JP2002021745A - モータ駆動型ポンプ装置 - Google Patents

モータ駆動型ポンプ装置

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JP2002021745A
JP2002021745A JP2000204898A JP2000204898A JP2002021745A JP 2002021745 A JP2002021745 A JP 2002021745A JP 2000204898 A JP2000204898 A JP 2000204898A JP 2000204898 A JP2000204898 A JP 2000204898A JP 2002021745 A JP2002021745 A JP 2002021745A
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JP
Japan
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pump
pump device
motor
electric motor
bearing
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JP2000204898A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Inaguma
義治 稲熊
Susumu Honaga
進 穂永
Mitsunori Naruse
光則 成瀬
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動モータ回転軸の軸心とポンプ装置の回転
中心との位置合せを、精度良く、かつ、簡単に行なえる
ようにする。 【解決手段】 電動モータ1と、当該電動モータ1を形
成する回転軸11を基準にして、その両端部のうちの少
なくともいずれか一方側にポンプ装置2、3と、を設け
る。電動モータ1は、その中心に回転軸11を有すると
ともに、回転軸11は、その両端部においてベアリング
12、13にて支持されるようになっている。このよう
なベアリング12、13に支持された状態において、片
持梁状に張出した張出部112、113が設けられ、こ
このところに、センタリング用ベアリング21、31を
介してポンプ装置2、3が装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータにて回
転駆動されるポンプ装置に関するものであり、特に、電
動モータの回転軸の軸心とポンプ装置を形成するポンプ
機能部の回転中心とを、比較的簡単に、かつ、精度良く
一致させることのできるようにしたモータ駆動型のポン
プ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、動力源であるところのモータと
ポンプとの間は、フレキシブルジョイント等を介して連
結され、これによって所定の駆動力が伝達されるように
なっているものである。ところで、このようなフレキシ
ブルジョイントを介しての連結の外に、省スペース化等
の観点から、直接モータ(電動モータ)とポンプとを結
合させて、両者を一体化させるようにしたものが挙げら
れる。このものは、例えば図2に示す如く、電動モータ
10を形成する回転軸110のいずれか一方の端部側
に、ポンプ装置20、30を直接取付けるようにしたも
のである。すなわち、このものは、電動モータ10を形
成する回転軸110の一端側に、ポンプ装置20を形成
するロータ220、サイドプレート230等を装着する
とともに、これらポンプ機能部品を収容するハウジング
250を上記電動モータ10を形成するモータハウジン
グ150に結合させるようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにおいては、電動モータ10を形成する回転軸11
0の軸心(O1 O1 )とポンプ装置20を形成するロー
タ220を初めとしたポンプ機能部品の回転中心とを一
致させるために、上記ポンプハウジング250とモータ
ハウジング150との間において、図2に示すようなイ
ンロー合せ構造からなる嵌合部255、155が設けら
れるようになっている。しかしながら、このような嵌合
部155、255を有する構造は、当該嵌合部155、
255の寸法精度を高める必要があるとともに、電動モ
ータ10側の組付精度、更にはポンプ装置20側の各部
品精度及び組付け精度を高める必要があると言う問題点
を有する。このような問題点を解決するために、上記両
ハウジング間における嵌合構造を廃止し、モータ軸の軸
心とポンプ装置におけるポンプ機能部の回転中心とを、
精度良く、かつ、簡単に合致させることのできるように
したモータ駆動型ポンプ装置を提供しようとするのが、
本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、電動モ
ータにて駆動されるポンプを有するモータ駆動型ポンプ
装置に関して、上記電動モータの回転軸のいずれか一方
の端部側に、上記ポンプ装置を形成するロータ並びに当
該ロータを初めとしたポンプ機能部品を収容するハウジ
ングに設けられたセンタリング用ベアリングを装着する
とともに、上記電動モータ回転軸をもって上記ポンプ装
置駆動用の回転軸を形成させるようにした構成を採るこ
ととした。このような構成を採ることにより、本発明の
ものにおいては、ポンプ装置が、上記ハウジング(ポン
