JP2001099590A - プレート式熱交換器 - Google Patents

プレート式熱交換器

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JP2001099590A JP27984399A JP27984399A JP2001099590A JP 2001099590 A JP2001099590 A JP 2001099590A JP 27984399 A JP27984399 A JP 27984399A JP 27984399 A JP27984399 A JP 27984399A JP 2001099590 A JP2001099590 A JP 2001099590A
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捷昭 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する2種類の流体の流路を仕切る伝熱プ
レートに欠陥が発生して流路内の流体が漏洩しても、漏
洩流体をプレート外に確実に排出して両流路間での2種
類の流体の混合を確実に回避する。 【解決手段】 同一形状の2枚の伝熱プレート1、1
と、この伝熱プレートと外形サイズが同じ1枚のスペー
サプレート20を積層し接合一体化した3枚プレートの
ユニットで、隣接する2種類の流体の流路P,Qを隔絶
して仕切り、各伝熱プレート1,1とスペーサプレート
20の各プレート間に流路P,Qから伝熱プレートの欠
陥部分を漏洩した流体が流れる隙間Gを形成して、漏洩
流体を隙間Gからプレート外に排出する。スペーサプレ
ート20に漏洩流体が流入して流動性を良くする透孔2
1を形成し、また、スペーサプレート20の周縁部に切
欠き26を形成して切欠き26から漏洩流体を積極的に
排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンレス鋼板等
の複数枚の伝熱プレートを積層して各伝熱プレート間に
2種類の流体の流路を交互に形成したプレート式熱交換
器で、詳しくは、2種類の流体が混合しないように伝熱
プレートの積層構造を改変したブレージングプレート式
熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】多数枚の伝熱プレートと一対の耐圧フレ
ームをろう材を介し積層し、高温・真空下でろう材を溶
融させることで伝熱プレートと耐圧フレームを永久接合
したブレージングプレート式熱交換器の基本構造例を図
4及び図5に示すと、同図のプレート式熱交換器は複数
枚の同一外形寸法の伝熱プレート1を積層した積層体の
表裏両面側に一対の耐圧フレーム11、12を積層して
構成される。伝熱プレート1は板厚1mm以下の薄板の
ステンレス鋼板等を図6に示すような略矩形の波板にプ
レス成形したもので、中央部に波板状の伝熱部2と、こ
の伝熱部2の4隅部に2種類の流体の出入口である通路
穴3、4と、伝熱部2と通路穴3、4を囲う周縁部に裏
面側に屈曲させたリム部5を有する。
【0003】各伝熱プレート1を上下に積層した場合の
最上層(1層目)から奇数層の各伝熱プレート1を必要
に応じて1a−1、1a−2、1a−3,…とし、最上
層から偶数層の各伝熱プレート1を必要に応じて1b−
1,1b−2,1b−3,…とすると、奇数層の各伝熱
プレート1a−1、1a−2、…が同一金型でプレス成
形された同一形状を成し、偶数層の伝熱プレート1b−
1,1b−2,…が同一金型でプレス成形された同一形
状を成している。上下で積層する最上層の伝熱プレート
1a−1と2層目の伝熱プレート1b−1の波板状伝熱
部2、2の波方向が相違して、この両者を積層すると両
者間に1種類の流体の流路Pが形成される。また、2層
目と3層目の伝熱プレート1b−1、1a−2を積層し
て接合すると、両者間に他の1種類の流体の流路Qが形
成される。このようにして複数の各伝熱プレート間に2
