JP2000249080A - 回転ポンプ装置 - Google Patents

回転ポンプ装置

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JP2000249080A
JP2000249080A JP11049428A JP4942899A JP2000249080A JP 2000249080 A JP2000249080 A JP 2000249080A JP 11049428 A JP11049428 A JP 11049428A JP 4942899 A JP4942899 A JP 4942899A JP 2000249080 A JP2000249080 A JP 2000249080A
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shaft
motor
rotary
rotary pump
drive shaft
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JP11049428A
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Ikuo Takeuchi
郁夫 竹内
Yuji Takahashi
祐司 高橋
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Orion Machinery Co Ltd
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Orion Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸とがカ
ップリングを介して分離可能に一体に直列に連結され
て、その直列に連結された回転軸と駆動軸とがベアリン
グを介して回転自在に3点支持された回転ポンプ装置を
得る。 【解決手段】 回転ポンプの回転軸18とモータの駆動
軸28とを、その軸芯を一致させて、カップリング30
を介して分離可能に一体に連結する。回転軸18の両端
は、ベアリング52、54を介して回転ポンプのケーシ
ング16に回転自在に支持する。モータの駆動軸28の
外端は、ベアリング62を介してモータのハウジング2
6に回転自在に支持する。回転ポンプのケーシング16
とモータのハウジング26とは、その回転軸18の軸芯
を配置すべきケーシング16の軸と駆動軸28の軸芯を
配置すべきハウジング26の軸とを一致させて、継合部
材70を介して一体に直列に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ポンプと該ポ
ンプ駆動用のモータとが直列に並べて配置されてなる回
転ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、上記の回転ポンプ装置は、図5
に示したように、回転ポンプ10とモータ20とが台座
100上に直列に並べて配置されている。回転ポンプの
回転軸18と、モータの駆動軸28とは、カップリング
30を介して、直列に連結されている。回転ポンプのケ
ーシング16とモータのハウジング26とは、その回転
軸18の軸芯を配置すべきケーシング16の軸と駆動軸
28の軸芯を配置すべきハウジング26の軸とを一致さ
せて、台座100を介して、一体に直列に連結されてい
る。
【0003】この回転ポンプ装置においては、回転ポン
プの回転軸18の両端が、ベアリング(図示せず)を介
して、回転ポンプのケーシング16に回転自在に支持さ
れている。同様に、モータの駆動軸28の両端も、モー
タのハウジング26にベアリング(図示せず)を介し
て、回転自在に支持されている。即ち、カップリング3
0を介して直列に連結された回転ポンプの回転軸18と
モータの駆動軸28とが、回転ポンプのケーシング16
及びモータのハウジング26に備えられた4つのベアリ
ングを介して、4点支持されている。
【0004】この回転ポンプ装置においては、カップリ
ング30が、図5に示したような、回転ポンプの回転軸
18の内端とモータの駆動軸28の内端とに嵌着された
雌雄のカップリング材32、34から構成されている。
そして、そのカップリング材32、34の対向する櫛歯
36が互いに噛み合わせられて、回転ポンプの回転軸1
8とモータの駆動軸28とが直列に連結された構造をし
ている。雌雄のカップリング材の櫛歯36間には、ゴム
等のクッション材(図示せず)が介装されている。そし
て、そのクッション材により、回転ポンプの回転軸18
とモータの駆動軸28との軸芯が一致せずに多少ずれて
いても、その雌雄のカップリング材32、34を介し
て、回転ポンプの回転軸18とモータの駆動軸28とが
支障なく直列に連結される構造をしている。それと共
に、モータ20の駆動中にモータの駆動軸28に対して
回転ポンプの回転軸18の位置が所定範囲内で変動して
も、モータの駆動軸28の回転力が回転ポンプの回転軸
18に支障なく円滑に伝えられる構造をしている。換言
すれば、回転ポンプの回転軸18とモータの駆動軸28
