JP6592930B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、伝熱管とフィンとを備え、伝熱管内を流れる流体を空気と熱交換させる熱交換器に関するものである。
伝熱管とフィンとを備えた熱交換器が知られている。この熱交換器では、板状のフィンが互いに所定の間隔をおいて平行に積層されている。この積層されたフィン夫々に直交するように挿入された伝熱管が、互いに一定の間隔をおいて上下に並んで配置されている。
熱交換器の熱交換効率を上げる方法の一つに特許文献1に開示されている方法がある。特許文献1では、フィンの一部に、山形に膨出させて形成した突出し部が通風方向に2つ連続して設けられている。この突出し部をフィンに設けることによりフィンの表面積が増加するため、熱交換効率が向上する。
特開2002−31434号公報
図11に示すように、白抜き矢印で示す空気はフィン320と、風上側にある突出し部350bに沿って流れた後、この突出し部350bの頂部351bから風下に向かって流れる。風下に向かって流れた空気は風下側にある突出し部350aの頂部351aに到達した後、風下に向かって流れると共にゆっくりとフィン320に向かって流れる。この空気の流れより、2つの突出し部(350a、350b)の間にある谷部352には空気が流れ難いため、谷部352周辺のフィンが熱交換に寄与できず、フィン320と空気との熱交換効率が低下する問題があった。
そこで、本発明は、フィンの上に通風方向に2つ連続して突出し部を形成した熱交換器において、2つの突出し部の間にある谷部に空気を流れ易くすることによって、谷部周辺のフィンを熱交換に寄与させて、熱交換器の熱交換効率を改善することを目的としたものである。
上述した問題を解決するために、本発明は、上下に配列される複数の伝熱管と、複数の伝熱管と交差させて空気を通風するための通風路を複数形成する板状の複数のフィンとを有する熱交換器であって、フィンは、通風路を区画する伝熱部を有し、伝熱部には、空気の通風方向に風上側、風下側と連続した2つの突出し部が設けられる。
また、流通路が、平坦部で形成される。
また、流通路が、伝熱部を通風路へ向かって山型に膨出されると共に、流通路の頂が通風方向に延びるように形成される。
または、上下に配列される複数の伝熱管と、複数の伝熱管と交差させて空気を通風するための通風路を複数形成する板状の複数のフィンとを有する熱交換器であって、フィンは、通風路を区画する伝熱部を有し、伝熱部には、空気の通風方向に連続した2つの突出し部を設けられ、2つの突出し部が上下方向に3つ配列されて、上段の突出し部、中段の突出し部、下段の突出し部がそれぞれ形成され、中段の突出し部が、上段の突出し部と下段の突出し部より、通風方向の風下側に配置されている。
本発明の熱交換器によれば、2つ連続して形成された突出し部の間にある谷部に空気を流すことによって、熱交換器の熱交換効率を改善することが出来る。
本発明にかかる熱交換器の全体を示した斜視図である。 本発明にかかる熱交換器の全体を示した正面図である。 本発明の実施形態1にかかる熱交換器を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。 (a)は本発明の実施形態1にかかる突出し部を水平方向から見た(図3のB1−B1に沿った)断面図と、(b)は本発明の実施形態1にかかる突出し部を上下方向から見た(図3のC1−C1、D1−D1、E1−E1に沿った)断面図である。 本発明の実施形態2にかかる熱交換器を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。 (a)は本発明の実施形態2にかかる突出し部を水平方向から見た(図5のB2−B2に沿った)断面図と、(b)は本発明の実施形態2にかかる突出し部を上下方向から見た(図5のC2−C2、D2−D2、E2−E2に沿った)断面図である。 本発明の実施形態3にかかる熱交換器を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。 (a)は本発明の実施形態3にかかる突出し部を水平方向から見た(図7のB3−B3に沿った)断面図と、(b)は本発明の実施形態3にかかる突出し部を上下方向から見た(図3のC3−C3、D3−D3、E3−E3に沿った)断面図である。 