また、相互に区別された第1流体、第2流体、第3流体を流し、第1エリアにおいて第1流体と第2流体との間で熱交換が行われ、第2エリアにおいて第1流体と第3流体との間で熱交換が行われる(例えば特許文献1参照)。
特許第4334965号明細書
ここで、特許文献1では、第1エリアと、第2エリアとの間での熱交換を低減することについては、何らの対策もない。
本発明は、上記に関し、第1エリアと、第2エリアとの間での熱交換を低減することができる、プレート式熱交換器を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明のプレート式熱交換器は、第1エンドプレートおよび第2エンドプレートを有し、前記第2エンドプレートが、前記第1エンドプレートから離れた前記第2エンドプレートの一側面に形成された第1畝部を有し、前記第1畝部が、第1稜線を有している、第1熱交換ユニットと、前記第2エンドプレートと対面する第3エンドプレート、および、前記第3エンドプレートを介して前記第2エンドプレートの反対にある第4エンドプレートを有し、前記第3エンドプレートが、前記第4エンドプレートから離れた前記第3エンドプレートの一側面に形成された第2畝部を有し、前記第2畝部が、第2稜線を有している、第2熱交換ユニットと、前記第1熱交換ユニットの前記第2エンドプレート、および、前記第2熱交換ユニットの前記第3エンドプレートの間に介在された、仕切りプレートとを備え、前記第1稜線と、前記第2稜線とは、前記仕切りプレートを介して、互いにねじれの位置にある。
本発明によれば、第1熱交換ユニットと、第2熱交換ユニットとの間での熱交換を低減することができる。
本実施の形態1のプレート式熱交換器の複数流体と複数熱交換ユニットとの関係を示す概念図である。 本実施の形態1のプレート式熱交換器の複数流体の流れを示す概念図である。 本実施の形態1のプレート式熱交換器のプレート構成を説明する図である。 仕切りプレートの隣の第1伝熱プレートを示す図である。 仕切りプレートの隣の第2伝熱プレートを示す図である。 仕切りプレートを示す図である。 第1外側プレートを示す図である。 第2外側プレートを示す図である。 図4のIX−IX線に沿う断面図である。 積層方向に投影的にみた場合の第1凹凸部と第2凹凸部との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に関し、仕切りプレートの隣の第1伝熱プレートと、仕切りプレートと、仕切りプレートの隣の第2伝熱プレートとの積層状態を示す図である。 本発明の実施の形態3に関する、図4と同態様の図である。 本発明の実施の形態4に関し、凹凸部に設けられた陥没部を示す模式部である。
以下、本発明に係るプレート式熱交換の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1のプレート式熱交換器の複数流体と複数熱交換ユニットとの関係を示す概念図である。図2は、本実施の形態1のプレート式熱交換器の複数流体の流れを示す概念図である。
図1および図2に示されるように、本実施の形態1のプレート式熱交換器101は、相互に区別される三つの流体、第1流体、第2流体および第3流体を扱う。三つの流体はそれぞれ、気体あるいは液体の何れでもよく、例えば冷媒、水、湯等の種類も特に限定されない。
プレート式熱交換器101は、第1熱交換ユニット1と、第2熱交換ユニット2とを有している。第1熱交換ユニット1には、第1流体11と、第2流体12とが供給される。第1熱交換ユニット1では、第1流体11と第2流体12との間で熱交換が行われる。第2熱交換ユニット2には、第1流体11と、第3流体13とが供給される。第2熱交換ユニット2では、第1流体11と第3流体13との間で熱交換が行われる。第1流体11は、第1熱交換ユニット1で第2流体12と熱交換した後、第1熱交換ユニット1から流出し、第2熱交換ユニット2に流入し、第2熱交換ユニット2で第3流体13と熱交換し、その後、第2熱交換ユニット2から流出する。第2流体12は、第1熱交換ユニット1に流入し、第1流体11と熱交換した後、第1熱交換ユニット1から流出する。第3流体13は、第2熱交換ユニット2に流入し、第1流体11と熱交換した後、第2熱交換ユニット2から流出する。
図3は、本実施の形態1のプレート式熱交換器のプレート構成を説明する図である。プレート式熱交換器101は、第1熱交換ユニット1に積層された複数の第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dと、第2熱交換ユニット2に積層された複数の第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dとを備えている。なお、図示例では、便宜上、4つの第1伝熱プレートと、4つの第2伝熱プレートとを備えた構成で説明しているが、本発明は、これに限定されるものではない。