とが、カップリング30を介して、所定のフレキシビリ
テイを持たせて直列に連結された構造をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
回転ポンプ装置においては、カップリング30を介して
直列に連結された回転ポンプの回転軸18とモータの駆
動軸28とを、4つものベアリングを介して支持してい
て、その支持機構が必要以上に複雑なため、その支持機
構が回転ポンプ装置をコストアップさせていた。
【0006】また、その4つものベアリングを介して直
列に並べて支持する回転ポンプの回転軸18とモータの
駆動軸28との軸芯を合わせる作業にも、多大な手数と
時間を要した。また、カップリング30を構成している
雌雄のカップリング材32、34の櫛歯36がクッショ
ン材を介して互いに噛合された構造をしていて、そのカ
ップリング30を介して直列に連結された回転ポンプの
回転軸18とモータの駆動軸28との軸芯が正確に一致
していないことが多く、モータの駆動軸28の駆動力が
回転ポンプの回転軸18に円滑に伝わらずに、回転ポン
プ10に偏った駆動力が加わって、回転ポンプ10が振
動したり騒音を発したりした。
【0007】また、カップリング30近くの回転ポンプ
のケーシング16の内端とモータのハウジング26の内
端とに、回転ポンプの回転軸18の内端とモータの駆動
軸28の内端とを回転自在に支持するベアリング及びそ
れを収納するためのベアリング収納部が2つも並べて備
えられていて、そのために、回転ポンプ10とモータ2
0とが直列に並ぶ回転ポンプ装置の長手方向の丈を縮め
て、そのポンプ装置の小型化を図ることが困難であっ
た。
【0008】このような難点を解消した回転ポンプ装置
として、実開平3−42091号公報に記載された回転
ポンプ装置Aや、実開昭59−117893号公報に記
載された回転ポンプ装置Bがある。この回転ポンプ装置
A、Bでは、回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸とが
一連に直列に一体化されて形成されている。それと共
に、回転ポンプ装置Aでは、その一連に直列に一体化さ
れて形成された回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸と
が、モータのハウジングの両端に備えられた前後2つの
ベアリングを介して回転自在に支持されている。回転ポ
ンプのケーシングには、ベアリングが備えられずに、回
転ポンプの回転軸がモータのハウジングに上記2つのベ
アリングを介して片持ち状態で回転自在に支持されてい
る。それに対して、回転ポンプ装置Bでは、一連に直列
に一体化されて形成された回転ポンプの回転軸とモータ
の駆動軸とが、ポンプのケーシングの両端に備えられた
前後2つのベアリングを介して回転自在に支持されてい
る。モータのハウジングには、ベアリングが備えられず
に、モータの駆動軸が回転ポンプのケーシングに上記2
つのベアリングを介して片持ち状態で回転自在に支持さ
れている。
【0009】しかしながら、この回転ポンプ装置A、B
においては、その回転ポンプの回転軸を片持ち状態で支
持するモータのハウジングの内端に備えられたベアリン
グ、又はそのモータの駆動軸を片持ち状態で支持する回
転ポンプのケーシングの内端に備えられたベアリング
に、回転ポンプのロータ又はモータの回転子から過大な
負荷が加わって、そのベアリングが早期に磨耗した。ま
た、回転ポンプの回転軸又はモータの駆動軸がモータの
ハウジング又は回転ポンプのケーシングに2つのベアリ
ングを介して片持ち状態で不安定に支持されているた
め、その片持ち状態で支持された回転ポンプの回転軸又
はモータの駆動軸がその軸芯を中心に正確に回転せず
に、上下左右等に振動等した。そのために、回転ポンプ
の回転軸周囲のロータとその周囲のケーシングとの間の
クリアランスを大きくとったり、モータの駆動軸周囲の
回転子とその周囲のハウジングとのクリアランスを大き
くとったりしなければならなかった。その結果、回転ポ
ンプの性能が大幅に低下したり、モータの駆動力が大幅
に低下したりした。また、回転軸が片持ち状態でモータ
のハウジングに支持された回転ポンプ、又は駆動軸が片
持ち状態で回転ポンプのケーシングに支持されたモータ
には、重量のある大型の回転ポンプやモータを使用でき
なかった。その理由は、その片持ち状態で支持された重
量のある大型の回転ポンプのロータ又はモータの回転子
に加わる重力で、モータの駆動軸又は回転ポンプの回転
軸が大きく撓む等してしまうからである。加えて、回転
ポンプの回転軸とモータの駆動軸とが一連に直列に一体
化されて形成されているため、その回転ポンプの回転軸
周囲のロータに嵌挿されたベーンの交換時やベアリング
の交換時などには、回転ポンプ及びモータの両方を分解
して、そのメンテナンスを行わなければならなかった。
【0010】本発明は、このような課題を解消可能な回
転ポンプ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の回転ポンプ装置は、回転ポンプの回