本発明の実施形態4にかかる熱交換器を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。 (a)は本発明の実施形態4にかかる突出し部を水平方向から見た(図9のB4−B4に沿った)断面図と、(b)は本発明の実施形態4にかかる突出し部を上下方向から見た(図9のC4−C4、D4−D4、E4−E4に沿った)断面図である。 従来にかかる熱交換器の突出し部を上下方向から見た断面図である。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に関する熱交換器100は、図1と図2に示すように、フィン120と扁平管130を備えた熱交換器である。
実施形態1の熱交換器100は、第1ヘッダ110aと、第2ヘッダ110bと、複数の扁平管130と、複数のフィン120とを備えている。第1ヘッダ110a、第2ヘッダ110b、扁平管130、フィン120はいずれもアルミニウム合金製の部材であり、蝋付けによって互いに接合されている。
第1ヘッダ110aと第2ヘッダ110bは、両方とも両端が閉鎖された細長い円筒状に形成されている。熱交換器100の一端側に第1ヘッダ110aが配置され、熱交換器100の他端側に第2ヘッダ110bが配置される。なお、第1ヘッダ110aと第2ヘッダ110bのそれぞれの軸方向を熱交換器100の上下方向とする。
扁平管130は、断面形状が長円形あるいは角の丸い矩形となった伝熱管であり、フィン120と直交する方向に延びている。また、扁平管130には、冷媒が流れる冷媒流路が複数本配置され、この冷媒流路は扁平管130の長手方向に延びて形成され、扁平管130の幅方向に等間隔で配置されている。熱交換器100において、各扁平管130は、各々の上側の面と下側の面が対向するように、熱交換器100の熱交換効率と通風抵抗などを考慮して設計した間隔である第1の間隔をおいて上下に並んで配置されている。各扁平管130は、一端を第1ヘッダ110aに挿入し、他端を第2ヘッダ110bに挿入している。
フィン120は、金属板をプレス加工することによって、縦長の板形状に形成されている。フィン120には、図3に示すように、フィン120の短手方向の一端からフィン120の他端に向かって延びる横長の切り欠き部140が、フィン120の長手方向(上下方向)に所定の間隔をおいて多数形成されている。この切り欠き部140に扁平管130が差し込まれることで、扁平管130は上下方向に第1の間隔をおいて配置される。また、フィン120は、図1に示すように、扁平管130の長手方向に熱交換器100の熱交換効率と通風抵抗などを考慮して設計した間隔である第2の間隔をおいて複数枚配置され、上下方向に隣り合う扁平管130の間を空気が流れる複数の通風路に区画している。フィン120と扁平管130はそれぞれで直交しており、図3に示すように、フィン120の表面のうち、上下に隣り合う扁平管130の間に位置する面が、通過する空気と熱交換する伝熱部121となる。また、切欠き部140より他端側にある面が、フィン120の上端から下端まで連続して接続された流水部(連通部)122となる。
フィン120の伝熱部121の風上側には、伝熱部121の一部を通風路へ向かって膨出させて形成した突出し部が、白抜き矢印に示す空気の通風方向に風上側と風下側に2つ連続して設けられ、風上側には後述する突出し部(150bと150c)と流通路が形成され、風下側には突出し部150aが形成されている。突出し部と流通路を切断線B1−B1に沿って切断した垂直方向の断面を水平方向から見た断面図が図4(a)であり、突出し部を、上方、中央、下方の三段階それぞれを切断線C1−C1、切断線D1−D1、切断線E1−E1に沿って切断した水平方向の断面を垂直方向から見た断面図が図4(b)である。これら突出し部(150a、150b、150c)のうち風下側にある第1の突出し部150aは、図4(b)に示すように垂直方向から見た水平方向の断面が山形に形成され、この山形の頂部151aが伝熱部121の上部から下部まで上下方向に延びるように形成されている。