JP2016102592A - 熱交換器 - Google Patents

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伊藤 俊太郎
Shuntaro Ito
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Abstract

【課題】第1の間隔をあけて上下に配列される複数の扁平管と、第2の間隔をあけると共に複数の扁平管と交差させて複数の扁平管のうち隣り合う扁平管の間を区画し空気を通風するための通風路を複数形成する板状の複数のフィンとを有する熱交換器において、フィンを切り起して形成したルーバーが空気の通風方向に複数片並んで形成されている。このルーバーは、上端から下端まで同じ角度で切り起しているため、ルーバー同士の間に凝縮水が溜まり目詰まりする場合があった。凝縮水が目詰まりした場合、熱交換器と空気が接触する面積が減少し、熱交換効率が低下する問題があった。【解決手段】ルーバーが上側ルーバー部と下側ルーバー部を有し、下側ルーバー部の切り起し角度が上側ルーバー部の切り起し角度よりも小さくした。【選択図】 図3

Description

本発明は、扁平管とフィンとを備え、扁平管内を流れる流体を空気と熱交換させる熱交換器に関するものである。
扁平管とフィンとを備えた熱交換器が知られている。この熱交換器では、板状のフィンが互いに所定の間隔をおいて平行に積層されている。この積層されたフィン夫々には、フィンの短手方向の一端から他端に向かって横長の切り欠き部が多数形成されている。この多数の切り欠き部は、フィンの長手方向に一定の間隔で形成されている。扁平管は断面形状が長円形あるいは角の丸い矩形となった伝熱管である。この扁平管は前述の切欠き部に夫々挿入されることで、互いに一定の間隔をおいて上下に並んで配置されている。また、フィンの他端側には、上端から下端まで連続する流水部が形成される。そのため、フィン上に発生した凝縮水がこの流水部を伝って、フィンの下端にまで流れ落ちることが出来るため、熱交換器の排水性を高めることが出来る。
このような熱交換器において、熱交換効率を上げる方法の一つに特許文献1に開示されている方法がある。図7に示すように、フィン320上で扁平管330に上下方向から挟まれた領域の一部に、上下方向に渡ってフィン320を切起して形成したルーバー350を白抜き矢印に示す空気の通風方向に対し複数形成している。このルーバー350がフィン320に沿って流れる空気を乱流とし、温度差のある空気がフィン320に当たることで、熱交換効率が良くなる。
特開2000−234833号公報
しかし、熱交換器を蒸発器として機能させた場合、ルーバー350には凝縮水が付着する。特許文献1のルーバーでは、上端から下端まで同じ角度で切り起されており、凝縮水が下方に流れるにしたがって纏まり大粒になるため、凝縮水が下端まで流下しにくくなり、凝縮水の一部がルーバー350の間に溜まり目詰まりする場合があった。凝縮水がルーバー350の間に目詰まりした場合、熱交換器と空気が接触する面積が減少し、熱交換効率が低下する問題があった。
そこで、本発明は、熱交換器のフィンにルーバーを備えたとしても、ルーバーの間に溜まった凝縮水を従来よりも排水できるようにして、熱交換器の熱交換効率を改善することを目的としたものである。
上述した問題を解決するために、本発明は、第1の間隔をあけて上下に配列される複数の扁平管と、第2の間隔をあけると共に複数の扁平管と交差させて複数の扁平管のうち隣り合う扁平管の間を区画し空気を通風するための通風路を複数形成する板状の複数のフィンとを有する熱交換器であって、フィンは、通風路を区画する伝熱部と、伝熱部を通風方向に切り起こして形成されたルーバーを有し、ルーバーは、上側ルーバーと下側ルーバーを有し、下側ルーバーの切り起し角度が上側ルーバーの切り起し角度よりも小さいことを特徴とする。
本発明の熱交換器によれば、フィンにルーバーを備えたとしても、ルーバーの間に溜まった凝縮水を従来よりも排水できるようになり、凝縮水による熱交換器の熱交換効率の低下を防ぐことが出来る。
本発明にかかる熱交換器の全体を示した斜視図である。 本発明にかかる熱交換器の全体を示した正面図である。 本発明にかかる第1実施例の熱交換器を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。 (A)は本発明にかかる第1実施例の熱交換器のルーバーを側面方向から示した側面図で、(B)はルーバーの断面を示した(図3のB−BとC−Cに沿った)断面図である。 本発明にかかる第2実施例の熱交換器を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。 本発明にかかる第2実施例の熱交換器のルーバーの断面を示した(図5のD−DとE−Eに沿った)断面図である。 従来にかかる熱交換器を図3と同様に側面方向からの断面を示した断面図である。
以下に、図面に基づいて、本発明にかかる熱交換器の実施例を詳細に説明する。
本発明に関する熱交換器100は、図1と図2に示すように、フィン120と扁平管130を備えた熱交換器である。
(第1実施例)
本発明の熱交換器100の第1実施例は、第1ヘッダ110aと、第2ヘッダ110bと、複数の扁平管130と、複数のフィン120とを備えている。第1ヘッダ110a、第2ヘッダ110b、扁平管130、フィン120はいずれもアルミニウム合金製の部材であり、蝋付けによって互いに接合されている。
第1ヘッダ110aと第2ヘッダ110bは、両方とも両端が閉鎖された細長い円筒状に形成されている。熱交換器100の一端側に第1ヘッダ110aが配置され、熱交換器100の他端側に第2ヘッダ110bが配置される。なお、第1ヘッダ110aと第2ヘッダ110bのそれぞれの軸方向を熱交換器100の上下方向とする。
