JP3126325B2 - ブラシレスdcファン - Google Patents
ブラシレスdcファンInfo
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- Japan
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- small
- drive circuit
- circuit board
- cylindrical portion
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
駆動回路をも一体的に内装するブラシレスDCファンの
改良に関する。
の断面図で、風洞外周面を形成する大径円筒部1ー1と
風洞内周側に複数の支持足1ー5により支持された小径
円筒部1ー2を備えるベンチュリ1と、前記小径円筒部
1ー2の中心部に駆動用モータ2の固定子を支持し、か
つ其の中心部に前記駆動用モータの回転子を軸支する軸
受が設けられているボス部1ー4が設けられ、前記大径
円筒部1ー1の内側に小空隙を介して回転自在の羽根車
3が設けられ、該羽根車3は駆動用モータ2の回転子2
ー2と一体に形成されている。そして前記駆動用モータ
2を駆動するため所定の電子部品6を搭載して駆動回路
を構成する駆動回路基板4は、図に見るように駆動用モ
ータ2と重なるように固着配設され前記小径円筒部1ー
2の内側に納められ、薄型ファンとして構成されてい
る。
前は駆動用モータ2から直接外部電源への給電ケーブル
8が引き出されている事に起因し、該給電ケーブル8が
固定されない不安定な状態で取り扱われるため、作業の
面や作業途上でのケーブル破損の危惧等の問題を抱えて
おり、該問題解決の解消のため、取扱い性向上の手段と
して図に示すように駆動モータ2を制御する駆動回路基
板4上にケーブル接続中継用コネクター5をも搭載する
構成も実用化されている。
成、特に駆動用モータ2を制御する駆動回路基板4に中
継用コネクタ5をも搭載した構成においては、コネクタ
5へのケーブルの抜き差しの作業において所定の電子部
品6を搭載した駆動回路基板4へ応力が加わるので、搭
載された電子部品6の搭載・接続部に損傷を派生させる
懸念があると共に、駆動回路基板4のベンチュリ1への
固着手段である固定ネジ7の使用・取扱いに関わるコス
ト面での改善が望まれていた。
DCファンは、ベンチュリの内径部に複数の支持足によ
り支持された小径円筒部の内周面に駆動用モータと共に
モータ駆動回路部をも配設するもので、該駆動回路部は
所定の電子部品6と共に外部電源に連なる給電ケーブル
8の中継接続用コネクタ5の片端をも搭載した駆動回路
基板で構成され、少なくもその一部が円弧面を有する該
駆動回路基板4の外周縁で、前記円弧面に連接し前記コ
ネクタ5を搭載した近傍箇所に複数の凹部4ー1を設け
ると共に、該凹部4ー1に対応する前記ベンチュリの小
径円筒部1ー2の内周面1ー21に、前記駆動回路基板
4を挟持するに足る間隔を備え中心に向かって凸で軸方
向に変位した対の小突起1ー3を設け、該対の小突起1
ー3の間隙に駆動回路基板4の外周縁を嵌入し転回する
ことで当該駆動回路基板4を固定保持するように構成さ
れている。
のケーブル8を抜き差しする作業において、電子部品6
を搭載した駆動回路基板4へ応力が加わっても、該駆動
基板4の外周縁が前記小円筒部1ー2の内周面に設けら
れた小突起1ー3により保持されているので電子部品6
の搭載・接続部の損傷を排除できる他、駆動回路基板4
のベンチュリ1への固着手段である固定ネジ7の使用・
取り扱いに関わるコスト面での改善をも実現している。
を説明する。図1は本発明に成る一実施例を示す断面図
で、ブラシレスDCファンとしての全体の構成は上述図
3の例と同様である。
体を成し軸受を保持する中心のボス部1ー4の外周面に
駆動用モータ2の固定子2ー1が、又その内周面に軸受
で回転自在に軸支された回転子軸2ー3が配置されて該
回転子軸2ー3の端部にカップ状の外周円筒部を有する
回転子ヨーク2ー21が固着され、回転子2ー2の主体
を成す永久磁石2ー22が前記回転子ヨーク2ー21の
カップ状円筒部内周面に固着され前記固定子2ー1の外
周面と小空隙を介して対向し、これらが前記ベンチュリ
の小径円筒部1ー2の内側に配置され、該回転子2ー2
から一体的に更に外方に伸長した羽根車3が前記ベンチ
ュリの小径円筒部1ー2の外側の風洞部に配置されて回
転するようになっており、この構成は、従来技術と何ら
変わりはない。
モータ2と共に該駆動モータ2を制御する駆動回路基板
4を内装する前記ベンチュリの中心部に複数の支持足1
ー5により支持された小径円筒部1ー2の内周面1ー2
1に、前記駆動回路基板4を固着保持するための対の小
突起1ー3を形成したことである。
示すように、ベンチュリの中心部に複数の支持足1ー5
により支持された小径円筒部1ー2の内周面1ー21に
対を成す小突起1ー3が軸方向に対向し、保持される当
該駆動回路基板4の厚みに対応する間隔をもって形成さ
れ、前記対を成す小突起1ー3の間に保持されている。
図2はこの対を成す小突起1ー3と、保持される駆動回
路基板4との係合関係を示すために固定子2ー1の方向
から見た要部拡大図で、図において小径円筒部1ー2の
内周面1ー21に小突起1ー3aと1ー3bが円周方向
に離れて形成され、更に前記小突起1−3aは固定子2
ー1に近接かつ大きさが小さく、前記小突起1ー3bは
大きさが前記小突起1−3aより大きく、かる前記駆動