転軸と該ポンプ駆動用のモータの駆動軸とが、その軸芯
を一致させて、カップリングを介して、分離可能に一体
に直列に連結され、前記回転軸の両端が、ベアリングを
介して、回転ポンプのケーシングに回転自在に支持され
ると共に、前記回転ポンプ側とは反対側のモータの駆動
軸の外端が、ベアリングを介して、モータのハウジング
に回転自在に支持されて、前記直列に連結された回転軸
と駆動軸とが3点支持され、前記回転ポンプのケーシン
グとモータのハウジングとが、その回転ポンプの回転軸
の軸芯を配置すべきケーシングの軸とモータの駆動軸の
軸芯を配置すべきハウジングの軸とを一致させて、継合
部材を介して、一体に直列に連結されてなることを特徴
としている。
【0012】本発明の第2の回転ポンプ装置は、回転ポ
ンプの回転軸と該ポンプ駆動用のモータの駆動軸とが、
その軸芯を一致させて、カップリングを介して、分離可
能に一体に直列に連結され、前記駆動軸の両端が、ベア
リングを介して、モータのハウジングに回転自在に支持
されると共に、前記モータ側とは反対側の回転軸の外端
が、ベアリングを介して、回転ポンプのケーシングに回
転自在に支持されて、前記直列に連結された回転軸と駆
動軸とが3点支持され、前記回転ポンプのケーシングと
モータのハウジングとが、その回転ポンプの回転軸の軸
芯を配置すべきケーシングの軸とモータの駆動軸の軸芯
を配置すべきハウジングの軸とを一致させて、継合部材
を介して、一体に直列に連結されてなることを特徴とし
ている。
【0013】この第1又は第2の回転ポンプ装置におい
ては、回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸とが、その
軸芯を一致させて、カップリングを介して、一体に直列
に連結されている。換言すれば、回転ポンプの回転軸と
モータの駆動軸とが、カップリングを介してリジッドに
直列に連結されている。それと共に、回転ポンプのケー
シングとモータのハウジングとが、その回転ポンプの回
転軸の軸芯を配置すべきケーシングの軸とモータの駆動
軸の軸芯を配置すべきハウジングの軸とを一致させて、
継合部材を介して一体に直列に連結されている。そのた
め、そのカップリングを介して一体に直列に連結された
回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸との軸芯が一致せ
ずに上下左右等にずれてしまい、モータの駆動軸の回転
力が回転ポンプの回転軸に円滑に伝わらずに、その回転
ポンプの回転軸又はそのモータの駆動軸がモータの駆動
軸又は回転ポンプの回転軸に対して上下左右等に振動す
るのを防ぐことができる。
【0014】また、カップリングを介して一体に直列に
連結された回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸とが、
回転ポンプのケーシングの外端とモータのハウジングの
外端とケーシング又はハウジングの一方の内端とに備え
られた3つのベアリングを介して、3点支持されてい
る。そのため、そのカップリングを介して一体に直列に
連結された回転軸の内端又は駆動軸の内端を回転自在に
支持するためのベアリング及びそれを収納するためのベ
アリング収納部を、回転ポンプのケーシングの内端、又
はモータのハウジングの内端の何れか一方から排除でき
る。そして、その分、回転ポンプとモータとが直列に並
ぶ回転ポンプ装置の長手方向の丈を短縮できる。
【0015】また、その一体に直列に連結された回転ポ
ンプの回転軸とモータの駆動軸との外側両端とその中間
部とがベアリングを介して回転自在に3点支持された構
造をしているため、その一体に直列に連結された回転軸
又は駆動軸の一方が回転ポンプのケーシング又はモータ
のハウジングに片持ち状態で支持されるのを防ぐことが
できる。そして、その一体に直列に連結された回転軸と
駆動軸とを支持する3つのベアリングの中間部のベアリ
ングに過大な負荷が加わって、その中間部のベアリング
が早期に磨耗等するのを防ぐことができる。それと共
に、その一体に直列に連結された回転軸又は駆動軸の一
方が、回転ポンプのロータ又はモータの回転子の重力を
受けて、上下左右等に撓むのを防ぐことができる。
【0016】また、その一体に直列に連結された回転ポ
ンプの回転軸とモータの駆動軸とが、上記のように、3
つのベアリングを介して、回転自在に3点支持されてい
るため、その一方の回転軸又は駆動軸が、他方の駆動軸
又は回転軸に対して上下左右等に大きく振動するのを防
いで、回転ポンプの回転軸周囲のロータとその周囲のケ
ーシングとのクリアランスやモータの駆動軸周囲の回転
子とその周囲のハウジングとのクリアランスを少なく抑
えることができる。そして、回転ポンプの性能を高めた
り、モータの駆動力を高めたりできる。
【0017】また、回転ポンプの回転軸とモータの駆動
軸とが、カップリングを介して、分離可能に一体に直列
に連結されているため、回転ポンプのロータに嵌挿され
たベーンの交換時やベアリングの交換時などに、そのカ
ップリングを介して一体に直列に連結された回転ポンプ
の回転軸とモータの駆動軸とを分離できる。そして、そ