さらに、プレート式熱交換器101は、第1熱交換ユニット1と第2熱交換ユニット2との間に設けられた仕切りプレート5と、第1熱交換ユニット1の出入口を提供する第1外側プレート6と、第2熱交換ユニット2の出入口を提供する第2外側プレート7とを備えている。複数の第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dと、仕切りプレート5と、複数の第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dとが、第1外側プレート6と第2外側プレート7との間に挟まれている。そして、複数の第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dのまとまりと、複数の第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dのまとまりとが、仕切りプレート5によって区切られている。
図4は、仕切りプレートの隣の第1伝熱プレート3dを示す図である。図5は、仕切りプレートの隣の第2伝熱プレート4aを示す図である。図6は、仕切りプレート5を示す図である。図7は、第1外側プレート6を示す図である。図8は、第2外側プレート7を示す図である。図9は、図4のIX−IX線(左右方向切断線)に沿う断面図である。図10は、積層方向に投影的にみた場合の後述する第1凹凸部31aと第2凹凸部31bとの関係を示す図である。
第1外側プレート6、第1伝熱プレート3a、3b、3c、3d、仕切りプレート5、第2伝熱プレート4a、4b、4c、4d、および、第2外側プレート7はいずれも、積層方向からみて概ね矩形の板状部材である。
図3〜図5に示されるように、第1伝熱プレート3a、3b、3c、3d、仕切りプレート5および第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dのそれぞれには、積層状態でみたときの一面側からみて、高部Hと低部Lとが設けられている。高低は相対的な高さ関係であり、高部Hは、低部Lを基準としたときに全体が突出した領域とみることができる。
第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dおよび第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dのそれぞれには、上記の矩形でいう4隅の部分に、開口部21が設けられている。開口部21はそれぞれ、対応するプレートを貫通している。開口部21には、プレートが積層された状態で対応する流体が流通する。第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dおよび第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dのそれぞれにおいて、一対の開口部21は、低部Lの隅部に位置しており、別の一対の開口部21は、高部Hの隅部に位置している。
第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dおよび第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dのそれぞれにおいて、低部Lには、凹凸部31が設けられている。第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dおよび第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dは、それぞれ、プレス加工によって、上述した、高部H、低部L、凹凸部31が形成される。
仕切りプレート5には、上記の矩形でいう4隅のうちの1つの隅に、開口部22が設けられている。開口部22は、仕切りプレート5を貫通している。仕切りプレート5の開口部22は、第1流体11が第1熱交換ユニット1から第2熱交換ユニット2へと移動するための流路となる。開口部22は、仕切りプレート5の高部Hに位置している。仕切りプレート5の低部Lには、第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dおよび第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dとは異なり、凹凸部が形成されていない。つまり、仕切りプレート5の低部Lは、積層状態でみたときの一面側および他面側ともに、平坦に形成されている。
第1外側プレート6および第2外側プレート7は、上述した高部Hおよび低部Lの区別のない、全体の高さが一様な、平坦な板状部材である。第1外側プレート6および第2外側プレート7は、上記の矩形でいう4隅のうちの3つの隅に、開口部23が設けられている。第1外側プレート6の3つの開口部23は、第1熱交換ユニット1に関する出入口であり、第2外側プレート7の3つの開口部23は、第2熱交換ユニット2に関する出入口である。第1外側プレート6および第2外側プレート7には、第1伝熱プレート3a、3b、3c、3dおよび第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dのような凹凸部は形成されていない。つまり、第1外側プレート6および第2外側プレート7は、積層状態でみたときの一面側および他面側ともに、平坦に形成されている。