プハウジング)に設けられたセンタリング用ベアリング
を基準にして、電動モータの回転軸に取付けられること
となり、電動モータ回転軸の軸心と、ポンプ装置、特
に、ポンプ機能部の回転中心とが、精度良く一致するよ
うになる。すなわち、ポンプハウジングに設けられる上
記センタリング用ベアリング装着部の穴加工精度、及び
当該ベアリング装着穴を基準にしたポンプ機能部品の組
付け精度等を上げておけば、ポンプ装置全体の回転中心
位置は、自動的に上記電動モータ回転軸の軸心と一致す
るようになる。
【0005】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載のモータ駆動型ポンプ装置に関して、上記ポン
プ装置を、平衡型のベーンポンプ装置からなるようにし
た構成を採ることとした。このような構成を採ることに
より、本発明のものにおいては、上記請求項1記載のも
のと同様、電動モータ回転軸の軸心とポンプ装置の回転
中心との位置合せが、精度良く、かつ、簡単に行なわれ
るようになる。これらに加えて、更に、本発明のものに
おいては、ポンプハウジング側に設けられるベアリング
を極力小さくすることができるようになる。なぜなら、
本発明のものにおいては、上記ベアリングにはポンプ機
能部側からの負荷(荷重)がほとんど加わらないように
なっているからである。すなわち、上記ベアリングは、
ポンプ装置の中心位置合せ機能であるセンタリング機能
を有するものであれば良いからである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1を基に説明する。本発明の実施の形態に関するもの
の、その構成は、図1に示す如く、電動モータ1と、当
該電動モータ1を形成する回転軸11を基準にして、そ
の両端部のうちの少なくともいずれか一方側に設けられ
るポンプ装置2、3と、からなることを基本とするもの
である。
【0007】このような構成からなるものにおいて、上
記電動モータ1は、その中心に回転軸11を有するとと
もに、当該回転軸11は、その両端部においてベアリン
グ(ボールベアリング)12、13にて支持されるよう
になっているものである。そして、このようなベアリン
グ12、13にて支持された状態において、その両端部
側には、片持梁状に張出した張出部112、113が設
けられるようになっており、ここのところに、所定のポ
ンプ装置2、3が取付けられるようになっているもので
ある。
【0008】このような構成からなるものにおいて、上
記回転軸11の一方の端部側に形成された張出部112
のところに装着されるポンプ2は、ベーンポンプからな
るものであり、特に、軸受部に入力するラジアル方向の
荷重を平衡化させた、いわゆる平衡型のもの(平衡型ベ
ーンポンプ)が採用されるようになっている。すなわ
ち、本実施の形態にかかるベーンポンプ2は、図1に示
す如く、張出部112をポンプ回転軸とするものであっ
て、当該張出部112のところに取付けられるロータ2
2と、当該ロータ22のところに放射状に設けられるベ
ーン23と、当該ベーン23の外周側に設けられるカム
リング24と、当該カムリング24等からなるポンプ機
能部品の側面部に設けられるサイドプレート26、27
と、これらポンプ機能部品を収容するハウジング(ポン
プハウジング)25と、からなることを基本とするもの
である。そして、このようなポンプハウジング25の中
央部のところには、本ポンプ装置2全体を上記電動モー
タの回転軸11側に連結する際において、センタリング
機能を発揮するベアリング(センタリング用ベアリン
グ)21が設けられるようになっているものである。な
お、このような構成からなるポンプ装置3が、もう一方
の張出部113のところに、センタリング用ベアリング
31を介して装着される場合もある。
【0009】このような構成からなるものにおいて、上
記ポンプ側のハウジング25は、上記センタリング用ベ
アリング21の装着されるベアリング装着穴251を基
準にして、すべての加工部の寸法精度等が規制されるよ
うになっているものである。すなわち、ポンプ機能部を
形成するカムリング24の、その装着穴252の位置等
は、上記ベアリング装着穴251を基準にして割出され
るようになっているものである。
【0010】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その組付手順(組立手順)等につ
いて説明する。まず、ハウジング25の所定の位置に形
成されたカムリング装着穴252等へポンプ機能部品を
形成するロータ22、ベーン23、カムリング24、サ
イドプレート26等を装着するとともに、最後にベアリ
ング装着穴251内にセンタリング用ベアリング21を
装着して、ベーンポンプアセンブリ(ポンプ装置)2、
3を形成させる。このようなポンプ装置2、3を形成す
るセンタリング用ベアリング21、31の、そのインナ
レースのところに上記電動モータ1の回転軸11を形成
する各張出部112、113を挿入する。
【0011】このような装着手順を採ることによって、
電動モータ1の回転軸11の軸心(O1O1)とポンプ装
置2、3の回転中心とは、自動的に合致するようにな
る。このような状態において、次に、例えばポンプ装置
2側について言えば、所定の締結手段9をもって両者の
ハウジング15、25間を締め付けることによって、電
動モータ1とポンプ装置2とは、その軸心及び中心が一
致した状態で一体化されることとなる。
【0012】このように、本実施の形態のものにおいて