の一方の回転ポンプ又はモータを、他方のモータ又は回
転ポンプから分離できる。そして、その一方の回転ポン
プ又はモータのメンテナンスを、他方のモータ又は回転
ポンプに邪魔されずに容易かつ迅速に行うことができ
る。
【0018】本発明の第1又は第2の回転ポンプ装置に
おいては、回転ポンプ側の継合部材の嵌合穴に回転ポン
プのケーシングに設けられた凸部が嵌入されると共に、
モータ側の継合部材の嵌合穴にモータのハウジングに設
けられた凸部が嵌入されて、回転ポンプのケーシングと
モータのハウジングとが、その回転ポンプの回転軸の軸
芯を配置すべきケーシングの軸とモータの駆動軸の軸芯
を配置すべきハウジングの軸とを一致させて、継合部材
を介して、一体に直列に連結された構造とすることを好
適としている。
【0019】この第1又は第2の回転ポンプ装置にあっ
ては、回転ポンプとモータとを継合手段を介して一体に
直列に連結する際に、回転ポンプ側の継合部材の嵌合穴
に回転ポンプのケーシングに設けられた凸部を嵌入でき
る。それと共に、モータ側の継合部材の嵌合穴にモータ
のハウジングに設けられた凸部を嵌入できる。そして、
回転ポンプのケーシングとモータのハウジングとを、そ
の回転ポンプの回転軸の軸芯を配置すべきケーシングの
軸とモータの駆動軸の軸芯を配置すべきハウジングの軸
とが一致するように、継合部材を介して位置決めでき
る。それと共に、その継合部材を介して回転ポンプの回
転軸の軸芯を配置すべきケーシングの軸とモータの駆動
軸の軸芯を配置すべきハウジングの軸とを一致させた回
転ポンプの回転軸の内端とモータの駆動軸の内端とを、
重量のある回転ポンプやモータを手で支える等せずと
も、カップリングを用いて、手数を掛けずに容易に一体
に直列に連結できる。
【0020】また、本発明の第1又は第2の回転ポンプ
装置においては、カップリングが、その一端から前記回
転軸の内端を挿入すると共に、その他端から前記駆動軸
の内端を挿入する貫通穴を持つ弾性変形可能な筒体と、
その筒体の側壁に縦断して設けられたすり割りと、その
すり割りを塞ぐ方向に前記筒体の側壁を締め付ける締め
付け手段と、前記筒体の貫通穴に挿入した回転軸の内端
と駆動軸の内端とを前記筒体に一体に固定する固定手段
とから構成されて、前記筒体の一端から前記貫通穴に回
転軸の内端が挿入されると共に、その筒体の他端から前
記貫通穴に駆動軸の内端が挿入されて、前記締め付け手
段により筒体の側壁が前記すり割りを塞ぐ方向に締め付
けられると共に、前記固定手段により前記貫通穴に挿入
された回転軸の内端と駆動軸の内端とが筒体に一体に固
定されて、回転軸と駆動軸とが筒体と共に回転するよう
に一体に直列に連結された構造とすることを好適として
いる。
【0021】この第1又は第2の回転ポンプ装置にあっ
ては、締め付け手段により筒体の側壁を締め付けて、そ
の筒体の側壁に設けられたすり割りを塞いだり、そのす
り割りの幅を細めたりできる。そして、筒体の貫通穴の
両端に挿入された回転ポンプの回転軸の内端とモータの
駆動軸の内端との外側壁を貫通穴の内側壁に隙間なく押
接させることができる。そして、その回転軸の内端と駆
動軸の内端との外側壁を貫通穴の内側壁の形状に倣わせ
て、回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸との軸芯を、
筒体を介して一致させることができる。それと共に、固
定手段により筒体の貫通穴に挿入された回転軸の内端と
駆動軸の内端とを筒体に一体に固定できる。そして、回
転ポンプの回転軸とモータの駆動軸とを筒体を介して一
体に直列に連結できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1ないし図3は本発明の第1の回転
ポンプ装置の好適な実施の形態を示し、図1はその正面
断面図、図2はそのカップリング部分の拡大側面図、図
3はそのカップリング部分の拡大底面図である。以下
に、この第1の回転ポンプ装置を説明する。
【0023】図において、10は、回転軸18中途部に
嵌着されたロータ12がケーシング16に収容されてな
る無給油式回転ベーンポンプと呼ばれる回転ポンプであ
る。20は、駆動軸28中途部に嵌着された回転子22
がハウジング26に収容されてなる回転ポンプ10駆動
用の電動式のモータである。回転ポンプ10とモータ2
0とは直列に並べて配置されていて、その回転ポンプの
回転軸18とモータの駆動軸28とが、その軸芯を一致
させて、カップリング30を介して、分離可能に一体に
直列に連結されている。換言すれば、回転ポンプの回転
軸18とモータの駆動軸28とが、カップリング30を
介して、モータの駆動軸28に対して回転ポンプの回転
軸18の位置が変動せぬように、リジッドにかつ分離可
能に一体に直列に連結されている。
【0024】カップリング30には、図2と図3に示し
たような、構造のものが用いられている。このカップリ
ング30は、その一端から回転ポンプの回転軸18の内
端を挿入すると共に、その他端からモータの駆動軸28
の内端を挿入する貫通穴32を持つ弾性変形可能な金