本発明では、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dには、第1凹凸部31aが設けられており、第1凹凸部31aは、第1方向に延びる部分を有している。一方、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aには、第2凹凸部31bが設けられており、第2凹凸部31bは、第2方向に延びる部分を有している。すなわち、第1熱交換ユニット1は、第1エンドプレートである第1伝熱プレート3aと、第2エンドプレートである第1伝熱プレート3dとを含み、第2エンドプレートである第1伝熱プレート3dは、第1エンドプレートから離れた第2エンドプレートの一側面に、第1畝部である第1凹凸部31aを有している。また、第2熱交換ユニット2は、第2エンドプレートと対面する第3エンドプレートである第2伝熱プレート4aと、第3エンドプレートを介して第2エンドプレートの反対にある第4エンドプレートである第2伝熱プレート4dを有し、第3エンドプレートは、第4エンドプレートから離れた第3エンドプレートの一側面に、第2畝部である第2凹凸部31bを有している。
そして、第1方向と第2方向とは、第1伝熱プレート3a、3b、3c、3d、仕切りプレート5および第2伝熱プレート4a、4b、4c、4dの積層方向に投影的にみて、交差している。これにつき、本実施の形態1の具体的構成例に基づき、さらに詳細に説明する。
仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dには、上記積層方向からみて、すなわち、図4の紙面においてみて、V字状に延びる第1凹凸部31aが設けられている。第1凹凸部31aは、図4および図9に示されるように、山部と谷部とが繰り返されることによって構成されており、山部および谷部のそれぞれが、V字状に延びている。図3〜図8は全て、紙面が、熱交換器設置時つまり使用時の上下方向となるように描かれている。よって、図4から分かるように、第1凹凸部31aは、V字の屈曲が上向きになるように形成されている。また、第1凹凸部31aのV字の屈曲は、左右方向の中心に並ぶように形成されており、つまり、第1凹凸部31aのV字は左右対称となっている。
一方、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aにも、同様に、上記積層方向からみて、すなわち、図5の紙面においてみて、V字状に延びる第2凹凸部31bが設けられている。第2凹凸部31bもまた、山部と谷部とが繰り返されることによって構成されており、山部および谷部のそれぞれが、V字状に延びている。第2凹凸部31bは、図5から分かるように、V字の屈曲が下向きになるように形成されている。また、第2凹凸部31bのV字の屈曲は、左右方向の中心に並ぶように形成されており、つまり、第2凹凸部31bのV字は左右対称となっている。すなわち、第1凹凸部31aと、第2凹凸部31bとは、上下が逆になっている。言い換えると、第1稜線は、V字状に延びており、第2稜線は、V字状に延びており、第1稜線と、第2稜線とは、積層方向に投影的にみて、上下逆向きになっている。なお、第1凹凸部31aおよび第2凹凸部31bに関しては、図4および図5の紙面表側からみて、谷部を実線で示し、山部は点線で示している。
第1凹凸部31aは、図4に示されるように、第1方向D1に延びる部分を有している。一方、第2凹凸部31bは、この第1凹凸部31aの第1方向D1に延びる部分と、積層状態で重なる部分(積層方向に投影的にみて第1凹凸部31aの第1方向D1に延びる部分と対応する部分)に、第2方向D2に延びる部分を有している。よって、図10に示されるように、第1方向D1と第2方向D2とは、積層方向に投影的にみて、交差している。特に、本実施の形態1では、第1凹凸部31aのV字と、第2凹凸部31bのV字とが、上述したように構成されているため、第1凹凸部31aの全体と、第2凹凸部31bの全体とが、積層方向に投影的にみて、交差している。すなわち、第1畝部は、第1稜線である上記の山部を有し、第2畝部は、第2稜線である上記の山部を有し、第1稜線と、第2稜線とは、仕切りプレートを介して、互いにねじれの位置にある。
このように構成されたプレート式熱交換器101の作用を説明する。第1熱交換ユニット1においては、積層されて隣り合う一対の第1伝熱プレートの間に流路が確保され、複数の流路には、積層方向でみて交互に、第1流体11および第2流体12が流れる。これにより、第1流体11および第2流体12の間で熱交換が行われる。また、第2熱交換ユニット2においても同様であり、積層されて隣り合う一対の第2伝熱プレートの間に流路が確保され、複数の流路には、積層方向でみて交互に、第1流体11および第3流体13が流れる。これにより、第1流体11および第3流体13の間で熱交換が行われる。