一方、風上側は、伝熱部の中央部分に伝熱部121上に何も形成されない空気の流通路となる平坦部160が設けられる。この平坦部160の上方に第2の突出し部150bが形成され、平坦部160の下方に第3の突出し部150cが形成されている。第2の突出し部150bと第3の突出し部150cは、図4(b)に示すように、それぞれ垂直方向から見た水平方向の断面が山形に形成されている。第2の突出し部150bの山形の頂部151bは伝熱部121の上部で上下方向に延びるように形成されている。一方、第3の突出し部150cの山形の頂部151cは伝熱部121の下部で上下方向に延びるように形成されている。また、第1の突出し部150aと第2の突出し部150b、第1の突出し部150aと第3の突出し部150cそれぞれの間には谷部170が形成される。なお、第1の突出し部150a、第2の突出し部150b、第3の突出し部150cは、伝熱部121を図示しないプレス機などによって押圧することで膨出されている。
この構造により、白抜き矢印に示す空気は流通路である平坦部160に沿って風下側に流れ、第1の突出し部150aに当たる。第1の突出し部150aに当たった空気の一部は上下に分かれて谷部170に流れ込む。これにより、谷部170に従来より空気が流れ込むため、空気と谷部170との間で従来より熱交換させることができる。また、従来と同様に、白抜き矢印に示す空気は第2の突出し部150bと第3の突出し部150cそれぞれに沿って流れた後、谷部170を飛び越えて第1の突出し部150aに沿って流れる。これにより、従来と同様に谷部170以外でも空気と熱交換できる。つまり、従来に比べて有効に働く伝熱面積を増やすことができ、熱交換器100の熱交換効率を向上させることができる。
(実施の形態2)
実施形態2は、図5と図6に示すように、実施形態1とは風上側にある第4の突出し部150dの形状だけが異なる。よって、それ以外の共通する部分については説明を省略する。図5は、実施形態2にかかる熱交換器100を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。図6(a)は実施形態2にかかる突出し部を切断線B2−B2に沿って切断した垂直方向の断面を水平方向から見た断面図であり、図6(b)は実施形態2にかかる突出し部を、上方、中央、下方の三段階それぞれを切断線C2−C2、切断線D2−D2、切断線E2−E2に沿って切断した水平方向の断面を垂直方向から見た断面図である。
実施形態2も実施形態1と同様に、風上側にある突出し部(150b、150c)は、伝熱部121の上部に位置する第2の突出し部150bと下部に位置する第3の突出し部150cが形成されている。第2の突出し部150bと第3の突出し部150cの上下方向の間、つまり実施形態1では平坦160が設けられた位置に、伝熱部121の一部を通風路へ向かって膨出させて形成した第4の突出し部150dが設けられている。この第4の突出し部150dは、図6(a)に示すように、水平方向から見た上下方向の断面が山形に形成され、図6(b)に示すように、この山形の頂部151dが空気の通風方向に延びるように形成されている。この形状により、第4の突出し部150dは空気の流通路として機能する。
この構造により、白抜き矢印に示す空気は流通路である第4の突出し部150dの表面に沿って風下側に流れ、第1の突出し部150aに当たる。第1の突出し部150aに当たった空気の一部は上下に分かれて谷部170に流れ込む。これにより、谷部170に従来より空気が流れ込むため、空気と谷部170との間で従来より熱交換させることができる。また、従来と同様に、白抜き矢印に示す空気は第2の突出し部150bと第3の突出し部150cそれぞれに沿って流れた後、谷部170を飛び越えて第1の突出し部150aに沿って流れる。これにより、従来と同様に谷部170以外でも空気と熱交換できる。つまり、従来に比べて有効に働く伝熱面積を増やすことができ、熱交換器100の熱交換効率を向上させることができる。
(実施の形態3)