属、プラスチックなどからなる筒体34と、その筒体3
4の側壁に縦断して設けられたすり割り36と、そのす
り割り36を塞ぐ方向に筒体34の側壁を締め付ける締
め付け手段38と、前記筒体の貫通穴34に挿入した回
転軸18の内端と駆動軸28の内端とを筒体34に一体
に固定する固定手段40とから構成されている。締め付
け手段38は、図3に示したように、一対の雄ねじ38
aを用いて、すり割り36が設けられた筒体34の側壁
部分を締め付ける構造をしている。加えて、筒体34の
一方の側の側壁の中央部分には、スリット37が横断し
て設けられている。そして、一対の雄ねじ38aを締め
付けた際に、そのスリット37により左右に分断された
筒体34の一方の側の各側壁部分に一対の雄ねじ38a
の締め付け力がそれぞれ独立して的確に伝わる構造に構
成されている。そして、図2と図3に示したように、筒
体の貫通穴32の一端に回転ポンプの回転軸18の内端
が挿入されると共に、その貫通穴32の他端にモータの
駆動軸28の内端が挿入されている。そして、締め付け
手段38により筒体34の側壁が締め付けられて、筒体
34に設けられたすり割り36が塞がれたり、そのすり
割り36の幅が細められたりしている。そして、回転ポ
ンプの回転軸18の内端とモータの駆動軸28の内端と
の外側壁がその周囲の貫通穴32の内側壁に隙間なく押
接されている。そして、回転ポンプの回転軸18とモー
タの駆動軸28との軸芯が筒体の貫通穴32の内側壁を
介して一致させられている。固定手段40は、筒体の貫
通穴32の内側壁に縦断して設けられたキー溝42から
構成されている。そして、直列に連結される回転ポンプ
の回転軸18の内端とモータの駆動軸28の内端との外
側壁の縦方向に連続して設けられたキー溝44に嵌挿さ
れたキー46の上部側壁が、貫通穴32の内側壁に設け
られたキー溝42に隙間なく嵌挿されている。そして、
回転ポンプの回転軸18の内端とモータの駆動軸28の
内端とが、キー溝42、44及びキー46を介して筒体
34に一体に固定されている。そして、回転ポンプの回
転軸18とモータの駆動軸28とが、筒体34と共に回
転可能なように一体に直列に連結されている。また、締
め付け手段38の一対の雄ねじ38aを緩めることによ
り、筒体34の貫通穴32から回転軸18の内端や駆動
軸28の内端を引き抜いたり、キー46を貫通穴32の
内側壁に設けられたキー溝42や回転軸18の内端と駆
動軸28の内端とに連続して設けられたキー溝44から
引き抜いたりできるように構成されている。そして、カ
ップリング30を介して一体に直列に連結された回転軸
18の内端と駆動軸28の内端とを分離できるように構
成されている。
【0025】なお、回転軸18の内端と駆動軸28の内
端とを分離可能に一体に直列に連結するカップリング3
0には、上記構造以外のものを用いることも可能であ
る。また、固定手段40には、止めねじを用いて回転軸
18の内端及び駆動軸28の内端を筒体34に一体に固
定する構造のもの、回転軸18の内端及び駆動軸28の
内端とそれを挿入する筒体の貫通穴32とを共にスプラ
イン構造又はセレーション構造に形成して、そのスプラ
イン構造又はセレーション構造をした回転軸18の内端
及び駆動軸28の内端を同じくスプライン構造又はセレ
ーション構造をした筒体の貫通穴32に挿入して、その
回転軸18の内端及び駆動軸28の内端を筒体34に一
体に固定する構造のもの等を用いることも可能である。
【0026】回転ポンプの回転軸18の両端は、ベアリ
ング52、54を介して、回転ポンプのケーシング16
の両端に回転自在に支持されている。2つのベアリング
52、54は、回転ポンプのケーシング16の両端に設
けられたベアリング収納部56、58に収納、支持され
ている。
【0027】回転ポンプ10側とは反対側のモータの駆
動軸28の外端は、ベアリング62を介して、モータの
ハウジング26に回転自在に支持されている。ベアリン
グ62は、モータのハウジング26の外端に設けられた
ベアリング収納部66に収納、支持されている。
【0028】そして、カップリング30を介して一体に
直列に連結された回転ポンプの回転軸18とモータの駆
動軸28とが、3つのベアリング52、54、62を介
して、回転ポンプのケーシング16及びモータのハウジ
ング26に亙って回転自在に3点支持されている。
【0029】回転ポンプのケーシング16とモータのハ
ウジング26とは、アルミ製などの継合部材70を介し
て、一体に動かぬように直列に連結されている。具体的
には、図1に示したように、回転ポンプのケーシング1
6の内端に設けられた凸部16aが回転ポンプ10側の
継合部材70に設けられた嵌合穴70aに隙間なく嵌入
されている。それと共に、モータのハウジング26の内
端に設けられた凸部26aが、モータ20側の継合部材
70に設けられた嵌合穴70bに隙間なく嵌入されてい
る。そして、回転ポンプのケーシング16とモータのハ
ウジング26とが、その回転ポンプの回転軸18の軸芯
を配置すべきケーシング16の軸とモータの駆動軸28
の軸芯を配置すべきハウジング26の軸とを一致させ
て、継合部材70を介して直列に並べて位置決めされて