種類の流路P,Qが交互に形成され、一方の流路Pは一
方の通路穴3に連通し、他方の流路Qは他の通路穴4に
連通する。また、一対の耐圧フレーム11,12の例え
ば一方の耐圧フレーム11の4隅部に貫通させて一対ず
つの流体導入導出用ノズル13,14が固定される。一
方のノズル13は通路穴3に連通して流路Pに1種類の
流体を流出入させ、他方のノズル14は他の通路穴4に
連通して流路Qに他の1種類の流体を流出入させる。隣
接する2つの流路P,Qに高温と低温の2種類の流体が
流通する間に熱交換が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のブレージングプ
レート式熱交換器は、隣接する流路P,Qを仕切るのが
1枚の伝熱プレート1であるため、仮にこの1枚の伝熱
プレート1の一部が腐食や材料欠陥等で割れを生じた場
合に、この割れから隣接する流路P,Qを流れる2種類
の流体が混合する問題がある。そこで、このような熱交
換器内部での2種類の流体の混合を回避するため、隣接
する流体流路間の伝熱プレートを2重化することが行わ
れており、その具体例を図7に示し説明する。
【0005】図7はダブルウォールブレージング熱交換
器で、図5の熱交換器の各伝熱プレート1,…を同一形
状の2枚の伝熱プレート重合体で構成したものに相当す
る。すなわち、図7の熱交換器においては、1層目の伝
熱プレート1a−1にこれと同一金型でプレス成形され
た同一形状の伝熱プレート1a’−1を重合して部分的
なろう付けで接合一体化し、2層目の伝熱プレート1b
−1にこれと同一形状の伝熱プレート1b’−1を重合
して部分的なろう付けで接合一体化し、同様にして3層
目以降の各層の伝熱プレート1a−2,1b−2,…を
同一形状2枚のプレート重合体で構成して、各層の2枚
プレート重合体の間に2種類の流体の流路P,Qを交互
に形成している。
【0006】図7の熱交換器によると、仮に2枚プレー
ト重合体の一方の例えば1枚の伝熱プレート1b−1に
割れが生じてこの割れに流路Pの流体が漏れても、この
漏洩流体は重合する2枚の伝熱プレート1b−1,1
b’−1の間のろう付けされていない部分的な微少間隙
を通って伝熱プレート周縁端から外部に排出される。こ
の漏洩流体の外部排出により、隣接する流路P,Q間で
の2種類の流体の混合が回避され、また、外部に排出さ
れた漏洩流体の目視確認で伝熱プレートの欠陥発生等が
検知される。しかし、重合される2枚の伝熱プレート1
b−1,1b’−1等が板厚1mm以下の同一形状の薄
板であるため、この2枚をろう付け接合すると2枚のプ
レート自体が気液密に接合一体化されて両プレート間に
形成されるべき漏洩流体排出用微少間隙が閉塞され、両
プレート間に漏洩した流体の外部排出機能が不十分とな
って、熱交換器内で2種類の流体が混合する可能性が残
されていた。
【0007】本発明の目的とするところは、隣接する2
種類の流体の流路を仕切る同一形状の2枚の伝熱プレー
トの一方に割れ等の欠陥が生じて流体が漏洩しても、こ
の漏洩流体を確実に伝熱プレート外に排出して2種類の
流体の混合を確実に回避させるようにしたプレート式熱
交換器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、複数の伝熱プレートを積層して隣接する各伝
熱プレート間に熱交換させるべき2種類の流体が流通す
る流路を交互に形成したプレート式熱交換器において、
隣接する2種類の流体の流路間に在ってこの2流路の一
方を形成する1枚の伝熱プレートと他の一方の流路を形
成する異なる1枚の伝熱プレートが同一形状であり、こ
の2枚の伝熱プレートの間に形状の異なる1枚のスペー
サプレートを挟み、これら2枚の各伝熱プレートとスペ
ーサプレートの間に伝熱プレートからの漏洩流体を伝熱
プレート周縁側へと流出させるだけの隙間を形成した状
態で、各伝熱プレートにスペーサプレートを積層して接
合一体化したことを特徴とする。
