JP2017129293A - 熱交換器 - Google Patents

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和弘 角口
Kazuhiro Tsunoguchi
和弘 角口
泰昭 広川
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泰昭 広川
敬剛 立木
Yukitake Tachiki
敬剛 立木
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Abstract

【課題】熱交換器の各扁平管が互いに平行に配置されているため、熱交換器を通過する空気は扁平管の平坦な面に沿って流れる。これにより、送風機の羽根は有る程度の大きさが必要となっていた。そのため、送風機が重くなり、この送風機を回転させるモータへの負荷が大きくなっていた。【解決手段】そこで、本発明の熱交換器は、上下に配列される複数の扁平管と、複数の扁平管と交差させ、左右に配列される板状の複数のフィンを有する熱交換器であって、複数の扁平管のうち、熱交換器の上部に配置される上側扁平管は、熱交換器の幅方向に対し下方に向かって所定角度で傾斜し、熱交換器の下部に配置される下側扁平管は、熱交換器の幅方向に対し平行または上方に向かって所定角度で傾斜している。【選択図】 図3

Description

本発明は、扁平管とフィンとを備え、扁平管内を流れる冷媒と空気を熱交換させる熱交換器に関するものである。
室外機内に設置され、アルミニウムで形成された扁平管とフィンを備えた熱交換器が知られている。この熱交換器では、複数の板状のフィンが互いに所定の間隔をおいて平行に積層されている。この積層されたフィン夫々に直交するように挿入された複数の扁平管が、互いに一定の間隔をおいて上下に並んで配置されている。扁平管は断面形状が長円形あるいは角の丸い矩形となった伝熱管であり、配置された時に平坦な面が互いに平行になるように上下方向に配列されている。(特許文献1参照)
特開2012−193872号公報
図9に示すように、送風機600が回転することによって、空気が斜線の矢印に示す向き(左から右の方向)に流れる。各扁平管230a〜230oは平坦な面を上下方向に向けて互いに平行に配置されているため、斜線の矢印で示す空気は各扁平管230a〜230oの平坦な面に沿って流れる。これにより、少なくとも最上段にある扁平管230aから最下段にある扁平管230oの間の範囲に空気を通過させるため、送風機600の羽根は熱交換器200の高さの半分程度の長さが必要となっていた。そのため、送風機600が重くなり、この送風機600を回転させるモータへの負荷が大きくなっていた。
そこで、本発明は、送風機を軽量化し、モータの負荷を小さくできる熱交換器を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するために、本発明の熱交換器は、上下に配列される複数の扁平管と、複数の扁平管と交差させ、左右に配列される板状の複数のフィンを有する熱交換器であって、複数の扁平管のうち、熱交換器の上部に配置される上側扁平管は、熱交換器の幅方向に対し下方に向かって所定角度で傾斜し、複数の扁平管のうち、熱交換器の下部に配置される下側扁平管は、熱交換器の幅方向に対し平行または上方に向かって所定角度で傾斜していることを特徴とする。
また、本発明の熱交換器は、熱交換器の幅方向に複数列配列し、配列されたそれぞれの熱交換器にある複数の扁平管のうち最上部にある扁平管が同一直線上に配置されることを特徴とする。
また、本発明の熱交換器は、複数の扁平管の傾斜角度が、フィンの上端または下端からフィンの中央にかけて徐々に小さくなることを特徴とする。
本発明の熱交換器によれば、熱交換器に流入した空気が熱交換器の上下方向の中央に向かって流れるため、送風機の羽根を小型化にすることで送風機を軽量化でき、モータへの負荷を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態にかかる熱交換器の全体を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる熱交換器の全体を示した正面図である。 図2の切断線A−Aにおける断面と、送風機を示した図である。 本発明の第2実施形態にかかる図2の切断線A−Aにおける断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる図2の切断線A−Aにおける断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる断面図である。 本発明の第5実施形態にかかる断面図である。 本発明の第6実施形態にかかる断面図である。 従来にかかる熱交換器の断面と、送風機を示した図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関する熱交換器100は、図1と図2に示すように、フィン120と扁平管130を備えた熱交換器である。熱交換器の幅方向は熱交換器に空気が流通する通風方向となる。