扁平管130は、断面形状が長円形あるいは角の丸い矩形となった伝熱管であり、フィン120と直交する方向に延びており、上部が上側平坦面131、下部が下側平坦面132となっている。また、扁平管130には、冷媒が流れる冷媒流路が複数本配置され、この冷媒流路は扁平管130の長手方向に延びて形成され、扁平管130の幅方向に等間隔で配置されている。熱交換器100において、各扁平管130は、各々の上側平坦面131と下側平坦面132が対向するように、熱交換器100の熱交換効率と通風抵抗などを考慮して設計した間隔である第1の間隔をおいて上下に並んで配置されている。各扁平管130は、一端を第1ヘッダ110aに挿入し、他端を第2ヘッダ110bに挿入している。
フィン120は、金属板をプレス加工することによって、縦長の板形状に形成されている。フィン120には、図3に示すように、フィン120の短手方向の一端からフィン120の他端に向かって延びる横長の切り欠き部140が、フィン120の長手方向(上下方向)に所定の間隔をおいて多数形成されている。この切り欠き部140に扁平管130が差し込まれることで、扁平管130は上下方向に第1の間隔をおいて配置される。また、フィン120は、図1に示すように、扁平管130の長手方向に熱交換器100の熱交換効率と通風抵抗などを考慮して設計した間隔である第2の間隔をおいて複数枚配置され、上下方向に隣り合う扁平管130の間を空気が流れる複数の通風路に区画している。フィン120と扁平管130はそれぞれで直交しており、図3に示すように、フィン120の表面のうち、上下に隣り合う扁平管130の間に位置する面が、通過する空気と熱交換する伝熱部121となる。また、切欠き部140より他端側にある面が、フィン120の上端から下端まで連続して接続された流水部(連通部)122となる。
フィン120の伝熱部121には、伝熱部121の一部を通風方向に切り起こしたルーバー150が形成されている。このルーバー150は、図4(A)に示すように、矩形状に切り込まれ、それにより形成された矩形の板部124の中心線123に対して線対称となるように水平方向に回転するように曲げられ、白抜き矢印に示す空気の通風方向に複数片並んで形成されている。このルーバー150の各片は、熱交換器100の上下方向に対し上側にある上側ルーバー部151と下側にある下側ルーバー部152より構成され、上側ルーバー部151と下側ルーバー部152は繋がっている。上側ルーバー部151と下側ルーバー部152は、図4(B)に示すように、共にフィン120を同じ長さL1で切り起して形成したものであるが、伝熱部121に対する切り起し角度が異なっている。下側ルーバー部152の切り起し角度d2は上側ルーバー部151の切り起し角度d1よりも小さく形成されている。下側ルーバー部152の切り起し角度d2が上側ルーバー部151の切り起し角度d1に比べて小さいため、下側ルーバー部152の隣接するルーバー部同士の間隔h1が上側ルーバー部151の隣接するルーバー部同士の間隔h2よりも狭くなる。
ルーバー150が前述した構成により、下側ルーバー部152が上側ルーバー部151よりも隣接するルーバー部同士の間隔が狭いため、毛細管現象により凝縮水が下方に流れ易くなる。よって、通風方向に隣り合うルーバー部同士の間に凝縮水が溜まり難くなるため、熱交換器の熱交換効率が低下することを防ぐことが出来る。また、除霜運転で霜が溶けた後に出来る凝縮水も下方に流れ易くなるため、暖房運転を開始した時も本発明の熱交換器100は効率よく空気と冷媒との熱交換を行える。
一方、上側ルーバー部151は下側ルーバー部152よりも切り起し角度が大きいため、フィン120に沿って流れる空気を乱流とし易くなり、熱交換効率を良く出来る。
(第2実施例)
本発明の熱交換器100の第2実施例は、図5および図6に示すように、ルーバー150は一端がフィン120に接続され他端が解放された状態で通風方向に切り起こして形成されている。また、第1実施例と同様に、熱交換器100の上下方向に対し上側にある上側ルーバー部151と下側にある下側ルーバー部152が繋がっており、図6に示すように、下側ルーバー部152の切り起し角度d2は上側ルーバー部151の切り起し角度d1よりも小さく形成されている。これにより、下側ルーバー部152のルーバー部同士の間隔h4が上側ルーバー部151のルーバー部同士の間隔h3よりも小さくなるため、第1実施例と同様に、毛細管現象により凝縮水が下方に流れ易くなる。よって、熱交換器100の熱交換効率が低下することを防ぐことが出来る。
以上より、本発明の熱交換器によれば、フィンにルーバーを備えたとしても、ルーバー同士の間に溜まった凝縮水を効率的に排水できるようになり、凝縮水による熱交換器の熱交換効率が低下することを防ぐことが出来る。
100 熱交換器
120 フィン
130 扁平管
150 ルーバー

Claims (1)

  1. 第1の間隔をあけて上下に配列される複数の扁平管と、
    第2の間隔をあけると共に前記複数の扁平管と交差させて前記複数の扁平管のうち隣り合う扁平管の間を区画し空気を通風するための通風路を複数形成する板状の複数のフィンとを有する熱交換器であって、
    前記フィンは、前記通風路を区画する伝熱部と、前記伝熱部を通風方向に切り起こして形成されたルーバーを有し、
    前記ルーバーは、上側ルーバー部と下側ルーバー部を有し、前記下側ルーバー部の切り起し角度が前記上側ルーバー部の切り起し角度よりも小さいことを特徴とする熱交換器。
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