JP2003240474A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2003240474A
JP2003240474A JP2002042658A JP2002042658A JP2003240474A JP 2003240474 A JP2003240474 A JP 2003240474A JP 2002042658 A JP2002042658 A JP 2002042658A JP 2002042658 A JP2002042658 A JP 2002042658A JP 2003240474 A JP2003240474 A JP 2003240474A
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JP
Japan
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fins
heat transfer
heat exchanger
collar
heat
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Application number
JP2002042658A
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English (en)
Inventor
Sho Ishii
焦 石井
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー部(伝熱管)の下部近傍の波形の突き
出し面積を上部近傍より大きくし、熱交換量を変えずに
通風抵抗を減らし騒音値を低減し、且つ、風量をアップ
し熱交換効率を向上することができる熱交換器を提供す
る。 【解決手段】 板面中央の上下方向に複数のカラー部5
aを備え、所定間隔で平行に積層された多数枚のフィン
1と、このフィン1に直交するようにカラー部5aに嵌
挿された複数の伝熱管2と、この伝熱管2の開口端を連
結する連結管3と、空気流の上流側から下流側に到るフ
ィン1の前端と後端の間に、複数の長手方向に延びる波
形の突き出し6を設けてなる熱交換器において、カラー
部5aの下部近傍の突き出し6面積を、カラー部5aの
上部近傍の面積より大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機に用いら
れる熱交換器に係わり、より詳しくは、熱交換量を変え
ずに通風抵抗を減らし騒音値を低減することができる波
形の突き出しの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機用の熱交換器は例え
ば図1に示すように、所定間隔で平行に積層された多数
枚のフィン1'と、これに直交させた複数のヘアピン状の
伝熱管2と、これら伝熱管2の開口端を順に連結した連
結管3等からなり、フィン1'には例えば図4に示すよう
に、伝熱管2を挿通して拡管固着するための円筒状のカ
ラー部5aを備えた複数の組付孔5を所定間隔で設ける
と共に、熱交換用の空気流の上流側(風上側)から下流
側(風下側)に到る前記フィン1'の前端と後端の間に、
複数の長手方向に延びる波形の突き出し6'を設け、多数
枚のフィン1'を図1および図4の(C)に示すように積
層している。
【0003】熱交換器のフィン1'は、フィン1'間を流通
する空気(外気)への熱伝達率を向上させるために突き
出し6'を設けている。しかしながら、フィン1'表面の局
所熱伝達率は各部において異なっているため、フィン1'
表面に均一に波形の突き出し6'を設けても、局所熱伝達
率が低い部分は、熱交換量は向上しないのに通風抵抗の
み増大していまい、騒音値が大きく、風量が少なくなっ
ていまうという問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、カラー部(伝熱管)の下部近傍の
波形の突き出し面積を上部近傍より大きくし、熱交換量
を変えずに通風抵抗を減らし騒音値を低減し、且つ、風
量をアップし熱交換効率を向上することができる熱交換
器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、板面中央の上下方向に複
数のカラー部を備え、所定間隔で平行に積層された多数
枚のフィンと、このフィンに直交するように前記カラー
部に嵌挿された複数の伝熱管と、この伝熱管の開口端を
連結する連結管と、空気流の上流側から下流側に到る前
記フィンの前端と後端の間に、複数の長手方向に延びる
波形の突き出しを設けてなる熱交換器において、前記カ
ラー部の下部近傍の突き出し面積を、前記カラー部の上
部近傍の突き出し面積より大きくしてなる構成となって
いる。
【0006】また、前記突き出しを、前記カラー部の突
設方向と同方向に設けた構成となっている。
【0007】また、前記突き出しの高さをフィンの積層
間隔の二分の一より低くした構成となっている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明及び従来例に
おける空気調和機に用いる熱交換器の基本構成を示した
もので、図において、1は所定間隔で平行に積層された
多数枚のフィン、2はこのフィン1に直交させた複数の
ヘアピン状の伝熱管、3はこれら伝熱管2の開口端を順
に連結した連結管、4は積層されてなるフィン群の両側
に配設された支持板である。
【0009】図2は前記フィン1の一部を拡大図示した
もので、(A)はフィン正面の要部拡大図、(B)は
(A)のA−A矢視図、(C)はフィンの積層状態を示
す断面図、(D)は(A)のB−B矢視図である。前記
フィン1には前記伝熱管2を挿通して拡管固着するため
の円筒状のカラー部5aを備えた複数の組付孔5を所定