また、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dと、仕切りプレート5との間では、積層状態でみたときの他面側(仕切りプレート5と対面している側)の山部(すなわち一面側からみたときの谷部)が、仕切りプレート5の平坦な一面に当接する。この当接により、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dと、仕切りプレート5との間では、上下方向の流路が遮断され、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dと、仕切りプレート5との間は、流体が充満されず空気が十分に確保された領域が生じる。すなわち、図3にも示されているように、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dと、仕切りプレート5との間には、流体は流れない。これにより、第1熱交換ユニット1と第2熱交換ユニット2との間での熱交換が抑制でき、第1熱交換ユニット1と第2熱交換ユニット2との間の熱交換に起因した熱交換ロスを低減することができる。さらに加えて、本実施の形態1では、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dの第1凹凸部31aの第1方向D1と、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aの第2方向D2とは、図10に示されるように、積層方向に投影的にみて、交差している。このため、第1熱交換ユニット1と第2熱交換ユニット2との間の伝熱経路が縮小しており、第1熱交換ユニットと第2熱交換ユニットとの間での熱交換を大いに低減することができる。なお、本実施の形態1の好適な一例では、第1凹凸部31aのV字の上向きの屈曲頂点31a’と、第2凹凸部31bのV字の下向きの屈曲頂点31b’とは、図10に示されるように、すなわち、積層方向に投影的にみて、重ならないように構成されている。よって、積層方向に投影的にみて、第1凹凸部31aと第2凹凸部31bとの交差点は、極めて少なくなっており、これにより、第1熱交換ユニットと第2熱交換ユニットとの間での熱交換を、より一層低減することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について、図11を用いて説明する。図11は、本発明の実施の形態2に関し、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dと、仕切りプレート5と、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aとの積層状態を示す図である。また、図11は、図9のように左右方向の切断線による断面を模式化しており、理解を容易にするため、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dと、仕切りプレート5と、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aの厚みの図示を省略して示している。なお、本実施の形態2は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
本実施の形態2は、以下に説明する特徴の何れかを備えているものとする。まず、第1の特徴として、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aの第2凹凸部231bは、少なくとも2種類の高さを有している。そして、第2凹凸部231bの仕切りプレート5側の山部のうち、相対的に高い山部だけが仕切りプレート5に当接し、第2凹凸部231bの仕切りプレート5側の山部のうち、相対的に低い山部は、仕切りプレート5から離隔している。
第2の特徴として、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート3dの第1凹凸部231aは、少なくとも2種類の高さを有している。そして、第1凹凸部231aの仕切りプレート5側の山部のうち、相対的に高い山部だけが仕切りプレート5に当接し、第1凹凸部231aの仕切りプレート5側の山部のうち、相対的に低い山部は、仕切りプレート5から離隔している。すなわち、第1畝部のうち、相対的に高い畝部だけが仕切りプレートに当接し、第1畝部のうち、相対的に低い畝部は、仕切りプレートから離隔しており、第2畝部のうち、相対的に高い畝部だけが仕切りプレートに当接し、第2畝部のうち、相対的に低い畝部は、仕切りプレートから離隔している。
第3の特徴として、上述した第1の特徴と第2の特徴とを含み、さらに、第1凹凸部231aと仕切りプレート5とが当接しているポイントP1と、第2凹凸部31bと仕切りプレート5とが当接しているポイントP2とは、積層方向Sには並んでいない。つまり、第1畝部と仕切りプレートとが当接しているポイントと、第2畝部と仕切りプレートとが当接しているポイントとは、積層方向には並んでいない。
上述した本実施の形態2によれば、実施の形態1で得られる作用効果に加えて、次のような作用効果も得られる。第1の特徴では、第2凹凸部31bと仕切りプレート5との当接箇所が存在することで耐圧強度を確保すると共に当該当接箇所を減らすことで望ましくない熱交換を抑制することができる。第2の特徴も同様であり、第1凹凸部231aと仕切りプレート5との当接箇所が存在することで耐圧強度を確保すると共に当該当接箇所を減らすことで望ましくない熱交換を抑制することができる。さらに、第3の特徴によれば、第1凹凸部231aと第2凹凸部31bとの双方が、仕切りプレート5と当接することで、第1の特徴および第2の特徴以上に、耐圧強度を確保することが可能でありながら、第1凹凸部231a、仕切りプレート5、第2凹凸部31bが積層方向に直線的に揃っていないことで、第1熱交換ユニット1と第2熱交換ユニット2との間での熱交換を低減することができる。すなわち、望ましくない熱交換の抑制と、耐圧強度の向上との双方を促進することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3について、図12を用いて説明する。図12は、本発明の実施の形態3に関する、図4と同態様の図である。なお、本実施の形態3は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1または実施の形態2と同様であるものとする。