【0009】ここで、隣接する流路間の2枚の伝熱プレ
ートと1枚のスペーサプレートは板厚1mm以下のステ
ンレス鋼板等の薄板をプレス成形したもので、2枚の伝
熱プレートに同一金型でプレス成形した同一形状のもの
を使用し、この2枚を重ねる際に2枚の間に1枚のスペ
ーサプレートを介在させる。スペーサプレートの周縁部
を伝熱プレートと周縁部と同一形状にし、スペーサプレ
ートの周縁部を除く部分を伝熱プレートの波板状伝熱部
と異なる平板状等の形状にして2枚の伝熱プレートの間
にスペーサプレートを挟んで三者の周縁部を積層して一
体化すると、三者の各プレート間に流体排出用隙間が確
実に形成され、この隙間に正規の流体流路から漏洩した
流体がスペーサプレートに沿う形で流れて確実に熱交換
器外に排出されて、熱交換器内での2種類の流体の混合
が確実に回避される。
【0010】また、本発明は上記スペーサプレートによ
る漏洩流体排出機能をより高めるため、スペーサプレー
トに、このスペーサプレートと隣接する伝熱プレートの
間の隙間に流入した流体の流動性を高める透孔を形成し
たことを特徴とする。更に、本発明は、スペーサプレー
トの伝熱プレートと接合一体化される周縁部に、スペー
サプレートと伝熱プレートの間の隙間と連通して隙間か
ら流入した流体を伝熱プレート外へと積極的に排出する
切欠きを形成したことを特徴とする。
【0011】ここでのスペーサプレートの透孔は、伝熱
プレートとの間に形成される漏洩流体排出用隙間と対向
する部分の適所に部分的に穿孔して形成される。スペー
サプレートに沿って流れる漏洩流体は、透孔に流入する
ことでスペーサプレートの表裏両面を流れて、その流動
性が良くなり、よりスムーズにプレート外へと排出され
る。また、スペーサプレートの周縁部の切欠きは、2枚
の伝熱プレートと1枚のスペーサプレートの周縁部同士
を積層して接合一体化したときに、2枚の伝熱プレート
の重合周縁部間に流体排出口を積極的に形成するもの
で、この切欠きによる流体排出口から漏洩流体が積極的
に排出されて、漏洩流体のよりスムーズな排出と排出の
目視確認が容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図7のダブルウォールブレージン
グ熱交換器に適用した本発明の実施形態を図1乃至図3
を参照して説明する。なお、図7と同一、又は、相当部
分には同一符号を付して説明の重複を避ける。
【0013】図1の部分断面図に示される実施形態のプ
レート式熱交換器は、図7の熱交換器の2枚プレート重
合体を構成する各2枚の同一形状の伝熱プレート間に1
枚のスペーサプレート20を追加挿入した構造である。
例えば、図1に示される1層目の伝熱プレートは1枚の
伝熱プレート1a−1だけであり、2層目相当の伝熱プ
レートは同一形状の2枚の伝熱プレート1b−1と1
b’−1で上下2段に配置して、この2枚の間に1枚の
スペーサプレート20b−1を挿入して積層した構成で
あり、3層目相当の伝熱プレートは同一形状の2枚の伝
熱プレート1a−2と1a’−2を上下2段に配置し
て、この2枚の間に1枚のスペーサプレート20a−2
を挿入して積層した構成である。同様にして4層目以降
の各層の伝熱プレートも同一形状の2枚を上下2段に配
置してその間に1枚のスペーサプレートを挿入した構成
である。なお、1層目の伝熱プレート1a−1は1枚に
限らず、同一形状の2枚を重合させたものでもよい。
【0014】複数のスペーサプレート20は、複数の伝
熱プレート1と同様なステンレス鋼板等の薄板をプレス
成形した同一形状のもので、例えば図3に示すように平
板状の伝熱部21とその周縁部を屈曲させたリム部22
を有し、伝熱部21の4隅部に流体出入口である通路穴
23,24が形成される。伝熱部21は、後述するよう
に漏洩流体をスムーズに流すための流体排出ガイド板を
兼ねると共に、この伝熱部21には必要に応じて部分的
に複数の漏洩流体排出促進用透孔25が形成される。リ
ム部22は伝熱プレート1のリム部5と同一形状で、こ