実施形態3は、図7と図8に示すように、実施形態1とは風上側にある第5の突出し部150eの形状だけが異なる。よって、それ以外の共通する部分については説明を省略する。図7は実施形態3にかかる熱交換器100を側面方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。図8(a)は実施形態3にかかる突出し部を切断線B3−B3に沿って切断した垂直方向の断面を水平方向から見た断面図であり、図8(b)は実施形態3にかかる突出し部を、上方、中央、下方の三段階それぞれを切断線C3−C3、切断線D3−D3、切断線E3−E3に沿って切断した水平方向の断面を垂直方向から見た断面図である。
実施形態3も実施形態1と同様に、風上側にある突出し部(150b、150c)は、伝熱部121の上部に位置する第2の突出し部150bと下部に位置する第3の突出し部150cが形成されている。第2の突出し部150bと第3の突出し部150cの上下方向の間、つまり実施形態1では平坦160が設けられた位置に、伝熱部121の一部を通風路へ向かって膨出させて形成した第5の突出し部150eが設けられている。この第5の突出し部150eは、図8(b)に示すように、垂直方向から見た水平方向の断面が山形に形成され、この山形の頂部151eが上下方向に延びるように形成されている。この第5の突出し部150eの頂部151eは、第2の突出し部150bの頂部151bと第3の突出し部150cの頂部151cと比較して風下側に位置するよう配置されると共に、頂き部151eの高さが他の頂部(151a、151b、151c)よりも低くなっている。これにより、第5の突出し部150eの風上側の斜面152eが他の突出し部よりも緩やかになっている。この形状により、第5の突出し部150eは空気の流通路として機能する。
この構造により、白抜き矢印に示す空気は流通路である第5の突出し部150eの風上側の斜面152eに沿って風下側に流れ、頂き部151eまで流れた後、風下側の斜面153eを下って、第1の突出し部150aに当たる。第1の突出し部150aに当たった空気の一部は上下に分かれて谷部170に流れ込む。これにより、谷部170に従来より空気が流れ込むため、空気と谷部170との間で従来より熱交換させることができる。また、従来と同様に、白抜き矢印に示す空気は第2の突出し部150bと第3の突出し部150cそれぞれに沿って流れた後、谷部170を飛び越えて第1の突出し部150aに沿って流れる。これにより、従来と同様に谷部170以外でも空気と熱交換できる。つまり、従来に比べて有効に働く伝熱面積を増やすことができ、熱交換器100の熱交換効率を向上させることができる。
(実施の形態4)
実施形態4は、図9と図10に示すように、実施形態1とは突出し部の形状が異なる。よって、それ以外の共通する部分については説明を省略する。図9は実施形態4にかかる熱交換器を水平方向からの断面を示した(図2のA−Aに沿った)断面図である。図10(a)は実施形態4にかかる突出し部を切断線B4−B4に沿って切断した垂直方向の断面を水平方向から見た断面図断面図であり、図10(b)は実施形態4にかかる突出し部を、上方、中央、下方の三段階それぞれを切断線C4−C4、切断線D4−D4、切断線E4−E4に沿って切断した水平方向の断面を垂直方向から見た断面図である。
実施形態4では、フィン120の伝熱部121の風上側には、伝熱部121の一部を通風路へ向かって膨出させて形成した突出し部が、白抜き矢印に示す空気の通風方向に2つ連続して設けられている。この2つ連続した突出し部が伝熱部121の上下方向に三つ配列され、伝熱部121の上部に位置する上段の突出し部(180a、180b)と、伝熱部121の中央に位置する中段の突出し部(182a、182b)と、伝熱部121の下部に位置する下段の突出し部(181a、181b)が形成される。各突出し部(180a、180b、181a、181b、182a、182b)は、図10(b)に示すように、垂直方向から見た水平方向の断面が山形に形成され、各山形の頂部(190a、190b、191a、191b、192a、192b)は上下方向に延びている。風上側にある上段の突出し部180bの頂部190bは風上側にある下段の突出し部181bの頂部191bと水平方向で同じ位置に配置される。また、風下側にある上段の突出し部180aの頂部190aは風下側にある下段の突出し部181aの頂部191aと水平方向で同じ位置に配置される。