いる。それと共に、回転ポンプのケーシング16の内端
とそれに対向するモータのハウジング26の内端とが、
継合部材70を介して、ボルトとナット等を用いて動か
ぬように強固に一体に直列に連結されている。そして、
継合部材70が、回転ポンプ10とモータ20とを直列
に並べて配置するための台座と、回転ポンプのケーシン
グ16とモータのハウジング26とを、その回転ポンプ
の回転軸18の軸芯を配置すべきケーシング16の軸と
モータの駆動軸28の軸芯を配置すべきハウジング26
の軸とを一致させて、直列に並べて位置決めするための
治具とに用いられている。
【0030】なお、継合部材70には、従来通りの回転
ポンプ10とモータ20とを直列に並べて載置する台座
形状のものを用いることも可能である。また、回転ポン
プ10とモータ20とを継合部材70を介して一体に連
結する際の、回転ポンプの回転軸18の軸芯を配置すべ
きケーシング16の軸とモータの駆動軸28の軸芯を配
置すべきハウジング26の軸とを一致させるための位置
決めは、継合部材70とは別体に設けられた治具を用い
て行っても良い。その場合は、継合部材70は、回転ポ
ンプ10とモータ20とを単に一体に直列に連結するた
めのものとなる。
【0031】加えて、図の第1の回転ポンプ装置では、
回転ポンプのケーシング16の外端から突出した回転軸
18の外端に冷却ファン80が嵌着されている。冷却フ
ァン80を含む回転ポンプのケーシング16の周囲は、
カバー82で覆われている。そして、そのカバー82内
側のケーシング16周囲を空気を冷却ファン80により
循環させて、その空気により回転ポンプ10を冷却でき
るように構成されている。また、モータのハウジング2
6の外端から突出した駆動軸28の外端にも、冷却ファ
ン90が嵌着されている。冷却ファン90を含むベアリ
ング収納部66が設けられたハウジング26の外端周囲
は、カバー92で覆われている。そして、そのカバー9
2内側のハウジング26の外端周辺を空気を冷却ファン
90により循環させて、その空気によりモータ20のベ
アリング収納部66内側に収納されたベアリング62を
冷却できるように構成されている。
【0032】図1ないし第3に示した第1の回転ポンプ
装置は、以上のように構成されている。
【0033】図4は本発明の第2の回転ポンプ装置の好
適な実施の形態を示し、図4はその正面断面図である。
以下に、この第2の回転ポンプ装置を説明する。
【0034】この第2の回転ポンプ装置では、カップリ
ング30を介して一体に直列に連結された回転ポンプの
回転軸18とモータの駆動軸28とが、モータのハウジ
ング26の両端に備えられたベアリング62、64と、
回転ポンプのケーシング16の外端に備えられたベアリ
ング52とを介して、回転ポンプのケーシング16及び
モータのハウジング26に亙って回転自在に3点支持さ
れている。
【0035】モータのハウジング26の内端に備えられ
たベアリング64は、ハウジング26の内端に設けられ
たベアリング収納部68に収納、支持されている。
【0036】その他は、前述の図1ないし図3に示した
第1の回転ポンプ装置と同様に構成されている。
【0037】この図1ないし図4に示した第1又は第2
の回転ポンプ装置においては、回転ポンプの回転軸18
とモータの駆動軸28とが、その軸芯を一致させて、カ
ップリング30を介して、一体に直列に連結されている
と共に、回転ポンプのケーシング16とモータのハウジ
ング26とが、その回転ポンプの駆動軸18の軸芯を配
置すべきケーシング16の軸とモータの駆動軸28の軸
芯を配置すべきハウジング26の軸とを一致させて、継
合部材70を介して一体に直列に連結されているため、
カップリング30を介して一体に直列に連結された回転
ポンプの回転軸18とモータの駆動軸28との軸芯が一
致せずに上下左右等にずれてしまうのを確実に防ぐこと
ができる。そして、モータの駆動軸28の回転力が回転
ポンプの回転軸18に円滑に伝わらずに、その回転ポン
プの回転軸18又はそのモータの駆動軸28がモータの
駆動軸28又は回転ポンプの回転軸18に対して上下左
右等に振動するのを防ぐことができる。
【0038】また、カップリング30を介して一体に直
列に連結された回転軸18の内端又は駆動軸28の内端
の何れか一方を、回転ポンプのケーシング16又はモー
タのハウジング26に支持すれば良く、その回転軸18
の内端又は駆動軸28の内端を回転自在に支持するベア
リング54又は64及びそれを収容するためのベアリン
グ収納部58又は68の一方を、回転ポンプのケーシン
グ16の内端又はモータのハウジング26の内端から排
除できる。そして、その分、回転ポンプ10とモータ2
0とが直列に並ぶ回転ポンプ装置の長手方向の丈を短縮
できる。
【0039】また、一体に直列に連結された回転ポンプ
の回転軸18とモータの駆動軸28との外側両端とその
中間部とがベアリング52、54、62又は52、6
4、62を介して回転自在に3点支持された構造をして
いるため、その一体に直列に連結された回転軸18又は
駆動軸28の一方が回転ポンプのケーシング16又はモ