のリム部22には必要に応じて1箇所、或いは、複数箇
所に漏洩流体排出用切欠き26が形成される。1枚のス
ペーサプレート20の表裏両面側から2枚の同一形状の
伝熱プレート1が積層されてろう付けで接合一体化され
ると、伝熱プレート1の波板状伝熱部2とスペーサプレ
ート20の平板状伝熱部21の間に所定厚で所定形状の
漏洩流体排出用隙間Gが形成される。
【0015】また、図1の1層目の伝熱プレート1a−
1と2層目相当の上段伝熱プレート1b−1が積層され
接合一体化されて両者間に1種類の流体の流路Pが形成
され、2層目相当の下段伝熱プレート1b’−1と3層
目相当の上段伝熱プレート1a−2が積層され接合一体
化されて両者間に他の1種類の流体の流路Qが形成され
る。また、2層目相当の上段伝熱プレート1b−1と下
段伝熱プレート1b’−1の間に1枚のスペーサプレー
ト20b−1が積層され接合一体化されて、スペーサプ
レート20b−1の表裏面側に隙間G、Gが形成され
る。この場合、図2に示すようにスペーサプレート20
b−1の通路穴23の周辺部と下段伝熱プレート1b’
−1の通路穴3周辺部の間に例えばステンレスの円筒状
シールリング30がろう付けされ、シールリング30で
流路P,Qと隙間Gが隔絶される。同様にして3層目相
当の上段伝熱プレート1a−2と下段伝熱プレート1
a’−2の間にシールリング30と1枚のスペーサプレ
ート20a−2が積層され接合一体化されて、スペーサ
プレート20a−2の表裏両面側に隙間G、Gが形成さ
れる。以上のようにして伝熱プレート積層体の内部に2
種類の流体の流路P,Qが上下に交互に形成され、上下
で隣接する流路P,Qの間に2段構造の隙間Gが形成さ
れる。以下、同様にして各プレート層間に流路P,Qと
隙間Gが形成される。
【0016】図1の熱交換器において、例えば一方の流
路Pを形成する1枚の伝熱プレート1b−1に割れ等の
欠陥が生じてこの欠陥から流路Pの1種類の流体が漏れ
ると、この漏洩流体は確実にスペーサプレート20b−
1の表面側隙間Gに入り、スペーサプレート20b−1
を伝って隙間G内を流れ、最終的に伝熱プレート1b−
1とスペーサプレート20b−1の周縁部間(リム部
間)からプレート外に確実に排出される。また、他の流
路Qを形成する例えば1枚の伝熱プレート1b’−1に
欠陥が生じてこの欠陥から他の1種類の流体が漏れてる
と、この漏洩流体もスペーサプレート20b−1の裏面
側隙間Gを流れて外部に確実に排出される。而も、1枚
のスペーサプレート20b−1の表裏両面側の隙間G
は、隣接する流路P,Qを一定の距離をもって気液密に
隔絶するため、流路P,Qの2種類の流体の混合を確実
に回避させる。このことは他のスペーサプレート20a
−2の全てのスペーサプレート20においても同様であ
る。
【0017】また、1枚のスペーサプレート20の平板
状伝熱部21に透孔25を形成すれば、伝熱部21の表
面側或いは裏面側を流れる漏洩流体が透孔25から裏面
側或いは表面側へと流れて、伝熱部21に沿って流れる
漏洩流体の流動性が良くなり、漏洩流体のプレート外へ
の自然排出がよりスムーズに行えるようになる。このよ
うな透孔25は、伝熱部21の流体排出用隙間Gと対向
する面の複数箇所に形成することが望ましい。
【0018】また、1枚のスペーサプレート20の伝熱
部21を流れる漏洩流体は必ずリム部22へと流動する
ことから、このリム部22の漏洩流体が集中し易い一
部、或いは、複数箇所に切欠き26を形成して隙間Gと
連通させる。このようにすれば1枚のスペーサプレート
20のリム部22を挟持する2枚の伝熱プレート1,1
のリム部5,5の間に切欠き26による流体排出口(プ
レート厚の隙間)が確実に形成されて、切欠き26から
漏洩流体が積極的に、かつ、スムーズに排出される。こ
の場合、熱交換器側面における漏洩流体の排出箇所が切
欠き26の定箇所と決まることから、漏洩流体排出の目
視確認が容易になる。
【0019】なお、スペーサプレート20の伝熱部21