第1流体11は、図3から分かるように、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレートの上部、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレートの下部、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aの下部、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aの上部の順に温度変化が進行する。よって、仕切りプレート5の表裏関係でみた流体の温度差に関しては、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレートの上部の第1流体11と、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレート4aの上部の第1流体11との温度差が大きい。
これに鑑みて、本実施の形態3では、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート303dは、第1凹凸部と仕切りプレート5との当接合計面積が、単位面積当たりでみて、仕切りプレート5の表裏関係でみた流体の温度差が大きい部分ほど、小さくなるような第1凹凸部が形成されている。
図12に示す具体的一例では、第1凹凸部331aは、第1凹凸部31a、231aと同様、V字状に延びる。第1凹凸部331aは、上述したように仕切りプレート5の表裏関係でみた流体の温度差が大きい部分である、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート303dの上部側ほど、V字の山部(谷部)のピッチが広くなっている。言い換えると、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート303dの上部の第1凹凸部331aのピッチは、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート303dの下部の第1凹凸部331aのピッチよりも大きい。つまりは、上述したように仕切りプレート5の表裏関係でみた流体の温度差が大きい部分である、仕切りプレート5の隣の第1伝熱プレート303dの上部側ほど、第1凹凸部331aと仕切りプレート5との当接合計面積が、単位面積当たりでみて、小さくなっている。上記以外については、第1凹凸部331aは、第1凹凸部31aまたは第1凹凸部231aと同様であるものとする。なお、本実施の形態3は、仕切りプレート5の隣の第2伝熱プレートの第2凹凸部に関して、仕切りプレート5の表裏関係でみた流体の温度差に応じて第1凹凸部331aと仕切りプレート5との当接合計面積を変更するように実施することもできる。
上述した実施の形態3によれば、実施の形態1または実施の形態2で得られる作用効果が同様に得られる。さらに加えて、本実施の形態3では、仕切りプレート5の表裏関係でみた流体の温度差が大きい領域では、望ましくない熱交換を積極的に抑制し、第1熱交換ユニット1と第2熱交換ユニット2との間での熱交換を低減することができる。さらに、仕切りプレート5の表裏関係でみた流体の温度差が小さい領域では、熱交換の抑制作用を積極的に減らすと共に、耐圧強度を積極的に向上させることができる。このように本実施の形態3では、望ましくない熱交換の抑制と、耐圧強度の向上との双方を促進することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4について、図13を用いて説明する。図13は、本発明の実施の形態4に関し、凹凸部に設けられた陥没部を示す模式部である。なお、本実施の形態4は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1、2または3と同様であるものとする。
本実施の形態4では、仕切りプレートの隣の第1伝熱プレートの第1凹凸部431aと、仕切りプレートの隣の第2伝熱プレートの第2凹凸部431bとのそれぞれにおいて、陥没部441が設けられている。第1凹凸部431aの陥没部441は、第1凹凸部431aにおける、仕切りプレート5と対面している側の山部に設けられている。また、第2凹凸部431bの陥没部441は、第2凹凸部431bにおける、仕切りプレート5と対面している側の山部に設けられている。第1凹凸部431aの陥没部441および第2凹凸部431bの陥没部441はともに、積層方向に投影的にみて、第1凹凸部431aと第2凹凸部431bとの交差点に位置している。言い換えると、第1畝部は第1稜線上に陥没部を有しており、第2畝部は第2稜線上に陥没部を有しており、第1畝部の陥没部および第2畝部の前記陥没部はともに、積層方向に投影的にみて、第1稜線と第2稜線との交差点に位置している。