ータのハウジング26に片持ち状態で支持されるのを防
ぐことができる。そして、その一体に直列に連結された
回転軸18と駆動軸28とを3点支持する3つのベアリ
ング52、54、62又は52、64、62の中間部の
ベアリング54又は64に過大な負荷が加わって、その
中間部のベアリング54又は64が早期に磨耗等するの
を防ぐことができる。それと共に、その一体に直列に連
結された回転軸18又は駆動軸28の一方が、回転ポン
プのロータ12又はモータの回転子22の重力を受け
て、上下左右等に撓むのを防ぐことができる。
【0040】また、一体に直列に連結された回転ポンプ
の回転軸18とモータの駆動軸28とが、上記のよう
に、3つのベアリング52、54、62又は52、6
4、62を介して、3点支持されているため、その回転
軸18又は駆動軸28の一方が、他方の駆動軸28又は
回転軸18に対して上下左右等に大きく振動するのを防
いで、回転ポンプの回転軸18周囲のロータ12とその
周囲のケーシング16とのクリアランスやモータの駆動
軸28周囲の回転子22とその周囲のハウジング26と
のクリアランスを少なく抑えることができる。そして、
回転ポンプ10の性能を高めたり、モータ20の駆動力
を高めたりできる。
【0041】また、回転ポンプの回転軸18とモータの
駆動軸28とが、カップリング30を介して、分離可能
に一体に直列に連結されているため、回転ポンプのロー
タ12に嵌挿されたベーン14の交換時やベアリング5
2、54、62又は52、64、62の交換時などに、
そのカップリング30を介して一体に直列に連結された
回転ポンプの回転軸18とモータの駆動軸28とを分離
できる。そして、その一方の回転ポンプ10又はモータ
20を、他方のモータ20又は回転ポンプ10から分離
できる。そして、その一方の回転ポンプ10又はモータ
20のメンテナンスを、他方のモータ20又は回転ポン
プ10に邪魔されずに容易かつ迅速に行うことができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1又は
第2の回転ポンプ装置によれば、回転ポンプの回転軸と
モータの駆動軸とを、その軸芯を一致させて、カップリ
ングを介して、一体に直列に連結できる。それと共に、
回転ポンプのケーシングとモータのハウジングとを、そ
の回転ポンプの回転軸の軸芯を配置すべきケーシングの
軸とモータの駆動軸の軸芯を配置すべきハウジングの軸
とを一致させて、継合部材を介して、一体に直列に連結
できる。そして、そのカップリングを介して一体に直列
に連結された回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸との
軸芯が一致せずに上下左右等にずれてしまうのを防ぐこ
とができる。そして、モータの駆動軸の回転力が回転ポ
ンプの回転軸に円滑に伝わらずに、回転ポンプの回転軸
又はモータの駆動軸が他方のモータの駆動軸又は回転ポ
ンプの回転軸に対して上下左右等に振動してしまうのを
防ぐことができる。
【0043】また、回転ポンプの回転軸の内端又はモー
タの駆動軸の内端を回転自在に支持するベアリング及び
それを収納、支持するためのベアリング収納部の何れか
一方を排除して、回転ポンプとモータとが直列に並ぶ第
1又は第2の回転ポンプ装置の長手方向の丈を大幅に短
縮できる。
【0044】また、カップリングを介して一体に直列に
連結された回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸との外
側両端とその中間部とを3つのベアリングを介して回転
自在に3点支持して、その一体に直列に連結された回転
軸と駆動軸とを支持する3つのベアリングの中間部のベ
アリングに過大な負荷が加わり、その中間部のベアリン
グが早期に磨耗等するのを防ぐことができる。それと共
に、その一体に直列に連結された回転軸又は駆動軸の一
方が、モータの回転子又は回転ポンプのロータの重力を
受けて、上下左右等に撓むのを防いで、そのモータ又は
回転ポンプに重量のある大型のものを用いることができ
る。
【0045】また、その一方の回転ポンプの回転軸又は
モータの駆動軸が他方の駆動軸又は回転軸に対して上下
左右等に大きく振動するのを防いで、回転ポンプの回転
軸周囲のロータとその周囲のケーシングとのクリアラン
スや、モータの駆動軸周囲の回転子とその周囲のハウジ
ングとのクリアランスを少なく抑えることができる。そ
して、回転ポンプの性能を高めたり、モータの駆動力を
高めたりできる。
【0046】また、カップリングを介して一体に直列に
連結された回転ポンプの回転軸とモータの駆動軸とを分
離させて、その一方の回転ポンプ又はモータを他方のモ
ータ又は回転ポンプから分離できる。そして、その一方
の回転ポンプ又はモータのメンテナンスを、他方のモー
タ又は回転ポンプに邪魔されずに容易かつ迅速に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の回転ポンプ装置の正面断面図で
ある。
【図2】本発明の第1の回転ポンプ装置のカップリング
部分の拡大側面図である。