間隔で設けると共に、空気流の上流側(風上側)から下
流側(風下側)に到る前記フィン1の前端と後端の間
に、複数の長手方向に延びる波形の突き出し6を設け、
多数枚のフィン1を図1および図2の(C)に示すよう
に積層している。
【0010】前記伝熱管2内には冷媒が流れ、この冷媒
は液冷媒eとガス冷媒gが混合した気液2相の混合流が
流れている。液冷媒eは密度が大きく前記伝熱管2の底
部を流れ、ガス冷媒gは密度が小さく前記伝熱管2の上
部近傍に多く流れる。ここで、液冷媒eは熱容量が大き
いため、液冷媒eが流れる前記伝熱管2の底部近傍は局
所熱伝達率が高く、上部近傍は局所熱伝達率が低い。
【0011】そこで、本発明においては、前記カラー部
5aの下部近傍、即ち前記伝熱管2の底部近傍の前記波
形の突き出し6の面積を大きくし、前記カラー部5aの
上部、即ち前記伝熱管2の上部近傍の空気流の上流側の
突き出し6の面積を小さくした構成としたことにより、
熱交換量(能力)は変わらず通風抵抗を減らし、騒音値
の低減を図ることができる。また風量のアップが可能と
なり、性能および熱交換効率の向上が図れる熱交換器と
なる。なお、前記突き出し6を、前記カラー部5aの突
設方向と同方向に設け、また、前記突き出し6の高さは
フィン1の積層間隔の二分の一より低くした構成になっ
ている。
【0012】図3は本発明における他の実施例を示した
もので、前記カラー部5aの下部近傍、即ち前記伝熱管
2の底部近傍の前記波形の突き出し6の面積を大きく
し、前記カラー部5aの上部、即ち前記伝熱管2の上部
近傍の空気流の下流側の突き出し6の面積を小さくした
構成としたことにより、上記と同様に、熱交換量(能
力)は変わらず通風抵抗を減らし、騒音値の低減を図る
ことができる。
【0013】以上に説明したように、板面中央の上下方
向に複数のカラー部5aを備え、所定間隔で平行に積層
された多数枚のフィン1と、このフィン1に直交するよ
うに前記カラー部5aに嵌挿された複数の伝熱管2と、
この伝熱管2の開口端を連結する連結管3と、空気流の
上流側から下流側に到る前記フィン1の前端と後端の間
に、複数の長手方向に延びる波形の突き出し6を設けて
なる熱交換器において、前記カラー部5aの下部近傍の
波形の突き出し6面積を、前記カラー部5aの上部近傍
より大きくした構成とすることにより、熱交換量を変え
ずに通風抵抗を減らし騒音値を低減し、且つ、風量をア
ップし熱交換効率を向上することができる熱交換器とな
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
カラー部の下部近傍の波形の突き出し面積を、前記カラ
ー部の上部近傍より大きくした構成とすることにより、
熱交換量を変えずに通風抵抗を減らし騒音値を低減し、
且つ、風量をアップし熱交換効率を向上することができ
る熱交換器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例に係わる熱交換器の基本構
成図である。
【図2】本発明によるフィンの一部を拡大図示したもの
で、(A)はフィン正面の要部拡大図、(B)は(A)
のA−A矢視図、(C)はフィンの積層状態を示す断面
図、(D)は(A)のB−B矢視図である。
【図3】本発明による他の実施例を示したもので、
(A)はフィン正面の要部拡大図、(B)は(A)のA
−A矢視図、(C)はフィンの積層状態を示す断面図、
(D)は(A)のB−B矢視図である。
【図4】従来例によるフィンの一部を拡大図示したもの
で、(A)はフィン正面の要部拡大図、(B)は(A)
のA−A矢視図、(C)はフィンの積層状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 フィン 2 伝熱管 3 連結管 4 支持板 5 組付孔 5a カラー部 6 突き出し e 液冷媒 g ガス冷媒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板面中央の上下方向に複数のカラー部を
    備え、所定間隔で平行に積層された多数枚のフィンと、
    このフィンに直交するように前記カラー部に嵌挿された
    複数の伝熱管と、この伝熱管の開口端を連結する連結管
    と、空気流の上流側から下流側に到る前記フィンの前端
    と後端の間に、複数の長手方向に延びる波形の突き出し
    を設けてなる熱交換器において、 前記カラー部の下部近傍の突き出し面積を、前記カラー
    部の上部近傍の突き出し面積より大きくしてなることを
    特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記突き出しを、前記カラー部の突設方
    向と同方向に設けてなることを特徴とする請求項1記載
    の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記突き出しの高さをフィンの積層間隔
    の二分の一より低くしてなる請求項1または2記載の熱
    交換器。
JP2002042658A 2002-02-20 2002-02-20 熱交換器 Pending JP2003240474A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183841A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社富士通ゼネラル 熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016183841A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社富士通ゼネラル 熱交換器

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