それに対し、風上側にある中段の突出し部182bの頂部192bは、風上側にある上段の突出し部180bの頂部190bと、風上側にある下段の突出し部181bの頂部191bよりも水平方向で風下側にあり、上段の突出し部(180a、180b)の間にある谷部170と水平方向で同じ位置に配置される。また、風下側にある中段の突出し部182aの頂部192aは、風下側にある上段の突出し部180aの頂部190aと、風下側にある下段の突出し部181aの頂部191aよりも水平方向で風下側にある。この配置により、風上側にある中段の突出し部182bの上り斜面182fが、上段の突出し部180bの下り斜面180eと、下段の突出し部181bの下り斜面181eと上下方向で接する。
この構造により、白抜き矢印に示す空気が風上側にある中段の突出し部182bの上り斜面182fに沿って流れる。上り斜面182fに沿って流れる空気は、上り斜面182fが上段の突出し部180bの下り斜面180eと下段の突出し部181bの下り斜面181eと接する位置で、上段の突出し部180bと下段の突出し部181bの各下り斜面(180e、181e)に流入する。下り斜面(180e、181e)に流入した空気は谷部170に流れる。これにより、谷部170に従来より空気が流れ込むため、空気と谷部170との間で従来より熱交換させることができる。また、従来と同様に、白抜き矢印に示す空気は風上側にある上段の突出し部180bと風上側にある下段の突出し部181bそれぞれ沿って流れた後、谷部170を飛び越えて、風下側にある上段の突出し部180aと風上側にある下段の突出し部181aに沿って流れる。これにより、従来と同様に谷部170以外でも空気と熱交換できる。つまり、従来に比べて有効に働く伝熱面積を増やすことができ、熱交換器100の熱交換効率を向上させることができる。
以上より、本発明はフィン上に通風方向に2つ連続して突出し部を形成した熱交換器において、2つの突出し部の間にある谷部に空気を流すことにより、熱交換器の熱交換効率を改善することができる。
なお、本実施例では、伝熱管が扁平管の場合について説明したが、本発明はこれに限定したものではなく、伝熱管が円筒の形状をした所謂フィンアンドチューブ型の熱交換器に用いてもよい。
100 熱交換器
120 フィン
130 扁平管
150、180、181、182 突出し部
160 平坦部
170 谷部

Claims (4)

  1. 上下に配列される複数の伝熱管と、
    前記複数の伝熱管と交差させて空気を通風するための通風路を複数形成する板状の複数のフィンとを有する熱交換器であって、
    前記フィンは、前記通風路を区画する伝熱部を有し、
    前記伝熱部には、空気の通風方向に風上側、風下側と連続した2つの突出し部が設けられ、
    前記2つの突出し部のうち、風上側にある突出し部は、前記伝熱管が配列される上下の方向に複数の突き出し部を有し、前記複数の突き出し部の間に空気が流通するための流通路が設けられることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記流通路が、平坦部で形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記流通路が、前記伝熱部を前記通風路へ向かって山型に膨出されると共に、同流通路の頂が通風方向に延びるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  4. 上下に配列される複数の伝熱管と、
    前記複数の伝熱管と交差させて空気を通風するための通風路を複数形成する板状の複数のフィンとを有する熱交換器であって、
    前記フィンは、前記通風路を区画する伝熱部を有し、
    前記伝熱部には、空気の通風方向に連続した2つの突出し部設けられ、
    前記2つの突出し部が前記伝熱管が配列される上下の方向に3つ配列されて、上段の突出し部、中段の突出し部、下段の突出し部がそれぞれ形成され、
    前記中段の突出し部が、前記上段の突出し部と前記下段の突出し部より、通風方向の風下側に配置されていることを特徴とする熱交換器。

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