回路基板4の厚さだけ軸方向に離れて配置されている。
そして前記駆動回路基板4の外周縁に2個の凹部4ー1
が前記小径円筒部の内周面に設けられた2個の小突起1
−3aと1ー3bの距離と同じ距離で設けられている。
そして当該駆動回路基板4を小径円筒部1ー2の固定子
2ー1の方向からその外周縁に設けられた2個の凹部4
ー1を前記小突起1−3aと1ー3bにはめ込み、その
後円周方向に転回することで駆動回路基板4の外周縁が
前記対の小突起1ー3aと1ー3bの間に収まるように
なる。
成する際に、一体成型する事でその位置精度は確保され
隙間の大きさも精度良く形成できるので、当該駆動回路
基板4の厚みに対応して適宜寸法設定することにより、
嵌着での固定保持も確実に行えるが、補助的手段の併用
を妨げない事はいうまでもない。。
路基板4の外周縁凹部4ー1との関係で、軸方向の投影
寸法として、駆動回路基板の挿入方向での手前側小突起
1ー3aは前記凹部4ー1より小さくする事が必須とな
るが、奥側小突起1ー3bは当該凹部4ー1より大きく
しておいてもよく、嵌着作業をやり易く出来る。
突起1ー3は、図示はしないが軸方向に重畳する形で設
けてもよい。
コネクタへのケーブル抜き差しの作業等において、電子
部品を搭載した駆動回路基板へ応力が加わることより、
電子部品の搭載・接続部の損傷の危惧を排除できる他、
駆動回路基板のベンチュリへの固着手段であるネジの使
用・取扱いに関わるコスト面での改善をも実現してい
る。
断面図である。
要部正面拡大図である。
分断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 風洞を形成する大径円筒部と、該大径円
筒部の中心に複数の支持足により支持された小径円筒部
を有するベンチュリと、前記大径円筒部の内周面に小空
隙を介して回転自在に軸支される羽根車と、前記小径円
筒部の内側に該羽根車を転回駆動するためのブラシレス
DCモータと、該モータを制御する駆動回路部を備える
ブラシレスDCファンにおいて、前記駆動回路部を構成
する駆動回路基板の外周縁は少なくもその一部が円弧面
を有し、該円弧面に連接する箇所に複数の凹部が形成さ
れると共に、該凹部に対応する前記小径円筒部の内周面
に、前記駆動回路基板を挟持するに足る間隔を有し軸方
向に変位した対の小突起が設けられ、該対の小突起の間
に前記駆動回路基板の外周縁を嵌入し転回することで当
該駆動回路基板を前記小径円筒部に固定保持するように
構成されていること、を特徴とするブラシレスDCファ
ン。 - 【請求項2】 前記駆動回路基板を挟持するに足る間隔
を有し軸方向に変位した対の小突起はその固定子側から
みた大きさが、当該固定子に近い側が小、遠い側が大で
あること、を特徴とする請求項1に記載のブラシレスD
Cファン。 - 【請求項3】 前記駆動回路基板の電子部品搭載面の外
周縁の凹部近傍に、所定の電子部品と共に給電ケーブル
接続中継用コネクタの片端が併設搭載されていること、
を特徴とする請求項1,2に記載のブラシレスDCファ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20103097A JP3126325B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | ブラシレスdcファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20103097A JP3126325B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | ブラシレスdcファン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1137088A JPH1137088A (ja) | 1999-02-09 |
JP3126325B2 true JP3126325B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=16434289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20103097A Expired - Fee Related JP3126325B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | ブラシレスdcファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3126325B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5148212B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2013-02-20 | 日本電産サンキョー株式会社 | コネクタの搭載構造 |
JP5636788B2 (ja) | 2009-08-03 | 2014-12-10 | 日本電産株式会社 | 送風ファン |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP20103097A patent/JP3126325B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1137088A (ja) | 1999-02-09 |
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