また、本実施の形態4では、上記実施の形態1〜3と同様、第1凹凸部431aの第1方向と、第2凹凸部431bの第2方向とが、プレートの積層方向に投影的にみて、交差している。したがって、一例であるが、陥没部441は次のようにして形成することができる。製造の際に、完成に向けた積層工程の前に、仕切りプレートの隣の第1伝熱プレートと、仕切りプレートの隣の第2伝熱プレートとを、仕切りプレート5を介在させることなく、積層し、所定の荷重をかける。このとき、上記のように第1方向と第2方向とが交差している関係から、第1凹凸部431aの山部と、第2凹凸部431bの山部とが交差した関係で互いに押し合う。これにより、第1凹凸部431aの山部と、第2凹凸部431bの山部とが互いに陥没し、第1凹凸部431aの山部と、第2凹凸部431bの山部との双方に陥没部441が形成される。
上述した実施の形態4によれば、実施の形態1、2または3で得られる作用効果が同様に得られる。また、本実施の形態4では、仕切りプレート5と対面している側の山部に、陥没部があるので、仕切りプレート5と対面している側の山部の陥没部がある部分は、仕切りプレート5と当接せず離隔することができる。よって、本実施の形態4では、山の稜線全体が、仕切りプレート5と当接している場合と比べ、望ましくない熱交換の抑制を図る効果が高い。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
例えば、上述した実施の形態では、第1稜線および第2稜線は、V字状に延びていたが、本発明は、これに限定されるものではない。よって、例えば、第1稜線および第2稜線は、W字状あるいはM字状に延びている態様でもよく、さらに、単に傾いた斜線状に延びている態様でもよい。
1 第1熱交換ユニット、2 第2熱交換ユニット、3a、3b、3c、3d、303d 第1伝熱プレート、4a、4b、4c、4d 第2伝熱プレート、5 仕切りプレート、31a、231a、331a、431a 第1凹凸部、31b、231b,431b
第2凹凸部、101 プレート式熱交換器、441 陥没部。

Claims (6)

  1. 第1エンドプレートおよび第2エンドプレートを有し、前記第2エンドプレートが、前記第1エンドプレートから離れた前記第2エンドプレートの一側面に形成された第1畝部を有し、前記第1畝部が、第1稜線を有している、第1熱交換ユニットと、
    前記第2エンドプレートと対面する第3エンドプレート、および、前記第3エンドプレートを介して前記第2エンドプレートの反対にある第4エンドプレートを有し、前記第3エンドプレートが、前記第4エンドプレートから離れた前記第3エンドプレートの一側面に形成された第2畝部を有し、前記第2畝部が、第2稜線を有している、第2熱交換ユニットと、
    前記第1熱交換ユニットの前記第2エンドプレート、および、前記第2熱交換ユニットの前記第3エンドプレートの間に介在された、仕切りプレートとを備え、
    前記第1稜線と、前記第2稜線とは、前記仕切りプレートを介して、互いにねじれの位置にあり、
    前記第1畝部は、少なくとも2種類の高さを有し、
    前記第2畝部は、少なくとも2種類の高さを有し、
    前記第1畝部のうち、相対的に高い畝部だけが前記仕切りプレートに当接し、前記第1畝部のうち、相対的に低い畝部は、前記仕切りプレートから離隔しており、
    前記第2畝部のうち、相対的に高い畝部だけが前記仕切りプレートに当接し、前記第2畝部のうち、相対的に低い畝部は、前記仕切りプレートから離隔しており、
    前記第1畝部と前記仕切りプレートとが当接しているポイントと、前記第2畝部と前記仕切りプレートとが当接しているポイントとは、積層方向には並んでいない
    プレート式熱交換器。
  2. 前記第1稜線と、前記第2稜線とは、前記積層方向に投影的にみて、上下逆向きである、
    請求項1のプレート式熱交換器。
  3. 前記第1稜線と、前記第2稜線とは、前記積層方向に投影的にみて、上下逆向きであり、
    前記第1稜線の頂点と、前記第2稜線の頂点とは、前記積層方向に投影的にみて、重なっていない、
    請求項1のプレート式熱交換器。
  4. 前記第1稜線は、V字状に延びており、
    前記第2稜線は、V字状に延びている、
    請求項3のプレート式熱交換器。
  5. 前記第1畝部は、前記仕切りプレートの表裏関係でみた流体の温度差が大きい部分ほど、前記第1畝部と前記仕切りプレートとの当接合計面積が、単位面積当たりでみて、小さくなるように、構成されている、
    請求項1〜4のいずれか一項のプレート式熱交換器。
  6. 前記第1畝部は前記第1稜線上に陥没部を有しており、
    前記第2畝部は前記第2稜線上に陥没部を有しており、
    前記第1畝部の前記陥没部および前記第2畝部の前記陥没部はともに、積層方向に投影的にみて、前記第1稜線と前記第2稜線との交差点に位置している、
    請求項1〜5のいずれか一項のプレート式熱交換器。
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