【図3】本発明の第1の回転ポンプ装置のカップリング
部分の拡大底面図である。
【図4】本発明の第2の回転ポンプ装置の正面断面図で
ある。
【図5】従来の回転ポンプ装置の正面図である。
【符号の説明】
10 回転ポンプ 12 ロータ 16 ケーシング 18 回転軸 20 モータ 22 回転子 26 ハウジング 28 駆動軸 30 カップリング 32 貫通穴 34 筒体 36 すり割り 38 締め付け手段 42、44 キー溝 46 キー 52、54、62、64 ベアリング 56、58、66、68 ベアリング収納部 70 継合部材 80、90 冷却ファン 82、92 カバー 100 台座
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H044 AA00 BB05 BB08 CC00 CC11 CC12 CC14 CC15 CC19 DD06 DD08 DD17 DD18 DD19 DD24 DD28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ポンプの回転軸と該ポンプ駆動用の
    モータの駆動軸とが、その軸芯を一致させて、カップリ
    ングを介して、分離可能に一体に直列に連結され、前記
    回転軸の両端が、ベアリングを介して、回転ポンプのケ
    ーシングに回転自在に支持されると共に、前記回転ポン
    プ側とは反対側のモータの駆動軸の外端が、ベアリング
    を介して、モータのハウジングに回転自在に支持され
    て、前記直列に連結された回転軸と駆動軸とが3点支持
    され、前記回転ポンプのケーシングとモータのハウジン
    グとが、その回転軸の軸芯を配置すべきケーシングの軸
    と駆動軸の軸芯を配置すべきハウジングの軸とを一致さ
    せて、継合部材を介して、一体に直列に連結されてなる
    ことを特徴とする回転ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 回転ポンプの回転軸と該ポンプ駆動用の
    モータの駆動軸とが、その軸芯を一致させて、カップリ
    ングを介して、分離可能に一体に直列に連結され、前記
    駆動軸の両端が、ベアリングを介して、モータのハウジ
    ングに回転自在に支持されると共に、前記モータ側とは
    反対側の回転軸の外端が、ベアリングを介して、回転ポ
    ンプのケーシングに回転自在に支持されて、前記直列に
    連結された回転軸と駆動軸とが3点支持され、前記回転
    ポンプのケーシングとモータのハウジングとが、その回
    転軸の軸芯を配置すべきケーシングの軸と駆動軸の軸芯
    を配置すべきハウジングの軸とを一致させて、継合部材
    を介して、一体に直列に連結されてなることを特徴とす
    る回転ポンプ装置。
  3. 【請求項3】 回転ポンプ側の継合部材の嵌合穴に回転
    ポンプのケーシングに設けられた凸部が嵌入されると共
    に、モータ側の継合部材の嵌合穴にモータのハウジング
    に設けられた凸部が嵌入されて、回転ポンプのケーシン
    グとモータのハウジングとが、その回転軸の軸芯を配置
    すべきケーシングの軸と駆動軸の軸芯を配置すべきハウ
    ジングの軸とを一致させて、継合部材を介して、一体に
    直列に連結された請求項1又は2記載の回転ポンプ装
    置。
  4. 【請求項4】 カップリングが、その一端から前記回転
    軸の内端を挿入すると共に、その他端から前記駆動軸の
    内端を挿入する貫通穴を持つ弾性変形可能な筒体と、そ
    の筒体の側壁に縦断して設けられたすり割りと、そのす
    り割りを塞ぐ方向に前記筒体の側壁を締め付ける締め付
    け手段と、前記筒体の貫通穴に挿入した回転軸の内端と
    駆動軸の内端とを前記筒体に一体に固定する固定手段と
    から構成されて、 前記筒体の一端から前記貫通穴に回転軸の内端が挿入さ
    れると共に、その筒体の他端から前記貫通穴に駆動軸の
    内端が挿入されて、前記締め付け手段により筒体の側壁
    が前記すり割りを塞ぐ方向に締め付けられると共に、前
    記固定手段により前記貫通穴に挿入された回転軸の内端
    と駆動軸の内端とが筒体に一体に固定されて、回転軸と
    駆動軸とが筒体と共に回転するように一体に直列に連結
    された請求項1、2又は3記載の回転ポンプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004010787A1 (ja) * 2002-07-25 2004-02-05 Nissei Kabushiki Kaisha ロールコーン製造装置
JP2011106382A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Advics Co Ltd 回転軸連結構造および回転式ポンプ装置

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