熱交換器100は、第1ヘッダ110aと、第2ヘッダ110bと、複数の扁平管130と、複数のフィン120とを備えている。第1ヘッダ110a、第2ヘッダ110b、扁平管130、フィン120はいずれもアルミニウム合金製の部材であり、各々の接合は蝋付けによって行われている。
第1ヘッダ110aと第2ヘッダ110bは、両方とも長手方向の両端が閉鎖された細長い円筒状に形成されている。熱交換器100の一端側に第1ヘッダ110aが配置され、熱交換器100の他端側に第2ヘッダ110bが配置される。なお、第1ヘッダ110aと第2ヘッダ110bのそれぞれの長手方向を熱交換器100の上下方向とする。この上下方向と直交する面を水平方向と平行になる面として、以下の説明を行う。
扁平管130は、断面形状が長円形あるいは角の丸い矩形となった伝熱管であり、後述するフィン120と直交するように水平方向に延びている。また、扁平管130には、冷媒が流れる冷媒流路が複数本形成され、この冷媒流路は扁平管130の長手方向の一端と他端の間に、長手方向の一端から他端にかけて延び、扁平管130の幅方向に等間隔で配置されている。熱交換器は、図2に示すように、熱交換器100の上下方向の中央部分に配置される扁平管130g、130h、130xを境とし上下に二つの熱交換部を備え、上部に配置される熱交換部が上側熱交換部210となり、下部に配置される熱交換部が下側熱交換部220となっている。各扁平管130a〜130oは、一端が第1ヘッダ110aに挿入され、他端が第2ヘッダ110bに挿入されている。なお、扁平管130の長手方向を左右方向とする。次に、各扁平管130a〜130oが後述するフィン120と直交した状態について図3を基に説明する。なお、斜線の矢印は通風方向を示しており、斜線の矢印がある側を風上側、送風機500がある側を風下側とする。上側熱交換部210に配置されている上側扁平管130a〜130fのそれぞれは熱交換器100の幅方向である通風方向に対し所定角度θ1で下方に傾斜し、下側熱交換部220に配置されている下側扁平管130j〜130oのそれぞれは熱交換器100の幅方向である通風方向に対し所定角度θ2で上方に傾斜している。上側扁平管130a〜130fと下側扁平管130j〜130oのそれぞれは、図2に示すように、熱交換器100の熱交換効率と通風抵抗などを考慮して決定した間隔である第1の間隔d1をおいて上下に並んで配置されている。なお、本実施例では上側扁平管の全てが同じ所定角度θ1で傾斜し、下側扁平管の全てが同じ所定角度θ2で傾斜しているが、本発明はこれに限定したものではなく、図7に示すように、各扁平管130a〜130oの傾斜角度が、フィンの上端または下端からフィンの中央付近にかけて徐々に緩やかに水平になるなど、適宜変更してもよい。
フィン120は、金属板をプレス加工することによって、縦長の板形状に形成されている。フィン120には、図2と図3に示すように、フィン120の短手方向の一端からフィン120の短手方向の他端に向かって延びる横長の切り欠き部140が、フィン120の長手方向(上下方向)に所定の間隔をおいて多数形成されている。この切り欠き部140a〜140oに扁平管130a〜130oが差し込まれることで、扁平管130は上側熱交換部210や下側熱交換部220などにおいて、フィン120の風上側の端で上下方向に第1の間隔d1をおいて配置される。また、フィン120は、図2に示すように、扁平管130の長手方向(左右方向)に熱交換器100の熱交換効率と通風抵抗などを考慮して決定した間隔である第2の間隔d2をおいて複数枚配置される。上下に隣り合う扁平管130と、左右に隣り合うフィン120に囲まれた通風路150が、上下方向と左右方向それぞれに複数並んで形成される。なお、図2では複数の通風路150のうち1つを代表して図示している。フィン120と扁平管130はそれぞれで直交しており、図3に示すように、フィン120の表面のうち、複数の通風路の一つと接すると共に、上下に隣り合う扁平管130の間に位置する面が、斜線の矢印で示す空気と熱交換する伝熱部121となる。また、切欠き部140より他端側にある面が、フィン120の上端120aから下端120bまで連続して形成された流水部(連通部)122となる。
なお、本実施形態では送風機500が熱交換器100の風下側に配置されているが、本発明はこれに限定したものではなく、図8に示すように、送風機500が熱交換器100の風上側に配置されてもよい。この場合、上側熱交換部210に配置されている上側扁平管130a〜130fのそれぞれは熱交換器100の幅方向である通風方向に対し所定角度θ1で上方に傾斜し、下側熱交換部220に配置されている下側扁平管130j〜130oのそれぞれは熱交換器100の幅方向である通風方向に対し所定角度θ2で下方に傾斜する。