を平板状に形成したが、平板状に限らず伝熱プレート1
の波板状伝熱部2の形状に対応させて波板状等にするこ
とも可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、隣接する2流路間の2
枚の伝熱プレートと1枚のスペーサプレートを積層して
3枚の各プレート間に漏洩流体排出用隙間を形成したの
で、2枚の伝熱プレートのいずれかに欠陥が生じて正規
の流体流路内の流体が漏洩しても、この漏洩流体はスペ
ーサプレートを伝って確実にプレート外に排出されて、
隣接する2流路間での2種類の流体の混合が確実に回避
される信頼性の高いプレート式熱交換器が提供できる。
また、漏洩流体が熱交換器側面から確実に排出されて容
易に目視確認されるため、伝熱プレートの欠陥発生等の
検知が容易な、したがって保守点検が容易なプレート式
熱交換器が提供できる。
【0021】また、スペーサプレートに透孔を形成する
ことで、スペーサプレートに沿って流れる漏洩流体の流
動性が良くなって、漏洩流体のプレート外への排出がよ
りスムーズに行えるようになる。
【0022】更に、スペーサプレートの周縁部に切欠き
を形成することで、2枚の伝熱プレートと1枚のスペー
サプレートの周縁部同士を積層して接合一体化したとき
に、2枚の伝熱プレートの重合周縁部間に切欠きによる
流体排出口が形成されて、この切欠きによる流体排出口
から漏洩流体が積極的に排出され、漏洩流体のよりスム
ーズな排出が可能となり、また、切欠きの在る体箇所で
漏洩流体が排出されてその目視確認が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すプレート式熱交換器の
部分断面図。
【図2】図1熱交換器における伝熱プレートとスペーサ
プレートの分解断面図。
【図3】図1熱交換器におけるスペーサプレートの斜視
図。
【図4】(A)は従来のプレート式熱交換器の正面図、
(B)は部分断面を含む側面図。
【図5】図4(A)のT−T線に沿う部分拡大断面図。
【図6】図4熱交換器における伝熱プレートの平面図。
【図7】他の従来のプレート式熱交換器の部分断面図。
【符号の説明】
1 伝熱プレート 20 スペーサプレート 25 透孔 26 切欠き P 1種類の流体の流路 Q 他の1種類の流体の流路 G 漏洩流体排出用隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝熱プレートを積層して隣接する
    各伝熱プレート間に熱交換させるべき2種類の流体が流
    通する流路を交互に形成したプレート式熱交換器におい
    て、隣接する2種類の流体の流路間に在ってこの2流路
    の一方を形成する1枚の伝熱プレートと他の一方の流路
    を形成する異なる1枚の伝熱プレートが同一形状であ
    り、この2枚の伝熱プレートの間に形状の異なる1枚の
    スペーサプレートを挟み、これら2枚の各伝熱プレート
    とスペーサプレートの間に伝熱プレートからの漏洩流体
    を伝熱プレート周縁側へと流出させるだけの隙間を形成
    した状態で、各伝熱プレートにスペーサプレートを積層
    して接合一体化したことを特徴とするプレート式熱交換
    器。
  2. 【請求項2】 スペーサプレートに、このスペーサプレ
    ートと隣接する伝熱プレートの間の隙間に流入した流体
    の流動性を高める透孔を形成したことを特徴とする請求
    項1記載のプレート式熱交換器。
  3. 【請求項3】 スペーサプレートの伝熱プレートと接合
    一体化される周縁部に、スペーサプレートと伝熱プレー
    トの間の隙間と連通して隙間から流入した流体を伝熱プ
    レート外へと積極的に排出する切欠きを形成したことを
    特徴とする請求項1又は2記載のプレート式熱交換器。
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