は、電動モータ1側と、ポンプ装置2、3側とで、それ
ぞれ別個に部品精度及び組付精度を高めさせるようにし
ておくことによって、両者の軸心合せを、比較的容易に
行なうことができるようになる。このようにして形成さ
れた本電動モータ駆動型ポンプ装置においては、回転軸
11が軸心規制されることとなり、ポンプ機能部の傾き
や、振れが抑制されることとなる。その結果、ポンプ装
置2、3からの振動・騒音の発生等が抑止されることと
なる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、電動モータにて駆動さ
れるポンプを有するモータ駆動型ポンプ装置に関して、
上記電動モータの回転軸のいずれか一方の端部側に、上
記ポンプ装置を形成するロータ並びに当該ロータを初め
としたポンプ機能部品を収容するハウジングに設けられ
たセンタリング用ベアリングを装着するとともに、上記
電動モータ回転軸をもって上記ポンプ装置駆動用の回転
軸を形成させるようにした構成を採ることとしたので、
上記ハウジング(ポンプハウジング)に設けられたセン
タリング用ベアリングを基準にしてポンプ装置が電動モ
ータの回転軸に取付けられるようになり、電動モータ回
転軸の軸心とポンプ装置の回転中心とが、精度良く一致
するようになった。すなわち、ポンプハウジングに設け
られる上記センタリング用ベアリング装着部の穴加工精
度及び当該ベアリング装着穴を基準にしたポンプ機能部
品の組付け精度等を上げておくことによって、ポンプ装
置全体の回転中心位置を、自動的に上記電動モータ回転
軸の軸心と一致させることができるようになった。
【0014】また、上記ポンプ装置を、平衡型のベーン
ポンプ装置からなるようにしたものにおいては、電動モ
ータ回転軸の軸心とポンプ装置の回転中心との位置合せ
が、精度良く、かつ、簡単に行なわれるようになるとと
もに、これらに加えて、ポンプハウジング側に設けられ
るベアリングを極力小さくすることができるようになっ
た。すなわち、本発明における上記ポンプ装置側のベア
リングには、ポンプ機能部側からの負荷(荷重)がほと
んど加わらないようになっているので、上記ベアリング
は、ポンプ装置の中心位置合せ機能であるセンタリング
機能を有するものであれば良く、従って、小形のポンプ
側ベアリングを用意すれば良いようになった。その結
果、ポンプ装置の小形化及び軽量化を図ることができる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す一部破断面図である。
【図2】従来例の全体構成を示す一部破断面図である。
【符号の説明】
1 電動モータ 11 回転軸 112 張出部 113 張出部 12 ベアリング 13 ベアリング 15 ハウジング 2 ポンプ装置 21 ベアリング(センタリング用ベアリング) 22 ロータ 23 ベーン 24 カムリング 25 ハウジング(ポンプハウジング) 251 ベアリング装着穴 252 カムリング装着穴 26 サイドプレート 27 サイドプレート 3 ポンプ装置 31 ベアリング(センタリング用ベアリング) 9 締結手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成瀬 光則 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 Fターム(参考) 3H040 AA01 BB01 BB11 CC16 DD10 DD32 DD40 3H044 AA00 BB05 CC14 DD07 DD08 DD19 DD28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータにて駆動されるポンプを有す
    るモータ駆動型ポンプ装置において、上記電動モータの
    回転軸のいずれか一方の端部側に、上記ポンプ装置を形
    成するロータ並びに当該ロータを初めとしたポンプ機能
    部品を収容するハウジングのところに設けられるベアリ
    ングを装着するとともに、上記電動モータの回転軸をも
    って上記ポンプ装置駆動用の回転軸を形成させるように
    したことを特徴とするモータ駆動型ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータ駆動型ポンプ装置
    において、上記ポンプ装置を、平衡型のベーンポンプ装
    置からなるようにしたことを特徴とするモータ駆動型ポ
    ンプ装置。
JP2000204898A 2000-07-06 2000-07-06 モータ駆動型ポンプ装置 Pending JP2002021745A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102418688A (zh) * 2011-12-23 2012-04-18 芜湖博耐尔汽车电气系统有限公司 电动压缩机转动部件动平衡校正工装

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102418688A (zh) * 2011-12-23 2012-04-18 芜湖博耐尔汽车电气系统有限公司 电动压缩机转动部件动平衡校正工装

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Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060523