以上より、本発明の第1実施形態の熱交換器は、上側扁平管130a〜130fが通風方向に対し下方に傾斜し、下側扁平管130j〜130oが通風方向に対し上方に傾斜しているため、扁平管130の平坦な面に沿って流れた空気は熱交換器100の上下方向の中央に向かって流れる。これにより、従来とほぼ同じ熱交換量を確保しながら、送風機500の羽根を従来よりも小さくして送風機500を軽量化でき、この送風機500を回転させる図示しないモータの負荷を減らすことができる。なお、本実施形態では上下方向を図面の上下と合わせて説明しているが本発明はこれに限定したものではなく、熱交換器を上下反転して設置した場合など熱交換器の設置された向きに応じて適宜変更してもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態は図4に示すように、第1実施形態とは上側扁平管130a〜130fが異なる。異なる箇所だけを以下に説明する。第2実施形態の上側扁平管130a〜130fは傾斜しておらず、水平方向に向いている。これにより、本発明の第2実施形態の熱交換器は、下側扁平管130j〜130oが通風方向に対し上方に傾斜しているため、下側扁平管130j〜130oに沿って流れた空気は熱交換器100の上下方向の中央に向かって流れる。これにより、送風機の羽根を従来よりも小さくして送風機500を軽量化でき、この送風機500を回転させる図示しないモータの負荷を減らすことができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は図5に示すように、第1実施形態とは下側扁平管130j〜130oが異なる。異なる箇所だけを以下に説明する。第3実施形態の下側扁平管130j〜130oは傾斜しておらず、水平方向に向いている。これにより、本発明の第3実施形態の熱交換器は、上側扁平管130a〜130fが通風方向に対し下方に傾斜しているため、上側扁平管130a〜130fに沿って流れた空気は熱交換器100の上下方向の中央に向かって流れる。これにより、送風機の羽根を従来よりも小さくして送風機500を軽量化でき、この送風機500を回転させる図示しないモータの負荷を減らすことができる。
(第4実施形態)
第4実施形態は図6に示すように、第1実施形態の熱交換器を通風方向に2列並べたものである。異なる箇所だけを以下に説明する。なお、風上側にある熱交換器を第1熱交換ユニット300とし、風下側にある熱交換器を第2熱交換ユニット400とする。図6に示すように、第1熱交換ユニット300の各扁平管330a〜330oで空気が上下方向の中央に向かって流れるため、第1熱交換ユニット300よりも風下に配置される第2熱交換ユニット400は、第1熱交換ユニットよりも扁平管の数が2本少なく、上下方向の長さを短くできる。また、第1熱交換ユニット300の上端に一番近い扁平管330aと、第2熱交換ユニット400の上端に一番近い扁平管430aは同一直線L1上に配置されている。同様に、第1熱交換ユニット300の下端に一番近い扁平管330oと、第2熱交換ユニット400の下端に一番近い扁平管430mは同一直線L2上に配置されている。これにより、第1熱交換ユニット300の扁平管330の平坦な面に沿って流れた空気が第2熱交換ユニット400の扁平管430の平坦な面に沿って流れ易くなる。よって、第1熱交換ユニット300と第2熱交換ユニット400を通過した空気は熱交換器100のより中央に向かって流れるため、送風機の羽根をより小さくして送風機500をより軽量化でき、この送風機500を回転させる図示しないモータの負荷をより減らすことができる。
100 熱交換器
120 フィン
130 扁平管

Claims (3)

  1. 上下に配列される複数の扁平管と、
    前記複数の扁平管と交差させ、左右に配列される板状の複数のフィンを有する熱交換器であって、
    前記複数の扁平管のうち、前記熱交換器の上部に配置される上側扁平管は、前記熱交換器の幅方向に対し下方に向かって所定角度で傾斜し、
    前記複数の扁平管のうち、前記熱交換器の下部に配置される下側扁平管は、前記熱交換器の幅方向に対し平行または上方に向かって所定角度で傾斜していることを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器を、前記熱交換器の幅方向に複数列配列し、
    配列されたそれぞれの熱交換器にある複数の扁平管のうち最上部にある扁平管が同一直線上に配置されることを特徴とする熱交換器。
  3. 前記複数の扁平管の傾斜角度が、前記フィンの上端または下端から前記フィンの中央にかけて徐々に小さくなることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
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